JP4289160B2 - 画像形成装置、画像形成方法ならびに画像形成プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法ならびに画像形成プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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本発明は、電子タグを備えた印刷物およびこれを複写等するための画像形成装置に関し、特に、複写時に印刷物の属性情報および元画像データを利用可能な電子タグ付き印刷物および画像形成装置に関する。
印刷用紙の一部にICタグを埋め込んだICタグ付き印刷用紙を利用して印刷物の属性情報を印刷物自体に保持できるようにしたもの、およびかかる印刷物を複写する際にICタグから印刷物の属性情報を読み出して利用することのできる画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。これらの印刷物および装置では、例えば複写禁止情報がある場合に画像データにノイズを乗せる等、複写時に印刷物の属性情報を画像データに反映させて出力することができる。しかし、上記印刷物および装置は印刷物を光学複写するものであるので、複写物の画像が劣化する等の欠点がある。
また、印刷物を複写する際に同時に印刷物に付された識別子を読み取り、サーバから対応する元画像データをダウンロードして印刷する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。かかる装置によれば、印刷物にかかる元画像データを利用できるので複写物においても印刷物と同等の画質を維持することができる。しかし、上記装置では、専用サーバやネットワーク等が構築された環境下でなければ利用することができない。
一方、ICカード等の記録媒体の基材表面に当該記録媒体に記録した画像データを印刷したものが知られている(例えば、特許文献3参照)。しかし、かかる記録媒体の基材表面の画像は、当該記録媒体に記録された画像データを視覚的に容易に確認できるようにするために簡易的に印刷されたものに過ぎず、画像が印刷された当該記録媒体が印刷物として流通したり複写されたりする性質を有するものではない。
特開2001−24845号公報 特開2002−209039号公報 特開平10−334215号公報
上記従来技術の有する問題点を解決する手段として、本出願人は、印刷用紙の一部にICタグを埋め込んだICタグ付き印刷用紙を利用して印刷物の属性情報および元画像データを印刷物自体に保持できるようにした電子タグ付き印刷物、およびかかる印刷物を複写する際にICタグから印刷物の属性情報および元画像データを読み出して利用することのできる画像形成装置を出願した。かかる印刷物および装置によれば、複写時に印刷物自体が保持する印刷物の属性情報および元画像データを利用することができるので、属性情報が反映された高画質な複写物を容易に得ることができる。しかし、上記装置において、上記ICタグ付き印刷物にかかる原稿の属性情報を変更してICタグ付き印刷用紙に印刷を行った場合等に、印刷画像とICタグ内の元画像データとの間に差異を有するICタグ付き印刷物が得られる場合がある。かかるICタグ付き印刷物を利用する場合に、ICタグ内の元画像データを利用した方が有益であるにもかかわらず、ユーザが原稿画像と元画像データに差異があることを知らないためにこれを利用せず、結果としてICタグ付き印刷物を有効に活用できないという問題があった。
従って、本発明は、電子タグ付き印刷物を複写する際に原稿の電子タグから印刷物の属性情報および元画像データを読み出して利用することのできる画像形成装置において、原稿画像とICタグ内の元画像データとの間に差異がある場合に、ユーザの所望する画像で電子タグ付き印刷物にかかる複写物を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に原稿画像が印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる前記原稿画像と当該印刷物の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を画像処理により検出する検出手段と、
前記検出手段により差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象と設定する選択手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
(2)原稿が前記電子タグ付き印刷物であるか否かを判断する判断手段をさらに有し、前記検出手段は、前記判断手段により原稿が前記電子タグ付き印刷物であると判断した場合に差異を検出することを特徴とする、(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記検出手段により差異が検出された場合に検出された差異の内容を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする、(1)または(2)に記載の画像形成装置。
(4)原稿画像を光学読み取りして画像データを取得する読み取り手段と、前記印刷物の電子タグから画像データを読み出す読み出し手段と、画像データを印刷する印刷手段とをさらに有し、前記印刷手段は、前記選択手段により原稿画像が印刷対象とされた場合には前記読み取り手段により読み取った画像データを、元画像が印刷対象とされた場合には前記読み出し手段により読み出した画像データをそれぞれ印刷することを特徴とする、(1)〜(3)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(5)前記検出手段は、前記読み取り手段により取得した画像データと前記読み出し手段により読み出した画像データを比較することにより差異を検出することを特徴とする、(4)に記載の画像形成装置。
(6)印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に画像データが印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を示す差異情報が原稿の電子タグに記録されているか否かを検出する差異情報検出手段と、前記差異情報検出手段により前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されない場合には、元画像を印刷対象と設定する選択手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
(7)印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に画像データが印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を示す差異情報が原稿の電子タグに記録されているか否かを検出する第1の差異情報検出手段と、前記第1の差異情報検出手段により前記原稿の電子タグ内に差異情報が検出されなかった場合に前記原稿画像と前記元画像との差異を画像処理により検出する第2の検出手段と、前記第1の差異情報検出手段により前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記第1の差異情報検出手段により前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されなかった場合であって、かつ、前記第2の検出手段により差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記第1の差異情報検出手段により前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されなかった場合であって、かつ、前記第2の検出手段によっても差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象と設定する選択手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
)原稿が前記電子タグ付き印刷物であるか否かを判断する判断手段をさらに有し、
前記差異情報検出手段は、前記判断手段により原稿が前記電子タグ付き印刷物であると判断した場合に差異情報を検出することを特徴とする、(6)または(7)に記載の画像形成装置。
)前記差異情報検出手段により差異情報が検出された場合に検出された差異情報の内容を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする、(6)〜(8)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(10)原稿画像を光学読み取りして画像データを取得する読み取り手段と、前記印刷物の電子タグから画像データを読み出す読み出し手段と、画像データを印刷する印刷手段とをさらに有し、前記印刷手段は、前記選択手段により原稿画像が印刷対象とされた場合には前記読み取り手段により読み取った画像データを、元画像が印刷対象とされた場合には前記読み出し手段により読み出した画像データをそれぞれ印刷することを特徴とする、(6)〜(9)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(11)前記第2の検出手段は、前記読み取り手段により取得した画像データと前記読み出し手段により読み出した画像データを比較することにより差異を検出することを特徴とする、()に記載の画像形成装置。
(12)前記第2の検出手段により差異が検出された場合に検出された差異の内容を表示する第2の表示手段をさらに有することを特徴とする、
7)または(11)に記載の画像形成装置。
(13)印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に原稿画像が印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる前記原稿画像と当該印刷物の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を検出手段が画像処理により検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像のいずれかを印刷対象として選択手段が選択し、差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象として選択手段が設定する選択ステップと、
を有することを特徴とする画像形成方法。
(14)原稿が前記電子タグ付き印刷物であるか否かを判断手段が判断する判断ステップをさらに有し、前記検出ステップは、前記判断ステップにより原稿が前記電子タグ付き印刷物であると判断した場合に前記検出手段によって差異を検出することを特徴とする、(13)に記載の画像形成方法。
(15)前記検出ステップにより差異が検出された場合に検出された差異の内容を表示手段が表示する表示ステップをさらに有することを特徴とする、(13)または(14)に記載の画像形成方法。
(16)読み取り手段が原稿画像を光学読み取りして画像データを取得する読み取りステップと、読み出し手段が前記印刷物の電子タグから画像データを読み出す読み出しステップと、印刷手段が画像データを印刷する印刷ステップとをさらに有し、前記印刷ステップは、前記選択ステップにより原稿画像が印刷対象とされた場合には前記読み取りステップにより読み取った画像データを、元画像が印刷対象とされた場合には前記読み出しステップにより読み出した画像データをそれぞれ印刷することを特徴とする、(13)〜(15)のいずれか1つに記載の画像形成方法。
(17)前記検出ステップは、前記検出手段が、前記読み取りステップにより取得した画像データと前記読み出しステップにより読み出した画像データを比較することにより差異を検出することを特徴とする、(16)に記載の画像形成方法。
(18)印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に画像データが印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を示す差異情報が原稿の電子タグに記録されているか否かを差異情報検出手段が検出する差異情報検出ステップと、前記差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択手段が選択し、前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されない場合には、元画像を印刷対象と選択手段が設定する選択ステップと、を有することを特徴とする画像形成方法。
(19)印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に画像データが印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を示す差異情報が原稿の電子タグに記録されているか否かを第1の差異情報検出手段が検出する第1の差異情報検出ステップと、前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に差異情報が検出されなかった場合に前記原稿画像と前記元画像との差異を第2の検出手段が画像処理により検出する第2の検出ステップと、前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択手段が選択し、前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されなかった場合であって、かつ、前記第2の検出ステップにより差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択手段が選択し、前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されなかった場合であって、かつ、前記第2の検出ステップによっても差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象として選択手段が設定する選択ステップと、を有することを特徴とする画像形成方法。
20)原稿が前記電子タグ付き印刷物であるか否かを判断手段が判断する判断ステップをさらに有し、前記差異情報検出ステップは、前記判断ステップにより原稿が前記電子タグ付き印刷物であると判断した場合に差異情報を検出することを特徴とする、(18)または(19)に記載の画像形成方法。
21)前記差異情報検出ステップにより差異情報が検出された場合に検出された差異情報の内容を表示手段が表示する表示ステップをさらに有することを特徴とする、(18)〜(20)のいずれか1つに記載の画像形成方法。
22読み取り手段が原稿画像を光学読み取りして画像データを取得する読み取りステップと、読み出し手段が前記印刷物の電子タグから画像データを読み出す読み出しステップと、印刷手段が画像データを印刷する印刷ステップとをさらに有し、前記印刷ステップは、前記選択ステップにより原稿画像が印刷対象とされた場合には前記読み取りステップにより読み取った画像データを、元画像が印刷対象とされた場合には前記読み出しステップにより読み出した画像データをそれぞれ印刷することを特徴とする、(18)〜(21)のいずれか1つに記載の画像形成方法。
(23)前記第2の検出ステップは、前記読み取りステップにより取得した画像データと前記読み出しステップにより読み出した画像データを比較することにより差異を検出することを特徴とする、(19)に記載の画像形成方法。
(24)前記第2の検出ステップにより差異が検出された場合に検出された差異の内容を第2の表示手段が表示する第2の表示ステップをさらに有することを特徴とする、(19)または(23)に記載の画像形成装置。
(25)印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に原稿画像が印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる前記原稿画像と当該印刷物の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を画像処理により検出する検出ステップと、前記検出ステップにより差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像のいずれかを印刷対象として選択し、差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象として設定する選択ステップと、を画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
(26)原稿が前記電子タグ付き印刷物であるか否かを判断する判断ステップをさらに画像形成装置に実行させるものであり、前記検出ステップは、前記判断ステップにより原稿が前記電子タグ付き印刷物であると判断した場合に差異を検出することを特徴とする、(25)に記載の画像形成プログラム。
(27)前記検出ステップにより差異が検出された場合に検出された差異の内容を表示する表示ステップをさらに画像形成装置に実行させることを特徴とする、(25)または(26)に記載の画像形成プログラム。
(28)原稿画像を光学読み取りして画像データを取得する読み取りステップと、前記印刷物の電子タグから画像データを読み出す読み出しステップと、画像データを印刷する印刷ステップとをさらに画像形成装置に実行させるものであり、前記印刷ステップは、前記選択ステップにより原稿画像が印刷対象とされた場合には前記読み取りステップにより読み取った画像データを、元画像が印刷対象とされた場合には前記読み出しステップにより読み出した画像データをそれぞれ印刷することを特徴とする、(25)〜(27)のいずれか1つに記載の画像形成プログラム。
(29)前記検出ステップは、前記読み取りステップにより取得した画像データと前記読み出しステップにより読み出した画像データを比較することにより差異を検出することを特徴とする、(28)に記載の画像形成プログラム。
(30)印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に画像データが印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を示す差異情報が原稿の電子タグに記録されているか否かを検出する差異情報検出ステップと、前記差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されない場合には、元画像を印刷対象と設定する選択ステップと、を画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
(31)印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に画像データが印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を示す差異情報が原稿の電子タグに記録されているか否かを検出する第1の差異情報検出ステップと、前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に差異情報が検出されなかった場合に前記原稿画像と前記元画像との差異を画像処理により検出する第2の検出ステップと、前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されなかった場合であって、かつ、前記第2の検出ステップにより差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されなかった場合であって、かつ、前記第2の検出ステップによっても差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象として設定する選択ステップと、を画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
32)原稿が前記電子タグ付き印刷物であるか否かを判断する判断ステップをさらに画像形成装置に実行させるものであり、前記差異情報検出ステップは、前記判断ステップにより原稿が前記電子タグ付き印刷物であると判断した場合に差異情報を検出することを特徴とする、(30)または(31)に記載の画像形成プログラム。
33)前記差異情報検出ステップにより差異情報が検出された場合に検出された差異情報の内容を表示する表示ステップをさらに画像形成装置に実行させることを特徴とする、(30)〜(32)のいずれか1つに記載の画像形成プログラム。
34)原稿画像を光学読み取りして画像データを取得する読み取りステップと、前記印刷物の電子タグから画像データを読み出す読み出しステップと、画像データを印刷する印刷ステップとをさらに画像形成装置に実行させるものであり、前記印刷ステップは、前記選択ステップにより原稿画像が印刷対象とされた場合には前記読み取りステップにより読み取った画像データを、元画像が印刷対象とされた場合には前記読み出しステップにより読み出した画像データをそれぞれ印刷することを特徴とする、(30)〜(33)のいずれか1つに記載の画像形成プログラム。
(35)前記第2の検出ステップは、前記読み取りステップにより取得した画像データと前記読み出しステップにより読み出した画像データを比較することにより差異を検出することを特徴とする、(31)に記載の画像形成プログラム。
(36)前記第2の検出ステップにより差異が検出された場合に検出された差異の内容を表示する第2の表示ステップをさらに有することを特徴とする、(31)または(35)に記載の画像形成プログラム。
(37) (25)〜(36)のいずれか1つに記載の画像形成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明の画像形成装置によれば、電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と電子タグ内の元画像データとの差異を示す差異情報を電子タグから検出し、差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されない場合には、元画像を印刷対象と設定するので、差異情報が存在する場合には、ユーザの所望する画像で電子タグ付き印刷物の複写物を得ることができる。
また、本発明の画像形成装置によれば、電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との実際の差異を画像処理により検出し、差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象と設定するので、差異が存在する場合には、ユーザの所望する画像で電子タグ付き印刷物の複写物を得ることができる。
また、本発明の画像形成装置によれば、原稿が電子タグ付き印刷物であるかを判断し、原稿が電子タグ付き印刷物であった場合に差異情報または実際の差異を検出するので、ユーザは原稿画像と電子タグ内の元画像データとの間に差異があることを知らなくても、電子タグ付き印刷物を有効に活用することができる。
また、本発明の画像形成装置によれば、原稿から差異情報または実際の差異を検出した場合に、当該差異情報または差異の内容を表示するので、ユーザは原稿画像と電子タグ内の元画像データとの間に差異があることを知ることができ、電子タグ付き印刷物を有効に活用することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1および図2は、それぞれ、本発明の第1の実施形態にかかる画像形成装置としてのMFP(Multiple Function Peripheral 多機能周辺機器)100の構成を示すブロック図および概略図である。図1および図2に示すように、MFP100は、制御部110、記憶部120、操作部130、画像入力部140、および画像出力部150を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス160を介して相互に接続されている。
制御部110はCPUであり、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理等を行う。
記憶部120は、予め各種プログラムやパラメータを格納しておくROM、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶するRAM、各種プログラムやパラメータを格納し、または画像処理により得られた画像データ等を一時的に保存するために使用されるハードディスク等からなる。
操作部130は、各種情報を表示し、または各種設定入力を行うタッチパネル、コピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー、各種設定条件を初期化するリセットキー等の各種固定キー、表示ランプ等からなる。
画像入力部140は、ADF141、光学読み取り部142、ICタグリーダー143、入力インタフェース144等からなる。
ADF141は、原稿トレイ145にセットされた単数枚または複数枚の原稿を一枚ずつ原稿台146の所定の読み取り位置まで順次搬送し、また画像読み取り後の原稿を順次排出する。
光学読み取り部142は、原稿台146の所定の読み取り位置にセットされた原稿またはADFにより搬送された原稿に蛍光ランプ等の光源で光を当て、その反射光をCCDやCIS等の受光素子で光電変換して、その電気信号から画像データ(ビットマップデータ)を生成する。
ICタグリーダー143は、後述するICタグ付き原稿の非接触型ICタグに記録されている電子データを読み取る。ICタグリーダー143とICタグとの間の通信方式としては、国際標準規格のISO14443、ISO15693等に規定されるものが挙げられ、135KHz、13.56MHz、2.45GHz等の周波数帯が利用される。但し、利用する通信方式はこれらに限定されるものではなく、その他の既知の通信方式や独自の通信方式を利用するものであってもよい。また、ICタグリーダーは、通信可能な範囲内にある複数のICタグからそれぞれに記録されている電子データを一度に読み取ることも可能である。
ICタグリーダー143Aは、原稿トレイ145にセットされたICタグ付き原稿の非接触型ICタグに記録されている電子データを読み取る。ICタグリーダー143Aは、原稿トレイ145にセットされたICタグ付き原稿以外のMFP100の近辺にあるICタグを検出してしまうことによる誤操作を防止するため、所定の適切な通信距離、例えば数cmから数十cmの近距離通信用に設計されたものが用いられる。
ICタグ143Bは、ADF141により原稿台146の所定の読み取り位置に搬送されたICタグ付き原稿の非接触型ICタグに記録されている電子データを読み取る。ICタグ143Bは、ADF141により原稿台146に搬送されたICタグ付き原稿以外の近辺のICタグを検出してしまうことによる誤操作を防止するため、所定の適切な通信距離、例えば数mmから数cmの至近距離通信用に設計されたものが用いられる。なお、ADF141と原稿台146との間には無線通信を遮断する板金が備えられており、ICタグリーダー143Aは原稿台146上のICタグ付き原稿のICタグを、ICタグリーダー143Bは原稿トレイ145上のICタグ付き原稿のICタグを、それぞれ検出できない構成となっている。
入力インタフェース144は、外部機器から画像データ等の入力を受けるためのインタフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格によるネットワークインタフェースや、USB、IEEE1394等のシリアルインタフェース、SCSI、IEEE1284等のパラレルインタフェース、Bluetooth(ブルートゥース)、IEEE802.11、HomeRF、IrDA等の無線通信インタフェース等のローカル接続インタフェース、電話回線に接続するための電話回線インタフェース等を利用することができる。
画像出力部150は、印刷部151、ICタグライター152、出力インタフェース153等からなる。
印刷部151は、画像データを電子写真方式により帯電、露光、現像、転写および定着の各工程を経て印刷用紙に画像データを印刷し、排紙トレイ154に排出する。
ICタグライター152は、後述するICタグ付き印刷用紙の非接触型ICタグに電子データを書き込む。ICタグライター152には、ICタグリーダー143Bと同様の至近距離通信用のものが用いられ、ICタグライター152とICタグとの通信方式は、ICタグリーダー143Aまたは143Bと同様のものを利用することができる。
出力インタフェース153は、外部機器に画像ファイル等を出力するためのインタフェースであり、前記入力インタフェース144と同様のものを利用することができる。
MFP100は、上記構成により、原稿画像を読み取って画像データを外部機器に送信するスキャナとしての機能、外部機器から受信した画像データを印刷出力するプリンタとしての機能、原稿画像を読み取って画像データを印刷出力する複写機としての機能、および画像データを電話回線を介して送受信するファクシミリとしての機能を兼ね備えるものである。
但し、MFP100は、上述した構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上述した構成要素のうちの一部を含んでいなくてもよい。例えば、本実施形態では、MFP100の画像入力部140は光学読み取り部142およびICタグリーダー143Bを有してさえいればよく、必ずしもADF141、ICタグリーダー143Aおよび入力インタフェース144を有していなくてもよい。同様に、画像出力部150は印刷部151を有してさえいればよく、必ずしもICタグライター152および出力インタフェース153を有していなくてもよい。
つぎに、本実施形態にかかるICタグ付き原稿を図3および図4を参照して説明する。図3は、本実施形態にかかるICタグ付き原稿200の構成を示す概略図である。図3に示すように、ICタグ付き原稿200は、印刷用紙211の一部分にICタグ212が埋め込まれてなるICタグ付き印刷用紙210上に画像220が印刷されてなり、ICタグ212には画像220にかかる画像データ(元画像データ)が記録されている。
ここで、印刷用紙211は、紙、布、プラスチック、金属等からなるシート状の印刷用記録材である。
また、ICタグ212は無線通信を利用した非接触型の電子タグであり、内部にICチップからなる記憶部とコイルからなるアンテナ部とを有しており(いずれも図示せず)、ICタグリーダー143またはICタグライター152から放出される電波を受信して電磁誘導結合によりICタグリーダー143A、143BまたはICタグライター152と無線通信を行い、電子データの読み出しおよび書き込みを行うことができる。近年、厚さ0.25mm等の微小なICタグが開発され印刷用紙に埋め込むことが可能となるとともに、ICチップの高容量化が進みICタグに記録可能な情報量も飛躍的に増大することが見込まれている。ただし、本発明で利用される電子タグは、電子データを送受信する通信インタフェースと電子データを記憶する記憶部を有していれば特に限定されるものではなく、上述の非接触型のICタグ以外にも、接点式の通信インタフェースにより通信を行う接触型のICタグ等であってもよい。
図4は、ICタグ212に記録されている電子データの内容を説明するための図である。図4に示すように、ICタグ212の記憶部には電子データ300が記録されている。電子データ300はXML形式により記述されており、印刷物固有の原稿ID、ページ番号、複写可能か否かを示す複写可否等のICタグ付き原稿200の属性情報が記録されたヘッダ部310と、ICタグ付き印刷用紙210上に印刷された画像220にかかる元画像データが記録された画像データ部320とを有している。ただし、ICタグ212に電子データとして記録される情報および電子データの形式は、これらの例に限定されるものではない。
また、図3において、ICタグ付き印刷用紙210は、必ずしも図示した形態に限られるものではなく、例えばICタグ212が印刷用紙211の略全体を占めるように埋め込まれているものであってもよいし、複数個のICタグ212が印刷用紙211の略全体に分散して埋め込まれているものであってもよい。
つぎに、本実施形態におけるMFP100の動作の概要を説明する。図5および図6は、本実施形態におけるMFP100の画像形成処理の手順を示すフローチャートである。なお、図5および図6のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、MFP100の記憶部120に制御プログラムとして記憶されており、動作開始の際に制御部110により読み出されて実行される。
図5において、MFP100は、開始命令があるまで待機する(S101のNO)。ユーザは、原稿を原稿台146の所定の読み取り位置にセットし、操作部130から、印刷部数、印刷用紙の種類またはサイズ等の印刷条件を設定してスタートキーを押す。
MFP100は、操作部130から開始命令の入力があると(S101のYES)、ICタグリーダー143Bにより原稿台146上の原稿からICタグを検索し、原稿がICタグ付き原稿であるか否かを判断する(S102)。ステップS102でICタグが検出されなかった場合は、原稿台146上の原稿が通常の原稿であるものと判断し(S102のNO)、光学読み取り部142により原稿画像を読み取って画像データに変換し(S103)、印刷部151により印刷条件に従って印刷用紙に印刷して(S105)、排紙トレイ154に排出する。
ステップS102でICタグが検出された場合は、原稿台146上の原稿がICタグ付き原稿であるものと判断して(S102のYES)、ICタグリーダー143Bにより原稿台146上のICタグ付き原稿のICタグに元画像データが記録されているか否かを判断し(S105)、ICタグ内に元画像データが記録されていない場合は(S105のNO)、通常の原稿の場合と同様にして原稿画像を光学読み取りして得られた画像データを印刷する(S103およびS104)。
ステップS105で、ICタグ内に元画像データが記録されている場合は(S105のYES)、ついでICタグ付き原稿のICタグから当該原稿の属性情報を記憶部120に読み出し(S106)、読み出した属性情報中に原稿画像と原稿のICタグに記憶されている元画像データの差異を示す差異情報が含まれているか否かを判断する(S107)。すなわち、ICタグ付き原稿には、元のICタグ付き印刷物の属性情報を変更してICタグ付き印刷用紙に印刷を行って得られた場合等、原稿画像とICタグ内の元画像データとの間に差異を有するICタグ付き原稿が含まれている場合がある。そして、元のICタグ付き印刷物の属性情報を変更してICタグ付き印刷用紙に印刷を行って得られたICタグ付き原稿の場合、属性情報中に原稿画像と元画像データの際を示す差異情報が記録されている場合があり、MFP100は、読み出した属性情報からかかる差異情報を検出することにより、原稿画像と元画像データに差異が存在すると判断することができる。例えば、図4の電子データ300の例では、「差異情報」タブにおいて、原稿画像と元画像データとで原稿画像がモノクロであるのに対し元画像データがフルカラーであるという差異があることが示されている。
ステップS107で属性情報中に差異情報が含まれている場合は(S107のYES)、図7の画面410のように、操作部130のタッチパネルに、原稿がICタグ付き原稿でありICタグ内に原稿の元画像データが記録されている旨、および原稿画像と元画像データの差異、すなわち、元画像データを利用すればフルカラーで印刷することができる旨を表示し(S108)、ICタグ内の元画像データを印刷するか否かの指示入力を受け付ける(S109)。そして、元画像データを印刷しない指示の入力があった場合は(S109のNO)、通常の原稿の場合と同様にして原稿画像を光学読み取りして得られた原稿画像データを印刷する(S103およびS104)。
一方、ステップS109で元画像データを印刷する指示の入力があった場合は(S109のYES)、ICタグリーダー143Bにより原稿台146上のICタグ付き原稿のICタグから元画像データを記憶部120に読み出し(S110)、印刷部151により元画像データを印刷用紙に印刷して(S111)、印刷用紙を排紙トレイ154に排出する。
これに対し、ステップS107で属性情報中に差異情報が含まれていなかった場合は(S107のNO)、図8の画面420のように、操作部130のタッチパネルに、原稿がICタグ付き原稿でありICタグ内に原稿の元画像データが記録されている旨、および原稿画像と元画像データの差異を検出する旨を表示し(S112)、手書き、画像データの色、サイズ等どのような項目で差異を検出するか差異検出項目の設定入力があるまで待機する(S113のNO)。すなわち、ICタグ付き原稿には、属性情報中に差異情報が含まれていない場合でも、属性情報が変更されて印刷された際に差異情報が記録されなかった場合や手書きが追加された場合等、原稿画像とICタグ内の元画像データとの間に差異を有するICタグ付き原稿が含まれている場合がある。そこで、原稿画像と元画像データとを実際に比較することにより、両者に差異が存在するか否かを判断するものである。
ステップS113で差異検出項目の設定入力があると(S113のYES)、ついで、原稿画像データと元画像データの差異検出処理を行う(S114〜S118)。すなわち、まず、光学読み取り部142により原稿画像を読み取って画像データに変換する(S114)。さらに、ICタグリーダー143BによりICタグ付き原稿のICタグから元画像データを記憶部120に読み出し(S115)、読み出した元画像データをラスタライズする(S116)。
そして、ステップS113で設定された差異検出項目について、原稿画像データと元画像データとの差分情報を抽出し(S117)、所定のしきい値と比較して両者に差異があるか否かを決定する(S118)。図9は、本実施形態において、MFP100が行う画像データの差異検出処理を説明するための概念図である。図9に示すように、原稿画像データと元画像データを画素ごとに差異検出項目にかかる指標の差分値を積算していき(例えば手書きの有無の判別においては二値化後差異のある画素数を合計する等)、差分値の総和を当該差異検出項目のしきい値と比較して、しきい値を超えている場合には当該差異検出項目について差異があるものと決定し、しきい値未満の場合には差異がないものと決定する。なお、差異の有無を決定する上記しきい値は既定値を用いてもよいし、ユーザがその都度詳細に設定できる構成としても構わない。
そして、画像データの差異検出処理が終了すると、図10の画面430のように、差異検出結果として、例えば原稿画像に手書きが追加されている旨等を表示し(S119)、ICタグ内の元画像データを印刷するか否かの指示入力を受け付ける(S120)。そして、元画像データを印刷する指示の入力があった場合は(S120のYES)、ステップS115でICタグから読み出した元画像データを印刷部151により印刷用紙に印刷し(S121)、元画像データを印刷しない指示の入力があった場合は(S120のNO)、ステップS114で原稿画像を光学読み取りして得られた原稿画像データを印刷して(S121)、画像形成処理を終了する。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
例えば、上記各実施形態において、画像出力部150は、原稿画像データまたは元画像データを印刷部151により通常の印刷用紙に印刷するだけでなく、ICタグ付き印刷用紙に印刷して、ICタグライター152によりICタグ付き印刷用紙のICタグに原稿画像データまたは元画像データを書き込む構成としてもよい。また、原稿画像データまたは元画像データを、出力インタフェース153を介して外部機器に送信する構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、本発明にかかる画像形成装置をMFPを例にして説明したが、例えば、MFP100はICタグ付き印刷物の複写(ICタグ付き印刷物から通常の印刷用紙への複写)専用の複写機であってもよいし、ICタグ付き印刷物の作成(ICタグ付き印刷物からICタグ付き印刷用紙への複写)専用の複写機であってもよい。
本発明による画像形成装置および画像形成方法は、上記各手順を実行するための専用のハードウエア回路によっても、また、上記各手順を記述したプログラムをCPUが実行することによっても実現することができる。後者により本発明を実現する場合、画像形成装置を動作させる上記プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ROMやハードディスク等に転送され記憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成装置の一機能としてその装置のソフトウエアに組み込んでもよい。
上述したように、本発明によれば、電子タグ付き印刷物を複写する際に原稿の電子タグから印刷物の属性情報および元画像データを読み出して利用することのできる画像形成装置において、原稿画像とICタグ内の元画像データとの間に差異がある場合に、ユーザの所望する画像で電子タグ付き印刷物にかかる複写物を得ることができる画像形成装置が提供される。
本発明の第1の実施形態にかかるMFP100の構成を示すブロック図である。 MFP100の構成を示す概略図である。 ICタグ付き原稿200の構成を示す概略図である。 ICタグ付き原稿200のICタグ212に記録されている電子データの内容を説明するための図である。 MFP100の画像形成処理の手順を示すフローチャートである。 MFP100の画像形成処理の手順を示すフローチャートである。 MFP100の操作部130のタッチパネルに表示する画面の一例である。 MFP100の操作部130のタッチパネルに表示する画面の一例である。 MFP100が行う画像データの差異検出処理を説明するための概念図である。 MFP100の操作部130のタッチパネルに表示する画面の一例である。
符号の説明
100 MFP、
110 制御部、
120 記憶部、
130 操作部、
140 画像入力部、
141 ADF、
142 光学読み取り部、
143A,143B ICタグリーダー、
144 入力インタフェース、
145 原稿トレイ
150 画像出力部、
151 印刷部、
152 ICタグライター、
153 出力インタフェース、
154 排紙トレイ
160 バス。

Claims (37)

  1. 印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に原稿画像が印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる前記原稿画像と当該印刷物の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を画像処理により検出する検出手段と、
    前記検出手段により差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象と設定する選択手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 原稿が前記電子タグ付き印刷物であるか否かを判断する判断手段をさらに有し、
    前記検出手段は、前記判断手段により原稿が前記電子タグ付き印刷物であると判断した場合に差異を検出することを特徴とする、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検出手段により差異が検出された場合に検出された差異の内容を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする、
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 原稿画像を光学読み取りして画像データを取得する読み取り手段と、
    前記印刷物の電子タグから画像データを読み出す読み出し手段と、
    画像データを印刷する印刷手段とをさらに有し、
    前記印刷手段は、前記選択手段により原稿画像が印刷対象とされた場合には前記読み取り手段により読み取った画像データを、元画像が印刷対象とされた場合には前記読み出し手段により読み出した画像データをそれぞれ印刷することを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記検出手段は、前記読み取り手段により取得した画像データと前記読み出し手段により読み出した画像データを比較することにより差異を検出することを特徴とする、
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に画像データが印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を示す差異情報が原稿の電子タグに記録されているか否かを検出する差異情報検出手段と、
    前記差異情報検出手段により前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されない場合には、元画像を印刷対象と設定する選択手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に画像データが印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を示す差異情報が原稿の電子タグに記録されているか否かを検出する第1の差異情報検出手段と、
    前記第1の差異情報検出手段により前記原稿の電子タグ内に差異情報が検出されなかった場合に前記原稿画像と前記元画像との差異を画像処理により検出する第2の検出手段と、
    前記第1の差異情報検出手段により前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記第1の差異情報検出手段により前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されなかった場合であって、かつ、前記第2の検出手段により差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記第1の差異情報検出手段により前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されなかった場合であって、かつ、前記第2の検出手段によっても差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象と設定する選択手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 原稿が前記電子タグ付き印刷物であるか否かを判断する判断手段をさらに有し、
    前記差異情報検出手段は、前記判断手段により原稿が前記電子タグ付き印刷物であると判断した場合に差異情報を検出することを特徴とする、
    請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記差異情報検出手段により差異情報が検出された場合に検出された差異情報の内容を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする、
    請求項6〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 原稿画像を光学読み取りして画像データを取得する読み取り手段と、
    前記印刷物の電子タグから画像データを読み出す読み出し手段と、
    画像データを印刷する印刷手段とをさらに有し、
    前記印刷手段は、前記選択手段により原稿画像が印刷対象とされた場合には前記読み取り手段により読み取った画像データを、元画像が印刷対象とされた場合には前記読み出し手段により読み出した画像データをそれぞれ印刷することを特徴とする、
    請求項6〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2の検出手段は、前記読み取り手段により取得した画像データと前記読み出し手段により読み出した画像データを比較することにより差異を検出することを特徴とする、
    請求項に記載の画像形成装置。
  12. 前記第2の検出手段により差異が検出された場合に検出された差異の内容を表示する第2の表示手段をさらに有することを特徴とする、
    請求項7または11に記載の画像形成装置。
  13. 印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に原稿画像が印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる前記原稿画像と当該印刷物の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を検出手段が画像処理により検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像のいずれかを印刷対象として選択手段が選択し、差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象として選択手段が設定する選択ステップと、
    を有することを特徴とする画像形成方法。
  14. 原稿が前記電子タグ付き印刷物であるか否かを判断手段が判断する判断ステップをさらに有し、
    前記検出ステップは、前記判断ステップにより原稿が前記電子タグ付き印刷物であると判断した場合に前記検出手段によって差異を検出することを特徴とする、
    請求項13に記載の画像形成方法。
  15. 前記検出ステップにより差異が検出された場合に検出された差異の内容を表示手段が表示する表示ステップをさらに有することを特徴とする、
    請求項13または14に記載の画像形成方法。
  16. 読み取り手段が原稿画像を光学読み取りして画像データを取得する読み取りステップと、
    読み出し手段が前記印刷物の電子タグから画像データを読み出す読み出しステップと、
    印刷手段が画像データを印刷する印刷ステップとをさらに有し、
    前記印刷ステップは、前記選択ステップにより原稿画像が印刷対象とされた場合には前記読み取りステップにより読み取った画像データを、元画像が印刷対象とされた場合には前記読み出しステップにより読み出した画像データをそれぞれ印刷することを特徴とする、
    請求項13〜15のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  17. 前記検出ステップは、前記検出手段が、前記読み取りステップにより取得した画像データと前記読み出しステップにより読み出した画像データを比較することにより差異を検出することを特徴とする、
    請求項16に記載の画像形成方法。
  18. 印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に画像データが印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を示す差異情報が原稿の電子タグに記録されているか否かを差異情報検出手段が検出する差異情報検出ステップと、
    前記差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択手段が選択し、前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されない場合には、元画像を印刷対象と選択手段が設定する選択ステップと、
    を有することを特徴とする画像形成方法。
  19. 印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に画像データが印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を示す差異情報が原稿の電子タグに記録されているか否かを第1の差異情報検出手段が検出する第1の差異情報検出ステップと、
    前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に差異情報が検出されなかった場合に前記原稿画像と前記元画像との差異を第2の検出手段が画像処理により検出する第2の検出ステップと、
    前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択手段が選択し、前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されなかった場合であって、かつ、前記第2の検出ステップにより差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択手段が選択し、前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されなかった場合であって、かつ、前記第2の検出ステップによっても差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象として選択手段が設定する選択ステップと、を有することを特徴とする画像形成方法。
  20. 原稿が前記電子タグ付き印刷物であるか否かを判断手段が判断する判断ステップをさらに有し、
    前記差異情報検出ステップは、前記判断ステップにより原稿が前記電子タグ付き印刷物であると判断した場合に差異情報を検出することを特徴とする、
    請求項18または19に記載の画像形成方法。
  21. 前記差異情報検出ステップにより差異情報が検出された場合に検出された差異情報の内容を表示手段が表示する表示ステップをさらに有することを特徴とする、
    請求項18〜20のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  22. 読み取り手段が原稿画像を光学読み取りして画像データを取得する読み取りステップと、
    読み出し手段が前記印刷物の電子タグから画像データを読み出す読み出しステップと、
    印刷手段が画像データを印刷する印刷ステップとをさらに有し、
    前記印刷ステップは、前記選択ステップにより原稿画像が印刷対象とされた場合には前記読み取りステップにより読み取った画像データを、元画像が印刷対象とされた場合には前記読み出しステップにより読み出した画像データをそれぞれ印刷することを特徴とする、
    請求項18〜21のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  23. 前記第2の検出ステップは、前記読み取りステップにより取得した画像データと前記読み出しステップにより読み出した画像データを比較することにより差異を検出することを特徴とする、
    請求項19に記載の画像形成方法。
  24. 前記第2の検出ステップにより差異が検出された場合に検出された差異の内容を第2の表示手段が表示する第2の表示ステップをさらに有することを特徴とする、
    請求項19または23に記載の画像形成方法。
  25. 印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に原稿画像が印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる前記原稿画像と当該印刷物の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を画像処理により検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像のいずれかを印刷対象として選択し、差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象として設定する選択ステップと、
    を画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
  26. 原稿が前記電子タグ付き印刷物であるか否かを判断する判断ステップをさらに画像形成装置に実行させるものであり、
    前記検出ステップは、前記判断ステップにより原稿が前記電子タグ付き印刷物であると判断した場合に差異を検出することを特徴とする、
    請求項25に記載の画像形成プログラム。
  27. 前記検出ステップにより差異が検出された場合に検出された差異の内容を表示する表示ステップをさらに画像形成装置に実行させることを特徴とする、
    請求項25または26に記載の画像形成プログラム。
  28. 原稿画像を光学読み取りして画像データを取得する読み取りステップと、
    前記印刷物の電子タグから画像データを読み出す読み出しステップと、
    画像データを印刷する印刷ステップとをさらに画像形成装置に実行させるものであり、
    前記印刷ステップは、前記選択ステップにより原稿画像が印刷対象とされた場合には前記読み取りステップにより読み取った画像データを、元画像が印刷対象とされた場合には前記読み出しステップにより読み出した画像データをそれぞれ印刷することを特徴とする、
    請求項25〜27のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
  29. 前記検出ステップは、前記読み取りステップにより取得した画像データと前記読み出しステップにより読み出した画像データを比較することにより差異を検出することを特徴とする、
    請求項28に記載の画像形成プログラム。
  30. 印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に画像データが印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を示す差異情報が原稿の電子タグに記録されているか否かを検出する差異情報検出ステップと、
    前記差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されない場合には、元画像を印刷対象と設定する選択ステップと、
    を画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
  31. 印刷用紙の一部に電子データを記憶する電子タグを備えた電子タグ付き印刷用紙に画像データが印刷されてなり、前記電子タグには画像データが記憶されている電子タグ付き印刷物にかかる原稿画像と原稿の電子タグに記憶されている画像データにかかる元画像との差異を示す差異情報が原稿の電子タグに記録されているか否かを検出する第1の差異情報検出ステップと、
    前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に差異情報が検出されなかった場合に前記原稿画像と前記元画像との差異を画像処理により検出する第2の検出ステップと、
    前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出された場合には、操作部から入力されたユーザ指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されなかった場合であって、かつ、前記第2の検出ステップにより差異が検出された場合には、操作部から入力された指示に基づいて、原稿画像と元画像とのいずれかを印刷対象として選択し、前記第1の差異情報検出ステップにより前記原稿の電子タグ内に前記差異情報が検出されなかった場合であって、かつ、前記第2の検出ステップによっても差異が検出されない場合には、元画像を印刷対象として設定する選択ステップと、
    を画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
  32. 原稿が前記電子タグ付き印刷物であるか否かを判断する判断ステップをさらに画像形成装置に実行させるものであり、
    前記差異情報検出ステップは、前記判断ステップにより原稿が前記電子タグ付き印刷物であると判断した場合に差異情報を検出することを特徴とする、
    請求項30または31に記載の画像形成プログラム。
  33. 前記差異情報検出ステップにより差異情報が検出された場合に検出された差異情報の内容を表示する表示ステップをさらに画像形成装置に実行させることを特徴とする、請求項30〜32のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
  34. 原稿画像を光学読み取りして画像データを取得する読み取りステップと、
    前記印刷物の電子タグから画像データを読み出す読み出しステップと、
    画像データを印刷する印刷ステップとをさらに画像形成装置に実行させるものであり、
    前記印刷ステップは、前記選択ステップにより原稿画像が印刷対象とされた場合には前記読み取りステップにより読み取った画像データを、元画像が印刷対象とされた場合には前記読み出しステップにより読み出した画像データをそれぞれ印刷することを特徴とする、
    請求項30〜33のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
  35. 前記第2の検出ステップは、前記読み取りステップにより取得した画像データと前記読み出しステップにより読み出した画像データを比較することにより差異を検出することを特徴とする、
    請求項31に記載の画像形成プログラム。
  36. 前記第2の検出ステップにより差異が検出された場合に検出された差異の内容を表示する第2の表示ステップをさらに有することを特徴とする、
    請求項31または35に記載の画像形成プログラム。
  37. 請求項25〜36のいずれか1項に記載の画像形成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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