JP2005034853A - パルスアーク溶接のアーク長制御方法 - Google Patents

パルスアーク溶接のアーク長制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ピーク期間中のピーク電圧Vp及びベース期間中のベース電圧Vbからなる溶接電圧の平均値Vaが予め定めた電圧設定値Vsと略等しくなるように出力制御してアーク長を適正値に維持するパルスアーク溶接のアーク長制御方法において、短絡開放直後(時刻t4)の陰極点の形成によるアーク長とは関係しない異常電圧Veが溶接電圧に重畳し、アーク長の検出が不正確になりアーク長の変動が大きくなる。
【解決手段】本発明は、前記ベース電圧Vbの上限値を、前記電圧設定値Vs又は前記溶接電圧平均値Vaに制限した値及び前記ピーク電圧値Vpによって前記溶接電圧平均値Vaを算出することで前記異常電圧Veを除去することができるので、アーク長を正確に検出することができ高精度なアーク長制御を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶接電圧平均値が予め定めた電圧設定値と略等しくなるようにパルス周期等を制御してアーク長を適正値に維持する消耗電極式パルスアーク溶接のアーク長制御方法に関し、特に、溶接電圧に重畳する異常電圧を除去して正確な溶接電圧平均値を算出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
消耗電極式アーク溶接において、良好な溶接品質を得るためには、溶接中のアーク長を適正値に維持する必要がある。ピーク期間中のピーク電流の通電とベース期間中のベース電流の通電とを1パルス周期として繰り返して通電する消耗電極式パルスアーク溶接においては、溶接電圧平均値が予め定めた電圧設定値と略等しくなるようにパルス周期等を制御してアーク長を適正値に維持するアーク長制御方法が従来から使用されている。以下、この従来技術のパルスアーク溶接のアーク長制御方法について説明する。
【0003】
図6は、パルスアーク溶接の電流・電圧波形図である。同図(A)は溶接電流Iwの、同図(B)は溶接電圧Vwの波形図を示す。以下、同図を参照して説明する。
【0004】
同図(A)に示すように、時刻t1〜t2のピーク期間Tp中は、溶滴移行させるための大電流値のピーク電流Ipが通電し、同図(B)に示すように、アーク長に略比例したピーク電圧Vpが印加する。続いて,同図(A)に示すように、時刻t2〜t3のベース期間Tb中は、アークを維持しつつ溶滴を成長させないための小電流値のベース電流Ibが通電し、同図(B)に示すように、アーク長に略比例したベース電圧Vbが印加する。
【0005】
溶接品質は、ピーク期間Tp及びベース期間Tbからなるパルス周期Tf中の平均アーク長に大きく影響される。したがって、良好な溶接品質を得るためには、平均アーク長を適正値に制御する必要がある。一般的に、瞬時瞬時のアーク長は、ピーク電圧Vp及びベース電圧Vbからなる溶接電圧Vwに略比例する。したがって、平均アーク長は溶接電圧平均値Vaと略比例する。この関係を利用して、溶接電圧平均値Vaを検出し、この値が予め定めた電圧設定値Vsと略等しくなるように溶接電圧Vwを制御する。この溶接電圧Vwの制御方法としては、同図に示すように、パルス周期Tf、ピーク期間Tp、ピーク電流Ip又はベース電流Ibの少なくとも1つ以上の値をフィードバック制御する方法がある。
【0006】
上述したように、従来技術では、溶接電圧Vwを検出し、この溶接電圧検出値から溶接電圧平均値Vaを算出してアーク長を制御する。しかしながら、後述するように、溶接中には外乱となる種々のアーク現象がランダムに発生しており、これらのアーク現象に起因して溶接電圧Vwに異常電圧が重畳することがある。本来、この異常電圧は、アーク長とは何ら関係しない電圧であるために、異常電圧が重畳した溶接電圧Vwによってはアーク長を正確に検出することはできない。このようにアーク長を誤検出するると、アーク長を適正値に維持することができないために、溶接中にアーク長が大きく変動して溶け込み深さ、ビード外観等の重要な溶接品質が悪くなる。一般的に、上記の異常電圧の発生は、シールドガス中に酸化性成分が少ないほど顕著である。したがって、アルゴンガス、ヘリウムガス等の不活性ガスを主成分とするシールドガスを使用するパルスMIG溶接では、異常電圧の発生頻度が高く、アーク長の誤検出の悪影響は大きくなる。以下、アルミニウム合金のパルスMIG溶接において、異常電圧が発生する2つの典型的なケースについて説明する。
【0007】
▲1▼ 短絡開放直後の陰極点形成に伴う異常電圧
図7は、時刻t2〜t6のベース期間中に微小短絡(時刻t3〜t4)が発生したときの溶接電圧Vwの波形図である。以下、同図を参照して説明する。
【0008】
パルスアーク溶接では、1回のピーク電流の通電によって1パルス1溶滴移行するようにピーク期間(時刻t1〜t2)を設定する。したがって、同図に示すように、溶滴移行は、ピーク期間終了時点(時刻t2)の直後に行われることが多い。この溶滴移行時において、溶接ワイヤ先端の溶滴と母材とが短時間接触(以下、微小短絡という)することがよくある。時刻t3に短絡が発生し短時間後の時刻t4に短絡が開放されると、その直後の時刻t4〜t5の間は非常に大きな値の異常電圧Veが重畳することがある。この理由は、時刻t3の短絡発生によってアークが一旦消滅し、時刻t4においてアークが再点弧する。この再点弧時には、陰極点は溶接ワイヤ直下の最短距離となる溶融池上に形成される。しかし、溶融池表面の酸化皮膜は既にクリーニングされているために、陰極点は酸化皮膜のない部分に形成されることになる。このために、陰極点を形成するための陰極降下電圧値が非常に大きな値となり、異常電圧Veとして重畳することになる。この陰極降下電圧値は、アーク長とは比例関係にないために、異常電圧Veが重畳した溶接電圧Vwによる溶接電圧平均値によっては、アーク長を正確に検出することができない。陰極降下電圧値は、母材の酸化皮膜のクリーニング状態、陰極点の形成位置等によって影響されるために、その値が小さく発生期間も短い場合もある。逆に、異常電圧Veの値が大きく発生期間も長い場合もある。また、この異常電圧Veは、ベース期間中だけでなくピーク期間中にも発生するが、その頻度は稀であるために、ほとんどベース期間中に発生する。
【0009】
▲2▼ ベース期間中の陰極点の移動に伴う異常電圧
図8は、時刻t2〜t5のベース期間中に陰極点が移動したときの溶接電圧Vwの波形図である。以下、同図を参照して説明する。
【0010】
上述したように、ベース電流値は数十Aと低いために、アークの指向性が弱くなり、ベース期間中の陰極点は酸化皮膜を求めて移動しやすい状態にある。陰極点が移動して新たに形成されると、母材表面の酸化皮膜の状態によって上記の陰極降下電圧値が変化して、溶接電圧Vwに異常電圧Veが重畳することがある。時刻t3〜t4の期間中に陰極点が移動すると、この期間中の溶接電圧値Vwは変動して異常電圧Veとなる。この異常電圧Veは、通常値から大きく変動しており、かつ、アーク長とは関係しない値である。このために、異常電圧Veを含む溶接電圧平均値によっては、アーク長を正確に検出することはできない。
【0011】
上述したように、種々のアーク現象に伴ってアーク長とは関係のない異常電圧Veが発生すると、この異常電圧Veを含む溶接電圧平均値によっては、アーク長を正確に検出することができない。このために、従来技術では、異常電圧Veが発生すると溶接中のアーク長が変動して溶接品質が悪化していた。上述したように、この現象はパルスMIG溶接において顕著であるが、パルスMAG溶接においても発生する。すなわち、パルスアーク溶接全般に発生する問題である。
【0012】
上述した異常電圧による影響を抑制する方法として、溶接電圧から溶接電圧平均値を算出するときの平滑時定数を大きくする方法が提案されている。この方法は、平滑時定数を大きく設定することによって、異常電圧の影響を小さくしている(例えば、特許文献1参照)。
【0013】
【特許文献1】
特開平11ー104828号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した平滑時定数を大きくする方法では、異常電圧による影響を小さくすることができるが、アーク長制御系の過渡応答性が非常に悪くなる。これは、フィードバック量である溶接電圧平均値の平滑時定数が大きくなるためであり、回避することは難しい。アーク長制御系の過渡応答性が悪くなると、アーク長の変動幅が大きくなり、溶接品質が悪くなる場合が生じる。例えば、溶接トーチ高さが周期的に変化するウィービング溶接時、高速溶接時等では、過渡応答性が悪いとアーク長の変動が大きくなりやすいために溶接品質は悪くなる。
【0015】
そこで、本発明では、異常電圧の影響を抑制し、かつ、アーク長制御系の過渡応答性も良好なパルスアーク溶接のアーク長制御方法を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、ピーク期間中のピーク電流の通電とベース期間中のベース電流の通電とを1パルス周期として繰り返して通電すると共に、前記ピーク期間中のピーク電圧及び前記ベース期間中のベース電圧からなる溶接電圧の平均値を算出し、この溶接電圧平均値が予め定めた電圧設定値と略等しくなるように前記パルス周期又は前記ピーク期間又は前記ピーク電流又は前記ベース電流の少なくとも1つ以上を制御してアーク長を適正値に維持するパルスアーク溶接のアーク長制御方法において、
前記ベース電圧の上限値を前記電圧設定値又は前記溶接電圧平均値に制限した値及び前記ピーク電圧値によって前記溶接電圧平均値を算出することを特徴とするパルスアーク溶接のアーク長制御方法である。
【0017】
また、請求項2の発明は、ベース電圧の上限値を、電圧設定値又は溶接電圧平均値に予め定めた修正値を加算した値とすることを特徴とする請求項1記載のパルスアーク溶接のアーク長制御方法である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1は、ベース電圧Vbの上限値を、電圧設定値Vs又は溶接電圧平均値Vaに制限した値及びピーク電圧値Vpからなる溶接電圧制限値Vfによって溶接電圧平均値Vaを算出するパルスアーク溶接のアーク長制御方法法である。以下、図面を参照して説明する。
【0020】
図1は、実施の形態1に係る異常電圧Veの除去方法を示す上述した図7に対応する溶接電圧制限値Vfの波形図である。同図は、短絡開放直後の陰極点形成に伴う異常電圧が発生した場合である。以下、同図を参照して説明する。
【0021】
同図に示す溶接電圧制限値Vfは、以下のように算出される。まず、時刻t1〜t2のピーク期間中の溶接電圧制限値Vfは、ピーク電圧Vpをそのままの値とする。次に、時刻t2〜t6のベース期間中の溶接電圧制限値Vfは、ベース電圧Vbの上限値を電圧設定値Vs又は溶接電圧平均値Vaに制限する。したがって、時刻t4〜t5の期間中のベース電圧値Vbは、電圧設定値Vs又は溶接電圧平均値Vaに制限される。それ以外のベース期間中の溶接電圧制限値Vfは、ベース電圧値Vbと等しくなる。すなわち、時刻t1〜t2の期間中はVf=Vpとなり、時刻t2〜t4の期間中はVf=Vbとなり、時刻t4〜t5の期間中はVf=Vs又はVaとなり、時刻t5〜t6の期間中はVf=Vbとなる。そして、この溶接電圧制限値Vfによって溶接電圧平均値Vaを算出する。この場合、溶接電圧制限値Vfには異常電圧Veはほとんど含まれていないので、平滑時定数を小さくすることができる。このために、異常電圧Veを除去しかつ平滑時定数も小さくして溶接電圧平均値Vaを正確に算出することができ、高精度のアーク長制御を行うことができる。
【0022】
上記において、ベース電圧値Vbの上限値を電圧設定値Vs又は溶接電圧平均値Vaに制限する理由は、以下のとおりである。すなわち、電圧設定値Vsは、上述したように、ピーク電圧Vpとベース電圧Vbとの平均値を設定する。ここで、通常のアーク状態ではVp>VbとなるのでVs>Vbとなる。異常電圧Veが重畳するとVs<Vbとなるので、ベース電圧Vbの上限値を電圧設定値Vsで制限することによって異常電圧Veを除去することができる。溶接電圧平均値Vaを上限値とするときも同様である。
【0023】
図2は、実施の形態1に係る異常電圧Veの除去方法を示す上述した図8に対応する溶接電圧制限値Vfの波形図である。同図は、ベース期間中の陰極点の移動に伴う異常電圧が発生した場合である。以下、同図を参照して説明する。
【0024】
同図に示す溶接電圧制限値Vfは、以下のように算出される。まず、時刻t1〜t2のピーク期間中の溶接電圧制限値Vfは、ピーク電圧Vpをそのままの値とする。次に、時刻t2〜t5のベース期間中の溶接電圧制限値Vfは、ベース電圧Vbの上限値を電圧設定値Vs又は溶接電圧平均値Vaに制限する。したがって、時刻t3〜t4の期間中のベース電圧値Vbの上限値は電圧設定値Vs又は溶接電圧平均値Vaに制限される。それ以外のベース期間中の溶接電圧制限値Vfは、ベース電圧値Vbと等しくなる。すなわち、時刻t1〜t2の期間中はVf=Vpとなり、時刻t2〜t3の期間中はVf=Vbとなり、時刻t3〜t4の期間中はVf=Vs又はVaとなり、時刻t4〜t5の期間中はVf=Vbとなる。そして、この溶接電圧制限値Vfによって溶接電圧平均値Vaを算出する。この場合、溶接電圧制限値Vfには異常電圧Veはほとんど含まれていないので、平滑時定数を小さくすることができる。このために、異常電圧Veを除去しかつ平滑時定数も小さくして溶接電圧平均値Vaを正確に算出することができ、高精度のアーク長制御を行うことができる。
【0025】
上記において、ベース電圧値Vbの上限値を電圧設定値Vs又は溶接電圧平均値Vaに制限する理由は、以下のとおりである。すなわち、電圧設定値Vsは、上述したように、ピーク電圧Vpとベース電圧Vbとの平均値を設定する。ここで、通常のアーク状態ではVp>VbとなるのでVs>Vbとなる。異常電圧Veが重畳するとVs<Vbとなるので、ベース電圧Vbの上限値を電圧設定値Vsで制限することによって異常電圧Veを除去することができる。溶接電圧平均値Vaを上限値とするときも同様である。
【0026】
上記において、ベース電圧Vbの上限値のみを制限しピーク電圧Vpには制限を設けない理由は、上述したように、異常電圧Veはその発生原因からベース期間中に発生し、ピーク期間中にはほとんど発生しないからである。このために、ベース電圧Vbの上限値のみを制限することで十分に正確な溶接電圧平均値を算出して高精度なアーク長制御が可能となる。
【0027】
図3は、上述した実施の形態1に係るパルスアーク溶接のアーク長制御方法を実施するための溶接電源装置のブロック図である。同図は、溶接電圧の制御方法としてパルス周期を制御する場合を例示する。以下、同図を参照して各回路について説明する。
【0028】
電源主回路PMは、交流商用電源(3相200V等)を入力して、後述する電流誤差増幅信号Eiに従ってインバータ制御等の出力制御を行い、溶接に適した溶接電圧Vw及び溶接電流Iwを出力する。溶接ワイヤ1は、ワイヤ送給装置の送給ロール5の回転によって溶接トーチ4を通って送給されて、母材2との間にアーク3が発生する。
【0029】
電圧検出回路VDは、上記の溶接電圧Vwを検出して、電圧検出信号Vdを出力する。溶接電圧制限回路VFは、上記の電圧検出信号Vdを入力し、後述するピーク期間信号TtpがHighレベル(ピーク期間)のときはそのままピーク電圧値となり、Lowレベル(ベース期間)のときは電圧設定信号Vsに上限値を制限されたベース電圧値となる溶接電圧制限信号Vfを出力する。上記の電圧設定信号Vsの代りに後述する溶接電圧平均信号Vaに制限することもできる。溶接電圧平均化回路VAは、上記の溶接電圧制限信号Vfを小さな平滑時定数で平均化して、溶接電圧平均信号Vaを出力する。電圧設定回路VSは、所望値の電圧設定信号Vsを出力する。電圧誤差増幅回路EVは、上記の電圧設定信号Vsと上記の溶接電圧平均信号Vaとの誤差を増幅して、電圧誤差増幅信号Evを出力する。電圧/周波数変換回路V/Fは、上記の電圧誤差増幅信号Evに応じて定まる周波数を有するパルス周期信号Tfを出力する。このパルス周期信号Tfは、図6に示すパルス周期ごとに短時間だけHighレベルとなる信号である。ピーク期間タイマ回路TTPは、上記のパルス周期信号TfがHighレベルに変化した時点から予め定めたピーク期間だけHighレベルとなり、ベース期間中はLowレベルとなるピーク期間信号Ttpを出力する。
【0030】
ピーク電流設定回路IPSは、予め定めたピーク電流設定信号Ipsを出力する。ベース電流設定回路IBSは、予め定めたベース電流設定信号Ibsを出力する。電流制御設定回路ISCは、上記のピーク期間信号TtpがHighレベル(ピーク期間)のときは上記のピーク電流設定信号Ipsを電流制御設定信号Iscとして出力し、Lowレベル(ベース期間)のときは上記のベース電流設定信号Ibsを電流制御設定信号Iscとして出力する。電流検出回路IDは、上記の溶接電流Iwを検出して、電流検出信号Idを出力する。電流誤差増幅回路EIは、上記の電流制御設定信号Iscと上記の電流検出信号Idとの誤差を増幅して電流誤差増幅信号Eiを出力する。
【0031】
同図において、電圧誤差増幅信号Evに応じて、ピーク期間信号Ttp、ピーク電流設定信号Ips又はベース電流設定信号Ibsの値を変化させて溶接電圧Vwを制御するように構成することもできる。
【0032】
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2は、上述した実施の形態1において、ベース電圧の上限値を、電圧設定値Vs又は溶接電圧平均値Vaに予め定めた修正値ΔVを加算した値に制限するパルスアーク溶接のアーク長制御方法である。以下、図面を参照して説明する。
【0033】
図4は、実施の形態2に係る異常電圧Veの除去方法を示す上述した図1に対応する溶接電圧制限値Vfの波形図である。同図は、短絡開放直後の陰極点形成に伴う異常電圧が発生した場合である。以下、同図を参照して説明する。
【0034】
同図に示す溶接電圧制限値Vfは、以下のように算出される。まず、時刻t1〜t2のピーク期間中の溶接電圧制限値Vfは、ピーク電圧Vpをそのままの値とする。次に、時刻t2〜t6のベース期間中の溶接電圧制限値Vfは、ベース電圧Vbの上限値を、電圧設定値Vs又は溶接電圧平均値Vaに予め定めた修正値ΔVを加算した値Vbm=Vs+ΔV(又はVa+ΔV)に制限する。ここで、修正値ΔVは正又は負の値であり、同図では負の値の場合である。したがって、時刻t4〜t5の期間中のベース電圧値Vbの上限値は上限修正値Vbmに制限される。それ以外のベース期間中の溶接電圧制限値Vfは、ベース電圧値Vbとなる。すなわち、時刻t1〜t2の期間中はVf=Vpとなり、時刻t2〜t4の期間中はVf=Vbとなり、時刻t4〜t5の期間中はVf=Vbmとなり、時刻t5〜t6の期間中はVf=Vbとなる。そして、この溶接電圧制限値Vfによって溶接電圧平均値Vaを算出する。この場合、溶接電圧制限値Vfには異常電圧Veはほとんど含まれていないので、平滑時定数を小さくすることができる。このために、異常電圧Veを除去しかつ平滑時定数も小さくして溶接電圧平均値Vaを正確に算出することができ、高精度のアーク長制御を行うことができる。
【0035】
上記の上限修正値Vbmは、電圧設定値Vs又は溶接電圧平均値Vaを中心値として修正値ΔVを微調整することによって適正化され、同図に示すように、異常電圧Veをより完全に除去することができる。この結果、アーク長制御の精度がより向上する。上述した図2の場合も同様である。
【0036】
図5は、上述した実施の形態2に係るパルスアーク溶接のアーク長制御方法を実施するための溶接電源装置のブロック図である。同図において、上述した図3と同一のブロックには同一符号を付してそれらの説明は省略する。以下、図3とは異なる点線で示す加算回路ADについて説明する。
【0037】
加算回路ADは、電圧設定信号Vsと予め定めた修正信号ΔVとを加算して、上限修正信号Vbm=Vs+ΔVを溶接電圧制限回路VFへ出力する。電圧設定信号Vsの代りに溶接電圧平均信号Vaを使用して、上記の上限修正信号Vbm=Va+ΔVとすることもできる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1記載のパルスアーク溶接のアーク長制御方法によれば、ベース電圧の上限値を制限することによって異常電圧を除去し、かつ、溶接電圧平均値を算出するときの平滑時定数を小さくすることができるので、高精度で過渡応答性のよいアーク長制御を行うことができ、良好な溶接品質を得ることができる。
【0039】
請求項2記載のパルスアーク溶接のアーク長制御方法によれば、ベース電圧の上限値を微調整することができるので、上記の効果に加えて、より完全に近く異常電圧を除去することができ、アーク長制御の精度がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るパルスアーク溶接のアーク長制御方法によって短絡開放直後の異常電圧を除去する方法を示す溶接電圧制限値Vfの波形図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るパルスアーク溶接のアーク長制御方法によってベース期間中の陰極点の移動に伴う異常電圧を除去する方法を示す溶接電圧制限値Vfの波形図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る溶接電源装置のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係るパルスアーク溶接のアーク長制御方法によって短絡開放直後の異常電圧を除去する方法を示す溶接電圧制限値Vfの波形図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る溶接電源装置のブロック図である。
【図6】従来技術のパルスアーク溶接のアーク長制御方法を示す電流・電圧波形図である。
【図7】短絡開放直後の異常電圧を示す溶接電圧Vwの波形図である。
【図8】ベース期間中の陰極点の移動に伴う異常電圧を示す溶接電圧Vwの波形図である。
【符号の説明】
1 溶接ワイヤ
2 母材
3 アーク
4 溶接トーチ
5 送給ロール
AD 加算回路
EI 電流誤差増幅回路
Ei 電流誤差増幅信号
EV 電圧誤差増幅回路
Ev 電圧誤差増幅信号
Ib ベース電流
IBS ベース電流設定回路
Ibs ベース電流設定信号
ID 電流検出回路
Id 電流検出信号
Ip ピーク電流
IPS ピーク電流設定回路
Ips ピーク電流設定信号
ISC 電流制御設定回路
Isc 電流制御設定信号
Iw 溶接電流
PM 電源主回路
Tb ベース期間
Tf パルス周期(信号)(信号)
Tp ピーク期間
TTP ピーク期間タイマ回路
Ttp ピーク期間信号
V/F 電圧/周波数変換回路
VA 溶接電圧平均化回路
Va 溶接電圧平均(値/信号)
Vb ベース電圧
Vbm 上限修正(値/信号)
VD 電圧検出回路
Vd 電圧検出信号
Ve 異常電圧
VF 溶接電圧制限回路
Vf 溶接電圧制限(値/信号)
Vp ピーク電圧
VS 電圧設定回路
Vs 電圧設定(値/信号)
Vw 溶接電圧
ΔV 修正(値/信号)

Claims (2)

  1. ピーク期間中のピーク電流の通電とベース期間中のベース電流の通電とを1パルス周期として繰り返して通電すると共に、前記ピーク期間中のピーク電圧及び前記ベース期間中のベース電圧からなる溶接電圧の平均値を算出し,この溶接電圧平均値が予め定めた電圧設定値と略等しくなるように前記パルス周期又は前記ピーク期間又は前記ピーク電流又は前記ベース電流の少なくとも1つ以上を制御してアーク長を適正値に維持するパルスアーク溶接のアーク長制御方法において、
    前記ベース電圧の上限値を前記電圧設定値又は前記溶接電圧平均値に制限した値及び前記ピーク電圧値によって前記溶接電圧平均値を算出することを特徴とするパルスアーク溶接のアーク長制御方法。
  2. ベース電圧の上限値を、電圧設定値又は溶接電圧平均値に予め定めた修正値を加算した値とすることを特徴とする請求項1記載のパルスアーク溶接のアーク長制御方法。
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