JP2005034433A - 透析システムおよびその清浄化方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】精製水製造装置、透析液供給装置、透析監視装置を備えたシステムを清浄化するに際し、該システムの少なくとも透析液供給装置以降の領域に高濃度消毒用薬液を注入して滅菌し、次いで少なくとも該滅菌部に対して低濃度消毒用薬液を注入して高濃度消毒用薬液を排出するとともに該低濃度消毒用薬液を封入し、さらに、システムの少なくとも精製水製造装置を含む領域に対し、低濃度消毒用薬液よりもさらに低濃度の極低濃度消毒用薬液を注入し、かつそれを封入する透析システムおよびその清浄化方法。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の一実施態様に係る透析システムを示している。図1において、水道水等からなる原水1は、精製水製造装置2に導入されてポンプ3により逆浸透膜4に通水され、逆浸透膜4の透過水が精製水としてタンク5に貯留される。タンク5に貯留された精製水は、ポンプ6により送液され、本実施態様では、精製水供給ライン7を介して、多人数用の透析液供給装置8の透析液供給装置本体9に供給されるとともに、A粉末を溶解してA原液を調製するA原液調製装置10とB粉末を溶解してB原液を調製するB原液調製装置11とに供給される。透析液供給装置本体9では、精製水に透析原剤としてのA原液とB原液が添加されて透析液が調合される。調合された透析液は、透析液送液ライン12を通して、各透析監視装置13に供給され、各透析監視装置13で供給された透析液を用いて血液透析を行うことができるようになっている。透析液送液ライン12の末端は、ライン中の液置換やライン洗浄のためにブロー(排液)できるよう、つまり、末端ブロー14が可能に構成されている。
2 精製水製造装置
3 ポンプ
4 逆浸透膜
5 タンク
6 ポンプ
7 精製水供給ライン
8 透析液供給装置
9 透析液供給装置本体
10 A原液調製装置
11 B原液調製装置
12 透析液送液ライン
13 透析監視装置
14 末端ブロー
15 個人用透析装置
16 消毒用薬液注入ユニット
17 外部精製水循環ライン
18 排水口
19 内部精製水循環ライン
Claims (16)
- 逆浸透膜により原水を精製して精製水を製造する精製水製造装置と、該精製水製造装置で製造された精製水に透析原剤を添加して透析液を調合し、調合された透析液を送液する透析液供給装置と、該透析液供給装置から送液される透析液を用いて血液透析を行う透析監視装置とを備えた透析システムにおいて、該システムの所定領域に対し高濃度消毒用薬液を注入する高濃度消毒用薬液注入手段と、前記高濃度消毒用薬液を注入してシステム内の所定領域を滅菌した後、少なくとも該所定領域に低濃度消毒用薬液を注入し、かつそれを封入する低濃度消毒用薬液注入・封入手段を設けたことを特徴とする透析システム。
- 逆浸透膜により原水を精製して精製水を製造する精製水製造装置と、該精製水製造装置で製造された精製水に透析原剤を添加して透析液を調合し、調合された透析液を送液する透析液供給装置と、該透析液供給装置から送液される透析液を用いて血液透析を行う透析監視装置とを備えた透析システムにおいて、該システムの所定領域に対し高濃度消毒用薬液を注入する高濃度消毒用薬液注入手段と、前記高濃度消毒用薬液を注入してシステム内の所定領域を滅菌した後、少なくとも該所定領域に低濃度消毒用薬液を注入し、かつそれを封入する低濃度消毒用薬液注入・封入手段と、前記システムの少なくとも前記精製水製造装置を含む領域に対し、前記低濃度消毒用薬液よりもさらに低濃度の極低濃度消毒用薬液を注入し、かつそれを封入する極低濃度消毒用薬液注入・封入手段を設けたことを特徴とする透析システム。
- 前記消毒用薬液が塩素系薬液からなる、請求項1または2の透析システム。
- 前記塩素系薬液が次亜塩素酸ソーダ溶液からなる、請求項3の透析システム。
- 前記極低濃度消毒用薬液を前記精製水製造装置を含む領域に対し循環させる系を備えている、請求項2〜4のいずれかに記載の透析システム。
- 前記極低濃度消毒用薬液の自動注入・封入の頻度の設定手段を備えている、請求項2〜5のいずれかに記載の透析システム。
- 逆浸透膜により原水を精製して精製水を製造する精製水製造装置と、該精製水製造装置で製造された精製水に透析原剤を添加して透析液を調合し、調合された透析液を送液する透析液供給装置と、該透析液供給装置から送液される透析液を用いて血液透析を行う透析監視装置とを備えた透析システムの清浄化方法であって、該システムの少なくとも前記透析液供給装置以降の領域に高濃度消毒用薬液を注入して滅菌し、次いで少なくとも該滅菌部に対して低濃度消毒用薬液を注入して前記高濃度消毒用薬液を排出するとともに該低濃度消毒用薬液を封入することを特徴とする透析システムの清浄化方法。
- 逆浸透膜により原水を精製して精製水を製造する精製水製造装置と、該精製水製造装置で製造された精製水に透析原剤を添加して透析液を調合し、調合された透析液を送液する透析液供給装置と、該透析液供給装置から送液される透析液を用いて血液透析を行う透析監視装置とを備えた透析システムの清浄化方法であって、該システムの少なくとも前記透析液供給装置以降の領域に高濃度消毒用薬液を注入して滅菌し、次いで少なくとも該滅菌部に対して低濃度消毒用薬液を注入して前記高濃度消毒用薬液を排出するとともに該低濃度消毒用薬液を封入し、さらに、前記システムの少なくとも前記精製水製造装置を含む領域に対し、前記低濃度消毒用薬液よりもさらに低濃度の極低濃度消毒用薬液を注入し、かつそれを封入することを特徴とする透析システムの清浄化方法。
- 前記消毒用薬液が塩素系薬液からなる、請求項7または8の透析システムの清浄化方法。
- 前記塩素系薬液が次亜塩素酸ソーダ溶液からなる、請求項9の透析システムの清浄化方法。
- 前記高濃度消毒用薬液が100ppm以上の次亜塩素酸ソーダ溶液からなる、請求項10の透析システムの清浄化方法。
- 前記低濃度消毒用薬液が10ppm以上100ppm未満の次亜塩素酸ソーダ溶液からなる、請求項10または11の透析システムの清浄化方法。
- 前記極低濃度消毒用薬液が10ppm未満の次亜塩素酸ソーダ溶液からなる、請求項10〜12のいずれかに記載の透析システムの清浄化方法。
- 前記極低濃度消毒用薬液が3ppm未満の次亜塩素酸ソーダ溶液からなる、請求項13の透析システムの清浄化方法。
- 前記極低濃度消毒用薬液を、前記精製水製造装置を含む所定の領域内に導入し、該精製水製造装置の逆浸透膜を通過するように循環させた後、その領域内に封入する、請求項8〜14のいずれかに記載の透析システムの清浄化方法。
- 前記極低濃度消毒用薬液を設定頻度に応じて自動的に注入・封入する、請求項8〜15のいずれかに記載の透析システムの清浄化方法。
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