JP2007289481A - 血液浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】過去から将来に亘って任意に日付を選択でき、その選択された日付に基づいた治療に関わる所定データを自動的に表示させることができる血液浄化装置を提供する。
【解決手段】体外循環する患者の血液を浄化して治療する浄化処理手段3を具備した血液浄化装置において、カレンダー10を表示して、任意日付に触れることにより当該日付を選択可能としたタッチパネル1を具備するとともに、選択された日付に基づいた治療に関わる所定データを当該タッチパネル1に表示し得るものである。
【選択図】図11

Description

本発明は、体外循環する患者の血液を浄化して治療する浄化処理手段を具備した血液浄化装置に関するものである。
透析治療などで用いられる血液浄化装置としての透析装置は、通常、体外循環する患者の血液を浄化するダイアライザや、透析用原液を混合して所定濃度の透析液を作製する混合手段等を具備しており、かかる透析液がダイアライザに供給されるとともに、当該ダイアライザにて老廃物を含む水分が取り除かれた血液を患者に戻すよう構成されている。
このような透析装置において、目標除水量や透析時間などの条件を設定する際の人為的ミスを抑制すべく、従来、その患者における前回の治療データを記憶しておくとともに、その過去の治療データを今回の治療時に読み出して治療条件設定時の参考とし得るものが提案されるに至っている(例えば特許文献1参照)。かかる透析装置によれば、例えば前回と今回との設定条件が著しく異なる場合に警告等を発生させることができ、操作者に対して患者の体調異常等を容易に把握させることができる。
特開平3−29667号公報
しかしながら、上記従来の血液浄化装置においては、過去の治療データのうち任意の日付に関するもの、或いは任意の日付までの履歴を選択的に読み出して表示させることができないため、医師等医療従事者が今回の治療時の参考とするには不十分な場合があるという問題があった。過去データには、そのとき固有の条件(補液量の増減や食事の摂取の有無等)が含まれている場合があり、当該固有の条件等を考慮した治療条件の設定を行うには、過去データの日付を特定して表示させる必要があるためである。
また、従来の血液浄化装置においては、現在より後の日付(将来の日付)を選択して治療予定のスケジュール等を表示させることができない。しかして、本出願人は、過去の日付から将来の日付に亘って任意に選択可能として、その選択された日付の治療に関わる所定データを自動的に表示させることを鋭意検討した。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、過去から将来に亘って任意に日付を選択でき、その選択された日付に基づいた治療に関わる所定データを自動的に表示させることができる血液浄化装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、体外循環する患者の血液を浄化して治療する浄化処理手段を具備した血液浄化装置において、カレンダーを表示して、任意日付に触れることにより当該日付を選択可能としたタッチパネルを具備するとともに、選択された日付に基づいた治療に関わる所定データを当該タッチパネルに表示し得ることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の血液浄化装置において、前記浄化処理手段にて行われた過去の治療に関わる所定の治療データを日付毎に記憶する記憶手段を具備するとともに、前記タッチパネルにて過去の日付を選択すると、前記記憶手段で記憶された当該日付の治療データ又は当該日付までの治療データの履歴を当該タッチパネルに表示し得ることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の血液浄化装置において、前記記憶手段で記憶される所定の治療データは、前記浄化処理手段の設定条件、動作内容及び検知した値、患者のバイタルサイン、又は警報の種類或いは回数のうち少なくとも何れかを含むことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載の血液浄化装置において、前記治療データの経時的変化をグラフ又は表にて表示することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の血液浄化装置において、前記タッチパネルは、選択された日付に行わせるべき前記浄化処理手段による治療に関わる所定動作を入力可能とされるとともに、当該日付に達したことを条件として、前記浄化処理手段による治療に関わる所定動作を行わせる制御手段を備え、前記カレンダーにおける現在より後の将来の日付を選択すると、当該日付における前記所定動作の予定を表示するとともに、現在より前の過去の日付を選択すると、当該日付の前記記憶手段で記憶された治療データ又は当該日付までの治療データの履歴を表示し得ることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の血液浄化装置において、前記タッチパネルにて現在の日付を選択した場合、治療前であれば前記所定動作の予定を表示するとともに、治療後であれば前記記憶手段で記憶された治療データ又は当該日付までの治療データの履歴を表示することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5又は請求項6記載の血液浄化装置において、前記タッチパネルにて選択された日付に、設定された所定動作に対応するアイコンを表示させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、タッチパネルにカレンダーを表示させて任意の日付を選択可能としているので、過去から将来に亘って任意に日付を選択でき、その選択された日付に基づいた治療に関わる所定データを自動的に表示させることができる。
請求項2の発明によれば、過去の治療データのうち任意選択された日付に関するもの或いは任意の日付までの履歴を選択的に読み出して表示させることができる。
請求項3の発明によれば、記憶手段で記憶される所定の治療データは、浄化処理手段の設定条件、動作内容及び検知した値、患者のバイタルサイン、又は警報の種類或いは回数のうち少なくとも何れかを含むので、選択された任意の日付の治療データ或いは任意の日付までの治療データの履歴を選択的に読み出して、医師等医療従事者の十分な参考とすることができる。
請求項4の発明によれば、治療データの経時的変化をグラフ又は表にて表示するので、当該治療データを視覚的に表示させることができ、迅速な把握を行わせることができる。
請求項5の発明によれば、カレンダーにおける現在より後の将来の日付を選択すると、当該日付における所定動作の予定を表示するとともに、現在より前の過去の日付を選択すると、当該日付の記憶手段で記憶された治療データ又は当該日付までの治療データの履歴を表示し得るので、将来分のスケジュールと過去分の治療データとを選択的に表示させることができる。
請求項6の発明によれば、タッチパネルにて現在の日付を選択した場合、治療前であれば所定動作の予定を表示するとともに、治療後であれば記憶手段で記憶された治療データ又は当該日付までの治療データの履歴を表示するので、現在の日付を選択した場合においても所望の所定データを自動的に表示させることができる。
請求項7の発明によれば、タッチパネルにて選択された日付に、設定された所定動作に対応するアイコンを表示させるので、スケジュール等を容易に把握させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る血液浄化装置は、体外循環する患者の血液を浄化して透析治療する浄化処理手段(血液回路、ダイアライザ及び混合手段等)を具備した透析装置に適用されたもので、図1に示すように、タッチパネル1と、制御手段2と、浄化処理手段3と、記憶手段4とから主に構成されている。
浄化処理手段3は、図2に示すように、A剤、B剤から成る透析用原液を混合して所定濃度の透析液を作製するための混合手段5と、該混合手段5で作製された透析液をダイアライザ9に供給する供給手段6と、当該ダイアライザ9と接続されて患者の血液を体外循環させるための血液回路(7a、7b)とから主に構成されている。
ダイアライザ9は、その筐体部に、血液導入ポート9a、血液導出ポート9b、透析液導入ポート9c及び透析液導出ポート9dが形成されており、このうち血液導入ポート9aには動脈側血液回路7aが、血液導出ポート9bには静脈側血液回路7bがそれぞれ接続されている。また、透析液導入ポート9c及び透析液導出ポート9dは、供給手段6から延設された透析液導入ラインL1及び透析液排出ラインL2とそれぞれ接続されている。
ダイアライザ9内には、複数の中空糸が収容されており、該中空糸内部が血液の流路とされるとともに、中空糸外周面と筐体部の内周面との間が透析液の流路とされている。中空糸には、その外周面と内周面とを貫通した微少な孔(ポア)が多数形成されて中空糸膜を形成しており、該膜を介して血液中の不純物等が透析液内に透過し得るよう構成されている。
一方、動脈側血液回路7aには、血液ポンプ8が配設されるとともに、静脈側血液回路7bには、ドリップチャンバDが接続されており、これら血液回路の先端にはそれぞれ動脈側穿刺針a及び静脈側穿刺針bが取り付けられるよう構成されている。そして、動脈側穿刺針a及び静脈側穿刺針bを患者に穿刺した状態で、血液ポンプ8を駆動させると、患者の血液は、動脈側血液回路7aを通ってダイアライザ9に至った後、該ダイアライザ9によって血液浄化が施され、ドリップチャンバDで除泡がなされつつ静脈側血液回路7bを通って患者の体内に戻る。
タッチパネル1は、図3に示すように、カレンダー10を表示して任意の日付を選択可能とされるとともに、当該日付に対して所定の入力を行い得る画面1aを有している。カレンダー10は、その上段に日曜日〜土曜日までの1週間の表示がなされるとともに、その下段に各曜日に対する日付が表示されており、任意日付が表示された部位に触れることにより、当該日付を任意に選択し得るようになっている。尚、選択された日付に基づいて浄化処理手段3による治療に関わる所定データ(将来のスケジュール及び過去の治療データ等)がタッチパネル1に表示されるよう構成されているが、詳しくは後述する。
ここで、本実施形態においては、現在より後の日付(将来の日付)を選択した場合と、現在より前の日付(過去の日付)を選択した場合とで、タッチパネル1の表示が異なるようになっている。まず、現在より後(将来の日付)を選択する場合について説明する。カレンダー10における将来の日付が表示された部位を触れて選択すると、画面1aの表示が、図4に示すように、画面1bに切り替わり、その日の動作内容や動作開始時刻の設定を行い得る表示となる。かかる動作内容は、浄化処理手段3による治療に関わる所定動作(混合手段5による透析液作製や当該混合手段5或いは供給手段6の洗浄、消毒等)とされ、選択された日付毎に設定可能とされている。
更に、本実施形態における画面1bには、所定動作に応じたアイコン(例えば、治療が行われる日と行われない日とで異なる動作を行わせるべく、それらに応じた異なるアイコン)が表示されており、任意アイコンを選択して触れることにより、その日付で行わせる所望の所定動作を入力可能とされている。即ち、治療が行われる日(例えば、透析液の作製に加え、混合手段5或いは供給手段6の洗浄又は消毒が行われる)と治療が行われない日(例えば、混合手段5の洗浄又は消毒のみ)とでは、行われるべき所定動作が異なるので、これら日を区別すべくアイコンを異ならせているのである。尚、設定済みの日付を触れた場合も、同図の如き表示がなされ、設定の確認及び変更を行うことが可能とされている。
日付の選択、及び浄化処理手段3による治療に関わる所定動作が設定された後、画面1bにおける「保存」なる表示部に触れると、設定が完了し、図5で示すような画面1cに切り替わり、設定内容を反映したカレンダー10が表示されることとなる。このカレンダー10においては、選択された日付に対して入力された所定動作を表すアイコンがそれぞれ表示され、1ヶ月のスケジュール管理が容易となっている。
尚、画面1cの「来月」なる表示部に触れると、次の月(更に触れることにより順次次の月)におけるカレンダー10が表示され、上記の如き日付の選択、所定動作の入力、スケジュール表示がなされるよう構成されている。また、「先月」なる表示部に触れると、前の月(更に触れることにより順次前の月)におけるカレンダー10が表示されて、過去の日付を表示し得るよう構成されている。
一方、画面1aの「周期日数」なる表示部を触れることにより、治療に関わる所定動作を行わせるべき周期日数(1日おきの隔日や2日おき以上の周期)を入力し得るよう構成されている。即ち、本実施形態においては、上記の如く不規則に日付を任意選択するのに代えて、所定の周期で繰り返し所定動作を行わせるべく設定することが可能とされているのである。
具体的には、「周期設定部」なる表示部を触れると、図6で示すように、画面1aが周期日数の選択表示を行わせる画面1dに切り替わるので、表示された複数の周期日数のうち任意の周期日数の表示部を触れた後、「次へ」なる表示部を触れて入力する。これにより、図7の如き画面1eに切り替わるので、「1日目の予定」及び「2日目の予定」なる表示部を触れることにより、各日付で行われるべき所定動作をそれぞれ入力することができる。
例えば、同図中「1日目の予定」なる表示部を触れた後、「入力終了」なる表示部を触れると、図4の如き表示がなされ、既述の如く、1日目の治療に関わる所定動作を入力でき、当該入力が完了すると、図7の表示に戻る。かかる表示において「2日目の予定」なる表示部を触れると、再び図4の如き表示がなされ、同様に、2日目の治療に関わる所定動作(1日目とは異なる所定動作)を入力可能とされている。
各入力が完了すると、図8に示す画面1fに切り替わり、1日目に予定される所定動作を示すアイコン、及び2日目に予定される所定動作を示すアイコンがそれぞれ表示されることとなる。そして、同図における「入力終了」なる表示部を触れるとことにより、隔日(1日おき)の周期日数に対する設定が完了するとともに、図9に示す如き画面1gに切り替わり、当該周期日数に応じたスケジュール(各アイコンが交互に表示された状態)がカレンダー10に表示されることとなる。
尚、周期日数を2日おき(3日周期)、3日おき(4日周期)、4日おき(5日周期)又は5日おき(6日周期)とする場合には、図8の表示において、対応する部位に触れ、1日目〜6日目で行わせるべき所定動作をそれぞれ入力して設定することとなる。また、1ヶ月おきに行わせるべき所定動作を設定可能とし、例えば混合手段5に対するカルシウム除去等の動作を1ヶ月毎に行わせるようにしてもよい。
しかるに、周期日数が入力され、所定周期でのスケジュールが設定された状態において、カレンダー10の特定の日付及びその日の浄化処理手段3による治療に関わる所定動作を選択し得るとともに、当該特定の日付に応じてそれ以降のスケジュールを自動的に調整し得るよう構成してもよい。この場合、血液浄化装置が設置された病院等の医療機関や患者の都合に応じた変則的又は突発的なスケジュールにも容易に対応させることができる。設定された特定の日付には、特定のアイコンを表示させるのが好ましい。
制御手段2は、上記タッチパネル1にて選択された日付に入力された内容(動作開始時刻或いは所定動作等)に基づき、当該日付(設定された時刻)に達したことを条件として、浄化処理手段3による治療に関わる所定動作を行わせるものであり、例えばマイコン等で構成される。即ち、制御手段2は、タッチパネル1にて設定されたスケジュールに基づき、浄化処理手段3に対して所定の動作を行わせるよう指示するための機能を有している。
次に、現在より前(過去の日付)を選択する場合について説明する。例えば、図10に示す如き画面1hを表示し、カレンダー10における過去の日付の背景を異ならせており、判別が容易とされているとともに、その背景を異ならせた過去の日付を選択して触れることにより、当該日付を選択可能とされ、記憶手段4にて記憶された日付における所定動作の内容又は治療データが表示され得るようになっている。
かかる記憶手段4は、カレンダー10の日付毎に、制御手段2にて行われた所定動作の内容等を含む所定の治療データを記憶するものであり、例えばメモリ等から成る。即ち、記憶手段4は、浄化処理手段3にて行われた治療に関わる所定の治療データを日付毎に記憶し、その日付がタッチパネル1のカレンダー10にて選択されると、記憶された治療データを当該タッチパネル1に表示させるよう構成さているのである。
具体的には、過去の日付に触れて選択すると、図11に示す如き画面1iに切り替わり、その日(選択された日付)の浄化処理手段3の設定条件(所定動作の種類を示すアイコンや開始時刻など)や動作内容(装置記録)を示す治療データ、及び当該治療データの経時的変化をグラフ(折れ線グラフ)又は表(トレンドデータ)にて表示するようになっている。尚、上記治療データの他、治療過程において検知した値(静脈圧等)、患者のバイタルサイン(血圧や発汗量などの生体情報)、或いは治療過程で発せられた警報の種類や回数を治療データの一部として画面1iに一括表示させるようにしてもよい。
また、選択された任意の日付の治療データのみに限らず、その選択された日付までの治療データを累積させて履歴としてタッチパネル1の画面に表示させてもよく、表示させる履歴は、過去何回分或いは何ヶ月分と指定し得るよう構成してもよい。これにより、選択された特定の日付から遡って過去の治療データを参考とすることができ、医師等医療従事者が要求する緻密な治療データを表示させることができる。
一方、タッチパネル1にて現在の日付を選択した場合、治療前であれば浄化処理手段3の所定動作の予定を表示するとともに、治療後であれば記憶手段4で記憶された治療データ又は当該日付までの治療データの履歴を表示するよう構成されている。これにより、現在の日付を選択した場合においても所望の所定データをタッチパネル1にて自動的に表示させることができる。
本実施形態によれば、選択された任意の日付の治療データ或いは任意の日付までの治療データの履歴(浄化処理手段3の設定条件、動作内容及び検知した値、患者のバイタルサイン、又は警報の種類或いは回数のうち少なくとも何れかを含む)を読み出してタッチパネル1の画面に表示させるので、医師等医療従事者の十分な参考とすることができる。即ち、タッチパネル1にカレンダー10を表示させることにより、表示させたい治療データ及び履歴の日付の特定を容易としているのである。また、治療データとして文字情報や数値情報の他、当該治療データの経時的変化をグラフ又は表にて表示するので、治療データを視覚的に表示させることができ、医師等医療従事者による迅速な把握を行わせることができる。
更に、カレンダー10における将来の日付を選択すると、当該日付における所定動作の予定を表示するとともに、過去の日付(背景を異ならせた日付)を選択すると、当該日付の記憶手段4で記憶された治療データ又は当該日付までの治療データの履歴を表示し得るので、将来分のスケジュールと過去分の治療データとを選択的に表示させることができる。尚、タッチパネル1にて選択された日付に、設定された所定動作に対応するアイコンを表示させるので、スケジュール等を容易に把握させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複数の月のカレンダーを同一画面に表示し、当該複数のカレンダーに亘って、過去又は将来の日付の選択、所定動作の入力及びスケジュール表示を行わせるよう構成してもよい。過去の日付については、判別を容易とすべく背景を異ならせる他、日付を示す数字の字体や色或いは枠線の太さや色を異ならせるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、過去の日付の他、将来の日付をも選択可能とされているが、過去の日付のみをカレンダーとして表示させ、過去の任意の日付を選択可能なものとしてもよく、反対に将来の日付のみをカレンダーとして表示させ、将来の任意の日付を選択可能なものとしてもよい。過去の日付を選択した場合の表示させるべき治療データは、本実施形態のものに限定されず、参考とし得る過去の治療データであれば他のものであってもよい。
また更に、日付毎に設定されるべき所定動作は、透析液の作製や溶解装置或いは供給手段の洗浄、消毒に限定されず、浄化処理手段による治療に関わる動作であれば他のものであってもよい。然るに、所定動作は、日付毎の設定に加え、操作者の選択により、曜日毎に設定できるよう構成してもよい。尚、上記構成要素を備えた血液浄化装置は、病院等医療機関に設置されるもの、或いは患者の家屋に設置する在宅用のものであってもよく、透析装置に限らず体外循環する患者の血液を浄化して治療するものであれば、他の装置(例えば血液濾過透析法、血液濾過法、AFBFで使用される血液浄化装置、血漿吸着装置など)に適用してもよい。
カレンダーを表示して、任意日付に触れることにより当該日付を選択可能としたタッチパネルを具備するとともに、選択された日付の浄化処理手段による治療に関わる所定データを当該タッチパネルに表示し得る血液浄化装置であれば、装置や各構成要素の外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
本発明の実施形態に係る血液浄化装置の構成を示すブロック図 同血液浄化装置における浄化処理手段の一例を示す模式図 同血液浄化装置におけるタッチパネルの画面表示を示す模式図であって、設定される前のカレンダーを示す図 同血液浄化装置におけるタッチパネルの画面表示を示す模式図であって、所定動作を入力して設定するための表示を示す図 同血液浄化装置におけるタッチパネルの画面表示を示す模式図であって、任意の日付毎に所定動作が入力され、そのスケジュールを表示したカレンダーを示す図 同血液浄化装置におけるタッチパネルの画面表示を示す模式図であって、周期日数を入力して設定するための表示を示す図 同血液浄化装置におけるタッチパネルの画面表示を示す模式図であって、2日周期を選択した場合の表示を示す図 同血液浄化装置におけるタッチパネルの画面表示を示す模式図であって、2日周期の1日目と2日目との所定動作をそれぞれ入力した状態における表示を示す図 同血液浄化装置におけるタッチパネルの画面表示を示す模式図であって、2日周期で繰り返されるスケジュールを表示したカレンダーを示す図 同血液浄化装置におけるタッチパネルの画面表示を示す模式図であって、2日周期で繰り返されるスケジュールを表示し、且つ過去の日付を異なる背景としたカレンダーを示す図 同血液浄化装置におけるタッチパネルの画面表示を示す模式図であって、過去の日付を選択した場合の表示内容を示す図
符号の説明
1 タッチパネル
1a〜1i 画面
2 制御手段
3 浄化処理手段
4 記憶手段
5 混合手段
6 供給手段
7a 動脈側血液回路
7b 静脈側血液回路
8 血液ポンプ
9 ダイアライザ
10 カレンダー

Claims (7)

  1. 体外循環する患者の血液を浄化して治療する浄化処理手段を具備した血液浄化装置において、
    カレンダーを表示して、任意日付に触れることにより当該日付を選択可能としたタッチパネルを具備するとともに、選択された日付に基づいた治療に関わる所定データを当該タッチパネルに表示し得ることを特徴とする血液浄化装置。
  2. 前記浄化処理手段にて行われた過去の治療に関わる所定の治療データを日付毎に記憶する記憶手段を具備するとともに、前記タッチパネルにて過去の日付を選択すると、前記記憶手段で記憶された当該日付の治療データ又は当該日付までの治療データの履歴を当該タッチパネルに表示し得ることを特徴とする請求項1記載の血液浄化装置。
  3. 前記記憶手段で記憶される所定の治療データは、前記浄化処理手段の設定条件、動作内容及び検知した値、患者のバイタルサイン、又は警報の種類或いは回数のうち少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項2記載の血液浄化装置。
  4. 前記治療データの経時的変化をグラフ又は表にて表示することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の血液浄化装置。
  5. 前記タッチパネルは、選択された日付に行わせるべき前記浄化処理手段による治療に関わる所定動作を入力可能とされるとともに、当該日付に達したことを条件として、前記浄化処理手段による治療に関わる所定動作を行わせる制御手段を備え、前記カレンダーにおける現在より後の将来の日付を選択すると、当該日付における前記所定動作の予定を表示するとともに、現在より前の過去の日付を選択すると、当該日付の前記記憶手段で記憶された治療データ又は当該日付までの治療データの履歴を表示し得ることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の血液浄化装置。
  6. 前記タッチパネルにて現在の日付を選択した場合、治療前であれば前記所定動作の予定を表示するとともに、治療後であれば前記記憶手段で記憶された治療データ又は当該日付までの治療データの履歴を表示することを特徴とする請求項5記載の血液浄化装置。
  7. 前記タッチパネルにて選択された日付に、設定された所定動作に対応するアイコンを表示させることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の血液浄化装置。
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