JP2005033729A - 情報の提供方法及び装置 - Google Patents

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偉津子 平
Ikuko Mashita
育子 眞下
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Abstract

【課題】
本発明は、結婚式、披露宴等において、簡単な方法で効果的に情報を提供しうる情報の提供方法を提供する。
【解決手段】 結婚当事者の写真をイメージ情報として取り込んでコンピュータで再生可能な動画データを作成する工程、及びロビー、待合室入口、受付、その他宴出席者が閲覧可能な場所に設置されたディスプレイに前記動画データを繰り返し表示させる工程を含むことを特徴とする情報の提供方法である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、結婚式、披露宴等の各種の宴において、簡単な方法で効果的に情報を提供しうる情報の提供方法及び装置に関する。
例えばホテルでの披露宴などに際して、ロビー、待合室入口、受付、その他宴出席者が閲覧可能な場所には、例えば図11、図12に示すように、結婚当事者の名前、日付、歓迎ないし感謝の意を表すメッセージなどを装飾的に記載したウエルカムボードaなるものが設置される。該ウエルカムボードaは、結婚当事者に代わって宴出席者等を出迎える役割を果たすとともに、披露宴が終了した後は、結婚当事者に結婚披露の記念品として提供される。
しかしながら、従来のウエルカムボードaは、額縁付きのものや、鏡面仕上げの板材に前記各種のメッセージ等を装飾的に記載して工夫を凝らしたものが存在してはいるが、いずれもメッセージ等が変化せずに固定的であるため単調になりやすい。また表示させる情報量にも限界があるため、個性を発揮し難い。また、ウエルカムボード自体は比較的形状も大きく、披露宴の都度搬入しなければならず、その取り扱いに難がある。
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、結婚当事者の写真をイメージ情報として取り込んでコンピュータで再生可能な動画データを作成する工程、及びロビー、待合室入口、受付、その他宴出席者が閲覧可能な場所に設置されたディスプレイに前記動画データを繰り返し表示させる工程を含むことを基本として、情報量の制限を受けることなく、かつ多様化した各種のメッセージを披露宴出席者等に提供しうるとともに、コスト的にも有利な情報の提供方法を提案することを目的としている。
また請求項6記載の発明は、床面に載置されかつ移動自在な基台と、該基台から立ち上がる支持フレームの上端でほぼ腰高さに支持された液晶ディスプレイとを有し、かつ前記基台の内部に前記液晶ディスプレイと接続されたコンピュータ本体が収納され、しかもコンピュータ本体は、動画データが記録された記録媒体を読み取り可能なドライブ装置を有すること基本として、会場の受付、待合室の入口又は披露宴会場待合室の入口などに自在に移動させて、記録媒体に記録された動画データを再生して各種の場所で情報を提供しうる情報の提供装置を提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、結婚当事者の写真をイメージ情報として取り込んでコンピュータで再生可能な動画データを作成する工程、及びロビー、待合室入口、受付、その他宴出席者が閲覧可能な場所に設置されたディスプレイに前記動画データを繰り返し表示させる工程を含むことを特徴とする情報の提供方法である。
また請求項2記載の発明は、前記動画データが記録された記録媒体を結婚当事者に提供する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の情報の提供方法である。
また請求項3記載の発明は、前記ディスプレイは、床面に載置されかつ移動自在な基台から立ち上がる支持フレームの上端でほぼ腰高さに支持され、かつ前記基台の内部に収納されたコンピュータ本体とで移動式コンピュータを構成するとともに、しかも前記コンピュータ本体は、前記動画データが記録された記録媒体を読み取り可能なドライブ装置を有することを特徴とする請求項1又は2記載の情報の提供方法である。
また請求項4記載の発明は、前記ディスプレイは、動画データを表示する表示部の周囲を額縁状に化粧仕上げしてなる請求項1乃至3のいずれかに記載の情報の提供方法である。
また請求項5記載の発明は、前記記録媒体が、コンパクトディスク又はデジタルバーサタイルディスクであることを特徴とする請求項2又は3に記載の情報の提供方法である。
また請求項6記載の発明は、床面に載置されかつ移動自在な基台と、該基台から立ち上がる支持フレームの上端でほぼ腰高さに支持されたディスプレイと、前記基台の内部に収納されかつ前記ディスプレイと接続されたコンピュータ本体とを具え、しかもコンピュータ本体は、動画データが記録された記録媒体を読み取り可能なドライブ装置を有することを特徴とする情報の提供装置である。
請求項1記載の発明では、結婚当事者の写真をイメージ情報として取り込んでコンピュータで再生可能な動画データを宴出席者が閲覧可能な場所で繰り返し表示させる工程を含む。このような動画は、出席者を出迎えるいわゆるウエルカムムービとして役立つ。また動画データは、ウエルカムボードにのような固定的なメッセージとは異なりメッセージなどを自由に変化て表示しうるため、出席者により多くの情報を伝達するのに役立つ。さらに動画データは、結婚当事者の写真をイメージ情報として取り込んで作成されるため、製作に要する手間、時間、コストを大幅に軽減でき、生産性を向上しうる。
また請求項2記載の発明のように、前記動画データが記録された記録媒体を結婚当事者に提供する工程をさらに含むときには、結婚当事者は家庭等で自らの写真が取り込まれた動画データを再生し鑑賞することができる。従って、前記記録媒体は結婚の記念品として有効に利用できる。この記録媒体としては、請求項5記載の発明のように、コンパクトディスク又はデジタルバーサタイルディスクのように汎用性を有するものが特に望ましい。
また請求項3記載の発明のように、移動式コンピュータのディスプレイで動画データを表示するときには、各種の場所に簡単に移動させて利用でき、使い勝手を大幅に高め得る。またコンピュータ本体は、基台で目隠しすることが可能となり見映えの悪化を防止できる。さらにコンピュータ本体は、動画データが記録された記録媒体を読み取り可能なドライブ装置を有するため、特別な装置を有することなく動画データを繰り返し再生し情報の提供が可能となり、より使い勝手を高めうる。
また請求項4記載の発明のように、前記ディスプレイは、動画データを表示する表示部の周囲を額縁状に化粧仕上げされたときには、披露宴会場等のような場所においてもその雰囲気を損ねることなく設置されて、出席者に数多くの情報を提供するのに役立つ。
また請求項6記載の発明のように、床面に載置されかつ移動自在な基台と、該基台から立ち上がる支持フレームの上端でほぼ腰高さに支持されたディスプレイと、前記基台の内部に収納されかつ前記ディスプレイと接続されたコンピュータ本体とを具え、しかもコンピュータ本体は、動画データが記録された記録媒体を読み取り可能なドライブ装置を有するときには、ディスプレイを各種の位置に移動させて動画データを再生することができる。またコンピュータ本体は、基台で目隠しすることが可能となるため、装置の見映えが悪化するのを防止できる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施形態として、宴が結婚披露宴である場合の情報の提供方法の主な流れを示し、また図2はその流れをさらに具体化して示す。以下、順に説明する。
本実施形態の情報の提供方法では、結婚当事者の写真2を1ないし複数枚準備する工程が含まれている(ステップS1)。本発明で言う写真2には、例えば紙媒体に現像されたものだけではなく、デジタルカメラで撮影されたデジタルデータのものも含まれる。写真2には、好ましくは新郎、新婦が一緒に撮影されたカットのみならず、各々が個々に撮影されたカットを含むことが望ましい。さらに好ましくは、個々に撮影されたカットの中には、誕生時、幼少期、少年期、成人期、現在といったように、個人の成長過程がわかるような時間的ずれをもたせた数カットを含ませるのが特に望ましい。さらに写真2は、結婚当事者から直接借用しても良いし、また両親、親戚等の近親者や同僚、友人等から提供を受けることもできる。
準備された写真2は、情報の提供サービスを行うサービス提供会社へ供給される。サービス提供会社は、借用した写真をイメージ情報として取り込んだ動画データを作成し(ステップS2)、これを記録媒体に記録する(ステップS3)。動画データを作成するステップS2は、例えば図3に示すような手順にて行うことができる。
本実施形態では、動画データを作成するに際して、先ず写真2からそのイメージ情報を取得する(ステップS21)。イメージ情報を取得するには、例えば図2に示すように、イメージスキャナ、フィルスキャナ等のイメージ読取装置Sを用いて容易に行うことができる。写真2が当初からデジタルデータの場合、この作業は不要である。
次に、予め設定された複数のひな型動画ファイルから結婚当事者が希望する一の動画ファイルを選択する(ステップS22)。ひな型動画ファイルとは、写真2のイメージ情報や必要なレタリング(文字)等の貼り付け枠が確保されたものである。図4には、ひな型動画ファイルの映像信号部のいくつかのフレームを具体的に示す。(A)のものはオープニングタイトルのフレームを例示する。鎖線で囲まれた領域は、結婚当事者の名前を入力するためのレタリング差し込み枠4aを示している。それ以外の文字、図形、色彩などは、あらかじめ準備されている。従って、このレタリング差し込み枠4に、結婚当事者の名前を表示するデータを貼り付ける(ステップS22)ことによってオープニングタイトルが完成する。なおオープニングタイトルは、数秒ないし数十秒間表示される。
また(B)のものは、オープニングタイトルに続く、フレームを例示している。ここには、結婚当事者から披露宴出席者に宛てたメッセージが定型文として既に記録されている。また定型文の末尾には、結婚当事者の名前を表示するデータを貼り付けるためのレタリング差し込み枠4bが設けられている。従って、レタリング差し込み枠4bに文字等を貼り付けることによって、このフレームを含む映像部を完成させることができる。
また(C)のものは、新郎の簡単なプロフィールを紹介するフレームを例示している。このフレームには、写真のイメージデータP1貼り付ける写真イメージ貼り付け枠5aと、生年月日、血液型、特技等を記入することができるレタリング差し込み枠4cが設けられている。それ以外の部分、例えば写真イメージ貼り付け枠5aの周囲の装飾や、タイトルなどは予め設定されている。前記各枠5a、4cに、新郎の写真2から取得したイメージデータPや文字などを記録することによって、プロフィールフレームを完成させることができる(ステップS22)。なお(D)のものは、新婦用のフレームで構成は新郎用のものとほぼ同様である。
また図5(A)のものは、自由に写真、文字を貼り付けることができるフレームを例示しており、写真イメージ貼り付け枠5bないし5dと、レタリング差し込み枠4dとを含むものが例示される。また図5(B)のものは、写真イメージ貼り付け枠5eのみからなる自由なフレームが例示される。さらに、図5(c)のものは、エンディングフレームを例示しており、ここでも、結婚当事者の名前を表示する情報を貼り付けるレタリング差し込み枠4eが設けられている。
このようにひな型動画ファイルには、予め大筋の動画データが作成されており、そこに適宜必要な写真イメージ、文字イメージ、模様等を付加等することによって、非常に能率良く結婚当事者を紹介する情報及び結婚当事者から披露宴出席者へのメッセージ情報などを含む動画データを作成することができる。なお複数のひな型動画ファイルは、前記写真イメージを取り込む位置や全体的な色使い、BGM、効果音などの1以上を異ならせた複数のパターンのものが予め準備されており、結婚当事者の好みに応じたものが適宜選択される。
また写真イメージなどを貼り付ける編集作業に際しては、貼り付け枠を基調としつつも、これ以外の位置に写真イメージ等を貼り付けることも勿論可能であることは言うまでもない。また動画ファイル(動画データ)は、パーソナルコンピュ−タで編集が比較的容易に行えるもの、例えばAVIやMPEG形式のものが好適である。なお動画ファイルは、映像信号部のみならず音声信号部をも含むことができる。
次に、作成された動画ファイルを再生してチェックするいわゆるプレビュー作業を行い(ステップS24)、不備があればステップS22以降を再度繰り返し編集作業を行う。またプレビューの結果が良好であれば最終オーサリングが行われる(ステップS25)。ここでは映像信号部と音声信号部とにおいて各種のフィルタ処理やビットレートなどが決定され、最終的な動画データを完成させる。完成した動画データは、コンピュータのハードディスクなどに一時的に記憶させて動画データの作成工程を終える(ステップS26)。なお特に制限はないが、動画データの再生時間は例えば1ないし2分程度が望ましい。
次に、図1、図2に示したように、動画データの作成工程を終えると、動画データを記録媒体6に記録する(ステップS3)。記録媒体としては、特に制限はないが、比較的記憶容量が大きく多くの機器で再生が可能なものが好適であり、例えばコンパクトディスク又はデジタルバーサタイルディスクを用いるのが望ましい。
次に、作成された動画ファイルを、本実施形態では、披露宴会場の待合室入口に設置した移動式コンピュータ7のディスプレイ10で繰り返し再生表示させる(ステップS4)。再生する場所は、上記待合室入口に限定されるものではなく、例えばロビー、受付、その他披露宴出席者が閲覧可能な場所であれば適宜変更することが可能である。これにより、披露宴の出席者は、新郎、新婦に対面するに先立ち、この動画データからの情報の提供により、該動画データを介して新郎新婦の歓迎を受けることができる。また動画データは、従来の固定的なウエルカムボードに比べて、より多くの情報を記録することができ、かつメッセージ、映像に適宜変化を持たせることができる。のみならず、音楽ないし音声情報を含めることができるため、より多くの情報を披露宴出席者に提供でき、情報の提供効果を大幅に向上しうる。
図6,図7には、移動式コンピュータ7の一例を示す。
該移動式コンピュータ7は、床面に載置されかつ移動自在な基台8と、該基台8から立ち上がる支持フレーム9の上端でほぼ腰高さに支持されたディスプレイ10と、前記基台8の内部に収納されかつ前記ディスプレイと接続されたコンピュータ本体11とを含んで構成されたものが例示される。
前記基台8は、本例では上壁部8aと、下壁部8bと、該上壁部8aと下壁部8bとの間を継ぐ左右の側壁部8c、8c、背壁部8dとを含む小高さの箱体状をなし内部に収容空間13を形成している。前記下壁部8bには、移動自在なキャスタ輪14が固着される。これにより、基台8は、床面を滑らかに移動できる。また図7に示すように、本例の背壁部8dは、例えばヒンジ12等によりその上縁が上壁部8aに開閉自在に取り付けられる。これにより、基台8は、その背面側に前記収容空間13へアクセスしうる出入り口が設けられる。
前記支持フレーム9は、本例では扁平な矩形断面を有した角パイプ状をなし、前記基台8の上壁部8aのほぼ中央部から立設している。なおこの支持フレーム9の中空部は、前記上壁部8aに設けられた開口部8eを介して前記収容空間13と連通している。
支持フレーム9の上端部には、ディスプレイ10が取り付けられている。該ディスプレイ10は、一対の取付具16、16を支持フレーム9の両端面にネジ等にて上下方向に首振り可能に取り付けられたものが例示される。ディスプレイ10の設置高さは特に制限はなく、披露宴出席者が立ち止まって楽な姿勢で見ることができるように腰高さ程度、より具体的には、ディスプレイ10の下縁高さが700〜1300mm程度が好ましい。なお本実施形態では、ディスプレイ10として薄型の液晶ディスプレイが採用されたものが例示される。
ディスプレイ10の信号ケーブルC1及び電源ケーブルC2は、いずれも支持フレーム9の中空部を通って基台8の収容空間13に導かれ、信号ケーブルC1は、基台8の収容空間13に配されたコンピュータ本体11と接続される。また電源ケーブルC2は、前記収容空間13から背壁部に設けた小孔から引き出され商用電源へと接続される。これにより、ディスプレイ10のケーブルを外部から目隠しして基台8まで引き込みでき、美観の悪化を防止している。
またディスプレイ10は、動画データを液晶表示する表示部10aと、その周囲の外枠部10bとを有し、この外枠部10bを額縁状に化粧仕上げしたものが例示される。具体的には、外枠部10bの正面部分に木目調のカッティングシート17を貼り付けるとともに、該外枠部の外周部に木目調の額縁枠18を固着している。なお前記カッティングシート17は、前記支持フレーム9及び基台8の外周面にも貼り付けられている。
さらに図8に示すように、ディスプレイ10には、記念ネームプレート22を取り付けることもできる。この記念ネームプレート22は、例えばゴールド、シルバー又はプラチナ等の金属プレートに、「Wedding Memory」といった言葉と、結婚当事者のイニシャルなどを刻印する他、新婦の誕生石24などを取り付けることができる。このネームプレート22は、ディスプレイ10にビス23等を用いて脱着自在に取り付けできる。
前記コンピュータ本体11は、基台8の内部に収納可能な超小型のもので、例えば160×150×50(mm)程度の筐体が使用されている。またこのコンピュータ本体11には、CPU、メモリ、OSないし動画再生ソフト等をインストールしたハードディスク、映像信号を前記ディスプレイ10に出力しうるビデオ機能部のほか、前記動画データが記録された記録媒体6を読み取り可能なドライブ装置20が設けられている。本実施形態では、DVDドライブが設けられる。このDVDドライブは、スロットインタイプでも良いし、本体11から出入りするトレータイプでも良い。このコンピュータ本体11は、別体をなすACアダプタ21を介して直流電源が供給される。
またコンピュータ本体11には、図示しないキーボードやマウスの接続ポートを具える。コンピュータ本体11のセッティングに際しては、これらの入力機器を接続して行うことができる。そして、ドライブ装置20に記録媒体が挿入されると、そこに記録された動画データが自動的に連続再生されるようにセッティングしておくことが望ましい。
このような移動式コンピュータ7は、背壁部8dを閉じることによって、少なくとも正面祝からコンピュータ本体11やディスプレイ10からのケーブルを覆い隠すことができ、しかも基台8、支持フレーム9及びディスプレイ10の外周面などに化粧仕上げを施すことによって、無機質的になりがちなコンピュータの見映えの悪化を防止し、披露宴会場等の雰囲気を損ねることもない。
そして、前記動画データを記録した記録媒体6をコンピュータ本体11のドライブ装置20に投入して再生する。これにより、ディスプレイ10には、動画データが繰り返し再生される。繰り返し再生されることにより、披露宴会場に順次到着した出席者の全員に情報(動画データ)を提供することができる。
披露宴が終了した後は、前記動画データが記録された記録媒体6を結婚当事者に提供する(ステップS5)。図2には、記録媒体6をネームプレートを設けた盾に取り付けて記念品として結婚当事者に提供するものを示す。記録媒体6の提供を受けた結婚当事者は、例えば家庭のパーソナルコンピュータでこの記録媒体6を再生し、自らの披露宴の記念とすることができる。また本実施形態では、記録媒体6のみならず、ネームプレート22も結婚当事者に提供する態様が示される。
このネームプレート22は、図9(A)、(B)に示すように、ディスプレイ10に固着されていたビス23に支持用の長軸25を該ネームプレート22を挟んで螺着することにより、該ネームプレート22を図9(B)に示すように、置物として用いることができる。これは、結婚当事者へのサービスをより高める点で望ましい。
以上説明したように、本発明では、結婚当事者の写真をイメージ情報として取り込んでコンピュータで再生可能な動画データを作成する工程、及びロビー、待合室入口、受付、その他宴出席者が閲覧可能な場所に設置されたディスプレイ10に前記動画データを繰り返し表示させる工程を含むことにより、従来の固定的なメッセージを表示するウエルカムボードに比べ、メッセージなどを自由に変化て表示しうるため、出席者により多くの情報を伝達するのに役立つ。さらに動画データは、結婚当事者の写真をイメージ情報として取り込んで作成されるため、実際の人物撮影などに比して、製作に要する手間、時間、コストを大幅に軽減でき、生産性を向上しうる。
図10には、本発明の他の実施形態を示している。
この実施形態では、動画データは、サーバコンピュータ30のハードディスク等に記録される。そして、この記録された動画データは無線又は有線のネットワークを介して各披露宴待合室の入口に設けた移動式コンピュータ7に送信される態様を示す。このように、本発明は種々の態様で実施できる。また宴には、披露宴のみならず、各種のセレモニー、例えば結納式、人前婚式などを含むことができる。
本発明の実施形態を示すフローチャートである。 それをより具体化して示すブロック図である。 動画データを作成するステップの一例を示すフローチャートである。 ひな型動画ファイルの映像信号部のいくつかのフレームを具体的に示す線図である。 ひな型動画ファイルの映像信号部のいくつかのフレームを具体的に示す線図である。 移動式コンピュータの一例を示す正面斜視図である。 移動式コンピュータの一例を示す背面斜視図である。 ディスプレイの正面図である。 (A)はネームプレートの一例を示す分解斜視図、(B)はその側面図である。 本発明の他の実施形態を示す概略図である。 従来のウエルカムボードを示す全体図である。 従来のウエルカムボードを示す拡大図である。
符号の説明
2 写真
6 記録媒体
7 移動式コンピュータ
10 ディスプレイ

Claims (6)

  1. 結婚当事者の写真をイメージ情報として取り込んでコンピュータで再生可能な動画データを作成する工程、及び
    ロビー、待合室入口、受付、その他宴出席者が閲覧可能な場所に設置されたディスプレイに前記動画データを繰り返し表示させる工程を含むことを特徴とする情報の提供方法。
  2. 前記動画データが記録された記録媒体を結婚当事者に提供する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の情報の提供方法。
  3. 前記ディスプレイは、床面に載置されかつ移動自在な基台から立ち上がる支持フレームの上端でほぼ腰高さに支持され、かつ前記基台の内部に収納されたコンピュータ本体とで移動式コンピュータを構成するとともに、
    しかも前記コンピュータ本体は、前記動画データが記録された記録媒体を読み取り可能なドライブ装置を有することを特徴とする請求項1又は2記載の情報の提供方法。
  4. 前記ディスプレイは、動画データを表示する表示部の周囲を額縁状に化粧仕上げしてなる請求項1乃至3のいずれかに記載の情報の提供方法。
  5. 前記記録媒体が、コンパクトディスク又はデジタルバーサタイルディスクであることを特徴とする請求項2又は3に記載の情報の提供方法。
  6. 床面に載置されかつ移動自在な基台と、該基台から立ち上がる支持フレームの上端でほぼ腰高さに支持されたディスプレイと、
    前記基台の内部に収納されかつ前記ディスプレイと接続されたコンピュータ本体とを具え、
    しかもコンピュータ本体は、動画データが記録された記録媒体を読み取り可能なドライブ装置を有することを特徴とする情報の提供装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017032779A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 株式会社メイクソフトウェア 写真撮影遊戯機

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