JP2005030944A - 測色装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 写真処理装置を校正するために前記写真処理装置から出力したテストプリントの濃度を検出可能な測色部を有する測色計と、前記測色計を校正するための校正プレートを前記測色部に搬送するプレート搬送機構とを備えた測色装置において、テストプリントの測色操作の度に校正プレートを搬送機構から取り出す必要がなく、その結果、校正プレートに設けられた被測色部の状態(特に濃度または光反射率などの特性)に変化が生じ難く、また、校正プレートが紛失される虞も少ない測色装置を提供する。
【解決手段】 プレート搬送機構7が、校正プレートCPを装着可能なトレイ10、及び、トレイ10を校正プレートCPが測色部6aに位置する測定位置と校正プレートが測色部6aから退避した待機位置との間で往復移動させる駆動装置10cを有する構成とした。
【選択図】 図11

Description

本発明は、写真処理装置を校正するために前記写真処理装置から出力したテストプリントの濃度を検出可能な測色部を有する測色計と、前記測色計を校正するための校正プレートを前記測色部に搬送するプレート搬送機構とを備えた測色装置に関するものである。
この種の測色装置としては、本発明に関連する先行技術文献情報として下記に示す特許文献1がある。この特許文献1に記された測色装置では、写真処理装置の露光装置を用いて濃度が段階的に異なる所定の画像データを銀塩印画紙に露光して、同写真処理装置の現像部で現像処理してテストプリント(校正プリント)を作成し、このテストプリントの各部分の実際の濃度を測色装置によって測定し、予め設定されている濃度値と一致するか或いはどのようなずれがあるかを判定し、判定結果に基づいて写真処理装置の露光装置を調整(光量や露光時間を変更するなどの手法が可能である)することで、写真処理装置から本来の濃度や色合いのプリントを出力させることが可能となる。また、測色計の光源の経時変化などによる検出データのずれを補償するために、テストプリントを測色する前に、校正プレートに設けられた基準濃度の被測色部を同じ測色計で測色させることで測色計そのものを校正可能となっている。しかも、校正プレートとテストプリントとを同一の搬送機構でそれぞれ測色位置(測色部)まで搬送する構成になっているので、それらを別個の搬送機構で搬送する構造に比べると搬送機構が一つで済む。
特開2001−174937号公報(段落番号0002〜0011、0032、図1、図2、図4)
しかし、特許文献1の測色装置には、校正プレートをオペレータが挿入口に挿入して搬送機構に搬送させる構成になっており、テストプリントもオペレータが同じ挿入口に挿入して搬送機構に搬送させる構成になっているので、テストプリントを測色位置に搬送させて測色させる度に、校正プレートを搬送機構から取り出す必要があり、何度も繰り返される着脱操作の結果、基準濃度を持つべき筈の校正プレートの被測色部が、被測色部を構成する塗装面が剥がれる、油脂その他で汚染される、毛髪や紙粉が付着する等の要因で変質(特に濃度または反射率が変化することが不都合)する虞や、校正プレート自身が紛失される虞があった。
したがって、本発明の目的は、上に例示した従来技術による測色装置の持つ前述した欠点に鑑み、テストプリントの測色操作の度に校正プレートを搬送機構から取り出す必要がなく、その結果、校正プレートに設けられた被測色部の状態(特に濃度または光反射率などの特性)に変化が生じ難く、また、校正プレートが紛失される虞も少ない測色装置を提供することにある。
本発明の第1の特徴は、写真処理装置を校正するために前記写真処理装置から出力したテストプリントの濃度を検出可能な測色部を有する測色計と、前記測色計を校正するための校正プレートを前記測色部に搬送するプレート搬送機構とを備えた測色装置であって、
前記プレート搬送機構が、前記校正プレートを装着可能なトレイ、及び、前記トレイを前記校正プレートが前記測色部に位置する測定位置と前記校正プレートが前記測色部から退避した待機位置との間で往復移動させる駆動装置を有することである。
したがって、本発明の第1の特徴構成による測色装置では、駆動装置によって測定位置と退避位置との間で往復移動されるトレイに校正プレートを常に装着しておくことができるので、テストプリントの測色操作の度に校正プレートを搬送機構から取り出す必要がなくなり、その結果、校正プレートに設けられた被測色部の状態(特に濃度または光反射率などの特性)に変化が生じ難く、また、校正プレートが紛失される虞も少なくなる。
本発明の第2の特徴は、前記プレート搬送機構が、さらに、前記トレイを摺動可能に支持する左右一対のレール部材を備え、前記駆動装置は、前記トレイの一部に設けられたラックギヤと噛合するピニオンギヤと、前記ピニオンギヤを回転駆動させる駆動源とを有することである。
したがって、本発明の第2の特徴構成による測色装置では、トレイの一部に設けられたラックギヤと、ラックギヤと噛合したピニオンギヤと、このピニオンギヤを正転及び逆転方向に回転駆動させるモータなどの駆動源という簡単な構成によって、トレイを円滑に往復移動させることができる。
本発明の第3の特徴は、前記駆動源はステッピングモータからなり、前記トレイ上の前記校正プレートが前記測色部から退避した待機位置から、前記校正プレートが前記測色部に位置する測色位置へ前記トレイを搬送し、前記測色部による測色操作の完了後、前記トレイを前記待機位置に復帰させるように、前記ステッピングモータを制御する制御装置が設けられていることである。
したがって、本発明の第3の特徴構成による測色装置では、校正プレートが装着されたトレイが、プレート搬送機構によって待機位置から測色位置へ搬送され、測色操作の完了後は自動的に待機位置に復帰されるので、オペレータによる搬送操作の手間が省ける。トレイが待機位置に復帰されれば、次に、オペレータはテストプリントを測色部に向けて挿入すれば良い。トレイと校正プレートは待機位置に復帰されているので、トレイや校正プレートがテストプリントの測色に対する支障となる虞はない。
本発明の第4の特徴は、前記プレート搬送機構によって前記測色部に搬送された校正プレートを、前記プレート搬送機構の停止中に、前記トレイから浮き上がらせて前記測色部の端面に向けて押し付ける押し付け機構が設けられていることである。
したがって、本発明の第4の特徴構成による測色装置では、校正プレートの測色部の端面への押し付けによって、測色中における測色部と校正プレートとの間の距離が一定となって、正確な測色操作が行われる、また、校正プレートの測色部の端面への押し付け操作はプレート搬送機構の停止中に行われるので、プレート搬送機構による校正プレートの搬送は測色部の端面に押し付けられることなく円滑に行われる。
本発明の第5の特徴は、前記テストプリントを前記測色部に搬送するプリント搬送機構を備えており、前記プリント搬送機構は、前記プレート搬送機構の前記駆動源によって回転駆動される搬送ローラを有し、前記駆動源から前記プレート搬送機構への駆動力伝達を、前記プリント搬送機構による前記テストプリントの搬送時に自動解除する伝動切り換え機構が設けられていることである。
したがって、本発明の第5の特徴構成に測色装置では、単一の駆動源によって校正プレートのみでなくテストプリントをも測色部に搬送でき、しかも、プリント搬送機構によるテストプリントの搬送時には、駆動源からプレート搬送機構への駆動力伝達が伝動切り換え機構によって自動解除されるので、搬送経路上で校正プレートとテストプリントとが干渉し合って、テストプリントの測色操作を校正プレートやトレイが阻害する虞がない。
本発明の第6の特徴は、前記プリント搬送機構は、前記搬送ローラを回転駆動させるべく前記駆動源によって駆動される駆動ギヤを有し、前記プレート搬送機構は、前記駆動ギヤの回転駆動力を前記ピニオンギヤに伝達するための中間ギヤを有し、前記伝動切り換え機構は、前記搬送ローラによる前記テストプリントの搬送に際して、前記中間ギヤを前記駆動ギヤと前記ピニオンギヤの双方と噛合した駆動伝達位置から、前記駆動ギヤと前記ピニオンギヤの少なくとも一方から離間した伝達解除位置に切り換える変位操作機構からなることである。
したがって、本発明の第6の特徴構成による測色装置では、テストプリントを搬送ローラによって搬送しない時には、校正プレートが装着されたトレイを、駆動源によって駆動される駆動ギヤ、駆動ギヤと噛合した中間ギヤ、及び、中間ギヤと噛合したピニオンギヤによって測色部に搬送して校正プレートが測色され、テストプリントを搬送ローラによって搬送する時には、中間ギヤが伝達解除位置に切り換えられるので、校正プレートは測色部に搬送されず、テストプリントのみが測色部に搬送され測色される、という合理的な構成が可能になる。
本発明の第7の特徴は、前記変位操作機構は、前記中間ギヤを前記伝達解除位置に変位操作する作用位置と、前記中間ギヤの前記駆動伝達位置への移動を許す非作用位置との間で揺動可能な揺動レバーと、前記揺動レバーを前記非作用位置に向けて付勢する付勢機構とを備えており、前記揺動レバーは、前記測色部に向けて挿入される前記テストプリントからの押し付け力を受けて前記揺動レバーを前記付勢機構の付勢力に抗して前記作用位置に揺動操作するための被操作部を有することである。
したがって、本発明の第7の特徴構成による測色装置では、テストプリントを測色部に向けて挿入していない状態では、揺動レバーは付勢機構によって非作用位置にあり、中間ギヤは駆動伝達位置に保持されているので、校正プレートが装着されたトレイの搬送を中間ギヤとピニオンギヤとを介して行うことができ、テストプリントを測色部に向けて挿入すれば、揺動レバーがこの挿入されたテストプリントからの押し付け力を受けて自動的に作用位置に揺動操作され、その結果、リンク部材によって中間ギヤが伝達解除位置に変位操作されるので、校正プレートが装着されたトレイの搬送は行われなくなる、という合理的な構成が可能になる。

本発明の第8の特徴は、前記プリント搬送機構は、前記測色部に向けて挿入されて前記揺動レバーを前記作用位置に揺動操作中の前記テストプリントを検出する検出手段を有し、前記プレート搬送機構は、前記トレイが前記測色部から退避した待機位置にあることを判定する判定手段を有し、前記制御装置は、前記判定手段によって前記トレイが前記待機位置にあることが判定され、且つ、前記検出手段によって前記テストプリントが検出された時に前記プリント搬送機構を駆動させることである。
したがって、本発明の第8の特徴構成による測色装置では、テストプリントを測色部に向けて挿入すると、これが検出手段によって検出されて、第2搬送機構が駆動され、テストプリントは搬送ローラによって自動的に測色部へと搬送される。しかも、第2搬送機構はトレイが待機位置にある時に限って駆動されるので、トレイ内の校正プレートが測色部側に来てテストプリントの搬送或いは測色操作を阻害する虞がない。
本発明によるその他の特徴および利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるであろう。
以下、本発明の発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。
(写真処理システムの構成)
図1は、写真フィルムまたは記録メディアに担持された画像情報から写真プリントを出力する写真処理システム200の一例を示す。写真処理システム200は、入力された画像データに基づいて印画紙を露光し、現像処理してプリントとして出力するプリント部200Aと、プリント部200Aへ画像データを入力する機能、及び、プリント部200Aの制御を行う機能を備えた制御部200Bとからなる。
図2に示すように、プリント部200Aは、ロール状の印画紙を格納する印画紙マガジン70、印画紙マガジン70から引き出されて適当なサイズにカットされた印画紙P1にRGBの各色の画像データに基づく潜像をライン露光する露光エンジン72、及び、露光された印画紙P1を現像処理液によって現像処理し、乾燥済みの仕上がりプリントP2として排出する現像処理部74などを有する。尚、露光エンジン72としては、ここではRGBの各色のレーザー光源から発されるレーザービームをポリゴンミラーとFθレンズ等を介して印画紙上に走査するレーザー露光エンジンが用いられる。レーザー露光エンジンの露光制御装置には、制御部200Bから入力された画像データを各レーザー光源の露光特性を考慮した画像データに補正演算するための図示されないLUT(ルックアップテーブル)が設けられている。但し、露光エンジンはこれに限らず、PLZTシャッタ方式、蛍光ビーム方式、或いは、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)方式などを含む種々の方法から選択することができる。
図3に示すように、制御部200Bは、オペレータが対面できる操作テーブル90の形態を有しており、この操作テーブルは最上層のメインテーブル90aと、メインテーブル90aより下方に配置されたサブテーブル90bとを有する。メインテーブル90aには、フィルムスキャナ80、モニタ82、キーボード84、モニタ82を介して制御部に指令を入力するためのポインティングデバイスとしてのマウス86等が載置されている。また、サブテーブル90bには、プリント部200Aとフィルムスキャナの操作を制御するためのコンピュータユニット88が載置されている。コンピュータユニット88は、各種の記録メディアから画像データを読み取るメディア受け付け部88aを備えている。さらに、メインテーブル90aとサブテーブル90bの間に、本発明による測色装置100が配置されている。
(測色装置の基本的な使用方法)
測色装置100は、一定の画像データに基づいてプリント部200Aから出力されるプリントの品質(各色毎の濃度など)が、プリント部200A内の現像処理液の状態(その日の処理液温度、酸化状態、疲労度合い等が含まれる)や露光エンジンの状態の如何に関わらず一定となるように、露光エンジン72の出力状態を調整するデイリーセットアップ等に用いられる。このデイリーセットアップでは、現在の状態のプリント部200Aから所定の画像データに基づくテストプリントTPを出力し、このテストプリントTPの濃度を測色装置100で測定し、予め決められた基準濃度との差異を算出し、この差異に基づいて露光エンジン72の出力状態の調整が行われる。この調整は、例えば、レーザー露光エンジン(露光エンジンの一例)の露光制御装置(不図示)に設けられた画像データのLUTを書き替える等の方法などで実現することができる。尚、測色装置100によるテストプリントTPの濃度測定値は、測色装置100に用いられている発光ダイオードの発光特性の変動(経時変化などによる)によって左右される虞がある。そこで、このような測色装置100自身の特性変化に基づく測定誤差を補償するために、デイリーセットアップでは、先ず、校正プレートCPと呼ばれる基準サンプルに設けられた基準となる濃度の被測定スポットを測色装置100で測定させることによって測色装置100そのものの校正が行われ、このように校正した測色装置100によって前述のテストプリントTPの濃度測定が行われる。
ここで用いられる校正プレートCPは、図7に示すように、厚さが2〜3mm程度の合成樹脂製の板の表面に一対の被測定スポットを形成したものである。被測定スポットは、
黒色の第1スポットS1(通常の写真プリント上で想定し得る最も低い反射率を持つ)と白色の第2スポットS2(通常の写真プリント上で想定し得る最も高い反射率を持つ)とからなる。校正プレートCPは、概して矩形の外形を有するが、白色の第2スポットS2に近接した角の一方のみが曲率の大きな曲線を描く異形となっている。
次に、テストプリントTPは、図6に示すように、これから使用予定の印画紙に露光エンジン72で所定のパターンを露光操作し、現在の状態の処理液を備えた現像処理部74で現像処理したプリントである。テストプリントTPの先端付近の中央には挿入方向を示す矢印Dが設けられ、矢印Dに続いてテストプリントTPの基端側に向かって、露光エンジン72からの露光を受けない最も濃度の低い(白色)の被測定面F1から、実質的に露光エンジン72によって可能な最も濃度の高い被測定面Fnまで、互いに濃度(反射率)が少しずつ異なる多数(nは例えば22)の帯状の灰色(無彩色)の被測定面Fが連続的にプリントされている。テストプリントTPの先端から矢印Dに最も近い白色の被測定面F1の中央部位までの長さL1は常に一定となるように設定されており、個々の単一の被測定面Fの前後方向の長さΔLも一定に決められている。
(測色装置100の支持機構)
図4に示すように、測色装置100は、ハンドル1aの付いた回転台1の上に載置されている。回転台1は、ほぼ垂直な軸芯X1回りで回動自在に支持されており、オペレータは、このハンドル1aによって、測色装置100を、測色装置100の正面が手前に向くと同時にその一部がメインテーブル90aから手前側に若干突出した操作姿勢(図4の状態)と、測色装置100の正面が操作テーブル90の右横方向をに向くと同時に測色装置100の全体がメインテーブル90aの下面に隠れた収納姿勢(図3の状態)との間で(図4に一点鎖線で示す方向に)切り換え可能になっている。
より具体的には、図5に示すように、回転台1の四隅の一つの近傍には、回転台1の上下に延びる支持シャフト2が延びている。そして、メインテーブル90aの下面付近には支持シャフト2の上端を回転自在に支持する凹部3aを備えた第1軸受け部材3が、サブテーブル90bの端面付近には支持シャフト2の下端を回転自在に支持する凹部4aを備えた第2軸受け部材4が配置されている。
(姿勢保持機構)
尚、回転台1と第2軸受け部材4の間には、測色装置100を操作姿勢に保持する姿勢保持機構が設けられている。姿勢保持機構は、第2軸受け部材4の凹部4aの近傍に形成された位置決め穴4bと、回転台1の下面から下方に突出するように設けられた位置決めピン5とからなる。オペレータが回転台1を回転操作して測色装置100を操作姿勢側に変位させると、位置決めピン5が位置決め穴4b内に落ち込んで測色装置100が操作姿勢に保持される。そのために、支持シャフト2は第1軸受け部材3と第2軸受け部材4に対して若干の範囲(例えば約3〜7mmの長さで良い)で上下移動可能に支持されている。また、位置決め穴4bの右側の縁部には位置決めピン5の下端付近を右上方に案内する円滑な案内スロープ4sが形成されているので、操作姿勢にある測色装置100を収納姿勢に切り換えたい時には、回転台1のハンドル1aを右側方に押せば、この側方向きの力によって位置決めピン5は案内スロープ4s上を右上方に滑り上がり、位置決め穴4bから抜け出て、案内スロープ4sの上端の縁部から水平に延びた第2軸受け部材4の上面4fに支持された状態になる。位置決めピン5の下端は案内スロープ4s上を円滑に移動できるように半球状に形成されている。尚、測色装置100を操作姿勢側に変位させる操作時に、一旦位置決め穴4b内に入り込んだ位置決めピン5が左側に抜け出て、測色装置100が操作姿勢よりも左側へ越えた姿勢にならないように、位置決め穴4bの左側の縁部4dはほぼ垂直に延び、且つ、位置決めピン5の半球状の部位は、第2軸受け部材4の上面4fよりも下方に位置するように構成されている。尚、案内スロープ4sの傾斜角度は、図4に矢印で示すようなテストプリントTPを測色装置100に挿入する際に回転台1が受ける比較的小さな応力では位置決めピン5が位置決め穴4bから抜け出ることのない
ように設定されている。
(測色装置100の概略構成)
図7から図12に示すように、測色装置100は、板金製部材と合成樹脂部材との組み合わせで構成された筐体100aと、濃度測定部6aを備えたカラーメータ6(測色計の一例)と、校正プレートCPを濃度測定部6aの直下に搬送するための第1搬送機構7(プレート搬送機構の一例)と、テストプリントTPを濃度測定部6aの直下に搬送するための第2搬送機構8(プリント搬送機構の一例)と、濃度測定部6aの直下に搬送された校正プレートCP或いはテストプリントTPを濃度測定部6a(測色部の一例)の下面に向けて押し上げる押し付け機構60とを有する。図8と図9に示すように、第1搬送機構7と第2搬送機構8とは共通の駆動源としてステッピングモータM(駆動装置を構成する駆動源の一例)を備えている。図13に示すように、カラーメータ6の濃度測定部6aには下向きの開口部6bが設けられており、この開口部6bの上方には複数のLED6Lと受光素子6Pとが設けられている。LED6Lは少なくともRGBの各色に対応するべく互いに波長領域の異なる3個のLEDを含む。互いに波長領域の異なるLEDは同時に発光されず、各波長領域毎に所定の順序で交互に発光され、発光された光は押し付け機構60によって開口部6bの付近に押し付けられた被測定物(校正プレートCPまたはテストプリントTP)の面で反射し、開口部6bに戻る光の強度が受光素子6Pによって各波長領域別に検出されるので、被測定物の面の濃度(或いは反射率)の算出が各波長領域毎に可能となる。尚、カラーメータ6は筐体100a内の所定箇所に着脱自在に配置されているので、測色装置100から適宜取り外してモニタの表示部の測色に用いることができる。
(第1搬送機構7)
図7と図8に示すように、校正プレートCPを搬送するための第1搬送機構7は、校正プレートCPを着脱自在に嵌め込むことの可能な係合凹部10aを備えたトレイ10を有する。トレイ10は、測色装置100が測定位置にある時、オペレータから見て前後方向に移動可能なように、左右の案内レール11上に摺動支持されている。トレイ10の下面にはラックギヤ10c(駆動装置の一例)が形成されており、トレイ10の下方には、図9に示すように、ラックギヤ10cの一部と噛合するピニオンギヤ12(駆動装置を構成するピニオンギヤの一例)が水平な支持軸30上に回転可能に設けられている。ステッピングモータMの正転向き及び逆転向きの回転駆動力は、後述する伝動機構によってピニオンギヤ12に伝えられ、これによってトレイ10を前後に往復移動させることができる。トレイ10の係合凹部10aは異形輪郭を持つ校正プレートCPの外形輪郭とほぼ完全に一致する形状を備えているので、トレイ10の係合凹部10aに嵌め込むと、必ず、黒色の第1スポットS1がオペレータから見て奥側に白色の第2スポットS2が手前側に配置される構成になっている。また、前述したように、校正プレートCPは、白色の第2スポットS2に近接した角の一方のみが曲率の大きな曲線を描く異形となっているので、校正プレートCPを誤って裏向きにセットしてしまう誤りも防止される。
図8に示すように、トレイ10のオペレータから見て左側辺には前後方向に長い被検出部10bが一体的に設けられている。他方、筐体100aには、被検出部10bを検出可能な光センサ対が設けられている。光センサ対は、オペレータから見てステッピングモータMの回転軸芯よりも手前側の第1センサ対50a(テストプリントTPに関しては検出手段の一例であり、校正プレートCPまたはトレイ10に関しては判定手段の一例)と奥側の第2センサ対50bとからなる。
トレイ10がオペレータから見て最も手前側の待機位置にある時(図8の状態)、被検出部10bはいずれの光センサ対50a,50bからも検出されない。ステッピングモータMによってトレイ10を奥側に送り込み、被検出部10bが奥側の第2センサ対50bによって検出された時点で停止させると、黒色の第1スポットS1が濃度測定部6aの直
下に配置される。
図9と図10に示すように、ステッピングモータMの回転駆動力をピニオンギヤ12に伝える伝動機構は、ステッピングモータMの回転軸と一体回転する水平な第1駆動軸13、第1駆動軸13に固定された駆動ギヤ14(駆動ギヤの一例)、及び、駆動ギヤ14とピニオンギヤ12との間に介装された中間ギヤ15(中間ギヤの一例)からなる。第1駆動軸13はカラーメータ6の開口部6bよりもオペレータから見て若干手前側(図10の上方寄り)に配置されている。図9と図14などに示すように、中間ギヤ15は、ピニオンギヤ12と共通の支持軸30上に揺動可能に支持された第1リンク部材31の遊端側に枢支されており、この第1リンク部材31の揺動姿勢によっては駆動ギヤ14から離間した位置(伝達解除位置の一例)に移動可能であるが、通常は後述する付勢機構によって駆動ギヤ14と噛合した噛合位置(駆動伝達位置の一例)に保持されている。
(第2搬送機構8)
図7、図9及び図10に示すように、テストプリントTPを搬送するための第2搬送機構8は、第1駆動軸13に固定された左右の第1搬送ローラ20a,20bと、第1駆動軸13よりも奥側の第2駆動軸16に固定された左右の第2搬送ローラ21a,21bとを有する。合計4個になる各搬送ローラ20a,20b,21a,21bはいずれも弾性材料の周面を有する。第1駆動軸13と第2駆動軸16との間には、タイミングプーリ17とタイミングベルト18からなる伝動機構が設けてあり、2つの駆動軸13,16はこの伝動機構によって常に同一の回転数で同期的に回転する。第2駆動軸16は、オペレータから見てカラーメータ6の開口部6bよりも十分奥側に配置されている。図11に示すように、個々の搬送ローラ20a,20b,21a,21bの上方には、挿入されたテストプリントTPを各搬送ローラ20a,20b,21a,21bに押し付けるための金属製の圧着ローラ19(合計4個)が遊転可能に配置されている。第1搬送ローラ20a,20bと第2搬送ローラ21a,21bは、いずれも互いに同期して回転駆動される左右一対のローラを有するので、テストプリントTPは蛇行などすることなく安定した姿勢で送り込まれる。
尚、図7と図10に示すように、筐体100aには、オペレータが載置するテストプリントTPを支持し、カラーメータ6の開口部6b側へ案内するための水平で上向きの案内支持面100fが設けられている。図4に示すように、案内支持面100fの最も手前側の部位の上方には、カラーメータ6及び圧着ローラ19を収納している上部筐体104が位置しておらず、テストプリントTPをカラーメータ6下方に向けて挿入するためのプリント挿入部100gを構成している。図12に示すように、テストプリントTPを案内支持面100f上に載置した状態でプリント挿入部100gに押し入れると、テストプリントTPの先端が第1搬送ローラ20a,20bとこれに対応する圧着ローラ19の間に受け入れられる。第2搬送機構8によって搬送中のテストプリントTPが校正プレートCP或いはトレイ10と接触しないように、搬送ローラ20a,20b,21a,21bと圧着ローラ19との接点、すなわちテストプリントTPが搬送される搬送面(案内支持面100fとほぼ一致する)は、校正プレートCP或いはトレイ10の上面よりも十分上方のレベルに設けられている。
また、図7に示すように、プリント挿入部100g付近に相当する案内支持面100fの一部は、手前側に抜き外しが可能となっており、この抜き外し可能な部材は、トレイ10上に嵌め込まれた校正プレートCPのカバー部材106を構成している。すなわち、トレイ10が最も手前側の待機位置にある時にカバー部材106を取り外せば、トレイ10の係合凹部10aに嵌め込まれた校正プレートCPが見え、被測定箇所(第1スポットS1と第2スポットS2)が汚染されていないか或いは褪色していないか等、校正プレートCPの状態を確認できる。カバー部材106は、オペレータが不用意に校正プレートCPの面に触れて被測定箇所を汚すこと、校正プレートCPの表面に粉塵などが堆積すること、及び、外部からの光線で第1スポットS1や第2スポットS2が褪色することを防止する役割を果たす。尚、オペレータはカバー部材106を外して観察することで定期的に校
正プレートCPの状態を確認し、被測定箇所が汚染されたり、粉塵、紙粉、毛髪などの異物が載っていれば、校正プレートCPの表面をクリーニングする、或いは、新しい校正プレートCPに取り替える等の措置を実施できる。
(伝動切り換え機構40)
この測色装置100では、校正プレートCPが例えば恒久的にトレイ10に位置したままであっても、校正プレートCP用のトレイ10が待機位置にあれば、テストプリントTPの測色が実施可能になっている。従って、オペレータはテストプリントTPの測色の度に校正プレートCPをトレイ10から抜き去る必要がなく、その結果、オペレータが校正プレートCPの被測定箇所を不用意に汚したり傷付ける虞も少なくなる。
上記の測色形態を可能にする目的で、校正プレートCPをトレイ10内に嵌め込んだままでも、テストプリントTPの第2搬送機構8による搬送と測色を可能とするための伝動切り換え機構40(変位操作機構の一例)が設けられている。この伝動切り換え機構40があるために、第1搬送機構7と第2搬送機構8とが単一のステッピングモータMを共通の駆動源を共有しているにも拘わらず、テストプリントTPの測色操作のために第2搬送機構8を駆動する際には、ステッピングモータMから第1搬送機構7への駆動伝達は自動解除されて、第1搬送機構7は駆動されず、校正プレートCP用のトレイ10は待機位置に保持されたままの状態となる。
図10〜図12及び図14〜図16に示すように、伝動切り換え機構40は、支持軸30上に揺動可能に支持された揺動レバー32を有する。揺動レバー32は、オペレータから見て第1搬送ローラ20a,20bよりも手前側に設けられており、筐体100aの案内支持面100fに沿って挿入されるテストプリントTPの先端によって操作される被操作部32aを備えている。揺動レバー32は、被操作部32aが案内支持面100fよりも上方に突出した図14に示す休止姿勢(非作用位置の一例)と、挿入されたテストプリントTPの先端によって被操作部32aが案内支持面100fと同レベルまで押し倒された図16に示す作用姿勢(作用位置の一例)との間で揺動可能であり、通常はコイルバネ33によって休止姿勢に保持されている。揺動レバー32には、休止姿勢から作用姿勢への切り換えに応じて、第1リンク部材31を中間ギヤ15が駆動ギヤ14から離間した姿勢へと揺動操作する第1カム面32bが形成されている。
そこで、図14から図15に示すように、オペレータがテストプリントTPを案内支持面100fに沿って奥側に挿入すると、テストプリントTPの先端によって揺動レバー32が作用姿勢へ押し倒され(図16の状態)、これによって、第1リンク部材31が中間ギヤ15と共に揺動操作されて、中間ギヤ15は駆動ギヤ14との噛合状態を解除されるので(伝達解除位置になる)、ステッピングモータMと第1駆動軸13の回転駆動力はピニオンギヤ12に伝えられることはなく、以後、テストプリントTPを測色中はずっと校正プレートCP用のトレイ10は待機位置に保持されたままとなる。
テストプリントTPをさらに奥側に挿入すると、手前側の第1センサ対50a(検出手段の一例)がテストプリントTPの先端を検出し、この検出信号に基づいてステッピングモータMが回転駆動を開始するので、テストプリントTPは第1搬送ローラ20a,20bによって引き込まれ、引き続き奥側の第2センサ対50bがテストプリントTPの先端を検出すると、ステッピングモータMが一旦停止し、この第2センサ対50bによるテストプリントTPの先端の検出位置を基準にして、第1と第2搬送ローラ20a,20b,21a,21bによってテストプリントTPをカラーメータ6の開口部6bに対して少しずつ移動させながら、テストプリントTPの個々の被測定面Fの測色操作が次々に行われる。
(噛合保持機構)
さらに、校正プレートCPを測色するためにトレイ10を第1搬送機構7で搬送する際に、何らかの事情でトレイ10の負荷が高い場合でも、中間ギヤ15が下方に押出されて
駆動ギヤ14との噛合状態が解除されることのないように、中間ギヤ15を駆動ギヤ14との噛合状態(駆動伝達位置)に保持する噛合保持機構36が設けられている。図14〜図17に示すように、噛合保持機構36は、揺動レバー32の下方で揺動自在に支持された第2リンク34を有する。他方、揺動レバー32は、支持軸30を挟んで被操作部32aとほぼ反対側に延びた保持突起32cを備えている。そして、第2リンク34は、揺動レバー32が休止姿勢にある時に、揺動レバー32の保持突起32cを受け入れる係入凹部34aと、中間ギヤ15の支軸を駆動ギヤ14と噛合した状態に下方から支持するギヤ保持部34bとを有する。第2リンク34が図14に示す水平姿勢にある時、ギヤ保持部34bは中間ギヤ15を駆動伝達位置に保持する。第2リンク34の揺動軸芯34pは、係入凹部34aとギヤ保持部34bとの中間点に配置されているので、中間ギヤ15を下方に移動させて駆動ギヤ14との噛合状態から解除しようとする応力が働けば、第2リンク34の係入凹部34aを揺動レバー32の保持突起32cに押し付ける作用が生じるが、図14から理解されるように、この押し付け力は、係入凹部34aを構成する面によって揺動レバー32を休止姿勢に保持するように働く。すなわち、中間ギヤ15を離間位置すなわち伝達解除位置に変位させようとする力に基づいて、第2リンク34の係入凹部34aから揺動レバー32の保持突起32cに対して作用する応力は、保持突起32cから揺動レバー32の揺動軸芯付近に向いた成分を有するので、揺動レバー32を作用位置に切り換える作用は生じない。
従って、第2リンク34は、揺動レバー32が休止位置(非作用位置)にある時に中間ギヤ15の伝達解除位置への変位を規制し、揺動レバー32が作用位置にある時には中間ギヤ15の伝達解除位置への変位を許す。そして、揺動レバー32を作用姿勢へ切り換えようとする外力が作用しない限り、第2リンク34は水平姿勢に保持され、同時に、中間ギヤ15と駆動ギヤ14との噛合状態が保持され、中間ギヤ15と駆動ギヤ14との間の歯飛びが防止される。他方、テストプリントTPの先端部などから揺動レバー32を作用姿勢へ切り換えようとする外力が作用すると、図15と図16に示すように、揺動レバー32の保持突起32cが第2リンク34の係入凹部34aから抜け出し、同時に、係入凹部34aに隣接して設けられた被操作突起34cが、揺動レバー32の保持突起32cに隣接して設けられた案内面32dを滑り降りながら(図17を参照)、ギヤ保持部34bが下がって中間ギヤ15の駆動ギヤ14からの離間(この離間操作は、前述したように、揺動レバー32の第1カム面32bによる第1リンク部材31の姿勢変更に基づく)を許す傾斜姿勢(図16を参照)に切り替えられる。
言い換えれば、第2リンク部材34の一端には、揺動レバー32の一端に形成された第2カム面32d(案内面)と係止可能な被操作部34c(被操作突起)が設けられており、第2リンク部材34の揺動軸芯に関して前記一端と反対側に位置する他端には、中間ギヤ15の支軸と係止可能なギヤ保持部34b(操作部)が設けられている。従って、第2リンク部材34は、揺動レバー32の休止位置(非作用位置)から作用位置への変位に伴い、中間ギヤ15の支軸によって、中間ギヤ15の離間位置(伝達解除位置)への移動を許す傾斜姿勢(図16に示す状態であり、非規制位置の一例)へと時間的にも角度的にも遅れなく揺動操作され、逆に、揺動レバー32の作用位置から休止位置(非作用位置)への変位に伴い、揺動レバー32の第2カム面32d(案内面)によって、中間ギヤ15の噛合位置(駆動伝達位置)への移動を許す水平姿勢(図14に示す状態であり、規制位置の一例)へと時間的にも角度的にも遅れなく揺動操作される。
測色を終えてテストプリントTPが測色装置100から引き抜かれた時など、揺動レバー32がコイルバネ33の付勢力に基づいて休止姿勢に戻る際には、第2リンク34の被操作突起34cが、揺動レバー32の案内面32dを保持突起32cに向かって滑り上がって、最終的に、第2リンク34は、揺動レバー32の保持突起32cが係入凹部34aに受け入れられ、中間ギヤ15を駆動ギヤ14との噛合状態に保持される姿勢、すなわち
水平姿勢に戻される。
(押し付け機構60)
尚、カラーメータ6の開口部6bの下方には、校正プレートCPやテストプリントTPの被測定面Fを測色中に開口部6bに押し付ける押し付け機構60が設けられている。図13に示すように、押し付け機構60は、第1搬送ローラ20と第2搬送ローラ21の中間付近(これはオペレータから見て開口部6bよりも奥側に配置されている)に設けられた水平な軸芯回りで揺動操作されるバネ板状の押し付け片61を有する。図9と図13に示すように、押し付け片61は、左右の両端で筐体100aのフレームに枢支された比較的剛性の高い揺動ブラケット62の中央部に接合され、そこから斜め上方に延びている。揺動ブラケット62の揺動に伴って、押し付け片61は、校正プレートCPやテストプリントTPを開口部6bに押し付ける上方の押し付け姿勢(図13に実線で示す)と、開口部6bの下方に校正プレートCPやテストプリントTPの自由な通過を許す空間を形成する下方の退避姿勢(図13に二点鎖線で示す)との間で切り換えられる。揺動ブラケット62の中央部から下方には操作アーム63が一体的に延びている。操作アーム63の遊端側は常にコイルバネ64によってオペレータから見て手前側(図13の右側)に付勢されており、この付勢の方向は、押し付け片61を押し付け姿勢に切り換えようとする方向に一致する。他方、操作アーム63の手前側には、操作アーム63の遊端をコイルバネ64の付勢力に抗してオペレータから見て奥側(第2搬送ローラ21に近接する位置)に移動操作するためのソレノイド65が配置されている。ソレノイド65への通電によって操作アーム63が奥側に移動操作されている間は、押し付け片61は退避姿勢に保持される。
尚、校正プレートCPは比較的に高い剛性を有するので、図11に示すように、押し付け片61によって開口部6bに押し付けられている時、トレイ10の係合凹部10aの底面から一時的に浮き上がった状態に保持されるが、押し付け片61が退避姿勢になると、校正プレートCPはそれ自身の自重の作用で、再びトレイ10の係合凹部10a内に嵌め込まれた状態に戻る。他方、図12に示すように、テストプリントTPは可撓性を有するので、その一部が第1搬送ローラ20または第2搬送ローラ21と圧着ローラ19の間に挟着された状態のままでも、他の一部を押し付け片61によって開口部6bに押し付けることができる。
テストプリントTPの前後方向の長さに関わらず全ての被測定面Fの測色操作が可能となるように、カラーメータ6を収納した部位は、テストプリントTPの案内支持面100fに対して片持ち状に構成されている。すなわち、図7と図10に示すように、測色装置100の筐体100aは、第1搬送ローラ20a,20b、第2搬送ローラ21a,21b、及び、押し付け機構60などを収納した下部筐体102と、カラーメータ6及び圧着ローラ19を収納している上部筐体104とを有し、テストプリントTPは下部筐体102と上部筐体104との間に挿入されるように構成されているが、図7に示すように、上部筐体104と下部筐体102とはオペレータから見て左側の端部に設けられた連結部103でのみ連結された片持ち構造になっている。
また、筐体100aの案内支持面100fの左右にはテストプリントTPの左右の端部を、特にテストプリントTPが搬送ローラ20a,20b,21a,21bと圧着ローラ19の間に挟着されるまでの間、平面視における前後方向に直線状に案内し、且つ、テストプリントTPが案内支持面100fから大きく上向きに偏向しないように案内するためのペーパーガイドが設けられている。図7に示すように、ペーパーガイドは、テストプリントTPの左端部付近を案内する固定式の左端ガイド42と、テストプリントTPの右端部付近を案内する可動式の右端ガイド43とからなる。
左端ガイド42は、上部筐体104と下部筐体102を連結する連結部103の右端面によって構成され、オペレータから見て前後方向に延びる垂直ガイド42aと、案内支持
面100fと上方から対向するように連結部103の右端面から右向きに延びた板状の水平ガイド42b(図10も参照のこと)とを有する。水平ガイド42bの下面と垂直ガイド42aの右面と上向きの案内支持面100fとで、オペレータから見てテストプリントTPの左端部を三方から取り囲む匚字状の断面を備えた案内凹部が形成される。通常の幅が15cm以内のテストプリントTPであれば、(右端ガイド43を用いることなく)専らこの左端ガイド42に沿って送り込めば良い。
右端ガイド43は、下部筐体102の前面に左右に摺動可能に支持された摺動部材44と、摺動部材44から右方向に延びたアーム部材45とからなる。アーム部材45の右端には、テストプリントTPの右端部を上下と右方向から取り囲むガイド本体46が前後方向に延びている。可動ガイド43は、幅の大きなテストプリントTPの右端部を案内させることに使用できるが、さらに、摺動部材44を筐体100aに対して適宜左右に手動で移動させることで、種々の幅のテストプリントTPに対応できる。また、もしも可動ガイド43の右端のガイド本体46が筐体100aから右側に突出した状態のまま回転台1を回して測色装置を収納姿勢に切り換えても、ガイド本体46が操作テーブル90の背板に衝突して破損することがないように、アーム部材45の基端部(アーム部材45の左端に位置する)は、図7に二点鎖線で示すように、摺動部材44に対して垂直な軸芯回りで揺動可能に支持されている。
(測色装置100の制御)
制御部200Bなどによって行われる測色装置100の制御方法について、一般的なデイリーセットアップの進行に沿って以下に解説する。
現像処理部74の現像処理液の温度が設定温度に保持された状態においてモニタ82に校正モードの操作画面を呼び出すと、使用する印画紙マガジン70を選択するように指示が表示される。印画紙を選択すると、選択された印画紙マガジン70から引き出してカットされた印画紙P1に対して、露光エンジン72によってテストプリントTPのための潜像が露光され、現像処理部74で処理されて、テストプリントTPが出力される。
また、モニタ82に校正モードの操作画面を呼び出すと、このテストプリントTPの作成、出力と平行して、測色装置100では、校正プレートCPを用いた測色装置100そのものの校正が自動的に開始される。測色装置100の校正は以下の要領で行われる。先ず、第1センサ対50a(判定手段の一例)によるトレイ10の被検出部10bの非検出によって、校正プレートCPを載置したトレイ10が待機位置(図8の状態)にあることが確認される。次に、ソレノイド65へ通電開始することで、押し付け片61を退避姿勢(図10の状態)に保持する。そして、ステッピングモータMを正転駆動してトレイ10を奥側に搬送し、トレイ10の被検出部10bが第2センサ対50bによって検出された時点でステッピングモータMを停止する。この状態で、校正プレートCPの黒色の第1スポットS1がカラーメータ6の開口部6bの直下に位置する。そこで、ソレノイド65への通電を解除することで、押し付け片61を押し付け姿勢に切り換えると、校正プレートCPの第1スポットS1が開口部6bに押し付けられ、第1スポットS1の測色(反射率の測定)が行われる。測色が完了したら、再びソレノイド65へ通電開始して、校正プレートCPをトレイ10の係合凹部10a内に戻した後、今度は校正プレートCPの白色の第2スポットS2がカラーメータ6の開口部6bの直下に位置するように、ステッピングモータMを所定量だけさらに正転駆動してトレイ10を更に奥側に搬送する。そしてソレノイド65への通電を解除しながら第2スポットS2の測色を同様に行う(図10の状態)。第2スポットS2の測色を行った後は、ソレノイド65へ通電して校正プレートCPをトレイ10の係合凹部10a内に戻し、引き続き、被検出部10bが第1センサ対50aによって非検出となるまでステッピングモータMを逆転駆動することで、トレイ10を待機位置に復帰させる。前述したように、測色操作では、カラーメータ6のLEDは各波長領域毎に所定の順序で交互に発光され、校正プレートCPの第1スポットS1及び第2スポットS2からの反射光の強度が受光素子6Pによって検出される。他方、この間、制御部200Bのコンピュータユニット88では、カラーメータ6によって得られた第1ス
ポットS1と第2スポットS2の反射率の値に基づいて測色装置100の校正が行われる。
トレイ10が待機位置に復帰されると、モニタ82にはテストプリントTPを測色装置100に挿入するように指示が出される。この指示に従って、図4に矢印で示すように、テストプリントTPを所定の向きで測色装置100の案内支持面100fに沿って挿入すると、先ず、図16に示すように、テストプリントTPの先端によって揺動レバー32が押し倒されることで、中間ギヤ15が下方に移動して、トレイ10を搬送するための第2搬送機構8への伝動状態が失われる。さらに、テストプリントTPを送り込むと、テストプリントTPの先端が第1センサ対50aによって検出されることで、ステッピングモータMが正転駆動され、第1搬送ローラ20a,20bと第2搬送ローラ21a,21bとが回転駆動されるので、第1搬送ローラ20a,20bと圧着ローラ19との間に挟着されたテストプリントTPがカラーメータ6の開口部6bの直下へと引き込まれる。次に、テストプリントTPの先端が第2センサ対50bによって検出されると、ステッピングモータMが一旦停止し、この第2センサ対50bによるテストプリントTPの先端の検出位置を基準にしてテストプリントTPの個々の被測定面Fの測色操作(反射率の測定)が、最も濃度の低い(白色)の被測定面F1から最も濃度の高い被測定面Fnまで次々に行われる。ここでも測色操作では、カラーメータ6のLEDは各波長領域毎に所定の順序で交互に発光され、テストプリントTPの各被測定面Fからの反射光の強度が受光素子6Pによって検出される。またこの時、テストプリントTPは被測定面Fの前後方向の長さであるΔLずつ送り込まれては、各被測定面Fの測色操作が実施されるが、ソレノイド65への通電と解除とを交互に行うことで、テストプリントTPの送り込みは、押し付け片61を退避姿勢にして行われ、測色のためにテストプリントTPを停止中は、押し付け片61が押し付け姿勢に保持される。
最も濃度の高い被測定面Fnの測色操作が完了すると、ステッピングモータMが逆転してテストプリントTPを挿入部100gから手前側に送り出し、テストプリントTPの先端が第2センサ対50bによって未検出の状態になると、ステッピングモータMの回転が停止し、オペレータがテストプリントTPを案内支持面100fから取り上げると、コイルバネ33の付勢力によって揺動レバー32が休止姿勢に復帰する。
カラーメータ6によるテストプリントTPの個々の被測定面Fの濃度(反射率)の測定結果は、互いに濃度の異なる個々の被測定面F毎に予め設定されている基準値と比較され、所定のアルゴリズムで判定されて、当日用いられる露光エンジン72の出力状態の調整に反映される。このように測色装置100を用いて一旦調整を行った露光エンジン72によってあらためてテストプリントTPを作成し、これを測色装置100で測色すると、テストプリントTPの各被測定面Fの濃度(反射率)が基準値に近づいていることが確認できる。
尚、このような測色装置100を用いた露光エンジン72の出力状態の調整作業は、一般に、プリント部200Aの現像処理部74の処理液を途中で交換したり、処理液を補充した際にも行われる。
〔別実施形態〕
〈1〉プリント搬送機構は必ずしもプレート搬送機構と共通の駆動源によって駆動される構成でなくても良く、プリント搬送機構とプレート搬送機構とが別々の駆動源によって駆動される構成としても良い。
〈2〉或いは、プリント搬送機構を設けることなく、テストプリントについては、これをオペレータが手動で測色部に送り込む構成にすることも可能である。この場合、例えば、テストプリントを挟着可能な搬送ローラ対と、この搬送ローラ対とオペレータが手動で回転させるノブとを連動させる伝動機構とを設けておき、オペレータが手動でノブを回せば
テストプリントが送り込まれる構成とすることができる。さらに、搬送ローラ対が、テストプリントTPに連続的に設けられた多数の被測定面Fどうしの長さΔLに対応した一定回転量を回転する毎にクリック音を生じるクリック機構をノブと伝動機構の間などに設ければ、個々の被測定面Fを次々に測色できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
写真処理システムの一例を示す斜視図 写真処理システムを構成するプリント部の概略構成図 写真処理システムを構成する制御部の斜視図 測色装置の外観を回転台及び操作テーブルの一部と共に示す斜視図 図4の測色装置が載置される回転台の要部を示す一部破断正面図 テストプリントの一例を示す概略平面図 測色装置を校正プレートと共に示す斜視図 測色装置の第1搬送機構を中心とした要部を示す平面図 測色装置の第2搬送機構を中心とした要部を示す平面図 校正プレートを搬送開始前の状態における測色装置の側面図 校正プレートを測色中の状態における測色装置の側面図 テストプリントを測色中の状態における測色装置の側面図 カラーメータと押し付け機構の概略構成を示す側面図 伝動切り換え機構と噛合保持機構との作用を示す説明図 伝動切り換え機構と噛合保持機構との作用を示す説明図 伝動切り換え機構と噛合保持機構との作用を示す説明図 伝動切り換え機構と噛合保持機構とを構成する主要な部材の関係を示す側面図
符号の説明
200 写真処理システム
200A プリント部
200B 制御部
70 印画紙マガジン
72 露光エンジン
74 現像処理部
82 モニタ
90 操作テーブル
P1 印画紙
P2 仕上がりプリント
TP テストプリント
CP 校正プレート
M ステッピングモータ(駆動源、駆動装置)
1 回転台
100 測色装置
100a 筐体
100f 案内支持面
100g プリント挿入部
106 カバー部材
6 カラーメータ(測色計)
6a 濃度測定部(測色部)
7 第1搬送機構(プレート搬送機構)
8 第2搬送機構(プリント搬送機構)
10 トレイ
10c ラックギヤ(駆動装置)
11 案内レール
12 ピニオンギヤ(駆動装置)
14 駆動ギヤ
15 中間ギヤ
19 圧着ローラ
20 第1搬送ローラ
21 第2搬送ローラ
31 第1リンク部材
32 揺動レバー
33 コイルバネ
34 第2リンク
36 噛合保持機構
40 伝動切り換え機構(変位操作機構)
50a 第1センサ対(検出手段、判定手段)
50b 第2センサ対
60 押し付け機構
61 押し付け片
65 ソレノイド

Claims (8)

  1. 写真処理装置を校正するために前記写真処理装置から出力したテストプリントの濃度を検出可能な測色部を有する測色計と、前記測色計を校正するための校正プレートを前記測色部に搬送するプレート搬送機構とを備えた測色装置であって、
    前記プレート搬送機構が、前記校正プレートを装着可能なトレイ、及び、前記トレイを前記校正プレートが前記測色部に位置する測定位置と前記校正プレートが前記測色部から退避した待機位置との間で往復移動させる駆動装置を有する測色装置。
  2. 前記プレート搬送機構が、さらに、前記トレイを摺動可能に支持する左右一対のレール部材を備え、前記駆動装置は、前記トレイの一部に設けられたラックギヤと噛合するピニオンギヤと、前記ピニオンギヤを回転駆動させる駆動源とを有する請求項1による測色装置。
  3. 前記駆動源はステッピングモータからなり、前記トレイ上の前記校正プレートが前記測色部から退避した待機位置から、前記校正プレートが前記測色部に位置する測色位置へ前記トレイを搬送し、前記測色部による測色操作の完了後、前記トレイを前記待機位置に復帰させるように、前記ステッピングモータを制御する制御装置が設けられている請求項2による測色装置。
  4. 前記プレート搬送機構によって前記測色部に搬送された校正プレートを、前記プレート搬送機構の停止中に、前記トレイから浮き上がらせて前記測色部の端面に向けて押し付ける押し付け機構が設けられている請求項1から3のいずれか一項による測色装置。
  5. 前記テストプリントを前記測色部に搬送するプリント搬送機構を備えており、前記プリント搬送機構は、前記プレート搬送機構の前記駆動源によって回転駆動される搬送ローラを有し、前記駆動源から前記プレート搬送機構への駆動力伝達を、前記プリント搬送機構による前記テストプリントの搬送時に自動解除する伝動切り換え機構が設けられている請求項2から4のいずれか一項による測色装置。
  6. 前記プリント搬送機構は、前記搬送ローラを回転駆動させるべく前記駆動源によって駆動される駆動ギヤを有し、前記プレート搬送機構は、前記駆動ギヤの回転駆動力を前記ピニオンギヤに伝達するための中間ギヤを有し、前記伝動切り換え機構は、前記搬送ローラによる前記テストプリントの搬送に際して、前記中間ギヤを前記駆動ギヤと前記ピニオンギヤの双方と噛合した駆動伝達位置から、前記駆動ギヤと前記ピニオンギヤの少なくとも一方から離間した伝達解除位置に切り換える変位操作機構からなる請求項5による測色装置。
  7. 前記変位操作機構は、前記中間ギヤを前記伝達解除位置に変位操作する作用位置と、前記中間ギヤの前記駆動伝達位置への移動を許す非作用位置との間で揺動可能な揺動レバーと、前記揺動レバーを前記非作用位置に向けて付勢する付勢機構とを備えており、前記揺動レバーは、前記測色部に向けて挿入される前記テストプリントからの押し付け力を受けて前記揺動レバーを前記付勢機構の付勢力に抗して前記作用位置に揺動操作するための被操作部を有する請求項6による測色装置。
  8. 前記プリント搬送機構は、前記測色部に向けて挿入されて前記揺動レバーを前記作用位置に揺動操作中の前記テストプリントを検出する検出手段を有し、前記プレート搬送機構は、前記トレイが前記測色部から退避した待機位置にあることを判定する判定手段を有し、前記制御装置は、前記判定手段によって前記トレイが前記待機位置にあることが判定され、且つ、前記検出手段によって前記テストプリントが検出された時に前記プリント搬送
    機構を駆動させる請求項3から7のいずれか一項による測色装置。
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