JP2004085376A - 濃度測定装置および画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】白色基準板を用いて画像の光学濃度を精度良く測定する際、白色基準板の汚れを検知することのできる濃度測定装置、および、白色基準板の汚れをオペレータに報知することができ、精度高くキャリブレーションを行い、高品質の画像を出力する画像記録装置を提供する。
【解決手段】濃度測定装置24は、処理部25cで求められた記録媒体上の光学濃度のうち、記録媒体の記録面のベース濃度を用いて、白色基準板26の汚れを判別する。また、この濃度測定装置24を用いて得られた濃度測定データを用いて露光ユニット34の較正を行って、適切な濃度の画像を出力する。
【選択図】図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体上に記録された画像の光学濃度を測定する濃度測定装置、およびこの濃度測定装置で得られた濃度測定データを用いて、記録媒体上に画像を記録する記録ユニット等の較正を行う画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザプリンタ、サーマルプリンタ、インクジェットプリンタ、複写装置等の各種画像記録装置においては、画像を記録する際、供給された入力画像信号に応じて適正な画像を記録できるように、画像記録装置の較正(キャリブレーション)を行って適正な出力画像信号が出力される構成となっている。
【0003】
この画像記録装置に対して行われるキャリブレーションは、例えば、以下の方法に沿って行われる。
まず、予め定められたフォーマットでシアン、マゼンタおよびイエローの3原色のパッチの光学濃度を変えて一列に記録することで、較正用テストチャートを作成する。
次に、記録された較正用テストチャートのパッチの光学濃度を測定する。
この後、光学濃度の測定によって得られた濃度測定データと目標とするパッチの濃度データ(目標濃度データ)とを用いて、画像記録装置における記録ユニットの較正を行う。例えば、画像の入力画像信号を出力画像信号に変換する変換条件や、画像の中間信号(例えば、対数露光量信号)を出力画像信号に変換する変換条件を較正する。
なお、光学濃度の測定は、画像記録装置に設けられた濃度測定装置を用いて精度良く行われる。
【0004】
特に、画像記録装置が写真やCG(コンピュータグラフィックス)等の画像を扱う場合、画像濃度が適切な、高品質な画像を出力するために、キャリブレーションを精度良く行うことが必要である。このため、キャリブレーションにおいて行う較正用テストチャートのパッチの光学濃度の測定も高精度に行うことが必要である。
【0005】
一般に、濃度測定装置では、測定対象物に光を照射する光源および光源から照射され測定対象物から反射した反射光を受光する受光センサを有する。ここで、濃度測定装置における光源の光量は変動し、また受光センサの特性は温度依存性により変動するので、精度を必要とする光学濃度の測定においては、専用の白色基準板を濃度測定装置に組み込んで白色基準板から反射した反射光の光量を基準光量とする。あるいは、測定対象物が画像の記録された記録媒体の場合、記録媒体の画像非形成部分の白地面で反射した反射光の光量を基準光量としたり、所定の基準チャートの反射光の光量を基準光量とする。
【0006】
記録媒体の白地面で反射した反射光の光量を基準光量とする場合、記録媒体の種類や記録媒体の保存状態によって白地面の光学濃度が変化するので精度が落ちるといった問題がある。また、所定の基準チャートの反射光の光量を基準光量とする場合、基準チャートをキャリブレーション時に別途測定する必要が生じ、操作が煩雑となる。
一方、特開2001−305676号公報では、白色基準板を濃度計とともに一体的に設け、精度の高いキャリブレーションを行う画像記録装置を開示している。また、特開2001−324387号公報では、濃度測定装置に白色基準板(白色のプレート)を設け、この白色基準板の表面を清掃可能なように濃度測定装置を構成する濃度計を退避可能とし、濃度測定装置のカバーに設けられた開口部から白色基準板の汚れを清掃することができる構成を開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の濃度測定装置のように、白色基準板の汚れを清掃することのできる構成となっていても、オペレータが自ら定期的に清掃を行うことは少ない。また、開口部から白色基準板のわずかな汚れ(光学濃度で0.1程度)を確認することも困難であり、白色基準板の汚れの程度を定量的に検知する方法もない。
このように白色基準板が汚れた状態でキャリブレーションを行うと、画像のハイライト部分に偽輪郭が発生し、高品質な画像を出力することができないといった不都合が生じる。
【0008】
すなわち、画像のハイライト部分は、記録面のベース濃度(記録面の非画像形成部分の光学濃度)を表す最低光学濃度の部分であり、この部分と、この最低光学濃度の階調レベルに対して1階調、光学濃度を上げた部分とでは、光学濃度に大きな段差が生じ、偽輪郭が生じるといった問題が生じる。
図7には、0〜255の8ビット画像信号値(最低光学濃度の階調レベルは255)と光学濃度との関係を表す特性曲線の例を示している。
汚れの無い白色基準板を用いてキャリブレーションを行った場合、画像信号値255、254、253において、記録面のベース濃度を表す最低光学濃度の点PA から点PB ,PC に接続される滑らかな特性曲線F1 が得られる。一方、汚れた状態の白色基準板を用いてキャリブレーションを行った場合、画像信号値255、254、253において、記録面のベース濃度を表す最低光学濃度の点PA から点PD ,PE に接続される際、点PD で滑らかに接続されない特性曲線F2 が得られる。このため、特性曲線F2 を用いた場合、点PA と点PD で段差が生じ、画像信号値255および254の画像部分において偽輪郭が生じる。
【0009】
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点を解消するために、白色基準板を用いて画像の光学濃度を精度良く測定する際、白色基準板の汚れを検知することのできる濃度測定装置を提供するとともに、白色基準板の汚れをオペレータに報知するとともに、この濃度測定値を用いて精度高くキャリブレーションを行い、高品質な画像を出力する画像記録装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、記録媒体上に形成された画像の光学濃度を測定する濃度測定装置であって、
光を射出する光源と、前記光源から射出した光を反射する基準板と、前記光源から射出し、前記記録媒体上で反射した記録媒体反射光または前記基準板で反射した基準反射光を受光する受光センサとを備える測定手段と、
前記受光センサで受光された前記記録媒体反射光の光量および前記基準反射光の光量を用いて光学濃度を求める演算手段と、
前記演算手段で求められた記録媒体上の光学濃度のうち、記録媒体の記録面のベース濃度を用いて、前記基準板の汚れを判別する判別手段と、を有することを特徴とする濃度測定装置を提供する。
【0011】
ここで、前記基準板は、白色基準板であり、前記記録媒体の記録面は白地面を成し、前記判別手段は、前記記録面のベース濃度が予め定められた閾値以下の場合、前記基準板が汚れていると判別するのが好ましい。
また、前記記録媒体の記録面は白地面を成し、前記測定手段の前記受光センサは、波長領域の異なる複数種類の光を受光し、前記判別手段は、前記複数種類の光のうち、最も波長の短い波長領域の光を除いた光を前記記録媒体反射光および前記基準反射光として前記受光センサにて受光して得られる記録面のベース濃度を用いて前記基準板の汚れを判別するのも好ましい。例えば、R(赤)光、G(緑)光およびB(青)光を前記受光センサが受光する場合、B光を用いず、R光あるいはG光を受光する。
【0012】
また、本発明は、記録媒体に画像を記録する画像記録装置であって、
較正用テストパターンの画像を記録する記録手段と、
前記記録手段により記録された較正用テストパターンの画像の光学濃度を測定する前記濃度測定装置と、
この濃度測定装置を用いて得られる濃度測定データと目標濃度データとを用いて前記記録手段の較正を行う較正手段と、を有することを特徴とする画像記録装置を提供する。
【0013】
ここで、前記画像記録装置は、前記基準板が汚れていると前記判別手段が判別した場合、前記基準板を清掃すべき旨を報知するのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の画像記録装置について添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の画像記録装置の一実施形態である画像記録装置(以下、記録装置という)10を概念的に示した構成図である。
記録装置10は、感光性熱現像記録材料を記録媒体として記録し、この記録媒体を用いて、水等の画像形成溶媒の存在下で受像材料に画像を転写形成する装置である。
なお、本発明の画像記録装置は、感光性熱現像記録材料を用いるものに限定はされず、ネガやリバーサルフィルムや印画紙等の銀塩写真感光材料等の各種の感光材料を用いるものでもよく、また、電子写真感光体や電子写真感光材料を用いるものでもよい。あるいは、インクを記録媒体に吐出して画像を記録するインクジェットプリンタでもよい。
【0015】
記録装置10は、感光性熱現像記録材料A(以下、記録材料Aとする)を供給する記録材料供給部12と、露光部14と、受像材料Rを供給する受像材料供給部16と、水塗布部18と、熱現像転写部20と、廃棄材料収容部22と、濃度測定装置24とを有し、さらに、上記各部位および装置の動作の制御、管理および各種判別を行うための制御ユニット11が、上記各部位および装置と接続されて構成される。
【0016】
また、記録装置10の上面には、画像記録開始、(ハードコピー)出力枚数の設定、記録材料Aの種類やサイズ(幅)、色/濃度の調整、拡大/縮小倍率等の各種パラメータの操作指示、さらには、後述するキャリブレーションの実行を入力することのできる、操作パネル23が配置される。また、記録装置10の上面には、キャリブレーション時に作成されるテストチャートの光学濃度を測定する濃度測定装置24が配置される。
操作パネル23は、例えば、各種パラメータ設定のための増減キー、テンキー、開始キー、キャリブレーションの実行等の各種の操作指示を入力する操作キー、入力された指示や操作を表示する表示パネル、表示パネルに表示された選択肢の選択等を行う矢印キー等を有している。また、上記表示パネルには、記録装置10のメンテナンスに必要な情報が表示される。
濃度測定装置24については後述する。
【0017】
図1では、記録材料Aは、長尺な状態で(感光面を内側にして)ロール状に巻回された状態で、遮光性のマガジン28に収納されて記録装置10に装填される。
マガジン28の記録材料Aの取出口の近傍には、引き出しローラ対30およびカッタ32が配置される。記録材料Aは、引き出しローラ対30によって、作成するプリントに応じた長さだけ引き出され、カッタ32によって切断された後に、下流(材料搬送方向の下流)の露光部14に搬送され、露光に供される。
【0018】
露光部14は、露光ユニット34と副走査搬送手段とから構成される。
露光ユニット34は、記録材料Aの赤(R)、緑(G)および青(B)の各感光層の露光に対応する3種の光ビームcの光源(R光源、G光源、B光源)35(図2参照)、光偏向器(図示されない)、fθレンズ(図示されない)等を有し、記録画像に応じて変調した光ビームcを主走査方向(図1では紙面に対して垂直方向)に偏向して、搬送方向の所定の露光位置で露光する、公知の光ビーム走査光学系である。他方、副走査搬送手段も、公知のもので、図示例においては、搬送方向(図1では紙面内の上方向)に上記露光位置を挟んで配置され、記録材料Aを主走査方向と直交する副走査方向に搬送する、一対の搬送ローラ対38から構成される。
記録材料供給部12から供給された記録材料Aは、副走査搬送部36の搬送ローラ対38によって副走査方向に搬送されつつ、記録する画像に応じて変調されて主走査方向に偏向された光ビームcによって走査されることで、二次元的に走査露光され、潜像が記録されて下流に搬送される。
【0019】
図2は、露光ユニット34の光ビームcの光源の露光制御系の概略を示すブロック図である。
図示例において、スキャナ(画像読取装置)、デジタルカメラなどの撮像手段または画像処理装置等の画像信号の供給源Fから供給された入力画像信号は、信号変換部40で出力画像信号としての変調信号(MQ)に変換された後、ドライバ42に供給される。ドライバ42は、この変調信号に応じて、各光ビームcの光源35を変調して駆動する。
ここで、信号変換部40は、入力画像信号(PS)から、記録材料Aへの露光量の対数値を表す対数露光量信号(PD)に中間信号として変換するPS−PDLUT(ルックアップテーブル)40aと、対数露光量信号(PD)からドライバ42に入力する変調信号(MQ)に変換するキャリブレーションLUT(ルックアップテーブル)40bとを有する。
【0020】
ここで、PS−PDLUT40aは、入力画像信号のとり得る値の範囲(8ビット信号であれば0〜255)にわたり、入力画像信号と対数露光量との対応づけを行ったもので、記録材料Aの種類毎に設定されるものである。
一方、キャリブレーションLUT40bは、記録材料Aの対数露光量と画像濃度との関係を示す発色濃度特性の変動やドライバ42の特性の変動を吸収するためのLUT(較正手段)である。キャリブレーションの実行とは、キャリブレーションLUT40bを変更することをいい、後述する較正用テストチャートT(図3参照)の各パッチが目標とする光学濃度を持つように変更される。
【0021】
ドライバ42にはテストチャートデータ保持部44が、信号変換部40にはキャリブレーション演算部46が、それぞれ接続される。
テストチャートデータ保持部44は、後述する較正用テストチャートTに対応する変調信号(MQ)を記録保持した部位であり、記録装置10のキャリブレーションを行う際に、変調信号をドライバ42に供給する。これにより、露光ユニット34によって、較正用テストチャート(以下、テストチャートという)Tを記録することができる。
【0022】
テストチャートTは、図3に示すように、例えば、段階的に光学濃度の異なる3原色(例えば、シアン、マゼンタおよびイエロー)のパッチが主走査方向と直交する方向(搬送方向)に順番に一列に形成された、公知のテストチャートである。一列に形成されたシアン、マゼンタおよびイエローのパッチの列の先端および後端には、基準位置指針パッチ90が設けられる。
このテストチャートTの各パッチの光学濃度の測定は、濃度測定装置24によって行われる。
【0023】
キャリブレーション演算部46は、キャリブレーションの際に、濃度測定装置24から送られたテストチャートの濃度測定データと、各パッチの目標とする濃度値を表す目標濃度データとを用いて、信号変換部40における変換条件を算出し、この算出された変換条件に基づいてキャリブレーションLUT40bの書き換えを行う部位である。
【0024】
なお、記録装置10においては、信号変換部40は、中間信号である対数露光量信号を介することなく、入力画像信号を直接出力画像信号である変調信号に変換してもよい。
【0025】
露光部14において潜像を記録された記録材料Aは、3つの搬送ローラ対48によって搬送され、水塗布部18において、画像形成溶媒としての水を塗布され、さらに、レジスト部50に搬送される。
【0026】
他方、受像材料Rは、受像面に色素固定材料が塗布されたもので、受像材料供給部16において、長尺な状態で(受像面を内側にして)ロール状に巻回された状態で、マガジン52に収納されて記録装置10に装填される。
マガジン52の取出し口の近傍には、引き出しローラ対54およびカッタ56が配置される。受像材料Rは、引き出しローラ対54によって、作成するプリントに応じた長さだけ引き出され、カッタ56によって切断された後に、3つの搬送ローラ対58によって搬送され、レジストローラ対60に供給される。なお、後述する剥離爪68による記録材料Aとの剥離を容易にするために、受像材料Rは、記録材料Aよりも、若干、長めに切断される。
【0027】
レジスト部50およびレジストローラ60は、共に、タイミングを合わせて記録材料Aおよび受像材料Rを搬送することにより、両者を重ね合わせて熱現像転写部20に搬送する。
【0028】
熱現像転写部20は、無端ベルトおよびローラからなるベルトコンベア62および64と、ベルトコンベア62(その無端ベルト)に内包されるように配置される、ヒータ66とを有して構成される。
2つのベルトコンベア62および64は、互いの無端ベルトによって記録材料Aと受像材料Rの積層体を挟持搬送する。この挟持搬送の際に、ヒータ66によって前記積層体が加熱されて記録材料Aに形成された潜像が可視像化され、さらに、この画像が受像材料Rに転写される。
【0029】
熱現像転写部62の下流には、剥離爪68が配置される。
熱現像転写部62で熱現像および画像の転写を終了した記録材料Aと受像材料Rとの積層体の先端が、剥離爪68に至ると、剥離爪68が作動して両材料の間に入り、両者を剥離する。
【0030】
剥離爪68によって受像材料Rから剥離された記録材料Aは、搬送ローラ対70によって廃棄材料収容部22に送られる。
廃棄材料収容部22は、ドラム72と、ドラム72(記録材料Aの最外層)に巻き掛かるエンドレスベルト74と、このエンドレスベルト74を張架するローラ76,76…とからなる駆動手段を有する。使用済みの記録材料Aは、ドラム72に巻き取られ、所定量になった時点で、廃棄される。
【0031】
他方、記録材料Aが剥離された受像材料Rは、搬送ローラ対78,78…によって搬送され、さらに、排出ローラ80によって、画像の記録されたハードコピーとしてトレイ82に排出される。
【0032】
一方、記録装置10の上面には、テストチャートの画像の光学濃度を測定する、図4に示すような濃度測定装置24が配置されている。
濃度測定装置24は、記録装置10のキャリブレーションを行う際に、トレイ82に排出されたテストチャートTが所定の位置に挿入されると、自動的にテストチャートTをx方向に搬送してテストチャートTの光学濃度の測定を行い、濃度測定データを露光ユニット34のキャリブレーション演算部46に送る部位である。
【0033】
濃度測定装置24は、一方向に搬送されるテストチャートTに光を照射し、その反射光を測定することによって、記録されたテストチャートTの各パッチの光学濃度を測定する、公知の1次元の濃度計である。
より詳しく説明すると、濃度測定装置24は、図5(a)および(b)に示すように、濃度計25と白色基準板26とテストチャートTを挟持搬送する搬送ローラ対27とを主に有し、これらが筐体24aおよび基台によって覆われている。
【0034】
濃度計25では、テストチャートTの反射光を集束させる光学系25aと、この光学系25aを介して反射光の光量を測定するセンサ(受光センサ)25bと、センサ25bで受光された記録媒体の反射光の光量および白色基準板26の反射光(基準反射光)の光量を用いて光学濃度を求める、回路で構成された処理部25cと、R、GおよびB光を別々に射出して白色基準板26またはテストチャートTに照射するLED光源25dとが、筐体25e内に設けられ、筐体25eが搬送方向(図5(a)中のx方向)と直交する方向(図5(b)中のy方向)に移動可能に構成され、測定位置と退避位置に移動することができる。
【0035】
白色基準板26は、濃度計25が光学濃度を測定する測定位置に移動した時の対向位置に、濃度計25と対向するように設けられ、テストチャートTが搬送されて測定位置を通過する前に、白色基準板26がLED光源25dによって照射され、白色基準板26の反射光の光量が濃度計25で測定される。
また、上記測定位置の上方の筐体24aの部分は、一部が穿孔された開口部24bが設けられ、この開口部24bには、開口部24bが開閉可能なように、スライド可能な閉じ蓋24cが設けられている。濃度計25を測定位置からy方向に移動させて退避位置に位置させることで、閉じ蓋24cをスライドして開口部24bを開けることによって白色基準板26の表面が視認され、開口部24から白色基準板26の表面を清掃することができる構成となっている。
【0036】
なお、LED光源25dは、受像材料Rに記録されたテストチャートのシアンパッチの濃度測定に対応するR光を射出するR光源、マゼンタパッチの濃度測定に対応するG光を射出するG光源、およびイエローパッチの濃度測定に対応するB光を射出するB光源と、各光源を駆動する図示されないドライバと、ドライバをコントロールして各光源の点灯を制御する図示されない制御部とを有して構成される。LED光源25dの替わりに、ハロゲンランプ等を用い、センサ側にR、GおよびB光を検出するための色フィルタを設けて、テストチャートの各パッチの濃度測定を行ってもよい。
このような濃度測定装置24は、特開2001−324387号で開示される濃度測定装置が一例として用いられる。
記録装置10は以上のように構成される。
【0037】
図6は、記録装置10で行われるキャリブレーションのフローを示している。
キャリブレーションを行う際、まず、テストチャートデータ保持部44からテストチャートTの変調信号がドライバ42に供給され、これに応じてテストチャートTが記録材料Aに露光され、熱現像転写部20において熱現像されて受像材料Rに転写される。転写によって、記録された受像材料RはテストチャートTとしてトレイ82から排出される。こうしてテストチャートTが作成される(ステップ100)。
【0038】
次に、トレイ82から排出されたテストチャートTはオペレータによって濃度測定装置24の所定の位置に挿入されると、テストチャートTの光学濃度の測定が行われるが、この測定の開始前に、LED光源25dの予備加熱点灯が行われた後、LED光源25dから光が射出され白色基準板26にて反射した反射光の光量が基準光量として測定される(ステップ102)。すなわち、LED光源25dから射出し白色基準板26で反射した反射光が光学系25aを介してセンサ25bで受光され、光量に応じた信号が生成され処理部25cに送られる。
【0039】
次に、テストチャートの光学濃度の測定のための動作が自動的に開始される。すなわち、搬送ローラ対27が一定速度で回転を開始し、テストチャートTの先端部が図示されないセンサで検出されるまでテストチャートTの定常速度による搬送が行われる。先端部が検出されると搬送は低速送りとなる。さらに、この後、テストチャートの先端側の基準位置指針パッチ90がセンサ25bで検出されると、搬送ローラ対27の回転に対応して定められたテストチャートの位置情報がリセットされる。
この状態から所定の間隔でコマ送りされて、テストチャートTは光学濃度の測定に供される。光学濃度の測定は、まず、LED光源25dからR光またはG光を射出し、基準位置指針パッチ90と最初のパッチであるシアンのパッチとの間に位置する画像非形成部分92(図3参照)(テストチャートTの記録面(白地面)の白地ベース部分)で反射した反射光の光量が測定される(ステップ104)。
【0040】
ここで、白地ベース部分の反射光の光量の測定は、R光またはG光を用い、B光を用いない。テストチャートTを記録した受像材料Rには紫外光成分の影響を受けてイエロの光学濃度を抑える蛍光増白材が含まれており、この蛍光増白材の変化によりイエロの光学濃度に誤差が生じ易いからである。
LED光源の場合、紫外光成分が含まれていないので、蛍光増白材の変化によるイエロの濃度変化を検出できず誤差が生じてしまう。また、LED光源の替わりにハロゲンランプを用いた場合、ハロゲンランプから射出される光には紫外光成分が多く含まれているので、ハロゲンランプの経時変化によって紫外光成分の量が変化して、イエロの光学濃度が変化して誤差が生じてしまう。
また、B光のような短波の光は散乱の影響を受け易いので、記録材料の記録面の粗度の変化に影響を受けにくい点からも、B光に比べて波長の長い長波の光(R光またはG光)を用いて反射光の光量の測定を行うのがよい。
【0041】
次に、シアンパッチに対してR光を、マゼンタパッチに対してG光を、およびイエローパッチに対してB光をそれぞれ射出し、その反射光の光量を測定してテストチャートの各パッチで反射した反射光の光量が測定される(ステップ106)。
センサ25bで受光され、光量に応じて生成された信号は処理部25cに送られる。処理部25cでは、白色基準板26で測定された基準光量に対する白地ベース部分における反射光の光量の比率、および白色基準板26で測定された光量に対するテストチャートの各パッチにおける反射光の光量の比率が求められ、記録面のベース濃度Dw およびテストチャートの各パッチの光学濃度が算出される(ステップ108)。このように、記録面で反射した反射光の光量の測定および光学濃度の算出によって光学濃度の測定が行われる。
なお、光学濃度の測定は、テストチャートTが所定の位置にセットされたら、(所定時間経過後に)自動的に読み取りのための動作を開始するものであってもよいし、オペレータが濃度測定開始の指示を操作パネル23を介して出すものであってもよい。
【0042】
次に、処理部25cでは、算出されたテストチャートの白地ベース部分である画像非形成部分92の光学濃度が予め設定された閾値Dws以下であるか否かが判別される(ステップ110)。これにより、白色基準板26が汚れているか否かを判別することができる。
写真印画紙等のような記録媒体の白地ベース部分の光学濃度は、0.05以上0.2以下である。従って、白色基準板26の判別に際し、誤判別が生じないように、かつ、確実に白色基準板26が汚れていると判別できるように、記録媒体における白地ベース部分の光学濃度から0.02以上0.07以下の所定値を差し引いた値を閾値Dwsとして用いるのが好ましい。
現在、一般に用いられる白地の記録媒体の記録面のベース濃度は、略0.1程度であり、最も低い限界は略0.03と考えられる。これより、閾値Dwsとして、例えば、−0.04(=0.03−0.07)以上0.08(=0.1−0.02)以下の所定値に設定するとよい。
また、受像材料R等の記録媒体の種類毎に閾値Dwsを設定するように構成してもよい。
このように、本発明は、記録媒体上の光学濃度のうち、光学濃度が略一定の、記録媒体における画像非形成部分92である白地ベース部分の光学濃度(記録媒体の記録面のベース濃度)を用いて、白色基準板26の表面の汚れを判別することを特徴とする。
【0043】
なお、テストチャートTの白地ベース部分の光学濃度は、経時変化により光学濃度が増加することはあっても、減少することはない。
テストチャートTの白地ベース部分のベース濃度Dw がわずかに高い場合、白色基準板26が実際に汚れているにもかかわらず汚れていないと判別する場合も起こり得るが、この場合、ベース濃度Dw は高いので、図7に示すように、点PA →点PD のような隣接する階調レベルにおける段差も縮小方向にある。従って、従来問題となっていた画像信号値255および254の画像部分において偽輪郭が生じることはない。
また、記録媒体は経時変化により記録面のベース濃度は増加方向に進むので、白色基準板26が汚れていないにもかかわらず、汚れていると判別する場合も少なくなる。
【0044】
ステップ110における判別において、ベース濃度Dws>閾値Dw の場合、白色基準板26は汚れていないものと判別され、キャリブレーションが実行される(ステップ112)。すなわち、テストチャートTの各パッチの光学濃度の濃度測定データがキャリブレーション演算部46に送られ、対数露光量信号PDから変調信号MQへの変換条件が算出され、この変換条件に基づいてキャリブレーションLUT40bのLUTが書き換えられる。
なお、変換条件の算出方法は、特に限定されないが、例えば、特開2000−241913号公報に記載される方法によって計算が行われる。
【0045】
一方、ステップ110において、ベース濃度Dw ≦閾値Dwsの場合、白色基準板26は汚れているものと判別され、白色基準板26が汚れている旨を報知(警告)しつつキャリブレーションを実行する、あるいは、白色基準板26が汚れているためキャリブレーションを中断し、白色基準板26の清掃後テストチャートTの光学濃度の再測定を行うのいずれか一方の選択がなされる(ステップ114)。この選択は、キャリブレーションを行う前に、ベース濃度Dw ≦閾値Dwsの場合のキャリブレーションの実行の有無を操作パネル23にて予め指示されたものであってもよいし、閾値Dwsとベース濃度Dw との差分の程度によってはキャリブレーションの実行および光学濃度の再測定の一方を自動的に選択するものであってもよい。例えば、差分が所定値より大きい場合は、白色基準板26の汚れが軽いものとして、白色基準板26が汚れている旨を報知(警告表示)しつつキャリブレーションを実行する。差分が所定値より小さい場合は、白色基準板26の汚れが酷いものとして、白色基準板26を清掃すべきとの情報を報知してキャリブレーションを中断する。
【0046】
また、オペレータがテストチャートの各パッチを視認して操作パネル23から入力された指示に基づいて上記選択がなされるものであってもよい。
キャリブレーションが中断された場合、清掃すべきとの情報が操作パネル23の表示パネルに報知される(ステップ116)。この報知に従ってオペレータによる清掃が行われオペレータの指示によりキャリブレーションの中断が解除されると、ステップ102に戻り、テストチャートTの光学濃度の再測定が行われる。
一方、キャリブレーションの実行が選択された場合、ステップ112に進み、キャリブレーションが実行される。
白色基準板26の清掃は、閉じ蓋24cをスライドして開け、オペレータが開口部24bから清掃を行う。
なお、ステップ114における選択は、制御ユニット11において行われる。また、上記報知は、表示パネルによる文字表示によって行われる他、操作パネル23に内蔵するブザー等によって行われてもよい。
【0047】
このように、記録装置10は、白色基準板26の汚れの有無を報知することができるので、オペレータは、キャリブレーションの精度を維持するために、白色基準板26を常時清掃する必要はなく、報知に応じて清掃すればよい。
【0048】
なお、本実施例では、テストチャートTの記録面のベース濃度Ws によって白色基準板26の汚れを検知することができるが、予め白色基準板26の測定を行ってテストチャートの光学濃度を測定し、この測定結果に基づいてキャリブレーションを行った後、階調が最大レベル(8ビット信号では255)から1つ小さいレベル(8ビット信号において254)の光学濃度のパッチをテストチャートTとして形成し、この光学濃度と記録面のベース濃度との差を求め、この差が、所定値以上、例えば0.01以上0.02以下の範囲の所定値以上あれば、白色基準板26は汚れていると判別してもよい。
また、テストチャートTの替わりに光学濃度が既知の基準チャートを濃度測定装置24にて測定し、得られた光学濃度が所定値に比べて大きく変化する場合、白色基準板26が汚れているものと判別してもよい。
なお、本実施例では、白色基準板26を用いたが、本発明では白色基準板に限定されず、一定の光学濃度を有する基準板であってもよい。
【0049】
以上、本発明の濃度測定装置および画像記録装置について詳細に説明したが、本発明は、上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのは、もちろんである。
【0050】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の濃度測定装置は、較正用テストチャートの記録された記録媒体上の光学濃度のうち、記録面のベース濃度を用いて、基準板の汚れを判別することができるので、この濃度測定値を用いて精度高くキャリブレーションを行い、高品質の画像を出力することができる。
また、光学濃度の測定の際、光学濃度が既知の基準チャート等、専用器具を用いることなく、比較的精度の高い光学濃度の測定を容易に行うことができる。これより、本発明の画像記録装置は、高品質な画像を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置の一例の概略構成図である。
【図2】図1に示す露光ユニットの構成を示す図である。
【図3】本発明の画像記録装置で記録されるテストチャートパターンの例を示した図である。
【図4】図1に示す画像記録装置における濃度測定部の概略斜視図である。
【図5】(a)および(b)は、図4に示す濃度測定部の概略の構成を示す構成図である。
【図6】本発明の画像記録装置で行われるキャリブレーションのフローを示すフローチャートである。
【図7】従来の画像記録装置で得られる画像信号装置と光学濃度との関係を説明する図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置
11 制御ユニット
12 記録材料供給部
14 露光部
16 受像材料供給部
18 水塗布部
20 熱現像転写部
22 廃棄材料収容部
23 操作パネル
24 濃度測定部
25 濃度計
26 白色基準板
34 露光ユニット
40 信号変換部
42 ドライバ
44 テストチャートデータ保持部
46 キャリブレーション演算部

Claims (5)

  1. 記録媒体上に形成された画像の光学濃度を測定する濃度測定装置であって、
    光を射出する光源と、前記光源から射出した光を反射する基準板と、前記光源から射出し、前記記録媒体上で反射した記録媒体反射光または前記基準板で反射した基準反射光を受光する受光センサとを備える測定手段と、
    前記受光センサで受光された前記記録媒体反射光の光量および前記基準反射光の光量を用いて光学濃度を求める演算手段と、
    前記演算手段で求められた記録媒体上の光学濃度のうち、記録媒体の記録面のベース濃度を用いて、前記基準板の汚れを判別する判別手段と、を有することを特徴とする濃度測定装置。
  2. 前記基準板は、白色基準板であり、
    前記記録媒体の記録面は白地面を成し、
    前記判別手段は、前記記録面のベース濃度が予め定められた閾値以下の場合、前記基準板が汚れていると判別する請求項1に記載の濃度測定装置。
  3. 前記記録媒体の記録面は白地面を成し、
    前記測定手段の前記受光センサは、波長領域の異なる複数種類の光を受光し、
    前記判別手段は、前記複数種類の光のうち、最も波長の短い波長領域の光を除いた光を前記記録媒体反射光および前記基準反射光として前記受光センサにて受光して得られる前記記録面のベース濃度を用いて前記基準板の汚れを判別する請求項1または2に記載の濃度測定装置。
  4. 記録媒体に画像を記録する画像記録装置であって、
    較正用テストパターンの画像を記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録された較正用テストパターンの画像の光学濃度を測定する請求項1〜3のいずれか1項に記載の濃度測定装置と、
    この濃度測定装置を用いて得られる濃度測定データと目標濃度データとを用いて前記記録手段の較正を行う較正手段と、を有することを特徴とする画像記録装置。
  5. 前記基準板が汚れていると前記判別手段が判別した場合、前記基準板を清掃すべき旨を報知する請求項4に記載の画像記録装置。
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