JP2005030641A - 温水床暖房付エアコンの室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内機暖房のみ行う場合に、室外温度が低下した場合でも床暖房装置の循環水の凍結を防止できる温水床暖房付エアコンの室外機を提供する。
【解決手段】冷媒が循環する冷媒管5、温水が循環する循環水管7、空気冷媒熱交換器12、圧縮機14、温水冷媒熱交換器15、冷媒減圧機構10,11、循環ポンプ21、及び室外機コントローラ24を備えた温水床暖房付エアコン1の室外機2において、室外の温度を検出する室外温度センサ22と、室内の暖房温度を設定する室温設定手段とを備え、室外機コントローラ24は、室内機3にのみ給熱するエアコン単独暖房運転を行う場合において、室内温度が室温設定手段により設定された暖房温度以上であって、室外温度センサ22の検出温度が所定の閾値より低い場合、圧縮機14を作動させるとともに循環ポンプ21を作動させる凍結防止手段を備える構成とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷媒により室内機で室内暖房を行うと同時に床暖房装置の循環水を加温し、加温された循環水により床暖房を行う温水床暖房付エアコンの室外機に関し、特に、床暖房装置の循環水の凍結を防止する凍結防止技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
冷媒により室内機で室内暖房を行うと同時に床暖房装置の循環水を加温し、加温された循環水により床暖房を行う温水床暖房付エアコンとしては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
【0003】
図4は従来の温水床暖房付エアコンの構成を表す図である。温水床暖房付エアコン100は、室外機101、室内機102、及び床暖房装置103を基本的な構成とする。室外機101は、室外に設けられる。この室外機101には、室外機101の動作制御を行う室外機コントローラが内蔵されている。また、室内機102は、居室内に設置される。床暖房装置103は、居室内の床に敷設される。
【0004】
室外機101と室内機102とは、冷媒が循環する冷媒管104、制御信号の交信を行うための制御線105、及び室内機102から室外機101に電源供給を行うための電源線106によって接続されている。室外機101と室内機102とを繋ぐ冷媒管は、室外機101の内部に配設された冷媒管の出口に設けられた接続バルブに接続される。一方、室外機101と床暖房装置103とは、循環水が循環する循環水管107により接続されている。
【0005】
また、室内機102は室内機コントローラを内蔵している。そして、室内機102には、室内機コントローラに対して、室内機102の電源のオン・オフや居室温度等の設定を行う室内機リモコン108が備えられている。床暖房装置103にも同様に、床暖房のオン・オフや床暖房装置103の加熱温度等を設定するための床暖房用リモコン109が備えられている。この床暖房用リモコン109は、直接室外機101に接続されている。
【0006】
以上のような構成において、室内機102で暖房を行うとともに、床暖房装置103で床暖房を行う場合、まず、室外機101において、居室外の空気と減圧した冷媒との間で熱交換を行い、冷媒に居室外の空気の熱を吸収させる。そして、熱を吸収した冷媒を、室外機101に内蔵された圧縮機で加圧する。加圧されて高温となった冷媒は、循環水管107を循環する循環水と熱交換され、加温された循環水が床暖房装置103に送られて床暖房が行われる。また、一方で、加圧されて高温となった冷媒は、冷媒管104を通して室内機102に送られる。室内機102では、高温の冷媒と室内の空気との間で熱交換を行うことで、室内の暖房を行う。室内の空気に放熱した後の冷媒は、冷媒管104を通して室外機101に戻され、減圧された後に、再び居室外の空気との熱交換が行われる。
【0007】
一方、室内機102のみで暖房を行い床暖房装置103による暖房は使用しない場合は、上記動作において、循環水管107内の循環水の循環を停止した状態とされる。
【0008】
しかしながら、このような従来の温水床暖房付エアコン100を、寒冷地において使用する場合、冬場には室外の気温は、例えば、0℃以下に低下する場合がある。このような低温下において、室内機102のみで暖房を行い床暖房装置103による暖房は使用しない運転を行う場合、循環水管107内の循環水の循環が行われないと、循環水管107内で循環水が凍結し、いざ床暖房を使用しようとしても床暖房が使用できなくなったり、最悪の場合、循環水管107が凍結破裂することが想定される。
【0009】
そこで、従来の温水床暖房付エアコン100では、室外の気温が所定の閾値を下回った場合には、室内機102のみで暖房を行い床暖房装置103による暖房は使用しない場合であっても循環水管107内の循環水を循環させて、循環水の凍結を防止するように構成されていた。
【0010】
【特許文献1】
特開2003−74909号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の温水床暖房付エアコン100において、室外の温度が極めて低下した場合(例えば、−15℃以下に低下した場合)、室内機102のみで暖房を行い床暖房装置103による暖房は使用しない運転を行うときに、循環水管107内の循環水を循環させるにもかかわらず、循環水管107内で循環水が凍結する場合がある。
【0012】
従って、上記従来の温水床暖房付エアコン100は、冬場に室外の温度が極めて低下するような地域においては、床暖房装置の循環水が凍結することを完全に防止することはできないという問題がある。
【0013】
そこで、本発明の目的は、室内機による暖房のみを使用し床暖房装置による暖房は使用しない運転を行う場合において、室外の温度が極めて低下した場合においても床暖房装置の循環水の凍結を防止することを可能とする温水床暖房付エアコンの室外機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る温水床暖房付エアコンの室外機の第1の構成によれば、冷媒と室内空気との間で熱交換を行う室内熱交換器と室内機コントローラとを内蔵する室内機に接続され、前記冷媒が循環する冷媒管、温水式の床暖房装置に接続され、前記温水が循環する循環水管、室外の空気と前記冷媒との熱交換を行う空気冷媒熱交換器、前記空気冷媒熱交換器を通過した前記冷媒を加圧する圧縮機、前記圧縮機で加圧された冷媒と循環水管内の循環水との間で熱交換し、前記循環水を加温する温水冷媒熱交換器、前記温水冷媒熱交換器を通過した前記冷媒を減圧して前記空気冷媒熱交換器に送る冷媒減圧機構、循環水管内に循環水を循環させる循環ポンプ、及び、少なくとも前記圧縮機と前記循環ポンプとの動作制御を行う室外機コントローラ、を備えた温水床暖房付エアコンの室外機であって、室外の温度を検出する室外温度センサと、室内の暖房温度を設定する室温設定手段と、を備え、前記室外機コントローラは、前記床暖房装置には給熱せず前記室内機にのみ給熱するエアコン単独暖房運転を行う場合において、室内の温度が前記室温設定手段により設定された暖房温度以上であって、前記室外温度センサの検出温度が所定の閾値より低い場合、前記圧縮機を作動させるとともに前記循環ポンプを作動させる凍結防止手段を備えていることを特徴とする。
【0015】
エアコン単独暖房運転の場合には、床暖房は使用しないため、循環ポンプは停止した状態で運転される。また、エアコン単独暖房運転において、室内の温度が室温設定手段により設定された暖房温度以上の場合は、圧縮機も停止して、室内機への給熱が停止される。しかしながら、上記構成によれば、室外の温度が所定の閾値より低い場合に、凍結防止手段は、圧縮機を作動させるとともに循環ポンプを作動させる(尚、実際には、この際、空気冷媒熱交換器の熱交換を効率よく行うために、空気冷媒熱交換器に室外の空気を送風するプロペラファン等の装置も作動される)。これにより、温水冷媒熱交換器により循環水管内の循環水に給熱されるため、循環水の温度が上昇する。その結果、循環水が凍結することが防止される。
【0016】
ここで、室外温度センサの検出温度に対する「所定の閾値」は、循環水が凍結するおそれがある室外温度に設定される。「所定の閾値」としては、通常は0〜4℃に設定される。また、凍結防止手段が「前記循環ポンプを作動させる」とは、必ずしも連続運転で作動させることに限るものではなく、断続運転で作動させる場合も含まれる。
【0017】
また、本発明の第1の構成において、前記室内機は、前記室内熱交換器に室内の空気を送風する室内送風装置を備えており、前記室外機コントローラは、エアコン単独暖房運転を行う場合において、室内の温度が前記室温設定手段により設定された暖房温度以上であって、前記室外温度センサの検出温度が所定の閾値より低い場合、前記室内機コントローラに対して前記室内送風装置の停止を行うように制御信号を出力する室内送風停止手段を備えた構成とすることができる。
【0018】
これにより、凍結防止手段により、圧縮機が運転されている場合であっても、室内送風装置が停止しているために、室内の温度が前記室温設定手段により設定された暖房温度以上のときに室内熱交換器が室内の空気と熱交換するのを防止することができる。従って、室内の温度調節に支障を来すことが防止される。
【0019】
本発明に係る温水床暖房付エアコンの室外機の第2の構成によれば、前記第1の構成において、前記循環水管内の循環水の温度を検出する循環水温度センサを備え、前記凍結防止手段は、エアコン単独暖房運転を行う場合において、室内の温度が前記室温設定手段により設定された暖房温度以上であって、前記室外温度センサの検出温度が所定の閾値より低い場合、前記循環水温度センサが検出する循環水温度が所定の閾値より低いときには、前記圧縮機を作動させるとともに前記循環ポンプを作動させ、前記循環水温度センサが検出する循環水温度が所定の閾値より高いときには、前記圧縮機を停止するとともに前記循環ポンプを作動させることを特徴とする。
【0020】
この構成によれば、循環水温度センサが検出する循環水温度が凍結温度(所定の閾値)よりも低い場合にのみ、圧縮機が作動し、循環水に熱供給がされる。循環水温度が凍結温度(所定の閾値)よりも高い場合には、圧縮機は作動しない。従って、必要以上に圧縮機を運転することがなく、消費電力を低減することができる。
【0021】
ここで、循環水温度の「所定の閾値」は、循環水が凍結するおそれがある温度に設定される。通常は、「所定の閾値」としては、0〜4℃に設定される。また、凍結防止手段が「前記循環ポンプを作動させる」とは、必ずしも連続運転で作動させることに限るものではなく、断続運転で作動させる場合も含まれる。
【0022】
本発明に係る温水床暖房付エアコンの室外機の第3の構成によれば、前記第1又は2の構成において、前記循環水管内の循環水の温度を検出する循環水温度センサを備え、前記凍結防止手段は、エアコン単独暖房運転を行う場合において、室内の温度が前記室温設定手段により設定された暖房温度以下であって、前記室外温度センサの検出温度が所定の閾値より低い場合、前記循環ポンプを断続的に作動させることを特徴とする。
【0023】
これにより、室内の温度が前記室温設定手段により設定された暖房温度以下の場合にも、循環水管内の循環水の凍結を防止できる。また、循環ポンプを断続的に作動させることで、室内熱交換器への給熱の能力低下を軽減することができるとともに、循環ポンプを連続運転する場合に比べて消費電力を低減することができる。
【0024】
本発明に係る温水床暖房付エアコンの室外機の第4の構成によれば、前記第1乃至3の何れか一の構成において、前記凍結防止手段の動作を停止させることを選択するための凍結防止動作停止スイッチを備えていることを特徴とする。
【0025】
このように、凍結防止動作停止スイッチを設けることにより、循環水に不凍液を使用した場合には、凍結防止動作停止スイッチにより凍結防止手段の動作を停止させることで、無駄に凍結防止のための循環ポンプや圧縮機の運転を行わなくても済むようになる。従って、節電することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施形態に係る温水床暖房付エアコンの構成を表す図である。本実施形態に係る温水床暖房付エアコン1は、室外機2、室内機3、及び床暖房装置4の3つの部分から構成されている。室外機2と室内機3とは、冷媒が循環する冷媒管5、及び制御線6によって接続されている。また、室外機2と床暖房装置4とは、床暖房用の循環水が循環する循環水管7によって接続されている。
【0027】
冷媒管5は、室外機2内部、室外機2と室内機3との接続部、及び室内機3の内部の3つの部分からなり、閉ループを構成している。室外機2と室内機3との間の冷媒管5は、保温パイプにより保温されている。冷媒管5の室外機2の出口部分には、接続バルブ5a,5bが取り付けられている。また、冷媒管5の室内機3の出口部分には、接続口5c,5dが取り付けられている。また、循環水管7の室外機2の出口部分には、接続バルブ7a,7bが取り付けられている。
【0028】
室外機2の内部の冷媒管5には、接続バルブ5bの側から接続バルブ5aの側にかけて、順に、マフラー8、ストレーナ9、電子膨張弁10、キャピラリチューブ11、空気冷媒熱交換器12、四方弁13、圧縮機14、及び温水冷媒熱交換器15が接続されている。
【0029】
空気冷媒熱交換器12は、室外の空気と前記冷媒との熱交換を行う。空気冷媒熱交換器12には、プロペラファン16によって屋外の空気が送風される。そして、この屋外の空気と冷媒との間で、熱交換が行われる。
【0030】
圧縮機14は、冷媒管5内の冷媒を加圧し昇温する。四方弁13は、冷媒管5に対して、圧縮機14の吐出方向を切り換える。すなわち、暖房時には、四方弁13は、圧縮機14の吸入側配管14aを空気冷媒熱交換器12側の冷媒管5に連通するとともに、圧縮機14の吐出側配管14bを室内機3側の冷媒管5に連通する。これにより、空気冷媒熱交換器12において室外の空気から吸熱した冷媒が圧縮機14により加圧・昇温され、温水冷媒熱交換器15及び室内機3の室内熱交換器17で放熱される。一方、冷房時には、四方弁13は、圧縮機14の吸入側配管14aを室内機3側の冷媒管5に連通するとともに、圧縮機14の吐出側配管14bを空気冷媒熱交換器12側の冷媒管5に連通する。これにより、室内機3から戻る冷媒が圧縮機14により加圧・昇温され、空気冷媒熱交換器12で放熱される。
【0031】
温水冷媒熱交換器15は、冷媒管5内の冷媒と、循環水管7内の循環水との間で熱交換を行う。温水冷媒熱交換器15の一方は、冷媒管5を介して四方弁13に接続されている。これにより、暖房時には、温水冷媒熱交換器15は、圧縮機14で加圧・昇温された冷媒と循環水管7内の循環水との間で熱交換し、循環水を加温する。温水冷媒熱交換器15の他方の側は、冷媒管5を介して接続バルブ5aに接続されている。これにより、暖房時には、圧縮機14で加圧・昇温された冷媒は、温水冷媒熱交換器15において熱の一部を循環水に供給した後に、室内機3に送られ、室内熱交換器17に熱を供給する。
【0032】
また、冷媒管5には、温水冷媒熱交換器15に並列に、バイパス管5’が接続されている。このバイパス管5’には、逆止弁18が設けられており、室内機3側から四方弁13側の方向にのみ冷媒がバイパス管5’を通過できる。従って、暖房時には冷媒はバイパス管5’を通過することはできず、総て温水冷媒熱交換器15に送られる。一方、冷房時には、大部分の冷媒は流路抵抗の小さいバイパス管5’を通過し、温水冷媒熱交換器15には冷媒は殆ど流れない。
【0033】
マフラー8は、冷媒管5内を循環する冷媒に発生する音を消音する。ストレーナ9は、冷媒管5内に浮遊するゴミをフィルターで除去する。電子膨張弁10は、絞りによって冷媒管5内の冷媒を減圧する冷媒減圧機構として機能する。電子膨張弁10は、空気冷媒熱交換器12及び室内熱交換器17の過熱度又は過冷却度により、開度を調節する。キャピラリチューブ11は、電子膨張弁10通過時の冷媒流動音を低減する。
【0034】
室内機3には、室内熱交換器17及びクロスフローファン19が設けられている。クロスフローファン19は、室内の空気を室内熱交換器17に送風する。室内熱交換器17には接続口5c,5dを介して冷媒管5が接続されている。室内熱交換器17の内部には冷媒が通され、冷媒と室内の空気との熱交換を行う。
【0035】
一方、室外機2内の循環水管7には、接続バルブ7aの側から接続バルブ7bの側にかけて、順に、温水冷媒熱交換器15、給水タンク20、循環ポンプ21が設けられている。そして、接続バルブ7a,7bと床暖房装置4との間は、温水パイプからなる循環水管7により接続されている。循環ポンプ21は、循環水管7内において、循環水を給水タンク20から床暖房装置4の方向に送水する。床暖房装置4内に送水された循環水は、床暖房装置4内で放熱し、接続バルブ7bを通って、温水冷媒熱交換器15に送られる。そして、温水冷媒熱交換器15において、循環水は冷媒管5内の冷媒から熱が供給される。その後、加熱された循環水は再び給水タンク20に戻される。
【0036】
そのほか、室外機2内には、室外の温度を検出する室外温度センサ22、循環水管内の循環水の温度を検出する循環水温度センサ23、及び、四方弁13、圧縮機14、電子膨張弁10、循環ポンプ21、及びプロペラファン16の動作制御を行う室外機コントローラ24が設けられている。室外機コントローラ24は、室外温度センサ22及び循環水温度センサ23の検出する温度に従って、後述の凍結防止制御を行う。
【0037】
また、室内機3には、クロスフローファン19の動作制御を行う室内機コントローラ25、及び室温を検出する室温センサ28が設けられている。室外機コントローラ24と室内機コントローラ25とは、制御線6を介して制御データの通信が行われる。室内機コントローラ25には、室内機リモコン26が接続されている。使用者は、この室内機リモコン26により、室内機3に対して、送風強度や冷暖房温度等を設定することができる。
【0038】
更に、床暖房装置4には、床暖房用リモコン27が備えられている。この床暖房用リモコン27は、ケーブルによって、直接室外機コントローラ24に接続されている。使用者は、この床暖房用リモコン27によって、床暖房の温度を設定することができる。
【0039】
以上のように構成された本実施形態に係る温水床暖房付エアコンについて、以下その室外機の動作について説明する。
【0040】
図2は本発明の実施形態に係る温水暖房付エアコンの動作を表すフローチャートである。
温水暖房付エアコンの運転が開始されると、まず、室外機コントローラ24は、制御線6を介して室内機コントローラ25と交信し、使用者により室内機リモコン26を用いて設定される冷暖房動作設定データを取得する。
【0041】
そして、冷暖房動作設定データが冷房運転を指定するものである場合には(S1)、室外機コントローラ24は、圧縮機15の吐出側が空気冷媒熱交換器12と連通するように四方弁13を切り換えて、エアコン冷房運転動作を行う(S2)。尚、エアコン冷房運転動作とは、室内機3によって室内の冷房を行う動作をいう。エアコン冷房運転動作については、本発明とは直接関係しないため、説明は省略する。
【0042】
ステップS1において、冷暖房動作設定データが暖房運転を指定するものである場合には、室外機コントローラ24は、圧縮機15の吸入側が空気冷媒熱交換器12と連通するように四方弁13を切り換えて、エアコン暖房運転動作ができるようにする。次に、使用者により床暖房用リモコン27を用いて設定される床暖房動作設定データを取得する。
【0043】
そして、床暖房動作データが、床暖房装置の運転を指定するものである場合には(S3)、室外機コントローラ24は、エアコン・床暖房運転動作を行う(S4)。尚、エアコン・床暖房運転動作とは、室内機3によって室内の暖房を行うとともに、床暖房装置4によって室内の床暖房も行う動作をいう。エアコン・床暖房運転動作については、本発明とは直接関係しないため、説明は省略する。
【0044】
ステップS3において、床暖房動作データが、床暖房を行わないことを指定するものである場合には(S3)、室外機コントローラ24は、エアコン単独暖房運転動作を行う(S5)。エアコン単独暖房運転動作とは、室内機3によって室内の暖房を行うが、床暖房装置4による室内の床暖房は行わない動作をいう。以下、このエアコン単独暖房運転動作について詳細に説明する。
【0045】
図3はエアコン単独暖房運転動作を表すフローチャートである。
エアコン単独暖房運転動作が開始されると(S10)、室外機コントローラ24は、循環ポンプ21を停止した状態で、四方弁13を吸入側配管14aが空気冷媒熱交換器12側の冷媒配管5と連通する側に切り換えて、圧縮機14、プロペラファン16を作動させる。また、室内機コントローラ25との交信を行って、室内機3内のクロスフローファン19も作動させる。これにより、冷媒管5内の冷媒は、空気冷媒熱交換器12→圧縮機14→室内熱交換器17→電子膨張弁10→空気冷媒熱交換器12の順に循環する。従って、空気冷媒熱交換器12内の冷媒は低圧状態、室内熱交換器17内の冷媒は高圧状態となる。そのため、冷媒は、空気冷媒熱交換器12において室外の空気から吸熱し、室内熱交換器17において室内の空気に放熱するという暖房ヒートサイクルが形成される。
【0046】
ここで、室外機コントローラ24は、室内機コントローラ25から送信されてくる室温センサ22の検出する室温Tr及び室内機リモコン26により設定された目標温度Tpを参照し、室温Trが目標温度Tpを超えているか否かを判定する(S11)。ここで、目標温度Tpとは、室内の暖房設定温度であり、使用者が室内機リモコン26により設定するものである。
【0047】
ステップS11において、室温Trが目標温度Tpよりも低い場合には、室外機コントローラ24は、圧縮機14を運転状態とする(S12)。そして、次に、室外温度センサ22の検出する室外温度Toを参照し、室外温度Toが凍結防止外気温閾値Tothよりも低いか否かを判定する(S13)。ここで、凍結防止外気温閾値Tothは、循環水の凍結防止動作が必要とされる温度の最高値である。凍結防止外気温閾値Tothとしては、通常は0〜4℃に設定される。
【0048】
ステップS13において、室外温度Toが凍結防止外気温閾値Toth以上の場合には、室外機コントローラ24は、循環ポンプ21を停止状態とし(S14)、使用者により室内機リモコン26からエアコン停止指示が入力されない場合には(S16)、ステップS11の動作に戻る。尚、使用者により室内機リモコン26からエアコン停止指示が入力された場合には(S16)、エアコン単独暖房運転動作を終了する(S17)。
【0049】
一方、ステップS13において、室外温度Toが凍結防止外気温閾値Tothを下回る場合には、室外機コントローラ24は、循環ポンプ21を断続的に運転する(S15)。すなわち、一定時間循環ポンプ21を運転し、一定時間循環ポンプ21を停止するという動作を繰り返す。これにより、循環水管7内には、温水冷媒熱交換器15において熱供給された循環水が断続的に循環することになる。従って、循環水管7内の循環水が凍結することが防止される。
【0050】
また、循環ポンプ21を断続的に運転するようにしたことで、常時循環水を循環させることにより熱損失が大きくなることが防止できる。また、循環ポンプ21の消費電力も節電することができる。
【0051】
尚、ステップS15の後に、室外機コントローラ24は上記ステップS16の動作に移行する。
【0052】
次に、ステップS11において、室温Trが目標温度Tpよりも高い場合について説明する。この場合、室外機コントローラ24は、室外温度センサ22の検出する室外温度Toを参照し、室外温度Toが凍結防止外気温閾値Tothよりも低いか否かを判定する(S18)。
【0053】
ステップS18において、室外温度Toが凍結防止外気温閾値Toth以上の場合には、室内の温度は充分に高いので室外機コントローラ24は圧縮機14を停止する。そして、室内機コントローラ25は、クロスフローファン19を微弱運転状態とする(S19)。そして、室外機コントローラ24は、循環ポンプ21を停止状態とし(S20)、上述のステップS16の動作に移行する。
【0054】
一方、ステップS18において、室外温度Toが凍結防止外気温閾値Tothを下回る場合には、室外機コントローラ24は、次に、循環水温度センサ23が検出する循環水温度Twを参照し、循環水温度Twが凍結防止水温閾値Twthよりも高いか否かを判断する(S21)。ここで、Tw>Twthの場合には、室外機コントローラ24は、圧縮機14の運転を停止状態とし(S22)、循環ポンプ21のみを運転状態として(S23)、ステップS16の動作に移行する。これにより、循環水が流動するため、循環水管7内の循環水の凍結が防止される。
【0055】
ステップS21において、環水温度Twが凍結防止水温閾値Twthを下回っていた場合、クロスフローファン19を停止した状態で、室外機コントローラ24は圧縮機14を運転状態とし(S23)、循環ポンプ21のみを運転状態として(S23)、ステップS16の動作に移行する。
【0056】
これにより、冷媒循環系のヒートポンプが機能して、循環水には温水冷媒熱交換器15において熱供給がされる。そして、熱供給により昇温された循環水が循環水管7内を循環するため、循環水管7内の循環水の凍結が防止される。このとき、クロスフローファン19は停止されているため、室内の空気に冷媒から熱供給がされることはなく、室内暖房温度の制御に影響が及ぶことはない。
【0057】
以上のように、本実施形態に係る温水床暖房付エアコン1によれば、室外の温度Toが凍結防止外気温閾値Tothより低い場合に、圧縮機14を作動させ冷媒循環系のヒートポンプを機能させるとともに循環ポンプ21を作動させることにより、温水冷媒熱交換器15により循環水管7内の循環水に給熱をし、循環水の温度を上昇させ、循環水が凍結することが防止される。従って、冬場の外気温が極めて低くなる地方において温水床暖房付エアコン1を使用する場合でも、冷媒循環系を凍結防止装置として有効に活用して、循環水の凍結防止を有効に行うことができる。
【0058】
尚、本実施形態において、循環水に不凍液を使用した場合には、上記のような凍結防止動作を行う必要がない場合がある。このような場合、室外機コントローラ24に、上記凍結防止動作を停止させることを選択するための凍結防止動作停止スイッチを取り付けておいて、このスイッチを切り換えることで、上記凍結防止動作の作動と停止とを自由に選択するように構成してもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、エアコン単独暖房運転を行う場合において、室内の温度が前記室温設定手段により設定された暖房温度以上のときに、冷媒循環系を循環水への給熱サイクルとして利用することにより、循環水の凍結を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る温水床暖房付エアコンの構成を表す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る温水暖房付エアコンの動作を表すフローチャートである。
【図3】エアコン単独暖房運転動作を表すフローチャートである。
【図4】従来の温水床暖房付エアコンの構成を表す図である。
【符号の説明】
1 温水床暖房付エアコン
2 室外機
3 室内機
4 床暖房装置
5 冷媒管
5’ バイパス管
5a,5b 接続バルブ
5c,5d 接続口
6 制御線
7 循環水管
7a,7b 接続バルブ
8 マフラー
9 ストレーナ
10 電子膨張弁
11 キャピラリチューブ
12 空気冷媒熱交換器
13 四方弁
14 圧縮機
14a 吸入側配管
14b 吐出側配管
15 温水冷媒熱交換器
16 プロペラファン
17 室内熱交換器
18 逆止弁
19 クロスフローファン
20 給水タンク
21 循環ポンプ
22 室外温度センサ
23 循環水温度センサ
24 室外機コントローラ
25 室内機コントローラ
26 室内機リモコン
27 床暖房用リモコン
28 室温センサ

Claims (4)

  1. 冷媒と室内空気との間で熱交換を行う室内熱交換器と室内機コントローラとを内蔵する室内機に接続され、前記冷媒が循環する冷媒管、
    温水式の床暖房装置に接続され、前記温水が循環する循環水管、
    室外の空気と前記冷媒との熱交換を行う空気冷媒熱交換器、
    前記空気冷媒熱交換器を通過した前記冷媒を加圧する圧縮機、
    前記圧縮機で加圧された冷媒と循環水管内の循環水との間で熱交換し、前記循環水を加温する温水冷媒熱交換器、
    前記温水冷媒熱交換器を通過した前記冷媒を減圧して前記空気冷媒熱交換器に送る冷媒減圧機構、
    循環水管内に循環水を循環させる循環ポンプ、
    及び、少なくとも前記圧縮機と前記循環ポンプとの動作制御を行う室外機コントローラ、
    を備えた温水床暖房付エアコンの室外機であって、
    室外の温度を検出する室外温度センサと、
    室内の暖房温度を設定する室温設定手段と、
    を備え、
    前記室外機コントローラは、
    前記床暖房装置には給熱せず前記室内機にのみ給熱するエアコン単独暖房運転を行う場合において、室内の温度が前記室温設定手段により設定された暖房温度以上であって、前記室外温度センサの検出温度が所定の閾値より低い場合、前記圧縮機を作動させるとともに前記循環ポンプを作動させる凍結防止手段
    を備えていることを特徴とする温水床暖房付エアコンの室外機。
  2. 前記循環水管内の循環水の温度を検出する循環水温度センサを備え、
    前記凍結防止手段は、エアコン単独暖房運転を行う場合において、室内の温度が前記室温設定手段により設定された暖房温度以上であって、前記室外温度センサの検出温度が所定の閾値より低い場合、前記循環水温度センサが検出する循環水温度が所定の閾値より低いときには、前記圧縮機を作動させるとともに前記循環ポンプを作動させ、前記循環水温度センサが検出する循環水温度が所定の閾値より高いときには、前記圧縮機を停止するとともに前記循環ポンプを作動させること
    を特徴とする請求項1記載の温水床暖房付エアコンの室外機。
  3. 前記循環水管内の循環水の温度を検出する循環水温度センサを備え、前記凍結防止手段は、エアコン単独暖房運転を行う場合において、室内の温度が前記室温設定手段により設定された暖房温度以下であって、前記室外温度センサの検出温度が所定の閾値より低い場合、前記循環ポンプを断続的に作動させること
    を特徴とする請求項1又は2記載の温水床暖房付エアコンの室外機。
  4. 前記凍結防止手段の動作を停止させることを選択するための凍結防止動作停止スイッチを備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一記載の温水床暖房付エアコンの室外機。
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