JP2005027990A - モールドイン成形用係止部材および係止部材付き樹脂成形体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 自動車シートや事務用椅子などのクッションやその他の樹脂成形体を成形する際に、この成形体表面に埋め込まれるモールドイン成形用係止部材と成形金型凹部との間隙から樹脂が流入するのを効果的に防止するモールドイン成形用の係止部材を提供すること。
【解決手段】 基板の一表面に多数の係合素子を有する係止部材、一表面に多数の埋設素子を有する埋設部材、磁性体含有層および不織布層からなるモールドイン成形用係止部材であって、該不織布層が0.1dtex以下の極細繊維からなり、かつ50%以下の空隙率を有することを特徴とするモールドイン成形用係止部材、およびそれを用いた樹脂成形体の製造方法。
【選択図】 なし
【解決手段】 基板の一表面に多数の係合素子を有する係止部材、一表面に多数の埋設素子を有する埋設部材、磁性体含有層および不織布層からなるモールドイン成形用係止部材であって、該不織布層が0.1dtex以下の極細繊維からなり、かつ50%以下の空隙率を有することを特徴とするモールドイン成形用係止部材、およびそれを用いた樹脂成形体の製造方法。
【選択図】 なし
Description
本発明は、自動車シートや事務用椅子などのクッション性樹脂成形体を成形する際に、この樹脂成形体表面に固定されるモールドイン成形用係止部材に関するものである。この係止部材付きの樹脂成形体は、その表面を繊維布などの被覆体で蔽い、被覆体裏面と該係止部材の係合素子を係止させることで樹脂成形体に被覆体を固定して、シート等に使用される。
近年、自動車シートの成形方法として、表面に多数の係合素子、裏面に多数の埋設(アンカー)素子をそれぞれ備えた係止部材、すなわち面ファスナーテープを、成形金型内の所定の位置にセットし、該成形金型内に成形用樹脂を注入して発泡させ、上記面ファスナーテープの埋設素子を樹脂成形体内に埋設させて、樹脂成形体と面ファスナーテープを一体化し、かつ上記係合素子が樹脂成形体の外表面に露出するように埋め込み成形する方法(いわゆるモールドイン成形法)が提案されている。そして、シートカバー(被覆体)の裏面には、上記面ファスナーテープの係合素子に係合可能な被係合素子が設けられており、これらの両素子を係合させることにより、上記シートカバーを樹脂成形体に沿わせ、樹脂成形体はシートカバーにより被覆される。
ところで、上記のモールドイン成形法では、上記係止部材を成形金型内の所定の位置にセットさせるために、通常、成形金型の所定の位置に凹部を設け、この凹部に係止部材を係合素子面が凹部底面側となるようにはめ込み、その状態で樹脂を成形金型に流し込み、成形する方法がとられている。しかしながら、この成形方法では、成形金型に設けた凹部に係止部材を装着してモールドイン成形する際に、流し込んだ発泡性成形用樹脂液(以下、単に樹脂と言うことがある)が係止部材と成形金型凹部の間隙から係合素子側に流入し該素子を埋めるという問題が生じ、係合素子が樹脂内に埋まった場合には、該係合素子は係合能力を有しないことになる。したがって、係止部材と成形金型凹部の間隙から樹脂が浸入することを阻止することが必要である。より詳細に説明すると、係止部材は通常、長矩形すなわちテープ状の形状であるので、成形用樹脂の流入は、該係止部材の幅方向の端部と成形金型凹部との間隙、より詳しくは凹部肩部との間隙、および係止部材の長さ方向の端部と成形金型凹部の端部(肩部)との間隙で生じ、流入した樹脂は凹部に収納された係合素子を樹脂で埋めるので、得られた樹脂成形体の表面に露出すべき係合素子が樹脂で覆われて露出されない問題が生ずる。
このような問題を解決するために、磁性体の一面に係止部材を設け、その裏面に埋設部材を設け、その間にフェルトまたは軟質フォ−ムを設けたモールドイン成形用係止部材であって、該係止部材の幅方向の端部で磁性体が露出しており、その露出した磁性体が成形金型の凹部の肩部に磁着力により接して、樹脂が係止部材へ流入することを防ぐ技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記のモールドイン成形用係止部材は、磁性体が金属片または金属粉体を含有するプラスチックシートまたはフィルムであり、それらが凹部の肩部に接すると、磁性体が完全に平面ではないので肩部の間に微小な隙間が生じて、樹脂の流入防止が未だ十分ではない。
一方、係止部材に埋設部材としてスポンジや不織布などの多孔性体を接合したモールドイン成形用係止部材が提案されている(特許文献2参照)。かかる技術では、端部における樹脂流入防止は良好であるが、樹脂が硬化する際に多孔性体から気泡が生じてボイドを形成するので、樹脂成形体と該多孔性体との接着が損なわれる問題がある。
一方、係止部材に埋設部材としてスポンジや不織布などの多孔性体を接合したモールドイン成形用係止部材が提案されている(特許文献2参照)。かかる技術では、端部における樹脂流入防止は良好であるが、樹脂が硬化する際に多孔性体から気泡が生じてボイドを形成するので、樹脂成形体と該多孔性体との接着が損なわれる問題がある。
本発明の目的は、係止部材の端部からの成形用樹脂の流入防止をより容易な手段で効果的に防止するモールドイン成形用の係止部材と、それを用いた係止部材付き樹脂成形体の製造方法を提供することにある。
すなわち本発明は、基板の一表面に多数の係合素子を有する係止部材、一表面に多数の埋設素子を有する埋設部材、磁性体含有層および不織布層からなるモールドイン成形用係止部材であって、該不織布層が0.1dtex以下の極細繊維からなり、かつ50%以下の空隙率を有することを特徴とするモールドイン成形用係止部材である。
また本発明は、基板の一表面に多数の係合素子を有する係止部材、一表面に多数の埋設素子を有する埋設部材、磁性体含有層および不織布層からなり、該不織布層が0.1dtex以下の極細繊維からなり、かつ50%以下の空隙率を有するモールドイン成形用係止部材を、成形金型に設けられた凹部の内側に該係合素子が収納され、かつ該不織布層が凹部の肩部に載置されるよう配置し、該成形金型の底面に設けられた磁石と該磁性体含有層の磁着力によりモールドイン成形用係止部材と成形金型とを密着し、次いで成形金型内に樹脂を導入し該樹脂を硬化させることを特徴とする係止部材付き樹脂成形体の製造方法である。
本発明のモールドイン成形用係止部材は、成形金型内の凹部に簡単かつ確実に保持でき、しかも成形金型凹部と係止部材とのシール性に優れ、樹脂の係合素子側への流入を確実に阻止できる。また、モールドインされた係止部材は、樹脂成形体に強固に取り付けられる。クッションの製造に本発明の係止部材を使用することにより、シートカバーをクッションに吊り込むように固定でき、クッションの表面に密着してシートカバーを装着し、風合の優れたシートが得られる。また、生産性、安全性および作業性にも優れたものになる。
以下、図面に基づき本発明を説明する。
図1は、本発明のモールドイン成形用係止部材の一例を示す断面模式図である。図1において、係止部材1は基板2の表面に多数の係合素子3を有してなり、埋設部材4は基布5に織製されたモノフィラメントループ6を有する。上記2つの部材はその間に積層された不織布層7で接着されている。
図1は、本発明のモールドイン成形用係止部材の一例を示す断面模式図である。図1において、係止部材1は基板2の表面に多数の係合素子3を有してなり、埋設部材4は基布5に織製されたモノフィラメントループ6を有する。上記2つの部材はその間に積層された不織布層7で接着されている。
本発明において係止部材を構成する樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂などの熱可塑性樹脂が挙げられ、なかでも成形性の点からポリオレフィン系樹脂が好ましい。特に係止部材に柔軟性を与えるためには、ポリプロピレン樹脂を選択することが好ましい。
本発明に用いられる係止部材として、長い矩形、すなわちテープ状の形状を有し、基板の表面に多数の係合素子が一体成形により配置されている係止部材を用いることがより好ましい。係合素子はキノコ状、矢じり状、またはかぎ状の形状にすることができる。また、係止部材の幅および長さは特に制限はないが、通常幅は5〜50mm、より好ましくは5〜30mm、長さは10〜200cm、より好ましくは10〜70cmである。
基板の厚さは通常0.2〜1.0mmが好ましく、より好ましくは0.3〜0.7mmである。また、係合素子の高さについても特に制限はないが、通常1〜10mmが好ましく、より好ましくは1.5〜6mmである。
基板の厚さは通常0.2〜1.0mmが好ましく、より好ましくは0.3〜0.7mmである。また、係合素子の高さについても特に制限はないが、通常1〜10mmが好ましく、より好ましくは1.5〜6mmである。
該係合素子は基板の幅に応じて1列または複数列設ける。基板上に存在させる係合素子の密度としては、30〜100個/cm2が好ましい。一方、基板の裏面側は、不織布層7を接着するために、実質的に平面形状を有することが望ましい。
本発明で使用する係止部材は、上記したポリプロピレンやポリエステルなどの熱可塑性樹脂を公知の押出成形または射出成形法にて製造することができる。
すなわち、熱可塑性樹脂を所定のスリットを設けたノズルから溶融押出し、基板の表面に連続した列条を有するテープを形成し、表面に成形された連続列条に小間隔で切れ目を入れ、次いでテープを長さ方向に延伸することにより、表面に多数の独立した係合素子を有する係止部材を得ることができる。
すなわち、熱可塑性樹脂を所定のスリットを設けたノズルから溶融押出し、基板の表面に連続した列条を有するテープを形成し、表面に成形された連続列条に小間隔で切れ目を入れ、次いでテープを長さ方向に延伸することにより、表面に多数の独立した係合素子を有する係止部材を得ることができる。
本発明に用いる埋設部材は、モールドイン成形用係止部材をクッション用発泡体に埋設するために必要な部材であり、成形用樹脂が埋設素子間に隙間なく浸入し硬化することが必要である。
該埋設部材は、疎な構造であり、樹脂の浸入が容易である部材が好ましく、中でも、基布にモノフィラメントループやマルチフィラメントループを織製してなる布製のループ素子埋設部材、または基布または基板上に、キノコ型素子を立設してなるキノコ型の埋設部材が好ましい。
該埋設部材は、疎な構造であり、樹脂の浸入が容易である部材が好ましく、中でも、基布にモノフィラメントループやマルチフィラメントループを織製してなる布製のループ素子埋設部材、または基布または基板上に、キノコ型素子を立設してなるキノコ型の埋設部材が好ましい。
図2は、本発明のモールドイン成形用係止部材の他の一例を示す断面模式図である。
該モールドイン成形用係止部材は、基布5上にキノコ型素子8が立設されてなる埋設部材4を有する。
該埋設部材の埋設素子高さは1〜5mmが好ましく、素子密度は15〜40個/cm2、より好ましくは20〜40個/cm2である。高さおよび密度が低いものは硬化後の成形体との接合強度が低く、一方、これらが高いものは樹脂の浸入が不十分となり、接合強度が低下する場合がある。
該モールドイン成形用係止部材は、基布5上にキノコ型素子8が立設されてなる埋設部材4を有する。
該埋設部材の埋設素子高さは1〜5mmが好ましく、素子密度は15〜40個/cm2、より好ましくは20〜40個/cm2である。高さおよび密度が低いものは硬化後の成形体との接合強度が低く、一方、これらが高いものは樹脂の浸入が不十分となり、接合強度が低下する場合がある。
本発明の係止部材と埋設部材は、不織布層を介して接着され、該不織布層は、0.1dtex以下の極細繊維からなり、かつ50%以下の空隙率を有する不織布である。0.1dtex以下、好ましくは0.001〜0.1dtexの極細繊維からなる絡合不織布を用いることにより、空隙率を下げかつ強度を高めることができ、またその表面は柔軟性に富むので、成形金型の凹部に装着する際に凹部の肩部との密着性にも優れる。
該不織布層の具体例として、0.1dtex以下の極細繊維からなる不織布に高分子弾性体を含浸した絡合不織布等が挙げられる。他の具体例としては、0.1dtex以下の極細繊維からなり、かつその少なくとも一部が融着した絡合不織布等が挙げられる。
該不織布層の厚さは、0.2〜10mmが好ましい。また、本発明に用いる不織布層は、50%以下の空隙率が必要であり、好ましくは5〜50%である。50%を超える空隙率では含有空気量が多く、ボイド発生が大きくなり、成形金型の凹部への密着性が損なわれる。なお本発明において、不織布層の空隙率は、後述する方法により測定することができる。
該不織布層の具体例として、0.1dtex以下の極細繊維からなる不織布に高分子弾性体を含浸した絡合不織布等が挙げられる。他の具体例としては、0.1dtex以下の極細繊維からなり、かつその少なくとも一部が融着した絡合不織布等が挙げられる。
該不織布層の厚さは、0.2〜10mmが好ましい。また、本発明に用いる不織布層は、50%以下の空隙率が必要であり、好ましくは5〜50%である。50%を超える空隙率では含有空気量が多く、ボイド発生が大きくなり、成形金型の凹部への密着性が損なわれる。なお本発明において、不織布層の空隙率は、後述する方法により測定することができる。
本発明に用いる0.1dtex以下の極細繊維からなる不織布層は、常法により製造される。例えば、2種以上のポリマーを混合した溶融体を溶融紡糸し、相分離した繊維を得た後、必要に応じて延伸後、一部ポリマーを抽出除去して極細繊維とするか、または相分離繊維を機械処理して、分割極細繊維を得ることかできる。該極細繊維ウエブをニードルパンチ処理または流体処理して絡合不織布とする。絡合の程度により空隙率を調整することができる。
さらに、上記絡合不織布に強度を与え、また空隙率調整のために、高分子弾性体を含浸するか、融着処理を施すことが望ましい。
高分子弾性体としては、ポリウレタン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアクリル酸系樹脂、ポリアミノ酸系樹脂、シリコン系樹脂、およびこれらの共重合、これらの混合物等を用いることができる。これらの樹脂は、有機溶剤溶液または水系エマルジョンとして前記不織布に含浸させる。
融着処理は、溶融バインダーとして使用される粉末バインダーや繊維状バインダーを絡合不織布の製造工程中に混入し、最終工程で所定の温度で熱処理を行う方法等が挙げられる。
さらに、上記絡合不織布に強度を与え、また空隙率調整のために、高分子弾性体を含浸するか、融着処理を施すことが望ましい。
高分子弾性体としては、ポリウレタン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアクリル酸系樹脂、ポリアミノ酸系樹脂、シリコン系樹脂、およびこれらの共重合、これらの混合物等を用いることができる。これらの樹脂は、有機溶剤溶液または水系エマルジョンとして前記不織布に含浸させる。
融着処理は、溶融バインダーとして使用される粉末バインダーや繊維状バインダーを絡合不織布の製造工程中に混入し、最終工程で所定の温度で熱処理を行う方法等が挙げられる。
上記の係止部材と埋設部材は該不織布層を介して接着される。
接着の具体例として、例えば埋設部材の基布に湿気硬化型接着剤を所定量塗工し、その面に不織布層を押圧、貼り合わせる。次に、係止部材の基板面に該接着剤を同様に塗工し、その面に不織布層/埋設部材の不織布面側を押圧、貼り合わせる方法等が挙げられる。
本発明のモールドイン成形用係止部材は、フォームなどの樹脂成形体表面に埋設して使用されるので、樹脂成形体との間で高い接着強度が要求される。本発明の係止部材は主として上記3つの部材からなっており、それらの層間および不織布の層内での剥離を防ぎ高い接着強度を有することが必要である。本発明の目的を達するために、該係止部材と該埋設部材間の接着剥離強度は、1kg/25mm幅以上が好ましく、2〜5kg/25mm幅がより好ましい。
接着の具体例として、例えば埋設部材の基布に湿気硬化型接着剤を所定量塗工し、その面に不織布層を押圧、貼り合わせる。次に、係止部材の基板面に該接着剤を同様に塗工し、その面に不織布層/埋設部材の不織布面側を押圧、貼り合わせる方法等が挙げられる。
本発明のモールドイン成形用係止部材は、フォームなどの樹脂成形体表面に埋設して使用されるので、樹脂成形体との間で高い接着強度が要求される。本発明の係止部材は主として上記3つの部材からなっており、それらの層間および不織布の層内での剥離を防ぎ高い接着強度を有することが必要である。本発明の目的を達するために、該係止部材と該埋設部材間の接着剥離強度は、1kg/25mm幅以上が好ましく、2〜5kg/25mm幅がより好ましい。
本発明に用いられる磁性体含有層(図示せず)は、鉄などの感磁性金属片または金属粉含有の樹脂成形体であり、その形態は任意に設定できる。金属片は係止部材、不織布層および埋設部材のいずれかの層間に配置することができる。金属粉含有樹脂はフィルム状にして同様に3つの層間のいずれかに配置できる。好ましい例は、金属粉含有樹脂を係止部材の係合素子間に塗布して構成したものである。
その具体例として、フェライト粒子を含有する接着性樹脂をニードル塗布装置で係合素子列間に塗布する方法等が挙げられる。
その具体例として、フェライト粒子を含有する接着性樹脂をニードル塗布装置で係合素子列間に塗布する方法等が挙げられる。
本発明のモールドイン成形用係止部材は、成形金型の凹部に装着され、樹脂液を導入し硬化して使用される。樹脂の硬化反応により60ないし70℃に加熱され、その状態で係止部材が変形すると、凹部と係止部材の密着が破壊され、樹脂が係合素子に流入し素子を埋封することになる。従って、本発明においては、係止部材の形態安定性が実用上重要な性能であり、このような観点から、該モールドイン成形用係止部材は0.1%以下の吸湿率および70℃における熱収縮率が0.1%以下であることが好ましい。
吸湿率が高いと熱変形性が大きくなり、形態安定性が損なわれる場合がある。
吸湿率が高いと熱変形性が大きくなり、形態安定性が損なわれる場合がある。
図3は、本発明のモールドイン成形用係止部材を成形金型の凹部に装着した状態を示す断面模式図である。
本発明のモールドイン成形用係止部材は、成形体を製造する成形金型9の内部に設けられた凹部(溝)10に装着し、金型に成形用樹脂、通常は発泡性の液状樹脂を導入し、該樹脂を発泡硬化して、成形体表面に係止部材を一体接着した製品を得ることができる。従って、該係止部材は該凹部に容易にかつ確実に装着されることが必要である。
本発明のモールドイン成形用係止部材は、成形体を製造する成形金型9の内部に設けられた凹部(溝)10に装着し、金型に成形用樹脂、通常は発泡性の液状樹脂を導入し、該樹脂を発泡硬化して、成形体表面に係止部材を一体接着した製品を得ることができる。従って、該係止部材は該凹部に容易にかつ確実に装着されることが必要である。
本発明のモールドイン成形用係止部材における不織布層は、係止部材の基板より少なくとも幅方向、好ましくは幅方向および長さ方向における両端部に適正の長さ突出する構造を有することが好ましい。該突出部11が凹部10の肩部12に載置され、目的とする封止が行われるので、該突出部はシール部の役割を果たす。シール部の幅は凹部肩部の幅に応じて調整されるもので、特に限定されるものではない。凹部の肩部の幅は通常1〜5mm程度であり、シール部もそれに応じた幅となる。シール部が肩部よりあまりに短いと、肩部での封止ができないことがあり、シール部が肩部からさらに大きく突出するように長いと、成形樹脂組成物が突出部に上向きの力を与えて、封止を破る場合がある。
従って、本発明のモールドイン成形用係止部材におけるシール部は、肩部の幅をほぼ覆う大きさが望ましく、肩部の幅から±2mm程度が好ましく、より好ましくは±1mm程度である。
従って、本発明のモールドイン成形用係止部材におけるシール部は、肩部の幅をほぼ覆う大きさが望ましく、肩部の幅から±2mm程度が好ましく、より好ましくは±1mm程度である。
本発明では、上記した成形金型凹部の底面に磁石13を設置し、該モールドイン成形用係止部材を、成形金型凹部の内部に係合素子が収納され、かつ凹部の肩部と不織布層が接するように配置する。本発明の該モールドイン成形用係止部材は、上記したように磁性体含有層を有するから、不織布層が磁着力で吸引され肩部にて密着され、確実に封止を行うことができる。
本発明のモールドイン成形用係止部材は、自動車用シートなどの樹脂成形体の製造に用いられる。成形用の樹脂は発泡性のポリウレタン系樹脂が好ましく用いられるが、該樹脂に限定されず、各種の樹脂を使用することができる。表面に係止部材が配置された成形体を繊維布などの被覆体で覆い、係止部材表面に露出する係合素子と被覆体のループまたはナップを係合して被覆体を係止し、カバー付きの製品とする。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により何ら制約されるものではない。なお、実施例中の各物性値は、以下の方法により求めた。
(1)空隙率[%]
常温で乾燥した不織布層の質量W(g)と見かけ体積V(cm3)を測定し、不織布の真比重を1.0として、下式により空隙率を求めた。
空隙率={(1.0−W/V)/1.0}×100
常温で乾燥した不織布層の質量W(g)と見かけ体積V(cm3)を測定し、不織布の真比重を1.0として、下式により空隙率を求めた。
空隙率={(1.0−W/V)/1.0}×100
(2)吸湿率[%]
モールドイン成形用係止部材を70℃にて24hr乾燥後の質量、および70℃、100%RH調湿後における質量を測定し、その質量増加率を吸湿率として求めた。
モールドイン成形用係止部材を70℃にて24hr乾燥後の質量、および70℃、100%RH調湿後における質量を測定し、その質量増加率を吸湿率として求めた。
(3)熱収縮率[%]
モールドイン成形用係止部材を70℃、1hr熱処理した際における寸法長の変化率を熱収縮率として求めた。
モールドイン成形用係止部材を70℃、1hr熱処理した際における寸法長の変化率を熱収縮率として求めた。
ポリプロピレン樹脂を用いて成形し、幅6.0mm、厚さ0.5mm、長さ200mmの基板の表面側に、高さ2.5mm、長さ方向幅0.2mmの係合素子が基板長さ方向に3列に形成して基板面上に垂直に立ち上がっており、係合素子が60本/cm2の密度で存在している係止部材を得た。各係合素子は、先端部が基板の幅方向に広がり、きのこ状の形状を有していた。
得られた係止部材の基板の表面に、平均粒径1.8μmのフェライト粒子を90質量%含有する平均厚さ0.5mmのフェライト含有層を設けた。なお、フェライト含有層を形成する樹脂はアクリル系樹脂であり、該フェライト含有層は、ニードル塗布方法(ニードル内径1.0mm)により形成した。
次に、ポリエチレンテレフタレートを島成分とし、ポリエチレンを海成分とする海島型複合繊維ステープル(200島、島成分:海成分=60:40、6.4dtex、カット長51mm)を用いてウエブとした後、ニードルパンチ処理を施し、不織布を得た。
得られた不織布に、ポリエーテル系ポリウレタンを主成分とする固形分13%のポリウレタンのDMF溶液を含浸し、次いでこの含浸不織布をDMF/水混合溶液中に浸漬し、湿式凝固した。
その後、熱トルエン中で海島型複合繊維の海成分を溶出除去し、0.03dtexの極細繊維からなる厚み0.5mmの絡合不織布を得た。
得られた絡合不織布の空隙率は20%であった。
一方、埋設部材として、モノフィラメントからなるループ素子が立設したポリエステル製のループ面ファスナーを準備した。このループ面ファスナーのループ高さは2mm、ループ密度は30個/cm2であった。
上記埋設部材に湿気硬化型接着剤(日立化成ポリマー社製、YR713−W)を100g/m2塗工し、これを得られた絡合不織布(不織布層)と貼り合せ、210mm×13mmの矩形シートを得た。次いで、得られたシートにさらに湿気硬化型接着剤を100g/m2塗工し、上記のフェライト含有層を設けた基板とを、幅および長さ方向に均等合わせして接着し、モールドイン成形用係止部材を得た。
得られたモールドイン成形用係止部材の吸湿率は0.05%、熱収縮率は0%であり、また係止部材と埋設部材間の接着剥離強度は2.8kg/25mm幅であった。
得られた不織布に、ポリエーテル系ポリウレタンを主成分とする固形分13%のポリウレタンのDMF溶液を含浸し、次いでこの含浸不織布をDMF/水混合溶液中に浸漬し、湿式凝固した。
その後、熱トルエン中で海島型複合繊維の海成分を溶出除去し、0.03dtexの極細繊維からなる厚み0.5mmの絡合不織布を得た。
得られた絡合不織布の空隙率は20%であった。
一方、埋設部材として、モノフィラメントからなるループ素子が立設したポリエステル製のループ面ファスナーを準備した。このループ面ファスナーのループ高さは2mm、ループ密度は30個/cm2であった。
上記埋設部材に湿気硬化型接着剤(日立化成ポリマー社製、YR713−W)を100g/m2塗工し、これを得られた絡合不織布(不織布層)と貼り合せ、210mm×13mmの矩形シートを得た。次いで、得られたシートにさらに湿気硬化型接着剤を100g/m2塗工し、上記のフェライト含有層を設けた基板とを、幅および長さ方向に均等合わせして接着し、モールドイン成形用係止部材を得た。
得られたモールドイン成形用係止部材の吸湿率は0.05%、熱収縮率は0%であり、また係止部材と埋設部材間の接着剥離強度は2.8kg/25mm幅であった。
次に、得られたモールドイン成形用係止部材を図3に示した成形金型の凹部(幅9mm、長さ205mm、深さ3mm、その凹部の底面には磁石が埋設されている)に、その表面の係合素子を上記凹部内に収納されるよう嵌入し、かつ該基板の外側にある不織布層および埋設部材が凹部の肩部に載置されるよう成形金型凹部に装着し、該成形金型凹部の底面に埋設された磁石と基板に設けたフェライトの吸引力により係止部材の係合素子面をシールし、次いで成形金型内にポリウレタン樹脂を注入し発泡させ、係止部材付き樹脂成形体を得た。
得られた樹脂成形体表面の係合素子は、その表面が発泡樹脂で覆われることなく、樹脂成形体の外表面に確実に露出していた。またモールドイン成形用係止部材の不織布の一部および埋設部材が上記クッション内に埋め込まれることにより、係止部材はクッションに強固に取り付けられていた。
得られた樹脂成形体表面の係合素子は、その表面が発泡樹脂で覆われることなく、樹脂成形体の外表面に確実に露出していた。またモールドイン成形用係止部材の不織布の一部および埋設部材が上記クッション内に埋め込まれることにより、係止部材はクッションに強固に取り付けられていた。
埋設部材としてキノコ型素子を有する布製面ファスナー(クラレ社製、マルチロックKDA101)を用いたこと以外は、実施例1と同様の操作により係止部材付き樹脂成形体を製造した。得られたモールドイン成形用係止部材の吸湿率は0.01%、熱収縮率は0%、また係止部材と埋設部材間の接着剥離強度は3.2kg/25mm幅であった。また、得られた樹脂成形体表面の係合素子は、その表面が発泡樹脂で覆われることなく、樹脂成形体の外表面に確実に露出していた。
比較例1
不織布層として、ポリエチレンテレフタレート繊維(2dtex、カット長51mm)からなる不織布を用いたこと以外は、実施例1と同様の操作をした結果、係止部材のシールが低下し係合素子の表面の一部が発泡樹脂に覆われていた。なお、該不織布の空隙率は70%であり、得られたモールドイン成形用係止部材の吸湿率は0.01%、熱収縮率は0%、また係止部材と埋設部材間の接着剥離強度は0.9kg/25mm幅であった。
不織布層として、ポリエチレンテレフタレート繊維(2dtex、カット長51mm)からなる不織布を用いたこと以外は、実施例1と同様の操作をした結果、係止部材のシールが低下し係合素子の表面の一部が発泡樹脂に覆われていた。なお、該不織布の空隙率は70%であり、得られたモールドイン成形用係止部材の吸湿率は0.01%、熱収縮率は0%、また係止部材と埋設部材間の接着剥離強度は0.9kg/25mm幅であった。
比較例2
ポリエーテル系ウレタン樹脂の含浸量を調整することにより、不織布層(絡合不織布)の空隙率を80%にしたこと以外は実施例1と同様の操作をした結果、係止部材とクッションの接合部にボイドが発生し、係止部材の取り付け強度が弱くなっていた。また、得られたモールドイン成形用係止部材の吸湿率は0.01%、熱収縮率は0%、また係止部材と埋設部材間の接着剥離強度は0.7kg/25mm幅であった。
ポリエーテル系ウレタン樹脂の含浸量を調整することにより、不織布層(絡合不織布)の空隙率を80%にしたこと以外は実施例1と同様の操作をした結果、係止部材とクッションの接合部にボイドが発生し、係止部材の取り付け強度が弱くなっていた。また、得られたモールドイン成形用係止部材の吸湿率は0.01%、熱収縮率は0%、また係止部材と埋設部材間の接着剥離強度は0.7kg/25mm幅であった。
1:係止部材
2:基板
3:係合素子
4:埋設部材
5:基布
6:ループ素子
7:不織布層
8:キノコ型素子
9:成形金型
10:凹部
11:突出部
12:肩部
13:磁石
2:基板
3:係合素子
4:埋設部材
5:基布
6:ループ素子
7:不織布層
8:キノコ型素子
9:成形金型
10:凹部
11:突出部
12:肩部
13:磁石
Claims (11)
- 基板の一表面に多数の係合素子を有する係止部材、一表面に多数の埋設素子を有する埋設部材、磁性体含有層および不織布層からなるモールドイン成形用係止部材であって、該不織布層が0.1dtex以下の極細繊維からなり、かつ50%以下の空隙率を有することを特徴とするモールドイン成形用係止部材。
- 該不織布層が、0.1dtex以下の極細繊維が絡合された不織布に高分子弾性体が含浸された絡合不織布からなる請求項1記載のモールドイン成形用係止部材。
- 該不織布層を構成する極細繊維の少なくとも一部が融着されてなる請求項1または2に記載のモールドイン成形用係止部材。
- 該係止部材と該埋設部材間の接着剥離強度が1kg/25mm幅以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載のモールドイン成形用係止部材。
- 該係止部材が樹脂成形体からなる請求項1〜4のいずれか1項に記載のモールドイン成形用係止部材。
- 該埋設部材が、基布の表面にループ素子が立設した織物からなる請求項1〜5のいずれか1項に記載のモールドイン成形用係止部材。
- 該埋設部材が、基布または基板上にキノコ型の係合素子を立設してなる埋設部材である請求項1〜5のいずれか1項に記載のモールドイン成形用係止部材。
- 該埋設部材の埋設素子高さが1〜5mm、素子密度が15〜40個/cm2である請求項6または7記載のモールドイン成形用係止部材。
- 該磁性体含有層が該係止部材の係合素子面に設けられた請求項1〜8のいずれか1項に記載のモールドイン成形用係止部材。
- 該モールドイン成形用係止部材が、0.1%以下の吸湿率および0.1%以下の熱収縮率を有する請求項1〜9のいずれか1項に記載のモールドイン成形用係止部材。
- 基板の一表面に多数の係合素子を有する係止部材、一表面に多数の埋設素子を有する埋設部材、磁性体含有層および不織布層からなり、該不織布層が0.1dtex以下の極細繊維からなり、かつ50%以下の空隙率を有するモールドイン成形用係止部材を、成形金型に設けられた凹部の内側に該係合素子が収納され、かつ該不織布層が凹部の肩部に載置されるよう配置し、該成形金型の底面に設けられた磁石と該磁性体含有層の磁着力によりモールドイン成形用係止部材と成形金型とを密着し、次いで成形金型内に樹脂を導入し該樹脂を硬化させることを特徴とする係止部材付き樹脂成形体の製造方法。
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JP2003272762A JP2005027990A (ja) | 2003-07-10 | 2003-07-10 | モールドイン成形用係止部材および係止部材付き樹脂成形体の製造方法 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009268579A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Kuraray Fastening Co Ltd | 複合クッション体及びその製造方法 |
WO2011027798A1 (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-10 | クラレファスニング株式会社 | 易曲面対応型モールドイン成形用面ファスナー、その製造方法、面ファスナー付き発泡樹脂成形体の製造方法とその成形体を用いた座席の製造方法 |
KR101285878B1 (ko) * | 2011-04-06 | 2013-07-12 | (주)일광인더스트리 | 시트 패드 제조방법 및 그에 의한 시트 패드 |
KR20140036439A (ko) * | 2012-09-14 | 2014-03-26 | 송위현 | 강연도가 보강된 에어메쉬 파스너 |
KR20140036440A (ko) * | 2012-09-14 | 2014-03-26 | 송위현 | 부착강도가 향상된 파스너 |
-
2003
- 2003-07-10 JP JP2003272762A patent/JP2005027990A/ja not_active Withdrawn
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