JP4742173B2 - カーペット、それに用いる繊維質バッキング及びズレ防止性を有する編物 - Google Patents
カーペット、それに用いる繊維質バッキング及びズレ防止性を有する編物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4742173B2 JP4742173B2 JP2010093843A JP2010093843A JP4742173B2 JP 4742173 B2 JP4742173 B2 JP 4742173B2 JP 2010093843 A JP2010093843 A JP 2010093843A JP 2010093843 A JP2010093843 A JP 2010093843A JP 4742173 B2 JP4742173 B2 JP 4742173B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitted fabric
- warp
- carpet
- loop
- fibrous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Carpets (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
前記繊維質バッキングの裏面側に、表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸をカットした編物が一体化されており、
前記編物のループ状経糸のカット端が、該カーペットを敷設する床面を係止する係止部として該編物の表面から突出していることを特徴とするカーペット、
カーペットの繊維基材の裏面側に形成される繊維質バッキングであって、
表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸をカットした編物が一体化されており、
前記編物のループ状経糸のカット端が、該カーペットを敷設する床面を係止する係止部として該編物の表面から突出していることを特徴とする繊維質バッキング、
並びにカーペットの裏面側に設けられるズレ防止性を有する編物であって、
表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸をカットした編物からなり、
前記編物のループ状経糸のカット端が、該カーペットを敷設する床面を係止する係止部として該編物の表面から突出していることを特徴とする編物をその要旨とした。
406・・・繊維質バッキング
407・・・繊維質シート
407・・・樹脂成分
209・・・熱接着性繊維層
409・・・編物
410・・・経糸
Claims (18)
- 繊維基材の裏面側に繊維質バッキングを形成したカーペットであって、
前記繊維質バッキングの裏面側に、表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸をカットした編物が一体化されており、
前記編物のループ状経糸のカット端が、該カーペットを敷設する床面を係止する係止部として該編物の表面から突出していることを特徴とするカーペット - 繊維質バッキングが、熱接着性繊維を含有し、前記熱接着性繊維の熱溶融した樹脂成分によって固められた繊維質シートからなることを特徴とする請求項1に記載のカーペット。
- 熱接着性繊維を含む繊維質シートからなる繊維質バッキングと、表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸をカットした編物とが絡合処理によって積層一体化されることにより、前記繊維質シートに含まれる熱接着性繊維が経編み緯糸挿入編物と絡み合い、この状態で加熱処理されることで前記経編み緯糸挿入編物のカットされたループ状経糸の基部が前記熱接着性繊維の熱溶融した樹脂成分によって固められていることを特徴とする請求項2に記載のカーペット。
- 繊維質バッキングが、ホットメルト樹脂を含有し、前記ホットメルト樹脂の熱溶融した樹脂成分によって固められた繊維質シートからなることを特徴とする請求項1に記載のカーペット。
- 表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸をカットした編物に熱硬化性樹脂が含浸または塗布されており、前記熱硬化性樹脂が硬化処理されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のカーペット。
- 表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸がモノフィラメントであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のカーペット。
- 表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸がマルチフィラメントであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のカーペット。
- カーペットの繊維基材の裏面側に形成される繊維質バッキングであって、
表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸をカットした編物が一体化されており、
前記編物のループ状経糸のカット端が、該カーペットを敷設する床面を係止する係止部として該編物の表面から突出していることを特徴とする繊維質バッキング。 - 熱接着性繊維を含有しており、前記熱接着性繊維の熱溶融した樹脂成分によって固められた繊維質シートからなることを特徴とする請求項8に記載の繊維質バッキング。
- 熱接着性繊維を含む繊維質シートと、表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸をカットした編物とが絡合処理によって積層一体化されることにより、前記繊維質シートに含まれる熱接着性繊維が経編み緯糸挿入編物と絡み合い、この状態で加熱処理されることで前記経編み緯糸挿入編物のカットされたループ状経糸の基部が前記熱接着性繊維の熱溶融した樹脂成分によって固められていることを特徴とする請求項9に記載の繊維質バッキング。
- ホットメルト樹脂を含有しており、前記ホットメルト樹脂の熱溶融した樹脂成分によって固められた繊維質シートからなることを特徴とする請求項8に記載の繊維質バッキング。
- 表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸をカットした編物に熱硬化性樹脂が含浸または塗布されており、前記熱硬化性樹脂が硬化処理されていることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の繊維質バッキング。
- 表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸がモノフィラメントであることを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の繊維質バッキング。
- 表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸がマルチフィラメントであることを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の繊維質バッキング。
- カーペットの裏面側に設けられるズレ防止性を有する編物であって、
表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸をカットした編物からなり、
前記編物のループ状経糸のカット端が、該カーペットを敷設する床面を係止する係止部として該編物の表面から突出していることを特徴とする編物。 - 表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸をカットした編物に熱硬化性樹脂が含浸または塗布されており、前記熱硬化性樹脂が硬化処理されていることを特徴とする請求項15に記載の編物。
- 表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸がモノフィラメントであることを特徴とする請求項15又は16のいずれかに記載の編物。
- 表面と裏面とを有する経編み緯糸挿入編物の前記表面と裏面とを接続するループ状経糸がマルチフィラメントであることを特徴とする請求項15又は16のいずれかに記載の編物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010093843A JP4742173B2 (ja) | 2001-07-23 | 2010-04-15 | カーペット、それに用いる繊維質バッキング及びズレ防止性を有する編物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001220853 | 2001-07-23 | ||
JP2001220853 | 2001-07-23 | ||
JP2010093843A JP4742173B2 (ja) | 2001-07-23 | 2010-04-15 | カーペット、それに用いる繊維質バッキング及びズレ防止性を有する編物 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001236672A Division JP2003102611A (ja) | 2001-07-23 | 2001-08-03 | カーペット |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011007494A Division JP5052680B2 (ja) | 2001-07-23 | 2011-01-18 | カーペット、それに用いる繊維質バッキング、並びにズレ防止性を付与する編物 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010246929A JP2010246929A (ja) | 2010-11-04 |
JP2010246929A5 JP2010246929A5 (ja) | 2011-03-03 |
JP4742173B2 true JP4742173B2 (ja) | 2011-08-10 |
Family
ID=43309933
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010093843A Expired - Fee Related JP4742173B2 (ja) | 2001-07-23 | 2010-04-15 | カーペット、それに用いる繊維質バッキング及びズレ防止性を有する編物 |
JP2011007494A Expired - Fee Related JP5052680B2 (ja) | 2001-07-23 | 2011-01-18 | カーペット、それに用いる繊維質バッキング、並びにズレ防止性を付与する編物 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011007494A Expired - Fee Related JP5052680B2 (ja) | 2001-07-23 | 2011-01-18 | カーペット、それに用いる繊維質バッキング、並びにズレ防止性を付与する編物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP4742173B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014226223A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | 株式会社大和 | 敷物及び自動車用マット |
JP2015042540A (ja) * | 2013-07-25 | 2015-03-05 | 株式会社大和 | 敷物用不織布バッキングの製造方法、その方法により製造された敷物用不織布バッキング及びその不織布バッキングを備えた敷物 |
JP2015198791A (ja) * | 2014-04-08 | 2015-11-12 | 株式会社大和 | 不織布バッキングおよびその製造方法 |
CN110421913A (zh) * | 2019-08-16 | 2019-11-08 | 昆山怡家居纺织有限公司 | 一种防滑地毯胶垫层 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5990759U (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-20 | ダスキンフランチヤイズ株式会社 | マツトの敷物への固定具 |
US4822658B1 (en) * | 1987-12-23 | 1997-06-10 | Joseph R Pacione | Carpet backing and installation system |
JP2500317B2 (ja) * | 1989-05-02 | 1996-05-29 | 防衛庁技術研究本部長 | 繊維強化プラスチック製レ―ダド―ム |
JP3023899B2 (ja) * | 1991-12-18 | 2000-03-21 | 三菱化学ビーエーエスエフ株式会社 | 置き敷きカーペット及びその製造方法 |
JPH11103998A (ja) * | 1997-08-04 | 1999-04-20 | Koei Chemical Kogyosho:Kk | 滑り止めの施されたカーペットの製造方法及び滑り止めの施されたカーペット |
JP3051846B2 (ja) * | 1998-08-26 | 2000-06-12 | 堀田カーペット株式会社 | カーペット |
JP2000203353A (ja) * | 1999-01-15 | 2000-07-25 | Daiwa:Kk | 自動車用防音マット |
JP2000289132A (ja) * | 1999-04-13 | 2000-10-17 | Kochi Prefecture | 不織布シート |
JP2000300419A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-10-31 | Selkon Co Ltd | カーペット |
JP4601749B2 (ja) * | 1999-12-13 | 2010-12-22 | 住江織物株式会社 | タフテッド製品 |
JP2001277404A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-09 | Kanai Hiroaki | 成型用自動車内装天井材及びその製造方法 |
JP2002105815A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-10 | Suminoe Textile Co Ltd | 三次元立体編物シート |
JP2003019067A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-21 | Daiwa:Kk | カーペット |
-
2010
- 2010-04-15 JP JP2010093843A patent/JP4742173B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-01-18 JP JP2011007494A patent/JP5052680B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5052680B2 (ja) | 2012-10-17 |
JP2010246929A (ja) | 2010-11-04 |
JP2011120926A (ja) | 2011-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7884038B2 (en) | Interior lining or covering element for motor vehicles | |
US20080070465A1 (en) | High loft nonwoven for foam replacement | |
CA3040477C (en) | Nonwoven composite | |
JP4742173B2 (ja) | カーペット、それに用いる繊維質バッキング及びズレ防止性を有する編物 | |
JP4361202B2 (ja) | メルトブローン不織布を含む吸音材 | |
US10792870B2 (en) | Process for forming a nonwoven composite | |
JP2006028708A (ja) | 吸音性積層体およびその製造法 | |
JP2010246929A5 (ja) | ||
JP2011120926A5 (ja) | ||
JP2003102611A (ja) | カーペット | |
JP5751577B2 (ja) | 自動車用マット | |
JP2015198791A (ja) | 不織布バッキングおよびその製造方法 | |
JP2003300290A (ja) | 主として自動車用に好適な防音性材料 | |
JP5762762B2 (ja) | 自動車用マット | |
JP2012183101A5 (ja) | ||
JP5306633B2 (ja) | カーペット用不織布バッキング、その製造方法、並びに不織布バッキングを用いたズレ防止機能を有するカーペット | |
JP3619961B2 (ja) | カーペットの製造方法 | |
JP2014061122A (ja) | フロアマット | |
JP5047602B2 (ja) | 防音カーペット | |
JP2007276722A (ja) | 吸音効果のある自動車用軽量フロアーマット | |
JP2014226223A (ja) | 敷物及び自動車用マット | |
JP2001341220A (ja) | 車両用繊維積層体 | |
JP2003019067A (ja) | カーペット | |
JP2009112358A5 (ja) | ||
JP2015042540A5 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110118 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20110118 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20110323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110412 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110509 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4742173 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |