JP2015042540A - 敷物用不織布バッキングの製造方法、その方法により製造された敷物用不織布バッキング及びその不織布バッキングを備えた敷物 - Google Patents
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Abstract
Description
前記太繊維は繊維表面にホットメルト樹脂がコーティングされてなり、前記加熱処理によりホットメルト樹脂を溶融させ、その溶融物によって突出する太繊維の根元を固めることを特徴とするズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法をその要旨とした。
前記太繊維の繊維ウェブ側に熱可塑性樹脂を塗布又は含浸することによって突出する太繊維の根元を固めることを特徴とするズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法をその要旨とした。
13・・・表面繊維基材
14・・・細繊維
15・・・太繊維
Claims (19)
- 細繊維の繊維ウェブ上に熱接着性繊維からなる太繊維の繊維ウェブを形成し、次いで、これらを細繊維の繊維ウェブ側から前記細繊維の繊維径に対応するバーブ深さのニードル針を用いてニードルパンチ処理して前記各繊維ウェブの構成繊維相互並びに各繊維ウェブ間の構成繊維相互を絡合させると共に前記太繊維の一部を突出させ、その後、熱接着性繊維からなる太繊維の繊維ウェブ側から加熱処理することにより、前記太繊維の一部を溶かし、その熱溶融物て突出する太繊維の根元を固めることを特徴とする敷物用不織布バッキングの製造方法。
- 細繊維の繊度が1〜20デシテックスであるのに対し、太繊維の繊度が20〜300デシテックスであることを特徴とする請求項1に記載のズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法。
- 繊度が異なる複数種の太繊維の繊維ウェブを形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法。
- 熱接着性繊維からなる太繊維の熱溶融物によって遮音層が構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法。
- 細繊維の繊維ウェブ上に太繊維の繊維ウェブを形成し、次いで、これらを細繊維の繊維ウェブ側から前記細繊維の繊維径に対応するバーブ深さのニードル針を用いてニードルパンチ処理して前記各繊維ウェブの構成繊維相互並びに各繊維ウェブ間の構成繊維相互を絡合させると共に前記太繊維の一部を太繊維からなる繊維ウェブ側から突出させ、その後、太繊維からなる繊維ウェブ側から加熱処理する敷物用不織布バッキングの製造方法であって、
前記太繊維は繊維表面にホットメルト樹脂がコーティングされてなり、前記加熱処理によりホットメルト樹脂を溶融させ、その溶融物によって突出する太繊維の根元を固めることを特徴とするズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法。 - 細繊維の繊度が1〜20デシテックスであるのに対し、太繊維の繊度が20〜300デシテックスであることを特徴とする請求項5に記載のズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法。
- 繊度が異なる複数種の太繊維の繊維ウェブを形成することを特徴とする請求項5又は6に記載のズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法。
- ホットメルト樹脂の熱溶融物によって遮音層が構成されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法。
- 細繊維の繊維ウェブ上に太繊維の繊維ウェブを形成し、次いで、これらを細繊維の繊維ウェブ側から前記細繊維の繊維径に対応するバーブ深さのニードル針を用いてニードルパンチ処理して前記各繊維ウェブの構成繊維相互並びに各繊維ウェブ間の構成繊維相互を絡合させると共に前記太繊維の一部を太繊維からなる繊維ウェブ側から突出させ、その後、太繊維からなる繊維ウェブ側から加熱処理する敷物用不織布バッキングの製造方法であって、
前記太繊維の繊維ウェブ側に熱可塑性樹脂を塗布又は含浸することによって突出する太繊維の根元を固めることを特徴とするズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法。 - 細繊維の繊度が1〜20デシテックスであるのに対し、太繊維の繊度が20〜300デシテックスであることを特徴とする請求項9に記載のズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法。
- 繊度が異なる複数種の太繊維の繊維ウェブを形成することを特徴とする請求項9又は10に記載のズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法。
- 熱可塑性樹脂によって遮音層が構成されていることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載のズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法。
- 請求項1〜12のいずれかに記載のズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキングの製造方法を用いて製造されたズレ防止機能を有する敷物用不織布バッキング。
- 有機減衰性フィラー、フタロシアニン化合物、ヨウ素系抗菌剤、金属イオン及び縮合タンニンのゲル化物から選ばれる少なくとも1種が含まれていることを特徴とする請求項13に記載の不織布バッキング。
- 請求項13又は14に記載の敷物用不織布バッキングを備えたことを特徴とする敷物をその要旨とした。
- 敷物用不織布バッキングの内側に前記不織布バッキングから突出する太繊維を支持する支持層を設けたことを特徴とする請求項15に記載の敷物。
- 不織布バッキングから突出する太繊維を支持する支持層中に、有機減衰性フィラー、フタロシアニン化合物、ヨウ素系抗菌剤、金属イオン及び縮合タンニンのゲル化物から選ばれる少なくとも1種が含まれていることを特徴とする請求項16に記載の敷物。
- 不織布バッキングを敷物に貼り合わせる接着剤中に、有機減衰性フィラー、フタロシアニン化合物、ヨウ素系抗菌剤、金属イオン及び縮合タンニンのゲル化物から選ばれる少なくとも1種が含まれていることを特徴とする請求項15〜17のいずれかに記載の敷物。
- 敷物の目地止め層中に、有機減衰性フィラー、フタロシアニン化合物、ヨウ素系抗菌剤、金属イオン及び縮合タンニンのゲル化物から選ばれる少なくとも1種が含まれていることを特徴とする請求項15〜18のいずれかに記載の敷物。
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CN107400983A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-11-28 | 西安工程大学 | 山羊毛针刺非织造地毯的加工方法 |
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JP2008155865A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Suminoe Textile Co Ltd | 滑り防止性に優れた自動車用マット |
JP2009112358A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Daiwa:Kk | ズレ防止機能を有するカーペット用不織布バッキング及びその製造方法 |
JP2010246929A (ja) * | 2001-07-23 | 2010-11-04 | Daiwa:Kk | カーペット |
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- 2013-09-27 JP JP2013201231A patent/JP2015042540A/ja active Pending
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