JP2005025496A - 清掃管理システム、清掃管理方法、および清掃管理プログラム - Google Patents
清掃管理システム、清掃管理方法、および清掃管理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】オペレータは端末コンピュータ1を操作することにより、部位登録、各部位に配置される清掃員、各清掃員の清掃順序、清掃内容等を決定する。検索条件に従い、所望の部位、清掃員に関する情報を検索を検索し、ディスプレイに表示することができる。また、端末コンピュータ1は、人件費、清掃収入等を集計した採算管理の処理を実行し、次年度の清掃内容をシミュレートすることが可能となる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビル内の清掃を効率良く行うための清掃管理システム、清掃管理方法、および清掃管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のビルの増加に伴い、ビルの清掃に多くの労力を要するようになってきた。都心部では、ビルの高層化が著しく、清掃に要するコストも増大する傾向にある。ビルの清掃は専門の清掃業者に委託されることが一般的であり、ビルのテナント(賃借人)から清掃業者に支払われる清掃費用も増大する傾向にある。その一方で、経費削減のため、清掃コストをできるだけ低く抑える要求が強まってきており、テナントから清掃業者に対して過度のコストダウンが要求されることも珍しくはない。このような場合において、適正な清掃コストの評価が特に重要となる。
【0003】
ところが、ビルの構造は多様であり、清掃員の熟練度にも大きなばらつきがあるため、適正な清掃コストの評価はなされていなかったのが実情である。例えば、テナントの部屋には、事務室、会議室、給湯室、トイレ等が含まれており、それぞれについて、清掃に要する手間は異なる。部屋の種類によって、清掃に要する手間は大きく異なる。また、清掃員の熟練度も様々であり、同一条件の部屋であっても、清掃に要する時間は清掃員の熟練度によって大きく異なる。このような理由から、清掃コストの客観的な評価はなされていないのが実情であった。
【0004】
なお、清掃管理を行うシステムとして、例えば、特開2002−7550号公報に示されたものが考案されている。しかしながら、このシステムは、ユーザ宅に設置されたエアコン等の機器のメンテナンスを行う時期を自動的に決定するためのものにすぎず、適正な清掃コストを評価するためのものではない。
また、清掃員等の労務管理を行う発明として、例えば特許文献2に示された労務管理装置が考案されている。この労務管理装置は、労働時間を入力するためのタイムレコーダと、売り上げ実績を入力するためのPOS端末とを接続することにより、労働時間単位での売り上げを算出するものにすぎない。すなわち、この労務管理装置は、売り上げ高と労働時間との比を算出するものにすぎず、適正な清掃コストを評価するためのものではない。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−7550号公報
【特許文献2】
特開2000−322661号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、適正な清掃コストを評価可能な清掃管理システム、清掃管理方法および清掃管理プログラムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明は、清掃情報を入力する入力手段と、前記清掃情報を記憶する記憶手段と、記憶された前記清掃情報の中から所望の情報を検索する検索手段と、清掃に関する収益を算出する算出手段と、検索された前記情報および前記収益を表示する表示手段とを有する。
また、前記清掃情報は、人件費データを含む清掃員情報、清掃対象となる部位に関する清掃部位情報、清掃コスト情報、清掃内容情報の少なくとも一つを含む。
前記算出手段は、清掃員の人件費、清掃単価、清掃内容に基づき、清掃に関する収益を算出する。
前記清掃情報は清掃部位の図面を含み、前記表示手段は当該図面上において清掃箇所を表示する。
前記算出手段は、過去の収益を算出するための条件の一部を変更することにより、将来の収益を推定する。
【0008】
さらに、本発明は、複数の清掃員の勤務情報を入力する入力手段と、前記勤務情報に基づき勤続年数を算出する算出手段と、前記勤続年数の長短の順に複数の勤続年数を配列するとともに、配列された当該勤続年数をプロットしたグラフを表示する表示手段と、前記グラフ上にプロットされた座標を結ぶ曲線の曲率に基づき、労務管理の適否を判断する判断手段とを有する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態を説明する。
【0010】
<システム概要>
図1に本発明の実施形態に係る清掃管理システムの全体構成を示す。複数のビル1a、1b、1cはネットワーク2を介してサーバコンピュータ3に接続されている。ビル1a、1b、1cには端末コンピュータが設置されており、これらの端末コンピュータを用いて清掃に関するデータの入出力および表示を行うことが可能となる。ネットワーク2はインターネット等の公衆網に限らず、専用回線を用いても良い。サーバコンピュータ3は複数のビル1a、1b、1cに設置された端末コンピュータからのデータを集計することにより、複数のビルの清掃を集中的に管理することができる。
【0011】
図2は端末コンピュータ1の行成を表すブロック図である。上述したように、端末コンピュータ1はビル内に設置されており、オペレータによって操作されるものである。端末コンピュータ1は、バス100、CPU101、ROM102、RAM103、ディスプレイ104、ディスプレイコントローラ105、ハードディスクドライブ(HDD)106、インターフェース(I/F)107,外部記憶装置108、ネットワークインターフェースカード(NIC)109を備えて構成されている。
【0012】
CPU101は清掃管理用アプリケーションプログラムを実行するために使用される。ROM102にはCPU102の起動のための初期プログラムおよびBIOSプログラムが書き込まれている。CPU101は電源投入時にこれらの初期プログラムおよびBIOSプログラムを実行することにより、端末コンピュータ1の起動処理を行う。RAM103はCPU101がプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
【0013】
ディスプレイ104はCRT、液晶ディスプレイ等により構成されており、清掃管理用アプリケーションプログラムに基づくデータの入出力および管理を視覚的に表示するために使用される。オペレータはディスプレイ104の表示を見ながら、ビルの清掃管理を行うことが可能となる。ディスプレイコントローラ105はディスプレイ104を駆動するための回路である。
【0014】
HDD106は、清掃管理用アプリケーションプログラム、清掃に関するデータ等を記憶するために使用される。また、これらのデータは、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RAM等の外部記憶装置に保存しておくことも可能である。NIC109はモデム等により構成されており、ネットワーク2とのインターフェースとして使用される。
【0015】
次に、図3を用いて本実施形態に係る清掃管理システムの動作の概要を説明する。先ず、ステップS301において、オペレータは端末コンピュータ1を操作することにより、清掃管理用アプリケーションプログラムの初期設定を行う。初期設定の項目として、共通費の設定、清掃員の登録等がある。共通費とは、ビルの清掃全体について必要となる経費をいい、例えば、清掃員の作業服、洗浄剤、リース料、責任者の給与等が該当する。
続いて、ステップS302において、オペレータは端末コンピュータ1から部位登録を行う。部位登録とは、清掃を行う部位(場所)についての情報を登録することをいい、例えば、部位の面積、専用部若しくは共用部の区別、部位の種別等の情報の登録が含まれる。
ステップS303において、オペレータは端末コンピュータ1のディスプレイ104を見ながら清掃員の配置を決定する。すなわち、各部位に配置される清掃員、各清掃員の清掃順序、清掃内容等が決定される。
【0016】
以上の設定内容に基づき、実際の清掃が行われた後、端末コンピュータ1は清掃結果を各種報告書のフォームで出力および印刷を行う(ステップS304)。この報告書には、清掃品質に関する品質報告書、テナントに提出するための客先報告書等が含まれる。
【0017】
続いて、オペレータは端末コンピュータ1を用いて、人件費、清掃収入等を集計した採算管理の処理を実行する(ステップS306)。採算管理は、部位、清掃員のそれぞれについて行うことが可能である。例えば、採算収支が赤字であった場合には、清掃会社は次年度の清掃内容をシミュレートし、利益を出すことが可能な清掃内容を決定することが可能となる。上述の処理を繰り返す場合(ステップS307でYES)には、処理はステップS301に戻り、以降の処理が繰り返される。
【0018】
続いて、図面を参照しながら、本実施形態に係る清掃管理システムの詳細な処理を説明する。
【0019】
図4は、本実施形態に係る清掃管理システムのメニュー画面を表す図である。このメニューは、画面右側の全体フロー、画面左側の処理メニューから構成されている。全体フローの画面には、各処理の流れとともに、データの名称が表示されており、オペレータがデータ名の箇所をクリックすることにより、所望のデータの閲覧、編集を行うことが可能となる。
メニュー画面の左側には、部位及び業務登録処理、検索処理、初期設定・管理処理、損益管理表作成処理、清掃員配置処理、報告書作成処理、採算管理処理のコマンドボタンが表示されている。
【0020】
部位及び業務登録処理は、清掃部位および業務内容の新規登録、追加、編集等を行うためのものである。画面上には、一括登録、登録追加のコマンドボタンが表示されている。一括登録コマンドは、作成済みの部位登録リストを読み込むためのものであり、登録追加コマンドは、新たな部位登録リストを作成するためのものである。
【0021】
検索処理の欄には、既登録部位検索コマンドボタンが表示されている。既登録部位検索コマンドは、既に登録された清掃部位を検索するためのものであり、例えば化粧室の部位に関する情報を検索することができる。
【0022】
初期設定・管理処理の欄には、共通費設定、清掃員マスター、清掃員通勤検索のコマンドボタンが表示されている。共通費設定コマンドボタンは、清掃員の作業服、洗浄剤等の資材等の共通費の設定を行うためのものであり、清掃員マスターコマンドボタンは、清掃員の登録・変更を行うためのものである。また、清掃員通勤検索コマンドボタンは、特定の通勤手段を用いている清掃員を検索するためのものである。例えば、ある路線の電車事故が発生した場合に、この路線を利用している清掃員を検索することができる。これにより、通勤経路の遮断により影響を受ける清掃員の代替者を迅速に補充することが可能となる。
【0023】
損益管理表作成処理の欄には、全体採算集計コマンドボタン、個別採算コマンドボタンが表示されている。全体採算集計コマンドボタンは、清掃員別の現状の採算を集計するためのものである。例えば、特性の清掃員が清掃を行っている部位全体の採算が集計される。また、個別採算コマンドボタンは、部位毎の現状の採算を集計するためのものである。
【0024】
清掃員配置処理の欄には、清掃員配置コマンドボタン、清掃順位修正コマンドボタン、担当別作業検索コマンドボタンが表示されている。清掃員配置コマンドボタンは、登録した部位に割り当てる清掃員を決定するためのものであり、清掃順位修正コマンドボタンは、清掃員による清掃順位を変更するためのものである。
【0025】
報告書作成処理の欄には、品質報告書作成コマンドボタン、客先報告書作成コマンドボタン、定期報告書作成コマンドボタンが表示されている。品質報告書作成コマンドボタンは、清掃品質に関する報告書を作成するためのものであり、この報告書には、例えば、ゴミ捨てが不十分であった等のコメントが記載される。客先報告書作成コマンドボタンは、テナント等の顧客に対する報告書を作成するためのものであり、定期報告書作成コマンドボタンは、日常清掃以外に定期的に行う清掃に関する報告書を作成するためのものである。これらの報告書は、いずれも任意の部位、期間毎に出力可能なものである。
【0026】
採算管理処理の欄には、採算チェックコマンドボタン、次年度検討コマンドボタン、担当別採算表示コマンドボタンのそれぞれが日常清掃および定期清掃毎に表示されている。採算チェックコマンドボタンは、部位毎の採算を確認するためのものである。次年度検討コマンドボタンは、次年度の採算を試算するためのものであり、これにより清掃条件を様々に変更した場合の変更した場合の採算を検討することが可能となる。また、担当別採算表示コマンドボタンは、清掃員毎の採算を表示するためのものである。
【0027】
このように、図4に示された各種コマンドボタンは、処理種別毎にグループ化されているため、オペレータは所望の処理を容易に見つけ出すことが可能となる。
【0028】
図5は、図4のメニュー画面の右側に表示された全体フローを詳細を表す図面である。上述したように、このフローは、全体の処理の概要とともに、データの名称が表示されており、オペレータがデータ名の箇所をクリックすることにより、所望のデータの閲覧、編集を行うことが可能となる。また、各データ間の矢印は、データ同士に関連性があることを示しており、矢印で結ばれたデータは相互に参照可能である。
【0029】
例えば、図12で示されたように、部位登録リストは、部位詳細カード、総合採算リスト、日時清掃採算リスト、日時清掃次年度リスト、定期清掃採算リスト、定期清掃次年度リストとの間で相互に参照可能である。オペレータは部位登録リスト上のボタンをクリックすることにより、所望のデータリストを参照することが可能となる。
【0030】
また、図5において、部位詳細カードは、部位写真、部位図面、契約使用日時清掃、契約使用定期清掃、日時清掃報告事項、定期清掃報告事項、部位特記事項、日時清掃詳細、定期清掃詳細の各データとの相互参照が可能である。この部位詳細カードは、図14に示されるように、各種のデータを含んでおり、本システムにおける各種データのなかで中心となるデータである。
【0031】
<初期設定>
続いて、各処理の詳細を順に説明する。先ず、オペレータは端末コンピュータ1を操作することにより、清掃管理用アプリケーションプログラムの初期設定を行う。初期設定の項目として、共通費の設定、清掃員の登録等がある。
【0032】
図6に共通費設定用の画面を示す。共通費とは、ビルの清掃全体について必要となる経費である。この図において共通費の具体例として、マネージャー、スーパーバイザー、教育・研修費、コスチューム費、資機材費が記載されている。これらの共通費は、各部位に共通の費用であるため、共通費は各部位の面積比に応じて各部位に割り当てられる。また、共通費は、日常清掃費、定期清掃費に按分される。ここでの設定内容は、画面右下の共通費設定計算反映ボタンをクリックすることで確定する。
【0033】
続いて、図7〜10を参照しながら、清掃員の登録、変更、検索に関する処理を説明する。図7は、清掃員(社員)の詳細を表すカードの表示画面を表し、清掃員毎に登録されるものである。この清掃員詳細カードは、清掃員の個人データとして、氏名、生年月日、年齢、住所、顔写真、入社年月日、現場配属年月日、職歴、通勤経路、給与等の情報を含んでいる。
給与に関する情報として、給与支払形態(時給、日給、月給)、月間標準日数、標準勤務時間、時給、通勤費、標準月額労務費等が登録されている。これらの情報は、清掃の採算を算出するための基礎となるものである。
また、画面の下段に示されたように、通勤経路の詳細、通勤時間が登録されている。このように、通勤経路の情報を登録することにより、特定の路線の事故の影響を受ける清掃員を即座に検索することが可能となる。
【0034】
図8は、清掃員の一覧リストの表示画面である。この表示画面は、図7の清掃員の詳細カードの画面において登録された清掃員の一覧を示すものであり、清掃員の氏名、住所、給与形態・単価、標準時間、月日数、総時給の情報より構成されている。また、画面左側の詳細ボタンをクリックすることにより、図7の清掃員詳細カードが表示される。
【0035】
図9、図10は、清掃員検索用の画面を表している。図9に示されたように、検索条件として路線名「JR」と入力し、検索開始ボタンをクリックすると、通勤手段としてJRを利用している清掃員が検索される。検索結果の一例を図10に示す。この図に示されたように、JRを利用している清掃員の一覧が表示されるので、例えば列車事故等の場合において清掃員の代替者を容易に探すことが可能となる。
【0036】
<労務管理>
図11は清掃員の勤続年数をバーグラフで表した画面である。この図の左端には清掃員の姓が表示され、右側には清掃員毎の入社年度、配属年度がバーとして表示されている。バーの左端は清掃員の入社年度を表し、バーの斜線部分は現在の配属先とは異なる配属先で勤務していたことを表している。
【0037】
また、このグラフは、入社年度の古い順に清掃員の勤続年数が配列されており、勤務年数の配列の様子に基づき、労務管理が適正になされているか否かを判断することが可能となる。一般に、図12の(A)のようなグラフを描く職場の労務状況は安定しているが、同図の(B)のようなグラフを描く職場の労務状況は不安定であるといえる。すなわち、安定した労務状況では、清掃員の勤続年数には偏りが少なく、同図の(A)のように勤続年数を結ぶ線は略直線状をなす。これに対して、不安定な労務状況では清掃員は短期間で退職するため、同図の(B)のように、勤続年数の左端を結ぶ線は曲線状をなす。このように、清掃員の勤続年数をグラフ化し、プロットされたグラフを結ぶ曲線の曲率に基づき、労務状況を客観的に把握することが可能となる。
【0038】
なお、上述の判断を以下の手順により端末コンピュータ1によって自動的に行っても良い。まず、端末コンピュータ1は、清掃員の勤続年数の長い順に清掃員を並べ替え、図12にしめされたグラフを作成する。そして、端末コンピュータ1は、グラフに表された勤続年数をプロットし、これらを結ぶ曲線を描く。さらに、端末コンピュータ1は、この曲線が所定の曲率の大小に基づき、労務状況の安定度指数で表す。すなわち、曲率が小さい程(図12の(A))、労務状況の安定度指数は大きくなり、曲率が大きい程(図12の(B))、労務状況の安定度指数を小さくする。このようにして、労務状況を自動的に判断することが可能となる。
【0039】
<部位登録>
続いて、図13〜17を参照しながら、部位登録の処理について説明する。図13は部位登録リストの表示画面である。部位登録リストを構成するデータは、登録された部位が一覧表示するためのものであり、部位、部位の面積、日常清掃月次契約、定期清掃月次契約等に分類されている。
【0040】
部位のデータ項目は、IDコード、部位の階、共用部・専用部の区別、部位分類、部位細分、床材を含んでいる。共用部は、複数のテナントによって共用される部位であり、例えばエレベータホール、化粧室、階段、給湯室、雑用室等が該当する。専用部は専らテナントにより使用される部位である。部位分類は、部位の使用目的毎に分類した名称であり、部位細分は部位分類をさらに細分化した名称である。床材の種別としては、例えばカーペットタイルがある。
【0041】
面積のデータ項目は、部位面積、契約面積、契約率を含んでいる。部位面積は部位の面積を表しており、契約面積は部位面積のうち、清掃契約が締結された部分の面積である。契約面積が部位面積に占める割合は契約率(%)として表示される。
【0042】
日常清掃月次契約のデータ項目は、m2単価、月次売上、月次契約、作業日数、日常回数を含んでいる。m2単価は、毎月の1平方メートルあたりの清掃コスト(円)を表している。図では、給湯室の清掃コストが453円であり、他の部位に比べて比較的に高いことが確認できる。月次売上は、毎月の1平方メートルあたりの売上(円)を表している。作業日数は毎月の清掃日数を表し、日常回数は毎日の清掃回数を表している。
【0043】
定期清掃月次契約のデータ項目は、定期清掃の有無、m2単価、月次売上を含んでいる。定期清掃の有無は、「有」、「無」の表示により確認可能である。m2単価、月次売上は、上述したものと同様である。
【0044】
図14は、部位詳細カードの表示画面である。この部位詳細カードは、清掃部位の登録および確認を行うためのものであり、日常清掃作業項目、定期清掃作業項目、全景写真、全体図面、品質管理、特記事項一覧、定期清掃報告事項一覧の情報を含んでいる。
また、部位詳細カードの画面の上部には、部位名、床材、部位面積、契約面積、契約割合、売上、人件費、共通費、差益が表示されるため、登録された部位の収益等を容易に確認することができる。
【0045】
日常清掃作業項目は、毎日実施される清掃作業を表しており、担当者名、開示時間、終了時間、作業時間、作業内容の情報、契約回数、実作業回数、面積月合計、時間合計を含んでいる。担当者名は、この部位の清掃に携わる清掃員の名前を表しており、この表示例では4名の清掃員が登録されていることが確認できる。各々の清掃員につき、清掃開始時間、清掃終了時間、作業内容が入力される。例えば、作業員「海老澤」の清掃開始時間は6時20分、清掃終了時間は6時30分、作業内容はバキュームと入力される。他の清掃員「永島」、「鈴木」、「堀井」の作業内容は互いに異なっており、異なる内容の清掃作業が実施されることが確認できる。
【0046】
日常清掃作業項目の契約回数は、清掃契約で定められた1日あたりの清掃回数を表し、実作業回数は実際に行った清掃回数を表している。実作業回数の数字は、入力済みの清掃員名等により自動的に計算可能である。なお、この表示例では、契約回数は1回/日と定められていても、実際の作業回数は4回/日となっている。
【0047】
面積月合計は1ヶ月の延べ清掃面積を表しており、時間合計は1ヶ月の延べ清掃時間および1日の延べ清掃時間を表している。これらの数値は、入力済みの各々の清掃員の作業時間に基づき自動的に算出することが可能である。
【0048】
定期清掃作業項目にも、日常清掃作業項目と略同様の情報が入力される。この項目中において、標準日数は1ヶ月の作業回数を表している。また、作業詳細として、担当清掃員「坂村」により75分間の清掃が行われる旨が表示されている。
【0049】
部位詳細カード画面の中央には、全景写真が表示されている。この全景写真は、作業部位を概観をデジタルカメラで撮影したものであり、オペレータはこの写真を確認することで清掃部位を視覚的に把握することが可能となる。なお、写真右上の拡大ボタンをクリックすることにより、全景写真の拡大写真を画面上に表示可能である。また、静止画像に限定されることなく、動画像を表示しても良い。
部位詳細カード画面の中央には、清掃部位の平面図を縮小した全体図面が表示される。この全体図面上には、清掃員による清掃の経路が着色された線で示される。なお、拡大ボタンをクリックすることにより、全体図面の拡大図を画面上に表示可能である。
【0050】
部位詳細カード画面の下部左側には、品質管理項目が表示される。この品質管理項目には清掃品質に関する報告が表示され、例えば、「ゴミ捨て不徹底」等の報告が表示される。
部位詳細カード画面の下部中央には、特記事項一覧が表示される。特記事項一覧は、例えば落とし物等の報告事項を表すものである。さらに、部位詳細カード画面の下部右側には、定期清掃報告事項一覧が表示される。この定期清掃報告事項一覧は、日常清掃以外の定期清掃に関する報告を表すものである。
【0051】
図15は、上述の清掃部位全体図面の拡大図の表示画面を表している。中央の斜線で示された部分が清掃部位として登録されていることを表しており、この図において斜線部分は28階のエレベータホールを示している。このように、本実施例によれば、登録された清掃部位を容易に確認することが可能である。また、画面の左側には、部位名の他に、部位面積、契約面積、契約割合、床材、撮影日付、図面説明の欄が設けられており、登録された清掃部位に関する情報を、全体図面と併せて確認することができる。
【0052】
図16は、作業詳細の表示画面を表している。この図において、太線Aは、清掃経路を表しており、清掃員はこの経路に従って所定の清掃を行う。また、図面の左側には、清掃部位No.会社名、担当者名、日常清掃/定期清掃の区別、作業順位、作業内容、作業面積、作業距離、作業時間、人件費等が表示される。
この図において、作業内容として記載された「バキューム」は電気掃除機による清掃を意味している。また、作業時間は「6:20」〜「6:30」の10分間であり、人件費「1,682円」に基づき、当該部位の清掃に要する人件費は「280円」となる。さらに、1ヶ月分の人件費の合計金額が「6,28円」として自動的に表示される。
【0053】
<清掃員配置>
図17は、清掃員配置の画面を表している。この画面は、登録された部位にいずれの清掃員を割り当てるかを決定するためのものである。この図では、28階のエレベータホールについて、清掃員、清掃内容、清掃回数、作業順位、作業開始時間、作業終了時間等を入力および表示可能である。
この画面上の「担当者名インプット」のボタンをクリックすることにより、清掃員を順番に入力可能である。例えば、オペレータは清掃員として「海老澤」を入力し、さらに、作業内容「バキューム」、開始時間「6:20」、終了時間「6:30」、作業回数「2」を入力する。作業時間は自動的に算出され、「00:10」の表示がなされる。続いて、他の清掃員「永島」、「鈴木」、「堀井」について、同様に必要事項の入力がなされる。作業順位は、各々の清掃員の作業開始時間および作業終了時間に基づき自動的に決定される。
【0054】
画面右端の「契約外」の項目には、清掃契約で定められた回数を超えた清掃を設定した場合に「○」または「●」が表示される。例えば、28階エレベータホールの清掃回数が契約で3回と定められていたにも拘わらず、4回の清掃が設定された場合には、1〜3回までの清掃については「○」が表示され、4回目の清掃については「●」が表示される。このようにして、契約外の清掃について自動的に警告表示を行うことが可能となる。従って、オペレータは採算を悪化させるような清掃内容の決定を未然に回避することができる。
【0055】
図18は、作業順位修正の画面を表している。この画面は、図17の清掃員配置の画面で設定された作業順位を修正する際に表示されるものである。画面上において、オペレータが修正順位を入力するだけで、作業開始時間、作業終了時間等が自動的に変更することが可能である。
【0056】
図19は、担当別作業一覧の表示画面である。この画面は、特定の作業員の一日の作業内容を清掃順位に従って一覧表示したものであり、清掃員「永島」についての清掃部位、清掃時間、清掃内容等の項目を含んでいる。オペレータがこの画面を参照することにより、清掃員が欠勤したような場合に、当該清掃員の作業内容を迅速に確認することが可能となる。
【0057】
図20は、清掃作業一覧の画面である。この画面は、新規のテナントに対して、清掃内容、清掃見込時間等を試算する際に使用される。この画面で設定された内容に基づき、清掃会社はテナントに対して新たな清掃契約を締結するための資料を作成することができる。
【0058】
<報告書作成>
図21は、品質管理事項報告書の表示画面である。この品質管理事項詳細は清掃結果、その他の特記事項を部位ごとに一覧表示したものである。例えば、1階共用部に傘置きの出し忘れがあった旨、28階共用部エレベーターホールのカーペットの寿命が未だ残っている旨等が記載される。オペレータは、この画面に基づき、各部位の清掃状況等を正確に把握することが可能となる。
【0059】
図22は、品質管理事項報告詳細の表示画面である。この品質管理事項報告詳細は、図21に示された品質管理事項報告書の詳細を表すものである。オペレータが品質管理事項報告書に記載された報告の一覧のうち特定の部位の報告確認することを欲した場合、図22の画面を表示することができる。また、画面上には部位の概観写真も表示される。
【0060】
図23は、品質管理一覧表の表示画面である。この品質管理一覧表は、図21の品質管理事項報告書の概要を表したものである。オペレータは、先ず、品質管理事項報告書を表示し、さらに詳細な事項を確認したい場合には、図21の品質管理事項報告書または図22の品質管理事項報告詳細を表示することができる。
【0061】
さらに、本実施例によれば、定期清掃記録についても、上述の品質管理事項と同様の画面を表示可能である。例えば、図24に示されたように、カーペットクリーニング等の定期清掃について、定期清掃記録詳細の画面を表示することができる。
【0062】
<損益管理表作成>
図25は、部位別総合採算リストの表示画面である。部位別総合採算リストは、日常清掃および定期清掃の両方の採算結果を一覧表示したものである。この部位別総合採算リストは、大別して、部位、面積、日次清掃月次契約、作業量、コスト/収益の項目を有している。
【0063】
部位の項目は部位分類、部位細分、床材の項目を含み、面積の項目は部位面積、契約面積をさらに含んでいる。例えば、部位分類「28階共用」、部位細分「エレベーターホール」、床材「カーペット」が登録されている。面積の項目は、部位面積、契約面積を含んでいる。上述のように、契約面積は、清掃契約が締結されている面積を言い、契約率%によっても表される。
【0064】
日次清掃月次契約の項目は、日次清掃および定期清掃についての単位面積当たり売上単価、月次売上の項目を有している。すなわち、これらの数字が高い程、テナントからの収入が多いことを示している。
【0065】
延べ作業量の項目は、登録された作業部位の面積、作業距離、作業時間を表している。また、コスト/収益の項目は、人件費、共通費、差益、差益率の項目をさらに有している。人件費は、当該部位の清掃に要する人件費であり、清掃員の人件費を作業時間で按分した額で表される。共通費も、登録された共通費を部位面積で按分した額で表されるが、ここでは共通費の登録がなされていないものとして0円と設定されている。差益は、月次売上と人件費+共通費との差額を表しており、この額が大きいほど、利益が生じていることを示す。なお、マイナス表示の差益は、赤字であることを表している。この図の具体例では、いずれの部位についても日常清掃はすべて赤字であり、定期清掃のみが利益を出していることが確認できる。
【0066】
図26は、日常清掃の部位別採算リストの表示画面である。このリストは、上述の図25で示された部位別総合採算リストの中から、特定の部位の日常清掃の採算情報を抜き出して表示したものである。すなわち、オペレータは所望の部位名を端末コンピュータ1に入力することにより、当該部位の採算のデータを表示させることができる。
【0067】
図27は、定期清掃の部位別採算リストである。このリストは、図25で示された部位別総合採算リストの中から、定期清掃の採算情報を抜き出して表示したものである。この図から、定期清掃の採算については、いずれの部位も利益が生じていることが確認できる。
【0068】
図28は採算リストの検索用画面の一例を表している。図28の(A)は、清掃担当者名に基づく検索用画面であり、同図の(B)は部位名に基づく検索用画面である。例えば、同図の(A)に示されたように、清掃担当者名として「斉藤」が入力された場合、図29に示された採算リストが端末コンピュータ1によって表示される。
【0069】
図29の採算リストは、清掃担当者「斉藤」についての採算を表している。この清掃担当者の差益はいずれの部位についてもマイナス表示であり、利益が発生していないことが確認できる。このようにして、本実施形態によれば、担当者毎の採算を容易に確認することができるので、清掃員の再配置、テナントとの清掃契約の見直しをするための客観的な判断材料を提供することが可能となる。
【0070】
図30〜図35に、本実施形態に係る採算集計結果の一例を表す。図30は、特定の建物全体における各部位の契約面積、売上、原価、収益、収益率の数値を、日常清掃および定期清掃に分けて一覧表示したものである。この表示において、売上から原価を差し引いた数値が収益として表されている。オペレータが、各部位の採算状況を分析するには、この一覧表示の数値を読み比べなければならない。本実施形態によれば、これらの数値をグラフ表示することにより、採算状況を容易に把握することが可能である。
【0071】
図31は、上述の採算集計結果をグラフ表示したものである。同図の(A)は、各部位の契約面積を円グラフで表している。また、同図の(B)は各部位の売上合計、原価合計、収益合計を棒グラフで表しており、同図の(C)は各部位の定期売上、日常売上、合計収益率、定期収益率、日常収益率を表している。このように、各部位の採算結果をグラフ表示することにより、オペレータは採算の良好な部位、採算の悪い部位を容易に把握することができる。
【0072】
図32は、共用・専用部別の採算集計結果を表している。このように、採算集計結果を共用部、専用部に分けて表示することにより、両者の採算結果を比較することができる。この集計結果では、共用部の収益合計はマイナス表示であり、専用部の収益合計のみがプラス表示である。よって、専用部のみが利益を生み出していることが確認できる。
【0073】
図33は、共用・専用部別の採算集計結果をグラフ表示したものである。同図の(A)は、共用部、専用部の契約面積を円グラフで表しており、同図の(B)は共用部、専用部の売上合計、原価合計、集計合計を棒グラフで表している。また、同図の(C)は共用部、専用部の定期売上、日常売上、合計収益率、定期収益率、日常収益率をグラフで表したものである。これらのグラフに基づき、共用部、専用部の収益を容易に確認することが可能となる。
【0074】
図34は、階別の採算集計結果を表している。高層ビルの場合には、階ごとに採算が異なることもあるので、このような場合に階別の採算集計結果を分析することは有意義である。階別の採算集計結果は、契約面積、売上、原価、収益、収益率を日常売上および定期売上に分けて表示している。
【0075】
図35は、階別の採算集計結果をグラフ表示したものである。同図の(A)は、階別の契約面積を円グラフで表しており、同図の(B)は階別の売上合計、原価合計、集計合計を棒グラフで表している。また、同図の(C)は階別の定期売上、日常売上、合計収益率、定期収益率、日常収益率をグラフで表したものである。
【0076】
<採算管理>
図36は、次年度の採算検討を行うための入力画面である。この入力画面では、日常清掃の単価改善幅、日常清掃の人件費改善幅、日常清掃の消耗品費用改善幅を設定し、この設定値での採算を採算を試算することができる。すなわち、次年度の採算のシミュレーションが可能となる。
同図の(A)では、現在の単価等の数値として「100%」が表示されている。この数値は、現在の単価等の数値を減額せずに、次年度の採算を試算することを表している。ここで、テナントから次年度の清掃単価の引き下げ要求がなされ、清掃単価の10%削減がなされたとする。この場合において利益を出すには、人件費、消耗品費用を削減する必要がある。そこで、人件費、消耗品費用をそれぞれ20%削減したと仮定して、採算結果を試算する。
同図の(B)に示されたように、オペレータは、単価改善幅を「90%」、人件費改善幅を「80%」、消耗品費用改善幅を「80%」と入力する。すなわち、単価を当年度比90%に設定、人件費および消耗品費用を当年度比80%に設定したと仮定する。そして、オペレータが画面上の「計算実行」のボタンをクリックすることにより、次年度の採算が試算される。
【0077】
図37に試算結果を次年度検討リストとして示す。この画面は、部位の項目、当年度の売上/コスト/収益の項目、次年度の売上/コスト/収益の項目を含んでいる。当年度および次年度の売上/コスト/収益の項目は、単位面積当たり単価、月次売上、人件費、消耗品費用、差益の項目をさらに含んでいる。
【0078】
この具体例では、当年度の単価は単位面積あたり57.60円であったが、次年度の単価は当年度比90%の54円となる。また、当年度の人件費は499.778円であったが、次年度の人件費は当年度比80%の399.822円となる。
この場合において次年度の差益は、当年度の差益640.475円から626.405円となり、多少の減少はあるものの、差益の大きな変化は生じてない。すなわち、単価を10%削減した場合には、人件費、消耗品費用を20%削減すれば、当年度の差益を維持できることが確認できる。さらに、差益の改善を望む場合には、図36の入力画面において、人件費および消耗品費用の削減幅(改善幅)を大きくし、試算をやり直すことができる。
【0079】
以上、本実施形態を説明したが、本発明は、上述の構成に拘泥されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
【0080】
なお、本発明は、上述の処理を実行するソフトウエアのプログラムを端末コンピュータにインストールするだけでなく、サーバー若しくはダウンロードサイトからダウンロードして使用しても良い。また、CD−ROM等の記憶媒体からプログラムソフトウエアをインストールしても良い。さらに、暗号化されたプログラムをユーザに配布し、対価を支払ったユーザにのみ解読キーを通知するようにしても良い。
また、プログラムを実行するためのオペレーティングシステムはどのようなものであっても良く、プログラムを実行するハードウェアはデスクトップコンピュータのみならず、ノートタイプ、PDA、携帯電話でも差し支えない。
【0081】
以上述べたように、本発明によれば、清掃に関する情報を視覚的に表示することにより、清掃管理を正確かつ客観的に行うことが可能となる。また、清掃に関する採算改善のための判断材料を提供することができ、採算を改善することが可能となる。さらに、清掃員の勤続年数等に基づき労務状況を客観的に判断することができ、安定した労務環境を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施携帯に係る清掃管理システムの全体構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る端末コンピュータ1の行成を表すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る清掃管理システムの動作の概要を表すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態に係る清掃管理システムのメニュー画面を表す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るメニュー画面上の全体フローの詳細を表す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る共通費設定用の画面を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る清掃員の詳細カードの画面を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る清掃員の一覧リストの表示画面である。
【図9】本発明の一実施形態に係る清掃員検索用の画面である。
【図10】本発明の一実施形態に係る清掃員検索用の画面である。
【図11】本発明の一実施形態に係る清掃員の勤続年数をバーグラフで表した画面である。
【図12】本発明の一実施形態に係る清掃員の勤続年数をバーグラフで表した画面である。
【図13】本発明の一実施携帯に係る部位登録リストの表示画面である。
【図14】本発明の一実施形態に係る部位詳細カードの表示画面である。
【図15】本発明の一実施形態に係る清掃部位全体図面の拡大図の表示画面である。
【図16】本発明の一実施形態に係る作業詳細の表示画面である。
【図17】本発明の一実施形態に係る清掃員配置の表示画面である。
【図18】本発明の一実施形態に係る作業順位修正の表示画面である。
【図19】本発明の一実施形態に係る担当別作業一覧の表示画面である。
【図20】本発明の一実施形態に係る清掃作業一覧の表示画面である。
【図21】本発明の一実施形態に係る品質管理事項報告書の詳細を表す画面である。
【図22】本発明の一実施形態に係る品質管理事項報告詳細の表示画面である。
【図23】本発明の一実施形態に係る品質管理一覧表の表示画面である。
【図24】本発明の一実施携帯に係る定期清掃記録詳細の表示画面である。
【図25】本発明の一実施形態に係る部位別総合採算リストの表示画面である。
【図26】本発明の一実施形態に係る日常清掃の部位別採算リストの表示画面である。
【図27】本発明の一実施形態に係る定期清掃の部位別採算リストの表示画面である。
【図28】本発明の一実施形態に係る採算リストの検索用画面である。
【図29】本発明の一実施形態に係る採算リストの表示画面である。
【図30】本発明の一実施形態に係る採算集計結果の一例を表す図である。
【図31】本発明の一実施形態に係る採算集計結果の一例を表す図である。
【図32】本発明の一実施形態に係る採算集計結果の一例を表す図である。
【図33】本発明の一実施形態に係る採算集計結果の一例を表す図である。
【図34】本発明の一実施形態に係る採算集計結果の一例を表す図である。
【図35】本発明の一実施形態に係る採算集計結果の一例を表す図である。
【図36】本発明の一実施形態に係る次年度の採算検討を行うための入力画面である。
【図37】本発明の一実施形態に係る次年度検討リストの表示画面である。
【符号の説明】
1 端末コンピュータ
1a、1b、1c ビル
2 ネットワーク
3 サーバコンピュータ
101 CPU
104 ディスプレイ
Claims (14)
- 清掃情報を入力する入力手段と、
前記清掃情報を記憶する記憶手段と、
記憶された前記清掃情報の中から所望の情報を検索する検索手段と、
清掃に関する収益を算出する算出手段と、
検索された前記情報および前記収益を表示する表示手段とを有する清掃管理システム。 - 前記清掃情報は、人件費データを含む清掃員情報、清掃対象となる部位に関する清掃部位情報、清掃コスト情報、清掃内容情報の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の清掃管理システム。
- 前記算出手段は、清掃員の人件費、清掃単価、清掃内容に基づき、清掃に関する収益を算出する請求項2に記載の清掃管理システム。
- 前記清掃情報は清掃部位の図面を含み、前記表示手段は当該図面上において清掃箇所を表示することを特徴とする請求項1に記載の清掃管理システム。
- 前記算出手段は、過去の収益を算出するための条件の一部を変更することにより、将来の収益を推定することを特徴とする請求項1記載の清掃管理システム。
- 複数の清掃員の勤務情報を入力する入力手段と、
前記勤務情報に基づき勤続年数を算出する算出手段と、
前記勤続年数の長短の順に複数の勤続年数を配列するとともに、配列された当該勤続年数をプロットしたグラフを表示する表示手段と、
前記グラフ上にプロットされた座標を結ぶ曲線の曲率に基づき、労務管理の適否を判断する判断手段とを有する清掃管理システム。 - 清掃情報を入力する入力するステップと、
前記清掃情報を記憶するステップと、
記憶された前記清掃情報の中から所望の情報を検索するステップと、
清掃に関する収益を算出するステップと、
検索された前記情報および前記収益を表示するステップとを有する清掃管理方法。 - 前記清掃情報は、人件費データを含む清掃員情報、清掃対象となる部位に関する清掃部位情報、清掃コスト情報、清掃内容情報の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項7に記載の清掃管理方法。
- 清掃員の人件費、清掃単価、清掃内容に基づき、清掃に関する収益を算出するステップを有することを特徴とする請求項8に記載の清掃管理方法。
- 前記清掃情報は清掃部位の図面を含み、当該図面上において清掃箇所を表示するステップをさらに有することを特徴とする請求項7に記載の清掃管理方法。
- 過去の収益を算出するための条件の一部を変更することにより、将来の収益を推定するステップを有することを特徴とする請求項7記載の清掃管理方法。
- 複数の清掃員の勤務情報を入力するステップと、
前記勤務情報に基づき勤続年数を算出するステップと、
前記勤続年数の長短の順に複数の勤続年数を配列するとともに、配列された当該勤続年数をプロットしたグラフを表示するステップと、
前記グラフ上にプロットされた座標を結ぶ曲線の曲率に基づき、労務管理の適否を判断するステップとを有する清掃管理方法。 - 清掃情報を入力する入力するステップと、
前記清掃情報を記憶するステップと、
記憶された前記清掃情報の中から所望の情報を検索するステップと、
清掃に関する収益を算出するステップと、
検索された前記情報および前記収益を表示するステップとをコンピュータに実行させるための清掃管理プログラム。 - 複数の清掃員の勤務情報を入力するステップと、
前記勤務情報に基づき勤続年数を算出するステップと、
前記勤続年数の長短の順に複数の勤続年数を配列するとともに、配列された当該勤続年数をプロットしたグラフを表示するステップと、
前記グラフ上にプロットされた座標を結ぶ曲線の曲率に基づき、労務管理の適否を判断するステップとをコンピュータに実行させるための清掃管理プログラム。
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