JP2005023721A - サイディング用役物 - Google Patents

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Toshibumi Daimon
俊文 大門
Toshimitsu Kurasaki
敏光 倉崎
Hideshi Honda
英志 本田
Satoshi Fukuda
諭 福田
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Abstract

【課題】 目地部や、出隅部、入隅部の継ぎ目に簡単に取付けることができるとともに、取付け位置の調整や取り外しも容易なサイディング用役物を提供する。
【解決手段】 サイディングの施工において用いられる役物であって、建物の下地側に取付けられる取付けベース11と、該サイディングの表面側に装着されるカバー材12と、このカバー材12の両端部に、その長手方向に延設されるシール材13とからなり、該取付けベース11は所定形状の合成樹脂から形成されるとともに、その略中央部にマグネット14を内設した係止リブ111が上記取付けベース11の長手方向に係合凹部112を形成するように相対向して立設され、該カバー材12は上記取付けベース11と対応する所定形状の金属磁性体からなるとともに、その略中央部に上記係合凹部112に挿入される脚部121が長手方向に立設される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サイディング用役物に関する。さらに詳しくは、住宅等の建築物の下地材の上に外装材として施工されるサイディングにおける平面目地部、出隅部または入隅部等に用いられるサイディング用役物に関する。
従来から、上記サイディングとしては、金属サイディングやセメント系外装材等が知られている。例えば、亜鉛めっき鋼板やステンレス板等の金属板の裏面にロックウール等の断熱材を装着した金属サイディングを施工する場合、突合せの平面目地部や、出隅部、入隅部の継ぎ目には役物が取り付けられている。この役物は、雨水の浸入防止や強度保持のため、あるいは意匠性の向上等を目的として用いられ、上記役物の構造について種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2000−282673号公報(第1−4頁、第1図、第6図) 実開2001−214597号公報(第1−4頁、第1〜2図)
図6は、上記先行技術に記載されたサイディングの平面目地部に施工される役物の一例を示す平面図である。本願図6からよくわかるように、上記役物6は、下地材に固定され、通常、合成樹脂からなる取付部材61と、両端にシール材63をその長さ方向に延設したカバー部材62とから構成され、サイディングは、上記取付部材61とカバー部材62とによって挟持するように取付けられる。さらに、上記取付部材61の略中央部には、その長さ方向に沿って、相対向する平面視鋸歯状の係止リブ611、611が係合凹部612を形成するように立設され、また、上記カバー部材62の略中央部には、外側に係止突起622を有する一対の係止片からなる被係止部621が立設されている。この被係止部621を上記係合凹部612に嵌着することにより、カバー部材62を取付部材61に一体的に取付け、目地部の施工が行なわれる。
このとき、長尺の被係止部621を上記係合凹部612に押し込んで、上記係止突起622と係止リブ611、611とを係合させなければならず、取付けの作業性が悪く、また、一旦嵌着した被係止部621を取付部材61から取外すことが困難であるという問題がある。本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、サイディングの目地部や、出隅部、入隅部の継ぎ目に簡単に施工することができるとともに、取り外しも容易なサイディング用役物を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するため、本発明においてはつぎのような技術的手段を講じている。すなわち、本発明は、サイディングの施工において用いられる役物であって、建物の下地側に取付けられる取付けベースと、該サイディングの表面側に装着されるカバー材と、このカバー材の両端部に、その長手方向に延設されるシール材とからなり、該取付けベースは所定形状の合成樹脂から形成されるとともに、その略中央部にマグネットを内設した係止リブが上記取付けベースの長手方向に係合凹部を形成するように相対向して立設され、該カバー材は上記取付けベースと対応する所定形状の金属磁性体からなるとともに、その略中央部に上記係合凹部に挿入される脚部が長手方向に立設されたサイディング用役物である。
また、上記取付けベースが平面目地部に対応する形状を有するとともに、その略中央部にマグネットを内設した係止リブが長手方向に係合凹部を形成するように相対向して立設されるとともに、上記カバー材も上記取付けベースに対応する形状を有するとともに、その中央部に上記係合凹部に挿入される脚部が長手方向に立設された請求項1に記載のサイディング用役物である。
さらに、上記取付けベースがサイディングの出隅部に対応する形状を有するとともに、マグネットを内設した係止リブが、長手方向に係合凹部が形成されるよう、上記取付けベースの中央角部を中心に相対向して立設されるとともに、上記カバー材も上記取付けベースに対応する形状を有するとともに、カバー材の内面入隅部に、上記係合凹部に挿入される脚部が長手方向に立設された請求項1に記載のサイディング用役物である。
さらにまた、上記取付けベースがサイディングの入隅部に対応する形状を有するとともに、マグネットを内設した係止リブが、長手方向に係合凹部が形成されるよう、上記取付けベースの入隅部を中心に相対向して立設されるとともに、上記カバー材も上記取付けベースに対応する形状を有するとともに、カバー材の中央角部に上記係合凹部に挿入される脚部が長手方向に立設された請求項1に記載のサイディング用役物である。
また、上記マグネットが複数の小マグネットからなるとともに、スライド可能に係止リブに内設された請求項1に記載のサイディング用役物である。
本発明のサイディング用役物は、サイディングの施工において、カバー材を取付けベースに対して強い力で押し込む必要はなく、サイディングの平面目地部や、出隅部、入隅部の継ぎ目に簡単に、作業性よく取付けることができるとともに、カバー材にマグネットの磁力に打ち勝つだけの力を加えれば、サイディングの取付け位置の調整や、取り外しを容易に行なえるという効果が得られる。更に、マグネットを複数の小マグネットで構成し、これら小マグネットをスライド可能に係止リブに内設したときは、該サイディング用役物を任意の長さに容易に切断できるサイディング用役物となるのである。
以下、図面を参照して詳細に説明する。図1は、隣り合うサイディングの平面目地部に取付けられる本発明の第1の実施形態にかかるサイディング用役物1を示す平面図である。図1において、サイディング用役物1は、建物の下地側に取付けられ、その略中央部に相対向する係止リブ111を立設した取付けベース11と、カバー材12とから構成され、このカバー材12は、サイディングの表面側に装着されるとともに、その裏面の略中央部に脚部121を垂設している。図1からよくわかるように、上記取付けベース11に立設された係止リブ111には、マグネット14が内設されるとともに、相対向する係止リブ111が、取付けベース11の長手方向に係合凹部112を形成し、上記脚部121がこの係合凹部112に挿入される。
カバー材12は、正面視略短冊状であって、化粧部としても機能し、カバー材12の裏面側の両端部に延設されたシール材13は、軟質発泡ウレタンフォーム等の弾性材料から構成され、サイディング用役物1が施工された後、雨水等の浸入を防ぐ。また、係止リブ111を立設した取付けベース11は合成樹脂から一体成形され、カバー材12は脚部121とともに、鋼板等の金属磁性体で一体的に構成される。
サイディングの平面目地部に施工する際は、取付けベース11と、カバー材12とによってサイディングを挟持するように取付け、上記脚部121を係合凹部112に挿入する。脚部121は、鋼板等、金属磁性体で構成されているため、挿入後、相対向する係止リブ111に内設されたマグネット14によってしっかりと磁性係止される。このように、カバー材12は、その脚部121を取付けベース11の係合凹部112に挿入するのみで係止することができる。また、サイディングを取り外したり、取付け位置を調整するときは、マグネット14の磁力に打ち勝つだけの力をカバー材12に加えれば十分であり、このように、本発明のサイディング用役物は、サイディングの平面目地部に簡単に施工することができるとともに、容易に位置の調整や、取り外しを行なうことができる。
図2は、金属サイディング4の隣り合う平面目地部に、上記サイディング用役物1を施工した状態を示す平面図である。目地部がカバー材12により目隠しされるとともに、シール材13によってしっかりとシールされていることが明らかである。なお、マグネット14は、連続体のみならず、複数の小マグネット141をスライド可能に相対向する係止リブ111に内設することも可能である。図3に示すように、小マグネット141を一定間隔で配置し、現場の状況に応じて切断することによって、作業性よく役物1を施工することができる。このとき、切断部位に小マグネット141が位置して切断できない場合はスライドさせ、新たに適当な間隔で再配置すればよい。
図4は、サイディングの出隅部に取付けられる本発明の第2の実施形態にかかるサイディング用役物2を示す平面図である。図4において、サイディング用役物2は、取付けベース21が出隅部に対応する形状を有するとともに、マグネット24を内設した相対向する係止リブ211が取付けベース21の中央角部を中心にして立設され、これにより係合凹部212が形成されている。一方、カバー材22は、その裏面側の両端部にシール材23を延設するとともに、その中央入隅部に相対向する脚部221が設けられ、上記脚部221は係合凹部212に挿入される。脚部221は、上記と同様に、鋼板等、金属磁性体で構成されているため、相対向する係止リブ211に内設されたマグネット24によってしっかりと磁性係止される。このように、出隅カバー材22は、その脚部221を上記係合凹部212に挿入するのみでしっかりと係止されるとともに、出隅を見栄えよくカバーすることができる。
図5は、サイディングの入隅部に取付けられる本発明の第3の実施形態にかかるサイディング用役物3を示す平面図である。図5において、サイディング用役物3は、取付けベース31が入隅部に対応する形状を有するとともに、マグネット34を内設した相対向する係止リブ311が取付けベース31の中央入隅部を中心に立設され、これにより係合凹部312が形成されている。一方、カバー材32は、その裏面側の両端部にシール材33を延設するとともに、中央角部を中心に相対向する脚部321が設けられ、上記脚部321は係合凹部312に挿入される。脚部321は、上記と同様に、鋼板等、金属磁性体で構成されているため、相対向する係止リブ311に内設されたマグネット34によってしっかりと磁性係止される。このように、入隅カバー材32は、その脚部321を上記係合凹部312に挿入するのみでしっかりと係止されるとともに、入隅を見栄えよくカバーすることができる。
第2実施形態、第3実施形態ともに、第1実施形態と同様に、カバー材22、32の裏面側の両端部に延設されたシール材23、33は、軟質発泡ウレタンフォーム等の弾性材料から構成され、サイディング用役物2、3が施工された後、雨水等の浸入を防ぐ。また、係止リブ211、311が立設された取付けベース21、31は、合成樹脂の一体成形品であり、カバー材22、32も脚部221、321とともに鋼板等の金属磁性体で一体的に構成される。また、第2実施形態、第3実施形態ともに、マグネット24、34は、連続体のみならず、複数の小マグネット141をスライド可能に相対向する係止リブ211、311に内設することも可能である。また、取付け位置を調整したり、取り外すときは、マグネットの磁力に打ち勝つだけの力を加えれば十分であり、サイディングの出隅部、入隅部に簡単に取付けることができるとともに、容易に位置の調整や取り外しを行なうことができる。
本発明の第1実施形態にかかるサイディング用役物を示す平面図である。 上記サイディング用役物を施工した状態を示す平面図である。 複数の小マグネットをスライド可能に係止リブに内設した状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかるサイディング用役物を示す平面図である。 本発明の第3実施形態にかかるサイディング用役物を示す平面図である。 従来のサイディング用役物を示す平面図である。
符号の説明
1 第1実施形態にかかるサイディング用役物
11 上記における取付けベース
111 上記における係止リブ
112 上記における係合凹部
12 上記におけるカバー材
121 上記における脚部
13 上記におけるシール材
14 上記におけるマグネット
141 上記における小マグネット
2 第2実施形態にかかるサイディング用役物
21 上記における取付けベース
211 上記における係止リブ
212 上記における係合凹部
22 上記におけるカバー材
221 上記における脚部
23 上記におけるシール材
24 上記におけるマグネット
3 第3実施形態にかかるサイディング用役物
31 上記における取付けベース
311 上記における係止リブ
312 上記における係合凹部
32 上記におけるカバー材
321 上記における脚部
33 上記におけるシール材
34 上記におけるマグネット
4 金属サイディング
6 公知のサイディング用役物
61 上記における取付部材
611 上記における係止リブ
612 上記における係合凹部
62 上記におけるカバー部材
621 上記における被係止部
622 上記における係止突起
63 シール材

Claims (5)

  1. サイディングの施工において用いられる役物であって、建物の下地側に取付けられる取付けベースと、該サイディングの表面側に装着されるカバー材と、このカバー材の両端部に、その長手方向に延設されるシール材とからなり、該取付けベースは所定形状の合成樹脂から形成されるとともに、その略中央部にマグネットを内設した係止リブが上記取付けベースの長手方向に係合凹部を形成するように相対向して立設され、該カバー材は上記取付けベースと対応する所定形状の金属磁性体からなるとともに、その略中央部に上記係合凹部に挿入される脚部が長手方向に立設されたサイディング用役物。
  2. 上記取付けベースが平面目地部に対応する形状を有するとともに、その略中央部にマグネットを内設した係止リブが長手方向に係合凹部を形成するように相対向して立設されるとともに、上記カバー材も上記取付けベースに対応する形状を有するとともに、その中央部に上記係合凹部に挿入される脚部が長手方向に立設された請求項1に記載のサイディング用役物。
  3. 上記取付けベースがサイディングの出隅部に対応する形状を有するとともに、マグネットを内設した係止リブが、長手方向に係合凹部が形成されるよう、上記取付けベースの中央角部を中心に相対向して立設されるとともに、上記カバー材も上記取付けベースに対応する形状を有するとともに、カバー材の内面入隅部に、上記係合凹部に挿入される脚部が長手方向に立設された請求項1に記載のサイディング用役物。
  4. 上記取付けベースがサイディングの入隅部に対応する形状を有するとともに、マグネットを内設した係止リブが、長手方向に係合凹部が形成されるよう、上記取付けベースの入隅部を中心に相対向して立設されるとともに、上記カバー材も上記取付けベースに対応する形状を有するとともに、カバー材の中央角部に上記係合凹部に挿入される脚部が長手方向に立設された請求項1に記載のサイディング用役物。
  5. 上記マグネットが複数の小マグネットからなるとともに、スライド可能に係止リブに内設された請求項1に記載のサイディング用役物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109322460A (zh) * 2018-10-21 2019-02-12 周英 一种磁驱式墙板挂接装置及该装置的定位安装方法

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