JP2005023654A - 断熱材の締結工法および断熱パネルビス - Google Patents

断熱材の締結工法および断熱パネルビス Download PDF

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重夫 小野
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Abstract

【課題】強い締結力で断熱材を保持することができるとともに、断熱材に損傷を与えないようにする。
【解決手段】押部材3と受部材6との間に断熱材13を挟持し、ビス頭部2側に第1のねじ部4が形成され、ビス先端側に第2のねじ部7が形成された断熱パネルビス1を押部材3側から打ち込み、押部材3部分に第1のねじ部4をねじ込ませ、受部材6部分に第2のねじ部7をねじ込ませて、両部材3,6間で断熱材13を締結保持する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、断熱材を柱や間柱などの建築構造材に固定するための断熱材の締結工法および断熱パネルビスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の断熱パネルビスを用いた断熱材の締結工法を図5に示す。この図で、従来の断熱パネルビス21は、ビスの先端側から軸の中途部までねじ部22が形成されている。この従来の断熱パネルビス21を用いて、柱や間柱などの受部材6に断熱材13を固定するには、断熱材13を押部材3と受部材6で挟み込んで、断熱パネルビス21を押部材3側から受部材6までねじ込んで固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような締結工法では、押部材3をビス頭部23と軸部24で保持しているだけであり、断熱材13の締結力が弱いという問題があった。
また、ねじ部22が断熱材13まで掛かっているため、断熱材13に損傷を与えるという問題があった。
【0004】
本発明は、このような従来の技術が有する課題を解決するために提案されたものであり、強い締結力で断熱材を保持することができるとともに、断熱材に損傷を与えることのない断熱材の締結工法および断熱パネルビスを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明による断熱材の締結工法は、押部材と受部材との間に断熱材を挟持し、ビス頭部側に第1のねじ部が形成され、ビス先端側に第2のねじ部が形成された断熱パネルビスを押部材側から打ち込み、押部材部分に第1のねじ部をねじ込ませ、受部材部分に第2のねじ部をねじ込ませて、両部材間で断熱材を締結保持することを特徴する。
【0006】
また、本発明による断熱パネルビスは、押部材と受部材との間に断熱材を締結保持するのに用いられる断熱パネルビスにおいて、ビス頭部側に押部材部分にねじ込まれる第1のねじ部が形成され、ビス先端側に受部材部分にねじ込まれる第2のねじ部が形成されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1(a)および(b)に、本発明の断熱パネルビス1の一実施形態を示す。この図で、ビス頭部2に隣接した軸部に、押部材3の厚さに相当する長さの第1のねじ部4が形成されている。また、ビス先端部には、切刃部5が形成されている。この切刃部5の刃角度は、一般の断熱パネルビスに比べて鈍角に形成されており、硬い部材でも打ち抜けるようになっている。また、ビスの先端側の軸部には、受部材6に打ち込まれて埋没される程度の長さの第2のねじ部7が形成されている。第2のねじ部7には、螺旋状に切欠き8が2本形成されており、受部材6に打ち込んだときの木割れを防止できるようになっている。また、第1のねじ部4のピッチは、第2のねじ部7のピッチに比べて狭く形成されており、部材に打ち込んだときの引き寄せ力を高めている。
【0008】
また、ビス頭部2の頂部には、ドライバビットが嵌合される四角穴9が形成されている。また、略円錐状をなすビス頭部の下周面には、図2および図3に示すように放射状に突設部10が形成されている。ビス頭部2のフランジ部11には突設部10に挟まれた位置に、弧状の突設部12が形成されている。これらの突設部10,12は、押部材3に打ち込んだ際の食い付きを良好にしている。
【0009】
つぎに、このように構成される断熱パネルビス1を用いた断熱材の締結工法を図4に基づき説明する。
この図で、断熱パネルや発泡スチロールなどからなる断熱材13は柱や間柱などの受部材6と押部材3との間に挟持されて押部材3側から断熱パネルビス1を受部材6まで打ち込むことで固定される。このとき、押部材3に第1のねじ部4がねじ込まれ、受部材6に第2のねじ部7がねじ込まれる。
このように押部材3に第1のねじ部4がねじ込まれて断熱材13が締結保持されることで、従来に比べて断熱材13の締結力を高めることができる。また、断熱材13部分には、ねじの加工が施されていないので、ビスの強度が十分に発揮されるとともに、断熱材13に損傷を与える心配がない。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ビス頭部側の第1のねじ部を押部材にねじ込ませ、ビス先端側の第2のねじ部を受部材にねじ込ませて、押部材と受部材間に断熱材を締結保持するようにしたので、強い締結力で断熱材を保持することができるという利点がある。
また、断熱材部分にはねじ部が掛からないので、断熱材に損傷を与えることがないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明による断熱パネルビスの平面図、(b)は断熱パネルビスの正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【図4】本発明による断熱材の締結工法を示す図である。
【図5】従来の断熱材の締結工法を示す図である。
【符号の説明】
1 断熱パネルビス
2 ビス頭部
3 押部材
4 第1のねじ部
5 切刃部
6 受部材
7 第2のねじ部
8 切欠き
9 四角穴
10 突設部
11 フランジ部
12 突設部
13 断熱材

Claims (2)

  1. 押部材と受部材との間に断熱材を挟持し、ビス頭部側に第1のねじ部が形成され、ビス先端側に第2のねじ部が形成された断熱パネルビスを押部材側から打ち込み、押部材部分に第1のねじ部をねじ込ませ、受部材部分に第2のねじ部をねじ込ませて、両部材間で断熱材を締結保持することを特徴する断熱材の締結工法。
  2. 押部材と受部材との間に断熱材を締結保持するのに用いられる断熱パネルビスにおいて、ビス頭部側に押部材部分にねじ込まれる第1のねじ部が形成され、ビス先端側に受部材部分にねじ込まれる第2のねじ部が形成されていることを特徴とする断熱パネルビス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011163364A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Higashi Nippon Power Fastening Kk 木ねじ
JP2018031241A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 株式会社カネカ 壁構造

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