JP2005022690A - 飲料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却水槽内の冷却水の汚れや腐敗をなくし、飲料を常に程良い温度に冷やして安定した飲料品質を維持して供給することが可能な飲料供給装置を実現すること。
【解決手段】排水弁23を開いて冷却水槽13内の冷却水12を排水し、冷却水12の排水が完了したら給水弁24を開けて冷却水12の給水を開始する。冷却水12の水位と連動するフロート21の上昇を水位検出部22の水位検出片22aが検出して水位センサ20が制御部100に信号を出力すると、制御部100は水位センサ20が出力した信号に基づいて、冷却水12が規定量給水されたと判断して給水弁24を閉じる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料供給装置に関し、特に飲料ディスペンサやカップ式飲料自動販売機などに適用され、BIB(Bag In Box)やシロップタンクから供給される原料を希釈水で希釈した飲料を供給するための飲料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の飲料供給装置には、冷凍装置で所定の温度に冷却された冷却水を貯水し、この冷却水に浸漬した冷却パイプを通過する希釈水やシロップを冷却する冷却水槽を備え、該冷却水槽内には冷却水を攪拌する冷却水攪拌羽根を回転駆動する攪拌モータと同軸上に配設される冷却水送出ポンプを設け、攪拌モータが回転駆動すると冷却水送出ポンプから冷却水が送出され、BIBを保冷する冷蔵庫に設けた保冷パイプに冷却水循環ラインを介して冷却水槽内の冷却水が循環し、冷蔵庫内を冷却した後に冷却水槽内に戻されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−247194号(第3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上に述べた従来の飲料供給装置では、冷却水が冷却水槽内を循環し、また冷却水送出ポンプで送出された冷却水は冷却水槽内に戻ることを繰り返している。
そのために冷却水槽内に貯水された冷却水は、時間の経過とともに汚れが生じ、そのまま使用を続けていると腐敗を招く恐れがある。また、そのような状態を放置すると、冷却水槽内壁面や冷却パイプ外面、冷却水送出ポンプ内部や保冷パイプ内面に汚れが付着して、冷却性能を低下させる恐れがある等の課題があった。
本発明は、このような従来の構成が有していた課題を解決しようとするものであり、冷却水槽内の冷却水の汚れや腐敗をなくし、飲料を常に程良い温度に冷やして安定した飲料品質を維持して供給することが可能な飲料供給装置を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る飲料供給装置は、冷凍装置によって冷却される冷却水を貯水し、前記冷却水に浸漬した冷却パイプを通過する飲料水を冷却する冷却水槽と、前記冷却水槽に冷却水を供給する給水弁と、前記冷却水槽の冷却水を排水する排水弁と、前記冷却水槽内の冷却水の水位の変動を検出する水位検出手段と、を備えた飲料供給装置において、
前記排水弁を開いて前記冷却水槽内の冷却水を排水し、前記排水弁を閉じた後に、前記給水弁を開いて前記冷却水槽に冷却水を供給し、前記水位検出手段が出力する信号に基づいて前記給水弁を閉じるように制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
請求項1の発明によれば、冷却水をすべて新しくして、冷却水槽内の冷却水の汚れや腐敗をなくし、冷却水槽内壁面や冷却パイプ外面、冷却水送出ポンプ内部や保冷パイプ内面に汚れが付着しないようにして冷却性能の低下を防止することで、飲料を常に程良い温度に冷やして安定した飲料品質を維持して供給することが可能な飲料供給装置を実現することが可能になる。
また、本発明の請求項2に係る飲料供給装置は、上記請求項1において、前記冷却水槽に、BIBを収容する冷蔵庫に設けた前記BIBを保冷するための保冷パイプに前記冷却水を送出する冷却水送出手段を設け、前記排水弁を開いて前記冷却水槽内の冷却水を排水するときは、前記冷却水送出手段の冷却水送出を停止するように制御することを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明によれば、冷却水の水位が低下したときに冷却水送出ポンプが冷却水と一緒に空気を吸い込みエアがみを生じさせることを防止することができる。
また、本発明の請求項3に係る飲料供給装置は、冷凍装置によって冷却される冷却水を貯水し、前記冷却水に浸漬した冷却パイプを通過する飲料水を冷却する冷却水槽と、前記冷却水槽に冷却水を供給する給水弁と、前記冷却水槽の冷却水を排水する排水弁と、前記冷却水槽内の冷却水の水位の変動を検出する水位検出手段と、を備えた飲料供給装置において、
前記排水弁を開いて前記冷却水槽内の冷却水を排水し、かつ前記給水弁を開いて前記冷却水槽に冷却水を供給し、その後に前記排水弁を閉じ、かつ前記水位検出手段が出力する信号に基づいて前記給水弁を閉じるように制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明によれば、冷却水槽内に所定量の冷却水を残しているので、飲料供給装置で飲料供給を行いながらの冷却水の交換が可能になり、また、冷却水槽内壁面や冷却パイプ外面、冷却水送出ポンプ内部や保冷パイプ内面に汚れが付着して冷却性能を低下させることを防ぎ、飲料を常に程良い温度に冷やして安定した飲料品質を維持して供給することが可能な飲料供給装置を実現することが可能になる。
また、本発明の請求項4に係る飲料供給装置は、上記請求項1乃至3の何れかにおいて、前記制御手段は、タイマーの出力する信号に基づいて定期的に前記冷却水の排水および給水を行うようにしたことを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明によれば、飲料供給装置を設置している飲食店が営業をしていない時間帯に冷却水を交換することが可能になる。
また、本発明の請求項5に係る飲料供給装置は、上記請求項1乃至3の何れかにおいて、前記制御手段は、前記冷却水の排水および給水を指示する冷却水給排水スイッチの出力する信号に基づいて前記冷却水の排水および給水を行うようにしたことを特徴とする。
請求項5の発明によれば、冷却水の汚れ具合に合わせて交換することができるので、冷却水の節水が可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る実施例としての、冷却水槽内の冷却水の汚れや腐敗をなくし、飲料を常に程良い温度に冷やして安定した飲料品質を維持して供給することが可能な飲料供給装置の概略構成を示す断面側面図である。
飲料供給装置1は、図1に示すように、冷凍装置11によって冷却される冷却水12を貯水する冷却水槽13と、冷却水12に浸漬されてシロップや希釈水(飲料水)を冷却する冷却パイプ14と、を有する冷却装置10と、飲料の原料を収容するBIB41を保冷する冷蔵庫42を内蔵し、BIB41から供給される原料と冷却パイプ14を通過して冷却されて供給されるシロップや希釈水とで飲料を形成するディスペンサ本体40と、冷却パイプ14を通過したシロップや希釈水をディスペンサ本体40に供給する飲料配管30と、から構成されている。
【0011】
冷凍装置11は、コンプレッサ、凝縮器、冷却ファン、蒸発器等で構成され、蒸発器は冷却水槽13内に取付けられ、コンプレッサで圧縮され、凝縮器で凝縮された冷媒が循環すると、冷媒が蒸発する際に冷却水12との間で熱交換を行い冷却水12を冷却する。冷却パイプ14は冷却水12に浸漬されていて、その冷却パイプ14内を飲料の原料のシロップや飲料の原料を希釈して飲料を形成するための希釈水が通過すると、冷却水12との間で熱交換が行われシロップや希釈水が冷却される。シロップはシロップタンク(図示せず)に貯留され、炭酸ガスボンベ(図示せず)から供給される炭酸ガスの圧力で冷却パイプ14に押し出される。希釈水は、炭酸飲料希釈用の炭酸水と、無炭酸飲料希釈用の飲用水があり、炭酸水は炭酸ガスボンベから供給される炭酸ガスを飲用水に溶かして形成し、炭酸ガスの圧力で冷却パイプ14に供給され、飲用水は水ポンプ(図示せず)で圧送され冷却パイプ14に供給される。
【0012】
冷却水槽13内には冷却水12を流動させて均一な温度に保つとともに冷却パイプ14内のシロップや希釈水を効率よく冷やす働きをする冷却水攪拌羽根15を配設し、攪拌モータ16で回転駆動される。また、攪拌モータ16と同軸上には冷却水送出ポンプ17(攪拌モータ16と冷却水送出ポンプ17で冷却水送出手段を構成する)が配設され、攪拌モータ16が回転すると、冷却水吸い込み口18から冷却水12を吸い込み、冷却水送出口19から冷却水12を圧送する。
冷却水12の液面には、冷却水12の水位の上下動を検出して信号を制御部100(後述する)に出力する水位センサ20(水位検出手段)が設けられ、水位の上下動に連動して上下するフロート21と、フロート21の上下動を検出して信号を制御部100に出力する水位検出部22とで構成している。
【0013】
なお、上記実施形態では、水位検出手段としてフロート式水位センサを用いたが、それに限定されない。すなわち、冷却水12の水位の上下動を検出して信号を出力ことができるものであればよく、例えば、電極式水位センサを用いることもできる。
冷却水槽13の底面には、制御部100が出力する信号で冷却水12を排水する排水弁23が設けられ、また、冷却水槽13の上面には、制御部100が出力する信号で冷却水12を給水する給水弁24が設けられている。
ディスペンサ本体40は、下面四隅に脚部49を固設し、各脚部49を介してテーブル等の上に載置される。前面ドア43には販売飲料の種類に応じた飲料選択ボタン44を有し、この飲料選択ボタン44を押すことによって、飲料選択ボタン44に対応したBIB41またはシロップタンクから供給されるシロップと希釈水が供給される。冷蔵庫42にはBIB41を保冷するための保冷パイプ45が配設され、冷却水送出ポンプ17で圧送される冷却水12で冷却される。また、冷蔵庫42の下部にはBIB41のシロップを圧送するチューブポンプ46が配設され、隣接して希釈水を供給する希釈水ノズルが設けられる。さらに、その横にはシロップタンクに貯留され、炭酸ガスボンベから供給される炭酸ガスの圧力で冷却パイプ14を通過して供給されるシロップと希釈水を混合して飲料を形成する飲料混合バルブ(図示せず)が設けられる。そして、飲料選択ボタン44が押されると、BIB41やシロップタンクのシロップと炭酸水や飲用水がカップステージ47に載置したカップ48に注がれ、炭酸飲料や無炭酸飲料になる。
【0014】
飲料配管30は、冷却水送出ポンプ17によって送出される冷却水12を保冷パイプ45に供給して冷蔵庫42を冷却するための冷却水送出管路31と、保冷パイプ45に供給され冷蔵庫42を冷却した冷却水を冷却水槽13に環流させるための冷却水環流管路32と、冷却パイプ14を通過したシロップや炭酸水、飲用水等の飲料水をディスペンサ本体40の希釈水ノズルや飲料混合バルブに供給する複数の飲料水供給管路33を備え、冷却水送出管路31と冷却水環流管路32と複数の飲料水供給管路33の外側を囲んで冷却管34を配置している。冷却管34は、樹脂製のパイプと、その外側を覆う断熱材により形成している。また、冷却水環流管路32はその先端開口部35を冷却管34内で開放し、保冷パイプ45から環流した冷却水12を冷却管34内に吐出するようにしている。そして、冷却管34内で吐出された冷却水12は冷却管34内の冷却水送出管路31と複数の飲料水供給管路33との間に形成される隙間を流下して複数の飲料水供給管路33内のシロップ、希釈水を冷却、または温まりを防止して冷却管34の開放端部36から冷却水槽13内に流れ込み環流される。
【0015】
このように、冷却水槽13に貯水している冷却水12を冷却水送出ポンプ17で圧送し、冷却水送出管路31を介して保冷パイプ45に供給して冷蔵庫42を冷却することによりBIB41を保冷する。そして、保冷パイプ45に供給され冷蔵庫42を冷却した冷却水12は冷却水環流管路32の先端開口部35から冷却管34内に吐出される。この冷却管34内で吐出された冷却水12は冷却管34内の冷却水送出管路31と複数の飲料水供給管路33との間に形成される隙間を流下して複数の飲料水供給管路33内のシロップ、希釈水を冷却、または温まりを防止するので、飲料供給装置1での飲料供給が中断してシロップ、希釈水が飲料水供給管路33内に滞留する、または、一部のシロップ飲料の供給がされなく、そのシロップが飲料水供給管路33内に滞留するようなことが続いても、飲料水供給管路33内のシロップ、希釈水は常に冷却管34内を流下する冷却水12で冷却、または温まりが防止されるので、飲料供給装置1で供給する飲料は常に程良い温度に冷やされた安定した飲料品質を維持して提供することができる。
【0016】
さらに、飲料水供給管路33を冷却管34の断熱材で大気との接触を遮断し断熱しているので、冷却水12に浸漬されている冷却パイプ14を通過して熱交換により冷却されたシロップや希釈水が冷却装置10からディスペンサ本体40に移動する間に温まることがなくなるので、熱ロスを少なくすることができる。また、ディスペンサ本体40に供給されるシロップ、希釈水は常に冷却された状態で供給されるので、ディスペンサ本体40にシロップ、希釈水を冷却するための冷却水槽や冷凍装置を設ける必要がないので、ディスペンサ本体40をコンパクトにすることができる。
【0017】
図2は、本発明の飲料供給装置1の制御ブロック図を示し、飲料供給装置1の起動信号を出力する起動スイッチ80、冷却水12の水位の上下動を検出して水位信号を出力する水位センサ20、飲料の選択信号を出力する飲料選択ボタン44、飲料を供給するための制御を行う制御部100(制御手段)と、制御部100が出力する信号で動作し、冷却水12を冷却する冷凍装置11、冷却水攪拌羽根15と冷却水送出ポンプ17を回転駆動する攪拌モータ16、冷却水槽13内の冷却水12を排水する排水弁23、冷却水槽13に冷却水12を給水する給水弁24、飲料供給装置1各部の制御データを格納するメモリ102と、基準クロック発生部(図示せず)で発生するクロックをカウントして時間を計測するタイマー103を有する。
【0018】
以上、本発明のBIB41やシロップタンクのシロップと炭酸水や飲用水を供給して炭酸飲料や無炭酸飲料とする飲料供給装置1の構成について説明したが、次にその動作について説明する。
以上の構成において、図5(a)に示すように、冷却水槽13内の冷却水12が規定量給水され(制御部100が出力する信号で給水弁24を開いて給水し、水位検出部22の水位検出片22aがフロート21を検出して水位センサ20が出力した信号に基づいて給水弁24を閉じて給水を停止した状態)、冷凍装置11で冷却された状態の飲料供給装置1で、飲料選択ボタン44を押して、烏龍茶、ジュース等の無炭酸飲料を選択すると、冷蔵庫42内で冷やされたBIB41内のシロップがチューブポンプ46によって圧送されて供給される。また、飲用水が水ポンプ(図示せず)で圧送され冷却パイプ14を通過して冷やされ希釈水ノズルから供給される。このようにして供給された無炭酸飲料のシロップと飲用水がカップ48に注がれ、程良い温度に冷やした無炭酸飲料が得られる。一方、炭酸飲料を選択する飲料選択ボタン44を押すと、炭酸ガスボンベから供給される炭酸ガスの圧力でシロップタンクから送り出され冷却パイプ14を通過して冷やされ供給されたシロップと、炭酸ガスボンベから供給される炭酸ガスを飲用水に溶かして形成し、炭酸ガスの圧力で冷却パイプ14を通過して冷やされ供給された炭酸水とが飲料混合バルブに供給され程良い温度に冷やした炭酸飲料が形成されてカップ48に注がれる。
【0019】
図3のフローチャートは、本発明の実施形態を示す実施例としての飲料供給装置1の冷却水槽13内の汚れた冷却水12を排水し、新しい冷却水12を給水して、冷却水槽13内の冷却水12の汚れや腐敗をなくする制御方法を示す。この図3のステップ200にて、制御部100の制御が開始される。具体的には、攪拌モータ16に出力している信号を停止して冷却水攪拌羽根15の回転および冷却水送出ポンプ17の冷却水12送出を停止して(ステップ210)、排水弁23を開いて冷却水槽13内の冷却水12の排水を開始する(ステップ220)。
冷却水槽13内の冷却水12の排水が完了したら(冷却水12の排水完了は、水位センサで冷却水12の水位を検出して排水の完了を確認する方法、また、実験結果に基づいた必要時間をタイマーに記憶させておき、時間により管理する方法等による)排水弁23を閉じて排水を停止する(ステップ230)。次に給水弁24を開けて給水を開始する(ステップ240)。冷却水12の水位と連動するフロート21の上昇を水位検出部22の水位検出片22aが検出して水位センサ20が制御部100に信号を出力すると(ステップ250)、制御部100は水位センサ20が出力した信号に基づいて、冷却水12が規定量給水されたと判断して給水弁24を閉じる(ステップ260)。次に攪拌モータ16に信号を出力して回転駆動すると、冷却水攪拌羽根15が回転を開始し、冷却水送出ポンプ17は冷却水12の送出を始める(ステップ270)。そして、ステップ280で冷却水槽13内の冷却水12の汚れや腐敗をなくする制御を終了する。なお、攪拌モータ16に出力している信号を停止して冷却水攪拌羽根15の回転および冷却水送出ポンプ17の冷却水12送出を停止してから冷却水12を排水するのは、冷却水12の飛散を防ぐとともに、冷却水12の水位が低下したときに冷却水送出ポンプ17が冷却水12と一緒に空気を吸い込みエアがみを生じさせることを防止するためである。
【0020】
このように、冷却水槽13内の汚れた冷却水12を完全に排水してから新しい冷却水12を給水すると、冷却水12をすべて新しくすることができるので、冷却水槽13内の冷却水12の汚れや腐敗をなくし、冷却水槽13内壁面や冷却パイプ14外面、冷却水送出ポンプ17内部や保冷パイプ45内面に汚れが付着して冷却性能を低下させることがなくなるので、飲料を常に程良い温度に冷やして安定した飲料品質を維持して供給することが可能な飲料供給装置を実現することが可能になる。
なお、冷却水槽13内の汚れた冷却水12を排水し、新しい冷却水12を給水して、冷却水槽13内の冷却水12の汚れや腐敗をなくする制御は、メモリ102に時間を記憶させ、時間を計測するタイマー103の出力する信号に基づいて、制御部100が定期的(例えば、飲料供給装置1を設置している飲食店が営業をしていない時間帯)に排水弁23および給水弁24に信号を出力して冷却水12の排水および給水を行うように制御をする。このように制御することにより、飲料供給装置1を設置している飲食店が営業をしていない時間帯に冷却水12を交換することが可能になる。
【0021】
また、冷却水12の排水および給水を指示する冷却水給排水スイッチ(図示せず)を設け、冷却水給排水スイッチの出力する信号に基づいて、制御部100が排水弁23および給水弁24に信号を出力して冷却水12の排水および給水を行うようにしてもよい。このように制御することにより、冷却水12の汚れ具合に合わせて交換することができるので、冷却水12の節水が可能になる。
図4のフローチャートは、本発明の別の実施形態を示す実施例としての飲料供給装置1の冷却水槽13内の汚れた冷却水12を排水しながら、新しい冷却水12を給水して、冷却水槽13内の冷却水12の汚れや腐敗をなくする制御方法を示す。この図4のステップ300にて、制御部100の制御が開始される。具体的には、排水弁23を開いて冷却水槽13内の冷却水12の排水を開始(ステップ310)した後に(水位センサで検出した冷却水12の水位が所定の水位になったとき、また、実験結果に基づいて所定の水位まで排水されるのに要する時間をタイマーに記憶させておき、時間により管理する方法等による)、給水弁24を開けて給水を開始する(ステップ320)。次に排水弁23を閉じて排水を停止する(ステップ330)。そして、冷却水12の水位と連動するフロート21の上昇を水位検出部22の水位検出片22aが検出して水位センサ20が制御部100に信号を出力すると(ステップ340)、制御部100は水位センサ20が出力した信号に基づいて、冷却水12が規定量給水されたと判断して給水弁24を閉じる(ステップ350)。そして、ステップ360で冷却水槽13内の冷却水12の汚れや腐敗をなくする制御を終了する。
【0022】
なお、ステップ320で給水弁24を開けて給水を開始し、次にステップ330で排水弁23を閉じて排水を停止するようにしているが、ステップ320で排水弁23を閉じて排水を停止してから、ステップ330で給水弁24を開けて給水を開始するようにしてもよい。
このように、冷却水槽13内の汚れた冷却水12を排水しながら新しい冷却水12を給水すると、冷却水槽13内に所定量の冷却水12を残しているので、飲料供給装置1で飲料供給を行いながらの冷却水12の交換が可能になり、また、冷却水槽13内壁面や冷却パイプ14外面、冷却水送出ポンプ17内部や保冷パイプ45内面に汚れが付着して冷却性能を低下させることがなくなるので、飲料を常に程良い温度に冷やして安定した飲料品質を維持して供給することが可能な飲料供給装置を実現することが可能になる。なお、メモリ102に時間を記憶させ、時間を計測するタイマー103の出力する信号に基づいて、制御部100が定期的に排水弁23および給水弁24に信号を出力して冷却水12の排水および給水を行う制御をする。また、冷却水12の排水および給水を指示する冷却水給排水スイッチを設け、冷却水給排水スイッチの出力する信号により冷却水12の排水および給水を行うようにしてもよい。
【0023】
図5は、冷却水12の水位変動を説明するための説明図であり、(a)は、飲料供給装置1の通常の動作状態時の水位、(b)は、ステップ320の水位センサ20で検出した冷却水12の水位が所定の水位(L1)になり給水弁24を開けて給水を開始するとき、(c)は、冷却水12の水位が冷却水送出ポンプ17の冷却水吸い込み口18から寸法L2(例えば、10〜30mm)位置まで低下したときを示す。時間で排水弁23、給水弁24の開閉を行う場合、排水弁23の排水量が給水弁24の給水量より多いと、水位が下がりすぎて、冷却水送出ポンプ17が冷却水12と一緒に空気を吸い込みエアがみを生じる恐れがあるが、水位検出部22の水位検出片22cが冷却水12の水位と連動するフロート21の低下を検出して水位センサ20が制御部100に信号を出力すると、制御部100は水位センサ20が出力した信号に基づいて、冷却水12の水位が冷却水送出ポンプ17の冷却水吸い込み口18から所定寸法L2上回る水位まで低下したと判断して攪拌モータ16に出力している信号を停止して冷却水送出ポンプ17の冷却水12送出を停止させるように制御すると、冷却水送出ポンプ17が冷却水12と一緒に空気を吸い込みエアがみを生じさせることを防止できる。
【0024】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、排水弁を開いて冷却水槽内の冷却水を排水し、排水弁を閉じた後に、給水弁を開いて冷却水槽に冷却水を供給し、水位検出手段が出力する信号に基づいて給水弁を閉じるように制御する制御手段を設けたことにより、冷却水槽内の冷却水の汚れや腐敗をなくし、飲料を常に程良い温度に冷やして安定した飲料品質を維持して供給することが可能な飲料供給装置を実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す実施例としての飲料供給装置の概略構成を示す断面側面図である。
【図2】本発明の実施形態を示す実施例としての飲料供給装置の制御ブロック図である。
【図3】本発明の実施形態を示す実施例としての飲料供給装置の制御方法を示すフローチャート図である。
【図4】本発明の別の実施形態を示す実施例としての飲料供給装置の制御方法を示すフローチャート図である。
【図5】冷却水の水位変動を説明するための説明図であり、(a)は、飲料供給装置の通常の動作状態時の水位、(b)は、冷却水排水時の所定水位の状態、(c)は、水位が低下した状態を示す。
【符号の説明】
1 飲料供給装置
10 冷却装置
11 冷凍装置
12 冷却水
13 冷却水槽
14 冷却パイプ
15 冷却水攪拌羽根
16 攪拌モータ
17 冷却水送出ポンプ
18 冷却水吸い込み口
19 冷却水送出口
20 水位センサ
21 フロート
22 水位検出部
22a 水位検出片
22b 水位検出片
22c 水位検出片
23 排水弁
24 給水弁
30 飲料配管
31 冷却水送出管路
32 冷却水環流管路
33 飲料水供給管路
34 冷却管
35 先端開口部
36 開放端部
40 ディスペンサ本体
41 BIB
42 冷蔵庫
44 飲料選択ボタン
45 保冷パイプ
48 カップ
100 制御部
102 メモリ
103 タイマー

Claims (5)

  1. 冷凍装置によって冷却される冷却水を貯水し、前記冷却水に浸漬した冷却パイプを通過する飲料水を冷却する冷却水槽と、前記冷却水槽に冷却水を供給する給水弁と、前記冷却水槽の冷却水を排水する排水弁と、前記冷却水槽内の冷却水の水位の変動を検出する水位検出手段と、を備えた飲料供給装置において、
    前記排水弁を開いて前記冷却水槽内の冷却水を排水し、前記排水弁を閉じた後に、前記給水弁を開いて前記冷却水槽に冷却水を供給し、前記水位検出手段が出力する信号に基づいて前記給水弁を閉じるように制御する制御手段を設けたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記冷却水槽に、BIBを収容する冷蔵庫に設けた前記BIBを保冷するための保冷パイプに前記冷却水を送出する冷却水送出手段を設け、前記排水弁を開いて前記冷却水槽内の冷却水を排水するときは、前記冷却水送出手段の冷却水送出を停止するように制御することを特徴とする請求項1記載の飲料供給装置。
  3. 冷凍装置によって冷却される冷却水を貯水し、前記冷却水に浸漬した冷却パイプを通過する飲料水を冷却する冷却水槽と、前記冷却水槽に冷却水を供給する給水弁と、前記冷却水槽の冷却水を排水する排水弁と、前記冷却水槽内の冷却水の水位の変動を検出する水位検出手段と、を備えた飲料供給装置において、
    前記排水弁を開いて前記冷却水槽内の冷却水を排水し、かつ前記給水弁を開いて前記冷却水槽に冷却水を供給し、その後に前記排水弁を閉じ、かつ前記水位検出手段が出力する信号に基づいて前記給水弁を閉じるように制御する制御手段を設けたことを特徴とする飲料供給装置。
  4. 前記制御手段は、タイマーの出力する信号に基づいて定期的に前記冷却水の排水および給水を行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の飲料供給装置。
  5. 前記制御手段は、前記冷却水の排水および給水を指示する冷却水給排水スイッチの出力する信号に基づいて前記冷却水の排水および給水を行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の飲料供給装置。
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