JP3662782B2 - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、飲料ディスペンサに関し、更に詳細には、貯溜タンク内に貯溜した冷却用水の一部を氷結させることで飲料冷却コイル内を流通する飲料を冷却するよう構成したアイスバンク式の飲料ディスペンサにおいて、貯溜タンク内に貯溜されている冷却用水による飲料の効率的な冷却を行なうようにした飲料ディスペンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水やジュース等の飲料を供給する飲料ディスペンサは、図3に示すように、本体12内に配設された貯溜タンク22の内部に、コイル状に巻回した蒸発器30が配設されている。この蒸発器30は、本体12の内部に配設された冷凍機構52に接続されており、該冷凍機構52から供給される冷媒を介して冷却されることで、貯溜タンク22に貯溜されている冷却用水20の一部が、該蒸発器30の表面から徐々に氷結するようになっている。また貯溜タンク22には、濃縮原液(飲料)が供給される飲料冷却コイル32が、蒸発器30と貯溜タンク22の内側面との間において冷却用水20に浸漬された状態で配設されている。
【0003】
この飲料冷却コイル32は、小径の中空管体をコイル状に巻回したものであって、その巻回部から導出される一端部が本体12の正面側に引出されて、機外原料配管システム(図示せず)に接続される。また飲料冷却コイル32の巻回部から導出される他端部は、本体12の正面上方に配設されたミキシングバルブ14に接続されている。なおミキシングバルブ14には、濃縮原液に混合してこれを希釈するための希釈水(例えば水道水)を供給する供給管(図示せず)が、該飲料冷却コイル32と共に配管されている。また前記冷却用水20は、貯溜タンク22の内部に略満水状態で貯溜される。
【0004】
前記貯溜タンク22には、冷却用水20を攪拌するための攪拌手段36が配設されている。この攪拌手段36は、回転駆動源としてのモータ56と、該モータ56の出力軸に連結された長尺の軸体58およびこの軸体58の開放端部に配設された攪拌羽根60とから基本的に構成される。そして、この攪拌羽根60の回転によって、冷却用水20に下向きの水流を発生させて循環させるようになっている。
【0005】
前記飲料ディスペンサの運転が開始されると、前記冷凍機構52からの冷媒が蒸発器30に循環供給されて経時的に冷却されると共に、前記モータ56が起動されて貯溜タンク22の内部に臨む前記攪拌羽根60が回転を開始する。これにより貯溜タンク22内の前記冷却用水20は、図3に示すように、攪拌羽根60の回転に伴って攪拌されつつ次第に冷却され、その一部が蒸発器30の表面で氷結し始める。蒸発器30自体は、前述したようにコイル状の巻回状態で配設されているから、該蒸発器30の表面で氷結する氷は、上下方向に所定間隔で離間する蒸発器30の表面で成長し、やがて上下方向で相互に連結し合うことにより氷全体が筒状を呈するようになる。また氷結に至らずに流動状態にある冷却用水20も、前記攪拌羽根60によって貯溜タンク22内で循環されるため、筒状に成長した氷塊の潜熱によって次第に冷却される。
【0006】
前記冷却用水20の冷却行程中において、前記飲料冷却コイル32に、前記機外原料配管システムから濃縮原液が供給される。冷却コイル32は前記冷却用水20に浸漬された状態で充分冷却されているために、該濃縮原液は、このコイル32の管内を給送される間に熱交換することで間接的に所要温度にまで冷却される。飲料を注出するに際しては、前記ミキシングバルブ14の供給レバー24に飲料コップ44を当接して押圧することで、前記濃縮原液と希釈水とが夫々所定の分量だけコップ44に吐出供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記蒸発器30に氷結する氷塊の大きさは、飲料ディスペンサの周囲温度の変動により異なり、通常よりも大きく成長すると、蒸発器30に成長した氷塊の下端と貯溜タンク22の内底面との間の隙間が狭くなり、冷却用水20は流れ難くなる。この場合において、前記飲料ディスペンサでは、蒸発器30の外側に飲料冷却コイル32が配設されると共に、該蒸発器30の内側に攪拌羽根60が配設されているため、該羽根60の回転により発生する水流によっても蒸発器30の外側に冷却用水20が効率的に流れず、専ら氷塊の内側でのみ冷却用水20が循環する。すなわち、飲料冷却コイル32が配設される領域での冷却用水20の充分な循環がなされず、飲料冷却コイル32の内部を流通する濃縮原液の冷却効率が低下する問題があった。
【0008】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、貯溜タンクに貯溜されている冷却用水を飲料冷却コイルが配設されている領域にまで充分循環させて、該コイル内を流通する飲料の効率的な冷却を達成し得る飲料ディスペンサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る飲料ディスペンサは、
冷凍機構を備えた本体に配設されて冷却用水が貯溜される貯溜タンクと、該貯溜タンクの内部に臨むように配管され、前記冷凍機構から供給される冷媒を介して冷却されることにより前記冷却用水の一部を氷結させるコイル状の蒸発器と、該蒸発器の外側に臨むよう貯溜タンクの内部に配設される飲料冷却コイルと、蒸発器の内側に位置する攪拌羽根を回転することで冷却用水に下向きの水流を発生させて貯溜タンクの内部で循環させる攪拌手段と、前記攪拌羽根に接触しないように前記蒸発器の内側に臨むよう貯溜タンクの内部に配設されたカーボネータタンクとから構成され、前記蒸発器に氷結した氷塊で冷却された冷却用水を介して飲料冷却コイルの内部を流通する飲料を冷却するようにした飲料ディスペンサにおいて、
前記攪拌羽根を囲繞し、前記カーボネータタンクを指向する側が開放する断面コ字状に形成された案内部材と、
前記攪拌羽根より上側に臨む案内部材の各壁に開設され、前記冷却用水が流通するための穴と、
前記案内部材の下部に形成され、前記冷却用水を前記カーボネータタンクの下方に向けて案内するよう所要角度で傾斜する水流調整板とから構成され、
前記カーボネータタンクの下方を通過した冷却用水が、前記蒸発器と貯溜タンクの内底面との間を通って前記飲料冷却コイルの配設領域に流れるようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る飲料ディスペンサにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、従来の技術で既出した部材と同一の部材に関しては、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
【0011】
図1に示すように、実施例に係る飲料ディスペンサ10は、全体が箱形に成形された本体12の内部上方に、制御機構および前記冷凍機構52が配設されている。制御機構を構成するコントロールボックス13は、前記ミキシングバルブ14が配設された本体12の正面に近接した位置に配置されている。またコントロールボックス13の背面側には、炭酸水(希釈水)を後述のカーボネータタンク62へ供給するためのポンプモータ16が設置されると共に、冷凍機構52を構成する圧縮機18が該モータ16と並設されている。この制御機構と冷凍機構52を備えた本体12の下半体部には、図に示す如く、所要量の冷却用水20を貯溜するための前記貯溜タンク22が配設されている。
【0012】
前記飲料ディスペンサ10の正面側に配設される前記ミキシングバルブ14には、図1に示す如く、飲料等の供給口14aに隣接して供給レバー24が垂設されている。またミキシングバルブ14の鉛直下方には、飲料コップ44が載置されるドリップパン26が、本体12の正面側から水平に所定長さで突出するよう配設されている。このドリップパン26には、その上面開口部26aを覆うように、飲料の通過を許容する格子が形成された簀の子46が載置され、該簀の子46上に飲料コップ44が載置されるようになっている。
【0013】
前記本体12の正面側には、前記ミキシングバルブ14とドリップパン26との間の略全体に、所謂化粧パネルとしてのエプロンパネル28が配設され、該パネル28の前面下端がドリップパン26の上方に臨むよう設定される。このエプロンパネル28は、図1に示す如く、前記貯溜タンク22の前面(外側面)から所定幅の隙間を設けた状態で配設され、該隙間に後述する飲料冷却コイル32の一部が配管されるようになっている。またエプロンパネル28の前面下端には、該パネル28の前面(表面)を流下する飲料をドリップパン26に案内する所定長さの案内板28aが、前側に向かうにつれて下方傾斜する状態で突設してある。
【0014】
前記貯溜タンク22の内部には、コイル状の巻回状態に形成された蒸発器30が配設され、該蒸発器30は前記冷凍機構52に接続されている。この蒸発器30は、図1に示すように、貯溜タンク22の内側面より中心部に近接した位置に配置される。また蒸発器30は、その下端が貯溜タンク22の内底面から所要高さだけ上方に臨むよう位置決めされ、該蒸発器30に氷塊が氷結した際にも、その下端とタンク内底面との間に冷却用水20の流通を許容する所要の隙間を画成するよう構成してある。なお、前記冷凍機構52は、図示しない検知手段により蒸発器30の表面に一定厚みの氷塊が生成されるように制御される。
【0015】
前記蒸発器30と貯溜タンク22の内側面との間には、コイル状の巻回状態に形成された飲料冷却コイル32が、蒸発器30と同心的に配設されている。なお飲料冷却コイル32は、貯溜タンク22の内底面に立設される複数の支持部材33を介して該タンク22内に位置決め固定してある。飲料冷却コイル32における巻回部から導出する濃縮原液(飲料)が流入する一端部は、貯溜タンク22から外部正面側に導出されて、前記エプロンパネル28と貯溜タンク22との間に画成されている隙間内に配管される。なお、隙間内に臨む飲料冷却コイル32の開放端にはフレアボルト34が配設され、該ボルト34を介して図示しない機外原料配管システムから導出する供給パイプが着脱可能に連通接続されるようになっている。
【0016】
前記貯溜タンク22の内部には、前記飲料冷却コイル32を介してミキシングバルブ14に供給される濃縮原液を希釈する希釈水および炭酸水が給送されるコイル状の巻回状態に形成された希釈水用コイル35が、該飲料冷却コイル32と同様に蒸発器30と貯溜タンク22の内側面との間に配設されている。そして、この希釈水用コイル35の巻回部から導出する一端部は、前記ポンプモータ16に接続されると共に、該巻回部から導出する他端部がミキシングバルブ14に接続してある。また希釈水用コイル35は、その巻回部の途中において、後述するカーボネータタンク62に接続してある。なおポンプモータ16には、外部水道系に接続する給水管37が接続され、該モータ16を起動することにより、外部水道系からの希釈水(水道水)を、希釈水用コイル35を介してカーボネータタンク62に供給するようになっている。そしてカーボネータタンク62で炭酸ガスと混合された炭酸水が、そのガス圧によって再び希釈水用コイル35を通った後に前記ミキシングバルブ14に供給されるよう構成してある。
【0017】
前記貯溜タンク22には、冷却用水20を攪拌するための攪拌手段36が配設されている。この攪拌手段36は、貯溜タンク22の上部に設けられた取付部64に取付けられた回転駆動源としてのモータ56と、該モータ56の下方に指向する出力軸に連結された長尺の軸体58およびこの軸体58の開放端部に配設された攪拌羽根60とから基本的に構成される。前記軸体58および攪拌羽根60は、貯溜タンク22の上方から前記蒸発器30の内側に臨むように延在し、該攪拌羽根60の回転によって、冷却用水20に下向きの水流を発生させて循環させるようになっている。なお、実施例の攪拌手段36は、軸体58の軸線が、本体12の正面側から背面側に向けて僅かに傾斜した状態で設置されている。
【0018】
前記貯溜タンク22における蒸発器30の内側には、炭酸ガスが供給されるカーボネータタンク62が、前記攪拌手段36の攪拌羽根60と接触しないように配設されており、該タンク62が前記希釈水用コイル35の途中に接続されている。すなわち、希釈水用コイル35を流通している間に冷却された希釈水をカーボネータタンク62内に噴射して炭酸ガスを溶け込ませて炭酸水を作り、この炭酸水を再び希釈水用コイル35に流通して冷却した後にミキシングバルブ14に供給し得るよう構成されている。なお、カーボネータタンク62は、複数の脚部材63を介して貯溜タンク22の内底面に立設され、該内底面とタンク62下端との間に、冷却用水20の流通を許容する所要の隙間を画成するよう構成してある。
【0019】
前記貯溜タンク22の内部には、図1に示す如く、前記攪拌手段36の軸体58および攪拌羽根60を囲繞するように案内部材38が配設されている。この案内部材38は、図2に示す如く、板材を平面から観察した状態がコ字状(断面コ字状)を呈するよう屈曲形成したものであって、幅方向に対向する左右の側壁(壁)40,40および両側壁40,40と直交する本体壁(壁)42とを備える。3つの壁40,40,42の上端部は、該3つの壁40,40,42で囲まれる内部に対する外部に向けて水平に屈曲され、該屈曲部分48を前記取付部64の下面に当接した状態で、ビス等の止着部材を介して支持固定されるようになっている。なお案内部材38は、図1に示すように、その内部の開放側(両側壁40,40における本体壁42が連設される側とは反対側)を前記カーボネータタンク62に指向して配設される。
【0020】
前記案内部材38は、前記攪拌羽根60より下方に延在すると共に、該羽根60より上側に臨む各壁40,40,42に、冷却用水20が流通するための複数の角穴(穴)43が夫々開設されている。また、前記本体壁42における攪拌羽根60より下方に臨む下部には、下方に向かうにつれて前記カーボネータタンク62に近接するよう所要角度で傾斜する水流調整板50が折曲形成されている。この水流調整板50の傾斜角度については、前記攪拌羽根60の回転によって発生する水流により流れる冷却用水20を、前記カーボネータタンク62と貯溜タンク22の内底面との間に画成される隙間に向けて案内するよう設定される。すなわち、水流調整板50により案内される冷却用水20は、カーボネータタンク62の下方を通過した後に、前記蒸発器30と貯溜タンク22の内底面との間に画成される隙間を通って、前記飲料冷却コイル32および希釈水用コイル35の配設領域に効率的に流れるようになっている。
【0021】
なお、前記角穴43は、前記蒸発器30で氷結した氷塊の一部が分離して冷却用水20と共に循環することがあった場合でも、前記攪拌羽根60にこの分離氷塊が吸込まれて該羽根60が破損しないように、該分離氷塊の通過を規制する大きさに設定されている。
【0022】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る飲料ディスペンサの作用につき説明する。飲料ディスペンサ10の運転が開始されると、前記冷凍機構52から供給される冷媒を介して前記蒸発器30が経時的に冷却される。この蒸発器30が冷却されると冷却用水20の一部が冷却されて蒸発器30の表面から氷結するに至る。この氷結した氷は、前述した如く、該蒸発器30の表面で成長して上下方向で相互に連結することにより全体が所謂筒状に形成される。また冷却用水20は、貯溜タンク22に配設された前記攪拌手段36のモータ56による攪拌羽根60の回転によって、該タンク22内で攪拌されて経時的に冷却されることになる。
【0023】
すなわち、前記モータ56が起動して攪拌羽根60が回転すると、図1に示すように、該攪拌羽根60の近辺に滞留する冷却用水20が前記案内部材38の水流調整板50に沿って貯溜タンク22の内底面に向け流動する。水流調整板50によって貯溜タンク22の背面側に流動する冷却用水20の一部は、図中の矢印(細線)に示す如く、蒸発器30の表面で成長した筒状氷塊の内側に沿って貯溜タンク22の上方に流動する。また一部の冷却用水20は、そのまま前記カーボネータタンク62の下端部を通過し、貯溜タンク22の内底面に沿って筒状氷塊の外側(飲料冷却コイル32および希釈水用コイル35が配設される領域)に流入する。この場合の冷却用水20は、前記水流調整板50により蒸発器30(氷塊)の下方に向けて良り効率的に案内されるから、図中の矢印(幅広線)に示す如く、筒状氷塊の内側より外側に流入する量が多くなる。なお、筒状氷塊と案内部材38との間にカーボネータタンク62が位置していることによっても、筒状氷塊の外側への冷却用水20の流れが多くなる。
【0024】
前記貯溜タンク22の内底面に当って該タンク22の正面側に流動する冷却用水20の一部は、蒸発器30の表面で成長した筒状氷塊の内側に沿って貯溜タンク22の上方に流動する。また一部の冷却用水20は、そのまま貯溜タンク22の内底面に沿って筒状氷塊の外側(飲料冷却コイル32および希釈水用コイル35が配設される領域)に流入する。この場合における冷却用水20は、筒状氷塊と案内部材38との間に画成される隙間が小さいから、図中の矢印(幅広線)に示す如く、筒状氷塊の内側より外側に流入する量が多くなる。
【0025】
すなわち、飲料ディスペンサ10の周囲温度の変動により、前記蒸発器30に成長した氷塊の下端と貯溜タンク22の内底面との間の隙間が狭くなっても、前記案内部材38の水流調整板50により飲料冷却コイル32および希釈水用コイル35の配設領域に冷却用水20を多く流すことができる。これにより、両コイル32,35内を流通する濃縮原液,希釈水および炭酸水の効率的な冷却が達成される。また、筒状氷塊の下端と貯溜タンク22の内底面との間の隙間に冷却用水20が効率的に多く流れることで、該氷塊が融けて隙間が更に狭くなるのは防止される。更に、貯溜タンク22の内部において、冷却用水20が蒸発器30の内側だけでなく、内側と外側との間で効率的に循環するので、貯溜タンク内での冷却用水20の温度ムラを減少することができる。
【0026】
また実施例の攪拌手段36では、その軸体58が水流調整板50と略同一方向に傾斜しているので、前記攪拌羽根60の回転により発生する水流が水流調整板50に沿って生じ、冷却用水20はより効率的に蒸発器30(筒状氷塊)と貯溜タンク22の内底面との間に向けて流れる。なお、冷却用水20を案内する案内部材38は、板材をコ字状に折曲形成するだけであるので、加工が簡単でコストも低廉である。更には、水流調整板50の角度を調整することで、冷却用水20の流れ方向を制御することができる。
【0027】
前記筒状氷塊の外側を上方に流れた冷却用水20は、前記案内部材38の左右の側壁40,40および本体壁42に開設した複数の角穴43を通過して再度攪拌羽根60の周囲に帰還し、再びタンク内底面に向けて流れるよう循環する。なお、前記蒸発器30で氷結した氷塊の一部が分離して冷却用水20と共に循環することがあるが、この分離氷塊は角孔43で規制されて攪拌羽根60に吸込まれることはなく、該羽根60が破損するのを防止し得る。また案内部材38の開放側に近接してカーボネータタンク62が位置しているから、該開放側からの分離氷の攪拌羽根60への吸込みも抑制される。
【0028】
なお実施例では、案内部材の各壁に、複数の角穴を縦横に複数列で開設しているが、該穴の形状は角に限られるものでなく、円や楕円等の他の形状を採用し得る。また実施例では、飲料冷却コイルに濃縮原液を供給する場合で説明したが、希釈水で希釈することなく飲用に供し得る飲料を直接供給するものであってもよい。更に、前記攪拌手段に関しては、実施例のような傾斜配置でなく、軸体の軸線を垂直に配置したものであってもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る飲料ディスペンサによれば、攪拌羽根を囲繞する案内部材に、貯溜タンクに貯溜されている冷却用水を蒸発器と貯溜タンクの内底面との間に向けて案内する水流調整板を形成したことで、飲料冷却コイルの配設領域に冷却用水を効率的に流すことができる。従って、飲料冷却コイル内を流通する飲料を効率的に冷却し得る。また、貯溜タンク内において蒸発器の内側と外側での冷却用水の効率的な循環が達成されるから、貯溜タンク内での冷却用水の温度ムラを減少することができる。更に、攪拌手段の軸体を水流調整板と略同一方向に傾斜させることで、攪拌羽根の回転により発生する水流が水流調整板に沿って生じ、冷却用水をより効率的に蒸発器と貯溜タンクの内底面との間に向けて流すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る飲料ディスペンサを示す縦断側面図である。
【図2】 実施例の案内部材を示す正面図である。
【図3】 従来の技術に係る飲料ディスペンサを示す縦断側面図である。
【符号の説明】
12 本体,20 冷却用水,22 貯溜タンク,30 蒸発器
32 飲料冷却コイル,36 攪拌手段,38 案内部材,40 側壁(壁)
42 本体壁(壁),43 角穴(穴),50 水流調整板,52 冷凍機構
56 モータ,58 軸体,60 攪拌羽根,62 カーボネータタンク

Claims (2)

  1. 冷凍機構(52)を備えた本体(12)に配設されて冷却用水(20)が貯溜される貯溜タンク(22)と、該貯溜タンク(22)の内部に臨むように配管され、前記冷凍機構(52)から供給される冷媒を介して冷却されることにより前記冷却用水(20)の一部を氷結させるコイル状の蒸発器(30)と、該蒸発器(30)の外側に臨むよう貯溜タンク(22)の内部に配設される飲料冷却コイル(32)と、蒸発器(30)の内側に位置する攪拌羽根(60)を回転することで冷却用水(20)に下向きの水流を発生させて貯溜タンク(22)の内部で循環させる攪拌手段(36)と、前記攪拌羽根 (60) に接触しないように前記蒸発器 (30) の内側に臨むよう貯溜タンク (22) の内部に配設されたカーボネータタンク (62) から構成され、前記蒸発器(30)に氷結した氷塊で冷却された冷却用水(20)を介して飲料冷却コイル(32)の内部を流通する飲料を冷却するようにした飲料ディスペンサにおいて、
    前記攪拌羽根(60)を囲繞し、前記カーボネータタンク (62) を指向する側が開放する断面コ字状に形成された案内部材(38)と、
    前記攪拌羽根(60)より上側に臨む案内部材(38)の各壁(40,42)に開設され、前記冷却用水(20)が流通するための穴(43)と、
    前記案内部材(38)の下部に形成され、前記冷却用水(20)を前記カーボネータタンク (62) の下方に向けて案内するよう所要角度で傾斜する水流調整板(50)とから構成され、
    前記カーボネータタンク (62) の下方を通過した冷却用水 (20) が、前記蒸発器 (30) と貯溜タンク (22) の内底面との間を通って前記飲料冷却コイル (32) の配設領域に流れるようにした
    ことを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 前記攪拌羽根 (60) は軸体 (58) を介してモータ (56) に連結されると共に、前記軸体 (58) は前記水流調整板 (50) と略同一方向に傾斜し、攪拌羽根 (60) の回転により発生する水流が水流調整板 (50) に沿って生じるようにした請求項1記載の飲料ディスペンサ。
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