JP2003034395A - 冷却水槽 - Google Patents

冷却水槽

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JP2003034395A
JP2003034395A JP2001225632A JP2001225632A JP2003034395A JP 2003034395 A JP2003034395 A JP 2003034395A JP 2001225632 A JP2001225632 A JP 2001225632A JP 2001225632 A JP2001225632 A JP 2001225632A JP 2003034395 A JP2003034395 A JP 2003034395A
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JP
Japan
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propeller
cooling water
evaporation coil
water tank
ice bank
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001225632A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nohara
浩司 野原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アイスバンクを生成する蒸発コイルの内側に攪
拌機を有する冷却水槽において、アイスバンクの異常成
長によるプロペラのロックを防止する。 【解決手段】蒸発コイル12と攪拌機14のプロペラ1
5との間に、アイスバンク19とプロペラ15との接触
を防止する中空筒状のプロペラガード20を設置する。
プロペラガード20には、プロペラ15の周りを除いて
スリット21が多数設けられており、冷却水11はプロ
ペラ15の回転により、スリット21を通して矢印で示
すように循環する。アイスバンク19が異常成長してプ
ロペラ15側に張り出しても、プロペラガード20に阻
止されてプロペラ15に接触することがなく、アイスバ
ンク19によるプロペラ15のロックが生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カップ式飲料自
動販売機や飲料ディスペンサに用いられる冷却水槽に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3は、上記飲料自動販売機などが備え
る飲料冷却回路の一例を示すものである。図3におい
て、飲料は水リザーバ1に水入口弁2を介して貯留され
た水道水と、シロップタンク3に貯留されたシロップと
が、カップ4内で混合されて調製される。ここで、飲料
吐出指令があると、水ポンプ5が所定時間運転されて、
適量の水が水冷却コイル6を通してカップ4に供給さ
れ、同時にシロップ吐出弁7が所定時間開いて、適量の
シロップが炭酸ガスボンベ8のガス圧により、シロップ
タンク3からシロップ冷却コイル9を通してカップ4に
供給される。水冷却コイル6及びシロップ冷却コイル9
は、冷却水槽10に貯留された冷却水11に浸かるよう
に設置され、水冷却コイル6及びシロップ冷却コイル9
をそれぞれ通過する水及びシロップは、冷却水11との
熱交換により冷却される。冷却水槽10は蒸発コイル1
2を有し、この蒸発コイル12は冷凍ユニット13から
供給される液冷媒を蒸発させて冷却水11を冷却する。
冷却水11は、攪拌機14により攪拌されて温度が均一
化される。
【0003】図2は、図3における冷却水槽10の拡大
断面図である。冷却水槽10は箱形で、中央に中空角筒
状あるいは円筒状の蒸発コイル12が垂直に設置され、
その内側でプロペラ15が回転する攪拌機14により冷
却水11が攪拌される。攪拌機14は、蒸発コイル12
と同軸の回転軸16がアジテータモータ17により回転
駆動され、回転軸16の先端にプロペラ15が取り付け
られている。アジテータモータ17は、冷却水槽10の
上部開口に架け渡された支持板18にフランジを介して
締め付けられている。水及びシロップをそれぞれ通過さ
せる水冷却コイル6及びシロップ冷却コイル9は、蒸発
コイル12の外側に配置されている。
【0004】ここで、冷却水槽10は、蒸発コイル12
の周りにアイスバンク19を生成させ、その潜熱により
蓄冷量を増大させている。アイスバンク19は適度の厚
みに維持されるが、そのために蒸発コイル12の近傍に
は、図示しない一対の制御電極が設置され、この制御電
極が氷に包まれた状態と、氷から露出した状態との電極
間の抵抗値の差から、蒸発コイル12がオン/オフに制
御されるようになっている。すなわち、氷は水よりも導
電率が低く、制御電極が氷で包まれると電極間の抵抗が
上昇するので、この抵抗の上昇が一定値を超えると、ア
イスバンク19が所定厚さまで成長したものと判定し
て、蒸発コイル12への冷媒供給を停止する。なお、図
示の場合、冷却水槽10の容積は約17l、蒸発コイル
12の内径は約130mm,高さは約240mm、プロ
ペラ15の直径は約60mmである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した冷却水槽10
において、シロップが冷却水11に混入するなどして水
質が変化し、冷却水11の導電率が平常より高くなる
と、制御電極が氷で包まれても電極間抵抗がそれほど上
昇しない。その結果、アイスバンク19が十分に成長し
ているにも拘わらず制御電極が水中に露出していると誤
判定して蒸発コイル12の運転を継続し、アイスバンク
19を異常に成長させることがあり、その場合には、ア
イスバンク19がプロペラ15に接触して攪拌機14を
ロックし、プロペラ15の破損やアジテータモータ17
の焼損を招くという危険があった。そのため、従来は蒸
発コイル12とプロペラ15との間隔をできるだけ広げ
るようにし、図2の場合はプロペラ15の片側を約30
mm空けているが、結果として冷却水槽10の大形化を
招くという問題があった。
【0006】そこで、この発明の課題は、蒸発コイルと
攪拌機プロペラとの間隔を抑えて、冷却水槽の小形化を
図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、貯留した水を冷却する中空筒状の蒸発
コイルを有し、この蒸発コイルの周りにアイスバンクを
形成するとともに、前記蒸発コイルの内側でプロペラが
回転する攪拌機により前記水を攪拌する冷却水槽におい
て、前記蒸発コイルとプロペラとの間に、前記アイスバ
ンクと前記プロペラとの接触を防止する中空筒状のプロ
ペラガードを設置するものとする(請求項1)。前記プ
ロペラガードは水面付近から前記プロペラまで延び、前
記プロペラの周囲を除いて全周にスリットが設けられた
筒体からなるものとするのがよい(請求項2)。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、図2の従来例に対して適
用したこの発明の実施の形態を示す冷却水槽の縦断面図
である。図1において、図2と相違するのは、蒸発コイ
ル12とプロペラ15との間に、プロペラガード20が
設置されている点である。プロペラガード20はプラス
チックからなる中空円筒体で、冷却水11の水面付近か
ら攪拌機14のプロペラ15まで延び、プロペラ15と
アイスバンク19との間を隔てている。プロペラガード
20の周壁には、プロペラ15の周りを除いて、上下方
向のスリット21が全周に形成されている。プロペラガ
ード20には上端部にフランジ20aが一体形成され、
プロペラガード20はフランジ20aを介して、アジテ
ータモータ17との共締めにより、支持板18にねじに
より締め付け固定されている。
【0009】図1において、冷却水11はプロペラ15
の回転により、矢印で示すように、プロペラガード20
の内側を下に向い、蒸発コイル12の外側を通って上昇
した後、スリット21を通してプロペラガード20の内
側に吸い込まれる循環を行ない、冷却水11を攪拌して
温度を均一にする。ここで、アイスバンク19が異常成
長しても、プロペラ15はプロペラガード20により氷
との接触が阻止され、プロペラ15がアイスバンク19
でロックされることがない。従って、従来のようにプロ
ペラ15と蒸発コイル12との間隔を確保するために蒸
発コイル12の巻き径を大きくする必要がなく、その
分、蒸発コイル12の巻き径を小さく抑え、結果として
蒸発コイル12を収容する冷却水槽10の小形化を図る
ことができる。
【0010】図1の場合、プロペラガード20の内径は
約70mm,高さは約190mmであり、スリット21
は幅は5mm,高さは70mmのものが一周24列ず
つ、上下2段に設けられている。そして、蒸発コイル1
2の内径は約90mm、プロペラ15の直径は従来と同
じ約60mmで、蒸発コイル12とプロペラ15との間
隔はプロペラ15の片側で約15mmに半減され、結果
として冷却水槽10の内容積は約12lとなり、従来
(図2)に比べ約70%に縮小されている。なお、プロ
ペラガードはプロペラ15の周りのみを囲む背の低いも
のにし、これを適宜の支持部材で支えるようにしてもよ
いが、図1に示したように、攪拌機14の水中部分全体
を囲む円筒体とし、プロペラ15の周り以外はスリット
21を設けて水を循環させる構成とすることにより、ス
リット21も幅が数mm程度であれば氷の進入を阻止す
るので、攪拌機14の水中部分をプロペラガード20で
完全に包囲し、プロペラ15のアイスバンク19による
ロックをより確実に阻止することができる。
【0011】
【発明の効果】以上の通り、この発明によれば、蒸発コ
イルとプロペラとの間に、異常成長したアイスバンクと
攪拌機のプロペラとの接触を防止する中空筒状のプロペ
ラガードを設置することにより、蒸発コイルとプロペラ
との隙間を最小限に抑えて蒸発コイルを小形化し、結果
として冷却水槽の小形化を図れるとともに、アイスバン
クとの接触による攪拌機のプロペラの破損やアジテータ
モータの焼損を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す冷却水槽の縦断面
図である。
【図2】従来例を示す冷却水槽の縦断面図である。
【図3】この発明が適用される冷却水槽を備えた飲料冷
却回路の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 冷却水槽 11 冷却水 12 蒸発コイル 14 攪拌機 15 プロペラ 16 回転軸 17 アジテータモータ 19 アイスバンク 20 プロペラガード 21 スリット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯留した水を冷却する中空筒状の蒸発コイ
    ルを有し、この蒸発コイルの周りにアイスバンクを形成
    するとともに、前記蒸発コイルの内側でプロペラが回転
    する攪拌機により前記水を攪拌する冷却水槽において、 前記蒸発コイルとプロペラとの間に、前記アイスバンク
    と前記プロペラとの接触を防止する中空筒状のプロペラ
    ガードを設置したことを特徴とする冷却水槽。
  2. 【請求項2】前記プロペラガードは水面付近から前記プ
    ロペラまで延び、前記プロペラの周囲を除いて全周にス
    リットが設けられた筒体からなることを特徴とする請求
    項1記載の冷却水槽。
JP2001225632A 2001-07-26 2001-07-26 冷却水槽 Pending JP2003034395A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010038530A (ja) * 2008-07-07 2010-02-18 Tekkusu Iijii:Kk 飲料温度調節装置

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JP2001072195A (ja) * 1999-09-06 2001-03-21 Hoshizaki Electric Co Ltd 飲料ディスペンサ

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