JP2000018787A - 飲料冷却注出装置 - Google Patents

飲料冷却注出装置

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JP2000018787A
JP2000018787A JP10179113A JP17911398A JP2000018787A JP 2000018787 A JP2000018787 A JP 2000018787A JP 10179113 A JP10179113 A JP 10179113A JP 17911398 A JP17911398 A JP 17911398A JP 2000018787 A JP2000018787 A JP 2000018787A
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cooling water
cooling
tube
tubular body
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Tomoyuki Nishio
智之 西尾
Hiroshi Torimitsu
廣志 鳥光
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸発管の周囲に成長する氷により筒状体が変
形したままとなって冷却水の流れを乱してしまうことを
防止する。 【解決手段】 冷却水を貯留する水槽20内には、飲料
が通過する螺旋状に巻回された飲料管30と飲料管30
の外側に配置され内部を冷媒が通過して冷却水を冷却す
る螺旋状に巻回された蒸発管40とが配設される。飲料
管30と蒸発管40との間には冷却水の流れを安定化す
る上面及び下面が開放した筒状体50が配設され、飲料
管30の中心部には水槽20の底部に向けて冷却水を流
動させるファン73が備えられている。筒状体50は、
ポリエステルのフィルムからなっていて、蒸発管40の
周囲に成長する氷により押圧された後も容易に元の形状
に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビールなどの飲料
を瞬時に冷却して注出するための飲料冷却注出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の飲料冷却注出装置は、冷却水を
貯留する水槽内に螺旋状に巻回された飲料管及び蒸発管
を同心的に配置し、蒸発管により冷却された冷却水によ
り飲料管を通る飲料を瞬時に冷却し、この冷却された飲
料を外部に注出するようになっている。また、例えば実
公昭60−36864号公報に記載されているように、
中心部にて攪拌翼を回転させて冷却水を水槽底部に向け
て流動させるとともに、前記飲料管と蒸発管の間に上面
及び下面が開放した筒状体を配置して冷却水の循環を効
率的に行わせ、以て装置の冷却能力を高めるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た筒状体はステンレス等の金属の薄板で構成されている
ため、蒸発管の周辺に成長した氷塊が筒状体に接触・押
圧して筒状体を変形させてしまい、その後氷塊が小さく
なった場合にあっても変形した筒状体が冷却水の流れを
乱してしまうという問題があった。
【0004】
【発明の概要】本発明は、上記した問題に鑑みてなされ
たものであって、第1の特徴は上記筒状体を可撓性部材
により構成したことにある。この特徴によれば、筒状体
が蒸発管の周囲に成長した氷塊により押圧された場合で
あっても、その後に氷塊が小さくなって筒状体から離れ
たときには、その可撓性により正規の形状に復帰する。
従って、冷却水の流れが乱された状態のままとなること
が防止され、結果として冷却能力の低下が回避される。
【0005】本発明の第2の特徴は、第1の特徴におけ
る筒状体を樹脂フィルムにより構成したことにある。従
来の技術のように筒状体を金属の薄板により構成する
と、蒸発器周辺に成長した氷が同筒状体に接触した場
合、筒状体が広範囲に冷却される。このため、筒状体の
周囲に新たな氷が付着し、この氷が冷却水攪拌手段を破
損するおそれがある。これに対し、第2の特徴の筒状体
は金属に比べて熱伝達特性が良好でない樹脂フィルムで
構成されているため、氷が接触しても広範囲に冷却され
ることがない。従って、同筒状体には新たな氷が付着し
ないので、上記した冷却水攪拌手段の破損等の問題が回
避される。
【0006】ところで、蒸発管の冷却効率を上昇するた
めには、冷凍装置からの液化された冷媒を蒸発管の下部
に供給し蒸発管の上部から前記冷凍装置に回収するよう
に構成することが望ましいが、この構成によると蒸発管
の上部では下部よりも冷却能力が低下する。即ち、液状
の冷媒の多くが上部に到るまでに蒸発し、このために上
部にて蒸発熱を十分に奪えない場合が生ずる。また、水
槽の上部には、冷却水に比べて温度の高い外気が存在し
ている。これらの理由により、水槽の上部において蒸発
管の周囲に成長する氷は同水槽の下部において成長する
氷よりも小さくなる傾向があり、飲料を連続的に注出す
る場合には上部の氷が先に消滅する場合がある。
【0007】そこで、本発明の第3の特徴にあっては、
第1又は第2の特徴を有する飲料冷却注出装置におい
て、冷凍装置の冷媒が蒸発管の下部に供給され且つ蒸発
管の上部から冷凍装置に回収されるように蒸発管と冷凍
装置とを接続し、冷却水攪拌手段が冷却水を流動させる
ために回転される翼を含み、翼よりも上方に位置する筒
状体の側壁に複数の小穴を設けることとした。
【0008】この特徴によれば、冷却水は、筒状体の内
周側を下方に流動して同筒状体の下面を介して外周側に
流動し、外周側を上方に流動した後に筒状体の上面を介
して再び筒状体の内周側に戻る。このとき、筒状体に設
けられた複数の小穴を介しても筒状体の外周側から内周
側に向う冷却水の流れが生じるので、同小穴よりも上方
に流れる冷却水の流量が低下する。これにより、蒸発管
の上端近傍の氷が溶けにくくなるため、同部位の氷量と
他の部位の氷量との差が大きくなることが低減される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明すると、図1に要部の断面を示した本発
明の飲料冷却注出装置10は、水槽20、飲料管30、
蒸発管40、筒状体50、コック60、冷凍装置(図示
省略)を有する蓋体70、及び本体80等を備えてい
る。
【0010】水槽20は、冷却水を貯留するためのもの
であって、有底且つ上面が開放した略直方体の槽であ
り、本体80内に収容されている。図2に示したよう
に、この水槽20内の底面にはその断面が凸形状を有す
る支持部21が120度間隔で同一円周上に3個設けら
れている。
【0011】飲料管30は、本体80の外部から手動式
の開閉バルブ91を介して圧送されるビール等の飲料を
通過させ、同飲料を水槽20内に貯留された冷却水によ
って冷却するためのものであって、水槽20の略中央部
に立設されるステンレスパイプが螺旋状に巻回されてな
るコイル部30aを有している。このコイル部30a
は、その最下段のパイプ30bの外周側が前記支持部2
1の凸部内周側に沿うように配置されていて、これによ
りコイル部30aが水槽20の底面の所定の位置に配置
されるようになっている。
【0012】また、飲料管30は、コイル部30aの最
下段のパイプに連通するとともに水槽20の底面及び側
面に形成された溝を通り水槽20の上部において同水槽
20の外部に延びる飲料注入管部30cと、コイル部3
0aの最上段のパイプ端部と接続されコイル部30aの
内周側において水槽20の底面まで下降し、且つ水槽2
0の底面及び側面に形成された溝を通り水槽20の上部
において同水槽20の外部に延びる飲料注出管部30d
とを含んでいる。
【0013】蒸発管40は、同蒸発管40の周囲に蓄氷
して冷却水を冷却するものであって、銅パイプを螺旋状
に巻回したコイル部40aを有し、同コイル部40aは
飲料管30のコイル部30aの外周側に同コイル部30
aと同心的に配置されるようになっている。また、蒸発
管40は、蓋体70内に収容された圧縮機、凝縮器など
を含みそれ自体周知の冷凍装置により液化された冷媒を
コイル部40aの最下段に供給する管40bと、コイル
部40a内にて蒸発した冷媒をコイル部40aの最上段
から冷凍装置に戻すための管40cとを有している。
【0014】筒状体50は、可撓性を有するポリエステ
ルのフィルムからなっていて、上面及び下面が開放した
円筒形状を有し、冷却水の液面近傍から水槽20の底面
近傍まで延びている。また、筒状体50は、その下端が
支持部21の凸部の外周側に沿うように配置される。こ
の結果、筒状体50は飲料管30及び蒸発管40のコイ
ル部30a,40aと同心的に配置され、その側壁がコ
イル部30aとコイル部40aとの間に位置するように
なっている。
【0015】コイル部40aと筒状体50との間には、
氷を検出するためのセンサS1,S2が上下方向に距離
を隔てて配置されている。センサS1,S2は、導体片
からなっていて、図3に示したように冷凍装置の制御回
路100と接続されており、センサS1,S2の間には
所定の直流電圧が印加されるようになっている。従っ
て、両センサS1,S2の何れもが水中にあるときは両
センサS1,S2間には微弱電流が流れ、両センサS
1,S2の何れかが氷に覆われると前記微弱電流が消失
する。制御回路100は、この微弱電流の有無に基づい
て氷の有無を判定し、冷凍装置の作動を制御するように
なっている。
【0016】コック60は、本体80の壁面に固定され
ていて、それ自体周知の手動式開閉弁であり、その通路
の一端は前記飲料注出管部30dと接続されている。こ
れにより、使用者がコック60のレバー60aを回転す
ると、注出口60bから飲料が注出されるようになって
いる。
【0017】蓋体70は、底板(ベース)71を有して
いて、同底板71の上面側に冷凍装置(図示省略)及び
電動モータ72を搭載している。また、底板71の下面
側に水槽20の上部開口と同一形状を有する凸部71a
を有していて、凸部71aが水槽20の上部開口に収容
されるようになっている。
【0018】ファン(翼)73は、飲料管30(コイル
部30a)の内周側(中心部)であって水槽20の略半
分の深さに位置するように、底板71を貫通して飲料管
30の軸芯方向に伸びた回転軸73aの先端に固定され
ている。回転軸73aは、電動モータ72の駆動軸に接
続されていて、電動モータ72によって回転駆動される
ようになっている。従って、ファン73は電動モータ7
2による回転軸73aの回転に伴い回転し、水槽20内
の冷却水を水槽20の下方に向けて流動させるようにな
っている。換言すれば、電動モータ72、回転軸73a
及びファン73は、これらが一体となって冷却水攪拌手
段を構成している。
【0019】図3に概念的に示した本飲料冷却注出装置
10に採用される冷凍サイクルは、蒸発管40、接続管
41、圧縮機42、凝縮器43、冷却ファン44、乾燥
器45、キャピラリーチューブ46、及び制御回路10
0を有している。この冷凍サイクルの冷却メカニズム自
体は周知であるが、簡単に説明すると、本冷凍サイクル
では圧縮機42にて圧縮されて高温高圧となった冷媒ガ
スを凝縮器43にて冷却ファン44の作用により冷却し
て液化し、乾燥器45を介してキャピラリーチューブ4
6に送出する。キャピラリーチューブ46は、その管径
が冷凍サイクルを構成する他の管径に比べて小さくなっ
ていて絞り作用(減圧機能)を有している。従って、液
化された冷媒は、キャピラリーチューブ46に接続され
た蒸発器40内にて蒸発して周囲から熱を奪い、これに
より対象物を冷却する。その後、冷媒は接続管41を介
して圧縮機42に吸引される。
【0020】制御回路100は、図示しない電源から電
力が供給されるとともにセンサS1,S2、圧縮機4
2、及び冷却ファン(冷却ファンの電動モータ)44と
接続されていて、センサS1,S2の何れもが水中にあ
るときには圧縮機42及び冷却ファン44を駆動して上
記した冷凍動作を実行し、センサS1,S2の何れかが
が氷に覆われると圧縮機42及び冷却ファン44の駆動
を停止して冷凍動作を中止するようになっている。
【0021】上述のキャピラリーチューブ46は、接続
管41と熱交換を行うことによりキャピラリーチューブ
46内の冷媒を更に冷却し、以て蒸発器40にてより多
くの熱を奪うように構成されている。この熱交換は、図
8に示したようにキャピラリーチューブ46を接続管4
1に沿わせ、キャピラリーチューブ46と接続管41を
ハンダにより固定するのが通常である。しかし、ハンダ
付けは不十分となりやすく、キャピラリーチューブ4
6、接続管41及びハンダ間の熱膨張係数が異なること
等により、キャピラリーチューブ46が接続管41から
外れてしまうという問題がある。
【0022】そこで、本実施形態においては、図4に示
したように接続管41に2つの孔を設け、キャピラリー
チューブ46を一方の孔から挿入し他方の孔から引出す
ように構成するとともに、孔の周囲を溶接することによ
ってキャピラリーチューブ46の固定及び接続管41の
気密確保を行うようにした。これにより、上述した問題
が回避されるだけでなく、キャピラリーチューブ46と
接続管41との熱交換効率を上昇することが可能となっ
た。
【0023】以上のように構成された飲料冷却注出装置
10においては、冷凍装置により液化された冷媒が蒸発
管40の管40bを介してコイル部40aの最下段に供
給され、同冷媒はコイル部40a内を上昇しつつ蒸発し
て低圧ガスとなった後、管40cを介して冷凍装置に回
収される。この蒸発管40内における冷媒の蒸発に伴
い、冷却管40は周囲の冷却水から熱を奪うので、同冷
却管40の周囲には氷が生成される。
【0024】一方、冷却水は図1に幅広の矢印で示した
ように、常時回転されているファン73により筒状体5
0の内周側を下方に向って水槽20の底面まで流動す
る。このとき、ファン73の回転によって生じる冷却水
の水平方向の流れは筒状体50によって規制される。水
槽20の底部に流動した冷却水は、筒状体50の下端と
水槽20の底面との間から筒状体50の外周側に流動
し、続いて蒸発管40のコイル部40aと筒状体50と
の間及び同コイル部40aと水槽20の側壁との間を上
方に向って流動しながらコイル部40aの周囲に成長し
ている氷と熱交換を行う。こうして冷却された冷却水
は、水槽20の上部にて筒状体50の上方を通過し、再
び筒状体50の内周側に戻って下方に流動する。
【0025】また、飲料は、飲料冷却注出装置10の外
部において加圧され、バルブ91を介して飲料管30の
飲料注入管部30cからコイル部30a内に注入され
る。注入された飲料は、同コイル部30a内を下方から
上方に向って通過する際に冷却水により冷却され、その
後飲料注出管部30d及びコック60を介して外部に注
出される。
【0026】このようにして、本実施形態の飲料冷却注
出装置10は、飲料を瞬時に冷却して外部に注出する。
しかも、冷却水の流れを安定させるための筒状体50は
ポリエステルからなるフィルムで構成されていて可撓性
を有しているため、蒸発管40の周囲に成長する氷が同
筒状体50を押圧したとしても容易に変形し、その後に
氷が小さくなった場合には元の形状に直ちに復帰する。
従って、筒状体50が変形したままとなって冷却水の流
れを乱すという不具合もなく、安定した冷却水の流動が
確保される。
【0027】また、ポリエステルフィルムは金属薄板と
比較して熱伝達率が小さいので、蒸発管40の生成した
氷が同フィルムに接触してもそれにより筒状体50の全
体が冷却されることはない。従って、筒状体50は、フ
ァン73の損傷原因となる筒状体50への着氷を発生さ
せることがなく、装置の信頼性向上に寄与するものとな
っている。更に、ポリエステルフィルムは非常に軽い材
質であるので、同筒状体50は飲料冷却注出装置10全
体の軽量化にも貢献し、加えて金属のように腐食するこ
とはないため装置の耐久性向上にも貢献する。
【0028】なお、上記した筒状体50の材質はポリエ
ステルのフィルムに限定されず、他の樹脂フィルム(例
えば塩化ビニール等)のように可撓性を有する材料であ
れば如何なるものでもよい。
【0029】ところで、上記した本発明の飲料冷却注出
装置10においては、蒸発管の冷却効率を上昇するた
め、冷凍装置からの液状の冷媒が蒸発管40のコイル部
40aの最下段に供給され、コイル部40aの最上段か
ら冷凍装置に回収されるようになっている。従って、液
状の冷媒はコイル部40aの上部に到るまでに蒸発して
しまうことがあり、蒸発管40の上部では下部よりも冷
却能力が低下することがある。また、水槽20の上部に
は冷却水に比べて温度の高い外気が存在している。これ
らの理由により、水槽20の上部位置にて蒸発管40
(コイル部40a)の周囲に成長する氷は、同水槽20
の下部にて成長する氷よりも小さくなる傾向にあり、飲
料を連続的に注出する場合には上部の氷が先に消滅して
しまう場合がある。
【0030】筒状体50に代えて使用される図5に示し
た筒状体51(筒状体50の変形例)は、こうした問題
を回避するためのものであり、上部近傍の側壁に複数の
小穴51aを設けた点においてのみ筒状体50と異なっ
ている。この小穴51aは、筒状体51が水槽20内に
設置された状態において、ファン73よりも上方に位置
するように設けられている。
【0031】上記した筒状体51を採用した飲料冷却注
出装置10によれば、同筒状体51の上面のみでなく、
複数の小穴51aを介しても筒状体51の外周側から内
周側に向けて冷却水が流動する。これにより、同小穴5
1aよりも上方に流れる冷却水の流量が低下するため、
小穴51aより上部において冷却水と蒸発管40の周囲
に成長した氷との熱交換量が低下する。従って、蒸発管
40の上端近傍の氷量が減少しにくくなり、結果として
水槽20の全体に渡り均一な量の氷が維持される。
【0032】なお、図6に示したように小穴51aを複
数段設けるとともに、一周あたりの個数を筒状体51の
下方に向うにつれて少なくするようにしたもの、或は図
7に示したように一周あたりの個数は同数にしておき小
穴51aの直径を筒状体51の下部に向うにつれて小さ
くしたものも筒状体51の変形例として採用可能であ
る。即ち、小穴51aの数、形状(直径)及び位置等
は、飲料冷却注出装置10の冷却能力や大きさなどの特
性に合わせて適宜変更されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る飲料冷却注出装置の実施形態の
要部断面図である。
【図2】 図1に示した水槽の平面図である。
【図3】 図1に示した飲料冷却注出装置の冷凍サイク
ルを示す概念図である。
【図4】 図3に示したキャピラリーチューブと接続管
の関係を示す斜視図(要部断面図)である。
【図5】 図1に示した筒状体の変形例の斜視図であ
る。
【図6】 図1に示した筒状体の変形例の斜視図であ
る。
【図7】 図1に示した筒状体の変形例の斜視図であ
る。
【図8】 従来のキャピラリーチューブと接続管の関係
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…飲料冷却注出装置、20…水槽、30…飲料管、
40…蒸発管、50…筒状体、60…コック、70…蓋
体、73…ファン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却水を貯留する水槽内に内部を飲料が通
    過する螺旋状に巻回された飲料管と内部を冷凍装置の冷
    媒が通過して前記冷却水を冷却する螺旋状に巻回された
    蒸発管とを同心的に配置するとともに、前記冷却水を前
    記水槽の上方から下方に向かって流動させる冷却水攪拌
    手段を前記飲料管の中心部に設け、且つ前記冷却水の液
    面近傍から前記水槽の底面近傍まで伸びて上面及び下面
    が開放した筒状体を前記飲料管と前記蒸発管との間に前
    記飲料管と同心的に配置した飲料冷却注出装置におい
    て、前記筒状体を可撓性部材により構成したことを特徴
    とする飲料冷却注出装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の飲料冷却注出装置におい
    て、前記筒状体が樹脂のフィルムにより構成されたこと
    を特徴とする飲料冷却注出装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の飲料冷却注
    出装置において、前記冷凍装置の冷媒が前記蒸発管の下
    部に供給され且つ前記蒸発管の上部から前記冷凍装置に
    回収されるように前記蒸発管と前記冷凍装置とを接続
    し、前記冷却水攪拌手段が前記冷却水を流動させるため
    に回転される翼を含み、前記翼よりも上方に位置する前
    記筒状体の側壁に複数の小穴を設けたことを特徴とする
    飲料冷却注出装置。
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