JP7454792B2 - 製氷機 - Google Patents

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Description

本発明は、製氷機に関する。
特許文献1には、貯水タンクに貯留された水を用いてオゾン水を生成し、このオゾン水を用いて貯水タンク内を洗浄する製氷機が記載されている。
特開2014-9833号公報
上述した製氷機においては、製造された氷を貯留するホッパ(貯氷部)を備えている。貯氷部の内側は、氷が直接触れるところであるため、清潔性を向上させたいとの要望がある。
本開示は、製氷機において、貯氷部の清潔性を向上させることを目的とする。
前記目的を達成するために、本開示における製氷機は、水を冷却して氷を製造する筒状の製氷体と、製氷体の内側にて回転し、製氷体から氷を導出する回転体と、製氷体から導出された氷を貯留する貯氷部と、オゾン水を生成するオゾン水生成部と、製氷体にオゾン水を供給するオゾン水供給部と、オゾン水供給部によって製氷体にオゾン水を供給して、回転体を回転させる洗浄制御を行う制御部と、を備え、制御部は、オゾン水から発生するオゾンガスが貯氷部内を十分に除菌できる濃度となるようにオゾン水生成部を制御する。
本開示の製氷機によれば、貯氷部の清潔性を向上させることができる。
本開示の実施形態に係る製氷機の構成を示す概要図である。 図1に示す制御装置が実行する洗浄制御のフローチャートである。
以下、本開示の製氷機の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、製氷機1の構成を示す概要図である。なお、本明細書においては説明の便宜上、図1における上側および下側をそれぞれ製氷機1の上方および下方とし、左側および右側をそれぞれ製氷機1の左方および右方として説明する。製氷機1は、アイスディスペンサである。
製氷機1は、冷媒サイクル部10、製氷部20、水を貯留する貯水タンク30、オゾン水生成部40,ドレインパン50および制御装置60を備えている。制御装置60は、「制御部」の一例である。
冷媒サイクル部10は、冷凍サイクルによって貯水タンク30から供給される水を冷却して、氷を製造するものである。冷媒サイクル部10は、圧縮機11、凝縮器12、膨張弁13、および、冷却器14(蒸発器)、並びに、製氷時に圧縮機11が駆動することにより、この順に冷媒が循環する冷媒配管15を備え、冷凍サイクルを構成するものである。冷却器14は、製氷部20の一部を構成する。
製氷部20は、氷を製造するものである。製氷部20は、冷却円筒21、冷却器14、オーガ22、駆動装置23、ホッパ24、シャッタ25、および、シュータ26を備えている。冷却円筒21は、「製氷体」の一例である。オーガ22は、「回転体」の一例である。ホッパ24は、「貯氷部」の一例である。
冷却円筒21は、ステンレスによって円筒状に形成されている。冷却円筒21の外周には、製氷時に冷媒が流れる管状の冷却器14が巻き付けられている。冷却円筒21の内側には、オーガ22(回転刃)が冷却円筒21と同軸に、かつ、冷却円筒21に対して相対的に回転可能に配置されている。
オーガ22の下端部は、下部軸受22aによって回転可能に支持されている。一方、オーガ22の上端部は、上部軸受22bによって回転可能に支持されている。駆動装置23は、オーガ22を回転させるものである。
ホッパ24は、冷却円筒21から導出された氷を貯留するものである。ホッパ24は、中空の箱状に形成されている。ホッパ24の底面には、冷却円筒21の上端(一端)が接続されている。また、ホッパ24の底部において、上部軸受22bが保持されている。この上部軸受22bには、冷却円筒21の内側とホッパ24の内側とを接続し、通過する氷を圧縮する通路(不図示)が設けられている。また、ホッパ24には、ホッパ24に貯留された氷を放出する放出口24aが形成されている。
冷却円筒21の内側に貯水タンク30に貯留された水が供給されて、冷却器14によって冷却されることにより、冷却円筒21の内周面に氷が生成される。この氷が、回転駆動するオーガ22によって削り取られるとともに、下方から上方に向けて移送される。さらに、この氷が上部軸受22bの通路を通過するときに圧縮されることにより、氷片が生成される。この氷片がホッパ24内に導出されて貯留される。
シャッタ25は、ホッパ24の放出口24aを開閉するものである。シャッタ25によって放出口24aが開放されたとき、ホッパ24に貯留された氷が放出口24aから放出される。シャッタ25によって放出口24aが閉鎖されたとき、ホッパ24に貯留された氷の放出が規制される。シャッタ25は、ソレノイド25aによって駆動される。
シュータ26は、筒状に形成され、放出口24aから放出された氷を下方に案内するものである。
貯水タンク30は、給水部31、タンク部32、および、フロートスイッチ33を備えている。給水部31とタンク部32とは一体的に形成されている。タンク部32は、「タンク」の一例である。
給水部31は、タンク部32に水を供給するものである。給水部31は、タンク部32の上側にて、中空の箱状に形成されている。給水部31の上壁には、第1配管51の第1端が接続されている。第1配管51の第2端は、給水栓51aを介して、水道管(不図示)が接続されている。第1配管51には、ノーマルクローズ型の第1電磁弁51bが配置されている。
第1電磁弁51bが通電されることにより開状態になった場合、水道管の水が第1配管51を介して給水部31内に供給される。第1電磁弁51bの通電状態は、制御装置60によって制御される。
また、給水部31の右側部には、給水部31の内外を連通させる開口部31aが形成されている。また、給水部31の右側部には、開口部31aと連通する第2配管52の第1端が接続されている。第2配管52の第2端は、後述する第5配管55に接続されている。また、給水部31の底壁には、給水部31内に供給された水をタンク部32に導出する導出部31bが形成されている。
タンク部32は、給水部31から供給された水を貯留するものである。タンク部32は中空の箱状に形成され、第1貯留部32aおよび第2貯留部32bが、後述する第1堰部32a1によって仕切られて左右方向に並べて形成されている。
第1貯留部32aは、給水部31の下側に配置され、給水部31から導出された水を貯留するものである。第1貯留部32a側の上壁に、給水部31の導出部31bが配置されている。第1貯留部32aと第2貯留部32bとの間の側壁には、第1堰部32a1が形成されている。第1貯留部32aの水位が第1堰部32a1の高さより高くなった場合、第1貯留部32aに貯留された水が第1堰部32a1を乗り越えて第2貯留部32bに導出される。
第2貯留部32bは、第1貯留部32aから導出された水を貯留するものである。第2貯留部32bの底壁には、第3配管53の第1端が接続されている。第3配管53の第2端は、貯水タンク30および冷却器14よりも下方にて冷却円筒21に接続されている。
また、冷却円筒21には、第4配管54の第1端が、第3配管53の第2端と対向する位置に接続されている。第4配管54の第2端は、ドレインパン50に向けて開口する。第4配管54には、ノーマルクローズ型の第2電磁弁54aが配置されている。
第2電磁弁54aが通電されることにより開状態になった場合、第2貯留部32bに貯められた水が、第3配管53、冷却円筒21および第4配管54を介して、ドレインパン50に排出される。一方、第2電磁弁54aが閉状態である場合、第3配管53を介して第2貯留部32bと冷却円筒21とが接続されているため、第2貯留部32bの水位と、冷却円筒21の水位とが同じとなる。第2電磁弁54aの通電状態は、制御装置60によって制御される。
また、第2貯留部32bには、第2堰部32b1および排水部32b2が設けられている。第2堰部32b1の高さは、第1堰部32a1の高さより低く形成されている。排水部32b2は、第2堰部32b1の高さにて上方に向けて開口する開口部である。排水部32b2には、第5配管55の第1端が接続されている。第5配管55の第2端は、ドレインパン50に向けて開口する。
第2貯留部32bの水位が、第2堰部32b1の高さよりも高くなった場合、第2貯留部32bに貯められた水が第2堰部32b1を乗り越えて排水部32b2から流出する。排水部32b2から流出した水は、第5配管55を介して、ドレインパン50に導出される。
また、第5配管55には、第6配管56の第1端が接続されている。第6配管56の第2端は、ホッパ24の底部に接続されている。ホッパ24に貯められた氷が溶けることにより生じた水は、第6配管56および第5配管55を介してドレインパン50に導出される。
フロートスイッチ33は、第2貯留部32bの水位を検出するものである。フロートスイッチ33によって検出された水位(以下、検出水位と記載する。)は、制御装置60に出力される。検出水位が第2堰部32b1の高さより低い第1水位以下である場合、制御装置60は、第1電磁弁51bに通電する。これにより、第1電磁弁51bが開状態になるため、給水部31および第1貯留部32aを介して第2貯留部32bに水が供給される。
第2貯留部32bに水が供給されることによって、検出水位が第2水位以上となった場合、制御装置60は、第1電磁弁51bを非通電にする。これにより、第1電磁弁51bが閉状態となるため、給水部31への給水が停止する。第2水位は、第1水位より高く、かつ第2堰部32b1の高さより低い水位に設定されている。製氷時においては、第2貯留部32bの水位が第1水位と第2水位との間となるように制御される。
オゾン水生成部40は、第1貯留部32aに貯留された水を用いてオゾン水を生成するものである。オゾン水生成部40は、供給管41、ポンプ42、オゾン水生成装置43および第3電磁弁44を備えている。
供給管41は、第1貯留部32aの底部と第2貯留部32bとの上壁とを接続する配管である。供給管41は、第1貯留部32aに貯留された水を第2貯留部32bに供給する。供給管41には、第1貯留部32aから第2貯留部32bに向けて、ポンプ42、オゾン水生成装置43、配管継手41a、および、第3電磁弁44がこの順に配置されている。
ポンプ42は、第1貯留部32aから第2貯留部32bに向けて水を送出するものである。ポンプ42は、制御装置60によって制御される。
オゾン水生成装置43は、通電されることにより、供給された水を電気分解してオゾン水を生成し、オゾン水を導出するものである。ポンプ42が駆動されることによって第1貯留部32aから供給される水をオゾン水生成装置43が電気分解してオゾン水を導出する。
オゾン水生成装置43によって生成されるオゾン水の濃度は、水の流量(単位時間当たりの流量)および通電量(単位時間当たりの通電量)によって制御される。流量は、ポンプ42の駆動量によって制御される。通電量は、制御装置60によって制御される。オゾン水生成装置43から供給管41を介して第2貯留部32bに供給されたオゾン水は、第2貯留部32bにて貯留される。
配管継手41aは、オゾン水生成装置43から導出されたオゾン水を、第7配管57に分岐させるものである。第7配管57は、配管継手41aとノズル57aとを接続し、配管継手41aから導出されたオゾン水をノズル57aに供給するものである。ノズル57aは、オゾン水を放出口24aの周辺部に向けて噴出するものである。
第3電磁弁44は、ノーマルクローズ型の電磁弁である。第3電磁弁44が通電されることにより開状態である場合、ポンプ42が駆動することにより、オゾン水生成装置43にて生成されたオゾン水が供給管41を介して第2貯留部32bへ導出される。またこの場合、ポンプ42が駆動したときにおいても、オゾン水が第7配管57に導出されることが抑制されるように、配管継手41aの流路抵抗が設定されている。
第3電磁弁44が非通電であることにより閉状態である場合、第3電磁弁44から第2貯留部32bへのオゾン水の導出が規制される。またこの場合、ポンプ42が駆動することにより、オゾン水生成装置43にて生成されたオゾン水が第7配管57へ導出される。
ドレインパン50は、排水を受け止めて、外部に排出するものである。
制御装置60は、製氷機1を統括制御するものである。制御装置60は、ホッパ24内を洗浄する洗浄制御を実行する。
次に、制御装置60が実行する洗浄制御について図2のフローチャートを用いて説明する。洗浄制御は、具体的には、製氷時以外のときに、冷却円筒21にオゾン水を供給して、オーガ22を回転させる制御である。製氷時以外のときには、圧縮機11の駆動が停止されて、冷媒の循環が停止される。洗浄制御は、製氷が停止され、例えば、使用者によってホッパ24に貯留された氷が排出された後に、洗浄スイッチ(不図示)がオンされることにより開始される。
制御装置60は、S10にて、第2貯留部32bに貯められた水を排出する。制御装置60は、具体的には、第2電磁弁54aに第1所定時間だけ通電する。第1所定時間は、第2貯留部32bおよび冷却円筒21に貯留された水が全て排出される時間に設定されている。
第2電磁弁54aが第1所定時間だけ開状態となることによって、第2貯留部32bおよび冷却円筒21に貯留されていた水が第3配管53および第4配管54を介してドレインパン50に排出される。
続けて、制御装置60は、S11にてオゾン水を冷却円筒21に供給する。制御装置60は、具体的には、第2貯留部32bの水位が第2水位となるまでオゾン水を生成する。制御装置60は、はじめに、第2電磁弁54aを閉状態にして、第1電磁弁51bおよび第3電磁弁44を開状態にする。さらに、制御装置60は、ポンプ42を駆動して、オゾン水生成装置43に通電する。
このとき、制御装置60は、オゾン水のオゾン濃度が所定濃度となるようにポンプ42およびオゾン水生成装置43を制御する。所定濃度は、オゾン水生成装置43によって生成されたオゾン水から発生するオゾンガスがホッパ24内を十分に除菌できる濃度である。
また、第1電磁弁51bは、第1貯留部32aに貯められた水が第2貯留部32bに導出されないように、第1貯留部32aへ放出される水の流量を制御する。換言すると、制御装置60が第1電磁弁51bを制御して、第1貯留部32aの水が第1堰部32a1を超えて第2貯留部32bに流入しないように第1配管51から第1貯留部32aへ放出される水の流量を調整する。この際、ポンプ42はオゾン水生成装置43に水を供給するために駆動し続ける。
これにより、第1貯留部32aに貯留された水からオゾン水生成部40によってオゾン水が生成され、オゾン水が第2貯留部32bに導出される。第2貯留部32bの水位が上昇して、検出水位が第2水位となったときに、制御装置60は、オゾン水の生成を停止する。制御装置60は、具体的には、第1電磁弁51bおよび第3電磁弁44を閉状態にする。さらに、制御装置60は、ポンプ42およびオゾン水生成装置43への通電を停止する。
これにより、第2貯留部32bには、所定濃度のオゾン水が第2水位まで貯留される。このとき、第2電磁弁54aが閉状態であるため、第2貯留部32bから第3配管53を介して、所定濃度のオゾン水が冷却円筒21に供給される。冷却円筒21の水位は、第2貯留部32bの第2水位と同じである。
続けて、制御装置60は、S12にてオーガ22を第2所定時間だけ回転させる。
これにより、冷却円筒21に貯められたオゾン水が攪拌されることによって脱気して、オゾンガスが発生する。このオゾンガスが冷却円筒21から、氷が通過する上部軸受22bの通路を通って、ホッパ24内に流入する。ホッパ24内に流入したオゾンガスが、ホッパ24内を洗浄する。第2所定時間は、オゾン水中のオゾンが十分に脱気する時間に設定されている。なお、第1配管51、第1電磁弁51b、オゾン水生成部40、貯水タンク30、第3配管53、第4配管54、第2電磁弁54aおよび第3電磁弁44は、冷却円筒21にオゾン水を供給するオゾン水供給部を構成する。
また、第2貯留部32bの水位が第2水位以下である場合、第2貯留部32bのオゾン水の水面より上方の空間と、ホッパ24内とが第5配管55および第6配管56を介して接続されている。これにより、第2貯留部32bに貯められたオゾン水から脱気して発生したオゾンガスが、第5配管55および第6配管56を介してホッパ24内に流入して、ホッパ24内を洗浄する。第2貯留部32bのオゾン水の水面より上方の空間は、「タンクにおけるオゾン水の水面より上方の部位」の一例である。第5配管55および第6配管56は、「接続管」の一例である。
本実施形態によれば、製氷機1は、水を冷却して氷を製造する筒状の冷却円筒21と、冷却円筒21の内側にて回転し、冷却円筒21から氷を導出するオーガ22と、冷却円筒21から導出された氷を貯留するホッパ24と、冷却円筒21にオゾン水を供給するオゾン水供給部と、製氷時以外のときに、オゾン水供給部によって冷却円筒21にオゾン水を供給して、オーガ22を回転させる制御装置60と、を備えている。
これによれば、洗浄制御によって、冷却円筒21に供給されたオゾン水がオーガ22の回転により攪拌され、オゾンガスが発生する。このオゾンガスが冷却円筒21からホッパ24内に流入して、ホッパ24内を除菌する。したがって、製氷機1は、ホッパ24の清潔性を向上させることができる。
また、冷却円筒21は、上端がホッパ24の底面に接続されている。
これによれば、冷却円筒21にて発生したオゾンガスが、ホッパ24内に確実に流入する。
また、製氷機1は、オゾン水を貯留するタンク部32と、タンク部32の第2貯留部32bにおけるオゾン水の水面より上方の空間とホッパ24とを接続する第5配管55および第6配管56と、をさらに備えている。
これによれば、タンク部32(第2貯留部32b)にオゾン水が貯留されている場合、第2貯留部32bにおけるオゾン水の水面より上方の空間にあるオゾンガスが、第5配管55および第6配管56を通って、ホッパ24内に流入する。よって、製氷機1は、ホッパ24の清潔性をさらに向上させることができる。
以上、一つまたは複数の態様に係る製氷機1について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
上述した実施形態においては、タンク部32は、第1貯留部32aおよび第2貯留部32bを備えているが、これに代えて、第2貯留部32bのみを備えるようにしてもよい。この場合、給水部31から第2貯留部32bに給水される。またこの場合、オゾン水生成部40は、第2貯留部32bに貯められた水を用いてオゾン水を生成する。
上述した実施形態においては、オゾン水は、オゾン水生成部40によって生成されているが、これに代えて、第2貯留部32bに一対の電極(不図示)を配置してオゾン水を生成してもよい。一対の電極は、通電されることにより、第2貯留部32bに貯留された水を電気分解してオゾン水を生成する。
また、上述した実施形態においては、洗浄制御において、冷却円筒21には、第2貯留部32bの第2水位と同じ水位までオゾン水が供給されるが、これに代えて、第2貯留部32bの第2水位より高い所定水位まで、冷却円筒21にオゾン水を供給してもよい。具体的には、洗浄制御において、第2貯留部32bの水位が第2水位より高い第2堰部32b1の高さとなるように、オゾン水を生成する量を調整する。すなわち、所定水位は、第2堰部32b1の高さと同じ高さである。
このように、制御装置60は、製氷時以外のときに、冷却円筒21に所定水位までオゾン水を供給する。所定水位は、製氷時に水が冷却円筒21に供給される水位より高く設定されている。
これによれば、製氷時における冷却円筒21の水位よりも、洗浄制御時における冷却円筒21の所定水位が高い。よって、洗浄制御において、オゾンガスがホッパ24内により確実に流入する。
本発明は、製氷機に広く利用可能である。
1 製氷機
20 製氷部
21 冷却円筒(製氷体)
22 オーガ(回転体)
24 ホッパ(貯氷部)
30 貯水タンク
32 タンク部(タンク)
32a 第1貯留部
32b 第2貯留部
40 オゾン水生成部
43 オゾン水生成装置
50 ドレインパン
51 第1配管
53 第3配管
54 第4配管
55 第5配管(接続管)
56 第6配管(接続管)
60 制御装置(制御部)

Claims (5)

  1. 水を冷却して氷を製造する筒状の製氷体と、
    前記製氷体の内側にて回転し、前記製氷体から前記氷を導出する回転体と、
    前記製氷体から導出された前記氷を貯留する貯氷部と、
    オゾン水を生成するオゾン水生成部と、
    前記製氷体に前記オゾン水を供給するオゾン水供給部と、
    前記オゾン水供給部によって前記製氷体に前記オゾン水を供給して、前記回転体を回転させる洗浄制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記オゾン水から発生するオゾンガスが前記貯氷部内を十分に除菌できる濃度となるように前記オゾン水生成部を制御する、製氷機。
  2. 前記洗浄制御は、製氷が停止され、前記貯氷部に貯留された氷が排出された後に開始される、請求項1に記載の製氷機。
  3. 前記製氷体は、一端が前記貯氷部の底面に接続されている請求項1または2に記載の製氷機。
  4. 前記制御部は、前記洗浄制御時に、前記オゾン水供給部によって前記製氷体に所定水位まで前記オゾン水を供給し、
    前記所定水位は、製氷時に前記水が前記製氷体に供給される水位より高く設定されている、請求項1から3の何れか1項に記載の製氷機。
  5. 水を冷却して氷を製造する筒状の製氷体と、
    前記製氷体の内側にて回転し、前記製氷体から前記氷を導出する回転体と、
    前記製氷体から導出された前記氷を貯留する貯氷部と、
    前記製氷体にオゾン水を供給するオゾン水供給部と、
    製氷時以外のときに前記オゾン水供給部によって前記製氷体に前記オゾン水を供給して、前記回転体を回転させる制御部と、
    前記オゾン水を貯留するタンクと、
    前記タンクにおける前記オゾン水の水面より上方の部位と、前記貯氷部とを接続する接続管と、を備えている、製氷機。
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