JP2005022594A - ワイパーブレード - Google Patents

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Abstract

【課題】 容易に強固な取り付けを行うことができ、このため余分な部品を必要としない連結部材を有するワイパーブレードを提供する
【解決手段】 被払拭面を払拭するブレードラバー5と、ブレードラバー5の両側に装着されるバーティブラ7A、7Bと、バーティブラ7A、7Bとブレードラバー5を一体に保持する連結部材3とを備えたワイパーブレード1において、連結部材3は切り込み24A、24Bを有する突起部19A、19Bを有し、バーティブラ7A、7Bは突起部19A、19Bが装着される切り欠き15A、15Bを有し、切り欠き15A、15Bの縁部(係合面)17A、17Bに切り込み24A、24Bがそれぞれ嵌合することにより、連結部材3がバーティブラ7A、7Bに対して固定されるようにする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ワイパーブレードに関するものであり、特に、バーティブラとブレードラバーとを容易に保持する連結部材を有するワイパーブレードに関する。
ワイパーブレードのバーティブラとブレードラバーは、連結部材により一体的に固定される。図12、図13には、従来の連結部材の一例を示す。図示されるように、連結部材100は、バーティブラ111A、111Bとブレードラバー112を備えたワイパーブレード本体110に装着されるものである。なお、図13では、ワイパーブレード本体110の長手方向の一部のみを切り取って示している。
連結部材100は、左右の挟持部材101A、101Bからなる。各挟持部材101A、101Bは、それぞれ挟持部102A、102B及び押さえ部103A、103Bを備え、バーティブラ111A、111Bを側面から保持する。さらに、各挟持部材101A、101Bには、それぞれブッシュ用穴104A、104Bとピン穴105A、105Bが備えられる。そして、ブッシュ用穴104Bからブッシュ用穴104Aにかけて巻きブッシュ106が圧入され、またピン穴105Bからピン穴105Aにかけて圧入ピン107が圧入されることにより。挟持部材101Aと101Bは、ワイパーブレード本体110を間に保持した状態で一体に固定されるようになっている。
特願 2002−114763
このように従来の連結部材は、一対の挟持部材101A、101Bを、ワイパーブレード本体110の両側にそれぞれ配置し、挟み込んで保持するようになっていた。したがって、一対の挟持部材101Aと101Bは、ワイパーブレード本体110の両側に外れてしまわないように、堅固に固定される必要がある。このために、巻きブッシュ106や圧入ピン107等の部材を用いて固定を行う必要があり、部品点数や組立工数の増加を招いていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、ワイパーブレードとワイパーアームを連結するためのワイパーブレード用連結部材において、容易に堅固な取り付けを行うことができ、このために余分な部品を必要とすることのない連結部材を有するワイパーブレードを提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係るワイパーブレードは、被払拭面を払拭するブレードラバーと、前記ブレードラバーの両側に装着される第1と第2の板部材と、前記第1と第2の板部材と前記ブレードラバーを一体に保持する連結部材とを備えたワイパーブレードにおいて、前記連結部材は第1の切り込みを有する第1の突起部と第2の切り込みを有する第2の突起部とを有し、前記第1の板部材は前記第1の突起部が装着される第1の切り欠きを有し、前記第2の板部材は前記第2の突起部が装着される第2の切り欠きを有し、前記第1の切り欠きの縁部に前記第1の切り込みが、前記第2の切り欠きの縁部に前記第2の切り込みがそれぞれ嵌合することにより、前記連結部材が前記第1と第2の板部材に対して固定されるようにしている。
前記第1と第2の板部材は、それぞれ、前記第1と第2の突起部を前記第1と第2の切り欠きに装着するための装着位置と、完成状態のワイパーブレードを構成するための正規の位置とに配置することができ、前記第1と第2の板部材が前記装着位置にあるときには、前記第1と第2の切り欠きは、それぞれ前記第1と第2の突起部に対応する位置に配置され、前記第1と第2の突起部を前記第1と第2の切り欠きにそれぞれ装着した後、前記第1と第2の板部材をそれぞれ前記装着位置から前記正規の位置に移動させることにより、前記第1と第2の切り欠きの縁部と前記第1と第2の突起部がそれぞれ嵌合するようにしてもよい。
前記第1と第2の切り込みは、長手方向を向いており、前記第1と第2の切り込みが前記第1と第2の切り欠きの長手方向の縁部にそれぞれ嵌合するようにしてもよい。
前記第1と第2の切り欠きと前記第1と第2の突起部は、前記第1と第2の切り欠きの縁部と前記第1と第2の切り込みの奥部とがそれぞれ係合するまで嵌合するようにしてもよい。
前記第1と第2の切り欠きは、矩形であるようにしてもよい。
前記第1と第2の切り込みは、それぞれ長手方向の逆向きを向いており、前記第1と第2の切り欠きは、前記第1と第2の板部材の長手方向の中央部からそれぞれ長手方向逆向きにずれた位置にしてもよい。
前記第1と第2の切り欠きの大きさは、前記第1と第2の突起部の大きさと等しいか、もしくはより大きくしてもよい。
前記ワイパーブレードは、さらに、2つのキャップを備え、前記第1と第2の板部材の両端にそれぞれ前記キャップを嵌め込み、前記第1と第2の板部材と前記ブレードラバーの一体的保持を強化するようにしてもよい。
上記課題を達成するため、本発明に係る連結部材は、一対の板部材とブレードラバーを一体に保持する連結部材であって、前記連結部材は第1の切り込みを有する第1の突起部と第2の切り込みを有する第2の突起部とを有し、前記一対の板部材は第1の板部材と第2の板部材を含み、前記第1の板部材は前記第1の突起部が装着される第1の切り欠きを有し、前記第2の板部材は前記第2の突起部が装着される第2の切り欠きを有し、前記第1の切り欠きの縁部に前記第1の切り込みが、前記第2の切り欠きの縁部に前記第2の切り込みがそれぞれ嵌合することにより、前記連結部材が前記第1と第2の板部材に対して固定されるようにしている。
前記第1と第2の板部材は、それぞれ、前記第1と第2の突起部を前記第1と第2の切り欠きに装着するための装着位置と、完成状態のワイパーブレードを構成するための正規の位置とに配置することができ、前記第1と第2の板部材が前記装着位置にあるときには、前記第1と第2の切り欠きは、それぞれ前記第1と第2の突起部に対応する位置に配置され、前記第1と第2の突起部を前記第1と第2の切り欠きにそれそれ装着した後、前記第1と第2の板部材をそれぞれ前記装着位置から前記正規の位置に移動させることにより、前記第1と第2の切り欠きの縁部と前記第1と第2の突起部がそれぞれ嵌合するようにしてもよい。
前記第1と第2の切り込みは、長手方向を向いており、前記第1と第2の切り込みが前記第1と第2の切り欠きの長手方向の縁部にそれぞれ嵌合するようにしてもよい。
前記第1と第2の切り欠きと前記第1と第2の突起部の嵌合は、前記第1と第2の切り欠きの縁部と前記第1と第2の切り込みの奥部とがそれぞれ係合することによりなされるようにしてもよい。
前記第1と第2の切り込みは、それぞれ長手方向の逆向きを向いているようにしてもよい。
本発明によれば、第1及び第2の突起部(例えば突起部19A、19B)の第1及び第2の切り込み(例えば切り込み24A、24B)と第1及び第2の板部材(例えばバーティブラ7A、7B)の第1及び第2の切り欠き(例えば切り欠き15A、15B)とをそれぞれ嵌め合うだけで、連結部材(例えば連結部材3)により、第1及び第2の板部材とブレードラバー(例えばブレードラバー5)を一体的に保持し、固定することができる。これは、連結ピン等の特別な部材を用いなくても、容易かつ堅固に行うことができる。このことにより、連結部材の部材の数が減小し、コストを軽減することができる。また、ワイパーブレードの組立を少ない工程で確実に行うことができ、連結部材による第1及び第2の板部材とブレードラバーの一体的保持の強度は保ったまま、コスト削減を果たせるという効果を有する。
また、第1及び第2の板部材の切り欠きに第1及び第2の突起部をそれぞれ装着して、正規の位置に戻すよう第1及び第2の板部材を移動させるたけで、両者は嵌合するので、部材の数、工程数を減らすことができるという効果を有する。
また、連結部材の突起部の切り込みの向きをそれぞれ逆方向にして、第1及び第2の板部材の切り欠きと嵌合させているため、連結部材による第1及び第2の板部材とブレードラバーの一体的固定を強化することができるという効果を有する。
また、突起部と切り欠きを嵌合させて、切り込みの奥部(例えば係合面25A、25B)と切り欠きの縁部(例えば係合部17A、17B)とを係合させているので、両者は深く完全に嵌合することができ、連結部材による第1及び第2の板部材とブレードラバーの一体的固定の強度を高めることができるという効果を有する。
以下、添付図面を参照して、本発明の各実施態様を説明する。
図1には、本発明の実施形態のワイパーブレード1を示す。
ワイパーブレード1は、図示されないワイパーアーム及び駆動モータとともにワイパー装置の一部を構成するもので、図示されるように、連結部材3、ブレードラバー5、バーティブラ(すなわち、第1と第2の板部材)7A、7B、キャップ31を備えている。省略されているが、連結部材3はアームと連結するための構造を持っている。ここでは、バーティブラ7Aのみを示しているが、反対側の側部に、同様にバーティブラ7Bが設けられている。ワイパーブレード1は、連結部材3を介してワイパーアームに取り付けられ、駆動モータによるワイパーアームの駆動により、車輌のガラス面等の被払拭面上で動作し、ブレードラバー5によって被払拭面を払拭する。
図2には、ブレードラバー5を示す。ブレードラバー5は、ゴム製の長尺状の部材で、その下端部に、被払拭面を払拭するための払拭部11を備えている。また、ブレードラバー5の両側には、それぞれバーティブラ7A、7Bが装着されるための溝部13A、13Bが設けられいる。図2では、溝部13Aのみを示しているが、反対側の側部に、同様に溝部13Bが設けられている。
ブレードラバー5の長手方向両側には、ブレードラバー5の強度を高めるための補強部16、16’が設けられている。そして、補強部16、16’の間には、連結部材3が装着されるための取り付け部12が設けられている。ブレードラバー5の長手方向中心線は、14で示されている。取り付け部12に装着された連結部材3は、補強部16、16’により、長手方向両端を挟み込まれて、取り付け部12内に保持される。
図3、図4には、バーティブラ7A、7Bを示す。バーティブラ7A、7Bは、一対の長尺状の板部材であり、ブレードラバー5と略等しい長さを持ち、ブレードラバー5の両側に装着されることにより、ブレードラバー5と並列に配置される。バーティブラ7A、7Bは、ブレードラバー5にかかる荷重を、ブレードラバー5の全長にわたって均等に分配するためのもので、例えば、金属材料からなる。図3のようにバーティブラ7A、7Bの両端が揃って、ブレードラバー5に装着されている位置が、完成品におけるバーティブラ7A、7Bの位置であり、すなわち、正規の位置である。
バーティブラ7A、7Bには、長手方向中央付近にそれぞれ切り欠き15A、15Bが設けられている。切り欠き15A、15Bは、矩形状をしており、バーティブラ7Aと7Bの外側側辺に設けられている。切り欠き15A、15Bは、それぞれ連結部材の係合面(すなわち、切り込みの奥部)25A、25B(図5参照)と係合する係合部(すなわち、縁部)17A、17Bを有している。
ワイパーブレードの完成品においては、すなわち、正規の位置においては、図4で示すように、バーティブラ7Aの長手方向中心線22と、バーティブラ7Bの長手方向中心線26は一致しており、そして、これらはブレードラバー5の長手方向中心線14と一致している(図5参照)。切り欠き15A、15Bは、その長手方向中央線18、20が、バーティブラ7A、7Bの長手方向中央線22、26からそれぞれ逆方向に連結部材の突起部19A、19Bの切り込み24A、24Bの深さだけずれた位置に配置されるよう形成されている。このずれのため、切り欠き15A、15Bの長手方向中央線18、20をブレードラバー5の長手方向中央線14に揃えると、バーティブラ7A、7Bの端部は一端が突出した状態になる。
図5は、連結部材3と、ブレードラバー5に装着したバーティブラ7A、7Bを示している。連結部材3は断面がコの字形状をしており、省略されているが、内部には、アームと連結するための構造を有している。ワイパーラバーの取り付け部に装着される面の長手方向中央には、2つの略直方体形の突起部19A、19Bが対向して配置されている。
突起部19Aは、バーティブラ7Aの一部を挟み込む切り込み24Aを有しており、係合面(すなわち、切り込みの奥部)25Aは、該切り込み24Aの奥部に位置している。突起部19Bは、バーティブラ7Bの一部を挟み込む切り込み24Bがあり、係合面(すなわち、切り込みの奥部)25Bは、該切り込み24Aの奥部に位置している。切り込み24A、24Bは、いずれも連結部材3の長手方向を向いているが、その向きは互いに逆向きとなっている。つまり、連結部材3の突起部19A、19Bが、バーティブラ7A、7Bの切り欠き15A、15Bにそれぞれ装着されるので、連結部材3の突起部19A、19Bの切り込み24A、24Bの向きが、バーティブラ17A、17Bを移動させた位置(後述の装着位置)から正規の位置に戻す方向と反対方向を向くようになっている。
ワイパーラバー5に連結部材3を装着するときには、バーティブラ7A、7Bとブレードラバー5は、図5に示すように、バーティブラ7A、7Bの切り欠き15A、15Bの長手方向中心線18、20がブレードラバー5の長手方向中心線14と一致するような配置とされる。この位置を装着位置(すなわち、装着のための位置)とする。これにより、切り欠き15A、15Bは、ワイパーラバー5の取り付け部12に装着された連結部材3のスリット19A、19Bの位置に、ちょうど配置される。したがって、ワイパーラバー5の取り付け部12に連結部材3を装着したときには、突起部19A、19Bは、それぞれ切り欠き15A、15B内に正しく嵌合する。
切り欠き15A、15Bの長手方向中央線18、20をブレードラバーの長手方向中央線14に合わせると、バーティブラ7A、7Bは、それぞれ連結部材3の突起部19A、19Bの切り込み24A、24Bの深さだけ長手方向の逆向きに移動した状態になっている。そして、連結部材3の突起部19A、19Bの切り込みの向きは、バーティブラ17A、17Bを装着位置から元の位置に戻す方向と反対方向を向くようにそれぞれ配置されている。バーティブラ7A、7Bを正規の位置に戻すと、連結部材3の係合面25Aとバーティブラ7Aの係合部17A、及び連結部材3の係合面25Bとバーティブラ7Bの係合部17Bがそれぞれ接し合う。
次に、図6〜図11にしたがって、ワイパーブレード1の組み立て方法を説明していく。
図6は、ブレードラバー5の溝部13A、13Bに、バーティブラ7A、7Bを嵌め込んだ状態を示している。図7で示すように、バーティブラ7A、7Bは、切り欠き15A、15Bの長手方向中央線18、20がブレードラバー5の長手方向中心線14の位置で揃うように配置される。これにより、バーティブラ7A、7Bは、それぞれ連結部材3の突起部19A、19Bの切り込み24A、24Bの深さだけ長手方向逆の方向に移動した状態、すなわち、装着位置にある。そのため、それぞれ一端が突出した状態になっている。
図8は、図6で示した装着位置にあるバーティブラ7A、7Bとブレードラバー5に、連結部材3を装着した状態を示している。連結部材3の突起部19A、19Bが、バーティブラ7A、7Bの切り欠き15A、15Bにそれぞれ装着されている。
図9で、ブレードラバー5を省略し、バーティブラ7A、7Bと連結部材3の関係を示す。切り欠き15A、15Bの長手方向中央線18、20は、ブレードラバー5の長手方向中央線14で揃えているため、すなわち、装着位置にあるため、バーティブラ7A、7Bは、それぞれ連結部材3の突起部19A、19Bの切り込み24A、24Bの深さだけ長手方向逆の方向に移動した状態にあり、バーティブラ7A、7Bの端部は、それぞれ一端が突出した状態になっている。
図10は、完成形を示している。図8で示した、装着位置から、長手方向に沿って、正規の位置まで摺動させる。同様に、バーティブラ7Bを、長手方向に沿って、バーティブラAを正規の位置まで摺動させる。それにより、突起部19A、19Bの切り込み24A、24Bがバーティブラ7A、7Bの一部を挟み込む形になり、バーティブラ7A、7Bの係合部17A、17Bと連結部材3の係合面25A、25Bは、係合する。また、正規の位置に戻したため、バーティブラ7A、7Bの端部は揃っている。バーティブラ7A、7Bとブレードラバー5の一体的保持を強化するために、バーティブラ7A、7B、ブレードラバ5の端部に、キャップ31を嵌めることができる。連結部材3を省略し、バーティブラ7A、7Bの位置を分かりやすくしたのが、図11である。バーティブラの切り欠き15A、15Bは、正規の位置に戻っており、連結部材3の突起部19A、19Bに嵌り込んでおり、連結部材3は、バーティブラ7A、7Bとブレードラバー5を一体的に保持している。
以上のように、本実施形態のワイパーブレードでは、バーティブラ7A、7Bの切り欠き15A、15Bと連結部材3の突起部19A、19Bとを嵌め合うだけで、バーティブラ7A、7Bとブレードラバー5を一体的に保持し、固定することができ、連結ピン等の特別な部材を用いなくても、容易かつ堅固に行える。その為、部材の数が減小し、コストを軽減することができる。また、ワイパーブレードの組立を少ない工程で確実に行うことができるという効果を有する。
また、バーティブラ7A、7Bの切り欠きに15A、15Bを装着して、正規の位置に戻すようバーティブラ7A、7Bを移動させるたけで、両者は嵌合するので、部材の数、工程数を減らすことができる。
また、連結部材3の突起部19A、19Bの切り込み24A、24Bの向きをそれぞれ逆方向にして、バーティブラ7A、7Bの切り欠き15A、15Bと嵌合させているため、連結部材3によるバーティブラ7A、7Bとブレードラバー5の一体的固定を強化することができる。
また、突起部19A、19Bの係合面(すなわち、切り込みの奥部)25A、25Bと切り欠き15A、15Bの係合部(すなわち、縁部)17A、17Bとを係合させることにより、突起部19A、19Bと切り欠き15A、15Bを嵌合させているので、両者は深く完全に嵌合することができ、連結部材3のバーティブラ7A、7Bへの固定の強度を高めることができる。
本実施形態は、自動車のワイパーブレードのみならず、被払拭面を払拭する必要のある用途にも適用できる。
本発明の実施形態におけるワイパーブレードを示す斜視図である。 同じく、ブレードラバーを示す斜視図である。 同じく、バーティブラを示す斜視図である。 図3の切り欠き部分の拡大図である。 同じく、連結部材とブレードラバーに装着したバーティブラを示す斜視図である。 同じく、ブレードラバーに装着したバーティブラを示す斜視図である。 同じく、装着位置にあるバーティブラを示す斜視図である。 図6で示したバーティブラとブレードラバーに、連結部材を装着した状態を示す斜視図である。 図8からブレードラバーを省略した状態を示す斜視図である。 同じく、完成形のワイパーブレードを示す斜視図である。 図10から連結部材を省略した状態を示す斜視図である。 従来の連結部材を示分解斜視図である。 同じく、断面図である。
符号の説明
1 ワイパーブレード 3 連結部材
5 ブレードラバー 7A バーティブラ
7B バーティブラ 11 払拭部
12 取り付け部 13A 溝部
13B 溝部 14 長手方向中心線
15A 切り欠き 15B 切り欠き
16 補強部 16’ 補強部
17A 係合部 17B 係合部
18 長手方向中心線 19A 突起部
19B 突起部 20 長手方向中心線
22 長手方向中心線 24A 切り込み
24B 切り込み 25A 係合面
25B 係合面 26 長手方向中心線
31 キャップ

Claims (13)

  1. 被払拭面を払拭するブレードラバーと、
    前記ブレードラバーの両側に装着される第1と第2の板部材と、
    前記第1と第2の板部材と前記ブレードラバーを一体に保持する連結部材とを備えたワイパーブレードにおいて、
    前記連結部材は第1の切り込みを有する第1の突起部と第2の切り込みを有する第2の突起部とを有し、
    前記第1の板部材は前記第1の突起部が装着される第1の切り欠きを有し、前記第2の板部材は前記第2の突起部が装着される第2の切り欠きを有し、
    前記第1の切り欠きの縁部に前記第1の切り込みが、前記第2の切り欠きの縁部に前記第2の切り込みがそれぞれ嵌合することにより、前記連結部材が前記第1と第2の板部材に対して固定されるようにしたことを特徴とするワイパーブレード。
  2. 請求項1に記載のワイパーブレードにおいて、
    前記第1と第2の板部材は、それぞれ、前記第1と第2の突起部を前記第1と第2の切り欠きに装着するための装着位置と、完成状態のワイパーブレードを構成するための正規の位置とに配置することができ、
    前記第1と第2の板部材が前記装着位置にあるときには、前記第1と第2の切り欠きは、それぞれ前記第1と第2の突起部に対応する位置に配置され、
    前記第1と第2の突起部を前記第1と第2の切り欠きにそれぞれ装着して、前記第1と第2の板部材をそれぞれ前記装着位置から前記正規の位置に移動させることにより、前記第1と第2の切り欠きの縁部と前記第1と第2の突起部がそれぞれ嵌合するようにしたことを特徴とするワイパーブレード。
  3. 請求項1乃至2のうちのいずれか一項に記載のワイパーブレードにおいて、
    前記第1と第2の切り込みは、長手方向を向いており、前記第1と第2の切り込みが前記第1と第2の切り欠きの長手方向の縁部にそれぞれ嵌合することを特徴とするワイパーブレード。
  4. 請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載のワイパーブレードにおいて、
    前記第1と第2の切り欠きと前記第1と第2の突起部は、前記第1と第2の切り欠きの縁部と前記第1と第2の切り込みの奥部とがそれぞれ係合するまで嵌合することを特徴とするワイパーブレード。
  5. 請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載のワイパーブレードにおいて、
    前記第1と第2の切り欠きは、矩形であることを特徴とするワイパーブレード。
  6. 請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載のワイパーブレードにおいて、
    前記第1と第2の切り込みは、それぞれ長手方向の逆向きを向いており、
    前記第1と第2の切り欠きは、前記第1と第2の板部材の長手方向の中央部からそれぞれ長手方向逆向きにずれた位置にあることを特徴とするワイパーブレード。
  7. 請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載のワイパーブレードにおいて、
    前記第1と第2の切り欠きの大きさは、前記突起部第1と第2の大きさと等しいか、もしくはより大きいことを特徴とするワイパーブレード。
  8. 請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載のワイパーブレードにおいて、
    前記ワイパーブレードは、さらに、2つのキャップを備え、前記第1と第2の板部材の両端にそれぞれ前記キャップを嵌め込み、前記第1と第2の板部材と前記ブレードラバーの一体的保持を強化することを特徴とするワイパーブレード。
  9. 一対の板部材とブレードラバーを一体に保持する連結部材であって、
    前記連結部材は第1の切り込みを有する第1の突起部と第2の切り込みを有する第2の突起部とを有し、
    前記一対の板部材は第1の板部材と第2の板部材を含み、前記第1の板部材は前記第1の突起部が装着される第1の切り欠きを有し、前記第2の板部材は前記第2の突起部が装着される第2の切り欠きを有し、
    前記第1の切り欠きの縁部に前記第1の切り込みが、前記第2の切り欠きの縁部に前記第2の切り込みがそれぞれ嵌合することにより、前記連結部材が前記第1と第2の板部材に対して固定されるようにしたことを特徴とする連結部材。
  10. 請求項9に記載の連結部材において、
    前記第1と第2の板部材は、それぞれ、前記第1と第2の突起部を前記第1と第2の切り欠きに装着するための装着位置と、完成状態のワイパーブレードを構成するための正規の位置とに配置することができ、
    前記第1と第2の板部材が前記装着位置にあるときには、前記第1と第2の切り欠きは、それぞれ前記第1と第2の突起部に対応する位置に配置され、
    前記第1と第2の突起部を前記第1と第2の切り欠きにそれぞれ装着して、前記第1と第2の板部材をそれぞれ前記装着位置から前記正規の位置に移動させることにより、前記第1と第2の切り欠きの縁部と前記第1と第2の突起部がそれぞれ嵌合するようにしたことを特徴とする連結部材。
  11. 請求項9乃至10のうちのいずれか一項に記載の連結部材において、
    前記第1と第2の切り込みは、長手方向を向いており、前記第1と第2の切り込みが前記第1と第2の切り欠きの長手方向の縁部にそれぞれ嵌合することを特徴とする連結部材。
  12. 請求項9乃至11のうちのいずれか一項に記載の連結部材において、
    前記第1と第2の切り欠きと前記第1と第2の突起部の嵌合は、前記第1と第2の切り欠きの縁部と前記第1と第2の切り込みの奥部とがそれぞれ係合することによりなされることを特徴とする連結部材。
  13. 請求項9乃至12のうちのいずれか一項に記載のワイパーブレードにおいて、
    前記第1と第2の切り込みは、それぞれ長手方向の逆向きを向いていることを特徴とする連結部材。
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