JP2024090680A - ワイパブレード、及びクリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイパアームに対して意図せず外れてしまうことを抑制可能としたワイパブレードを提供すること。【解決手段】ワイパブレードは、上板部21と、上板部の幅方向の両側から下方に延びる側板部22と、側板部の下端から幅方向内側に延びる爪部23と、上板部に設けられた貫通孔24とを有するワイパアーム20に対して固定されるクリップ40と、ブレードラバーと、ブレードラバーに固定されるとともにクリップに対して回動可能に連結される連結部とを有したブレード本体とを備える。クリップは、上壁41と、上壁の幅方向両側から下方に延びる側壁42と、上壁から上方に突出するとともに貫通孔に嵌まる上下方向に弾性変形不能な嵌合突起43と、側壁の少なくとも一部に設けられ幅方向に弾性変形可能な可撓側壁44と、可撓側壁に設けられ爪部の上面が係合可能な係合部45とを有する。【選択図】図2

Description

本開示は、ワイパブレード、及びクリップに関するものである。
従来、ワイパブレードとしては、ワイパアームに対して固定されるクリップと、クリップに対して回動可能に連結されるブレード本体とを備えたものがある。特許文献1に開示されたワイパアームは、上板部に貫通孔が設けられている。そして、クリップの上壁には、上方に突出するとともに貫通孔に嵌まる嵌合突起が設けられている。嵌合突起は、上下方向に弾性変形可能とされている。クリップは、嵌合突起を押下することでワイパアームに対して着脱することが可能とされている。
国際公開(WO)2006/013152号
しかしながら、上記のようなワイパブレードでは、クリップの嵌合突起が上下方向に弾性変形可能であるため、ワイパアームに対してワイパブレードが意図せず外れてしまう虞があった。例えば、走行中の異物の衝突や洗車機による洗車等によって、嵌合突起に押下するような外力が加わっただけで貫通孔から嵌合突起が外れてしまう虞があった。また、例えば、嵌合突起が貫通孔に完全に嵌まっていない状態では、ワイパを駆動させた際にワイパアームに対してクリップが長手方向にずれることによりワイパブレードが外れてしまう虞があった。
本開示は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ワイパアームに対して意図せず外れてしまうことを抑制可能としたワイパブレード、及びクリップを提供することにある。
上記課題を解決するワイパブレード(30)は、上板部(21,71)と、前記上板部の幅方向の両側から下方に延びる側板部(22,72)と、前記側板部の下端から幅方向内側に延びる爪部(23,73)と、前記上板部に設けられた貫通孔(24,74)とを有するワイパアーム(20,70)に対して固定されるクリップ(40)と、ブレードラバー(61)と、前記ブレードラバーに固定されるとともに前記クリップに対して回動可能に連結される連結部(62)とを有したブレード本体(60)と、を備えたワイパブレード(30)であって、前記クリップは、上壁(41)と、前記上壁の幅方向両側から下方に延びる側壁(42)と、前記上壁から上方に突出するとともに前記貫通孔に嵌まる上下方向に弾性変形不能な嵌合突起(43)と、前記側壁の少なくとも一部に設けられ幅方向に弾性変形可能な可撓側壁(44)と、前記可撓側壁に設けられ前記爪部の上面が係合可能な係合部(45,53)と、を有する。
同構成によれば、上壁から上方に突出する嵌合突起がワイパアームの貫通孔に嵌まることによって、ワイパアームに対してクリップが長手方向にずれてしまうことが防止される。また、可撓側壁に設けられる係合部にワイパアームの爪部の上面が係合することによってワイパアームに対してクリップが上下方向にずれてしますことが防止される。また、可撓側壁は、幅方向に弾性変形可能であるため、弾性変形させることで可撓側壁の係合部を爪部の上面と非係合状態とすることができる。よって、可撓側壁を弾性変形させることでワイパアームに対してクリップを上下方向に着脱できる。
また、嵌合突起は、上下方向に弾性変形不能であるため、例えば、嵌合突起に押下するような外力が加わっただけでは、貫通孔から嵌合突起が外れてしまうことがない。また、例えば、可撓側壁が弾性変形した場合でも、ワイパアームが非ロックバック状態であってブレードラバーが払拭面に押し付けられている状態では、ワイパアームに対してクリップが上下方向にずれ難いため、貫通孔から嵌合突起が外れ難い。すなわち、ワイパアームのロックバック状態において、可撓側壁の弾性変形によって係合部が爪部の上面と非係合状態となった場合のみ貫通孔から嵌合突起が外れることになる。よって、ワイパアームに対してワイパブレードが意図せず外れてしまうことが抑制される。
上記課題を解決するクリップは、上板部と、前記上板部の幅方向の両側から下方に延びる側板部と、前記側板部の下端から幅方向内側に延びる爪部と、前記上板部に設けられた貫通孔とを有するワイパアームに対して固定されるとともに、ブレード本体の連結部と回動可能に連結されるクリップであって、上壁と、前記上壁の幅方向両側から下方に延びる側壁と、前記上壁から上方に突出するとともに前記貫通孔に嵌まる上下方向に弾性変形不能な嵌合突起と、前記側壁の少なくとも一部に設けられ幅方向に弾性変形可能な可撓側壁と、前記可撓側壁に設けられ前記爪部の上面が係合可能な係合部と、を有する。
同構成によれば、上記ワイパブレードと同様に、ワイパアームに対してクリップが意図せず外れてしまうことが抑制される。
一実施形態における車両用ワイパの一部斜視図である。 一実施形態におけるワイパアームとクリップの一部分解斜視図である。 一実施形態におけるワイパブレードの一部分解側面図である。 図3における4-4線に沿った断面図である。 図1における5-5線に沿った断面図である。 図3における6-6線に沿った断面図である。 一実施形態における可撓側壁と側板部の一部模式断面図である。 一実施形態におけるワイパブレードの一部側面図である。 一実施形態におけるワイパブレードの一部側面図である。 一実施形態におけるワイパアームとクリップの一部分解斜視図である。 一実施形態におけるワイパブレードの一部分解側面図である。 図11における12-12線に沿った断面図である。 図11における13-13線に沿った断面図である。 一実施形態における可撓側壁と側板部の一部模式断面図である。 一実施形態におけるクリップの一部斜視図である。 一実施形態におけるクリップの一部斜視図である。 一実施形態におけるクリップの一部斜視図である。
以下、ワイパブレードの一実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際と異なる場合がある。
(車両用ワイパ10の構成)
図1に示すように、車両用ワイパ10は、ワイパアーム20と、ワイパアーム20の先端部に連結されるワイパブレード30とを備える。車両用ワイパ10は、車両のフロントガラス等の払拭面に付着した雨滴等を払拭するためのものである。ワイパアーム20の基端部は、ワイパモータの駆動力にて往復回動される図示しないピボット軸に固定される。これにより、車両用ワイパ10は、ピボット軸の往復回動に伴って往復揺動運動を行う。なお、ワイパアーム20は、図示しないロックバック機構及び付勢機構を有し、非ロックバック状態では付勢機構によって先端部が払拭面の方向に付勢される。また、本実施形態では、非ロックバック状態において車両用ワイパ10から払拭面に近い方向を下方とするとともに、払拭面から離間する方向を上方として説明する。また、本実施形態では、車両用ワイパ10の長手方向に沿った方向を単に長手方向として説明し、上下方向と直交するとともに長手方向と直交する方向を単に幅方向として説明する。
(ワイパアーム20の構成)
図1から図4に示すように、ワイパアーム20は、先端部に、上板部21と、上板部21の幅方向の両側から下方に延びる側板部22とを有する。また、図2及び図6に示すように、ワイパアーム20は、側板部22の下端から幅方向内側に延びる爪部23と、上板部21に設けられた貫通孔24とを有する。なお、図4に示すように、このワイパアーム20の爪部23は、長手方向の先端側に設けられた先端側爪部23aと、長手方向の後端側に設けられた後端側爪部23bとを有する。先端側爪部23aは後端側爪部23bよりも幅方向内側に大きく突出している。また、貫通孔24は、貫通方向からみて四角形に形成されている。
(ワイパブレード30の構成)
図1に示すように、ワイパブレード30は、ワイパアーム20の先端部に対して固定されるクリップ40と、クリップ40に対して回動可能に連結されるブレード本体60とを備える。
ブレード本体60は、払拭面に接触される長尺状のブレードラバー61と、ブレードラバー61の長手方向の中央に設けられるとともにクリップ40に対して回動可能に連結される連結部62とを有する。なお、上記したブレードラバー61の長手方向の中央は、ブレードラバー61の長手方向の中心位置に限定されるものではない。連結部62は、ブレードラバー61の長手方向におけるどの部位に固定されていてもよい。また、ブレード本体60は、ブレードラバー61と連結部62以外の部分はどうようなタイプのものであってもよい。例えば、ブレード本体60は、複数のレバーが組み合わされてなるトーナメント式レバーを有するタイプのものであってもよい。また、例えば、ブレード本体60は、ブレードラバー61の上面に沿った板ばね状のバッキングとそれらを保持するケースとを有するタイプであってもよい。また、例えば、ブレード本体60は、上記ケースにおける幅方向の一方寄りに走行風を払拭面方向への力に変換するフィンが設けられているタイプであってもよい。
図2に示すように、クリップ40は、上壁41と、上壁41の幅方向両側から下方に延びる側壁42と、上壁41から上方に突出するとともに貫通孔24に嵌まる上下方向に弾性変形不能な嵌合突起43とを有する。また、クリップ40は、側壁42の一部に設けられ幅方向に弾性変形可能な可撓側壁44と、可撓側壁44に設けられ爪部23の上面が係合可能な係合部45とを有する。クリップ40は、樹脂成形品である。
図2及び図5に示すように、嵌合突起43は、ワイパアーム20の長手方向において貫通孔24の内壁面と押圧接触する可撓片43aを有する。可撓片43aは、嵌合突起43における一部に設けられている。可撓片43aは、上壁41からまず下方に延びた後、湾曲しつつ上壁41よりも上方に突出して嵌合突起43の一部を構成するとともに、ワイパアーム20の長手方向に撓むことが可能とされている。そして、可撓片43aは、嵌合突起43が貫通孔24に嵌まった状態で常に貫通孔24の内壁面と押圧接触するように設定されている。
可撓側壁44は、側壁42における長手方向の後端部に設けられている。可撓側壁44は、上壁41から下方に向かうほど幅が広くなるように傾斜した傾斜部46を有する。また、可撓側壁44は、傾斜部46の下端から下方に真っ直ぐ延びる可撓側壁基部47を有する。係合部45は、可撓側壁基部47の長手方向の中央における下面によって構成されている。係合部45には、爪部23における後端側爪部23bの上面が係合可能とされている。
また、図1及び図2に示すように、可撓側壁44は、ワイパアーム20に固定された状態で側板部22よりも下方に突出する操作部48を有する。操作部48は、可撓側壁基部47の下面における長手方向の中央部と隙間Sを有して設けられるとともに、可撓側壁基部47の下面における長手方向の両端部と接続されている。すなわち、操作部48は、可撓側壁基部47における長手方向の基端から下方に延びる第1延部48aと、可撓側壁基部47における長手方向の先端から下方に延びる第2延部48bと、第1延部48aと第2延部48bとを接続する接続部48cとを有する。また、第1延部48aと接続部48cとは、可撓側壁基部47よりも幅方向外側に突出している。可撓側壁44は、例えば、作業者が一対の操作部48を指で挟むことで幅方向内側に弾性変形される(図6及び図13の2点鎖線参照)。
図6に示すように、可撓側壁44は、ワイパアーム20に固定された状態で側板部22と押圧接触するように設定されている。詳述すると、図2に示すように、可撓側壁基部47は、長手方向の中央部に幅方向外側に僅かに突出する中央突出部47aと、長手方向の両端部に幅方向外側に僅かに突出する端部突出部47bとを有する。
そして、図7に示すように、可撓側壁44は、ワイパアーム20に固定された状態で、中央突出部47aと2つの端部突出部47bとの長手方向の3箇所で側板部22と局部的に押圧接触するように設定されている。
また、図2に示すように、側壁42における長手方向の中間部には、軸支持部49が設けられている。軸支持部49は、可撓側壁基部47よりも幅方向の内側に配置されている。これにより、図4に示すように、爪部23における先端側爪部23aが軸支持部49と接触しないように構成されている。軸支持部49は、下端から上方に向かって延びる軸支持溝49aを有する。
そして、図8及び図9に示すように、ブレード本体60の連結部62は、軸支持部49に回動可能に連結される。詳しくは、連結部62は、軸支持部49の軸支持溝49aに嵌まることで回動中心となる軸62aを有する。
また、連結部62は、クリップ40に対する回動角度が、ワイパアーム20の非ロックバック状態における払拭回動角度にあると、可撓側壁44の弾性変形を阻止する変形阻止部62bを有する。すなわち、変形阻止部62bは、ワイパアーム20の非ロックバック状態であってブレードラバー61が払拭面と接触している状態では、2つの可撓側壁44の間に入り込むことで、可撓側壁44が幅方向の内側に弾性変形することを阻止する(図8参照)。これにより、ワイパアーム20の非ロックバック状態では、ワイパアーム20からクリップ40が外れてしまうことが防止される。
また、図9に示すように、変形阻止部62bは、クリップ40に対する回動角度が、前述した払拭回動角度の範囲外である非払拭回動角度にあると、可撓側壁44の弾性変形を許容する。すなわち、変形阻止部62bは、ワイパアーム20のロックバック状態でワイパアーム20に対してブレード本体60が大きく傾けられた状態では、2つの可撓側壁44の間から外れることで、可撓側壁44が幅方向の内側に弾性変形することを許容する。これにより、ワイパアーム20のロックバック状態では、ワイパアーム20にクリップ40を着脱することが可能となる。
連結部62は、クリップ40に対する回動中心、すなわち軸62aを中心としてブレード本体60の長手方向の両方に対称な形状に形成されている。すなわち、連結部62は、軸62aを中心としてブレード本体60の長手方向の両方に変形阻止部62bを有している。これにより、ブレード本体60の長手方向のどちら向きにもクリップ40を連結することが可能となる。
また、図10に示すように、本実施形態のクリップ40は、上記したワイパアーム20よりも幅の大きいワイパアーム70に対しても固定可能とされている。すなわち、クリップ40は、上記したワイパアーム20に対応した第1状態と、ワイパアーム20よりも幅の大きいワイパアーム70に対応した第2状態に変形可能とされている。
(ワイパアーム70の構成)
図10から図13に示すように、ワイパアーム70は、先端部に、上板部71と、上板部71の幅方向の両側から下方に延びる側板部72とを有する。上板部71は、ワイパアーム20における上板部21よりも幅が大きく形成されている。また、図10及び図13に示すように、ワイパアーム70は、側板部72の下端から幅方向内側に延びる爪部73と、上板部71に設けられた貫通孔74とを有する。なお、図12に示すように、このワイパアーム70の爪部73は、幅方向の一方にのみ長手方向の先端側から幅方向内側に大きく突出する先端突出部73aを有する。また、貫通孔74は、ワイパアーム20の貫通孔24と同じ形状に形成されている。
(可撓側壁44の調整板50の構成)
可撓側壁44は、第2状態で可撓側壁基部47の幅方向外側に配置されることで可撓側壁44の幅方向外壁面を構成する調整板50を有する。なお、可撓側壁44は、第1状態では可撓側壁基部47が可撓側壁44の幅方向外壁面を構成する。
詳しくは、図2に示すように、クリップ40は、第1状態で調整板50を格納する格納部51を有する。格納部51は、傾斜部46の長手方向の中央部に設けられている。格納部51は、傾斜部46を貫通するように設けられることで調整板50を格納可能とされている。
調整板50は、格納部51の下端であって可撓側壁基部47の上端に薄肉のヒンジ部52を介して設けられている。調整板50は、長方形板状に形成され、その長辺と対応した部位がヒンジ部52に連結されている。そして、調整板50は、第1状態からヒンジ部52を中心として回動されることで可撓側壁基部47の幅方向外側に配置された第2状態(図10参照)とされる。
図13に示すように、第2状態のクリップ40において、ワイパアーム70の爪部73の上面が係合可能な係合部53は、調整板50の下面によって構成されている。なお、図12に示すように、爪部73における先端突出部73aは、軸支持部49が可撓側壁基部47よりも幅方向の内側に配置されていることで、軸支持部49と接触しないように配置される。
図10に示すように、調整板50は、可撓側壁基部47よりも長手方向の長さが短く形成されるとともに、長手方向の両端部に幅方向外側に突出する調整板突出部50aを有する。なお、可撓側壁基部47の端部突出部47bは、第2状態において調整板50が重ならない位置に配置されている。
そして、図14に示すように、第2状態での可撓側壁44は、中央突出部47aによって幅方向外側に撓められた調整板50の長手方向の中央部50bと2つの調整板突出部50aとの長手方向の3箇所で側板部72と局部的に押圧接触するように設定されている。
また、図15及び図16に示すように、クリップ40は、第1状態で調整板50の位置を保持する第1保持部54を有する。第1保持部54は、上壁41から突出形成されている。
また、図15及び図17に示すように、クリップ40は、第2状態で調整板50の位置を保持する第2保持部55を有する。第2保持部55は、係合部45に形成された凹部から突出形成されている。
調整板50は、ヒンジ部52が設けられる側とは反対側に被保持部50cを有する。被保持部50cは、第1状態において幅方向の外側にU字状に突出している。そして、第1保持部54は、第1状態で調整板50の被保持部50cに嵌まることで調整板50の位置を保持する。また、第2保持部55は、第2状態で調整板50の被保持部50cに嵌まることで調整板50の位置を保持する。
次に、上記のように構成されたワイパブレード30の作用について説明する。
ワイパアーム20,70のロックバック状態において、例えば、作業者が一対の操作部48を指で挟むことによって可撓側壁44を幅方向内側に弾性変形させることで、ワイパアーム20,70にクリップ40を着脱することができる。調整板50を第1保持部54に保持させることでクリップ40を幅の小さいワイパアーム20に固定することができる。また、調整板50を第2保持部55に保持させることでクリップ40を幅の大きいワイパアーム70に固定することができる。
次に、上記実施形態の効果を以下に記載する。
(1)上壁41から上方に突出する嵌合突起43がワイパアーム20,70の貫通孔24,74に嵌まることによって、ワイパアーム20,70に対してクリップ40が長手方向にずれてしまうことが防止される。また、可撓側壁44に設けられる係合部45,53にワイパアーム20,70の爪部23,73の上面が係合することによってワイパアーム20,70に対してクリップ40が上下方向にずれてしますことが防止される。また、可撓側壁44は、幅方向に弾性変形可能であるため、弾性変形させることで可撓側壁44の係合部45,53を爪部23,73の上面と非係合状態とすることができる。よって、可撓側壁44を弾性変形させることでワイパアーム20,70に対してクリップ40を上下方向に着脱できる。
また、嵌合突起43は、上下方向に弾性変形不能であるため、例えば、嵌合突起43に押下するような外力が加わっただけでは、貫通孔24,74から嵌合突起43が外れてしまうことがない。また、例えば、可撓側壁44が弾性変形した場合でも、ワイパアーム20,70が非ロックバック状態であってブレードラバー61が払拭面に押し付けられている状態では、ワイパアーム20,70に対してクリップ40が上下方向にずれ難い。よって、貫通孔24,74から嵌合突起43が外れ難い。すなわち、ワイパアーム20,70のロックバック状態において、可撓側壁44の弾性変形によって係合部45,53が爪部23,73の上面と非係合状態となった場合のみ貫通孔24,74から嵌合突起43が外れることになる。よって、ワイパアーム20,70に対してワイパブレード30が意図せず外れてしまうことが抑制される。
(2)可撓側壁44は、ワイパアーム20,70に固定された状態で側板部22,72よりも下方に突出する操作部48を有するため、作業者は、治具等を用いなくても、操作部48を指で挟むことで可撓側壁44を容易に弾性変形させることができる。よって、ワイパアーム20,70に対してクリップ40を容易に着脱できる。
(3)可撓側壁44は、下方に向かうほど幅が広くなるように傾斜した傾斜部46を有する。よって、例えば、取り付け時にクリップ40とワイパアーム20とを上下方向に相対移動させるだけで、ワイパアーム20によって可撓側壁44を弾性変形させることが可能となる。よって、ワイパアーム20に対してクリップ40を容易に取り付けることができる。
(4)連結部62は、クリップ40に対する回動角度が、ワイパアーム20,70の非ロックバック状態における払拭回動角度にあると、可撓側壁44の弾性変形を阻止する変形阻止部62bを有する。よって、非ロックバック状態では、係合部45,53が爪部23,73の上面と非係合状態となることがないため、クリップ40がワイパアーム20,70から外れることがない。
また、変形阻止部62bは、払拭回動角度の範囲外である非払拭回動角度にあると、可撓側壁44の弾性変形を許容する。よって、ワイパアーム20,70のロックバック状態では、可撓側壁44を弾性変形させることでワイパアーム20,70に対してクリップ40を着脱できる。
(5)嵌合突起43は、ワイパアーム20,70の長手方向において貫通孔24,74の内壁面と押圧接触する可撓片43aを有するため、例えば、ワイパアーム20,70に対するクリップ40の長手方向のがたつきが抑制される。
(6)可撓側壁44は、側板部22,72と押圧接触するように設定されているため、例えば、ワイパアーム20,70に対するクリップ40の幅方向のがたつきが抑制される。本実施形態では、可撓側壁44は、第1状態及び第2状態のそれぞれにおいて側板部22,72と押圧接触するように設定されているため、それぞれの状態において、例えば、ワイパアーム20,70に対するクリップ40の幅方向のがたつきが抑制される。
(7)連結部62は、クリップ40に対する回動中心を中心としてブレード本体60の長手方向の両方に対称な形状に形成されているため、ブレード本体60の長手方向のどちら向きにもクリップ40を連結することができる。よって、例えば、ブレード本体60の幅方向の一方寄りに走行風を払拭面方向への力に変換するフィンが設けられている場合等、車両に対してブレード本体60の取り付け向きが決まっているものであっても対応することができる。すなわち、右ハンドルや左ハンドルの車両に対応することが可能となる。
(8)可撓側壁44は、第1状態で可撓側壁44の幅方向外壁面を構成する可撓側壁基部47と、第2状態で可撓側壁基部47の幅方向外側に配置されることで可撓側壁44の幅方向外壁面を構成する調整板50とを有する。よって、クリップ40を幅の異なる2種類のワイパアーム20,70に固定することができる。
(9)クリップ40は、第1状態で調整板50を格納する格納部51を有するため、例えば、第1状態でワイパアーム20に固定する際に調整板50を切り取るといった必要がない。これにより、例えば、クリップ40を幅の小さいワイパアーム20に固定した後に、幅の大きいワイパアーム70に固定し直すといった再利用が可能となる。
(10)クリップ40は、第1状態で調整板50の位置を保持する第1保持部54を有するため、例えば、第1状態で調整板50の位置が定まらないことによる組み付け性の悪さを回避することができる。
(11)クリップ40は、第2状態で調整板50の位置を保持する第2保持部55を有するため、例えば、第2状態で調整板50の位置が定まらないことによる組み付け性の悪さを回避することができる。
(12)第1状態では、中央突出部47aと2つの端部突出部47bとが、側板部22と押圧接触するように設定されるため、可撓側壁44は、長手方向の3箇所で側板部22と局部的に押圧接触する。また、第2状態では、中央突出部47aによって幅方向外側に撓められた調整板50の長手方向の中央部50bと2つの調整板突出部50aとが、側板部72と押圧接触するように設定される。
よって、可撓側壁44は、それぞれの状態で、長手方向の3箇所で側板部72と局部的に押圧接触する。よって、それぞれの状態において、例えば、ワイパアーム20,70に対するクリップ40の幅方向のがたつきが良好に抑制される。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、可撓側壁44は、ワイパアーム20,70に固定された状態で側板部22,72よりも下方に突出する操作部48を有するとしたが、これに限定されず、例えば、操作部48を有していなくてもよい。なお、このような場合、作業者は、治具等を用いて可撓側壁44を弾性変形させてもよい。また、上記実施形態の操作部48の形状は、他の形状に変更してもよい。
・上記実施形態では、可撓側壁44は、下方に向かうほど幅が広くなるように傾斜した傾斜部46を有するとしたが、これに限定されず、例えば、傾斜部46を有していなくてもよい。
・上記実施形態では、連結部62は、可撓側壁44の弾性変形を阻止する変形阻止部62bを有するとしたが、これに限定されず、例えば、変形阻止部62bを有していなくてもよい。
・上記実施形態では、嵌合突起43は、ワイパアーム20,70の長手方向において貫通孔24,74の内壁面と押圧接触する可撓片43aを有するとしたが、これに限定されず、可撓片43aを有していなくてもよい。
なお、可撓片43aを有していない嵌合突起としても、嵌合突起は上下方向に弾性変形不能な構成であるため、嵌合突起と貫通孔24,74の内壁面との隙間を小さく設定できる。よって、ワイパアーム20,70に対するクリップ40の長手方向のがたつきを小さくできる。
・上記実施形態では、可撓側壁44は、側板部22,72と押圧接触するように設定されているとしたが、これに限定されない。例えば、一対の可撓側壁44の幅方向外壁面同士の幅と、一対の側板部22,72の幅方向内壁面同士の幅とが同じに設定されていてもよい。また、例えば、一対の可撓側壁44の幅方向外壁面同士の幅が、一対の側板部22,72の幅方向内壁面同士の幅よりも僅かに小さく設定されていてもよい。
・上記実施形態では、連結部62は、クリップ40に対する回動中心を中心としてブレード本体60の長手方向の両方に対称な形状に形成されているとしたが、これに限定されない。例えば、連結部62は、一方の変形阻止部62bのみ有する構成としてもよい。
・上記実施形態では、可撓側壁44は、可撓側壁基部47と調整板50とを有し、第1状態と第2状態とに変形可能な構成としたが、これに限定されず、例えば、調整板50を有していなくてもよい。すなわち、1種類のワイパアーム20にのみ固定可能なクリップ40としてもよい。
・上記実施形態では、クリップ40は、第1状態で調整板50を格納する格納部51を有するとしたが、これに限定されず、例えば、格納部51を有していなくてもよい。なお、格納部51を有していない場合、例えば、ワイパアーム20に固定する際に、調整板50を切り取ってもよい。
・上記実施形態では、クリップ40は、第1状態で調整板50の位置を保持する第1保持部54を有するとしたが、これに限定されず、第1保持部54を有していなくてもよい。
・上記実施形態では、クリップ40は、第2状態で調整板50の位置を保持する第2保持部55を有するとしたが、これに限定されず、第2保持部55を有していなくてもよい。
・上記実施形態では、第1状態では、中央突出部47aと、2つの端部突出部47bとが、側板部22と押圧接触するように設定されるとしたが、これに限定されない。例えば、可撓側壁44は、2箇所や4箇所以上の部位で側板部22と局部的に押圧接触するように設定してもよい。また、可撓側壁44は、1つの面で側板部22と押圧接触するように設定してもよい。
・上記実施形態では、第2状態では、中央突出部47aによって幅方向外側に撓められた調整板50の長手方向の中央部50bと、2つの調整板突出部50aとが、側板部72と押圧接触するように設定されるとしたが、これに限定されない。例えば、可撓側壁44は、2箇所や4箇所以上の部位で側板部72と局部的に押圧接触するように設定してもよい。また、可撓側壁44は、1つの面で側板部72と押圧接触するように設定してもよい。
・上記実施形態では、可撓側壁44は、クリップ40の側壁42における長手方向の後端部に設けられているとしたが、これに限定されず、例えば、クリップ40の側壁42における長手方向の先端部や中央部に設けられていてもよい。
・上記実施形態では、可撓側壁44は、クリップ40の幅方向に一対設けられる構成としたが、これに限定されず、例えば、クリップ40の幅方向の一方のみが幅方向に弾性変形可能な可撓側壁であってもよい。
・上記実施形態では、軸支持部49が軸支持溝49aを有し、連結部62が軸支持溝49aに嵌まる軸62aを有するとしたが、これに限定されず、例えば、軸支持部49が軸を有し、連結部62が軸支持溝を有する構成としてもよい。
本発明の特徴を以下の通り示す。
[1]上板部(21,71)と、前記上板部の幅方向の両側から下方に延びる側板部(22,72)と、前記側板部の下端から幅方向内側に延びる爪部(23,73)と、前記上板部に設けられた貫通孔(24,74)とを有するワイパアーム(20,70)に対して固定されるクリップ(40)と、ブレードラバー(61)と、前記ブレードラバーに固定されるとともに前記クリップに対して回動可能に連結される連結部(62)とを有したブレード本体(60)と、を備えたワイパブレード(30)であって、前記クリップは、上壁(41)と、前記上壁の幅方向両側から下方に延びる側壁(42)と、前記上壁から上方に突出するとともに前記貫通孔に嵌まる上下方向に弾性変形不能な嵌合突起(43)と、前記側壁の少なくとも一部に設けられ幅方向に弾性変形可能な可撓側壁(44)と、前記可撓側壁に設けられ前記爪部の上面が係合可能な係合部(45,53)と、を有する、ワイパブレード。
[2]前記可撓側壁は、前記側板部よりも下方に突出する操作部(48)を有する、[1]に記載のワイパブレード。
[3]前記可撓側壁は、下方に向かうほど幅が広くなるように傾斜した傾斜部(46)を有する、[1]または[2]に記載のワイパブレード。
[4]前記連結部は、前記クリップに対する回動角度が、前記ワイパアームの非ロックバック状態における払拭回動角度にあると、前記可撓側壁の弾性変形を阻止し、前記払拭回動角度の範囲外である非払拭回動角度にあると、前記可撓側壁の弾性変形を許容する変形阻止部(62b)を有する、[1]から[3]のいずれか1つに記載のワイパブレード。
[5]前記嵌合突起は、前記ワイパアームの長手方向において前記貫通孔の内壁面と押圧接触する可撓片(43a)を有する、[1]から[4]のいずれか1つに記載のワイパブレード。
[6]前記可撓側壁は、前記側板部と押圧接触するように設定されている、[1]から[5]のいずれか1つに記載のワイパブレード。
[7]前記連結部は、前記クリップに対する回動中心を中心として前記ブレード本体の長手方向の両方に対称な形状に形成されている、[1]から[6]のいずれか1つに記載のワイパブレード。
[8]前記可撓側壁は、第1状態で前記可撓側壁の幅方向外壁面を構成する可撓側壁基部(47)と、第2状態で前記可撓側壁基部の幅方向外側に配置されることで前記可撓側壁の幅方向外壁面を構成する調整板(50)とを有する、[1]から[7]のいずれか1つに記載のワイパブレード。
[9]前記クリップは、前記第1状態で前記調整板を格納する格納部(51)を有する、[8]に記載のワイパブレード。
[10]前記クリップは、前記第1状態で前記調整板の位置を保持する第1保持部(54)を有する、[9]に記載のワイパブレード。
[11]前記クリップは、前記第2状態で前記調整板の位置を保持する第2保持部(55)を有する、[8]から[10]のいずれか1つに記載のワイパブレード。
[12]前記可撓側壁は、前記第1状態及び前記第2状態のそれぞれにおいて前記側板部と押圧接触するように設定されている、[8]から[11]のいずれか1つに記載のワイパブレード。
[13]前記調整板は、前記可撓側壁基部よりも長手方向の長さが短く形成されるとともに、長手方向の両端部に幅方向外側に突出する調整板突出部(50a)を有し、前記可撓側壁基部は、前記調整板の長手方向の中央部と対応した位置に幅方向外側に突出する中央突出部(47a)と、前記調整板が重ならない長手方向の両端部に幅方向外側に突出する端部突出部(47b)とを有し、前記第1状態では、前記中央突出部と2つの前記端部突出部とが、前記側板部(22)と押圧接触するように設定され、前記第2状態では、前記中央突出部によって幅方向外側に撓められた前記調整板の長手方向の中央部(50b)と2つの前記調整板突出部とが、前記側板部(72)と押圧接触するように設定されている、[12]に記載のワイパブレード。
[14]上板部と、前記上板部の幅方向の両側から下方に延びる側板部と、前記側板部の下端から幅方向内側に延びる爪部と、前記上板部に設けられた貫通孔とを有するワイパアームに対して固定されるとともに、ブレード本体の連結部と回動可能に連結されるクリップであって、上壁と、前記上壁の幅方向両側から下方に延びる側壁と、前記上壁から上方に突出するとともに前記貫通孔に嵌まる上下方向に弾性変形不能な嵌合突起と、前記側壁の少なくとも一部に設けられ幅方向に弾性変形可能な可撓側壁と、前記可撓側壁に設けられ前記爪部の上面が係合可能な係合部と、を有する、クリップ。
20,70…ワイパアーム、21,71…上板部、22,72…側板部、23,73…爪部、24,74…貫通孔、30…ワイパブレード、40…クリップ、41…上壁、42…側壁、43…嵌合突起、43a…可撓片、44…可撓側壁、45,53…係合部、46…傾斜部、47…可撓側壁基部、47a…中央突出部、47b…端部突出部、48…操作部、50…調整板、50a…調整板突出部、50b…中央部、51…格納部、54…第1保持部、55…第2保持部、60…ブレード本体、61…ブレードラバー、62…連結部、62b…変形阻止部。

Claims (14)

  1. 上板部(21,71)と、前記上板部の幅方向の両側から下方に延びる側板部(22,72)と、前記側板部の下端から幅方向内側に延びる爪部(23,73)と、前記上板部に設けられた貫通孔(24,74)とを有するワイパアーム(20,70)に対して固定されるクリップ(40)と、
    ブレードラバー(61)と、前記ブレードラバーに固定されるとともに前記クリップに対して回動可能に連結される連結部(62)とを有したブレード本体(60)と、
    を備えたワイパブレード(30)であって、
    前記クリップは、
    上壁(41)と、前記上壁の幅方向両側から下方に延びる側壁(42)と、前記上壁から上方に突出するとともに前記貫通孔に嵌まる上下方向に弾性変形不能な嵌合突起(43)と、前記側壁の少なくとも一部に設けられ幅方向に弾性変形可能な可撓側壁(44)と、前記可撓側壁に設けられ前記爪部の上面が係合可能な係合部(45,53)と、を有する、
    ワイパブレード。
  2. 前記可撓側壁は、前記側板部よりも下方に突出する操作部(48)を有する、
    請求項1に記載のワイパブレード。
  3. 前記可撓側壁は、下方に向かうほど幅が広くなるように傾斜した傾斜部(46)を有する、
    請求項1に記載のワイパブレード。
  4. 前記連結部は、前記クリップに対する回動角度が、前記ワイパアームの非ロックバック状態における払拭回動角度にあると、前記可撓側壁の弾性変形を阻止し、前記払拭回動角度の範囲外である非払拭回動角度にあると、前記可撓側壁の弾性変形を許容する変形阻止部(62b)を有する、
    請求項1に記載のワイパブレード。
  5. 前記嵌合突起は、前記ワイパアームの長手方向において前記貫通孔の内壁面と押圧接触する可撓片(43a)を有する、
    請求項1に記載のワイパブレード。
  6. 前記可撓側壁は、前記側板部と押圧接触するように設定されている、
    請求項1に記載のワイパブレード。
  7. 前記連結部は、前記クリップに対する回動中心を中心として前記ブレード本体の長手方向の両方に対称な形状に形成されている、
    請求項1に記載のワイパブレード。
  8. 前記可撓側壁は、第1状態で前記可撓側壁の幅方向外壁面を構成する可撓側壁基部(47)と、第2状態で前記可撓側壁基部の幅方向外側に配置されることで前記可撓側壁の幅方向外壁面を構成する調整板(50)とを有する、
    請求項1に記載のワイパブレード。
  9. 前記クリップは、前記第1状態で前記調整板を格納する格納部(51)を有する、
    請求項8に記載のワイパブレード。
  10. 前記クリップは、前記第1状態で前記調整板の位置を保持する第1保持部(54)を有する、
    請求項9に記載のワイパブレード。
  11. 前記クリップは、前記第2状態で前記調整板の位置を保持する第2保持部(55)を有する、
    請求項8に記載のワイパブレード。
  12. 前記可撓側壁は、前記第1状態及び前記第2状態のそれぞれにおいて前記側板部と押圧接触するように設定されている、
    請求項8に記載のワイパブレード。
  13. 前記調整板は、前記可撓側壁基部よりも長手方向の長さが短く形成されるとともに、長手方向の両端部に幅方向外側に突出する調整板突出部(50a)を有し、
    前記可撓側壁基部は、前記調整板の長手方向の中央部と対応した位置に幅方向外側に突出する中央突出部(47a)と、前記調整板が重ならない長手方向の両端部に幅方向外側に突出する端部突出部(47b)とを有し、
    前記第1状態では、前記中央突出部と2つの前記端部突出部とが、前記側板部(22)と押圧接触するように設定され、
    前記第2状態では、前記中央突出部によって幅方向外側に撓められた前記調整板の長手方向の中央部(50b)と2つの前記調整板突出部とが、前記側板部(72)と押圧接触するように設定されている、
    請求項12に記載のワイパブレード。
  14. 上板部と、前記上板部の幅方向の両側から下方に延びる側板部と、前記側板部の下端から幅方向内側に延びる爪部と、前記上板部に設けられた貫通孔とを有するワイパアームに対して固定されるとともに、ブレード本体の連結部と回動可能に連結されるクリップであって、
    上壁と、前記上壁の幅方向両側から下方に延びる側壁と、前記上壁から上方に突出するとともに前記貫通孔に嵌まる上下方向に弾性変形不能な嵌合突起と、前記側壁の少なくとも一部に設けられ幅方向に弾性変形可能な可撓側壁と、前記可撓側壁に設けられ前記爪部の上面が係合可能な係合部と、を有する、
    クリップ。
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