JP4837944B2 - フロントガラス用ワイパ装置 - Google Patents

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本発明は、第1回動軸回りで回動自在である方式で保持具に装着された少なくとも一つの連結拘束具を備えたフロントガラス用ワイパ装置であって、前記保持具も前記連結拘束具も、相互接続位置において、実質上U字形の横断面を持ち、一端近くの第2回動軸回りで回動自在に前記保持具に装着された揺動アームをさらに備え、前記保持具は、前記第2回動軸位置において横断軸を備えた、フロントガラス用ワイパ装置に関する。
この型式のフロントガラス用ワイパ装置は、良く知られており、そのワイパブレードがフロントガラスの全長に沿ってフロントガラスに接触するのを確保するために、多数の連結拘束具(ヨーク)が具備されている。これにより、各連結拘束具は、保持具(キャリア)の端をその中心部として回動する。この保持具は、また連結拘束具になっても良い。通常、前記保持具と前記連結拘束具は、金属製である。そして、しばしば「スペーサ」と呼ばれる樹脂部品が前記保持具と前記連結拘束具との接続位置に配設される。前記樹脂部品は、それに関連付けられている保持具に対して固定されている。揺動アームは、保持具の軸を繋止するフック形の端部を有する。
このような公知のフロントガラス用ワイパ装置の欠点は、揺動アームと保持具との接続部で実際に発生する大きい力により、前記接続部の信頼性が、時の経過とともに揺動アームと保持具との間の遊び(がた)が生じて、失われるように思えることである。実際問題として、このような遊びにより、これらの部品の間の摩擦接触が起こり、それゆえ磨耗が生じることが判明した。
本発明の目的は、上述の先行技術の欠点に打ち勝つこと、特に、保持具と揺動アームがシンプルではあるが耐久性があり剛性のある方式で相互接続されているフロントガラス用ワイパ装置を提供することである。
この目的を達成するために、頭書に記載した型のフロントガラス用ワイパ装置は、前記揺動アームと前記保持具が、継ぎ手部品の介在で相互接続され、前記継ぎ手部品が、前記揺動アームに設置された同一形状をした孔と係合する少なくとも一つの弾性舌部を備えることを特徴づけられている。これにより、効果的に操作され信頼性のある継ぎ手が、非常に高い耐摩耗性を持ち、部品点数を最少化することが実現可能となる。
本発明に係るフロントガラス用ワイパ装置の一好適実施例において、前記揺動アームは、前記継ぎ手部品との接続位置において少なくとも実質上U字形の横断面を持ち、前記孔は、U字形の横断面のベースに設置されている。
本発明に係るフロントガラス用ワイパ装置の別な好適実施例において、前記継ぎ手部品は、外方へ伸びる少なくとも二つの側面の弾性舌部を備え、前記揺動アームは、前記継ぎ手部品との接続位置において、少なくとも実質上U字形の横断面を持ち、各舌部は、前記U字形横断面の脚部に設置された同一形状の孔に係合される。
本発明に係るフロントガラス用ワイパ装置の別な好適実施例において、前記孔は、閉じられた周を持つ。このような閉じられた孔は、全方向において特に水平方向および垂直方向の両方向において保持具上で揺動アームを保持する機能を高める。
本発明に係るフロントガラス用ワイパ装置の別な好適実施例において、前記揺動アームは、前記継ぎ手部品との接続位置において、少なくとも実質上U字形の横断面を持ち、前記U字形横断面の各脚部は、二つの互いに向きが異なっている継ぎ手部品の長手側面の周りで係合するクランプ部材を備える。これらのクランプ部材は、揺動アームを保持具上に保持する機能を垂直方向でさらに高めるように、U字形横断面の内側に曲げられた端部として形成されている。該垂直方向とは、揺動アーム2の長手方向に垂直な方向をいう。
本発明に係るフロントガラス用ワイパ装置の別な好適実施例において、前記軸は、前記継ぎ手部品に回動自在に係合している。特に、前記軸は、前記継ぎ手部品内にある、同一形状の少なくとも一つの凹部に回動自在に係合することが可能である。
本発明に係るフロントガラス用ワイパ装置の別な好適実施例において、前記軸は、前記凹部にスナップ留めが可能である。
本発明に係るフロントガラス用ワイパ装置の別な好適実施例において、前記軸は、前記揺動アームの、前記揺動アームに対し実質上垂直な位置から、前記軸が前記凹部の挿入用開口を通過可能であり、前記揺動アームの、前記揺動アームに対し少なくとも実質上平行な位置から、前記凹部の位置にロックされるような形状寸法にされている。その装着位置において、前記軸は、凹部の挿入用開口内へ自由に挿入可能であり、続いて、前記凹部内へ装着される。一方、操作位置において前記軸は、前記凹部の定位置にロックされる。その結果、前記軸は、前記凹部から外へ挿入用開口を経由して外れることができなくなる。
本発明に係るフロントガラス用ワイパ装置の別な好適実施例において、前記軸は、前記保持具の長手側面上にそれぞれ内側に伸びる二つの突起により形成されている。好ましくは、前記突起は、円筒形であり、二つの円筒形ベアリング面を形成している。ベアリング面の役割を果たす二つの突起は間隔を置いて配置され、その結果前記ベアリング面に生じる力は比較的小さくなる。
本発明に係るフロントガラス用ワイパ装置の別な好適実施例において、前記軸は、前記保持具の一方の長手側から他方の長手側へ伸びるピンにより形成されている。
本発明に係るフロントガラス用ワイパ装置の別な好適実施例において、前記継ぎ手部品は、樹脂から製造されている。この樹脂は、弾力性をいくらか持つ合成材料を含んでいる。
図1Aは、回動軸3の位置で揺動アーム2に回動自在に装着可能な第1連結拘束具を具備したフロントガラス用ワイパ装置の斜視図を示す。第1連結拘束具は、二つの第2連結拘束具4の保持具としての役割も果たす。この第2連結拘束具4は、四つの第3連結拘束具5の保持具としての役割を果たす。全ての連結拘束具は、それぞれの保持具において回動自在に装着されている。その結果、回動軸3の位置で発生する力は、多かれ少なかれ第3連結拘束具5の端部で、平均して分配され、第3連結拘束具5の端にぴったりと装着可能なワイパー用ゴム部材6に伝達可能になる。
図1Bに示すように、第1連結拘束具1には、回動軸3の位置に、横断ピン7の形状の軸が備えられている。横断ピン7は、一方の第1連結拘束具1の長手側8から他方の長手側9へ伸びている。継ぎ手部品10が、同一形状の凹部11に回動自在に装着される方式で、ピン7の表面にスナップ留め(クリップ留め)される。凹部11は、継ぎ手部品10の一部12の下部を伸びている(図2、図3)。
図2、3、4、5、6に示すように、揺動アーム2は、継ぎ手部品10との接続位置でU字形横断面を持っている。その結果、継ぎ手部品10の弾性舌部13は、U字形横断面のベース15に設置された同一形状の孔14に係合する。揺動アーム2を第1連結拘束具の継ぎ手部品10に装着する時、弾性舌部13は、最初、スプリング力に対抗して押され、その後孔14の中へ押し返される。こうして弾性舌部13を孔14の中へ挿入して留めるスナップ留め、すなわち、クリップ留めがなされる。これがいわゆるバヨネット接続である。
U字形横断面のそれぞれの脚部16は、継ぎ手部品10の二つの互いに向きが異なっている長手側面の周りで係合するクランプ部材と成っている。図6に示すように、これらのクランプ部材は、揺動アーム2を第1連結拘束具の継ぎ手部品10に保持する機能を垂直方向でさらに高めるように、U字形横断面の脚部16に一体化された内側に曲げ端部17として形成されている。該垂直方向とは、揺動アーム2の長手方向に垂直な方向をいう。曲げ端部17は、継ぎ手部品10の長手側の小さな溝18の中に留まる。曲げ端部17の位置で、揺動アーム2は多かれ少なかれC字形横断面を持つ。揺動アーム2は、揺動アーム2を長手方向へ移動させることにより、継ぎ手部品10にクリップ留めされる。
本発明は、図面に示される実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内の他の実施形態にまで外延されるものである。例えば、弾性舌部13が側面外方にも伸びることが可能で、その結果U字形横断面の脚部16に設置された同一形状の孔14に係合することを、当業者は、理解できよう。
本発明に係るフロントガラス用ワイパ装置の一好適実施例の斜視図である。 図1aのフロントガラス用ワイパ装置の上面図である。 図1aのフロントガラス用ワイパ装置で使用される斜視図である。 図1aのフロントガラス用ワイパ装置で使用される斜視図である。 図1aのフロントガラス用ワイパ装置で使用される斜視図である。 図1aおよび1bのフロントガラス用ワイパ装置で使用される揺動アームの一部を上から見た斜視図である。 図5の揺動アームの端部の斜視図である。

Claims (6)

  1. 第1回動軸回りで回動自在である方式で保持具(1)に装着された少なくとも一つの連結拘束具を備えたフロントガラス用ワイパ装置であって、
    前記保持具も前記連結拘束具も、相互接続位置において、実質上U字形の横断面を持ち、
    2回動軸(3)回りで回動自在に前記保持具(1)に装着された揺動アーム(2)をさらに備え、
    前記保持具(1)は、2回動軸位置において横断軸(7)を備え、
    前記揺動アーム(2)と前記保持具(1)は、継ぎ手部品(10)の介在で相互接続され、
    前記継ぎ手部品(10)は、前記揺動アーム(2)に設置された同一形状をした孔(14)と係合する第1弾性舌部(13)を備え
    前記横断軸(7)は、前記継ぎ手部品の下方に延びる部分にある、同一形状の少なくとも一つの凹部(11)に回動自在にスナップ留めされ、
    前記揺動アーム(2)は、前記継ぎ手部品との接続位置において少なくとも実質上U字形の横断面を持ち、
    前記孔(14)は、U字形の横断面のベース(15)に設置されており、
    前記継ぎ手部品は、外方へ伸びる二つの側面にある第2弾性舌部(18)を備え、
    各第2弾性舌部(18)は、前記U字形横断面の脚部(16)に設置された同一形状の孔に係合され、
    前記揺動アームの前記U字形横断面の各脚部は、二つの互いに向きが異なっている継ぎ手部品の長手側面の周りで係合するクランプ部材(17)を備えることを特徴とする、フロントガラス用ワイパ装置。
  2. 前記孔は、閉じられた周を持つことを特徴とする、請求項に記載のフロントガラス用ワイパ装置。
  3. 前記横断(7)は、前記揺動アームの、前記揺動アームに対し実質上垂直な位置から、前記軸が前記凹部の挿入用開口を通過可能であり、
    前記揺動アームの、前記揺動アームに対し少なくとも実質上平行な位置から、前記凹部の位置にロックされるような形状寸法にされていることを特徴とする、請求項1または2に記載のフロントガラス用ワイパ装置。
  4. 前記横断(7)は、前記保持具の長手側の面上にそれぞれ内側または外側に伸びる二つの突起により形成されていることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載のフロントガラス用ワイパ装置。
  5. 前記横断(7)は、前記保持具の一方の長手側から他方の長手側へ伸びるピンにより形成されていることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載のフロントガラス用ワイパ装置。
  6. 前記継ぎ手部品は、樹脂から製造されていることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載のフロントガラス用ワイパ装置。
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