JP2005022131A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収部材に吸収された液体による汚染を可能な限り少なくすることができる液体噴射装置を提供する。
【解決手段】ノズル開口11から液滴を噴射させる液体噴射ヘッド10と、上記液滴のうち目的物Pからそれた液滴を吸収する吸収部材7とが組をなしているとともに、目的物Pとノズル開口11との所定の相対位置を設定する支持部材4が設けられている液体噴射装置であって、吸収部材7が支持部材4と組をなした状態で支持部材4の下側に配置され、支持部材4の下側には吸収部材7を交換可能に収容する収容部36が設けられている。このような構成により、吸収部材7の表面に液体の残留固形物が堆積したり、吸収部材7の吸収能力が限界に近づいたときに、収容部36から吸収部材7を取り出して、新品あるいは洗浄された吸収部材7に交換し、簡単な交換作業で、目的物Pが汚れるのを防止する
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体噴射ヘッドから噴射された液滴のうち、液滴噴射の目的物からそれた液滴の吸収部材の取扱いを改良した液体噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液体をノズル開口から噴射する液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置は、種々な液体を対象にしたものが知られているが、そのなかでも代表的なものとして、インクジェット式記録装置に装着されるインク噴射装置をあげることができる。そこで、従来の技術を上記インクジェット式記録装置を例にとって説明する。
【0003】
インクジェット式記録装置は、記録紙の幅方向に往復移動するキャリッジ上に搭載された記録ヘッドと、上記記録紙と上記記録ヘッドとの間の所定の相対位置を設定するプラテンとを備え、上記プラテンに支持された記録紙に記録ヘッドからインク滴を吐出しながら画像等のデータを記録し、1行分の記録を終了した後に所定量の紙送りを行ない、その後に次の行のデータを記録するという動作を繰り返すように構成されている。
【0004】
ところが、印刷の際に、紙サイズの設定を間違えたり、印刷データよりもサイズが小さい記録紙が装填された場合、さらには記録紙全体に画像等を印刷するため、印刷データを若干拡大して記録する、いわゆる縁無し印刷が行なわれた場合等においては、記録紙からそれた外側にも印刷が及ぶことになる。これらの場合に備えて、記録紙からそれたインク滴を吸収する吸収部材が、プラテンに組合わされている。この吸収部材により、記録紙からそれたインク滴を吸収するようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−105583号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の吸収部材にインク滴が付着して乾燥し、さらにその上にインク滴が付着して乾燥すると、吸収部材の表面に固形状のインクが残留固形物として堆積し、著しい場合には固形状のインクが隆起した状態になる。このような隆起した箇所の近傍を記録紙が通過して記録紙が上記隆起部分に接触した場合には、記録紙を汚すおそれがある。また、特に、インクの吸収が進行して吸収部材の吸収能力が限界に達すると、インクが吸収部材外に流出して、記録紙や近在の部材を汚すおそれがある。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、吸収部材に吸収された液体による汚染を可能な限り少なくすることができる液体噴射装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の液体噴射装置は、ノズル開口から液滴を噴射させる液体噴射ヘッドと、上記液体噴射ヘッドから噴射された液滴のうち液滴が付着する目的物からそれた液滴を吸収する吸収部材とが組をなしているとともに、上記目的物と上記ノズル開口との所定の相対位置を設定する支持部材が設けられている液体噴射装置であって、上記吸収部材が上記支持部材と組をなした状態で支持部材の下側に配置され、上記支持部材の下側には吸収部材を交換可能に収容する収容部が設けられていることを要旨とする。
【0009】
すなわち、本発明の液体噴射装置は、上記吸収部材が上記支持部材と組をなした状態で支持部材の下側に配置され、上記支持部材の下側には吸収部材を交換可能に収容する収容部が設けられている。
【0010】
したがって、上記吸収部材の表面に液体の残留固形物が堆積したり、吸収部材の吸収能力が限界に近づいたときに、上記収容部から吸収部材を取り出して、新品あるいは洗浄された吸収部材に交換する。これにより、上記残留固形物や飽和状態の液体によって上記目的物が汚れるのを防止することができる。さらに、収容部の収容容積を大きく設定することができるので、そこに収容される吸収部材の容積を大きくすることができて、交換期間を長期化することができ、メンテナンスの簡素化に有効である。
【0011】
本発明の液体噴射装置において、上記支持部材には、目的物からそれた液滴を通す開口が形成されている場合には、目的物からそれた液滴が上記支持部材の開口を通過して、確実に上記吸収部材に受け止められ、上記液滴が吸収部材以外の異常な箇所へ散乱することがない。
【0012】
本発明の液体噴射装置において、上記吸収部材は容器内に収容され、上記収容部は、上記容器を着脱可能に収容するものである場合には、吸収部材を上記容器に収容した状態で上記収容部に装着したり取り出したりするので、発泡材料のような柔軟な吸収部材の出し入れが簡単に行なえる。また、吸収部材が容器に収容されているので、液体が漏洩して近隣の部材を汚染するのを確実に防止でき、交換作業も手指や周囲を汚染させずに行なうことができる。
【0013】
本発明の液体噴射装置において、上記吸収部材が、上記容器に対して出し入れ可能である場合には、容器に新品あるいは洗浄した吸収部材を詰め替えて、容器を上記収容部に格納することができる。したがって、機能が低下した吸収部材の交換作業がきわめて簡素化される。さらに、容器から取り出した吸収部材を洗浄することにより、吸収部材の反復使用が可能となり、装置の維持費用の低減や材料資源の節減に効果的である。
【0014】
本発明の液体噴射装置において、上記支持部材と所定の相対位置関係をもって上記容器を配置する容器の位置決め構造が装置本体に設けられている場合には、容器が常に一定の箇所に停止するので、支持部材との相対位置関係を常に均一な状態にすることができる。つまり、液滴が支持部材を通過する開口と容器内の吸収部材との相対位置関係が正確に設定されるので、液滴は吸収部材から外れることなく、確実に吸収部材に吸収される。
【0015】
本発明の液体噴射装置において、上記容器の開口部が、支持部材の下側全域に対応する大きさである場合には、容器の収容容積を、支持部材と吸収部材とのなす組の下で、最大限に大きくすることができる。したがって、支持部材の下側に最大容量の吸収部材を配置することができ、吸収部材の吸収能力等を向上させ、交換期間を長期化することができ、メンテナンスの簡素化に有効である。
【0016】
本発明の液体噴射装置において、上記吸収部材が、連続気泡が存在する発泡材料である場合には、連続気泡とされた液体の流路面積を所定の大きさとすることにより、吸収部材の表面に付着した液体はその表面張力の影響を受けることなく迅速に流下するので、吸収部材の表面近くにとどまる液体の量は実質的に問題にならないレベルとなる。したがって、吸収部材の表面の近傍を通過する目的物が汚染されることが回避できる。
【0017】
本発明の液体噴射装置において、上記吸収部材が、細長い微細通路が多数集約されたものである場合には、上記微細通路を所要の方向、例えば、上記目的物に接近する吸収部材の表面部位から遠ざかる方向に液体を誘導することができる。すなわち、目的物が近くを通過する吸収部材の表面部位には、液体を滞留させないで、目的物の汚染等を回避する。
【0018】
本発明の液体噴射装置において、上記支持部材と容器とが一体化されたユニットであり、上記収容部は、上記ユニットを着脱可能に収容するものである場合には、支持部材も一緒に着脱することができるので、支持部材に液体等による汚れがあれば、吸収部材の交換時に支持部材を洗浄等で清浄化することができて、目的物の汚れを減少させるのに有効である。
【0019】
本発明の液体噴射装置において、上記容器の一部に収納空間が形成されている場合には、上記収納空間に液体を収容した液体パックや交換用の吸収部材を予備品として収容することができ、液体噴射装置としての有用性が一層向上する。
【0020】
本発明の液体噴射装置において、上記収納空間に液体容器が収容されている場合には、交換用の液体容器を予備品として常備することができる。あるいは、この収容した箇所から液体噴射ヘッドに液体を供給して、液体容器の収容スペースをコンパクトにすることができる。
【0021】
本発明の液体噴射装置において、上記支持部材が、インクジェット式記録装置のプラテンである場合には、吸収部材を適時に交換して記録紙の汚れ等を防止することができる。また、吸収部材の交換作業が簡素化されているので、取扱いの面で便利なインクジェット式記録装置がえられる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図示の実施の形態は、本発明の液体噴射装置をインクジェット式記録装置に適用した場合であり、以下、これに基づいて説明する。
【0023】
図1〜図8は、本発明の液体噴射装置の一実施の形態を示す。
【0024】
図1は、本発明の液体噴射装置が適用されるインクジェット式記録装置の一実施例であり、2点鎖線で示したケースカバー1を開放して印刷機構部を示すものである。上記印刷機構部におけるキャリッジ,インクカートリッジ,記録ヘッド,キャリッジの主走査方向の動作等は、基本的には、従来から一般に知られている構造のものである。インクカートリッジや記録ヘッドを搭載したキャリッジ2が設けられている。図1に示すキャリッジ2には、インクカートリッジを装着する挿入空間3が設けられ、上記挿入空間3の下側に図2に示す構造の記録ヘッドが配置されている。
【0025】
上記キャリッジ2の移動経路に対向する位置にはプラテン4が配置され、またプラテン4の方へ記録紙Pを送る第1の紙押えローラ5と、第2の紙押えローラ(図1では第1の紙押えローラ5の影になっているので図示していない)が配置されている。
【0026】
上記記録紙Pは、図1に2点鎖線で示すように、装置の背後側から矢印線8の方向に供給されるようになっている。上記キャリッジ2は、タイミングベルトを介してステッピングモータに接続され、ガイドバー6に案内されて記録紙Pの紙幅方向Xの方向すなわち主走査方向に往復移動するようになっている。上記キャリッジ2は、上部に開放する箱型を呈してインクカートリッジ用の上記挿入空間3が形成され、記録紙Pと対向する面(この例では下面)に、記録ヘッドのノズル形成面が露呈するよう取り付けられるとともに、上記挿入空間3内にインクカートリッジが収容されるようになっている。
【0027】
そして、上記記録ヘッドにインクカートリッジからインクが供給され、キャリッジ2を移動させながら記録紙P面上にインク滴を吐出させて記録紙Pに画像や文字をドットマトリックスにより印刷するようになっている。
【0028】
図2は、上記記録ヘッドをなすインク噴射ヘッド10の基本構造の一例を示す。このインク噴射ヘッド10は、ノズル開口11と圧力発生室12が形成された流路ユニット13と、圧力発生手段である圧電振動子14が収容されたヘッドケース15とが接合されて構成されている。
【0029】
上記流路ユニット13は、ノズル開口11が穿設されたノズル形成面16Aを有するノズルプレート16と、圧力発生室12と共通のインク室17ならびにこれらを連通させるインク供給路18とに対応する空間が形成された流路形成板19と、上記圧力発生室12の開口を塞ぐ振動板20とが積層されて形成されている。そして、上記ノズル形成面16Aは平面とされている。
【0030】
上記圧電振動子14は、駆動信号の入力により、充電状態で長手方向に収縮し、充電状態から放電する過程で長手方向に伸長する、いわゆる縦振動モードの振動子である。上記圧電振動子14は、その先端が圧力発生室12の一部を形成する振動板20の島部20Aに固着された状態で、他端が基台21に固定されている。
【0031】
また、上記ヘッドケース15には、そのインク室17に対応する部分に、インク室17にインクカートリッジからのインクを導入するヘッド流路24が形成されている。上記ヘッド流路24の開口縁には、環状突起23が形成されている。
【0032】
上記インク噴射ヘッド10では、上記圧電振動子14の収縮・伸長を受けて圧力発生室12が拡張・収縮し、圧力発生室12の圧力変動によりインクの吸引とインク滴の吐出とが行なわれるようになっている。図2において、22は圧電振動子14に駆動信号を入力するフレキシブル回路板(図1にも示してある)である。
【0033】
上記インク噴射ヘッド10では、図2において紙面に垂直な方向に圧電振動子14,圧力発生室12,ノズル開口11が列設されており、ノズルプレート16には、2列のノズル列が形成されている。上記のノズル開口11は一直線上に列設され、このようなノズル列に符号11Aが付してある。そして、図2に、上記プラテン4により記録紙Pが支持され、インク噴射ヘッド10のノズル形成面16Aが、記録紙Pとの間に所定の間隔をおいて対面している状態が図示してある。本装置においては、記録紙Pに対して縁なし印刷がなされるようになっている。
【0034】
図3〜図5は、支持部材であるプラテン4と吸収部材7とが組になっている状態を示す平面図,正面図,斜視図および部分断面図である。上記支持部材すなわちプラテン4により、記録紙Pと上記ノズル開口11(ノズル形成面16A)との間の所定の相対位置を設定している。プラテン4は、細長い骨格部材で形成された長方形の基枠部25に、記録紙Pの副走査方向と略同方向に延びる細長いガイド部26が一体に設けられている。上記ガイド部26は、別名、ダイアモンドリブとも称されている。
【0035】
上記プラテン4の下側に吸収部材7が配置され、プラテン4に形成した開口部4A,4B,4Cおよび4Dを経て吸収部材7がノズル形成面16A側に露出している。上記開口部4Aは、矢印線8の方向から供給されてきた記録紙Pの前端縁P1を越えて吐出されたインク滴を通過させて吸収部材7に受け止めさせる主走査方向の領域であり、上記開口部4Bは、矢印線8の方向にプラテン4から出て行く記録紙Pの後端縁P2を越えて吐出されたインク滴を通過させて吸収部材7に受け止めさせる主走査方向の領域であり、また、上記開口部4Cは、記録紙Pの側端縁P3を越えて吐出されたインク滴を通過させて吸収部材7に受け止めさせる副走査方向の領域である。さらに、上記開口部4Dは、印刷領域外においてインク噴射ヘッド10から吐出されたフラッシング動作のインク滴を通過させて吸収部材7に受け止めさせる領域である。
【0036】
上記吸収部材7は、インクの吸収性の良好な材料で構成され、例えば、フェルト材料,発泡材料等が用いられている。この例では、連続気泡が存在するスポンジ状の発泡材料である。吸収部材7は出し入れ可能な状態で容器27内に収容されている。上記容器27は、深さの浅い長方形の箱で構成され、その開口部28はプラテン4の下側全域に対応する大きさとされている。すなわち、基枠部25の下面に、図5(A)に示すように、容器27の上面を合致させてある。
【0037】
上記基枠部25やガイド部26等を有するプラテン4および容器27は、合成樹脂材料、例えば、ポリプロピレンを用いたインジェクション成型によって製作されている。
【0038】
上記プラテン4の1列(いわゆる1筋)のガイド部26は、記録紙Pを導入する導入ガイド部26Aと、記録紙Pを送出する送出ガイド部26Bと、上記導入ガイド部26Aと送出ガイド部26Bとの間に配置されている主ガイド部26Cから構成され、上記各ガイド部26A,26B,26Cが複数対設けられている。導入ガイド部26Aと送出ガイド部26Bは、それぞれ所定間隔で基枠部25と一体的に設けられ、また、主ガイド部26Cは連結部材29を介して基枠部25と一体的に設けられ、これにより導入ガイド部26A,主ガイド部26C,送出ガイド部26Bは一連性のある複数のガイド部26を構成している。
【0039】
導入ガイド部26A,主ガイド部26C,送出ガイド部26Bの各々には上面がガイド面30A,30C,30Bとされ、上記各面30A,30C,30Bは1仮想平面上に配列されている。また、導入ガイド部26A,主ガイド部26C,送出ガイド部26Bには、記録紙Pのひっかかりを防止するための傾斜ガイド面31が設けられている。なお、上記開口部4A,4B,4Cおよび4D以外の部分は連結板32が配置されている。
【0040】
上記各連結部材29は、主ガイド部26Cを基枠部25と一体化するもので、細長い部材を架橋させた状態で配置されている。図5(B)に示すように、連結部材29に左右対称の傾斜面33が設けられている。上記傾斜面33にインク滴が真上から衝突しても、インク滴は斜め下にはね返されて吸収部材7に受け止められる。したがって、連結部材29に衝突したインク滴が微細な粒子で浮遊状態になって周辺部分を汚すことが回避できる。図5(C)に示した連結部材29は上面になだらかな傾斜面33を形成し、そこに連続気泡を有する流路面積の大きな発泡材料34を貼りつけたものである。発泡材料34で受け止められたインク滴は、発泡材料34の気泡により飛散することなく、傾斜面33を伝って流下し吸収部材7上に導かれる。したがって、発泡材料34に衝突したインク滴が微細な粒子で浮遊状態になって周辺部分を汚すことが回避できる。
【0041】
組をなしている上記プラテン4と吸収部材7のうち、少なくとも吸収部材7を交換するために、容器27がプラテン4から離れて装置本体の外部に取り出せるように構成されている。図1および図6に示すように、プラテン4は装置本体の基枠部材である静止部材35に固定され、容器27だけが図6の紙面に対して垂直方向に(手前側に)引出せるようになっている。このような動作をえるための構造としては、種々なものが採用できるが、この例では、容器27を収容する収容部36が静止部材35に形成してある。
【0042】
上記収容部36を構成する空間は、図6(B)および(B)の(C)−(C)断面である(C)に示すように、左右の内壁を形成する静止部材35の側板部材35Aと、底面を形成すると底板部材35Bと、インク噴射ヘッド10の主走査方向の往復動作時に仮想的に設定される平面、厳密にはインク噴射ヘッド10のノズル形成面16Aによって形成される仮想平面とによって形成されている。また、上記収容部36の奥はストッパ片39が形成された奥壁部材35Dによって構成され、さらに、容器27だけをまたは後述の容器27とプラテン4のユニット41を出し入れする開口部36Aは開放したままの状態になっている。あるいは、図示していないが、上記開口部36Aに開閉蓋を取り付けることも可能である。なお、図1では底板部材35Bは他の部材の影になって図示されていない。
【0043】
図6(B)に示されている9は、印刷休止中にインク噴射ヘッド10のノズル開口11を封止することによりノズルの乾燥をできるだけ防ぐキャップである。
【0044】
一方、プラテン4を静止部材35に固定する方法もいろいろなものが採用できるが、この例では、固定ばね37を使用している。すなわち、静止部材35の一部に下向きの基準面35Cを形成し、ここに基枠部25に設けた突片38を密着させてある。この密着状態を維持するために、静止部材35の外側からU字型の固定ばね37を圧入して、突片38を上方に押圧している。上記基準面35Cは、固定状態のプラテン4によって支持されている記録紙Pと、インク噴射ヘッド10のノズル形成面16A(ノズル開口11)との間の間隔が所定の寸法となる位置に形成してある。
【0045】
容器27は、プラテン4と所定の相対位置関係を保つようにするために、装置本体に容器27の位置決め構造が設けられている。この位置決め構造としては、種々な構造が採用できる。この例では、容器27を収容部36に押し込んだ位置の位置決めは、収容部36の奥に設けたストッパ片39(図8参照)によって行なっている。また、容器27の引出し方向の位置決めは、図7に示した節度機構40によって行なっている。上記節度機構40は、凸部40Aを有するばね部材40Bが静止部材側に配置され、上記凸部40Aが容器27の横側面に設けた凹部40C内に弾性的にはまり込む構造である。なお、上記節度機構40は、左側だけ図示してあるが、収容部36の左右に配置されている。
【0046】
上記凸部40Aが凹部40C内に弾性的にはまり込んでいるときには、容器27の進退方向およびこの進退方向に略直交する左右方向の位置決めがなされている。容器27を所定値以上の力で引出すと、ばね部材40Bが撓んで凸部40Aが凹部40Cから抜け出して、図8に矢印で示すように引出される。
【0047】
上記の構成により、プラテン4は静止部材35側に固定され、容器27はプラテン4の基枠部25と合致した状態で静止して、開口部4A,4B,4Cおよび4Dにおいてインク滴を吸収できるようになっている。そして、吸収部材7に吸収されたインクが略飽和状態になったり、インクの残留固形物の堆積量が所定量を超えたりした場合には、容器27を収容部36から引出して、新たな吸収部材7が装填された容器27を挿入することにより、吸収部材7の交換が完了する。
【0048】
したがって、吸収部材7の表面にインクの残留固形物が堆積したり、吸収部材7の吸収能力が限界に近づいたときに、上記収容部36から吸収部材7を取り出して、新品あるいは洗浄された吸収部材7に交換する。これにより、上記残留固形物や飽和状態のインクによって、記録紙Pが汚れるのを防止することができる。さらに、収容部36の収容容積を大きく設定することができるので、そこに収容される容器27の容積を大きく設定し、吸収部材7の容積を大きくすることができて、交換期間を長期化することができ、メンテナンスの簡素化に有効である。しかも、吸収部材7を容器27に収容した状態で収容部36に装着したり取り出したりするので、発泡材料のような柔軟な吸収部材7の出し入れが簡単に行なえる。また、吸収部材7が容器27に収容されているので、インクが漏洩して近隣の部材を汚染するのを確実に防止でき、交換作業も手指や周囲を汚染させずに行なうことができる。
【0049】
上記容器27に新品あるいは洗浄した吸収部材7を詰め替えて、容器27を上記収容部36に格納することができるため、機能が低下した吸収部材7の交換作業がきわめて簡素化される。さらに、容器27から取り出した吸収部材7を洗浄することにより、吸収部材7の反復使用が可能となり、装置の維持費用の低減や材料資源の節減に効果的である。
【0050】
ストッパ片39や節度機構40等からなる容器27の位置決め構造が装置本体に設けられているため、容器27が常に一定の箇所に停止し、プラテン4と容器27との相対位置関係を常に均一な状態にすることができる。つまり、インク滴がプラテン4の開口部4A,4B,4Cおよび4Dを通過する箇所と容器27内の吸収部材7との相対位置関係が正確に設定されるので、インク滴は吸収部材7から外れることなく、確実に吸収部材7に吸収される。
【0051】
上記容器27の開口部28が、プラテン4の下側全域に対応する大きさであるから、容器27の収容容積を、プラテン4と吸収部材7とのなす組の下で、最大限に大きくすることができる。したがって、プラテン4の下側に最大容量の吸収部材7を配置することができ、吸収部材7の吸収能力等を向上させ、交換期間を長期化することができ、メンテナンスの簡素化に有効である。
【0052】
上記吸収部材7を連続気泡が存在する発泡材料で構成しているので、連続気泡とされたインクの流路面積を所定の大きさとすることにより、吸収部材7の表面に付着したインクは迅速に流下するので、吸収部材7の表面近くにとどまるインクの量は実質的に問題にならないレベルとなる。したがって、吸収部材7の表面の近傍を通過する記録紙Pが汚染されることが回避できる。
【0053】
図9は、本発明の液体噴射装置の第2の実施の形態を示す。
【0054】
この実施の形態は、プラテン4と容器27とを一体化してユニット41を構成したものである。図9(B)に示すように、基枠部25に固定した下向きのピン42を、容器27の上部に設けた穴43内に嵌入してある。また、基準面35Cに基枠部25を密着させるために、容器27の下側に弾性部材44が配置されている。上記弾性部材44は、板ばね45で構成されている。上記板ばね45には弾性湾曲部45Aが形成され、この弾性湾曲部45Aがユニット41全体を上方に押し上げて基準面35Cに基枠部25が押し付けられている。それ以外は、上記実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0055】
上記構成により、ユニット41全体を引出してから、ピン42を穴43から抜いてプラテン4を容器27から分離する。その後、容器27内の吸収部材7を交換して、再びプラテン4と容器27とをユニット化して、収容部36内に挿入する。したがって、プラテン4も一緒に着脱することができるので、プラテン4にインク等による汚れがあれば、吸収部材7の交換時にプラテン4を洗浄等で清浄化することができて、記録紙Pの汚れを減少させるのに有効である。それ以外は、上記実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0056】
図10は、本発明の液体噴射装置の第3の実施の形態を示す。
【0057】
この実施の形態は、吸収部材7の形態を変更したもので、細長い微細通路46が多数集約されたもので、この例では、微細通路46は同図(B)に示すように、ハニカム型とされている。そして、微細通路46を構成するハニカム体を容器27の底面からわずかに浮上させて連通部47を形成してある。それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0058】
上記構成により、微細通路46を所要の方向、例えば、上記記録紙Pに接近する吸収部材7の表面部位すなわち開口部4A,4B,4C等から遠ざかる方向にインクを誘導することができる。すなわち、記録紙Pが接触するおそれのある吸収部材7の表面部位には、インクを滞留させないで、記録紙Pの汚染等を回避する。また、上記連通部47が形成してあるので、開口部4A,4B,4Cおよび4Dの各所から入ったインクは、一定高さの液面を形成し、ハニカム体の全域にわたって均一なインク収容がなされて、より多くの廃インクの保持ができる。なお、上記微細通路46と発泡材料とを複合させて、発泡材料に多くのインクを吸収させることができる。それ以外は、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0059】
図11および図12は、本発明の液体噴射装置の第4の実施の形態を示す。
【0060】
この実施の形態は、容器27の一部に収納空間48が形成されている。すなわち、容器27の下側にさらに偏平な箱部分49を形成して、その内部が収納空間48とされている。この例では、収納空間48内にインクパック50が収容されている。上記インクパック50以外に予備の吸収部材7を収容しておくこともできる。図12は、インクパック50内のインクが、静止部材35に固定したニードル管51からホース52を経てキャリッジ2に供給されている、オフキャリッジ方式の例である。それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0061】
上記構成により、上記収納空間48にインクを収容したインクパック50や交換用の吸収部材7等を予備品として収容することができ、インク噴射装置としての有用性が一層向上する。また、狭い箇所においてスペースを有効活用することも可能である。交換用のインクパック50を予備品として常備することができるので、インク切れの際に直ちに交換ができる。あるいは、この収容した箇所からインク噴射ヘッド10にインクを供給して、インクパック50の収容スペースをコンパクトにすることができる。それ以外は、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0062】
上記各実施の形態では、圧力発生素子が縦振動モードの形式であるが、他に、たわみ振動モードで液体を噴射したり、液体の加熱素子で液体を噴射したりする形式のものであってもよい。また、本発明における液体貯留手段は、上記の実施の形態で示した、キャリッジにインクカートリッジを搭載する形式のものに加えて、インクタンクをインクジェット式記録装置の本体側に装着し、キャリッジには圧力変動を吸収するサブタンクを搭載した形式のものであってもよい。
【0063】
上記各実施の形態は、インクジェット式記録装置を対象にしたものであるが、本発明によってえられた液体噴射装置は、インクジェット式記録装置用のインクだけを対象にするのではなく、グルー,マニキュア,導電性液体(液体金属)等を噴射することができる。さらに、上記実施の形態では、液体の一つであるインクを用いたインクジェット式記録ヘッドについて説明したが、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド,液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド,有機ELディスプレー,FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド,バイオチップ製造に用いられる生体有機噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッド全般に適用することも可能である。
【0064】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の液体噴射装置によれば、上記吸収部材の表面に液体の残留固形物が堆積したり、吸収部材の吸収能力が限界に近づいたときに、上記収容部から吸収部材を取り出して、新品あるいは洗浄された吸収部材に交換する。これにより、上記残留固形物や飽和状態の液体によって上記目的物が汚れるのを防止することができる。さらに、収容部の収容容積を大きく設定することができるので、そこに収容される吸収部材の容積を大きくすることができて、交換期間を長期化することができ、メンテナンスの簡素化に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体噴射装置が適用されるインクジェット記録装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】上記記録装置に装着されているインク噴射ヘッドの断面図である。
【図3】プラテンと吸収部材とが組合わされた状態を示す平面図である。
【図4】図3のものの外観正面図である。
【図5】図3のものの斜視図と部分的な断面図である。
【図6】容器が収容部内に格納されている状態を示す部分的な正面図と収容部を示す正面図と断面図である。
【図7】節度機構を示す断面図である。
【図8】容器が引出される状態を示す平面図である。
【図9】容器が収容部内に格納されている他の状態を示す部分的な正面図である。
【図10】他の吸収部材を示す断面図と拡大した平面図である。
【図11】収納空間が設けられたものの斜視図である。
【図12】インクパックをオフキャリッジ式で利用した場合の平面図である。
【符号の説明】
1 ケースカバー
2 キャリッジ
3 挿入空間
4 プラテン
4A,4B,4C,4D 開口部
5 第1の紙押えローラ
6 ガイドバー
7 吸収部材
8 矢印線
9 キャップ
10 インク噴射ヘッド
11 ノズル開口
11A ノズル列
12 圧力発生室
13 流路ユニット
14 圧電振動子
15 ヘッドケース
16 ノズルプレート
16A ノズル形成面
17 インク室
18 インク供給路
19 流路形成板
20 振動板
20A 島部
21 基台
22 フレキシブル回路板
23 環状突起
24 ヘッド流路
25 基枠部
26 ガイド部
26A 導入ガイド部
26B 送出ガイド部
26C 主ガイド部
27 容器
28 開口部
29 連結部材
30A,30B,30C ガイド面
31 傾斜ガイド面
32 連結板
33 傾斜面
34 発泡材料
35 静止部材
35A 側板部材
35B 底板部材
35C 基準面
35D 奥壁部材
36 収容部
36A 開口部
37 固定ばね
38 突片
39 ストッパ片
40 節度機構
40A 凸部
40B ばね部材
40C 凹部
41 ユニット
42 ピン
43 穴
44 弾性部材
45 板ばね
45A 弾性湾曲部
46 微細通路
47 連通部
48 収納空間
49 箱部分
50 インクパック
51 ニードル管
52 ホース
P 記録紙
P1 前端縁
P2 後端縁
P3 側端縁

Claims (12)

  1. ノズル開口から液滴を噴射させる液体噴射ヘッドと、上記液体噴射ヘッドから噴射された液滴のうち液滴が付着する目的物からそれた液滴を吸収する吸収部材とが組をなしているとともに、上記目的物と上記ノズル開口との所定の相対位置を設定する支持部材が設けられている液体噴射装置であって、上記吸収部材が上記支持部材と組をなした状態で支持部材の下側に配置され、上記支持部材の下側には吸収部材を交換可能に収容する収容部が設けられていることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 上記支持部材には、目的物からそれた液滴を通す開口が形成されている請求項1記載の液体噴射装置。
  3. 上記吸収部材は容器内に収容され、上記収容部は、上記容器を着脱可能に収容するものである請求項1または2記載の液体噴射装置。
  4. 上記吸収部材は、上記容器に対して出し入れ可能である請求項3記載の液体噴射装置。
  5. 上記支持部材と所定の相対位置関係をもって上記容器を配置する容器の位置決め構造が装置本体に設けられている請求項3または4記載の液体噴射装置。
  6. 上記容器の開口部は、支持部材の下側全域に対応する大きさである請求項3〜5のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  7. 上記吸収部材は、連続気泡が存在する発泡材料である請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  8. 上記吸収部材は、細長い微細通路が多数集約されたものである請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  9. 上記支持部材と容器とが一体化されたユニットであり、上記収容部は、上記ユニットを着脱可能に収容するものである請求項3〜8のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  10. 上記容器の一部に収納空間が形成されている請求項3〜9のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  11. 上記収納空間に液体容器が収容されている請求項10記載の液体噴射装置。
  12. 上記支持部材が、インクジェット式記録装置のプラテンである請求項1〜11のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
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