JP2010131800A - インク滴検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】検出光Lを出射する発光部424と、検出光Lを受光して当該検出光Lの光量変化を検出する受光部425と、ノズル321から吐出されて検出光Lを通過したインク滴Iを受けるインク受け部421と、発光部424,受光部425及びインク受け部421を支持するベース部材423と、を備えるノズル欠検知部42であって、インク受け部421は、発光部424及び受光部425とは独立してベース部材423から取り外し可能に構成されている。
【選択図】図4
Description
ノズルから吐出されるインク滴の飛翔経路に交差する検出光を形成し、当該検出光の光量変化を検出することにより前記インク滴の吐出状態を検出するインク滴検出装置であって、
前記検出光を出射する発光部、及び前記検出光を受光して当該検出光の光量変化を検出する受光部を有する検出光形成部と、
前記ノズルから吐出されたインク滴を受けるインク受け部と、
前記検出光形成部及び前記インク受け部を支持するベース部材と、
を備え、
前記インク受け部は、前記検出光形成部とは独立して前記ベース部材から取り外し可能に構成されていることを特徴とする。
前記インク受け部と前記ベース部材との間に介在し、前記インク受け部を前記インク滴の飛翔方向に沿って移動可能に支持する支持部材を備え、
前記検出光形成部は、前記検出光の光軸を前記インク滴の飛翔方向に沿って移動可能に前記ベース部材に支持されていることを特徴とする。
前記支持部材は、厚さが調整可能なスペーサ部材と支持部材本体とを有し、前記スペーサ部材を介在させて前記支持部材本体が前記インク受け部を支持するよう構成されていることを特徴とする。
前記インク受け部には、吐出された前記インク滴を着弾させるインク受け面が形成され、
前記ノズルが配設されたノズル面から前記インク受け面までの、前記インク滴の飛翔方向に沿った距離が、吐出される前記インク滴の吐出量に応じた距離となっていることを特徴とする。
前記インク受け部には、吐出された前記インク滴を着弾させるインク受け面が形成され、
前記インク受け面は、インク滴を吸収するインク吸収部材によって画成されていることを特徴とする。
前記インク吸収部材は多孔質材料で形成されていることを特徴とする。
ノズル欠検知部42は、図4に示すように、インク受け部421と、支持体422,422と、ベース部材423と、発光部424と、受光部425とを備えている。
なお、支持体422,422は、本発明における支持部材本体であり、この支持体422,422とスペーサ部材429,…とが、本発明における支持部材を構成している。
受光部425の内部には、検出光Lの反射を防止する反射防止筒4252と、図示しない受光素子を有する受光部品4253とが、検出光Lの光軸上に配設されている。検知孔4251aを通じて受光部425内部へ入射した検出光Lは、反射防止筒4252を通って受光部品4253に受光され、その光量変化が検出された後、当該光量変化に基づいてインク滴Iの吐出状態が検出されるようになっている。
2つの平板部分501b,501bのうち、ベース部材423の端部側のものには、主走査方向Xの一方の端部に側壁501cが立設されており、ベース部材423の中央側のものには、第1回動孔501dが穿設されている。また、2つの平板部分501b,501bには、後述の第1固定ねじ511を挿通させる第1貫通孔501eがそれぞれ穿設されており、この第1貫通孔501eは、第1回動孔501dを中心として第1固定ねじ511が当該第1貫通孔501e内で移動可能なように長穴状に形成されている。
平板部分502aには、第1調整部材501の第1回動孔501dに挿嵌される第1回動軸502cが突設されているとともに、ベース部材423の中央側の端部に第2傾斜調整ねじ522が立てられている。また、平板部分502aには、図示しない2つのねじ穴が穿設されており、第1調整部材501の第1貫通孔501e,501eに挿通された第1固定ねじ511,511が当該2つのねじ穴に螺合されることにより、第1調整部材501と第2調整部材502とが固定される。
側壁502bには、第4調整部材504の後述の第2回動孔503cに挿嵌される第2回動軸502dが突設されるとともに、第1調整部材501の側壁501cに対向する部分に第1傾斜調整ねじ521が立てられている。
側壁503aには、第2調整部材502の第2回動軸502dを挿嵌させる第2回動孔503cが穿設されているとともに、第2調整部材502の側壁502bに立てられた第1傾斜調整ねじ521を逃げるための逃げ孔503dが穿設されている。また、側壁503aには、第2回動孔503cを中心とした略円弧状の長穴である2つの第2貫通孔503e,503eが穿設されており、この第2貫通孔503e,503eに挿通された第2固定ねじ512,512が、第2調整部材502の側壁502bに穿設された図示しない2つのねじ穴に螺合されることにより、第2調整部材502と第3調整部材503とが固定される。
端壁503bには、主走査方向Xの一方の端部に高さ調整用鍔部503fが形成されており、当該高さ調整用鍔部503fには高さ調整ねじ523が立てられている。また、端壁503bには、上下方向に延在する長穴状の2つの第3貫通孔503g,503gが穿設されており、この第3貫通孔503g,503gに挿通された第3固定ねじ513,513が、第4調整部材504の側壁504aに穿設された図示しない2つのねじ穴に螺合されることにより、第3調整部材503と第4調整部材504とが固定される。
3つの側壁504a,…のうち、主走査方向X両側の2つには下端から底板部分504bがそれぞれ張り出されており、残る1つには、第3調整部材503の高さ調整用鍔部503fの下面に対向させた押上げ用鍔部504cが張り出されている。また、主走査方向X両側の2つの側壁504aには、第2傾斜調整ねじ522の鉛直下方を通って主走査方向Xへ延在する固定筒531が筒固定ねじ532,532で固定されている。更に、主走査方向Xの他方の側壁504aには、ベース部材423の側壁423aに立てられた位置調整ねじ524の下面が突き当てられている。
底板部分504b,504bには、主走査方向Xに延在する長穴状の第4貫通孔504dがそれぞれ穿設されており、この第4貫通孔504dに挿通された第4固定ねじ514,514が、上部ベース部材4232の上面に穿設された図示しない2つのねじ穴に螺合されることにより、第4調整部材504とベース部材423とが固定される。
また、第2固定ねじ512,512を緩めた状態で、第2調整部材502の平板部分502aに立てられた第2傾斜調整ねじ522をねじ込んで下方の固定筒531を押すことにより、第2回動軸502dを中心として第1調整部材501,第2調整部材502及び発光部品4242を回動させて、発光部品4242から出射される検出光Lの光軸の仰角を微調整することができる。
更に、第3固定ねじ513,513を緩めた状態で、第3調整部材503の高さ調整用鍔部503fに立てられた高さ調整ねじ523をねじ込んで下方の押上げ用鍔部504cを押すことにより、第3固定ねじ513,513を第3貫通孔503g,503g内でスライドさせつつ第1〜第3調整部材501〜503及び発光部品4242を上方へ押し上げて、発光部品4242から出射される検出光Lの光軸の高さを微調整することができる。
加えて、第4固定ねじ514,514を緩めた状態で、ベース部材423の側壁423aに立てられた位置調整ねじ524をねじ込んで第4調整部材504の主走査方向Xの他方の側壁504aを押すことにより、第4固定ねじ514,514を第4貫通孔504d,504d内でスライドさせつつ第1〜第4調整部材501〜504及び発光部品4242を主走査方向Xの一方側へスライドさせて、発光部品4242から出射される検出光Lの光軸を主走査方向Xの位置について微調整することができる。
そこで、ノズル面320aからインク受け面428aまでの距離Bは、インク滴Iの吐出量に応じて調整されるのが望ましい。本実施形態においては、この距離Bは、以下の表1に示す値となるように適宜調整される。
321 ノズル
421 インク受け部
422 支持体(支持部材本体)
423 ベース部材
424 発光部
425 受光部
428 インク吸収体(インク吸収部材)
428a インク受け面
429 スペーサ部材
I インク滴
L 検出光
Claims (6)
- ノズルから吐出されるインク滴の飛翔経路に交差する検出光を形成し、当該検出光の光量変化を検出することにより前記インク滴の吐出状態を検出するインク滴検出装置であって、
前記検出光を出射する発光部、及び前記検出光を受光して当該検出光の光量変化を検出する受光部を有する検出光形成部と、
前記ノズルから吐出されたインク滴を受けるインク受け部と、
前記検出光形成部及び前記インク受け部を支持するベース部材と、
を備え、
前記インク受け部は、前記検出光形成部とは独立して前記ベース部材から取り外し可能に構成されていることを特徴とするインク滴検出装置。 - 前記インク受け部と前記ベース部材との間に介在し、前記インク受け部を前記インク滴の飛翔方向に沿って移動可能に支持する支持部材を備え、
前記検出光形成部は、前記検出光の光軸を前記インク滴の飛翔方向に沿って移動可能に前記ベース部材に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のインク滴検出装置。 - 前記支持部材は、厚さが調整可能なスペーサ部材と支持部材本体とを有し、前記スペーサ部材を介在させて前記支持部材本体が前記インク受け部を支持するよう構成されていることを特徴とする請求項2に記載のインク滴検出装置。
- 前記インク受け部には、吐出された前記インク滴を着弾させるインク受け面が形成され、
前記ノズルが配設されたノズル面から前記インク受け面までの、前記インク滴の飛翔方向に沿った距離が、吐出される前記インク滴の吐出量に応じた距離となっていることを特徴とする請求項2又は3に記載のインク滴検出装置。 - 前記インク受け部には、吐出された前記インク滴を着弾させるインク受け面が形成され、
前記インク受け面は、インク滴を吸収するインク吸収部材によって画成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のインク滴検出装置。 - 前記インク吸収部材は多孔質材料で形成されていることを特徴とする請求項5に記載のインク滴検出装置。
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