JP5282302B2 - インク滴検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インク滴検出装置に関する。
従来、簡易かつ安価に画像を記録できる画像記録手段として、インクジェット方式を用いた画像記録装置が知られている。このインクジェット方式を用いた画像記録装置(以下、インクジェット記録装置という)は、記録ヘッドのノズルからインクを微小な液滴として記録媒体へ吐出することにより所望の画像を記録するものである。
このインクジェット記録装置には、高品質の画像を記録するために、記録ヘッドのノズルから吐出されるインク滴の吐出状態、例えばインク滴の吐出/非吐出やインク滴の飛翔速度を検出するためのインク滴検出装置が設けられている。
インク滴検出装置は、インク滴の飛翔経路に交差する検出光が形成されるよう対向配置された発光部及び受光部を有する検出光形成部と、検出光を通過したインク滴が着弾するインク受け部とを一体に備えており、インク滴が検出光を通過した際の受光部での光量変化を検出することにより、インク滴の吐出状態が検出できるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなインク滴検出装置においては、インクジェット記録装置の高能力化に伴う記録ヘッドの長尺化やノズル数の増加等に対応できるよう、検出距離の長距離化や検出精度の向上が要求されており、同時に、検出精度の低下要因を排除できる構造が望まれていた。
特開平2−194967号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のインク滴検出装置では、検出光形成部とインク受け部とが一体に構成されているために、例えばインク受け部の清掃や交換等のメンテナンスの際に検出光形成部を汚したり動かしたりして検出精度を低下させてしまう場合があった。同時に、検出光形成部を汚したり動かしたりしないよう注意を払う必要から、インク受け部の上記メンテナンスの作業が煩わしいものとなり、メンテナンス性に問題があった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、検出精度を低下させることなくメンテナンス性を向上させることのできるインク滴検出装置の提供を課題とする。
前記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
ノズルから吐出されるインク滴の飛翔経路に交差する検出光を形成し、当該検出光の光量変化を検出することにより前記インク滴の吐出状態を検出するインク滴検出装置であって、
前記検出光を出射する発光部、及び前記検出光を受光して当該検出光の光量変化を検出する受光部を有する検出光形成部と、
前記ノズルから吐出されたインク滴を受けるインク受け部と、
前記検出光形成部及び前記インク受け部を支持するベース部材と、
前記インク受け部と前記ベース部材との間に介在し、前記インク受け部を前記インク滴の飛翔方向に沿って移動可能に支持する支持部材と、
を備え、
前記インク受け部は、前記検出光形成部とは独立して前記ベース部材から取り外し可能に構成され
前記検出光形成部は、前記検出光の光軸を前記インク滴の飛翔方向に沿って移動可能に前記ベース部材に支持されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のインク滴検出装置であって、
前記支持部材は、厚さが調整可能なスペーサ部材と支持部材本体とを有し、前記スペーサ部材を介在させて前記支持部材本体が前記インク受け部を支持するよう構成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のインク滴検出装置であって、
前記インク受け部には、吐出された前記インク滴を着弾させるインク受け面が形成され、
前記ノズルが配設されたノズル面から前記インク受け面までの、前記インク滴の飛翔方向に沿った距離が、吐出される前記インク滴の吐出量に応じた距離となっていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載のインク滴検出装置であって、
前記インク受け部には、吐出された前記インク滴を着弾させるインク受け面が形成され、
前記インク受け面は、インク滴を吸収するインク吸収部材によって画成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のインク滴検出装置であって、
前記インク吸収部材は多孔質材料で形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、インク受け部は検出光形成部とは独立してベース部材から取り外し可能に構成されているので、インク受け部だけを取り外して当該インク受け部の清掃や交換等のメンテナンスを行うことができる。したがって、インク受け部のメンテナンスの際に、検出光形成部を汚したり動かしたりすることによる検出精度の低下を防止することができるとともに、検出光形成部を汚したり動かしたりしないよう注意を払う必要がなくなりメンテナンス性を向上させることができる。
また、インク受け部はインク滴の飛翔方向に沿って移動可能に支持され、検出光形成部は検出光の光軸をインク滴の飛翔方向に沿って移動可能にベース部材に支持されているので、ノズルが配設されたノズル面から検出光の光軸までの距離と、インク滴が着弾するインク受け部のインク受け面からノズル面までの距離とを、それぞれの適切な値に適宜設定することができる。したがって、インク滴の吐出量が異なる記録ヘッドに対しても、ノズル面から検出光の光軸までの距離を適宜設定することにより検出光の感度を良好に保つことができ、また、ノズル面からインク受け面までの距離をインクミストの舞い上がりやインク受け面でのインク滴の淀みが抑制できる値に設定することにより、インクミストの舞い上がりによる誤検出やインク滴の淀みで反射した検出光によるノイズの発生を抑制し、ひいては、検出精度の低下を抑制することができる。
請求項に記載の発明によれば、支持部材は、厚さが調整可能なスペーサ部材を介在させて支持部材本体がインク受け部を支持するよう構成されているので、スペーサ部材の厚さを調整することにより、ノズル面からインク受け面までの距離を適切な値に設定することができる。これにより、簡単な調整作業だけでインクミストの舞い上がりやインク受け面でのインク滴の淀みを抑制し、ひいては、検出精度の低下を抑制することができる。
請求項に記載の発明によれば、インク滴を着弾させるインク受け面がインク吸収部材によって画成されているので、インク受け面でのインク滴の吸収を促進して、当該インク受け面上でのインク滴の淀みの形成を抑制することができる。
請求項に記載の発明によれば、インク吸収部材は多孔質材料で形成されているので、インク吸収部材のインク吸収能に優れるため、インク受け面上でのインク滴の淀みの形成を更に抑制することができる。
以下、本発明に係るインク滴検出装置を具備するインクジェット記録装置について、図を参照して説明する。
図1は、本実施形態におけるインクジェット記録装置1の斜視図である。この図に示すように、インクジェット記録装置1は、主に、搬送部2と、主走査部3とから構成されている。
搬送部2の上部には、図示しない記録媒体を裏面側から支持しながら矢印Zの方向(以下、搬送方向Zという)に搬送するための無端状の搬送ベルト21が配設されている。記録媒体としては、紙や布帛のほか、樹脂フィルムや金属類等を用いることが可能であり、特に限定されない。
搬送部2の搬送ベルト21上方には、主走査部3が配設されている。主走査部3の内部には、棒状のガイドレール31が矢印Xの方向(以下、主走査方向Xという)へ延在するように配設されており、このガイドレール31には、略筐体状のキャリッジ32が主走査方向Xへ往復移動自在に支持されている。
キャリッジ32には、図2に示すように、画像記録時にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)等の各色のインク滴Iを吐出する複数のノズル321が配設された記録ヘッド320が複数台搭載されており、本実施形態では、1台だけの列と矢印Yの方向(以下、副走査方向Yという)へ2台並べた列とを交互に主走査方向Xへ16列配列させるようにして合計24台(8色×3セット)搭載されている。この記録ヘッド320の下面はキャリッジ32から露出されており、複数のノズル321が副走査方向Yへ配列されたノズル面320aを形成している。
キャリッジ32の移動可能範囲の中央部分は、図1に示すように、記録媒体に画像を記録する記録領域とされており、キャリッジ32の移動可能範囲であって記録領域外の一端側(図中の奥側)は、キャリッジ32のホームポジションとされている。ホームポジションには、図示しないキャップを備えるキャリッジ待機部33が設けられており、キャリッジ32は、稼動停止時等にホームポジションに移動して、ノズル321がキャリッジ待機部33のキャップで覆われることにより、ノズル321の乾燥が防止されるようになっている。
キャリッジ32の移動可能範囲であって記録領域外の他端側(図中の手前側)には、記録ヘッド320のメンテナンスを行うヘッドメンテナンス部4が配設されている。ヘッドメンテナンス部4は、キャリッジ32が走査される高さよりも下方に配設されており、図3に示すように、フラッシング部41と、ノズル欠検知部42と、ヘッドクリーニング部43と、インク吸引部44とを、主走査方向Xに沿ってこの順に備えている。
フラッシング部41は、図示しない廃液タンクに連通された廃液受け411を備えている。このフラッシング部41では、廃液受け411の鉛直上方に移動させたノズル321から通常の描画時よりも所定値だけ高い圧力でインク滴Iを空吐出させるフラッシングが行われることにより、当該ノズル321の目詰まりが解消される。
ノズル欠検知部42は、本発明に係るインク滴検出装置であり、ノズル321から吐出されるインク滴Iの吐出状態を検出するものである。ここで、インク滴Iの吐出状態とは、本実施形態においては、インク滴Iの吐出/非吐出やインク滴Iの飛翔速度を指すものとする。このノズル欠検知部42の構成については後述する。
ヘッドクリーニング部43は、図示しないクリーニングシートが周面に貼付されたローラー状の押圧部材431を備えている。このヘッドクリーニング部43では、鉛直上方に移動させたノズル面320aに押圧部材431を押し付けることにより、ノズル面320aに飛散したインク滴Iがクリーニングシートに吸収されて除去される。
インク吸引部44は、各記録ヘッド320のノズル面320aを覆うための複数のキャップ部材441を備えている。このインク吸引部44では、鉛直上方まで走査させたキャリッジ32の全てのノズル面320aをキャップ部材441で覆った後、当該各キャップ部材441と連通された図示しない吸引ポンプを駆動させることにより、ノズル321内のインクや異物が吸引除去される。
続いて、ノズル欠検知部42の構成について説明する。
図4はノズル欠検知部42の分解斜視図であり、図5はノズル欠検知部42の側断面図である。
ノズル欠検知部42は、図4に示すように、インク受け部421と、支持体422,422と、ベース部材423と、発光部424と、受光部425とを備えている。
インク受け部421は、ノズル321から吐出されたインク滴Iを受けるものであり、ノズル面320aの副走査方向Y長さよりも長尺な桶状に形成され、副走査方向Yに延在するよう配設されている。インク受け部421の主走査方向Xの両側壁上端には、当該インク受け部421を支持させるための鍔部421aがそれぞれ形成されており、この各鍔部421aの副走査方向Yの両端部には、インク受け部421を支持体422に固定するための貫通孔421bがそれぞれ穿設されている。
インク受け部421の底面は、鍔部421aの下面に対し副走査方向Yへ傾斜するよう形成されている。また、インク受け部421の最底部には、図5に示すように、ヘッドメンテナンス部4内部の廃液タンク45に連通された排出チューブ426が取り付けられている。このような構成により、インク受け部421内部のインク滴Iを排出させ易くすることができる。
インク受け部421の内部には、底面上に載置された吸収体支持部材427と、当該吸収体支持部材427の上面に載置されたインク吸収体428とが、何れもインク受け部421内部の副走査方向Yへの略全長に亘って延在するように配設されている。
このうち、吸収体支持部材427は、下方に開口する断面コ字状に形成され(図9(a)参照)、その両側壁の下面がインク受け部421の底面に倣って傾斜するよう形成されていることにより、上面が鍔部421aの下面と平行になるようインク受け部421内部に配設される。また、吸収体支持部材427の上面には、4つの長尺なインク滴下孔427aが副走査方向Yに並設されている。このインク滴下孔427aは、インク吸収体428の下面からインク受け部421の底面にインクを垂らすためのものであると同時に、インク吸収体428下面に対する吸収体支持部材427上面の接触面積を減らしてこれらの貼り付きを防止するためのものである。
一方、インク吸収体428は、インク受け部421の開口寸法と略同じ平面視寸法の平板状に形成されており、その上面が、ノズル321から吐出されたインク滴Iを着弾させるインク受け面428aを画成している。また、インク吸収体428は、本実施形態においては、インク吸収能に優れる多孔質材料で形成されており、その厚さが5〜15mmとなっている。
支持体422,422は、インク受け部421を支持するためのものであり、図4に示すように、平板を曲成して水平部422a及び垂直部422bを形成させた略L字状の部材である。垂直部422bの上端であって幅方向の両端には、水平部422aと平行な支持体鍔部422c,422cが、インク受け部421の桶部分の幅よりも広い間隔を空けて、水平部422aとは反対方向へ向けて張り出されている。また、各支持体鍔部422cの略中央には貫通孔422dが穿設されている。
この2つの支持体422,422は、インク受け部421の全長より僅かに長い間隔を副走査方向Yに空け、支持体鍔部422c,422cが張り出している向きを互いに対向させた状態で、ベース部材423の上面に固定されている。そして、支持体422,422の各支持体鍔部422cに対し、当該支持体鍔部422cと同程度の大きさのスペーサ部材429を介在させて、インク受け部421の鍔部421a,421aの端部を載置することにより、支持体422,422がインク受け部421を支持するように構成されている。
このとき、介在させる各スペーサ部材429の厚さを適宜調整することにより、インク受け部421の高さ、ひいてはインク吸収体428のインク受け面428aの高さが調整される。そして、各スペーサ部材429の略中央に穿設された貫通孔429aと、インク受け部421及び支持体422の各貫通孔421b、422dとを合わせてボルトナット(図示せず)で締結することにより、インク受け部421と支持体422,422とが固定される。
このように、支持体422,422は、発光部424及び受光部425とは独立してインク受け部421をベース部材423から取り外し可能に支持しているので、発光部424及び受光部425はそのままでインク受け部421だけを取り外して当該インク受け部421の清掃や交換等のメンテナンスを行うことができる。
なお、支持体422,422は、本発明における支持部材本体であり、この支持体422,422とスペーサ部材429,…とが、本発明における支持部材を構成している。
ベース部材423は、副走査方向Yに延在する長尺な筐体状の部材であり、桶状の下部ベース部材4231に上部ベース部材4232を被せるように嵌合させて構成されている。上部ベース部材4232の上面には、側壁423a,423aが主走査方向Xの両端に立設され、インク受け部421に取り付けられた排出チューブ426を挿通させるチューブ孔423bが穿設されているとともに、支持体422,422、発光部424及び受光部425が固定されている。また、上部ベース部材4232の副走査方向Yの両端面には、図5に示すように、上下方向へ延在する長穴状の高さ調整孔423c,423cが穿設されており、この高さ調整孔423c,423cに高さ調整ねじ4233,4233を挿通させ、下部ベース部材4231に穿設されたねじ孔423d,423dに締結させることで、下部ベース部材4231と上部ベース部材4232とが固定される。このとき、高さ調整孔423c,423c内での高さ調整ねじ4233,4233の上下方向の締結位置を調整することにより、上部ベース部材4232の上面の高さを調整でき、同時に、当該上面に固定された発光部424及び受光部425の高さ、ひいては検出光Lの光軸の高さを調整することができる。
発光部424及び受光部425は、本発明における検出光形成部であり、インク滴Iの吐出状態を検出するための検出光を形成するものである。これら発光部424と受光部425とは、それぞれの筐体ケース4241,4251に穿設された出射孔4241aと検知孔4251aとをインク受け部421の上方で互いに対向させて、上部ベース部材4232上面の副走査方向Yの両端に固定されている。
発光部424の内部には、図示しないLD(Laser Diode)を有する発光部品4242が配設されており、この発光部品4242は、出射孔4241aを通じて受光部425の検知孔4251aに向けて検出光Lを出射する。発光部品4242の出射面側には、主走査方向Xに扁平な長方形状のスリット4243aが穿設された出射板4243が取り付けられており、このスリット4243aを介すことにより断面長方形状の検出光Lが出射される。
受光部425の内部には、検出光Lの反射を防止する反射防止筒4252と、図示しない受光素子を有する受光部品4253とが、検出光Lの光軸上に配設されている。検知孔4251aを通じて受光部425内部へ入射した検出光Lは、反射防止筒4252を通って受光部品4253に受光され、その光量変化が検出された後、当該光量変化に基づいてインク滴Iの吐出状態が検出されるようになっている。
また、発光部424は、検出光Lの光軸の傾き等が調整可能な光軸調整機構500を備えている。この光軸調整機構500は、検出光Lの受光部品4253への入射位置及び入射方向を微調整するためのものであり、図6〜図8に示すように、平板を曲成させた4つの第1〜第4調整部材501〜504を含んで構成されている。
このうち、第1調整部材501は、平板の中途部分をコ字状に隆起させた形状に形成されており、隆起部分501aの両側の平板部分501b,501bが互いに副走査方向Yに位置するよう配設されている。隆起部分501aには発光部品4242が固定されている。
2つの平板部分501b,501bのうち、ベース部材423の端部側のものには、主走査方向Xの一方の端部に側壁501cが立設されており、ベース部材423の中央側のものには、第1回動孔501dが穿設されている。また、2つの平板部分501b,501bには、後述の第1固定ねじ511を挿通させる第1貫通孔501eがそれぞれ穿設されており、この第1貫通孔501eは、第1回動孔501dを中心として第1固定ねじ511が当該第1貫通孔501e内で移動可能なように長穴状に形成されている。
第2調整部材502は、第1調整部材501の下面を支持する平板部分502aと、この平板部分502aの主走査方向Xの一方の端部に立設された側壁502bとからなるL字状に形成されている。
平板部分502aには、第1調整部材501の第1回動孔501dに挿嵌される第1回動軸502cが突設されているとともに、ベース部材423の中央側の端部に第2傾斜調整ねじ522が立てられている。また、平板部分502aには、図示しない2つのねじ穴が穿設されており、第1調整部材501の第1貫通孔501e,501eに挿通された第1固定ねじ511,511が当該2つのねじ穴に螺合されることにより、第1調整部材501と第2調整部材502とが固定される。
側壁502bには、第4調整部材504の後述の第2回動孔503cに挿嵌される第2回動軸502dが突設されるとともに、第1調整部材501の側壁501cに対向する部分に第1傾斜調整ねじ521が立てられている。
第3調整部材503は、第2調整部材502より主走査方向Xの一方の端部側に配設された側壁503aと、ベース部材423の端部側に配設された端壁503bとからなる略L字状に形成されている。
側壁503aには、第2調整部材502の第2回動軸502dを挿嵌させる第2回動孔503cが穿設されているとともに、第2調整部材502の側壁502bに立てられた第1傾斜調整ねじ521を逃げるための逃げ孔503dが穿設されている。また、側壁503aには、第2回動孔503cを中心とした略円弧状の長穴である2つの第2貫通孔503e,503eが穿設されており、この第2貫通孔503e,503eに挿通された第2固定ねじ512,512が、第2調整部材502の側壁502bに穿設された図示しない2つのねじ穴に螺合されることにより、第2調整部材502と第3調整部材503とが固定される。
端壁503bには、主走査方向Xの一方の端部に高さ調整用鍔部503fが形成されており、当該高さ調整用鍔部503fには高さ調整ねじ523が立てられている。また、端壁503bには、上下方向に延在する長穴状の2つの第3貫通孔503g,503gが穿設されており、この第3貫通孔503g,503gに挿通された第3固定ねじ513,513が、第4調整部材504の側壁504aに穿設された図示しない2つのねじ穴に螺合されることにより、第3調整部材503と第4調整部材504とが固定される。
第4調整部材504は、3つの側壁504a,…からなる上面視略コ字状に形成されており、ベース部材423の中央側を開口させて第2調整部材502の下方を囲うように配設されている。
3つの側壁504a,…のうち、主走査方向X両側の2つには下端から底板部分504bがそれぞれ張り出されており、残る1つには、第3調整部材503の高さ調整用鍔部503fの下面に対向させた押上げ用鍔部504cが張り出されている。また、主走査方向X両側の2つの側壁504aには、第2傾斜調整ねじ522の鉛直下方を通って主走査方向Xへ延在する固定筒531が筒固定ねじ532,532で固定されている。更に、主走査方向Xの他方の側壁504aには、ベース部材423の側壁423aに立てられた位置調整ねじ524の下面が突き当てられている。
底板部分504b,504bには、主走査方向Xに延在する長穴状の第4貫通孔504dがそれぞれ穿設されており、この第4貫通孔504dに挿通された第4固定ねじ514,514が、上部ベース部材4232の上面に穿設された図示しない2つのねじ穴に螺合されることにより、第4調整部材504とベース部材423とが固定される。
以上のように構成された光軸調整機構500によれば、第1固定ねじ511,511を緩めた状態で、第2調整部材502の側壁502bに立てられた第1傾斜調整ねじ521をねじ込んで第1調整部材501の側壁501cを押すことにより、第1回動軸502cを中心として第1調整部材501及び発光部品4242を回動させて、発光部品4242から出射される検出光Lの光軸を水平面内の傾きについて微調整することができる。
また、第2固定ねじ512,512を緩めた状態で、第2調整部材502の平板部分502aに立てられた第2傾斜調整ねじ522をねじ込んで下方の固定筒531を押すことにより、第2回動軸502dを中心として第1調整部材501,第2調整部材502及び発光部品4242を回動させて、発光部品4242から出射される検出光Lの光軸の仰角を微調整することができる。
更に、第3固定ねじ513,513を緩めた状態で、第3調整部材503の高さ調整用鍔部503fに立てられた高さ調整ねじ523をねじ込んで下方の押上げ用鍔部504cを押すことにより、第3固定ねじ513,513を第3貫通孔503g,503g内でスライドさせつつ第1〜第3調整部材501〜503及び発光部品4242を上方へ押し上げて、発光部品4242から出射される検出光Lの光軸の高さを微調整することができる。
加えて、第4固定ねじ514,514を緩めた状態で、ベース部材423の側壁423aに立てられた位置調整ねじ524をねじ込んで第4調整部材504の主走査方向Xの他方の側壁504aを押すことにより、第4固定ねじ514,514を第4貫通孔504d,504d内でスライドさせつつ第1〜第4調整部材501〜504及び発光部品4242を主走査方向Xの一方側へスライドさせて、発光部品4242から出射される検出光Lの光軸を主走査方向Xの位置について微調整することができる。
以上の構成を具備するノズル欠検知部42では、図9(a),(b)に示すように、キャリッジ32の主走査方向Xへの移動により記録ヘッド320が検出光Lの鉛直上方に運ばれてきたときに、記録ヘッド320のノズル面320aと、検出光Lの光軸と、インク受け部421のインク受け面428aとが、副走査方向Yに平行に並ぶように適宜調整されて配置される。そして、記録ヘッド320のノズル321からインク滴Iが吐出されると、このインク滴Iは下方の検出光Lを遮るようにして通過した後、更に下方のインク受け部421のインク受け面428aに着弾する。このとき、検出光Lを受光する受光部425は、インク滴Iが検出光Lを通過したときの光量変化を検出した後、この光量変化が所定値以上ならインク滴Iは検出光Lを通過した(吐出)とし、所定値未満なら通過していない(非吐出)として、インク滴Iの吐出/非吐出を検出するほか、インク滴Iが吐出されたタイミングと検出光Lを通過したタイミングとに基づいて当該インク滴Iの飛翔速度を検出する。
ここで、インク受け部421は、スペーサ部材429の厚さを調整することによりインク受け面428aの高さが調整可能となっており、発光部424及び受光部425は、上部ベース部材4232の高さを調整することにより検出光Lの光軸の高さが調整可能となっているので、ノズル面320aから検出光Lの光軸までの距離Aと、ノズル面320aからインク受け面428aまでの距離Bとを、それぞれの適切な値に適宜設定することができる。
このうち、ノズル面320aから検出光Lの光軸までの距離Aは、検出光Lの感度が良好に保たれる距離として決定される。本実施形態においては、この距離Aは、インク滴Iの吐出量によらず3mmとなるよう調整されている。なお、本実施形態においては、インク受け部421の鍔部421aの上面からインク受け面428aまでの距離Cも、インク滴Iの吐出量によらず3mmとなるよう調整されている。
一方、ノズル面320aからインク受け面428aまでの距離Bは、近すぎると、インク受け面428aに過量のインク滴Iが着弾して淀みとなり、この淀みで反射した検出光Lの散乱成分がノイズとして受光部425に受光されて検出精度を低下させてしまうことがあるが、反対に遠すぎると、インク滴Iが飛翔中に飛散してインクミストになり易くなり、このインクミストが舞い上がって周囲を汚染したり誤検出を生じさせたりすることがある。また、インク滴Iの吐出量によっても上記のインク滴Iの淀みやインクミストの舞い上がりが大きく影響される。つまり、インク滴Iの吐出量が多いと、淀みが生じ易くなる一方で飛翔速度が速くなってインクミストは少なくなり、反対に吐出量が少ないと、淀みは生じにくくなるものの飛翔速度が遅くなってインクミストは多くなってしまう。このインク滴Iの吐出量が変わる要因としては、ノズル321の径や記録ヘッド320の駆動電圧,駆動周期のほか、インク滴Iの粘度,表面張力等が挙げられる。
そこで、ノズル面320aからインク受け面428aまでの距離Bは、インク滴Iの吐出量に応じて調整されるのが望ましい。本実施形態においては、この距離Bは、以下の表1に示す値となるように適宜調整される。
Figure 0005282302
以上のように、本実施形態におけるノズル欠検知部42によれば、インク受け部421だけを取り外して当該インク受け部421の清掃や交換等のメンテナンスを行うことができるので、インク受け部421のメンテナンスの際に、発光部424や受光部425を汚したり動かしたりすることによる検出精度の低下を防止することができるとともに、発光部424や受光部425を汚したり動かしたりしないよう注意を払う必要がなくなりメンテナンス性を向上させることができる。
また、ノズル面320aから検出光Lの光軸までの距離Aと、ノズル面320aからインク受け面428aまでの距離Bとを、それぞれの適切な値に適宜設定することができるので、インク滴Iの吐出量が異なる記録ヘッドに対しても、ノズル面320aから検出光Lの光軸までの距離Aを適宜設定することにより検出光Lの感度を良好に保つことができるとともに、ノズル面320aからインク受け面428aまでの距離Bを適宜設定することによりインクミストの舞い上がりによる誤検出やインク滴Iの淀みで反射した検出光によるノイズの発生を抑制し、ひいては、検出精度の低下を抑制することができる。
また、スペーサ部材429の厚さを調整することにより、ノズル面320aからインク受け面428aまでの距離Bを適切な値に設定することができるので、簡単な調整作業だけでインクミストの舞い上がりやインク受け面428aでのインク滴Iの淀みを抑制し、ひいては、検出精度の低下を抑制することができる。
また、インク滴Iを着弾させるインク受け面428aがインク吸収体428によって画成されているので、インク受け面428aでのインク滴Iの吸収を促進して、当該インク受け面428a上でのインク滴Iの淀みの形成を抑制することができる。
また、インク吸収体428は、インク吸収能に優れる多孔質材料で形成されているので、インク受け面428a上でのインク滴Iの淀みの形成を更に抑制することができる。
なお、上記実施形態においては、インク受け部421の内部には、下面をインク受け部421の底面に倣って傾斜させた吸収体支持部材427の上に平板状のインク吸収体428を載置することとして記載したが、吸収体支持部材427を設けずに、下面をインク受け部421の底面に倣って傾斜させたインク吸収体428だけを配設してもよい。但し、成型品であるインク吸収体428は、成形が容易な平板状とするのが製造コストの点から好ましい。
また、インク受け面428aの高さを調整する際に、スペーサ部材429ではなくインク吸収体428の厚さを調整することが考えられるが、インク吸収体428はスペーサ部材429と異なり定期交換を要する消耗品であるため、厚さの異なる複数種類のインク吸収体428を製造・管理することは製造コストや管理コストの点から好ましくない。
また、その他の点においても、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜変更可能であるのは勿論である。
インクジェット記録装置の斜視図である。 キャリッジの正面図である。 ヘッドメンテナンス図の斜視図である。 ノズル欠検知部の分解斜視図である。 ノズル欠検知部の側断面図である。 発光部の内部を或る角度から観た斜視図である。 発光部の内部を別角度から観た斜視図である。 発光部の内部を他の別角度から観た斜視図である。 インク滴を検出する際のノズル欠検知部の動作を説明するための(a)主走査方向の断面図であり、(b)副走査方向の断面図である。
符号の説明
42 ノズル欠検知部(インク滴検出装置)
321 ノズル
421 インク受け部
422 支持体(支持部材本体)
423 ベース部材
424 発光部
425 受光部
428 インク吸収体(インク吸収部材)
428a インク受け面
429 スペーサ部材
I インク滴
L 検出光

Claims (5)

  1. ノズルから吐出されるインク滴の飛翔経路に交差する検出光を形成し、当該検出光の光量変化を検出することにより前記インク滴の吐出状態を検出するインク滴検出装置であって、
    前記検出光を出射する発光部、及び前記検出光を受光して当該検出光の光量変化を検出する受光部を有する検出光形成部と、
    前記ノズルから吐出されたインク滴を受けるインク受け部と、
    前記検出光形成部及び前記インク受け部を支持するベース部材と、
    前記インク受け部と前記ベース部材との間に介在し、前記インク受け部を前記インク滴の飛翔方向に沿って移動可能に支持する支持部材と、
    を備え、
    前記インク受け部は、前記検出光形成部とは独立して前記ベース部材から取り外し可能に構成され
    前記検出光形成部は、前記検出光の光軸を前記インク滴の飛翔方向に沿って移動可能に前記ベース部材に支持されていることを特徴とするインク滴検出装置。
  2. 前記支持部材は、厚さが調整可能なスペーサ部材と支持部材本体とを有し、前記スペーサ部材を介在させて前記支持部材本体が前記インク受け部を支持するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のインク滴検出装置。
  3. 前記インク受け部には、吐出された前記インク滴を着弾させるインク受け面が形成され、
    前記ノズルが配設されたノズル面から前記インク受け面までの、前記インク滴の飛翔方向に沿った距離が、吐出される前記インク滴の吐出量に応じた距離となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインク滴検出装置。
  4. 前記インク受け部には、吐出された前記インク滴を着弾させるインク受け面が形成され、
    前記インク受け面は、インク滴を吸収するインク吸収部材によって画成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のインク滴検出装置。
  5. 前記インク吸収部材は多孔質材料で形成されていることを特徴とする請求項4に記載のインク滴検出装置。
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