JP2005021848A - スピードスプレヤー - Google Patents
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Abstract
【課題】送風効率が悪化することなく左右均等に送風され、且つ、散布方向を可変することを可能とし、薬液散布作業を現場に合わせて無駄なく効果的に行うことのできるスピードスプレヤーを提供する。
【解決手段】軸流送風機と、噴霧装置からなる散布装置を進行方向に対し左右対称に配置したことにより、左右均等に送風され、送風効率が向上し、薬液散布作業が無駄なく効率的に行える。又、左右対称に配置した散布装置は、軸流送風機の回転軸を回動中心とし独立して回動するよう構成したことにより、左右それぞれ独立して散布方向を可変することが可能となり、棚作、わい化、傾斜地の各栽培形態に対応した薬液散布作業を効率良く行える。
【選択図】 図3
【解決手段】軸流送風機と、噴霧装置からなる散布装置を進行方向に対し左右対称に配置したことにより、左右均等に送風され、送風効率が向上し、薬液散布作業が無駄なく効率的に行える。又、左右対称に配置した散布装置は、軸流送風機の回転軸を回動中心とし独立して回動するよう構成したことにより、左右それぞれ独立して散布方向を可変することが可能となり、棚作、わい化、傾斜地の各栽培形態に対応した薬液散布作業を効率良く行える。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピードスプレヤーの散布装置の構成に関するもので、特に散布領域を可変する構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、果樹園等の圃場において、スピードプレーヤで薬液散布作業を行う場合には、作業現場の条件に応じて薬液の散布方向を変更していた。すなわち、スピードスプレーヤの走行路に対し樹葉群がトンネル状に頭上を覆う樹形の場合には、左右対称の標準的送風パターンによる薬液散布でよく、特に問題は生じないが、棚作栽培の横長形散布が必要な場合、わい化栽培の縦長形散布、あるいは傾斜地栽培において傾斜形の散布が必要な場合には、前記標準的送風パターンのままでは不必要な方向への送風及び薬液散布が行われたり、必要な部位へ十分な散布が行なえないことがあった。
【0003】
このような課題に対し、薬液散布作業を無駄なく効果的に行うため、スピードスプレーヤの軸流送風機の風胴外周に沿って円弧状に開口した吐出口に複数個の噴霧ノズルを左右両群の系統に分けて設置し、前記吐出口の内側に設けた互いに相隣接すると共に左右両群の系統に分けて配置された複数個の気流案内板の回動に連動して、この気流案内板のそれぞれと対応関係に配置された噴霧ノズルを、前記気流案内板の回動方向と実質的に共通な方向に回動させることができるようにしたスピードスプレヤーが提案されている。(特許文献1)
【0004】
【特許文献1】
特公昭47−5702号公報
【0005】
【発明が解決とようとする課題】
前記従来技術の構成では、送風機の風胴を出た風を一度障壁に当てて強制的に略90度偏向し吐出し、吐出口部には気流案内板が設けられ、この気流案内板にて更に強制的にもう一度偏向するものであり、吐出口より吐出された導風に対して気流案内板で強制的に指向性を持たせ、薬液の散布方向を可変する方式であるが、気流案内板の回動角度に対応した送風パターンとなるため、薬液の散布方向を大きく変更することが困難である。又、送風機の風胴を出た風を気流案内板にて強制的に左右対称となるよう偏向するので送風効率が悪化し易いという課題がある。
【0006】
そこで本発明は、送風効率が悪化することなく左右均等に送風され、且つ、散布方向を可変することを可能とし、薬液散布作業を現場に合わせて無駄なく効果的に行うことのできるスピードスプレヤーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するため、軸流送風機と、噴霧装置からなる散布装置を進行方向に対し左右対称に配置したことにより、左右均等に送風され、送風効率が向上し、薬液散布作業が無駄なく効率的に行える。
【0008】
又、左右対称に配置した散布装置は、軸流送風機の回転軸を回動中心とし独立して回動するよう構成したことにより、左右それぞれ独立して散布方向を可変することが可能となり、棚作、わい化、傾斜地の各栽培形態に対応した薬液散布作業を効率良く行える。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明におけるスピードスプレヤーの一部断面とした側面図、図2は一部断面とした平面図、図3は後面図、図4は要部を示す側面図、図5は駆動伝達を示す後面図、図6は操作パネルの平面図、図7は各栽培形態の対応した薬液散布作業を示す作用図である。
【0010】
図1,図2及び図3に示すように、本発明におけるスピードスプレヤーは、台車枠1上に順次運転席2、薬液タンク3、駆動室4、散布部5を載置し構成される。
【0011】
1の台車枠は前輪11,11及び後輪12,12からなる車輪と、後輪12を左右に連結し駆動する走行ミッション13から構成される。
【0012】
走行ミッション13は、図4に示すように油圧ポンプと油圧モータで構成された走行用の油圧式無段変速機と、ステアリング用の油圧式無段変速機と、この2つの油圧式無段変速機にそれぞれ回転動力を入力する走行用入力軸13aと、ステアリング用入力軸13bを前方に突設し2つの油圧式無段変速機にて変速され回転する左右に突設した一対の車軸13cL,13cRと、側面に車軸13cL,13cRの変速を制御する第1変速ブラケット13dと第2変速ブラケット13eを設けてなる操向駆動装置である。
【0013】
第1変速ブラケット13dは、左右に突設された一対の車軸13cL,13cRの回転数及び回転方向、即ち車体の走行速度と前後進及び停止の制御を行うもので、第1変速ブラケット13dの回動角度に応じ、比例した走行速度と進行方向を得ることができる。
【0014】
第2変速ブラケット13eは、回動することにより左右の一対の車軸13cL,13cRを独立して回転させることが可能としてあり、回動角度に応じ左右一対の車軸13cL,13cRに回転数の差が生じ、車体を右旋回及び左旋回させることが可能となる。
【0015】
2の運転席は、座席21と前後に回動可能に支持された走行変速レバー22と、車体を操舵するハンドル23と、走行駆動の伝達制御を行うクラッチペダル24と、車体を制動するブレーキペダル25と、散布部5を制御するバルブ26からなり車体の走行を制御する。又、ハンドル23には操作パネル27が設けられる。
【0016】
走行変速レバー22の下端と、走行ミッション13の第1変速ブラケット13dは、台車枠1の略中央部に設けられた変速リンク14を介し、操作ロット15と第1変速ロット16にて連結され、走行変速レバー22を前方に回動させると変速リンク14を介し、連動して第1変速ブラケット13dを回動させ、車体を前進させる。又、走行変速レバー22を後方に回動させると変速リンク14を介し、連動して第1変速ブラケット13dを回動させ車体は後進される。又、走行変速レバー22の回動量に応じ走行速度が変化する。
【0017】
ハンドル23の下端と、走行ミッション13の第2変速ブラケット13eは、変速リンク14を介し操作ワイヤ17と第2変速ロット18に連結され、水平方向に回動するハンドル23のわずかな切れ角に応じ操作ワイヤ17を押し引きし、変速リンク14を介し第2変速ロット18が、第2変速ブラケット13eを回動させる。ハンドル23を右に切ると、走行ミッション13の右側の車軸13cRが減速されるとともに左側の車軸13cLを増速させ、左右の車軸13cL,13cRに回転数の差を生じさせ車体を右旋回させる。又、ハンドル23を左に切ると、走行ミッション13の左側の車軸13cLが減速されるるともに右側の13cRを増速させ、左右の車軸13cL,13cRに回転数の差を生じさせ車体を左旋回させる。
【0018】
クラッチペダル24は、踏み込むことにより走行変速レバー22を強制的にニュートラルポジションへ移動させる。即ち連動する走行ミッション13の第1変速ブラケット13dをニュートラルポジションへ移動させ、車体を停止させることができる。ブレーキペダル25は、制動装置へ連結され踏み込むことで車体の走行速度を制御する。
【0019】
薬液タンク3は、果樹木等に散布する薬液を貯留可能とし、駆動室4は、内部にエンジン41と動噴ポンプ42が配置される。図5に示すように、エンジン41の後方に突設されるエンジン出力軸41aには、小径のエンジンプーリ43aが設けられ、前記走行ミッション13の走行用入力軸13aには大径の走行プーリ43bと、ステアリング用入力軸13bにはステアリングプーリ43cが設けられ、エンジンプーリ43aと走行プーリ43b及びステアリングプーリ43cにはベルト44を巻架される。
【0020】
走行用入力軸13aに設けた走行プーリ43bは、ベルト44が巻架される大径のベルト溝と、この大径のベルト溝より径を小さくした小径のベルト溝を有し2段で形成され、走行プーリ43bの小径のベルト溝と、動噴ポンプ42の動噴駆動軸42aに設けられる大径の動噴プーリ45にベルト46が巻架される。
【0021】
このように構成することにより、エンジン出力軸41aより出力された回転動力は、ベルト44を介して走行ミッション13の走行用入力軸13aとステアリング用入力軸13bに減速され入力し、車体を操向駆動可能する。そして、走行プーリ43bの小径のベルト溝よりベルト46を介して動噴ポンプ42の動噴プーリ45へさらに減速され動力伝達され、動噴ポンプ42は常用回転数で駆動される。駆動された動噴ポンプ42は、薬液タンク3内に貯留した薬液に圧力を加え散布部5へ送る。
【0022】
散布部5は、前記台車枠1の後方端部に立設した支持フレーム54に、軸流送風機52と、噴霧装置53からなる散布装置51を進行方向に対し後方視にて左右対称に一対配置される。
【0023】
支持フレーム54には、散布装置51を左右対称に支持するため前後方向に開口部を有する支持ボス54a,54aを進行方向に対し後方視にて左右対称に設けてある。以下、軸流送風機52及び噴霧装置53からなる散布装置51は、左右対称に同一構成としてあるため、一方の構成について説明する。
【0024】
軸流送風機52は、前記支持フレーム54の支持ボス54aに回転可能に軸支された回転軸52aと、回転軸52aに固着され回転中心より放射状に複数枚の羽根を設けた送風ファン52bと、送風ファン52bの後方に回転軸52aを回動中心とし回動可能とし送風ファン52bの外周部を覆う風胴52cから構成される。風胴52cは、図3に示すように後面視にて扇状とし、側部から上部にかけた円弧部側面に開口部aが形成されている。
【0025】
噴霧装置53は、前記軸流送風機52の風胴52cに開口した開口部aの円弧と同形状に形成した噴霧パイプ53aと、この噴霧パイプ53aに適宜間隔を置いて噴霧ノズル53bが複数個設けられ構成され、前記軸流送風機52の風胴52cに開口した開口部aの外周部に配置される。
【0026】
このように、散布装置51は、軸流送風機52と噴霧装置53が一体化され、進行方向に対し左右対称に配置し、軸流送風機52の回転軸52a回動中心とし回動させることにより、散布方向を独立して可変することが可能となる。
【0027】
左右に設けた送風ファン52b,52bを回転させるためエンジン41のエンジン出力軸41aに設けたエンジンプーリ43aの後方端面より伝達軸47が突設され、この伝達軸47の後方端部には電磁クラッチ48が設けてあり、この電磁クラッチ48と送風ファン52b,52bが固着された回転軸52a,52aの前方端部に設けたファン駆動プーリ55,55へベルト49,49が巻架され、送風ファン52a,52aが回転可能となる。
【0028】
後方視左右対称に配置された散布装置51,51を構成する軸流送風機52,52の風胴52c,52cと、台車枠1とにそれぞれアクチュエータが架設される。本実施例ではアクチュエータに電動油圧シリンダ6,6を用いる。この電動油圧シリンダ6,6を伸縮動作させることにより軸流送風機52,52の風胴52c,52cの回動量を制御することが可能となり、散布装置51,51の散布方向をそれぞれ可変することが可能となる。
【0029】
図6に示すように、ハンドル23の上部に設けた操作パネル27は、エンジン41を始動するキースイッチ27aと、エンジン41の回転数を制御するアクセル27bと、エンジンの回転数を表示する計器である回転計27cと送風ファン52を起動する起動スイッチ27dと、散布方向を可変する方向制御ダイヤル27eL,27eRと、ニュートラルポジションを示す表示灯27fが設けられている。
【0030】
散布方向を可変する方向制御ダイヤル27eL,27eRは、台車枠1と左右の散布装置51,51にそれぞれ架設した電動油圧シリンダ6,6の伸縮量を調節するもので、方向制御ダイヤル27eLは、後方視左側に備えた散布装置51の電動油圧シリンダ6に対応し、方向制御ダイヤル27eRは、後方視右側に備えた散布装置51の電動油圧シリンダ6に対応し、方向制御ダイヤル27eL,27eRの回動量に応じて風胴52c,52cの開口部a,aがそれぞれ移動し任意の散布方向へ指向される。
【0031】
散布作業及び各部の作用は、操作パネル27のキースイッチ27aを回しエンジン41を起動させ、アクセル27bにてエンジン41の回転数を上げ、この時回転計27cにエンジン回転数が表示されるので作業に合った回転数を選択する。エンジン41より出力される回転動力は、ベルト44を介し走行ミッション13へ伝達され、ベルト46を介し動噴ポンプ42へ伝達される。走行変速レバー22を前後に回動させることにより、ニュートラルポジションを示す表示灯27fは消灯し、車体は前後進する。
【0032】
動噴ポンプ42は薬液タンク3に貯留した薬液を吸い込み加圧する。起動スイッチ27dを押すと電磁クラッチ48が作動し、ベルト49,49を介し左右の散布装置51,51構成する軸流送風機52,52の回転軸52a,52aへ動力伝達され回転軸52a,52aに固着された送風ファン52b,52bを回転駆動する。そして、座席21の下部に設けられたバルブ26を開くことにより、動噴ポンプ42にて加圧された薬液は、散布装置51,51を構成する噴霧装置53,53の噴霧パイプ53a,53aを通過し、噴霧ノズル53b,53bより噴霧され、回転する送風ファン52b,52bにて発生し、開口部aより送風される風の流れに乗り果樹木へ散布される。
【0033】
回動可能に備えた風胴52c,52cに架設した電動油圧シリンダ6,6を操作パネル27に備えた方向制御ダイヤル27eL,27eRにて伸縮動作させ、図7(イ)に示すように、左右の電動油圧シリンダ6,6が最伸長した位置で棚作用に最も適した散布方向が得られ、電動油圧シリンダ6,6を除々に収縮させ、図7(ロ)に示すように、わい化栽培に適した散布方向が得られる。又、電動油圧シリンダ6,6を独立して伸縮させ、散布装置51,51を傾斜地に対し谷側及び山側に向けそれぞれ指向性をもたせることにより、図7(ハ)に示すように、傾斜地栽培に適した散布方向が得られる。
【0034】
本実施例では、散布装置51,51の散布方向を可変する手段として、アクチュエータである電動油圧シリンダ6,6を用いたが、他のアクチュエータである電動モータや油圧シリンダを用いても発明の主旨は変わらない。又、簡易な構成として回動調節ピンでの手動での係止手段を用いても発明の主旨は変わらない。
【0035】
【発明の効果】
以上のように構成されたスピードスプレヤーは、散布部に備えた散布装置を左右対称に配置することにより左右均等に送風され送風効率が向上し、薬剤散布作業が無駄なく効率的に行える。
【0036】
又、左右対称に配置された散布装置は、軸流送風機の回転軸を回動中心とし独立して回動するよう構成されるので、左右それぞれ独立して散布方向を可変することが可能となり、棚作、わい化、傾斜地の各栽培形態に対応した薬液散布作業を効率良く行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるスピードスプレヤーの一部断面とした側面図
【図2】一部断面とした平面図
【図3】後面図
【図4】要部を示す側面図
【図5】駆動伝達を示す後面図
【図6】操作パネルの平面図
【図7】各栽培形態の対応した薬液散布作業を示す作用図
【符号の説明】
1 台車枠
11 前輪
12 後輪
13 走行ミッション
13a 走行用入力軸
13b ステアリング用入力軸
13cL,13cR 車軸
13d 第1変速ブラケット
13e 第2変速ブラケット
14 変速リンク
15 操作ロット
16 第1変速ロット
17 操作ワイヤ
18 第2変速ロット
2 運転席
21 座席
22 走行変速レバー
23 ハンドル
24 クラッチペダル
25 ブレーキペダル
26 バルブ
27 操作パネル
27a キースイッチ
27b アクセル
27c 回転計
27d 起動スイッチ
27eL,27eR 方向制御ダイヤル
27f 表示灯
3 薬液タンク
4 駆動室
41 エンジン
41a エンジン出力軸
42 動噴ポンプ
42a 動噴駆動軸
43a エンジンプーリ
43b 走行プーリ
43c ステアリングプーリ
44 ベルト
45 動噴プーリ
46 ベルト
47 伝達軸
48 電磁クラッチ
49 ベルト
5 散布部
51 散布装置
52 軸流送風機
52a 回転軸
52b 送風ファン
52c 風胴
53 噴霧装置
53a 噴霧パイプ
53b 噴霧ノズル
54 支持フレーム
54a 支持ボス
55 ファン駆動プーリ
6 電動油圧シリンダ
a 開口部
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピードスプレヤーの散布装置の構成に関するもので、特に散布領域を可変する構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、果樹園等の圃場において、スピードプレーヤで薬液散布作業を行う場合には、作業現場の条件に応じて薬液の散布方向を変更していた。すなわち、スピードスプレーヤの走行路に対し樹葉群がトンネル状に頭上を覆う樹形の場合には、左右対称の標準的送風パターンによる薬液散布でよく、特に問題は生じないが、棚作栽培の横長形散布が必要な場合、わい化栽培の縦長形散布、あるいは傾斜地栽培において傾斜形の散布が必要な場合には、前記標準的送風パターンのままでは不必要な方向への送風及び薬液散布が行われたり、必要な部位へ十分な散布が行なえないことがあった。
【0003】
このような課題に対し、薬液散布作業を無駄なく効果的に行うため、スピードスプレーヤの軸流送風機の風胴外周に沿って円弧状に開口した吐出口に複数個の噴霧ノズルを左右両群の系統に分けて設置し、前記吐出口の内側に設けた互いに相隣接すると共に左右両群の系統に分けて配置された複数個の気流案内板の回動に連動して、この気流案内板のそれぞれと対応関係に配置された噴霧ノズルを、前記気流案内板の回動方向と実質的に共通な方向に回動させることができるようにしたスピードスプレヤーが提案されている。(特許文献1)
【0004】
【特許文献1】
特公昭47−5702号公報
【0005】
【発明が解決とようとする課題】
前記従来技術の構成では、送風機の風胴を出た風を一度障壁に当てて強制的に略90度偏向し吐出し、吐出口部には気流案内板が設けられ、この気流案内板にて更に強制的にもう一度偏向するものであり、吐出口より吐出された導風に対して気流案内板で強制的に指向性を持たせ、薬液の散布方向を可変する方式であるが、気流案内板の回動角度に対応した送風パターンとなるため、薬液の散布方向を大きく変更することが困難である。又、送風機の風胴を出た風を気流案内板にて強制的に左右対称となるよう偏向するので送風効率が悪化し易いという課題がある。
【0006】
そこで本発明は、送風効率が悪化することなく左右均等に送風され、且つ、散布方向を可変することを可能とし、薬液散布作業を現場に合わせて無駄なく効果的に行うことのできるスピードスプレヤーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するため、軸流送風機と、噴霧装置からなる散布装置を進行方向に対し左右対称に配置したことにより、左右均等に送風され、送風効率が向上し、薬液散布作業が無駄なく効率的に行える。
【0008】
又、左右対称に配置した散布装置は、軸流送風機の回転軸を回動中心とし独立して回動するよう構成したことにより、左右それぞれ独立して散布方向を可変することが可能となり、棚作、わい化、傾斜地の各栽培形態に対応した薬液散布作業を効率良く行える。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明におけるスピードスプレヤーの一部断面とした側面図、図2は一部断面とした平面図、図3は後面図、図4は要部を示す側面図、図5は駆動伝達を示す後面図、図6は操作パネルの平面図、図7は各栽培形態の対応した薬液散布作業を示す作用図である。
【0010】
図1,図2及び図3に示すように、本発明におけるスピードスプレヤーは、台車枠1上に順次運転席2、薬液タンク3、駆動室4、散布部5を載置し構成される。
【0011】
1の台車枠は前輪11,11及び後輪12,12からなる車輪と、後輪12を左右に連結し駆動する走行ミッション13から構成される。
【0012】
走行ミッション13は、図4に示すように油圧ポンプと油圧モータで構成された走行用の油圧式無段変速機と、ステアリング用の油圧式無段変速機と、この2つの油圧式無段変速機にそれぞれ回転動力を入力する走行用入力軸13aと、ステアリング用入力軸13bを前方に突設し2つの油圧式無段変速機にて変速され回転する左右に突設した一対の車軸13cL,13cRと、側面に車軸13cL,13cRの変速を制御する第1変速ブラケット13dと第2変速ブラケット13eを設けてなる操向駆動装置である。
【0013】
第1変速ブラケット13dは、左右に突設された一対の車軸13cL,13cRの回転数及び回転方向、即ち車体の走行速度と前後進及び停止の制御を行うもので、第1変速ブラケット13dの回動角度に応じ、比例した走行速度と進行方向を得ることができる。
【0014】
第2変速ブラケット13eは、回動することにより左右の一対の車軸13cL,13cRを独立して回転させることが可能としてあり、回動角度に応じ左右一対の車軸13cL,13cRに回転数の差が生じ、車体を右旋回及び左旋回させることが可能となる。
【0015】
2の運転席は、座席21と前後に回動可能に支持された走行変速レバー22と、車体を操舵するハンドル23と、走行駆動の伝達制御を行うクラッチペダル24と、車体を制動するブレーキペダル25と、散布部5を制御するバルブ26からなり車体の走行を制御する。又、ハンドル23には操作パネル27が設けられる。
【0016】
走行変速レバー22の下端と、走行ミッション13の第1変速ブラケット13dは、台車枠1の略中央部に設けられた変速リンク14を介し、操作ロット15と第1変速ロット16にて連結され、走行変速レバー22を前方に回動させると変速リンク14を介し、連動して第1変速ブラケット13dを回動させ、車体を前進させる。又、走行変速レバー22を後方に回動させると変速リンク14を介し、連動して第1変速ブラケット13dを回動させ車体は後進される。又、走行変速レバー22の回動量に応じ走行速度が変化する。
【0017】
ハンドル23の下端と、走行ミッション13の第2変速ブラケット13eは、変速リンク14を介し操作ワイヤ17と第2変速ロット18に連結され、水平方向に回動するハンドル23のわずかな切れ角に応じ操作ワイヤ17を押し引きし、変速リンク14を介し第2変速ロット18が、第2変速ブラケット13eを回動させる。ハンドル23を右に切ると、走行ミッション13の右側の車軸13cRが減速されるとともに左側の車軸13cLを増速させ、左右の車軸13cL,13cRに回転数の差を生じさせ車体を右旋回させる。又、ハンドル23を左に切ると、走行ミッション13の左側の車軸13cLが減速されるるともに右側の13cRを増速させ、左右の車軸13cL,13cRに回転数の差を生じさせ車体を左旋回させる。
【0018】
クラッチペダル24は、踏み込むことにより走行変速レバー22を強制的にニュートラルポジションへ移動させる。即ち連動する走行ミッション13の第1変速ブラケット13dをニュートラルポジションへ移動させ、車体を停止させることができる。ブレーキペダル25は、制動装置へ連結され踏み込むことで車体の走行速度を制御する。
【0019】
薬液タンク3は、果樹木等に散布する薬液を貯留可能とし、駆動室4は、内部にエンジン41と動噴ポンプ42が配置される。図5に示すように、エンジン41の後方に突設されるエンジン出力軸41aには、小径のエンジンプーリ43aが設けられ、前記走行ミッション13の走行用入力軸13aには大径の走行プーリ43bと、ステアリング用入力軸13bにはステアリングプーリ43cが設けられ、エンジンプーリ43aと走行プーリ43b及びステアリングプーリ43cにはベルト44を巻架される。
【0020】
走行用入力軸13aに設けた走行プーリ43bは、ベルト44が巻架される大径のベルト溝と、この大径のベルト溝より径を小さくした小径のベルト溝を有し2段で形成され、走行プーリ43bの小径のベルト溝と、動噴ポンプ42の動噴駆動軸42aに設けられる大径の動噴プーリ45にベルト46が巻架される。
【0021】
このように構成することにより、エンジン出力軸41aより出力された回転動力は、ベルト44を介して走行ミッション13の走行用入力軸13aとステアリング用入力軸13bに減速され入力し、車体を操向駆動可能する。そして、走行プーリ43bの小径のベルト溝よりベルト46を介して動噴ポンプ42の動噴プーリ45へさらに減速され動力伝達され、動噴ポンプ42は常用回転数で駆動される。駆動された動噴ポンプ42は、薬液タンク3内に貯留した薬液に圧力を加え散布部5へ送る。
【0022】
散布部5は、前記台車枠1の後方端部に立設した支持フレーム54に、軸流送風機52と、噴霧装置53からなる散布装置51を進行方向に対し後方視にて左右対称に一対配置される。
【0023】
支持フレーム54には、散布装置51を左右対称に支持するため前後方向に開口部を有する支持ボス54a,54aを進行方向に対し後方視にて左右対称に設けてある。以下、軸流送風機52及び噴霧装置53からなる散布装置51は、左右対称に同一構成としてあるため、一方の構成について説明する。
【0024】
軸流送風機52は、前記支持フレーム54の支持ボス54aに回転可能に軸支された回転軸52aと、回転軸52aに固着され回転中心より放射状に複数枚の羽根を設けた送風ファン52bと、送風ファン52bの後方に回転軸52aを回動中心とし回動可能とし送風ファン52bの外周部を覆う風胴52cから構成される。風胴52cは、図3に示すように後面視にて扇状とし、側部から上部にかけた円弧部側面に開口部aが形成されている。
【0025】
噴霧装置53は、前記軸流送風機52の風胴52cに開口した開口部aの円弧と同形状に形成した噴霧パイプ53aと、この噴霧パイプ53aに適宜間隔を置いて噴霧ノズル53bが複数個設けられ構成され、前記軸流送風機52の風胴52cに開口した開口部aの外周部に配置される。
【0026】
このように、散布装置51は、軸流送風機52と噴霧装置53が一体化され、進行方向に対し左右対称に配置し、軸流送風機52の回転軸52a回動中心とし回動させることにより、散布方向を独立して可変することが可能となる。
【0027】
左右に設けた送風ファン52b,52bを回転させるためエンジン41のエンジン出力軸41aに設けたエンジンプーリ43aの後方端面より伝達軸47が突設され、この伝達軸47の後方端部には電磁クラッチ48が設けてあり、この電磁クラッチ48と送風ファン52b,52bが固着された回転軸52a,52aの前方端部に設けたファン駆動プーリ55,55へベルト49,49が巻架され、送風ファン52a,52aが回転可能となる。
【0028】
後方視左右対称に配置された散布装置51,51を構成する軸流送風機52,52の風胴52c,52cと、台車枠1とにそれぞれアクチュエータが架設される。本実施例ではアクチュエータに電動油圧シリンダ6,6を用いる。この電動油圧シリンダ6,6を伸縮動作させることにより軸流送風機52,52の風胴52c,52cの回動量を制御することが可能となり、散布装置51,51の散布方向をそれぞれ可変することが可能となる。
【0029】
図6に示すように、ハンドル23の上部に設けた操作パネル27は、エンジン41を始動するキースイッチ27aと、エンジン41の回転数を制御するアクセル27bと、エンジンの回転数を表示する計器である回転計27cと送風ファン52を起動する起動スイッチ27dと、散布方向を可変する方向制御ダイヤル27eL,27eRと、ニュートラルポジションを示す表示灯27fが設けられている。
【0030】
散布方向を可変する方向制御ダイヤル27eL,27eRは、台車枠1と左右の散布装置51,51にそれぞれ架設した電動油圧シリンダ6,6の伸縮量を調節するもので、方向制御ダイヤル27eLは、後方視左側に備えた散布装置51の電動油圧シリンダ6に対応し、方向制御ダイヤル27eRは、後方視右側に備えた散布装置51の電動油圧シリンダ6に対応し、方向制御ダイヤル27eL,27eRの回動量に応じて風胴52c,52cの開口部a,aがそれぞれ移動し任意の散布方向へ指向される。
【0031】
散布作業及び各部の作用は、操作パネル27のキースイッチ27aを回しエンジン41を起動させ、アクセル27bにてエンジン41の回転数を上げ、この時回転計27cにエンジン回転数が表示されるので作業に合った回転数を選択する。エンジン41より出力される回転動力は、ベルト44を介し走行ミッション13へ伝達され、ベルト46を介し動噴ポンプ42へ伝達される。走行変速レバー22を前後に回動させることにより、ニュートラルポジションを示す表示灯27fは消灯し、車体は前後進する。
【0032】
動噴ポンプ42は薬液タンク3に貯留した薬液を吸い込み加圧する。起動スイッチ27dを押すと電磁クラッチ48が作動し、ベルト49,49を介し左右の散布装置51,51構成する軸流送風機52,52の回転軸52a,52aへ動力伝達され回転軸52a,52aに固着された送風ファン52b,52bを回転駆動する。そして、座席21の下部に設けられたバルブ26を開くことにより、動噴ポンプ42にて加圧された薬液は、散布装置51,51を構成する噴霧装置53,53の噴霧パイプ53a,53aを通過し、噴霧ノズル53b,53bより噴霧され、回転する送風ファン52b,52bにて発生し、開口部aより送風される風の流れに乗り果樹木へ散布される。
【0033】
回動可能に備えた風胴52c,52cに架設した電動油圧シリンダ6,6を操作パネル27に備えた方向制御ダイヤル27eL,27eRにて伸縮動作させ、図7(イ)に示すように、左右の電動油圧シリンダ6,6が最伸長した位置で棚作用に最も適した散布方向が得られ、電動油圧シリンダ6,6を除々に収縮させ、図7(ロ)に示すように、わい化栽培に適した散布方向が得られる。又、電動油圧シリンダ6,6を独立して伸縮させ、散布装置51,51を傾斜地に対し谷側及び山側に向けそれぞれ指向性をもたせることにより、図7(ハ)に示すように、傾斜地栽培に適した散布方向が得られる。
【0034】
本実施例では、散布装置51,51の散布方向を可変する手段として、アクチュエータである電動油圧シリンダ6,6を用いたが、他のアクチュエータである電動モータや油圧シリンダを用いても発明の主旨は変わらない。又、簡易な構成として回動調節ピンでの手動での係止手段を用いても発明の主旨は変わらない。
【0035】
【発明の効果】
以上のように構成されたスピードスプレヤーは、散布部に備えた散布装置を左右対称に配置することにより左右均等に送風され送風効率が向上し、薬剤散布作業が無駄なく効率的に行える。
【0036】
又、左右対称に配置された散布装置は、軸流送風機の回転軸を回動中心とし独立して回動するよう構成されるので、左右それぞれ独立して散布方向を可変することが可能となり、棚作、わい化、傾斜地の各栽培形態に対応した薬液散布作業を効率良く行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるスピードスプレヤーの一部断面とした側面図
【図2】一部断面とした平面図
【図3】後面図
【図4】要部を示す側面図
【図5】駆動伝達を示す後面図
【図6】操作パネルの平面図
【図7】各栽培形態の対応した薬液散布作業を示す作用図
【符号の説明】
1 台車枠
11 前輪
12 後輪
13 走行ミッション
13a 走行用入力軸
13b ステアリング用入力軸
13cL,13cR 車軸
13d 第1変速ブラケット
13e 第2変速ブラケット
14 変速リンク
15 操作ロット
16 第1変速ロット
17 操作ワイヤ
18 第2変速ロット
2 運転席
21 座席
22 走行変速レバー
23 ハンドル
24 クラッチペダル
25 ブレーキペダル
26 バルブ
27 操作パネル
27a キースイッチ
27b アクセル
27c 回転計
27d 起動スイッチ
27eL,27eR 方向制御ダイヤル
27f 表示灯
3 薬液タンク
4 駆動室
41 エンジン
41a エンジン出力軸
42 動噴ポンプ
42a 動噴駆動軸
43a エンジンプーリ
43b 走行プーリ
43c ステアリングプーリ
44 ベルト
45 動噴プーリ
46 ベルト
47 伝達軸
48 電磁クラッチ
49 ベルト
5 散布部
51 散布装置
52 軸流送風機
52a 回転軸
52b 送風ファン
52c 風胴
53 噴霧装置
53a 噴霧パイプ
53b 噴霧ノズル
54 支持フレーム
54a 支持ボス
55 ファン駆動プーリ
6 電動油圧シリンダ
a 開口部
Claims (2)
- 軸流送風機と、噴霧装置からなる散布装置を進行方向に対し左右対称に配置したことを特徴としたスピードスプレヤー。
- 左右対称に配置した散布装置は、軸流送風機の回転軸を回動中心とし独立して回動するよう構成したことを特徴とした請求項1記載のスピードスプレヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003206145A JP2005021848A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | スピードスプレヤー |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003206145A JP2005021848A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | スピードスプレヤー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005021848A true JP2005021848A (ja) | 2005-01-27 |
Family
ID=34190042
Family Applications (1)
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JP2003206145A Pending JP2005021848A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | スピードスプレヤー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005021848A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101183551B1 (ko) | 2010-12-17 | 2012-09-20 | (주)동서엔비텍 | 사이펀형 필러 원심분리기 |
JP2020092620A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 飯田精機株式会社 | 薬剤散布装置、及び、薬剤散布システム |
KR20220108443A (ko) * | 2021-01-27 | 2022-08-03 | 공주대학교 산학협력단 | 2단 살포장치가 구비된 스피드 스프레이어 |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003206145A patent/JP2005021848A/ja active Pending
Cited By (4)
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JP2020092620A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 飯田精機株式会社 | 薬剤散布装置、及び、薬剤散布システム |
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KR102531297B1 (ko) | 2021-01-27 | 2023-05-11 | 공주대학교 산학협력단 | 2단 살포장치가 구비된 스피드 스프레이어 |
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