JP2005017914A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送ローラを手動で回動させることができるようにして紙ジャム処理を行いやすくした画像形成装置を提供する。
【解決手段】給紙パス13内を通過する用紙3を搬送する搬送ローラ11を手動で回転駆動させるためのダイヤル110を、筐体2のプロセスカートリッジ収容部57内に、ダイヤル110の操作部111の一部を露出させて設けた。ダイヤル110の回転軸は搬送ローラ11と連動するオーガ104の軸と同軸になっており、オーガ104と搬送ローラ11との連動は、それぞれの軸の設けられたオーガギアと搬送ギアとが噛合することによってなされている。駆動モータからの駆動力は、遊星ギアを介して搬送ギアへと伝達される。紙ジャムが発生した場合、ダイヤル110を操作することで遊星ギアが移動されるので、搬送ローラと駆動モータとの伝達状態を非伝達状態とすることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被記録媒体の搬送障害を解消するための処理を容易に行うことができる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ、ファクシミリ、複写機、あるいはそれらの複合機などの画像形成装置では、画像形成部にて感光体が帯電され、その感光体上にレーザやLEDなどの光による露光が行われることによって静電潜像が形成される。そして、この静電潜像をトナー等の現像剤で顕像化させた現像剤像が紙等の被記録媒体上に転写され、定着器によって加熱定着されることで、画像の形成が行われている。このような画像形成装置には、用紙が筐体内部に給紙される位置から、画像形成部を介して筐体外部へ排紙される位置までの間には、用紙が滞りなく筐体内を搬送されるように搬送路が設けられている。
【0003】
搬送路内で用紙の搬送障害が発生した場合、その搬送路内からジャム紙を取り出すための紙ジャム処理が行われる。例えば、大型の画像形成装置では、筐体内における各装置の配置の自由度が高いため、メンテナンス用のハッチを筐体外壁の複数箇所に設けることができる。このため、対象となるいずれかのハッチを開放することでジャム紙にアクセスすることができ、紙ジャム処理を容易に行うことができる。しかし、例えば、特許文献1に示されるような小型の画像形成装置では、メンテナンス用のハッチを複数箇所に設けることが難しい。このため、画像形成を行うための着脱可能なプロセスユニット(プロセスカートリッジ)の収容部を搬送路の一部として構成している。このようにすれば、プロセスユニットを筐体から取り出すことで搬送路にアクセスすることができ、ジャム処理を容易に行うことができる。
【0004】
さらに、特許文献1では、給紙トレイ(給紙カセット)を筐体の底部に配置し、給紙ローラでピックアップした用紙を、これに連動する搬送ローラでプロセスユニット内の搬送路に案内するUターン状の搬送路を設け、筐体内の各装置を立体的に配置することで小型化が図られている。このUターン状の搬送路内で紙ジャムが発生した場合、利用者は、プロセスユニットを取り出してプロセスユニットの収容部内に露出されるUターン状の搬送路の終端部分から、ジャム紙を引き出して紙ジャム処理を行うこととなる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−104694号公報 (図1参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に示されるレーザプリンタにおいて紙ジャムが発生した場合、紙ジャムを発生した搬送路内の位置によっては、ジャム紙の先端がプロセスユニットの収容部内に露出されなかったり、あるいは、用紙が搬送路内で蛇腹状に波打って密な状態で詰まったりすることがあり、Uターン状の搬送路内からジャム紙を引き出すことが困難となるという問題があった。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、搬送ローラを手動で回動させることができるようにして紙ジャム処理を行いやすくした画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の画像形成装置は、筐体内に、静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上に形成された静電潜像を現像剤で顕像化する現像手段と、前記現像手段によって顕像化された前記像担持体上の現像剤像を被記録媒体上に転写する転写手段とを備えた画像形成装置であって、前記筐体に着脱可能に設けられ、少なくとも前記現像手段と現像剤とが収容されたプロセスカートリッジと、前記筐体内に設けられた前記被記録媒体の搬送路と、前記搬送路に沿って前記被記録媒体を搬送するための搬送ローラと、前記筐体に設けられた前記プロセスカートリッジ着脱用の開口部を含み、前記プロセスカートリッジを前記搬送路の一部に沿って着脱可能に収容するプロセスカートリッジ収容部と、前記プロセスカートリッジ収容部の前記開口部を開閉可能に覆うためのカバーと、前記プロセスカートリッジ収容部において、着脱される前記プロセスカートリッジと、搬送される前記被記録媒体とのそれぞれに干渉しない位置に設けられ、前記搬送ローラを手動で駆動するための搬送ローラ手動駆動手段とを備えている。
【0009】
また、請求項2に係る発明の画像形成装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記搬送ローラ手動駆動手段は、前記搬送ローラを駆動させるために操作する操作部を備え、前記操作部は、前記プロセスカートリッジ収容部に対して露出していることを特徴とする。
【0010】
また、請求項3に係る発明の画像形成装置は、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記操作部は、前記プロセスカートリッジ収容部に対して、その一部を露出していることを特徴とする。
【0011】
また、請求項4に係る発明の画像形成装置は、請求項2または3に記載の発明の構成に加え、前記操作部は円盤状のダイヤルであって、その回転軸は、前記搬送ローラの回転軸に対して平行に設けられている。
【0012】
また、請求項5に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記搬送路において前記被記録媒体の搬送に障害が発生した場合、前記プロセスカートリッジが離脱されることで、その被記録媒体が前記筐体の外部へ取り出し可能となるように前記搬送路の一部が開放されることを特徴とする。
【0013】
また、請求項6に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記プロセスカートリッジが前記プロセスカートリッジ収容部に収容された場合、前記搬送ローラ手動駆動手段が操作不能となるように、前記プロセスカートリッジが前記搬送ローラ手動駆動手段を覆うことを特徴とする。
【0014】
また、請求項7に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記搬送ローラを駆動するための駆動モータと、前記駆動モータからの駆動力を前記搬送ローラに伝達する伝達状態と、その駆動力を伝達しない非伝達状態とに切り替え可能な駆動力伝達手段とを備えている。
【0015】
また、請求項8に係る発明の画像形成装置は、請求項7に記載の発明の構成に加え、前記駆動力伝達手段は、前記搬送ローラ手動駆動手段が操作された場合に、伝達状態から非伝達状態への切り替えを行うことを特徴とする。
【0016】
また、請求項9に係る発明の画像形成装置は、請求項7または8に記載の発明の構成に加え、前記被記録媒体を搬送する際に駆動される前記駆動モータの駆動方向とは逆の方向に駆動モータが駆動された場合に、前記駆動力伝達手段は、伝達状態から非伝達状態への切り替えを行うことを特徴とする。
【0017】
また、請求項10に係る発明の画像形成装置は、請求項7乃至9のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記駆動力伝達手段は、遊星ギアであることを特徴とする。
【0018】
また、請求項11に係る発明の画像形成装置は、請求項7乃至10のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記駆動モータと前記搬送ローラとのそれぞれの回転軸にはギアが設けられ、前記各ギアが互いに連結された前記筐体の一側面側に、前記搬送ローラ手動駆動手段が設けられている。
【0019】
また、請求項12に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至11のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記筐体の底部に、前記筐体の前面側から着脱可能に装着され、前記被記録媒体を収容する給紙カセットと、前記給紙カセットに収容された前記被記録媒体を、前記筐体の背面側から前面側へと向かう方向に供給する供給ローラとを備え、前記搬送路は、前記供給ローラによって供給された前記被記録媒体を、前記筐体の前面側から背面側へと向かうように案内するUターン状のガイド部を有し、前記プロセスカートリッジ収容部は、前記搬送路の上方に配置され、前記カバーは、前記筐体の前面側にて、その開放時に前記筐体の前方に向かって開放されるように配置され、前記搬送ローラ手動駆動手段は、前記被記録媒体の搬送方向における前記ガイド部の終端近傍に配置されたことを特徴とする。
【0020】
また、請求項13に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至12のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記搬送ローラ手動駆動手段が前記筐体の背面側から前面側に向かう方向に操作された場合、前記搬送ローラの駆動方向が、前記搬送路に沿って前記被記録媒体を搬送する方向となることを特徴とする。
【0021】
また、請求項14に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至13のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記被記録媒体に付着した紙粉を除去する紙粉除去手段と、前記搬送ローラ手動駆動手段に連動して回転駆動され、前記紙粉除去手段によって除去された紙粉が回転軸に沿って移動されるように、その回転軸に螺旋状のフィンを有するオーガと、前記オーガによって移動された紙粉を貯蔵するための貯蔵部とを備え、前記搬送ローラ手動駆動手段が操作され、前記搬送ローラが前記搬送路に沿って前記被記録媒体を搬送する方向に駆動される場合には、前記オーガは、前記紙粉を前記貯蔵部へ移動させる方向に駆動されることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した画像形成装置の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、画像形成装置の一例であるレーザプリンタ1の全体の構成について説明する。図1は、レーザプリンタ1の中央断面図である。
【0023】
図1に示すように、レーザプリンタ1は、断面視、筐体2内に、被記録媒体としての用紙を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙に画像を形成する画像形成手段としての画像形成部5を構成するスキャナユニット16、プロセスカートリッジ17および定着器18等を備えている。これらは、筐体2の左右(図中紙面表裏方向)に設けられた2つのフレーム200,210の間の位置にて、固定もしくは支持されている。ここで、レーザプリンタ1において、前面側,背面側,左側面側,右側面側,上面側,底面側をそれぞれ−Z方向,+Z方向,−X方向,+X方向,+Y方向,−Y方向とする。すなわち、図1では、図中右手方向がレーザプリンタ1の前面側となる。
【0024】
フィーダ部4は、給紙カセット6と、給紙ローラ8と、給紙パス13と、搬送ローラ11と、レジストローラ12となどから構成されている。給紙カセット6は、筐体2の底部に、レーザプリンタ1の前面側から前後方向に着脱可能に装着されている。給紙カセット6内には用紙押圧板7が設けられ、印刷が行われる用紙3を積層保持している。用紙押圧板7は、給紙カセット6の前面側の端部が上下方向に移動可能となるように、反対側の端部に設けられた支軸7aが給紙カセット6の底面にて回動可能に支持されている。そして、用紙押圧板7は、移動可能側の端部の裏側からバネ7bによって上方向に付勢されている。
【0025】
用紙押圧板7の移動可能側の端部の上方の位置には給紙ローラ8が設けられており、用紙押圧板7上に積層される用紙3は、この給紙ローラ8に向かって押圧される。給紙ローラ8は、その軸方向における長さが、用紙3の幅(用紙押圧板7に積層可能な最大サイズの用紙の幅)の約1/4程度の長さのローラであり、用紙3の幅方向(用紙3の搬送方向と直交する方向であり、図中紙面表裏方向)における略中央部分に配置されている。給紙ローラ8は、回転駆動時に図中反時計方向に回転駆動され、これに伴い用紙3は給紙ローラ8の回転方向下流側、すなわちレーザプリンタ1の前面側に向かって送り出されることとなる。さらに、給紙ローラ8と、この給紙ローラ8に向かって押圧されている分離パッド9との間で、用紙3は単葉に分離されて送られる。なお、分離パッド9と用紙3との摩擦によって紙粉が発生する場合があるが、分離パッド9より用紙搬送方向下流側に設けられた紙粉取りローラ14によって掻き取られるようになっている。分離パッド9および紙粉取りローラ14の用紙3の幅方向における長さは、ともに、給紙ローラ8のそれとほぼ同じ長さに構成されている。なお、給紙ローラ8が、本発明における「供給ローラ」に相当する。
【0026】
給紙ローラ8の上方の位置には、搬送ローラ11と、紙粉取りローラ14で除去されずに残った紙粉を取り除くための紙粉取りローラ10とが対となって設けられている。紙粉取りローラ10は、その外周面が搬送ローラ11に接触しており、搬送ローラ11に従動して回転されるようになっている。この紙粉取りローラ10の用紙3の幅方向における長さは、紙粉取りローラ14と同様に、給紙ローラ8のそれとほぼ同じ長さに構成されている。なお、紙粉取りローラ10が、本発明における「紙粉除去手段」に相当する。
【0027】
また、搬送ローラ11の配置位置よりもさらにレーザプリンタ1の後方側に位置には、一対のレジストローラ12が設けられている。そして、給紙ローラ8によって送り出される用紙3を、搬送ローラ11と紙粉取りローラ10との間を通過させ、レジストローラ12へと案内するため、給紙ローラ8とレジストローラ12との間にはUターン状の給紙パス13が設けられている。搬送ローラ11と紙粉取りローラ10との対向部分は給紙パス13の搬送経路内に露出しており、用紙3の搬送が行われるとともに、用紙3の表面上に残る紙粉があれば、それが画像形成部5に送られないように除去される。なお、レジストローラ12の上側のローラは、プロセスカートリッジ17の底部に回動可能に支持されている。また、下側のローラは、筐体2内部に回動可能に支持されている。ここで、給紙パス13が、本発明における「搬送路」に相当する。
【0028】
紙粉取りローラ10は、左右のフレーム200,210に固定されるオーガユニット100内に、回動可能に支持されている。そして、紙粉取りローラ10の上方には、紙粉取りローラ10の外周に摺接するように、スポンジ等からなるワイパ103が設けられている。この構成により、紙粉取りローラ10によって用紙3上から取り除かれた紙粉が、ワイパ103によって紙粉取りローラ10から削ぎ落とされる。その紙粉が用紙3上に落ちたりしないように、オーガユニット100には紙粉を回収するためのオーガ104が設けられている。このオーガ104は、紙粉取りローラ10が用紙3と当接する部位よりその回転方向下流側で、ワイパ103より上流側の位置に配置されている。なお、オーガ104の詳細については後述する。
【0029】
オーガユニット100は、その下面が、給紙パス13の搬送経路内をUターン状に搬送される用紙3の外周側の面に対向する用紙ガイドの一部として構成されている。このオーガユニット100の上方かつスキャナユニット16の下方の位置で、筐体2の前面側(図中右手側)から中央にかけての位置には、プロセスカートリッジ17の挿入のための一部開放状のプロセスカートリッジ収容部57が設けられている。プロセスカートリッジ収容部57内には給紙パス13の終端より搬送経路が露出されており、搬送経路内を搬送される用紙3は、収容されたプロセスカートリッジ17の底面に衝突し、その底面に沿ってレジストローラ12のニップ部へと向かうように構成されている。
【0030】
プロセスカートリッジ収容部57は、筐体2の前面側で筐体2の外部に対して開口されており、この開口部を覆うように、前面カバー55が設けられている。前面カバー55は、給紙カセット6の上方に設けられた支点55aを軸として、その自由端側が下向きに大きく回動することで、プロセスカートリッジ収容部57の開閉を行う。また、図示しないが、前面カバー55には、支点55aの近傍に設けられた支点を軸に開閉可能な給紙トレイが設けられている。この給紙トレイは、開かれたときに、上部に印刷を行う用紙3を載置することが可能なトレイである。また、前面カバー55の支点55aの近傍には、給紙トレイに載置される用紙3を画像形成部5へと給紙するための給紙ローラ54が、筐体2の壁面から突出するように設けられている。給紙パス13を搬送される用紙3の外周側の面に対向する用紙ガイドは、オーガユニット100によって分割されている。その分割位置には、搬送ローラ11の軸方向(図中紙面表裏方向)に沿ったスリット状の開口が設けられている。これにより、給紙ローラ54によって給紙トレイから筐体2内部に給紙される用紙3は、その開口より給紙パス13の搬送経路内に侵入し、画像形成部5へ向かって搬送されるように構成されている。なお、前面カバー55が、本発明における「カバー」に相当する。
【0031】
次に、画像形成部5について説明する。画像形成部5のスキャナユニット16は、筐体2内において排紙トレイ46の直下に配置されている。スキャナユニット16は、レーザ光を出射するレーザ発光部(図示外)、レーザ発光部より出射されたレーザ光を回転駆動して主走査方向に走査するポリゴンミラー19、ポリゴンミラー19に走査されたレーザ光の走査速度を一定にするfθレンズ20、走査されたレーザ光をスキャナユニット16の外方へと出射するため、レーザ光を反射してその光路を修正する3つの反射ミラー21、光路上流側に配置された2つの反射ミラー21によって反射されたレーザ光が入射され、そのレーザ光を光路下流側に配置されたもう1つの反射ミラー21を介して感光体ドラム27上で結像するため、レーザ光の副走査方向における面倒れを補正するシリンダーレンズ22などから構成されている。スキャナユニット16は、印刷データに基づいてレーザ発光部から出射されるレーザ光を、図中一点鎖線Lで示すように、ポリゴンミラー19、fθレンズ20、2つの反射ミラー21、シリンダーレンズ22、もう1つの反射ミラー21の順に通過あるいは反射させて、プロセスカートリッジ17の感光体ドラム27の表面上に露光走査するものである。
【0032】
次いで、画像形成部5のプロセスカートリッジ17は、ドラムカートリッジ23と、ドラムカートリッジ23に着脱可能な現像カートリッジ24とから構成されている。ドラムカートリッジ23は、感光体ドラム27、帯電器29、転写ローラ30等を備えている。現像カートリッジ24は、現像ローラ31、供給ローラ33、トナーホッパー34等を備えている。
【0033】
ドラムカートリッジ23に現像カートリッジ24が装着されたプロセスカートリッジ17がプロセスカートリッジ収容部57に収納された状態において、ドラムカートリッジ23の感光体ドラム27は、現像ローラ31と接触する状態で、矢印方向(図中時計方向)に回転可能に配設されている。この感光体ドラム27は、導電性基材の上に正帯電の有機感光体を塗布したものであり、電荷発生材料が電荷輸送層に分散された正帯電有機感光体である。感光体ドラム27がレーザ光の照射を受けると、光吸収によって電荷発生材料で電荷が発生される。そして電荷輸送層で感光体ドラム27の表面と導電性基材とにその電荷が輸送されて、帯電器29によって帯電される感光体ドラム27の表面電位がうち消される。これにより、レーザ光の照射を受けた部分の電位と、受けていない部分の電位との間に電位差を設けることができるようになっている。印刷データに基づいてレーザ光を露光走査することにより、感光体ドラム27には静電潜像が形成される。なお、感光体ドラム27が、本発明における「像担持体」に相当する。
【0034】
帯電手段としてのスコロトロン型の帯電器29は、感光体ドラム27の上方に、感光体ドラム27に接触しないように、所定の間隔を隔てて配設されている。帯電器29は、タングステンなどの放電用のワイヤからコロナ放電を発生させるスコロトロン型の帯電器であり、帯電バイアスが印加されて感光体ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
【0035】
また、現像ローラ31は、感光体ドラム27の回転方向(図中時計方向)における帯電器29の配置位置より下流に配設されており、矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に配設されている。この現像ローラ31は、金属製のローラ軸に導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、現像バイアスが印加される。なお、現像ローラ31が、本発明における「現像手段」に相当する。
【0036】
供給ローラ33は、現像ローラ31の側方位置で、現像ローラ31を挟んで感光体ドラム27の反対側の位置に回転可能に配設されており、現像ローラ31に対して圧縮するような状態で当接されている。この供給ローラ33は、金属製のローラ軸に導電性の発泡材料からなるローラが被覆されており、現像ローラ31に供給する現像剤としてのトナーを摩擦帯電するようになっている。このため、供給ローラ33は、現像ローラ31と同方向となる矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に配設されている。
【0037】
トナーホッパー34は、供給ローラ33の側方位置に設けられており、その内部に供給ローラ33を介して現像ローラ31に供給するための現像剤を充填している。本実施の形態では、現像剤として正帯電性の非磁性1成分のトナーが使用されており、このトナーは、重合性単量体、例えばスチレンなどのスチレン系単量体やアクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーである。このような重合トナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動性を向上させるために、シリカなど外添剤が添加されている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
【0038】
感光体ドラム27の回転方向の現像ローラ31の下流で、感光体ドラム27の下方位置には、転写ローラ30が配設されており、矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に支持されている。この転写ローラ30は、金属製のローラ軸に、イオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には転写バイアスが印加されるように構成されている。転写バイアスとは、感光体ドラム27の表面上に静電付着したトナーが転写ローラ30の表面上に電気的に吸引される方向に電位差が生じるように転写ローラ30に印加されるバイアスである。なお、転写ローラ30が、本発明における「転写手段」に相当する。
【0039】
また、プロセスカートリッジ17の側方下流側には定着器18が配設されている。このプロセスカートリッジ17と、定着器18との間の位置には、画像形成時に感光体ドラム27および転写ローラ30のニップ部を通過する用紙3を、定着器18の定着ローラ41および加圧ローラ42のニップ部へと用紙3を導くための搬送パス58が設けられている。
【0040】
次に、画像形成部5の定着器18は、定着ローラ41、この定着ローラ41を押圧する加圧ローラ42等を備えている。定着ローラ41は、中空のアルミ製の軸にフッ素樹脂がコーティングされ焼成されたローラであり、筒状のローラの内部に加熱のためのハロゲンランプ41aを備えている。加圧ローラ42は、軸の周囲に形成された低硬度シリコンゴムからなる基材の外周にフッ素樹脂のチューブが被膜されたローラであり、スプリング(図示外)によってその軸が定着ローラ41の方向に付勢されることで、定着ローラ41に対して押圧されている。定着器18では、プロセスカートリッジ17において用紙3上に転写されたトナーが、用紙3が定着ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に用紙3に加圧加熱定着される。その後、用紙3は、搬送ローラ43によって定着器18から排出され、排紙パス44上を搬送されるようになっている。
【0041】
排紙トレイ46は、筐体2の上部中央より前側にかけての位置に、印刷された用紙3を積層保持できるように、筐体2の前側ほど傾斜が小さくなるように凹部形成されている。画像形成部5で画像が形成された用紙3は、半弧を描くように設けられた排紙パス44に導かれて、その末端に設けられた排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排出される。
【0042】
また、レーザプリンタ1には、両面印刷を行うための両面印刷装置26が、画像形成部5の下方で給紙カセット6の上方の位置に配設されている。両面印刷装置26には、反転搬送ローラ51,52,53が略水平方向に設けられており、その両末端側にはそれぞれ、反転搬送パス47,48が設けられている。反転搬送パス47は、用紙3の搬送方向における排紙パス44の末端位置で、用紙3が逆方向に搬送される際に排紙パス44から分岐されて両面印刷装置26に導かれるように、排紙ローラ45と反転搬送ローラ51とを接続している。反転搬送パス48は、その用紙3を画像形成部5へと導くように、反転搬送ローラ53とレジストローラ12とを接続している。
【0043】
次に、図2,図3を参照して、オーガユニット100について説明する。図2は、オーガユニット100を斜め前方から見た斜視図である。図3は、オーガユニット100をカバー105を外した状態で斜め前方から見た斜視図である。
【0044】
図2に示すように、オーガユニット100は、筐体2の左右のフレーム200,210の間を架橋するように、断面視(図1参照)、台形の柱状に延設され、その両端にそれぞれ設けられた固定部101,102によって、左右のフレーム200,210の壁面に固定されている。左右のフレーム200,210のうち、左側(図中−X方向側)のフレーム200にオーガユニット100を固定している固定部101の内部には、図1に示す、搬送ローラ11と、これと連動して回転駆動されるオーガ104とを手動で駆動させるためのダイヤル110が設けられている。
【0045】
前述したように、オーガ104は、オーガユニット100の内部に回動可能に支持されている。図2に示すように、オーガユニット100の上面に当たり、プロセスカートリッジ収容部57(図1参照)の底壁の一部を構成しているカバー105を外すと、2つのフレーム200,210の平面方向と直交する方向にその軸方向を有するオーガ104と、紙粉取りローラ10の外周面に付着した紙粉を取り除くワイパ103とが露出される。オーガ104は、軸方向の中央部から左のフレーム200側の端部へ向かう右巻き螺旋状のフィン104aと、右のフレーム210側の端部へ向かう左巻き螺旋状のフィン104bとを有している。フィン104aは上記軸方向の中心部を基準とし、フィン104bに対して鏡像をなしている。ワイパ103は、紙粉取りローラ10と同様に、搬送ローラ11(図1参照)の軸方向において、紙粉取りローラ10とほぼ同じ幅に構成されている。
【0046】
給紙パス13(図1参照)を用紙3が搬送される際に、紙粉取りローラ10は、搬送ローラ11(図1参照)あるいは用紙3に従動して図中−X方向からYZ平面を見た場合における時計回りに回転されるようになっており、前述したように、用紙3の紙面上に残る紙粉があれば、その紙粉の掻き取りを行う。紙粉取りローラ10で掻き取られた紙粉は、紙粉取りローラ10に当接されたワイパ103によって、紙粉取りローラ10の外周についたまま周回移動することが規制される。ワイパ103によって規制された紙粉はその位置(紙粉取りローラ10との当接部分であって、紙粉取りローラ10の回転方向上流側の位置)で、近傍で回転駆動されるオーガ104のフィン104a,104bによってすくい取られる。そして、オーガ104の回転駆動に伴って、紙粉は、螺旋状のフィン104a,104bの面に沿い、オーガ104の中心部から両端部へと向かって移動される。ところで、オーガユニット100には、オーガ104の軸の両端の部分に、紙粉を蓄積可能な紙粉収容部106が設けられている。フィン104a,104bによってオーガ104の軸の両端部分に移動された紙粉は、その紙粉収容部106に蓄積されることとなる。なお、紙粉収容部106が、本発明における「貯蔵部」に相当する。
【0047】
オーガユニット100の固定部101に設けられたダイヤル110はオーガ104の軸を回転中心とした円盤状のダイヤルであり、その外周にギア歯のような凹凸が設けられた操作部111を有している。利用者は、指等で操作部111を操作してダイヤル110を回転させることで、オーガ104を回転駆動させることができるようになっている。オーガ104は後述するギア伝達機構によって搬送ローラ11と連動されており、オーガ104を回転駆動させれば搬送ローラ11も回転駆動されるようになっている。このダイヤル110は、固定部101から操作部111の上辺、すなわちダイヤル110の一部をプロセスカートリッジ収容部57内に露出させており、他の部分は固定部101内に納められている。なお、ダイヤル110が、本発明における「搬送ローラ手動駆動手段」に相当する。
【0048】
ダイヤル110は、後述するが、利用者が操作を行う必要があるため、プロセスカートリッジ収容部57内でも前面カバー55(図1参照)に近いところに配置したほうが、その操作が容易となる。すなわち、プロセスカートリッジ17の着脱方向(図中Z軸方向)におけるプロセスカートリッジ収容部57の開口部付近に配置したほうがより利便性が高い。さらに、そのダイヤル110が、プロセスカートリッジ収容部57内に露出された給紙パス13の搬送経路の終端付近に設けられれば、後述する紙ジャム処理の際に、ジャム紙を確認しながらダイヤル110の操作を行うことができる。このため、ダイヤル110をプロセスカートリッジ収容部57内に露出して配置し、プロセスカートリッジ17の着脱時にプロセスカートリッジ17が通過する部分とダイヤル110とが干渉する場合、プロセスカートリッジ17の着脱方向の全長にわたってダイヤル110と干渉する部分を凹部溝状に形成するか、プロセスカートリッジ収容部57を拡張してダイヤル110の配置部を設けるか、プロセスカートリッジ17の着脱時にダイヤル110を退避させる機構を設ける必要が生ずる。あるいは干渉しないまでも、プロセスカートリッジ17の着脱時にプロセスカートリッジ17が位置決めされるまでの間に、プロセスカートリッジ17の筐体がダイヤル110に接触する可能性のある場合には、その接触によってダイヤル110が回転されることがないように、例えば、ダイヤル110の回転負荷を大きくして回転しづらくしたり、一方向のみの回転方向に規制したりして紙ジャムの状態が悪化することを防ぐ必要がある。
【0049】
そこで、本実施の形態では、オーガユニット100の固定部101内にダイヤル110を収容し、ダイヤル110を回転させるために、操作部111の上辺、すなわち一部をプロセスカートリッジ収容部57内に露出させている。このような構成とすることで、プロセスカートリッジ収容部57内にダイヤル110の全部を露出させなくともその操作が可能であり、かつ、プロセスカートリッジ17の着脱の際に、プロセスカートリッジ17とダイヤル110との干渉を防止することができる。さらに、オーガユニット100の下面が給紙パス13の終端付近の用紙ガイドの一部を構成していることから、給紙パス13の終端付近にダイヤル110を配置させることができる。
【0050】
また、ダイヤル110はオーガ104の軸と同軸となっており、図1に示すように、プロセスカートリッジ17がプロセスカートリッジ収容部57に収容された状態では、ダイヤル110の上方に現像カートリッジ24が位置する。このため、レーザプリンタ1の前面カバー55を開いてダイヤル110の操作部111(図2参照)に触れたとしても、現像カートリッジ24が干渉するためダイヤル110の操作を行いにくい。現像カートリッジ24が装着されたまま、すなわち給紙パス13の終端が開放されていないままダイヤル110が操作された場合、搬送ローラ11に送られるジャム紙が、レジストローラ12のニップ部に衝突し波打った状態で詰まったりするなどして紙ジャムの状態をさらに悪化させてしまうことがある。しかし、上記のように、ダイヤル110の操作が行いにくいのであれば、必然的に現像カートリッジ24が取り出されてからダイヤル110の操作が行われることとなり、給紙パス13の終端が開放された状態でダイヤル110が操作されるように利用者に仕向けることができる。
【0051】
なお、ダイヤル110の操作部111が、プロセスカートリッジ17の底面によって完全に覆われるようにしてもよい。このように、プロセスカートリッジ17を利用してダイヤル110の操作を規制することで、操作部111を覆うシャッター等を設けずとも、利用者による誤操作を防止することができる。
【0052】
さらに、本実施の形態では、給紙パス13の搬送経路上にダイヤル110が配置されないように、ダイヤル110をオーガユニット100の固定部101内に配置したことで、ダイヤル110と給紙パス13との干渉を防止している。この構成によりオーガ104の回転軸に設けられたダイヤル110の径を大きくすることができ、操作部111の一部のみを固定部101から露出する構成としても、ダイヤル110の操作を行いやすい。
【0053】
ところで、オーガ104や搬送ローラ11の軸は、さらに、筐体2の左のフレーム200の面を貫通しており、そのフレーム200の面に取り付けられた複数のギアを介して、駆動モータ205(図4参照)からの駆動力が伝達されるようになっている。ダイヤル110の操作によって搬送ローラ11を回転駆動させるときには、用紙3の搬送時に伝達状態となっている駆動モータ205と搬送ローラ11との状態を非伝達状態に切り替えて、ダイヤル110の操作時に駆動モータ205のトルクがかからないようにしており、これにより、ダイヤル110の操作性を良くしている。そこで、以下に、上記駆動モータ205からの駆動力の伝達を行うため、フレーム200に設けられたギア伝達機構について、図1,図4を参照して説明する。図4は、筐体2の左手方向から見て、左のフレーム200に設けられた各ギアの配置を平面的に示した図である。なお、図中、各ギアの歯丈に基づく円周半径の描写については省略する。
【0054】
図4に示すように、略長方形状をした左のフレーム200の外側の面(図3における−X方向側の面)には、駆動モータ205からの駆動力をレーザプリンタ1の各部に伝達するため、複数のギア等からなるギア伝達機構が設けられている。駆動モータ205の駆動軸206には直接ギア歯が形成されており、この駆動軸206の上方(筐体2における上方であって+Y方向側をいう。以下同じ。)の位置で、駆動軸206にアイドルギア208が噛合されている。アイドルギア208は二段ギアとなっており、その小径ギア209には、フィーダ部4(図1参照)の給紙ローラ8や搬送ローラ11等へ駆動力を伝達するためのアイドルギア211と、画像形成部5の感光体ドラム27(図1参照)を回転駆動させるためのドラムギア250とが噛合されている。アイドルギア211は、アイドルギア208の前方(−Z方向側)の位置に、ドラムギア250はアイドルギア208の上方斜め後方の位置に、それぞれ配置されている。
【0055】
ドラムギア250の上方の位置には、アイドルギア260が噛合されている。アイドルギア260には二段ギアとして構成されたアイドルギア263が、その前方の位置より噛合されており、そのアイドルギア263の小径ギア264に、さらに前方の位置より噛合された現像ギア266によって、現像カートリッジ24の現像ローラ31等(図1参照)へ駆動力が伝達されるようになっている。アイドルギア260もまた二段ギアとなっており、その小径ギア261に噛合されたアイドルギア271から後方斜め上方へ向かって、アイドルギア273,275,277,279が順に噛合されている。そして、末端のアイドルギア279に噛合された排紙ギア281によって、排紙ローラ45(図1参照)へ駆動力が伝達されるようになっている。
【0056】
また、ドラムギア250の後方の位置には二段ギアであるアイドルギア253が噛合され、アイドルギア253の小径ギア254には、その後方斜め下方の位置にて定着ギア256が噛合されている。この定着ギア256に伝達される駆動力によって、定着器18の定着ローラ41および加圧ローラ42(図1参照)が回転駆動されるようになっている。
【0057】
一方、フィーダ部4(図1参照)へ駆動力を伝達するためのアイドルギア211には、図示外の第2の給紙ユニットを装着した場合に、その第2の給紙ユニットが収容する用紙を搬送するために必要な駆動力を伝達するためのオプションギア213が、下方の位置より噛合されている。また、アイドルギア211は二段ギアとなっており、その小径ギア212の前方斜め上方の位置より、二段ギアとして構成されている太陽ギア218の小径ギア217が噛合されている。
【0058】
太陽ギア218には、下側のレジストローラ12(図1参照)を駆動するためのレジストギア222が、その上方の位置にて噛合されている。小径ギア217には、前方斜め下方の位置にて、給紙ローラ8へ駆動力を伝達するための給紙ギア220が噛合されている。
【0059】
そして、レジストギア222と給紙ギア220との間の位置にて、太陽ギア218の小径ギア217には、後述する遊星ギア224が噛合されている。遊星ギア224にはアイドルギア227が噛合されており、さらに、アイドルギア227に、二段ギアである搬送ギア229の小径ギア230が噛合されている。搬送ギア229は、搬送ローラ11(図1参照)を駆動するための駆動力を伝達するギアであり、レジストギア222よりも前方に配置されている。また、搬送ローラ11に連動してオーガ104が回転駆動されるように、搬送ギア229にはオーガギア232が噛合されている。搬送ギア229の回転中心とオーガギア232の回転中心とは、それぞれ、上記した搬送ローラ11の軸とオーガ104の軸とに固定されている。さらに、オーガ104の軸には上記したダイヤル110が取り付けられており、搬送ローラ11が回転駆動されるときには、その駆動力が伝達されたオーガ104が回転駆動されるとともに、ダイヤル110が回転駆動される。
【0060】
これら上記した各ギアの軸は、一部のギアを除き、フレーム200に取り付けられるギア軸支持板290と、フレーム200の面との間で軸支される。また、遊星ギア224は、太陽ギア218に噛合したまま両軸間の距離を保ち、その太陽ギア218の軸を中心に小範囲を周回移動できるようになっている。この遊星ギア224の移動範囲は、フレーム200およびギア軸支持板290に穿設された溝状のスライド軸受穴226によって規制されている。そして、遊星ギア224が太陽ギア218の周囲を右回り(図中時計方向)に周回移動し、スライド軸受穴226に規制された移動範囲の右端部(筐体2の前面側の端部)に位置するとき、遊星ギア224とアイドルギア227とが噛合され、遊星ギア224を介して太陽ギア218とアイドルギア227との間での駆動力の伝達が行えるようになっている。なお、遊星ギア224が、本発明における「駆動力伝達手段」に相当する。
【0061】
ここで、図1,図4を参照して、レーザプリンタ1の印刷時の動作について説明する。ホストコンピュータ(図示外)からの印刷データを受信したレーザプリンタ1では、駆動モータ205(図4参照)また、スコロトロン型の帯電器29に帯電バイアスが印加され、現像ローラ31に現像バイアスが印加される。このとき、転写ローラ30には転写逆バイアスが印加され、転写ローラ30に付着したトナーが感光体ドラム27に転写されることで転写ローラ30のクリーニングが行われる。さらに、感光体ドラム27上のトナーは帯電器29によって帯電され、現像ローラ31にて回収される。その後、転写ローラ30に転写バイアスが印加される。この処理が行われた後、印刷が開始される。用紙3は、回転する給紙ローラ8との間の摩擦力によってピックアップされ、搬送ローラ11を介してレジストローラ12に送られる。
【0062】
なお、自動給紙機構が付いた給紙トレイ(図示外)上に載置された用紙3に印刷が行われる場合には、ホストコンピュータ(図示外)での操作によって給紙トレイから給紙が行われることが指示される。この場合でも同様に、給紙ローラ54の回転によって用紙3がピックアップされ、搬送ローラ11を介してレジストローラ12に送られる。そして、レジストローラ12は用紙3をレジストし、回転する感光体ドラム27の表面上に形成された可視像の先端と用紙3の先端とが一致するタイミングで用紙3を送り出す。
【0063】
ところで、図4に示す、駆動モータ205の駆動軸206は、画像形成時に図中反時計方向に回転駆動される。これと連動して回転駆動されるアイドルギア208,211を介し、太陽ギア218は、図中時計方向に回転駆動される。すると、太陽ギア218の回転に従動して遊星ギア224の軸がスライド軸受穴226に沿って移動され、その右端部に移動されると、遊星ギア224がアイドルギア227に噛合する。
【0064】
そして、太陽ギア218の図中時計方向への回転駆動に伴って、レジストギア222と遊星ギア224とはともに図中反時計方向に回転し、また、アイドルギア227を介して駆動力が伝達される搬送ギア229が図中反時計方向に回転駆動されることで、オーガギア232が、図中時計方向に回転駆動される。搬送ギア229と、オーガギア232と、レジストギア222とのそれぞれに同軸に設けられた、図1に示す、搬送ローラ11と、オーガ104と、下側のレジストローラ12とは、図中反時計方向と、図中時計方向と、図中反時計方向とのそれぞれの方向に回転駆動される。これにより、用紙3が、画像形成部5へと搬送されるとともに、搬送ローラ11に対向配置された紙粉取りローラ10によって用紙3上から除去された紙粉が、オーガ104によって紙粉収容部106へと送られる。
【0065】
一方、スキャナユニット16では、印刷データから生成されたビットマップデータに基づいてレーザ駆動信号が生成され、この信号に従いレーザ発光部(図示外)にて発生されたレーザ光が、ポリゴンミラー19に対して出射される。ポリゴンミラー19は入射したレーザ光を主走査方向(用紙3の搬送方向と直交する方向)に走査し、fθレンズ20に対して出射する。fθレンズ20は、ポリゴンミラー19で等角速度に走査されたレーザ光を等速度走査に変換する。そして、レーザ光は、2つの反射ミラー21で進行方向を変化されてシリンダーレンズ22入射し、収束された後、もう一つの反射ミラー21を介して感光体ドラム27の表面上で結像される。
【0066】
また、感光体ドラム27は、帯電バイアスが印加された帯電器29によって、その表面電位が約1000Vに帯電される。図中時計方向に回転する感光体ドラム27は、次に、スキャナユニット16からのレーザ光の照射を受ける。レーザ光は用紙3の主走査線上において、現像を行う部分には照射され、行わない部分には照射されないように出射されており、レーザ光の照射を受けた部分(明部)は、その表面電位が約200Vに下がる。そして、感光体ドラム27の回転に伴ってレーザ光が副走査方向(用紙3の搬送方向)にも照射され、レーザ光が照射されなかった部分(暗部)と明部とで、感光体ドラム27表面上には電気的な不可視画像、すなわち静電潜像が形成される。
【0067】
ここで、トナーホッパー34より供給され、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電されたトナーは、厚みが一定の薄層となるように調整されて現像ローラ31上に担持される。この現像ローラ31には、約400Vの正の現像バイアスが印加されている。現像ローラ31の回転により現像ローラ31上に担持され、かつ、正帯電されているトナーは、感光体ドラム27に対向して接触するときに、感光体ドラム27の表面上に形成されている静電潜像に転移する。すなわち、現像ローラ31の電位は、暗部の電位(+1000V)より低く、明部の電位(+200V)より高いので、トナーは電位の低い明部に対して選択的に転移する。こうして、感光体ドラム27の表面上に、トナーによる現像剤像としての可視像が形成され、現像が行われる。
【0068】
そして、感光体ドラム27と転写ローラ30との間を用紙3が通過する際に、明部の電位(+200V)よりさらに低い、(電圧値にして)約−1000Vの負の定電流である転写順バイアスが転写ローラ30に印加されて、感光体ドラム27表面上に形成された可視像が用紙3上に転写される。
【0069】
トナーが転写された用紙3は、定着器18に搬送される。定着器18は、トナーの載った用紙3に、定着ローラ41による約200℃の熱と加圧ローラ42による圧力とを加え、トナーを用紙3上に溶着させて永久画像を形成する。なお、定着ローラ41と加圧ローラ42とはそれぞれダイオードを介して接地されており、定着ローラ41の表面電位より加圧ローラ42の表面電位が低くなるように構成されている。そのため、用紙3の定着ローラ41側に載置されている正帯電性のトナーは、用紙3を介して加圧ローラ42に電気的に吸引されるので、定着時に定着ローラ41にトナーが引き寄せられることによる画像の乱れが防止されている。
【0070】
トナーが加圧加熱定着された用紙3は、搬送ローラ43によって排紙パス44上を搬送され、印刷面を下向きにして排紙トレイ46に排出される。次に印刷される用紙3も同様に、先に排出された用紙3の上に印刷面を下にして排紙トレイ46に積層される。こうして、利用者は、印刷順に整列された用紙3を得ることができる。
【0071】
ところで、給紙ローラ8によってピックアップされた用紙3が給紙パス13の搬送経路を搬送されているときに紙ジャムが発生し、それが公知のジャム検知機構により検知された場合に、駆動モータ205の回転駆動は停止される。利用者は、報知によって紙ジャムの発生を知り、給紙パス13からジャム紙を取り除こうと、前面カバー55を開く。プロセスカートリッジ収容部57からプロセスカートリッジ17を取り出すと、プロセスカートリッジ収容部57内に露出された給紙パス13の終端部分を確認することができ、そこにジャム紙が露出されていれば、利用者は、ジャム紙を引き出すことが可能である。また、給紙カセット6を取り外して給紙パス13の始端部分を確認し、そこにジャム紙が露出されていれば、同様にジャム紙を引き出すことが可能である。
【0072】
なお、特に給紙パス13の搬送経路内にて、ジャム紙が蛇腹状に波打った状態で詰まり、上記いずれの手段によっても紙ジャムの処理を行うことができない場合であっても、利用者は、プロセスカートリッジ収容部57内に露出されたダイヤル110を操作して搬送ローラ11を回転駆動させることで、ジャム紙を取り除くことができる。
【0073】
この場合、利用者は、まず、前面カバー55を開きプロセスカートリッジ収容部57からプロセスカートリッジ17の取り出しを行う。すると、利用者は、ダイヤル110の操作部111を指等で触れることができるようになる。ここで利用者が、ダイヤル110を、図1に示す、時計方向に回転させると、図4に示す、オーガギア232もまた図中時計方向に回転駆動される。アイドルギア229を介してオーガギア232と連動するアイドルギア227もまた、図中時計方向に回転駆動される。
【0074】
アイドルギア227の回転駆動によって、これと噛合している遊星ギア224は図中反時計方向へと回転しようとする。しかし、駆動モータ205が停止していることから、駆動モータ205の駆動軸206より順に噛合されているアイドルギア209,211および太陽ギア218は静止しており、遊星ギア224へと伝わった駆動力の作用によって、遊星ギア224の軸は、スライド軸受穴226に沿って移動される。すなわち、スライド軸受穴226によって軸の移動が規制されていない遊星ギア224は、アイドルギア227から離間されることとなる。すると、ダイヤル110の回転に伴って回転駆動されるギアは、オーガギア232、搬送ギア229、およびアイドルギア227の3つのギアだけとなり、駆動モータ205との連結が解除されたことでその駆動力が非伝達状態となったこれら3つのギアには負荷がかからず、ダイヤル110の操作を容易に行うことができるようになる。
【0075】
利用者がさらにダイヤル110を、図1に示す、時計方向に回転させれば、搬送ローラ11が図中反時計方向に回転駆動され、給紙パス13の搬送経路内に残るジャム紙に搬送方向へ移動させる外力を与えることができる。ジャム紙の後端が、搬送ローラ11と紙粉取りローラ10とのニップ部を通過するまでジャム紙に搬送力を与えることができ、その状態となるまでジャム紙を搬送させればそのジャム紙はプロセスカートリッジ収容部57内に露出され、利用者がジャム紙を掴んで筐体2の外部へ引き出す際に負荷がかからず紙ジャム処理が容易となる。
【0076】
一方、利用者がダイヤル110を、図1に示す、反時計方向に回転させた場合、上記とは逆に、遊星ギア224がアイドルギア227に噛合する方向へ移動されることとなる。すなわち、遊星ギア224とアイドルギア227とが離間されないため、駆動モータ205との連結が解除されずにその駆動力が伝達状態となっている上記3つのギアに負荷がかかり、ダイヤル110の操作を容易に行うことができない。利用者は、紙ジャム処理の開始の段階で、ダイヤル110の操作部111を筐体2の前面側へと引く方向に操作することが容易で、筐体2の背面側へ押す方向が困難であるとわかり、これにより紙ジャム処理のためダイヤル110を回転させる方向が筐体2の前面側へと引く方向であることを知ることができる。この際、ダイヤル110が筐体2の反面側へ押す方向に操作された場合は、オーガ104もまた逆回転することとなり、紙粉がオーガ104の軸方向の中心部へと逆流する方向へ移動されることとなるが、上記構成によれば、このような不具合も防止することができる。
【0077】
以上説明したように、本実施の形態のレーザプリンタ1では、搬送ローラ11と連動して回転駆動されるオーガ104の軸にダイヤル110を設け、プロセスカートリッジ17のプロセスカートリッジ収容部57に、ダイヤル110の操作部111の上辺を露出させて配置した。これにより、ダイヤル110がプロセスカートリッジ17の着脱に干渉しないようにすることができるので、プロセスカートリッジ収容部57を拡張しなくともよい。また、プロセスカートリッジ17がプロセスカートリッジ収容部57に収容された状態では、そのプロセスカートリッジ17によってダイヤル110が覆われ、利用者がダイヤル110の操作を行い難くなるように構成されている。もっとも、プロセスカートリッジ17によってダイヤル110を完全に覆い、プロセスカートリッジ17が取り外されることなく搬送ローラ11が手動で回転駆動されることを防止しても良い。
【0078】
また、プロセスカートリッジ収容部57内に露出されたダイヤル110の操作部111はダイヤル110の上辺であるので、その操作部111を利用者が手前に引く方向(筐体2の前面方向)に操作することで、オーガ104に連動して回転駆動される搬送ローラ11がジャム紙を搬送方向に送り出す方向に、その搬送ローラ11を回転駆動させることができる。また、駆動モータ205からの駆動力が搬送ローラ11へ伝達される途中に遊星ギア224を設けたことで、ダイヤル110が操作されたときに駆動モータ205との間での駆動力の伝達状態を切って非伝達状態とすることができ、搬送ローラ11の回転駆動(ダイヤル110の操作)に負荷がかからない。
【0079】
また、プロセスカートリッジ17をプロセスカートリッジ収容部57から取り出すことで、筐体2の内部に、外部よりアクセス可能で、給紙パス13の終端やダイヤル110の操作部111が露出された広い空間を確保することができるので、ダイヤル110の操作やジャム紙の取り出しを行いやすく、紙ジャム処理を容易に行うことができる。
【0080】
なお、本発明は各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、本実施の形態ではダイヤル110の回転軸がオーガ104の軸と同軸である場合について説明したが、必ずしも同軸である必要はなく、搬送ローラ11と同軸であっても、紙粉取りローラ10と同軸であってもよい。このように、ダイヤル110の回転軸が搬送ローラ11の軸に対して平行に設けられていれば、ダイヤル110の操作部111の露出部分における操作方向(図1におけるZ軸方向)をジャム紙の搬送方向と略同一方向とすることができる。そして、ダイヤル110の操作方向とジャム紙の搬送方向とが略同一方向であれば利用者が搬送ローラ11の回転方向をイメージしやすく、紙ジャム処理を行いやすくすることができる。また、本実施の形態ではダイヤル110の回転軸をオーガ104と同軸に構成した例について説明したが、搬送ローラ11や紙粉取りローラ10など、レーザプリンタ1に設けられた他のローラと同軸に構成してもよい。このように構成すれば、ダイヤル110を回転可能に支持するための軸受を新たに設ける必要がなく、より好適に省スペース化を図ることができる。
【0081】
また、公知のジャム検知手段により紙ジャムの発生が検知された場合に、駆動モータ205の駆動軸206を、用紙3の搬送時における回転方向とは逆の方向に回転駆動させてもよい。紙ジャムの発生が検知された場合に、例えば0.5秒ほど駆動モータ205に逆バイアスを印加すれば、ギア伝達機構の各ギアを一時的に逆回転させることができる。これにより、太陽ギア218が、本実施の形態とは逆の反時計方向に回転駆動され、その第2小径ギア217に噛合した遊星ギア224が太陽ギア218に従動することで、遊星ギア224の軸がスライド軸受穴226に沿って左端部に向かって移動される。すなわち、遊星ギア224とアイドルギア227とを離間させることができる。この操作が行われてから駆動モータ205が停止されれば、利用者が紙ジャム処理を行う際には、すでに、搬送ローラ11を自由に回転駆動させることが可能な状態となっており、紙ジャム処理を容易に行うことができる。
【0082】
また、ジャム紙がプロセスカートリッジ収容部57内に露出されている場合に、利用者は、ジャム紙を手で引き出してもよいが、ジャム紙の後端が給紙パス13内の搬送ローラ11の配置位置よりも下流に搬送されるまでダイヤル110を操作してからジャム紙の引き出しを行うとよい。給紙パス13から画像形成部5へと用紙3を送り出す搬送方向(筐体2の背面側へ向かう方向)と、その給紙パス13の終端からプロセスカートリッジ収容部57内に露出されるジャム紙が筐体2の外部へと引き出される方向(筐体2の前面側へ向かう方向)とは逆の方向となる。このため、ジャム紙の一部が搬送ローラ11と紙粉取りローラ10とのニップ部に位置する場合にジャム紙の引き出しを行うと、ジャム紙に負荷がかかり破れる可能性がある。そこで、ダイヤル110の操作によってジャム紙を搬送ローラ11と紙粉取りローラ10とのニップ部より排出してからジャム紙の引き出しを行うとよい。
【0083】
また、画像形成装置の一例としてレーザプリンタを挙げたが、その他、インクジェットプリンタや複写機など、被記録媒体を画像形成手段へと搬送するための搬送路と、その搬送路内に露出された搬送ローラとを備えた画像形成装置であれば、好適に実施することが可能である。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明の画像形成装置では、紙ジャムの発生時に搬送ローラ手動駆動手段を操作して搬送ローラを駆動させればジャム紙を移動させることができ、紙ジャム処理を容易に行うことができる。
【0085】
また、請求項2に係る発明の画像形成装置では、請求項1に係る発明の効果に加え、搬送ローラ手動駆動手段は、プロセスカートリッジ収容部の内部にその操作部を露出しているのでその操作を行いやすく、紙ジャム処理を容易に行うことができる。
【0086】
また、請求項3に係る発明の画像形成装置では、請求項2に係る発明の効果に加え、プロセスカートリッジ収容部の内部に露出した搬送ローラ手動駆動手段の操作部はその一部であり、他の部分は非露出状態であるので、操作部全体を配置するためのスペースを設けなくともよく、装置の小型化を図ることができる。
【0087】
また、請求項4に係る発明の画像形成装置では、請求項2または3に係る発明の効果に加え、円盤状のダイヤルを利用することや、その回転軸を搬送ローラの回転軸と平行にすることで、搬送ローラ手動駆動手段の構成を簡易化することができ、装置の小型化を図ることができる。
【0088】
また、請求項5に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至4のいずれかに係る発明の効果に加え、プロセスカートリッジが取り外された場合に搬送路が開放されるので、紙ジャムが発生した場合、ジャム紙を確認しながら紙ジャム処理を行うことができる。
【0089】
また、請求項6に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至5のいずれかに係る発明の効果に加え、紙ジャム発生時に、プロセスカートリッジを取り出さなければ搬送ローラ手動駆動手段を操作することができないので、紙ジャムの状態の悪化を防止することができる。
【0090】
また、請求項7に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至6のいずれかに係る発明の効果に加え、駆動力伝達手段が非伝達状態に切り替えた場合、駆動モータと搬送ローラとが噛み合っていないので、搬送ローラを駆動する搬送ローラ手動駆動手段に負荷がかからず、搬送ローラ手動駆動手段を容易に操作することができる。
【0091】
また、請求項8に係る発明の画像形成装置では、請求項7に係る発明の効果に加え、搬送ローラ手動駆動手段の操作によって駆動モータと搬送ローラとの噛み合いが解除されるので、搬送ローラの駆動が容易となり、紙ジャム処理を行いやすい。また、駆動力の伝達状態から非伝達状態への切り替えと、搬送ローラの駆動とを搬送ローラ手動駆動手段の操作だけで行うことができ、紙ジャム処理を容易にすることができる。
【0092】
また、請求項9に係る発明の画像形成装置では、請求項7または8に係る発明の効果に加え、紙ジャム発生時に、画像形成時の駆動方向とは逆の方向に駆動モータを駆動させれば駆動モータと搬送ローラとの噛み合いが解除されるので、搬送ローラの駆動が容易となり、紙ジャム処理を行いやすい。
【0093】
また、請求項10に係る発明の画像形成装置では、請求項7乃至9のいずれかに係る発明の効果に加え、遊星ギアを利用して駆動力の伝達状態と非伝達状態との切り替えを行うことができるので、安価な部品の利用によって、生産コストの削減を図ることができる。
【0094】
また、請求項11に係る発明の画像形成装置では、請求項7乃至10のいずれかに係る発明の効果に加え、駆動力の伝達を行うための構成を筐体の一側面側に配置することで機器構成を簡素化することができ、装置の小型化を図ることができる。
【0095】
また、請求項12に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至11のいずれかに係る発明の効果に加え、搬送路へは、その上方に配置されたプロセスカートリッジ収容部のカバーを筐体の前方へ向かって開放することでアクセスでき、その搬送路の終端近傍に搬送ローラ手動駆動手段が配置されているので搬送ローラ手動駆動手段への接触が容易で、紙ジャム処理を行いやすい。
【0096】
また、請求項13に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至12のいずれかに係る発明の効果に加え、筐体の奥から手前に向かって搬送ローラ手動駆動手段を操作すると前記被記録媒体がその搬送方向に送られるように搬送ローラが駆動されるので、搬送ローラ手動駆動手段が操作しやすく、紙ジャム処理を行いやすい。
【0097】
また、請求項14に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至13のいずれかに係る発明の効果に加え、紙ジャムの発生時、搬送ローラ手動駆動手段の操作によって搬送ローラを駆動させジャム紙を搬送方向に搬送させる場合に、搬送ローラ手動駆動手段と連動して駆動されるオーガによって移動される紙粉は、貯蔵部へと向かう方向に移動されるので、紙粉が装置内に逆流することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザプリンタ1の中央断面図である。
【図2】オーガユニット100を斜め前方から見た斜視図である。
【図3】オーガユニット100をカバー105を外した状態で斜め前方から見た斜視図である。
【図4】筐体2の左手方向から見て、左のフレーム200に設けられた各ギアの配置を平面的に示した図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ
6 給紙カセット
8 給紙ローラ
10 紙粉取りローラ
11 搬送ローラ
13 給紙パス
17 プロセスカートリッジ
27 感光体ドラム
30 転写ローラ
31 現像ローラ
55 前面カバー
57 収容部
104 オーガ
104a,104b フィン
106 紙粉収容部
110 ダイヤル
111 操作部
205 駆動モータ
224 遊星ギア

Claims (14)

  1. 筐体内に、静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上に形成された静電潜像を現像剤で顕像化する現像手段と、前記現像手段によって顕像化された前記像担持体上の現像剤像を被記録媒体上に転写する転写手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記筐体に着脱可能に設けられ、少なくとも前記現像手段と現像剤とが収容されたプロセスカートリッジと、
    前記筐体内に設けられた前記被記録媒体の搬送路と、
    前記搬送路に沿って前記被記録媒体を搬送するための搬送ローラと、
    前記筐体に設けられた前記プロセスカートリッジ着脱用の開口部を含み、前記プロセスカートリッジを前記搬送路の一部に沿って着脱可能に収容するプロセスカートリッジ収容部と、
    前記プロセスカートリッジ収容部の前記開口部を開閉可能に覆うためのカバーと、
    前記プロセスカートリッジ収容部において、着脱される前記プロセスカートリッジと、搬送される前記被記録媒体とのそれぞれに干渉しない位置に設けられ、前記搬送ローラを手動で駆動するための搬送ローラ手動駆動手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送ローラ手動駆動手段は、前記搬送ローラを駆動させるために操作する操作部を備え、
    前記操作部は、前記プロセスカートリッジ収容部に対して露出していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記操作部は、前記プロセスカートリッジ収容部に対して、その一部を露出していることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作部は円盤状のダイヤルであって、その回転軸は、前記搬送ローラの回転軸に対して平行に設けられたことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記搬送路において前記被記録媒体の搬送に障害が発生した場合、前記プロセスカートリッジが離脱されることで、その被記録媒体が前記筐体の外部へ取り出し可能となるように前記搬送路の一部が開放されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記プロセスカートリッジが前記プロセスカートリッジ収容部に収容された場合、前記搬送ローラ手動駆動手段が操作不能となるように、前記プロセスカートリッジが前記搬送ローラ手動駆動手段を覆うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記搬送ローラを駆動するための駆動モータと、
    前記駆動モータからの駆動力を前記搬送ローラに伝達する伝達状態と、その駆動力を伝達しない非伝達状態とに切り替え可能な駆動力伝達手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記駆動力伝達手段は、前記搬送ローラ手動駆動手段が操作された場合に、伝達状態から非伝達状態への切り替えを行うことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記被記録媒体を搬送する際に駆動される前記駆動モータの駆動方向とは逆の方向に駆動モータが駆動された場合に、前記駆動力伝達手段は、伝達状態から非伝達状態への切り替えを行うことを特徴とする請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記駆動力伝達手段は、遊星ギアであることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記駆動モータと前記搬送ローラとのそれぞれの回転軸にはギアが設けられ、前記各ギアが互いに連結された前記筐体の一側面側に、前記搬送ローラ手動駆動手段が設けられていることを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記筐体の底部に、前記筐体の前面側から着脱可能に装着され、前記被記録媒体を収容する給紙カセットと、
    前記給紙カセットに収容された前記被記録媒体を、前記筐体の背面側から前面側へと向かう方向に供給する供給ローラと
    を備え、
    前記搬送路は、前記供給ローラによって供給された前記被記録媒体を、前記筐体の前面側から背面側へと向かうように案内するUターン状のガイド部を有し、
    前記プロセスカートリッジ収容部は、前記搬送路の上方に配置され、
    前記カバーは、前記筐体の前面側にて、その開放時に前記筐体の前方に向かって開放されるように配置され、
    前記搬送ローラ手動駆動手段は、前記被記録媒体の搬送方向における前記ガイド部の終端近傍に配置されたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記搬送ローラ手動駆動手段が前記筐体の背面側から前面側に向かう方向に操作された場合、前記搬送ローラの駆動方向が、前記搬送路に沿って前記被記録媒体を搬送する方向となることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記被記録媒体に付着した紙粉を除去する紙粉除去手段と、
    前記搬送ローラ手動駆動手段に連動して回転駆動され、前記紙粉除去手段によって除去された紙粉が回転軸に沿って移動されるように、その回転軸に螺旋状のフィンを有するオーガと、
    前記オーガによって移動された紙粉を貯蔵するための貯蔵部と
    を備え、
    前記搬送ローラ手動駆動手段が操作され、前記搬送ローラが前記搬送路に沿って前記被記録媒体を搬送する方向に駆動される場合には、前記オーガは、前記紙粉を前記貯蔵部へ移動させる方向に駆動されることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の画像形成装置。
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