JP4349352B2 - 画像形成装置、プロセスユニット、及び現像カートリッジ - Google Patents

画像形成装置、プロセスユニット、及び現像カートリッジ Download PDF

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Description

本発明は、複写機やファクシミリ、或いはレーザプリンタ等における静電写真式の画像形成装置、画像形成装置に使用するプロセスユニット、及び現像カートリッジに関する。
従来より、感光体上に形成された静電潜像に現像ローラを介して現像剤を供給し、その感光体上に形成した文字や画像を表す可視像を被記録媒体に転写して記録させる画像形成装置において、メンテナンス性を向上させるために、プロセスユニットをカートリッジタイプにして、交換作業を容易にできるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−105020号公報
ところで、上述したような従来の画像形成装置においては、プロセスユニット側に、画像形成装置本体に設けられた駆動源と接続されて回転することで、感光体や現像ローラを回転させる回転駆動部が設けられている。そして、この種の画像形成装置では、プロセスユニットを着脱するための開口部に設けられたカバーを閉じることにより、駆動源の回転駆動力が回転駆動部に伝達される状態となるように構成されている。
そして、この時、例えば画像形成装置に対してプロセスユニットが正しい装着位置に装着されていなかったり、或いはその画像形成装置では使用できないような他機種用のプロセスユニットが装着されていたりしても、画像形成装置のカバーを閉じることができる場合がある。
このような場合には、画像形成装置の駆動源やプロセスユニットの回転駆動部、ひいては画像形成装置本体やプロセスユニット等が破損してしまうというおそれが生じる。特に、画像形成装置本体において破損が生じると、ユーザは自分で修理を行うことができず、修理をメーカに依頼しなければならなくなり、修理のために無駄な費用や手間がかかるようになってしまう。
本発明はこうした問題に鑑みなされたもので、プロセスユニットが着脱自在に構成された画像形成装置において、画像形成装置、プロセスユニット及び現像カートリッジが破損することを確実に防止することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、プロセスユニットを装着位置に着脱自在に備える画像形成装置であって、
回転駆動力を生ずる駆動源と、駆動源の回転駆動力が伝達されることにより回転する本体側駆動部と、プロセスユニットが装着位置に装着されているときに駆動源の回転駆動力を本体側駆動部へ伝達させる伝達状態と、プロセスユニットが装着位置に装着されていないときに駆動源の回転駆動力を本体側駆動部へ伝達させない非伝達状態とに切り換え可能な接続切換手段と、を備え、
プロセスユニットは、装着位置に装着される時に、接続切換手段の状態を、非伝達状態から伝達状態に切り換える伝達許可手段と、当該プロセスユニットが装着位置にある時に本体側駆動部と接合し、その本体側駆動部の回転力により当該プロセスユニットにおける回転駆動対象を回転させるプロセス側駆動部と、を備えている。
特に、本体側駆動部は、当該画像形成装置において、装着位置にあるプロセスユニットに対して進出した位置であって、そのプロセスユニットに設けられているプロセス側駆動部と接合する接合位置と、プロセス側駆動部と接合せず、かつプロセスユニットの当該画像形成装置に対する着脱を妨げない非接合位置との間で進退自在であり、プロセスユニットが装着位置にない時は非接合位置に位置するように構成されている。そして、画像形成装置はさらに、プロセスユニットが装着位置にある時に、本体側駆動部を非接合位置から接合位置へ進出させる進出作用手段を備えている。
このように構成された請求項1に記載の画像形成装置では、プロセスユニットが画像形成装置に対する装着位置にない時、例えば、プロセスユニットが画像形成装置に対して正しく装着されていない場合には、駆動源の回転駆動力が本体側駆動部に伝達されないため本体側駆動部が回転することがない。しかも、プロセスユニットが画像形成装置に対する装着位置にない場合には、本体側駆動部はプロセス側駆動部と接合する接合位置まで進出せず、両者がそもそも接合しないようになっている。よって、例えば画像形成装置に対してプロセスユニットが正常に装着されていない状態(例えば本体側駆動部とプロセス側駆動部との接合が不完全な状態で本体側駆動部が回転してしまうこと(或いは本体側駆動部とプロセス側駆動部が係合して回転してしまうこと)を防止できる。このため、その本体側駆動部或いはプロセス側駆動部、ひいては画像形成装置やプロセスユニットが破損してしまう、ということを確実に防止することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、伝達許可手段はプロセスユニットから突出して設けられた突出部であり、接続切換手段は、駆動源と本体側駆動部との間において、その駆動源と本体側駆動部とを接続する接続位置、及び接続しない切断位置に移動可能な機械クラッチと、プロセスユニットが装着位置にある時に、突出部と当接して変位することで、機械クラッチを切断位置から接続位置へ移動させる移動作用手段と、を備えていることを特徴としている。
この請求項2に記載のように、駆動源と本体側駆動部との接続、非接続が機械クラッチにより切り換えられるようにすれば、複雑な構成の電子回路や高価な電子部品が必要なくなるため、画像形成装置を安価に構成できる。
そして、請求項2に記載の発明においては、請求項3に記載のように、移動作用手段は回動変位するように構成することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、伝達許可手段はプロセスユニットにおける特定部位であり、接続切換手段は、駆動源と本体側駆動部との接続、非接続を切り換え可能な電磁クラッチと、特定部位を検出すると、プロセスユニットが装着位置にあると判定する判定手段と、判定手段によりプロセスユニットが装着位置にあると判定されると、駆動源と本体側駆動部とが接続されるように電磁クラッチを切り換え制御する切換制御手段と、を備え、特定部位は、現像カートリッジにおいて、プロセスユニットが装着位置にある時に判定手段により検出される位置に設けられていることを特徴としている。
この請求項4に記載のように、駆動源と本体側駆動部との接続、非接続が電磁クラッチで切り換えられるようにすれば、クラッチの状態を切り換えるための切換機構、或いは機械部品等が必要なくなるため、構造が簡単なものとなりスペースを節約することができる。そして、電磁クラッチを配置するにあたり、その配置の自由度が向上する。このため、設計が容易になるとともに、組み立てやすい構造とすることができる。
また、請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置においては、請求項5に記載のように、プロセスユニットは、静電潜像が形成される感光体、及びその感光体に現像剤を供給する現像ローラを有し、回転駆動対象は感光体及び現像ローラであるように構成することができる。この場合、プロセス側駆動部を感光体或いは現像ローラと同軸上に設け、このプロセス側駆動部の回転に伴って感光体、現像ローラが回転するように構成しても良いし、また、プロセス側駆動部を感光体、現像ローラと同軸上には設けずに、プロセス側駆動部の回転力がギヤ等を介して感光体、現像ローラに伝達されるように構成しても良い。
また、請求項6に記載の画像形成装置では、請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の画像形成装置において、本体側駆動部とプロセス側駆動部とは、互いに螺合するギヤである。
この請求項6の画像形成装置では、本体側駆動部とプロセス側駆動部とは互いに螺合するギヤであるから、回転力の伝達が確実かつ容易である。
また、請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の画像形成装置においては、請求項7に記載のように、プロセスユニットは、静電潜像が形成される感光体を有する感光体カートリッジ、及び感光体に現像剤を供給する現像ローラを有するとともに感光体カートリッジに対して着脱可能な現像カートリッジ、からなり、伝達許可手段は、プロセスユニットを成す現像カートリッジに設けられていることが好ましい。これは、現像カートリッジが装着されないままプロセスユニットが画像形成装置に対する装着位置に装着されてしまった場合、前記接続切換手段の状態は非伝達状態となるため、破損防止という観点からより安全となるためである。
また、請求項8に記載の画像形成装置では、請求項1に記載の画像形成装置において、プロセスユニットは、静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像ローラを有し、伝達許可手段は、現像ローラの回転軸と一体的に設けられた突出部であり、接続切換手段は、プロセスユニットが装着位置にあるとみなされる特定位置に突出部が来た時に、非伝達状態から伝達状態となるように構成されている。また、進出作用手段は、突出部が特定位置に来た時に、本体側駆動部を非接合位置から接合位置へ進出させるようになっている。
この請求項8の画像形成装置では、請求項7に記載の画像形成装置と同様に、現像カートリッジが装着されないままプロセスユニットが画像形成装置に対する装着位置に装着されてしまった場合、前記接続切換手段の状態は非伝達状態となるため、破損防止という観点からより安全である。しかも、現像カートリッジが装着されないままプロセスユニットが画像形成装置に対する装着位置に装着されてしまった場合、本体側駆動部は非接合位置に位置したままとなり、プロセスユニット側に不要に進出しないからこの点からもより安全である。そして特に、現像ローラの回転軸を伝達許可手段として用いているため、伝達許可手段を特に新たに形成しなくてもよく、簡単かつ安価に現像カートリッジを構成することができる。なお、この場合に、その回転軸そのものを伝達許可手段として利用してもよいし、回転軸を保護するためカラー等のカバー部材で回転軸を被覆し、その回転軸が伝達許可手段として利用されるようにしても良い。
また、請求項9に記載の発明は、画像形成装置の装着位置に対して着脱自在なプロセスユニット、が備える現像カートリッジである。画像形成装置は、回転駆動力を生ずる駆動源と、駆動源の回転駆動力が伝達されることにより回転する本体側駆動部と、プロセスユニットにおける突出部が、そのプロセスユニットが装着位置にあるとみなされる特定位置に来たときに、駆動源の回転駆動力を本体側駆動部へ伝達させない非伝達状態から駆動源の回転駆動力を本体側駆動部へ伝達させる伝達状態に切り換える接続切換手段と、突出部が特定位置に来たときに、本体側駆動部を、その本体側駆動部がプロセス側駆動部と接合せず、かつプロセスユニットの画像形成装置に対する着脱を妨げない位置である非接合位置から、プロセスユニットに対して進出した位置であって、そのプロセスユニットに設けられているプロセス側駆動部と接合する位置である接合位置へ進出させる進出作用手段と、を備えて構成される。そして、現像カートリッジは、突出部を備えていることを特徴としている。
このように構成された請求項9に記載の現像カートリッジを画像形成装置に用いれば、この現像カートリッジを備えるプロセスユニットが画像形成装置に対して正常に装着されていない状態では、その画像形成装置において、駆動源の回転駆動力が本体側駆動部に伝達されずかつ本体側駆動部が接合位置に進出しないため、請求項1に記載の発明と同様に、破損を防止するという効果を得ることができる。
また、請求項10に記載の発明は、画像形成装置の装着位置に対して着脱自在なプロセスユニットである。画像形成装置は、回転駆動力を生ずる駆動源と、駆動源の回転駆動力が伝達されることにより回転する本体側駆動部と、プロセスユニットにおける突出部が、そのプロセスユニットが装着位置にあるとみなされる特定位置に来たときに、駆動源の回転駆動力を本体側駆動部へ伝達させない非伝達状態から駆動源の回転駆動力を本体側駆動部へ伝達させる伝達状態に切り換える接続切換手段と、突出部が特定位置に来たときに、本体側駆動部を、その本体側駆動部がプロセス側駆動部と接合せず、かつプロセスユニットの画像形成装置に対する着脱を妨げない位置である非接合位置から、プロセスユニットに対して進出した位置であって、そのプロセスユニットに設けられているプロセス側駆動部と接合する位置である接合位置へ進出させる進出作用手段と、を備えて構成される。そして、プロセスユニットは、突出部を備えていることを特徴としている。
このプロセスユニットを画像形成装置に用いれば、請求項1の発明と同様に、破損を防止するという効果を得ることができる。
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
[実施形態1]
図1は、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1の概略側断面図である。
この図1に示すように、レーザプリンタ1は、トップカバー18、フロントカバー16、及びリアカバー60等から構成される本体ケーシング2内に、用紙Pを給紙するための給紙部3、給紙された用紙P上に可視像である現像剤像を形成するプロセスユニット4、用紙P上に形成された現像剤像を用紙P上に定着させる定着ユニット100、及び定着ユニット100を通過した用紙Pを排紙する排紙部200などを備えている。なお、本実施形態では、リアカバー60側を「後側」とし、フロントカバー16側を「前側」としている。
給紙部3は、給紙カセット6と、給紙カセット6内に積層された用紙Pの搬送方向先端側(前側)端部の上方に設けられた給紙ローラ7,8と、給紙パット9とを備えている。また、この給紙部3には、用紙Pの搬送経路であって、給紙カセット6から給紙された用紙Pを反転させてプロセスユニット4の下部へと搬送するための給紙パス10が形成されており、この給紙部3は、さらに、給紙パス10に臨むレジストローラ対12を備えている。なお、給紙パス10には、給紙カセット6内の用紙Pの他、手差しトレイ部11に手差しにてセットされた用紙Pも給紙されるが、用紙Pはいずれの場合も一旦レジストローラ対12にて停止された後、プロセスユニット4における画像形成タイミングに合わせてプロセスユニット4へと供給される。
給紙カセット6は、プロセスユニット4及び定着ユニット100の下部に、本体ケーシング2の前側から挿抜可能に装着されている。この給紙カセット6内には、用紙押圧板13及びばね14が設けられている。用紙押圧板13は、給紙ローラ7等から遠い方の端部において揺動可能に支持され、近い方の端部が上下方向に移動可能とされている。また、ばね14は、用紙押圧板13における給紙ローラ7等に近い方の端部の裏面側において、用紙押圧板13を上方向に付勢するように設けられている。
給紙ローラ8及び給紙パット9は、互いに対向するように配設されている。そして、給紙パット9の裏側に設けられているばね15によって、給紙パット9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。用紙押圧板13上に積層された用紙Pのうち、最上位にある用紙Pは、用紙押圧板13がその裏面側のばね14から上向きに力を受けることにより、給紙ローラ7に押圧接触するようにされている。そして、最上位の用紙Pは、給紙ローラ7によりその搬送が開始されて給紙ローラ8と給紙パット9との間に挟まれた後、給紙ローラ8の回転に伴って、その給紙ローラ8と給紙パット9とで他の用紙Pから確実に分離されながら、給紙パス10に向かって給紙される。
そして、給紙パス10に向かって給紙された用紙Pは、給紙ローラ7等の上方部に配置されたレジストローラ対12に送られる。そして、用紙Pは、レジストローラ対12によりレジストされた後、感光体ドラム37と転写ローラ39との間に搬送される。
プロセスユニット4の上部に設けられる走査ユニット26は、図示しないレーザ発光部、高速回転駆動されるポリゴンミラー29、第1走査レンズ(fθレンズ)30、第2走査レンズ(シリンドリカルレンズ)31、折り返しミラー32及び33などを備えている。そして、レーザ発光部から射出され、画像情報に基づいて変調された光ビームは、二点鎖線で示すように、ポリゴンミラー29、第1走査レンズ30、折り返しミラー32、第2走査レンズ31、折り返しミラー33の順に進み、プロセスユニット4内の感光体ドラム37の表面上を露光走査する。
プロセスユニット4は、レーザプリンタ1の本体ケーシング2に対して着脱自在に構成されており、感光体カートリッジ35及び現像カートリッジ36から成る。そして、感光体カートリッジ35は、感光体ドラム37、帯電器38及び転写ローラ39などを備えている。また、現像カートリッジ36は、感光体カートリッジ35に対して着脱自在に構成されているとともに、現像ローラ40、層厚規制ブレード41、供給ローラ42及びホッパー43などを備えている。
現像カートリッジ36の現像ローラ40は、金属製の現像ローラ軸40aと、その現像ローラ軸40aに被覆される導電性のゴム材料からなる図示しないローラとから構成されており、反時計回りに回転駆動される。なお、現像ローラ40には、現像バイアスが印加されるように構成されている。
層厚規制ブレード41は、現像ローラ40の近傍に設けられているとともに、金属の板ばね材からなるブレード本体を備えており、さらにそのブレード本体の先端部には、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部が設けられている。そして、その押圧部がブレード本体の弾性力によって現像ローラ40上に圧接されるように構成されている。
また、ホッパー43内の現像剤は、回転軸44により支持されるアジテータ45の時計回り方向への回転により攪拌され、ホッパー43の側部に開口された供給口46から放出される。ところで、供給口46の側方位置には、供給ローラ42が回転可能に配設されており、さらにこの供給ローラ42に対向して、前述した現像ローラ40が回転可能に配されている。なお、供給ローラ42と現像ローラ40とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。
そして、供給口46から放出される現像剤は、供給ローラ42に供給されるとともに、その供給ローラ42の回転に伴って現像ローラ40に供給されるのであるが、この時、その現像剤は、供給ローラ42と現像ローラ40との間で正に摩擦帯電される。そして、現像ローラ40上に供給された現像剤は、現像ローラ40の回転に伴って、層厚規制ブレード41の押圧部と現像ローラ40との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ40上に担持される。
感光体カートリッジ35の感光体ドラム37は、ドラム軸37aと、このドラム軸37aに被覆される図示しないドラム本体とから構成されており、現像ローラ40の側方位置において、その現像ローラ40と対向するような状態で時計回りに回転可能に支持されている。なお、ドラム本体の表面には、ポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層が形成されている。
帯電器38は、感光体ドラム37の左斜め方向上方において、感光体ドラム37に所定間隔を隔てて対向するように配置されている。この帯電器38は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム37の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
転写ローラ39は、感光体ドラム37の下方において、感光体ドラム37に対向するように配置され、かつ反時計回りに回転可能に支持されている。この転写ローラ39は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸に被覆される導電性のゴム材料からなるローラとから構成されている。そして、現像剤像の用紙Pへの転写時には、転写バイアスがその転写ローラ39に印加されるように構成されている。
ところで、感光体ドラム37の表面は、まず、その感光体ドラム37の回転に伴い、帯電器38によって一様に正極性に帯電される。次いで、走査ユニット26からのレーザビームによりその表面が露光されて、静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム37と現像ローラ40とが回転する時に、現像ローラ40上に担持されかつ正帯電されている現像剤が、その現像ローラ40に印加される現像バイアスにより感光体ドラム37に供給される。具体的には、一様に正帯電されている感光体ドラム37の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分、すなわち、静電潜像の部分に、現像剤が供給される。そして、感光体ドラム37において、現像剤像が担持される。
その後、感光体ドラム37の表面上に担持された現像剤像は、用紙Pが感光体ドラム37と転写ローラ39との通る間に、転写ローラ39に印加される転写バイアスによって、その用紙Pに転写される。
定着ユニット100は、給紙カセット6の上部、かつプロセスユニット4の側方であって、プロセスユニット4よりも用紙Pの搬送方向下流側に配設されている。定着ユニット100は、例えばハロゲンランプからなるヒータを備える加熱ローラ110と、その加熱ローラ110に対向して設けられ、加熱ローラ110表面を押圧する加圧ローラ120とを備えている。
加圧ローラ120は、図示しないローラ軸にシリコーンゴム等の弾性体表面にPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)フィルムが巻着されたものである。そして、この加圧ローラ120は、加熱ローラ110を押圧した状態で、加熱ローラ110に対して従動する。
この定着ユニット100においては、プロセスユニット4にて用紙P上に転写された現像剤像を、用紙Pが加熱ローラ110と加圧ローラ120とにより挟持されて搬送される間にその用紙Pに熱定着させる。そしてその後、用紙Pは、排紙パス50へと送出されるとともに、排紙ローラ対53,及び55を介して、排紙トレイ52上に排紙されることとなる。
次に、図2は、本体ケーシング2及びプロセスユニット4について、着脱に関する部分を示した平面図であり、図3は、図2に対応する側面図である。なお、プロセスユニット4の全体図については、図10に示す。
図2及び図3に示すように、プロセスユニット4には、感光体ドラム37(図1参照)を回転させるためのドラムギヤ210、及び現像ローラ40(図1及び図2参照)を回転させるための現像カップリング212が設けられている。ドラムギヤ210は、プロセスユニット4が有する感光体カートリッジ35(図1参照)に備えられたドラム軸37aの軸端に設けられている。そして、このドラムギヤ210の回転に伴って感光体ドラム37が回転するように構成されている。また、現像カップリング212は、プロセスユニット4が有する現像カートリッジ36(図1参照)に設けられているとともに、現像ローラ40に対して回転力を伝達可能なように構成されている。
また、図2に示すように、本体ケーシング2側には、モータ302の回転駆動力が伝達されると回転するドラム駆動ギヤ306、及び現像駆動ギヤ315が設けられている。また、現像駆動ギヤ315を回転可能に支持する現像駆動ギヤ支持軸315aには、現像カップリング212と接合可能な本体カップリング320が、現像駆動ギヤ315と相対回転不能に設けられている。また、この本体カップリング320は、現像駆動ギヤ支持軸315a上において、現像カップリング212に対して進退自在に構成されている。そして、現像カップリング212に対して進出することで、その現像カップリング212に接合するようにされている。なお、本体カップリング320の進退動作の詳細については後述する。
ドラム駆動ギヤ306は、ドラムギヤ210と螺合するドラム用ギヤ部306aと、後述する内部駆動ギヤ308(図4参照)と螺合する内部用ギヤ部306bとを有している。そして、このドラム駆動ギヤ306は、モータ302(図2及び図4参照)の回転駆動力を内部駆動ギヤ308等を介して受けるとともに、回転力をドラムギヤ210に伝達するように構成されている。また、現像駆動ギヤ315も、内部駆動ギヤ308等を介して回転力を受けるようになっており、この内部駆動ギヤ308の回転に伴って本体カップリング320が回転するようになっている。
そして、本実施形態においては、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置にない場合には、モータ302の回転駆動力がドラム駆動ギヤ306及び現像駆動ギヤ315に伝達されないようになっている。具体的には、レーザプリンタ1には、モータ302の回転駆動力をドラム駆動ギヤ306側へ伝達する状態と伝達しない状態とに切換可能な伝達機構300(図3参照)が設けられており、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置にない場合には、この伝達機構300の状態が回転駆動力を伝達しない状態となる。
またさらに、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置にない場合には、本体カップリング320が現像カップリング212と接合しないようになっている。具体的には、レーザプリンタ1には、本体カップリング320を現像カップリング212側へ進出させるための進出機構400(図3参照)が設けられており、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置にない場合には、進出機構400は、本体カップリング320に対し、その本体カップリング320が現像カップリング212と接合する位置まで進出させないようになっている。
以下、伝達機構300、及び進出機構400の構成及び作用について詳述する。
まず、伝達機構300の構成ついて、図4〜図6を用いて説明する。図4は、伝達機構300等の分解図であり、図5は、図4における伝達部380を表す模式図である。図5のうち、図5(a)は伝達部380の分解図であり、図5(b)は後述する外部駆動ギヤ332と内部駆動ギヤ308とが接続されていない状態を表す図であり、図5(c)は外部駆動ギヤ332と内部駆動ギヤ308とが接続された状態を表す図である。また、図6は、図4の切換レバー352の動作を表す模式図である。なお、図4においては、進出機構400は図示していない。
図4において、伝達機構300は、伝達部380と、連動部390と、伝達ギヤ部395と、から構成されている。
伝達ギヤ部395は、内部駆動ギヤ308と、下伝達ギヤ312と、上伝達ギヤ314と、から構成されている。
内部駆動ギヤ308は、モータ302の回転駆動軸であって、ギヤ状に構成されたモータギヤ304の前側(図4における右側)において、そのモータギヤ304と接触せず、かつ前述したドラム駆動ギヤ306が備える内部用ギヤ部306bと螺合するように配置されている。そして、内部駆動ギヤ支持軸308aを中心に回動可能に支持されている。また、内部駆動ギヤ308の回転中心部には、後述するジョイント336と係合自在に構成された六角柱状の六角キー310が、内部駆動ギヤ308と相対回転不能に一体的に設けられている。
下伝達ギヤ312、及び上伝達ギヤ314は、ドラム駆動ギヤ306の前側(図面における右側)に設けられている。下伝達ギヤ312は、内部用ギヤ部306bに螺合するように配置されており、上伝達ギヤ314は、下伝達ギヤ312と現像駆動ギヤ315とに螺合するように配置されている。つまり、内部駆動ギヤ308が回転すると、この内部駆動ギヤ308と螺合するドラム駆動ギヤ306が回転するとともに、下伝達ギヤ312及び上伝達ギヤ314を介して、現像駆動ギヤ315も回転するようになっている。
伝達部380及び連動部390は、モータ302の回転駆動力を内部駆動ギヤ308に伝達させるためのものであり、モータ302や内部駆動ギヤ308に対し、それらを覆うように取り付けられるギヤプレート330を挟んで設けられている。
伝達部380は、外部駆動ギヤ332と、ジョイントばね334と、ジョイント336と、サブギヤプレート338とから構成されている。そして、外部駆動ギヤ332、ジョイントばね334、及びジョイント336は、サブギヤプレート330及び後述するカムプレート340を挟んで内部駆動ギヤ308と対向するように、その内部駆動ギヤ308を支持する内部駆動ギヤ支持軸308aに回転可能に支持される。
そして、外部駆動ギヤ332は、モータ302のモータギヤ304と螺合するように配置される。また、外部駆動ギヤ332の回転中心部における内部駆動ギヤ308の側には、六角柱状の六角突起332a(図5参照)が、外部駆動ギヤ332と相対回転不能に一体的に設けられている。
ジョイント336は、外部駆動ギヤ332と内部駆動ギヤ308との間において、ジョイントばね334を挟んで外部駆動ギヤ332に対して相対回転不能に装着される。具体的には、ジョイント336は、六角状の凹部(以下、六角凹部と言う)336a(図5参照)を有しており、その六角凹部336aが六角突起332aと係合するようになっている。
ジョイントばね334は、圧縮コイルバネであり、六角突起332a及びジョイント336を挿通させるようにして、外部駆動ギヤ332とジョイント336との間に装着される。そして、このジョイントばね334が有するばね力により、ジョイント336が内部駆動ギヤ308側に向かって常時付勢されるように構成されている。
サブギヤプレート338は、外部駆動ギヤ332を覆うように内部駆動ギヤ支持軸308aの軸端に取り付けられる。これにより、外部駆動ギヤ332が内部駆動ギヤ支持軸308aから脱落しないようにされている。
連動部390は、切換レバー352と、切換レバーばね358と、カムプレート340と、リンク350とから構成されている。ところで、プロセスユニット4における現像カートリッジ36には、突起状のプロセスキー370が設けられている。
切換レバー352は、コの字状の溝部352bを有しているとともに、切換レバー支持軸352aを中心に回動可能に支持されている。そして、プロセスユニット4が本体ケーシング2に装着されると、切換レバー352の溝部352bが現像カートリッジ36に設けられたプロセスキー370と係合し、その切換レバー352がプロセスユニット4の装着進行方向に回動するように構成されている。
切換レバーばね358は、コイルばねから成り、一端が切換レバー352において、切換レバー支持軸352aよりも上側に接続され、他端がギヤプレート330に接続されている。そして、この切換レバーばね358により、切換レバー352が常時鉛直下方向に引っ張られるように構成されている。これにより、切換レバー352が装置の前側或いは後側の何れかに必ず回動するようにされている。具体的には、図6に示すように、切換レバー支持軸352aの回転中心Oと、切換レバーばね358のギヤプレート側の接続中心O1とを結ぶ直線L1は、鉛直方向の直線Lよりも所定の角度θ傾くように構成されている。そして、切換レバー352においては、その切換レバー352の回動方向に対し、言い換えると、O及びO2を結ぶ直線と、Oを中心とし、O2を通る円C上との交点におけるその円Cの接線方向に対し、切換レバーばね358の引張力p1の分力として、p2が必ず生じるようになっている。つまり、切換レバー352は必ず回動する。なお、ギヤプレート330において、切換レバー352の前側には突起状のピン355が設けられており、切換レバー352が前側に倒れた場合には、その切換レバー352がピン355と当接し、その当接位置で回動が阻止されるようになっている。
カムプレート340は、略三角形状をなし、一つの頂点付近には、円柱状の突起部348が設けられている。そして、このカムプレート340は、突起部348が他の頂点よりも相対的に上方に位置するように、かつその突起部348を中心に回動可能なように、ギヤプレート330に対して取り付けられる。また、突起部348と対向する辺の側には長孔部342が形成されている。そして、このカムプレート340は、前述した内部駆動ギヤ支持軸308aやジョイント336を長孔部342に挿通させるように配置される。また、カムプレート340における長孔部342の周辺であって、装置後側(図面における左側)には、周囲よりも厚みのある厚材部344が形成されている。なお、長孔部342の周辺であって、通常の厚みの箇所は、厚材部344よりも薄い薄材部341となっている。そして、厚材部344はさらに、薄材部341に向かって傾斜するテーパ部346を有している。
リンク350は、細長く形成されたプレートであり、カムプレート340と切換レバー352とを連動可能に接続するものである。このリンク350は、カムプレート340に対して回動可能なようにその一端がカムプレート340に接続され、また、切換レバー352に対しても回動可能なように、カムプレート340に接続された一端と反対側の他端が切換レバー352に接続されている。
次に、このように構成された伝達機構300の作用について、さらに図5(b),(c)、図7及び図8を用いて説明する。図7は、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対して装着されていない状態を表す斜視図であり、図8は、プロセスユニット4が本体ケーシング2に装着された状態を表す斜視図である。図8において、プロセスユニット4を本体ケーシング2から引き出すと、切換レバー352は、プロセスキー370と係合しながら装置前側へ回動する。また、その切換レバー352の回動に伴い、リンク350を介してカムプレート340も反時計回りに回動する。
つまり、図7に示すように、プロセスユニット4が本体ケーシング2に装着されていない状態では、通常、切換レバー352は装置前側へ回動している状態であり、その切換レバー352とリンク350を介して連動可能に接続されたカムプレート340は、反時計回り方向へ回動している状態である。
そしてこの時、カムプレート340の厚材部344がジョイント336に当接した状態となっている(図5(b)参照)。そして、ジョイント336は、厚材部344により外部駆動ギヤ332側へ押され、ジョイントばね334の付勢力に抗して外部駆動ギヤ332側へ移動している。
つまり、ジョイント336の六角凹部336aと内部駆動ギヤ308の六角キー310とは離間しており、内部駆動ギヤ308に外部駆動ギヤ332の回転力、言い換えるとモータ302の回転駆動力は伝達されない。
そして、プロセスユニット4が本体ケーシング2に装着されると、所定の位置で切換レバー352の溝部352bに現像カートリッジ36のプロセスキー370が当接し、さらにプロセスユニット4が装着進行方向に移動されることによって、切換レバー352が反時計回りに回動する。そして、リンク350を介して、カムプレート340が突起部348を中心に時計回りに回動する。
すると、カムプレート340の厚材部344がジョイント336に対して相対的に装置後側へ移動し、テーパ部346がジョイント336に対して当接するとともに、最終的に、薄材部341がジョイント336と当接する状態となる。そして、ジョイント336は、ジョイントばね334の付勢力により内部駆動ギヤ308側へ移動する(図5(c)参照)。
これにより、ジョイント336が内部駆動ギヤ308側へ進出するとともに、ジョイント336の六角凹部336aが内部駆動ギヤ308の六角キー310に対して係合する。つまり、外部駆動ギヤ332と内部駆動ギヤ308とが従動可能に接続され、モータ302の回転駆動力が、外部駆動ギヤ332を介して内部駆動ギヤ308に伝達されるようになるのである。なお、六角キー310や六角凹部336aの端部にはテーパが形成されており、両者がスムーズに係合できるようにされている。
このように、伝達部380及び連動部390は、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置にある時は、モータ302の回転駆動力を内部駆動ギヤ308に伝達させる状態となり、逆に、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置にない時は、モータ302の回転駆動力を内部駆動ギヤ308に伝達させない状態となる。
よって、例えば、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置にない時において、ドラム駆動ギヤ306のドラム用ギヤ部306aとドラムギヤ210との係合、或いは本体カップリング320と現像カップリング212との接合が不完全な状態でドラム駆動ギヤ306及び現像駆動ギヤ315が回転し、そのドラム駆動ギヤ306、ドラムギヤ210、本体カップリング320、或いは現像カップリング212、ひいてはレーザプリンタ1やプロセスユニット4が破損してしまう、ということを確実に防止することができる。
次に、進出機構400の構成及び作用について、図9(及び図7、図8)を用いて説明する。
進出機構400は、現像側リンク410と、現像側回動部材420とから構成されている。
現像側リンク410は、略長方形の板状に構成されているとともに、その両端の間に設けられた現像側リンク支持軸412を中心に回動可能なように、レーザプリンタ1の図示しない側壁に支持されている。さらに、現像側リンク410の一端側には貫通孔が設けられており、現像側リンク410は、その貫通孔に本体カップリング320を挿通させるような状態で、本体カップリング320に対して貫通孔側の一端が連結されている。具体的には、本体カップリング320における現像駆動ギヤ315側には、円盤上のフランジ320bが形成されており、現像側リンク410は、その一端が、そのフランジ320bの現像駆動ギヤ315とは反対側の面において回動可能に連結される。また、この現像側リンク410において貫通孔が設けられた一端に対する他端側の付近には、現像側回動部材420がレーザプリンタ1の図示しない側壁に設けられている。
この現像側回動部材420は、略L字形状をなし、その一端が回動支持軸422により回動可能に支持されるとともに、プロセスユニット4が本体ケーシング2に装着される際に、当接部420aが現像カートリッジ36に設けられた現像キー430(図7及び図8参照)と当接するように配置される。また、その現像キー430と当接して回動することにより、回動支持軸422により支持された一端に対する他端側の接触部420bが、現像側リンク410に当接するように構成されている。
ところで、前述したように、本体カップリング320は、現像駆動ギヤ支持軸315a上において、現像カップリング212に対して進退自在、かつ現像カップリング212に接合可能に構成されている。以下、この点について、進出機構400の作用と併せて同じく図9を用いて説明する。
本体カップリング320は、現像駆動ギヤ支持軸315a上に設けられるとともに、その現像駆動ギヤ支持軸315a上を移動可能なように構成されている。
また、その本体カップリング320において、現像カップリング212側の一端側には、現像カップリング212の接合部212a(図3参照)に対して相対回転不能に接合可能な突設部320aが形成され、現像駆動ギヤ315側の一端には、前述したフランジ320bが形成されている。
さらに、図9(c)のように、フランジ320bと現像駆動ギヤ315との間には、両者を接続するカップリングばね321が設けられている。そして、このカップリングばね321により、本体カップリングが現像駆動ギヤ315側へ常時引っ張られるようになっている。
そして、図9(a)に示すように、現像側回動部材420が回動しない状態、つまり、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置になく、現像カートリッジ36の現像キー430(図7及び図8参照)が、現像側回動部材420の当接部420aに当接しない状態では、本体カップリング320は、図9(c)に示すカップリングばね321の引張力により、現像駆動ギヤ315側へ移動していることとなる。
ここで、プロセスユニット4が本体ケーシング2に装着されると、現像カートリッジ36の現像キー430が、現像側回動部材420の当接部420aに当接し、現像側回動部材420は回動支持軸422を中心に反時計回りに回動する。すると、現像側回動部材420の接触部420bが現像側リンク410に当接し、現像側リンク410は、現像側リンク支持軸412を中心に時計回りに回動する。よって、現像側リンク410の貫通孔が設けられた側の一端がプロセスユニット4側へ進出することとなり、現像側リンク410とフランジ320bにおいて連結されている本体カップリング320も、図9(c)に示すように、プロセスユニット4側へ進出することとなる。
そして、最終的に、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置に装着された状態では、現像側リンク410が回動可能な位置まで回動することにより、本体カップリング320が現像カップリング212に対する進出位置まで進出する。そして、本体カップリング320の突設部320aが現像カートリッジ36に設けられた現像カップリング212の接合部212aに接合するのである。なお、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置にいまだない場合には、本体カップリング320は、現像カップリング212に対する進出位置までは進出せず、突設部320aと接合部212aとは接合しないようになっている。
よって、例えば、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置にない時において、本体カップリング320と現像カップリング212とはそもそも接合しないため、両者の接合が不完全な状態で現像駆動ギヤ315が回転し、本体カップリング320及び現像カップリング212、ひいてはレーザプリンタ1やプロセスユニット4が破損してしまう、ということを確実に防止することができる。
なお、本実施形態においては、回転駆動対象が感光体ドラム37である面においては、ドラム駆動ギヤ306が本体側駆動部に相当するとともにドラムギヤ210がプロセス側駆動部に相当し、回転駆動対象が現像ローラ40である面においては、本体カップリング320が本体側駆動部に相当するとともに現像カップリング212がプロセス側駆動部に相当している。また、モータ302が駆動源に相当し、伝達機構300が接続切換手段に相当し、プロセスキー370が伝達許可手段に相当し、ジョイント336及びジョイントばね334が機械クラッチに相当し、連動部390が移動作用手段に相当し、進出機構400が進出作用手段に相当している。
以上説明したように、本実施形態のレーザプリンタ1によれば、前述したような破損を確実に防止することができる。
また、本実施形態においては、モータ302の回転駆動力を伝達、或いは遮断するために、ジョイント336、ジョイントばね334及び連動部390のような機械部品を用いている。よって、複雑な回路や高価な電子部品を用いず低コストで、前述したような破損を確実に防止するという効果を得ることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態のレーザプリンタ1について説明する。本第2実施形態のレーザプリンタ1の構成については図示しないが、第1実施形態のレーザプリンタ1と比較して、以下の点が異なっている。
まず、伝達機構300において、機械クラッチとして動作するジョイント336、ジョイントばね334、及び連動部390の代わりに、電磁クラッチが用いられている。この電磁クラッチは、通電中は外部駆動ギヤ332と内部駆動ギヤとを接続する状態となり、非通電では外部駆動ギヤ332と内部駆動ギヤとを接続しない状態となる。
また、本体ケーシング2には、プロセスユニット4がその本体ケーシング2に対する装着位置にあるか否かを検出するためのセンサが設けられている。このセンサは、例えば光学式のセンサであり、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置にある時に、現像カートリッジ36が備えるプロセスキー370によりそのセンサにおける光路が遮断されるような位置に設けられている。そして、そのセンサは、光路が遮断されると、信号を出力するようになっている。
そして、センサから信号が出力されているか否かにより、電磁クラッチの通電、非通電が切り換えられる。つまり、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置にあるか否かにより、伝達部380の状態が、回転駆動力を伝達する状態と、伝達しない状態とに切り換えられる。なお、センサとしては、レーザセンサや近接センサ等を用いることもできる。また、センサの他に、スイッチを用いることもでき、この場合、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置に装着されると、プロセスキー370によりスイッチが押されるように構成することができる。
次に、本第2実施形態のレーザプリンタ1が備える図示しないCPUが実行するクラッチ切換処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。このクラッチ切換処理は、所定時間T毎に実行される。
このクラッチ切換処理においては、まず、センサの出力結果に基づき、プロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置に有るか否かを判定する(S1010)。装着位置にあると判定すると(S1010:YES)、次に、電磁クラッチが通電中であるか否かを判定する(S1020)。そして、電磁クラッチが通電中でないと判定すると(S1020:NO)、電磁クラッチを通電させ(S1030)、外部駆動ギヤ332と内部駆動ギヤ308とを接続させる。一方、S1020にて電磁クラッチが通電中であると判定すると(S1020:YES)、そのまま当該処理を終了する。
また、S1010にてプロセスユニット4が本体ケーシング2に対する装着位置にないと判定すると(S1010:NO)、S1010にて肯定判定した場合と同様に、電磁クラッチが通電中か否かを判定する(S1040)。そして、電磁クラッチが通電中であると判定すると(S1040:YES)、電磁クラッチを非通電とし(S1050)、外部駆動ギヤ332と内部駆動ギヤ308との接続を解除する。一方、S1040にて電磁クラッチが通電中でないと判定すると、そのまま当該処理を終了する。
本第2実施形態のレーザプリンタ1によれば、第1実施形態のレーザプリンタ1に設けられている連動部390のような機構が必要ない。よって、構造が簡単なものとなる。また、電磁クラッチを配置するにあたり、その配置の自由度が向上する。このため、設計が容易になるとともに、組み立てやすい構造とすることができるのである。
なお、本実施形態においては、S1010の処理が判定手段に相当し、S1020〜S1050の処理が切換制御手段に相当している。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術範囲内において種々の形態を採ることができる。
例えば、上記実施形態において、現像ローラ軸40aをプロセスキー370として利用するような構成としてもよい。この場合、現像ローラ軸40aをそのまま用いてもよいし、現像ローラ軸40aを保護するためにその現像ローラ軸40aをカラー等のカバー部材で被覆した状態で用いてもよい。
また、プロセスユニット4においてプロセスキー370を設ける代わりに溝部のような構造を設けてもよく、この場合に、本体ケーシング2側には、その溝部と係合する突起を設けるようにすればよい。そして、機種によりその溝部或いは突起の形状を変更するようにすれば、異なる機種のプロセスユニット4が装着されることを防止することができる。
また、上記実施形態では、ジョイント336を内部駆動ギヤ支持軸308a上で移動させる機能を有する伝達機構300において、切換レバー352及びカムプレート340が回動変位するように構成されているが、異なる構成も考えられる。例えば、プロセスキー370と当接するとともにプロセスユニット4の装着進行方向に直線的に移動するような部材を設けてもよい。この場合、この部材にカムプレート340と同様に、長孔部とともに厚材部や薄材部を設け、ジョイント336を長孔部に挿通させるように構成すれば、その部材の直線移動に伴ってジョイント336を内部駆動ギヤ支持軸308a上で移動させることができる。つまり、上記実施形態においてカムプレート340等を設ける場合と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態においては、本体カップリング320は、現像カップリング212と接合可能なように現像駆動ギヤ支持軸315a上を進退自在に構成されているが、現像カップリング212と接合する位置と、現像カップリング212と接合せず、かつプロセスユニット4の装着を妨げない位置との間でその本体カップリング212が回動可能なように構成しても良い。
レーザプリンタの概略側断面図である。 レーザプリンタを表す平面図である。 レーザプリンタを表す側面図である。 伝達機構の分解図である。 伝達部を表す模式図である。 切換レバーの動作を表す模式図である。 レーザプリンタを表す斜視図である(その1)。 レーザプリンタを表す斜視図である(その2)。 進出機構を表す説明図である。 プロセスユニットの全体図である。 レーザプリンタのCPUが実行するクラッチ切換処理の流れを表すフローチャートである。
符号の説明
1…レーザプリンタ、2…本体ケーシング、4…プロセスユニット、16…フロントカバー、18…トップカバー、35…感光体カートリッジ、36…現像カートリッジ、37…感光体ドラム、37a…ドラム軸、40…現像ローラ、40a…現像ローラ軸、P…用紙、210…ドラムギヤ、212…現像カップリング、212a…接合部、300…伝達機構、302…モータ、304…モータギヤ、306…ドラム駆動ギヤ、306a…ドラム用ギヤ部、306b…内部用ギヤ部、308…内部駆動ギヤ、308a…内部駆動ギヤ支持軸、310…六角キー、312…下伝達ギヤ、314…上伝達ギヤ、315…現像駆動ギヤ、315a…現像駆動ギヤ支持軸、320…本体カップリング、320a…突設部、320b…フランジ、330…ギヤプレート、332…外部駆動ギヤ、332a…六角突起、336…ジョイント、336a…六角凹部、338…サブギヤプレート、340…カムプレート、341…薄材部、342…長孔部、344…厚材部、346…テーパ部、348…突起部、350…リンク、352…切換レバー、352a…切換レバー支持軸、352b…溝部、355…ピン、370…プロセスキー、380…伝達部、390…連動部、395…伝達ギヤ部、400…進出機構、410…現像側リンク、412…現像側リンク支持軸、420…現像側回動部材、420a…当接部、420b…接触部、422…回動支持軸、430…現像キー。

Claims (10)

  1. ロセスユニットを装着位置に着脱自在に備える画像形成装置であって、
    回転駆動力を生ずる駆動源と、
    前記駆動源の回転駆動力が伝達されることにより回転する本体側駆動部と、
    前記プロセスユニットが前記装着位置に装着されているときに前記駆動源の回転駆動力を前記本体側駆動部へ伝達させる伝達状態と、前記プロセスユニットが前記装着位置に装着されていないときに前記駆動源の回転駆動力を前記本体側駆動部へ伝達させない非伝達状態とに切り換え可能な接続切換手段と、を備え、
    前記プロセスユニットは、前記装着位置に装着される時に、前記接続切換手段の状態を、前記非伝達状態から前記伝達状態に切り換える伝達許可手段と、
    当該プロセスユニットが前記装着位置にある時に前記本体側駆動部と接合し、その本体側駆動部の回転力により当該プロセスユニットにおける回転駆動対象を回転させるプロセス側駆動部と、を備え
    前記本体側駆動部は、当該画像形成装置において、前記装着位置にある前記プロセスユニットに対して進出した位置であって、そのプロセスユニットに設けられている前記プロセス側駆動部と接合する接合位置と、前記プロセス側駆動部と接合せず、かつ前記プロセスユニットの当該画像形成装置に対する着脱を妨げない非接合位置との間で進退自在であり、前記プロセスユニットが前記装着位置にない時は前記非接合位置に位置するように構成され、
    前記プロセスユニットが前記装着位置にある時に、前記本体側駆動部を前記非接合位置から前記接合位置へ進出させる進出作用手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記伝達許可手段は前記プロセスユニットから突出して設けられた突出部であり、
    前記接続切換手段は、
    前記駆動源と前記本体側駆動部との間において、その駆動源と本体側駆動部とを接続する接続位置、及び接続しない切断位置に移動可能な機械クラッチと、
    前記プロセスユニットが前記装着位置にある時に、前記突出部と当接して変位することで、前記機械クラッチを前記切断位置から前記接続位置へ移動させる移動作用手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記移動作用手段は、前記突出部と当接すると回動変位するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記伝達許可手段は前記プロセスユニットにおける特定部位であり、
    前記接続切換手段は、
    前記駆動源と前記本体側駆動部との接続、非接続を切り換え可能な電磁クラッチと、
    前記特定部位を検出すると、前記プロセスユニットが前記装着位置にあると判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記プロセスユニットが前記装着位置にあると判定されると、前記駆動源と前記本体側駆動部とが接続されるように前記電磁クラッチを切り換え制御する切換制御手段と、を備え、
    前記特定部位は、前記現像カートリッジにおいて、前記プロセスユニットが前記装着位置にある時に前記判定手段により検出される位置に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記プロセスユニットは、静電潜像が形成される感光体、及びその感光体に現像剤を供給する現像ローラを有し、
    前記回転駆動対象は前記感光体及び前記現像ローラであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記本体側駆動部と前記プロセス側駆動部とは、互いに螺合するギヤであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記プロセスユニットは、静電潜像が形成される感光体を有する感光体カートリッジ、及び前記感光体に現像剤を供給する現像ローラを有するとともに前記感光体カートリッジに対して着脱可能な現像カートリッジ、からなり、
    前記伝達許可手段は、前記プロセスユニットを成す前記現像カートリッジに設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記プロセスユニットは、静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像ローラを有し、
    前記伝達許可手段は、前記現像ローラの回転軸と一体的に設けられた突出部であり、
    記接続切換手段は、前記プロセスユニットが前記装着位置にあるとみなされる特定位置に前記突出部が来た時に、前記非伝達状態から前記伝達状態になり、
    前記進出作用手段は、前記突出部が前記特定位置に来た時に、前記本体側駆動部を前記非接合位置から前記接合位置へ進出させることを特徴とする画像形成装置。
  9. 像形成装置の装着位置に対して着脱自在なプロセスユニット、が備える現像カートリッジであって、
    前記画像形成装置は、回転駆動力を生ずる駆動源と、
    前記駆動源の回転駆動力が伝達されることにより回転する本体側駆動部と、
    前記プロセスユニットにおける突出部が、そのプロセスユニットが前記装着位置にあるとみなされる特定位置に来たときに、前記駆動源の回転駆動力を前記本体側駆動部へ伝達させない非伝達状態から前記駆動源の回転駆動力を前記本体側駆動部へ伝達させる伝達状態に切り換える接続切換手段と、
    前記突出部が前記特定位置に来たときに、前記本体側駆動部を、その本体側駆動部が前記プロセス側駆動部と接合せず、かつ前記プロセスユニットの前記画像形成装置に対する着脱を妨げない位置である非接合位置から、前記プロセスユニットに対して進出した位置であって、そのプロセスユニットに設けられている前記プロセス側駆動部と接合する位置である接合位置へ進出させる進出作用手段と、を備えて構成され、
    前記突出部を備えていることを特徴とする現像カートリッジ。
  10. 像形成装置の装着位置に対して着脱自在なプロセスユニットであって、
    前記画像形成装置は、回転駆動力を生ずる駆動源と、
    前記駆動源の回転駆動力が伝達されることにより回転する本体側駆動部と、
    前記プロセスユニットにおける突出部が、そのプロセスユニットが前記装着位置にあるとみなされる特定位置に来たときに、前記駆動源の回転駆動力を前記本体側駆動部へ伝達させない非伝達状態から前記駆動源の回転駆動力を前記本体側駆動部へ伝達させる伝達状態に切り換える接続切換手段と、
    前記突出部が前記特定位置に来たときに、前記本体側駆動部を、その本体側駆動部が前記プロセス側駆動部と接合せず、かつ前記プロセスユニットの前記画像形成装置に対する着脱を妨げない位置である非接合位置から、前記プロセスユニットに対して進出した位置であって、そのプロセスユニットに設けられている前記プロセス側駆動部と接合する位置である接合位置へ進出させる進出作用手段と、を備えて構成され、
    前記突出部を備えていることを特徴とするプロセスユニット。
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