JP2005015209A - バランス調整機能付き搬送用ローラ押圧機構 - Google Patents

バランス調整機能付き搬送用ローラ押圧機構 Download PDF

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JP2005015209A JP2003186019A JP2003186019A JP2005015209A JP 2005015209 A JP2005015209 A JP 2005015209A JP 2003186019 A JP2003186019 A JP 2003186019A JP 2003186019 A JP2003186019 A JP 2003186019A JP 2005015209 A JP2005015209 A JP 2005015209A
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一彰 高橋
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Abstract

【課題】エアシリンダを用いているため、圧縮空気を送るエア設備を必要としていた。そのため限られた環境下でしか使用できず、設備自体も高価なものになっていた。
【解決手段】クランク2を有するクランクシャフト6と、支持軸に固定されたカム4を有するカムシャフト5を配し、また駆動ローラ22上に従動ローラ21が先端に取り付けられたローラ押圧ユニット3が、シャフト14を介してクランク2及びカム4の動きにより従動ローラを上下方向に揺動するよう配されている。カムシャフト5には、カム4に回転運動を与えるリバーシブルモータ7及び適正回転角度に減速するギヤヘッド8並びにギヤ9が設けられている。さらに、カム4の回転位置制御のためのセンサ11及び12、遮蔽板13が取り付けられている。カム4上にはベアリング15を介してクランク2が搭載されており、カム4の回転に伴いクランク2が上下に揺動する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙やフィルム等の薄手のシート状搬送媒体を一対のローラで挟み込み搬送する搬送機構に関し、特にその搬送用ローラの押圧機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の搬送用ローラ押圧機構にはエアシリンダが用いられており、個々のローラにそれぞれエアシリンダを備え、圧縮空気を供給してエアシリンダを動作させ、従動用ローラを駆動用ローラに押し付けていた。また、シート状搬送媒体の斜行を防止するために各エアシリンダに供給する圧縮空気の圧を調整するためのレギュレータを設け、そこで設定圧力を調節してエアシリンダの押圧力を制御していた。以下、図4を参照して従来機構の簡単な説明を行う。
【0003】
ローラの押圧機構にエアシリンダ30が用いられている。対となるローラの下側は駆動ローラ35であり、その軸線上に従動ローラ36が配置される。これら対となるローラ及びエアシリンダ30の組み合わせが、搬送方向に対して直角方向に少なくとも2個以上並べられている。また、エアシリンダ30にはエア設備によって、エアチューブ31を介して圧縮空気が送られる。エアチューブ31間には電磁弁33及びレギュレータ2−5が配置され、エアシリンダ30の動作制御を行っている。
【0004】
シート状搬送媒体が駆動ローラ35上に送られてくると、電磁弁33が開放され、エアシリンダ30のシリンダを突出させる方向に圧縮空気が送られる。送られてきた圧縮空気により、エアシリンダ30は従動ローラ36を駆動ローラ35に押し付けてシート状搬送媒体を挟み込み、しかる後に回転して押し付けて搬送が行われる。さらにシート状搬送媒体の斜行を防止するために、レギュレータ2によって各シリンダに送る圧縮空気の供給圧力を調整し、エアシリンダ30に対して各シリンダの圧力を変更し、エアシリンダ30の各シリンダの押圧を変えて、従動ローラ36の押圧力を制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の搬送用ローラ押圧機構は、押圧機構としてエアシリンダを用いているため、圧縮空気を送るエア設備を必要としていた。そのため、限られた環境下でしか使用できず、また設備自体が高価なものになってしまうという課題があった。
【0006】
本発明の目的は、これらの課題を解消し、比較的安価で、動作環境の自由度を広げた搬送用ローラ押圧機構を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を鑑みた上で、本発明の搬送用ローラの押圧機構は、従動ローラを駆動ローラに押圧し、両ローラの間にシート状搬送媒体を挟み込み、前記駆動ローラの回転によって前記シート状搬送媒体を搬送する搬送ローラにおいて、両端を固定されたカムシャフトと、前記カムシャフトと軸回りに一体回転する偏心カムと、前記カムシャフトと平行に両端を固定されたクランクシャフトと、前記クランクシャフトに一端を軸支され、他端に前記偏心カムと連結して該偏心カムの回転運動を上下揺動運動に変換するベアリングを備えたクランクと、前記カムシャフトを軸廻りに回転させる駆動モータと、前記カムシャフトの回転運動を適正な回転角度に減速するギヤ機構と、前記偏心カムの回転位置を制御する制御機構とによって構成され、前記偏心カムの回転に伴い発生する前記クランクの上下揺動運動を、前記従動ローラの前記駆動ローラに対する押圧/押圧解除動作に転換することを特徴とする。
【0008】
【特許文献1】
実開平2−017761号
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1に示すように、両端をサポート1に支持された、支持軸回りに自由に回転できるクランク2を有するクランクシャフト6と、支持軸に固定されたカム4を有するカムシャフト5を配し、また駆動ローラ22上に従動ローラ21が先端に取り付けられたローラ押圧ユニット3が、シャフト14を介してクランク2及びカム4の動きにより従動ローラを上下方向に動作させるように配されている。さらにカムシャフト5には、カム4に回転運動を与えるリバーシブルモータ7、及び適正な回転角度に減速するギヤヘッド8並びにギヤ9が設けられている。さらに、カム4の回転位置制御のためのセンサ11及び12、遮蔽板13が取り付けられている。
【0011】
ここでカム4上にはベアリング15を介してクランク2が搭載されており、カム4の回転に伴ってクランク2がクランクシャフト6を軸とし上下に動くよう構成されている。ローラ押圧ユニット3は、従動ローラ21を先端に取り付けたシャフト19がリニアボールベアリング20に案内され、圧縮スプリング17及びスプリングのテンションを調整するテンション調整スクリュー16により駆動ローラ22に対する押圧を発生させている。
【0012】
駆動ローラ12はさらに、本図中では示さないが、軸上の一部にモータによる回転運動が与えられる構成となっている。通常状態では、カム4により従動ローラ21は駆動ローラ22と離間した位置にあるが、シート状搬送媒体を搬送する際にはリバーシブルモータ7により、カムシャフト5およびカム4がセンサ11,12の検出結果に基づき適切な位置(図2の断面A−A)まで回転し、カム4上に搭載されたベアリング15を介してクランク2が下降し、従動ローラ21が駆動ローラ22に押しつけられて回転し、シート状搬送媒体を搬送する。この際各従動ローラの押圧は、テンション調整スクリュー16により、コイルスプリング17の圧縮長を変えることにより調整でき、搬送媒体の斜行を改善することができる。
【0013】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明の搬送用ローラ押圧機構においては、機構にエア設備を必要とせず、また性能面でも従来と同等の性能を保ちながら動作環境の自由度を広げることが可能となり、また斜行等の搬送障害を防止して良好な搬送を提供するという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送用ローラ押圧機構の一実施形態を示す平面図である。
【図2】図1のA−A方向からの矢視図である。
【図3】従来の搬送ローラ押圧機構を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 サポート
2 クランク
3 ローラ押圧ユニット
4 カム
5 カムシャフト
6 クランクシャフト
7 リバーシブルモータ
8 ギヤヘッド
9 ギヤ
10 ギヤ
11 センサ
12 センサ
13 遮蔽板
14 シャフト
15 ベアリング
16 テンション調整スクリュー
17 コイルスプリング
18 ホルダー
19 シャフト
20 リニアボールベアリング
21 従動ローラ
22 駆動ローラ
30 エアシリンダ
31 エアチューブ
32 レギュレータ
33 電磁弁
34 エア設備

Claims (1)

  1. 従動ローラを駆動ローラに押圧し、両ローラの間にシート状搬送媒体を挟み込み、前記駆動ローラの回転によって前記シート状搬送媒体を搬送する搬送ローラにおいて、
    両端を固定されたカムシャフトと、前記カムシャフトと軸回りに一体回転する偏心カムと、前記カムシャフトと平行に両端を固定されたクランクシャフトと、前記クランクシャフトに一端を軸支され、他端に前記偏心カムと連結して該偏心カムの回転運動を上下揺動運動に変換するベアリングを備えたクランクと、前記カムシャフトを軸廻りに回転させる駆動モータと、前記カムシャフトの回転運動を適正な回転角度に減速するギヤ機構と、前記偏心カムの回転位置を制御する制御機構とによって構成され、
    前記偏心カムの回転に伴い発生する前記クランクの上下揺動運動を、前記従動ローラの前記駆動ローラに対する押圧/押圧解除動作に転換することを特徴とする、搬送用ローラの押圧機構。
JP2003186019A 2003-06-30 2003-06-30 バランス調整機能付き搬送用ローラ押圧機構 Pending JP2005015209A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104418123A (zh) * 2013-08-30 2015-03-18 京瓷办公信息系统株式会社 薄片体输送机构和具备薄片体输送机构的图像形成装置
CN108002018A (zh) * 2018-01-02 2018-05-08 天津工业大学 一种斜向举升推包机构
KR102002871B1 (ko) * 2018-02-21 2019-07-23 (주)인샤코리아 자동 주행 차량의 무탄성 서스펜션 구조
JP2021004140A (ja) * 2020-09-29 2021-01-14 キヤノン株式会社 画像形成装置

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