JP2005014977A - 注出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器を掴持した片手の指先の操作により、注出ノズルを下降して内容液を注出する注出容器において、構造が簡単で、かつ容易に操作することが可能な誤動作防止機構の創出を技術的課題とする。
【解決手段】開閉機能付きの注出ノズルを起立させた容器体と、この注出ノズルを上方に突出させた状態で、容器体の上端部に外嵌する装着体と、下面に注出ノズルが密嵌する段付き孔と上面に注出口を開設した注出路を内部に形成し、前部に操作片を垂下設し、後部をヒンジ結合部を介して装着体の後部上端部に組付け結合した操作体を有すること、操作片の内側面基端部近傍に突片を突設すると共に、操作体の操作片基端部近傍から片面を突片の先端部に近接対向位置させた状態で板状の当接片を垂下設すること、当接片下端面の装着体上端部に形成された段差部上端面への当接により操作体の傾動下降を不能に、また、操作片の押圧により、突片を介して当接片を押圧し、この当接片の段差部上端面への当接を解除して、操作体の傾動下降を可能に構成すること、にある。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器を掴持した片手の指先の操作により注出ノズルを有した容器から内容液を注出する注出容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、或る種の染毛剤のように、2種の薬液を使用時に一緒に注出するタイプのもので、薬液を個々にエアゾール式容器に収納し、使用時に、この一対のエアゾール式容器から内容液である薬液を同時に噴出させると共に、この噴出した薬液を一緒に一か所から注出する容器として、特許文献1あるいは特許文献2に開示された技術がある。
【0003】
特許文献1に記載の従来技術は、薬液を収納した一対のエアゾール式容器と、この一対のエアゾール式容器を並列に隣接して収納する有底の収納ケースと、この収納ケースの上端開口部を塞ぐ形態でヒンジ結合され、下面に各エアゾール式容器の注出ノズルが密嵌入して突き当たる段付き孔と、上面に吐出口と、そして両段付き孔と吐出口とを連通させる案内路とを形成したガイド部材の前端に、収納ケースの外側の前下方に垂下した押動レバーを連設した可動カバーと、から構成されている。
【0004】
この従来技術にあっては、容器を掴持した片手の指で押動レバーを収納ケース側に押圧することにより、ヒンジ結合部を軸としてガイド部材を傾動下降させ、これにより一対のエアゾール式容器の注出ノズルを同時に押し下げて開放し、両エアゾール式容器の薬液を、段付き孔、案内路そして吐出口を経て、一緒に吐出するので、一つの押動レバーに対する簡単な押圧操作により、二つのエアゾール式容器の内容液を、同時にかつ一緒にした状態、すなわちそのまま使用することのできる状態で吐出する、と云う優れた効果を発揮する。
【0005】
また、吐出口に様々な形状の櫛体、塗布体等を取り付けて使用され、たとえば内容液を直接櫛歯間に注出して、櫛体で頭髪を梳くことにより、注出した内容液をそのまま頭髪に塗布することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平4−102569号公報
【特許文献2】
特開平11−587
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術は、収納ケースと可動カバーのヒンジ結合部を支点、可動カバーのヒンジ結合部と反対側に付設した押動レバーの下端部を力点、可動カバーに付設した段付き孔を作用点とした梃子の原理で可動カバーを傾動させ、エアゾール式容器の注出ノズルを押し下げ、開放しよとするものである。
【0008】
しかしながら、吐出口への櫛体、塗布体等の取り付けの際に可動カバーを下方に押してしまう等の誤操作により内容液を注出してしまう場合があり、構造、および操作が簡単で、誤操作を確実に防止する機構を有した容器が要望されている。
【0009】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、容器を掴持した片手の指先の操作により、注出ノズルを下降して内容液を注出する注出容器においての、構造が簡単で、かつ容易に操作することが可能な誤動作防止機構を創出することを技術的課題とし、もって注出操作性が良好で、誤動作のない安全性の高い注出容器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、
開閉機能付きの注出ノズルを起立させた容器体と、
この注出ノズルを上方に突出させた状態で、容器体の上端部に外嵌する装着体と、
下面に注出ノズルが密嵌する段付き孔と上面に注出口を開設した注出路を内部に形成し、前部に操作片を垂下設し、後部をヒンジ結合部を介して装着体の後部上端部に組付け結合した操作体を有すること、
操作片の内側面基端部近傍に突片を突設すると共に、操作体の操作片基端部近傍から片面を突片の先端部に近接対向位置させた状態で板状の当接片を垂下設すること、
当接片下端面の装着体上端部に形成された段差部上端面への当接により操作体の傾動下降を不能に、
また、操作片の押圧により、突片を介して当接片を押圧してこの当接片下端面の段差部上端面への当接を解除して、操作体の傾動下降を可能に構成すること、
にある。
【0011】
請求項1記載の上記構成の注出容器は容器体、装着体、操作体の各部材を有し、下に示すように各部材が組み付けられ、一体として使用される。
すなわち、
1.装着体を容器体の上端部に上方から外嵌して、装着体を容器体に組付け固定する。
2.装着体から上方に突出する容器体の注出ノズルを段付き孔に密嵌入して、操作体を上下方向への揺動可能に容器体に組付け固定する。
3.2と共に、ヒンジ結合部を介して、操作体の後部を装着体の後部上端部に組付け結合する。
【0012】
上記のように各部材を組付けた状態で、操作片は容器の前面位置で、装着体および容器の外表面に沿って垂下設された状態であり、操作体の操作片基端部近傍から垂下設された板状の当接片の下端面が装着体の上端部に形成された段差部上端面に近接対向位置した状態である。
【0013】
この状態で、たとえば操作体を誤って上から押したり、操作体に櫛体あるいは塗布体等を取り付ける際に操作体に大きな力が下方に作用しても、上記した当接片の下端面が装着体の段差部上端面に当接するので、これら誤動作による操作体の下降、すなわち注出ノズルの押圧による内容液の注出を確実に防ぐことができる。
【0014】
また、容器を掴持した片手の親指で操作片を押圧すると、この押圧部を力点、ヒンジ結合部を支点、段付き孔と注出ノズルの嵌合部を作用点とした梃子の原理で、操作体が前方に傾動変位する。
【0015】
ここで、操作片の押圧操作によって、この操作片の基端部近傍も内側方向に傾動し、この傾動に伴って、操作片の内側面基端部近傍に突設した突片の先端部が、この先端部に近接対向位置する当接片の片面を押し、その結果板状の当接片の下部が斜め内側に変位した姿勢となる。
【0016】
さらにここで、当接片の下端面が装着体の上端部の段差部上端面に近接対向位置した構成であるので、上記のような作用による当接片の変位により、当接片の下端面が段差部上端面から外れて、当接片下端面と段差部上端面との当接状態が解除され、当接片の下降が可能となり、その結果操作体をさらに前方に傾動下降変位させることが可能となり、容器体の注出ノズルの押し下げ、開放が可能となる。
【0017】
上記のように操作片の基端部近傍に当接片と共に突片を配置し、装着体の上端面に形成した段差部と組み合わせることにより簡単な構造ではありながら、誤動作防止の作用効果が発揮されると共に、操作片の押圧により使用者が意識することなくこの防止機構を解除して注出操作を達成することができる。
【0018】
次に注出ノズルが押し下げられると、容器体内から内容液が噴出され、噴出された内容液は段付き孔から注出路を経て注出口から外部に注出される。
【0019】
請求項2記載の発明の手段は、請求項1記載の発明において、装着体の上端に、注出ノズルが突出する開口部を中央に開設した頂壁を設け、この開口部の開口縁を段差部として、組み立て状態で当接片の下端面を、頂壁上面の開口部の開口縁直近位置に近接対向位置するように構成すること、にある。
【0020】
請求項2記載の上記構成により、特に段差部を付設することなく、開口部の開口縁を段差部として利用することができる。
【0021】
請求項3記載の発明の手段は、請求項1記載の発明において、装着体の上端に、注出ノズルが突出する開口部を中央に開設した頂壁を設け、この頂壁の上面に突条片を付設し、この突条片を段差部として、組み立て状態で当接片下端面を、突条片の上端面に近接対向位置するように構成すること、にある。
【0022】
請求項3記載の上記構成により、装着体、操作体等の形状、組付き状態に合わせて突条片の高さ、断面形状、付設位置等を変えることにより最適な段差部の形成が可能であり、より確実な誤動作防止および、操作体のスムーズな傾動下降を達成することができる。
【0023】
請求項4記載の発明の手段は、請求項1、2または3記載の発明において、容器体をエアゾール式とすること、にある。
【0024】
請求項4記載の上記構成により、高圧で内容液が勢い良く噴出するエアゾール式の容器体においても、誤動作による内容液の噴出が確実に防止され、安全に使用することができ、一対の容器体を使用する場合には注出ノズルを操作片の押圧操作により操作体により等しく押し下げられるので、両容器の内容液の混合を均一に達成することが可能となる。
【0025】
請求項5記載の発明の手段は、請求項1、2、3または4記載の発明のおいて、左右に並列に隣接組み合わせた一対の容器体を用い、装着体が前記一対の容器体の上端部に外嵌し、注出路に一対の注出ノズルが密嵌する一対の段付き孔を開設した構成とすること、にある。
【0026】
上記請求項5記載の構成は、左右に並列に隣接組み合わせた一対の容器体を用いるものであり、一対の注出ノズルを操作片の押圧操作により等しく押し下げられるので、両容器の内容液を同時に一定の量比で噴出させることできると共に、両段付き孔と注出口を連通する注出路での両内容液の混合が可能となる。
【0027】
請求項6記載の発明の手段は、請求項5記載の発明において、注出口を形成する注出筒に混合棒片を起立設すること、にある。
【0028】
請求項6記載の上記構成により、混合棒片の混合作用により両容器体の内容液の混合をより均一に達成することができる。
【0029】
請求項7記載の発明の手段は、請求項1、2、3または4記載の発明において、1ケの容器体を用いること、にある。
【0030】
請求項7記載の構成は1ケの容器体を用いるものであり、誤動作が確実に防止され、操作片の押圧により使用者が意識することなく誤動作防止機構を解除して注出操作を達成することができる、今までにない容器体1ケから構成される注出容器を提供することができる。
【0031】
請求項8記載の発明の手段は、請求項1、2、3、4、5、6または7記載の発明において、多数の櫛歯片を立設し操作体の注出路の注出口に連通した開口を有する櫛体を操作体に取り付けたこと、にある。
【0032】
請求項8記載の上記構成により、内容液を直接櫛歯片に注出することができるので、この櫛体で頭髪を梳くことにより、注出した内容液をそのまま頭髪に塗布することができ、またこの塗布操作は、内容液を小出しに注出しながら、連続的に行うことができるので、頭髪全体に対して内容液を均等に塗布することが容易である。
【0033】
請求項9記載の発明の手段は、請求項1、2、3、4、5、6または7記載の発明において、注出路の注出口に連通した開口を有する短筒状の嵌合筒片を操作体に取り付け、この嵌合筒片に塗布体を組付け固定したこと、にある。
【0034】
請求項9記載の上記構成により、両内容液を塗布体に直接注出するので、塗布体を使用しての内容液の塗布を、きわめて簡単に行うことができ、また内容液の注出を小出しに連続的に行うことにより、内容液の均一な塗布を達成し易くなる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1〜8は本願発明の注出容器の第1実施例を示す。本第1実施例では装着体31は外装筒32と結合リング体41を、また操作体20はキャップ体11と通路ブロック体21をそれぞれ組付け結合して構成したものであり(例えば図2参照)、図3および図4はこれらキャップ体11、外装筒32、通路ブロック体21および結合リング体41を分解した状態で示したものである。
【0036】
エアゾール式容器である容器体51は、細長有底円筒状をした金属製本体の縮径した口部に、弁による開閉機能部を備えた注出ノズル53を有する金属製あるいは硬質樹脂製のキャップをカシメ固定して頭部52を形成し、注出ノズル53は、この頭部52の上面に起立した状態となっている。
【0037】
装着体31は本第1実施例においては、左右に並列に隣接配置された一対の容器体51上端部に外嵌する長円筒状の外装筒32と、この外装筒32内にアンダーカット状に組付き固定する結合リング体41の2ケの部材から構成される。
【0038】
長円筒状の外装筒32は、上端から長円筒形状の垂下筒片34を垂下連設し、この垂下筒片34の下端から内鍔状に開口部35を開設した頂壁34aを連設しており、また前面の中央部分では、垂下筒片34にコ字形状の前部切欠部37aを形成すると共に、後述する操作片17を収める凹部36を形成し、この凹部36の左右に位置する外装筒32の外表面と操作片17の外側表面が平坦に揃った状態になるようにしている。
【0039】
また、外装筒32の後面中央部の垂下筒片34にコ字形状の後部切欠部37b形成すると共に、この後部切欠部37bにより形成される左右の切欠端面38には後述するキャップ体11の蝶番19の軸ピン19aを挿入するためのピン孔38aが形成されている。
【0040】
二つの容器体51は、結合リング体41により、隣接して組合せ固定されるが、この結合リング体41(特に図8参照)は、容器体51の頭部52に、係止突条45によりアンダーカット結合状に外嵌組付きする一対の嵌着筒片42の上端を平板状の連結板43で一体に連結し、両嵌着筒片42の頂板に相当する部分に、容器体51の注出ノズル53が突き抜ける開口44を開設し、外装筒32に係止する係止片46を突設して構成されている。
【0041】
また、このリング結合体41は、一対の容器体51の頭部52に外嵌することにより、この一対の容器体51の隣接した並列組付き姿勢を安定して確保し、外装筒32の組付けに先立つ、一対の容器体51に対するシュリンクラベルの装着を、良好な状態で達成できるようにしている。
【0042】
通路ブロック体21は、注出筒28を上面中央に立設し、容器体51の注出ノズル53が突き抜け不能に密嵌入する一対の段付き孔23を下面左右端部に開設し、内部に注出筒28が形成する注出口と両段付き孔23とを連通する注出通路24を形成した構成であり、本実施例および後述する第2、第3実施例においては上部ブロック体22と下部ブロック体26を嵌合組付けして形成されている。(特に図5参照)
【0043】
キャップ体11は、有頂で略長円筒状の本体筒12の頂板14の中央部に吐出口15を形成し、この吐出口15の開口縁から、下端部に注出筒28を密嵌入させる通路筒16aを垂下設し、この通路筒16aにより通路ブロック体21に組付き固定して操作体20を構成する。(特に図5参照)
【0044】
本体筒12の後面中央下端から斜め下方外側方向に、左右両側に一対の軸ピン19aを付設した蝶番片19が垂下設されており、この蝶番片19を、軸ピン19aをピン孔38aに挿入しながら、外装筒32の後部切欠部37bの左右の切欠端面38間にはめ込み、ヒンジ結合部39を形成し(図6参照)、キャップ体11を前方への傾動可能に装着体31に組付ける。
【0045】
また、本体筒12の前面中央下端部にはコ字状の前部切欠部12aが形成され(図3参照)、この前部切欠部12aを形成する上端縁部を基端として、斜め下方外側に延出設した肩片18を介して操作片17が垂下設されている。
【0046】
また、斜辺を肩片18の内側の湾曲状の斜面に沿って上下方向に位置させて、直角を形成する一方の面を内側向き略鉛直方向に形成した鉛直面18dとして、上記肩片18の内側表面から断面が略直角3角形状の突片18aが突設されている。(特に図7(a)参照)
【0047】
また、前部切欠部12aを形成する上端面から、片面を突片18aの鉛直面18dに近接対向させた状態で、板状の当接片18bが延垂下設されており、この当接片18bの下端面18cは突片18aの下端面から突出させた状態である。なお、当接片18bは後述するように、操作片17の押圧操作により突片18aに押されてその下部が斜め内側に変位するが、この変位を容易にするため、適度に薄板状にすることが好ましい。
【0048】
なお、キャップ体11は、操作片17を図4の2点鎖線で示した様に、上方に持ち上げた状態で射出成形することができる。
【0049】
本第1実施例では、先端に櫛体1を取付けて使用する例を示しおり、櫛体1の組付き固定のためにキャップ体11の頂板14には嵌着段部13aが形成され、さらに長円筒状の嵌合筒片13bが立設されているが、この頂板14を上から覆って、嵌着段部13aに外嵌する半長球弧殻状のドーム筒3内に、嵌合筒片13bに密に嵌入する密嵌筒片4を垂下設し、ドーム筒3の上面に、左右方向に等間隔に配列した多数の櫛歯片1aを立設し、各櫛歯片1a間のドーム筒3の壁部分に吐出孔5を開設した櫛体1が、キャップ体11に組付けられている。(図5、6参照)
【0050】
以下に注出容器の組立ての一例を示す。(図3、4、5、6参照)
結合リング体41により左右に隣接組合せされた一対の容器体51の上方から外装筒32を被せ、結合リング体41の係止片46にアンダーカット結合させて組付ける。
【0051】
次に、予め注出筒28に通路筒16aを密外嵌させてキャップ体11内に通路ブロック体21を組付けた状態で、注出ノズル53を段付き孔23に密嵌入させると共に、ヒンジ結合部39を介してキャップ体11を外装筒31に組み付け、さらに、櫛体1をキャップ体11に取り付け、組み立てが完了する。
【0052】
組立てが完了した状態では、通路ブロック体21とキャップ体11との組合せ物は、注出ノズル53により押し上げられた状態となっており、操作片17はその上部を、外装筒32の前面中央に位置する凹部36内に、凹部36の底面から押圧操作の距離分、離れた状態で位置させ、垂下している。なお本第1実施例では操作片17の外表面と外装筒32の前面の、凹部36の左右に位置する外表面面とが略平坦になるように構成としている。(図6参照)
【0053】
上記の様に、操作片17を凹部36に収めると、外装筒32の前面の、この凹部36の左右に位置する面により、操作片17への不正な動作を防止することができ、他の物品の操作片17に対する引っ掛かりにより、キャップ体11の姿勢が傾動変位するのを防止すると共に、容器が他の物品に前後から挟まれた状態となっても、操作片17が押圧されるのを確実に防止する。
【0054】
また、キャップ体11の本体筒12の前部切欠部12aを形成する上端面から垂下設された当接片18bの下端面18cは、外装筒32の頂壁34a上面の開口部35の開口縁直近に近接対向位置し、この開口縁部が段差部33を形成する。(図6、図7(a)参照)
【0055】
上記のような状態で、たとえばキャップ体11を誤って上から押したり、吐出口に櫛体1を取り付ける際にキャップ体11に大きな力が下方に作用しても、当接片18bの下端面18cが外装筒32の頂壁34a上面に当接するので、これら誤動作によるキャップ体11の下降すなわち注出ノズル53の押圧による内容液の注出を確実に防ぐことができる。
【0056】
また、容器を掴持した片手の親指で操作片17を押圧すると、この押圧部を力点、ヒンジ結合部39を支点、段付き孔23と注出ノズル53の嵌合部を作用点とした梃子の原理で、キャップ体11と共に通路ブロック体21が傾動下降変位する。
【0057】
ここで、操作片17の押圧操作によって肩片18も内側方向に傾動し、この肩片18の傾動に伴って、肩片18の内側面に突設した突片18aの鉛直面18dが下方斜め内側に傾動し、さらにこの鉛直面18dの傾動により、突片18の鉛直面18dに近接対向して垂下設された板状の当接片18bの下部が斜め内側に傾動変位した姿勢となる。
【0058】
さらにここで、当接片18bの下端面18cは外装筒32の頂壁34a上面の開口部35の開口縁直近に近接対向位置した構成であるので(図7(a)参照)、上記のような作用による当接片18bの傾動変位により、当接片18bの下端面18cが頂壁34aの上面から外れて開口部35に移動して(図7(b)参照)、当接片18b下端面18cと頂壁34a上面の当接状態が解除され、開口部35の開口縁に沿っての当接片18bの下降が可能となり(図7(c)参照)、その結果キャップ体11を傾動下降することができ、通路ブロック体21を介しての、容器体51の注出ノズル53の押し下げ、開放が可能となる。
【0059】
上記のように肩片18の基端部近傍に当接片18bと共に突片18aを配置し、段差部33と組み合わせることにより、簡単な構造ではありながら、誤動作防止の作用効果が確実に発揮されると共に、操作片17の押圧により使用者が意識することなくこの防止機構を解除して注出操作を達成することができる。
【0060】
両容器体51から注出された内容液は、通路ブロック体21内の注出路24を通って注出筒28からキャップ体11の通路筒16a内に入り、混合されながら吐出口15より注出される。
【0061】
本第1実施例においては、キャップ体11の頂板14を上から覆って、櫛体1が取り付けられており、両内容液が吐出口15から混合された状態で頂板14上に吐出され、そのまま吐出孔5から各櫛歯片1a間に注出されるので、内容液を櫛体1を使って直接頭髪に塗布することができる。
【0062】
図9は、本発明の第2実施例を示すもので、キャップ体11に櫛体1を設けることなく、頂板14の上面に、吐出口15の開口縁部から通路筒16aを上方に延長して吐出筒16bを立設したもので、両内容液は、混合された状態で一体に棒状に注出される。
【0063】
図10は、本発明の第3実施例を示すもので、第2実施例の吐出筒16bの上端に、拡径して有底短円筒状となった嵌合筒片13cを連設し、この嵌合筒片13c内に、連続気泡を有するスポンジとか不織布等の塗布体2を、その一部を上方に突出させた状態で嵌入固定している。また、本実施例では注出筒28に多数の傾斜した鍔状片を設けた混合棒片29を起立設した構成としており、この混合棒片29の作用により両内容液の混合均一性をより高めた状態で塗布することができる。
【0064】
この第3実施例において、吐出筒16bから嵌合筒片13c内に注出された内容液は、塗布体2を浸透して、この塗布体2上面に滲み出るので、塗布体2による内容液の塗布が、行い易いものとなる。
【0065】
図11〜15は本願発明の注出容器の第4実施例で、1ケの容器体51を用いた場合の一実施例であり、容器体51、装着体31、操作体20の部材から構成される。また、容器体51は他の実施例同様のエアゾール式の容器体であり、装着体31および操作体20はそれぞれ1部材である。
【0066】
本第4実施例の装着体31においては、第1実施例に比較して、構成としては1部材であること、1ケの容器体51に合わせた形状としていること、外装筒32の頂壁34aに段差部33を形成する突条片33aを突設している点が主として異なる点である。
【0067】
操作体20は、有頂筒状のキャップ筒61の頂板62の中央に開口部65を形成し、この開口部65の開口周縁から注出筒28を立設すると共に、この注出筒28を下方に延長して、注出路24を形成し、下端部に段付き孔23を形成する注出路筒63を垂下設し、キャップ筒61の後面から延出設したヒンジ片64およびヒンジ結合部39を介して、外装筒32の後部上端部に組付き結合し、前面から肩片18を介して操作片17を垂下設した構成である。
【0068】
容器体51、装着体31および操作体20を組付けた状態で、当接片18bの下端面18cが外装筒32の頂壁34aに付設した突条片33aの上端面に近接対向位置した状態となる。(図15(a)参照)
【0069】
上記のような配置により、段差部33を形成する突条片33aの上端面と当接片18bの下端面18cの当接により誤動作防止の作用効果が発揮されると共に、操作片17の押圧により、突片18aにより当接片18bの下部が斜め内側に変形し、当接状態が解除されることにより、使用者が意識することなくこの防止機構を解除して注出操作を達成することができる。(図15(b)、(c)参照)
【0070】
なお、第4実施例で示した注出容器においても、注出筒28を介して櫛体あるいは塗布体を取り付けて使用することもできる。
【0071】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、操作片の基端部近傍に当接片と共に突片を配置し、装着体の段差部と組み合わせることにより、簡単な構造ではありながら、誤動作防止の作用効果が発揮されると共に、操作片の押圧により使用者が意識することなくこの防止機構を解除することができ、注出操作を達成することができる。
【0072】
請求項2記載の発明にあっては、特に段差部を付設することなく、開口部の開口縁を段差部として利用することができる。
【0073】
請求項3記載の発明にあっては、装着体、操作体等の形状、組付き状態に合わせて突条片の高さ、断面形状、付設位置等を変えることにより最適な段差部の形成が可能であり、より確実な誤動作防止および、操作体のスムーズな傾動下降を達成することができる。
【0074】
請求項4記載の発明にあっては、高圧で内容液が勢い良く噴出するエアゾール式容器体においても、誤動作による内容液の噴出を確実に防止することができ、安全に使用することができる。
【0075】
請求項5記載の発明にあっては、一対の注出ノズルを操作片の押圧操作により等しく押し下げられるので、両容器の内容液を同時に一定の量比で噴出させることできると共に、両段付き孔と注出口を連通する注出路での両内容液の混合が可能となる。
【0076】
請求項6記載の発明にあっては、混合棒片の混合作用により両容器体の内容液の混合をより均一に達成することができる。
【0077】
請求項7記載の発明にあっては、1ケの容器体を用いるものであり、誤動作が確実に防止され、操作片の押圧により使用者が意識することなく誤動作防止機構を解除して注出操作を達成することができる、今までにない容器体1ケから構成される注出容器を提供することができる。
【0078】
請求項8記載の発明にあっては、内容液を直接櫛歯片に注出することができるので、この櫛体で頭髪を梳くことにより、注出した内容液をそのまま頭髪に塗布することができ、またこの塗布操作は、内容液を小出しに注出しながら、連続的に行うことができるので、頭髪全体に対して内容液を均等に塗布することが容易である。
【0079】
請求項9記載の発明にあっては、両内容液を塗布体に直接注出するので、塗布体を使用しての内容液の塗布を、きわめて簡単に行うことができ、また内容液の注出を小出しに連続的に行うことにより、内容液の均一な塗布を達成し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す、一部半縦断した正面図。
【図2】図1に示した実施例の、一部縦断側面図。
【図3】図1に示した実施例を部材に分解して、それぞれ半縦断正面図て示した説明図。
【図4】図1に示した実施例を部材に分解して、それぞれ縦断、一部半縦断あるいは半縦断した側面図で示した説明図。
【図5】図1に示した実施例の要部縦断拡大正面図。
【図6】図1に示した実施例の要部縦断拡大側面図。
【図7】図1に示した実施例における操作片押圧の際の傾動変位の過程を要部縦断側面図で示した、説明図
【図8】図1に示した実施例の、結合リング体の平面図。
【図9】本発明の第2実施例を示す、一部半縦断した正面図。
【図10】本発明の第3実施例を示す、一部半縦断した正面図。
【図11】本発明の第4実施例を示す、一部半縦断した正面図。
【図12】図11に示した実施例の、上面図(a)、および一部縦断側面図(b)。
【図13】図11に示した実施例の操作体を示す、上面図(a)、縦断側面図(b)および半縦断正面図(c)。
【図14】図11に示した実施例の装着体を示す、上面図(a)、縦断側面図(b)および半縦断正面図(c)。
【図15】図11に示した実施例における操作片押圧の際の傾動変位の過程を要部縦断側面図で示した、説明図
【符号の説明】
1 ; 櫛体
1a ; 櫛歯片
2 ; 塗布体
3 ; ドーム筒
4 ; 密嵌筒片
5 ; 吐出孔
11 ; キャップ体
12 ; 本体筒
12a; 前部切欠部
13a; 嵌着段部
13b; 嵌合筒片
13c; 嵌合筒片
14 ; 頂板
15 ; 吐出口
16a; 通路筒
16b; 吐出筒
17 ; 操作片
18 ; 肩片
18a; 突片
18b; 当接片
18c; 下端面
18d; 鉛直面
19 ; 蝶番
19a; 軸ピン
20 ; 操作体
21 ; 通路ブロック体
22 ; 上部ブロック体
23 ; 段付き孔
24 ; 注出通路
26 ; 下部ブロック体
28 ; 注出筒
29 ; 混合棒片
31 ; 装着体
32 ; 外装筒
33 ; 段差部
33a; 突条片
34 ; 垂下筒片
34a; 頂壁
35 ; 開口部
36 ; 凹部
37a; 前部切欠部
37b; 後部切欠部
38 ; 切欠端面
38a; ピン孔
39 ; ヒンジ結合部
41 ; 結合リング体
42 ; 嵌着筒片
43 ; 連結板
44 ; 開口
45 ; 係止突条
46 ; 係止片
51 ; 容器体
52 ; 頭部
53 ; 注出ノズル
61 ; キャップ筒
62 ; 頂板
63 ; 注出路筒
64 ; ヒンジ片
65 ; 開口部

Claims (9)

  1. 開閉機能付きの注出ノズル(53)を起立させた容器体(51)と、該注出ノズル(53)を上方に突出させた状態で、容器体(51)の上端部に外嵌する装着体(31)と、下面に前記注出ノズル(53)が密嵌する段付き孔(23)と上面に注出口を開設した注出路(24)を内部に形成し、前部に操作片(17)を垂下設し、後部をヒンジ結合部(39)を介して前記装着体(31)の後部上端部に組付け結合した操作体(20)を有し、前記操作片(17)の内側面基端部近傍に突片(18a)を突設すると共に、操作体(20)の前記操作片(17)基端部近傍から片面を突片(18a)の先端部に近接対向位置させた状態で板状の当接片(18b)を垂下設し、前記当接片(18b)下端面(18c)の前記装着体(31)上端部に形成された段差部(33)上端面への当接により操作体(20)の傾動下降を不能に、また、前記操作片(17)の押圧により、前記突片(18a)を介して前記当接片(18b)を押圧して該当接片(18b)下端面(18c)の段差部(33)上端面への当接を解除して、操作体(20)の傾動下降を可能に構成した注出容器。
  2. 装着体(31)の上端に、注出ノズル(53)が突出する開口部(35)を中央に開設した頂壁(34a)を設け、該開口部(35)の開口縁を段差部(33)として、組み立て状態で当接片(18b)下端面(18c)を、前記頂壁(34a)上面の開口部(35)の開口縁直近位置に近接対向位置するように構成した請求項1記載の注出容器。
  3. 装着体(31)の上端に、注出ノズル(53)が突出する開口部(35)を中央に開設した頂壁(34a)を設け、該頂壁(34a)上面に突条片(33a)を付設し、該突条片(33a)を段差部(33)として、組み立て状態で当接片(18b)下端面(18c)を、前記突条片(33a)上端面に近接対向位置するように構成した請求項1記載の注出容器。
  4. 容器体(51)をエアゾール式とした、請求項1、2または3記載の注出容器。
  5. 左右に並列に隣接組み合わせた一対の容器体(51)を用い、装着体(31)が前記一対の容器体(51)の上端部に外嵌し、注出路(24)に一対の注出ノズル(53)が密嵌する一対の段付き孔(23)を開設した構成とした請求項1、2、3または4記載の注出容器。
  6. 注出口を形成する注出筒(28)に混合棒片(29)を起立設する構成とした、請求項5記載の注出容器。
  7. 1ケの容器体(51)を用いる構成とした請求項1、2、3または4記載の注出容器。
  8. 多数の櫛歯片(1a)を立設し前記操作体(20)の注出路(24)の注出口に連通した開口を有する櫛体(1)を操作体(20)に、取り付けた請求項1、2、3、4、5、6または7記載の注出容器。
  9. 注出路(24)の注出口に連通した開口を有する短筒状の嵌合筒片(13c)を操作体(20)に取り付け、該嵌合筒片(13c)に塗布体(2)を組付け固定した請求項1、2、3、4、5、6または7記載の注出容器。
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