JP2005014818A - 摩擦駆動搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送用走行体を走行経路脇の摩擦駆動輪で推進させる摩擦駆動搬送装置の組み立て作業を容易且つ能率的に行えるようにすること。
【解決手段】搬送用走行体の走行経路構成手段(ガイドレール2など)は、適当長さのユニット34を互いに連結して構成されたもので、各ユニット34には、このユニット34の連結により互いに接続して連続するケーブルラック22が併設され、当該ケーブルラック22に装備された電源ケーブル35には、隣接するユニット34側の電源ケーブル35と接続させるためのコネクター36a,36bと、電源取り出し用コネクター37とが設けられ、この電源取り出し用コネクター37に接続された電源取り出し用ケーブル38を介して駆動ユニット23のモーター29へ給電する構成。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行経路に沿って走行可能に支持された搬送用走行体を走行経路脇の摩擦駆動輪で推進させる摩擦駆動搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の摩擦駆動搬送装置は、走行経路に沿って走行可能に支持された搬送用走行体に走行方向に沿ってロードバーが設けられ、走行経路側には、ロードバーの摩擦面に当接して回転する摩擦駆動輪を備えた駆動手段が配設されたものであって、例えば特許文献1に示されるように、従来周知である。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−54731号公報
【0004】
而して、特許文献1に示されるように、この種の摩擦駆動搬送装置における各駆動手段に対する給電に関しての具体的な提案は、従来全くなされておらず、普通に考えられることは、単位長さのガイドレールを現場で連結して所要長さの走行経路を構築し、この走行経路の構築が済んだ後、電源ケーブルを当該走行経路に沿って敷設し、次に当該電源ケーブルと各駆動手段(実際にはモーターを制御する制御手段)とを結線することになり、手間と時間がかかることが予想される。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る摩擦駆動搬送装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、搬送用走行体1の走行経路が所定長さごとに区画され、各区画ごとに搬送用走行体1の摩擦面15に当接して回転するモーター駆動の摩擦駆動輪30を備えた駆動手段23が配設された摩擦駆動搬送装置であって、搬送用走行体1の走行経路構成手段(ガイドレール2)は、適当長さごとに分割されたユニット(ガイドレールユニット34)を互いに連結して構成されたもので、各ユニット(ガイドレールユニット34)には、このユニット(ガイドレールユニット34)の連結により互いに接続して連続するケーブルラック22が併設され、当該ケーブルラック22には電源ケーブル35が装備され、この電源ケーブル35には、隣接するユニット(ガイドレールユニット34)側の電源ケーブル35と接続させるためのコネクター36a,36bと、電源取り出し用コネクター37とが設けられ、この電源取り出し用コネクター37に接続された電源取り出し用ケーブル38を介して前記駆動手段23のモーター29へ給電する構成となっている。
【0006】
上記構成の本発明を実施する場合、前記ユニット(ガイドレールユニット34)は、各区画の長さ(駆動手段23が配設される間隔D)とほぼ同一の長さに構成することができる。
【0007】
又、前記ユニット(ガイドレールユニット34)は、ユニット(ガイドレールユニット34)の両端と中間適当位置とに配置されたヨーク20で左右一対のレール材2a,2bを一体化して構成し、両端のヨーク20でユニット(ガイドレールユニット34)どうしを連結すると共に、各ヨーク20で前記ケーブルラック22を搬送用走行体1の走行経路構成手段(ガイドレール2)の下側に支持し、前記ヨーク20の1つに駆動手段23を取り付けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1〜図3において、1は床上走行台車型の搬送用走行体であって、2は当該搬送用走行体1を支持案内するガイドレールである。搬送用走行体1は、走行方向と平行なロードバー3とこのロードバー3上に設けられた被搬送物Wの支持台部4、及びロードバー3を支持案内する4つのトロリー5a〜5dを備えている。
【0009】
ロードバー3は、被搬送物Wの支持台部4の前後両端を支持する中央前後2つのロードトロリー5a,5b間をつなぐ中央ロードバー6と、前端ガイドトロリー5cと前側ロードトロリー5aとをつなぐ前側ロードバー7と、後端ガイドトロリー5dと後側ロードトロリー5bとをつなぐ後側ロードバー8とから構成され、水平カーブ経路部や垂直カーブ経路部での走行を可能にするために、各ロードバー6,7間及び6,8間に介在された水平方向折曲関節部9a,9b、中央ロードバー6の両端近傍に介在された垂直方向折曲関節部10a,10b、前側ロードバー7の両端近傍に介在された垂直方向折曲関節部11aと水平方向折曲関節部11b、及び後側ロードバー8の両端近傍に介在された垂直方向折曲関節部12aと水平方向折曲関節部12bを備えている。
【0010】
ロードバー3の前後両端、即ち、前側ロードバー7の前端と後側ロードバー8の後端には、搬送用走行体1が前後に最接近したときに互いに上下に重なるように、平面形状が先窄まり状の先端部13,14が設けられ、この先窄まり状先端部13,14を除くロードバー3の左右両側面によって、このロードバー3が直線経路部にあるときに直線状になる摩擦面15が構成されている。
【0011】
尚、ロードトロリー5a,5bは、ロードバー3とは別に独立して設けられたもので、左右一対前後2組の支持用水平軸ホイール16と前後一対の振れ止め用垂直軸ローラー17とを備えており、前後両端のガイドトロリー5c,5dは、ロードバー3の前後両端部(前側ロードバー7の水平方向折曲関節部11bから遊端までの部分、及び後側ロードバー8の水平方向折曲関節部12bから遊端までの部分)に、左右一対の支持用水平軸ホイール18と前後一対の振れ止め用垂直軸ローラー19とを軸支して構成したものである。
【0012】
図1及び図2に示すように、ガイドレール2は、各トロリー5a〜5dの左右一対の支持用水平軸ホイール16,18を支持案内すると共に、各トロリー5a〜5dの振れ止め用垂直軸ローラー17,19を挟む左右一対の対向溝形レール材2a,2bを適当間隔おきに配置されたヨーク20によって一体化したものであり、各ヨーク20を左右一対の高さ調整用アジャスターボルト21を介して床面上所定高さに支持している。そしてガイドレール2の中央下側には、前記ヨーク20に支持させる状態でケーブルラック22がガイドレール2の全長にわたって架設されている。而して、搬送用走行体1の走行経路中には、前記ヨーク20を介して駆動手段23が配設され、基本的には、各駆動手段23ごとに制御手段(制御BOX)24が各駆動手段23に隣接するようにガイドレール2の側面に取り付けられている。
【0013】
駆動手段23は、図3に示すように、ヨーク20に取り付けられた支持部材25、この支持部材25に垂直支軸26の周りで水平揺動自在に支承され且つ揺動限規制ボルト27で揺動範囲を規制された揺動部材28、この揺動部材28に出力軸29aが垂直上向きになるように取り付けられた減速機(例えばサイクロ減速機)付きブレーキレスモーター29、その出力軸29aに取り付けられた摩擦駆動輪30、及び揺動部材28を介して摩擦駆動輪30をロードバー3の移動経路側へ付勢するように当該揺動部材27と支持部材25との間で揺動限規制ボルト27に遊嵌された圧縮コイルスプリング31から構成されている。
【0014】
従って、この駆動手段23の位置に搬送用走行体1のロードバー3が進入してくると、当該ロードバー3の前端側の先窄まり状先端部13によって摩擦駆動輪30がスプリング31の付勢力に抗して外側へ押し退けられ、当該摩擦駆動輪30がロードバー3の摩擦面15にスプリング31の付勢力で圧接することになる。この状態を検出するロードバーセンサー32が、支持部材25上に取り付けられたリミットスイッチ33aと、揺動部材28に取り付けられたリミットスイッチ操作片33bとで構成されている。
【0015】
駆動手段23の構成は上記図3に示すものに限定されない。例えば、摩擦駆動輪30との間でロードバー3を挟むバックアップローラーを備えたものなど、従来周知の各種のものが利用できる。
【0016】
搬送用走行体1の走行経路を構成する前記ガイドレール2は、図4Aに示すように適当長さ(例えば駆動手段23が設置される間隔D(図5参照)とほぼ等しい長さ)ごとに分割されたガイドレールユニット34を接続することにより構成されている。各ガイドレールユニット34には、その両端と中間適当箇所とに前記ヨーク20が配置されており、ガイドレールユニット34どうしの接続は、両端のヨーク20を互いに重ねてボルトナットなどで連結することにより行われる。尚、前記ケーブルラック22も、各ガイドレールユニット34の長さに合わせて分割されて各ガイドレールユニット34ごとにヨーク20を介して一体化されており、ガイドレールユニット34どうしの連結により、各ガイドレールユニット34に一体化されたケーブルラック22も互いに接続されて連続することになる。
【0017】
各ガイドレールユニット34のケーブルラック22には、図4Bに示すように、その全長より若干長いモーター用電源ケーブル35が配置されている。このモーター用電源ケーブル35は、その両端に、各ガイドレールユニット34を連結したときに各ガイドレールユニット34に付属のモーター用電源ケーブル35どうしを互いに接続するための雄型コネクター36aと雌型コネクター36bとが取り付けられ、更に、中間適当箇所(図示例では1箇所であるが複数箇所であっても良い)には、電源取り出し用コネクター37が介装されている。従って、各ガイドレールユニット34を連結して床面状に据え付けることにより搬送用走行体1の走行経路を構成したとき、各ガイドレールユニット34に付属のモーター用電源ケーブル35どうしを両端のコネクター36a,36bで互いに接続することにより、当該搬送用走行体1の走行経路に沿って連続するモーター用電源ケーブルの敷設も完了する。尚、図4Cに示すように、電源取り出し用コネクター37をモーター用電源ケーブル35の雄型コネクター36a(又は雌型コネクター36b)側の端部に配置し、当該電源取り出し用コネクター37に雄型コネクター36a(又は雌型コネクター36b)を一体に設けることもできる。
【0018】
上記のようにガイドレールユニット34の連結により搬送用走行体1の走行経路を構成すると共に、モーター用電源ケーブル35どうしの接続が完了したならば、駆動手段23が所定の等間隔、例えば図5に示すようにロードバー3の摩擦面15の全長Lより若干短い一定間隔Dおきにヨーク20を利用して配設される。換言すれば、この一定間隔Dおきに駆動手段23をヨーク20に取り付けることができるように、ヨーク20が配置されている。又、各駆動手段23に隣接して制御手段(制御BOX)24がガイドレール2の側面に取り付けられる。
【0019】
図4Bに示すように、各制御手段24には、ケーブルラック22に収納装備されたモーター用電源ケーブル35の電源取り出し用コネクター37に接続された電源取り入れ用ケーブル38と、駆動手段23のモーター29に接続される給電用ケーブル39と、駆動手段23のロードバーセンサー32(リミットスイッチ33a)に接続されるロードバーセンサーON・OFF信号取り入れ用ケーブル40と、1つ上手側の制御手段24への起動信号送信用制御ケーブル41と、1つ下手側の制御手段24からの前記制御ケーブル41とがそれぞれコネクターを介して脱着自在に接続される。尚、各ケーブル38〜41の内、長さに余裕のあるケーブルは、ケーブルラック22に収納支持し、必要に応じて固定することができる。前記制御ケーブル41は、各制御手段24への制御回路用DC電源供給用ケーブルを兼用している。
【0020】
而して、図5に示ように各駆動手段23ごとに併設された制御手段24は、それぞれに給電用ケーブル39で接続された1つの駆動手段23のモーター29のみを、同一駆動手段23におけるロードバーセンサー32のON・OFF状態と下手側に隣接する駆動手段23におけるロードバーセンサー32のON・OFF状態とに基づいてON・OFF制御することにより、下記のように各駆動手段23を動作させる。
【0021】
即ち、各駆動手段23は、進入しているロードバー3(搬送用走行体1)が存在する場合、1つ下手側の駆動手段23が空いているときのみ、当該ロードバー3(搬送用走行体1)を摩擦駆動輪30で下手側へ送り出すと共に、当該ロードバー3が摩擦駆動輪30から下手側へ離れるまでの間、1つ上手側の駆動手段23の摩擦駆動輪30を停止状態に維持させることになる。そして、1つ下手側の摩擦駆動輪30の位置まで送られて停止したロードバー3(搬送用走行体1)は、更に1つ下手側の摩擦駆動輪30が空き状態になったとき、当該ロードバー3の摩擦面15の前端部付近に圧接状態の摩擦駆動輪30の起動に伴って、下手側へ送り出される。以下、この作用を繰り返し受けることにより、各ロードバー3(搬送用走行体1)は、先行ロードバー3(搬送用走行体1)に衝突することなく、順次下手側へ推進される。
【0022】
尚、電源ケーブル35から駆動手段23のモーター29への給電は上記実施形態のように行われるが、このモーター29の制御のための構成は、上記実施形態の構成、即ち、給電用ケーブル39で接続された1つの駆動手段23のモーター29のみを、同一駆動手段23におけるロードバーセンサー32のON・OFF状態と下手側に隣接する駆動手段23におけるロードバーセンサー32のON・OFF状態とに基づいてON・OFF制御する制御手段24を各駆動手段23ごとに配設して、別途、中央制御装置を使用しない構成、に限定されない。例えば、電源取り入れ用ケーブル38と給電用ケーブル39との間には単なる電路開閉手段を介装し、各駆動手段23の当該電路開閉手段を中央制御装置からの制御信号で開閉制御するような構成であっても良い。
【0023】
又、本発明の摩擦駆動搬送装置は、上記実施形態に示した床上走行台車型の搬送用走行体1を使用する搬送装置に限定されるものではなく、摩擦駆動形式のあらゆる搬送装置、例えば天井走行型のトロリーコンベヤ形式の摩擦駆動搬送装置や、次に説明するようなパワーローラーベット形式の摩擦駆動搬送装置としても実施することができるものである。
【0024】
即ち、パワーローラーベット形式の摩擦駆動搬送装置とは、車輪を持たない搬送用走行体をモーター駆動の多数の摩擦駆動ローラー(摩擦駆動輪)を備えたローラーウエイで支持し、前記摩擦駆動ローラー(摩擦駆動輪)の駆動により、支持している搬送用走行体を前進走行させるものであって、前記ローラーウエイが所定長さ(例えば、搬送用走行体の長さとほぼ等しい長さ)ごとに区画され、各区画ごとに設けられる駆動手段は、区画内に属する複数の摩擦駆動ローラー(摩擦駆動輪)と、これら区画内に属する複数の摩擦駆動ローラー(摩擦駆動輪)の全てを同時に駆動する1台のモーターと、区画内の搬送用走行体を検出するセンサー(上記実施形態でのローラーセンサー32)とから構成され、当該駆動手段の1台のモーターを各区画ごとに設けられた制御手段で制御するように構成される。而して、このパワーローラーベット形式の摩擦駆動搬送装置に本発明を適用する場合は、所定長さのローラーウエイユニット(上記実施形態のガイドレールユニット34に相当するもの)を連結して前記ローラーウエイが構成され、各ローラーウエイユニットごとに、上記実施形態に示すモーター用電源ケーブル35を装備したケーブルラック22が設けられることになる。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上のように実施し且つ使用することが出来るものであって、係る本発明の摩擦駆動搬送装置によれば、所定長さの走行経路構成用ユニットを連結して搬送用走行体の走行経路構成手段(例えばガイドレールなど)を構築したとき、各ユニットのケーブルラックに前以って装備されている電源ケーブルどうしを、その両端のコネクターを利用して接続するだけで、搬送用走行体の走行経路にそった電源ケーブルの敷設作業が完了することになる。しかも、各ユニットごとに電源ケーブルに電源取り出し用のコネクターが設けられているので、駆動手段が取り付けられたユニットにおいて、電源ケーブルの電源取り出し用コネクターに駆動手段への給電に使用する電源取り出し用ケーブルを接続するだけで、各駆動手段の摩擦駆動輪を駆動するモーターを前記電源ケーブルに対し並列に接続することができる。従って、ガイドレールなどの走行経路構成手段の構築作業及び電源ケーブルの敷設作業は勿論のこと、電源ケーブルへの各駆動手段の接続作業も容易且つ能率的に行うことができる。又、各ユニットに取り付けられたケーブルラックに電源ケーブルが装備されているので、据え付け現場への当該ユニットの搬送や据え付け作業時に電源ケーブルが損傷をうけたり紛失する恐れも無い。
【0026】
尚、請求項2に記載の構成によれば、駆動手段が等間隔で設置される区間では、予め一定位置に駆動手段が取り付けられたユニット(ガイドレールユニット)を単に連結するだけで、所定間隔で駆動手段が配設された走行経路を構築することができる。又、各ユニットにケーブルラックを介して付属されている電源ケーブルには1つの電源取り出し用コネクターを介在させておけば良いので、各ユニットの構成もシンプルになる。
【0027】
又、請求項3に記載の構成によれば、ケーブルラック及び駆動手段を含むユニット全体を、ガイドレールなどの走行経路構成手段を構成する左右一対のレール材を一体化するためのヨークを利用してシンプル且つ強固に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A図は搬送用走行体の一例を示す側面図であり、B図はその搬送用走行体に対応した駆動手段を備えたガイドレール側の構成を示す側面図である。
【図2】搬送用走行体とこれを支持案内するガイドレールとを示す概略縦断正面図である。
【図3】駆動手段の一例を示す一部横断平面図である。
【図4】A図はガイドレールユニットを示す側面図であり、B図は駆動手段及び制御手段に対する電気配線系の説明図であり、C図は一部の変形例を示す説明図である。
【図5】摩擦駆動走行経路の構成と搬送用走行体側のロードバーとを示す模式図である。
【符号の説明】
1 床上走行台車型の搬送用走行体
2 ガイドレール
3 ロードバー
5a〜5d トロリー
15 ロードバーの摩擦面
20 ヨーク
22 ケーブルラック
23 駆動手段
24 制御手段(制御BOX)
29 減速機(例えばサイクロ減速機)付きブレーキレスモーター
30 摩擦駆動輪
31 圧縮コイルスプリング
32 ロードバーセンサー
34 ガイドレールユニット
35 モーター用電源ケーブル
38 電源取り入れ用ケーブル
39 給電用ケーブル
40 ロードバーセンサーON・OFF信号取り入れ用ケーブル
41 起動信号送信用制御ケーブル

Claims (3)

  1. 搬送用走行体の走行経路が所定長さごとに区画され、各区画ごとに搬送用走行体の摩擦面に当接して回転するモーター駆動の摩擦駆動輪を備えた駆動手段が配設された摩擦駆動搬送装置であって、搬送用走行体の走行経路構成手段は、適当長さごとに分割されたユニットを互いに連結して構成されたもので、各ユニットには、このユニットの連結により互いに接続して連続するケーブルラックが併設され、当該ケーブルラックには電源ケーブルが装備され、この電源ケーブルには、隣接するユニット側の電源ケーブルと接続させるためのコネクターと、電源取り出し用コネクターとが設けられ、この電源取り出し用コネクターに接続された電源取り出し用ケーブルを介して前記駆動手段のモーターへ給電するように構成された、摩擦駆動搬送装置。
  2. 前記ユニットは、各区画の長さとほぼ同一の長さに構成されている、請求項1に記載の摩擦駆動搬送装置。
  3. 前記ユニットは、当該ユニットの両端と中間適当位置とに配置されたヨークで左右一対のレール材を一体化したものであって、両端のヨークでユニットどうしが連結されると共に、各ヨークで前記ケーブルラックが搬送用走行体走行経路の下側に支持され、前記ヨークの1つに前記駆動手段が取り付けられている、請求項1又は2に記載の摩擦駆動搬送装置。
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