JP2005013629A - 遊技機の補助演出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】図柄表示装置の前側を広範囲で移動する移動部材を設けて遊技の興趣を増大すると共に、遊技機への組み付け作業を容易に行ない得る遊技機の補助演出装置を提供する。
【解決手段】図柄を可変表示し得る図柄表示装置を着脱自在に取り付け得ると共に、該図柄表示装置の表示面を視認可能な枠状本体部31と、枠状本体部31に配設された第1および第2駆動伝達手段43,48,51,52,66と、各駆動伝達手段43,48,51,52,66に接続し、図柄表示装置における表示面の前方に位置する棒状の第1および第2移動部材40a,40bと、枠状本体部31に配設され、各駆動伝達手段43,48,51,52,66を介して各移動部材40a,40bを表示面の前方で所要方向へ移動させる第1および第2駆動手段65,71とから、可動演出装置30を構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、遊技機の補助演出装置に関し、更に詳細には、図柄を変動表示させて主たる遊技演出を行なう図柄表示装置を備え、該図柄表示装置での遊技演出に合わせて図柄表示装置の前側で移動部材を動作させる補助演出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
代表的な遊技機であるパチンコ機は、機内にセットされる遊技盤の盤面に画成した遊技領域の略中央位置に装飾部材が配設されて、該装飾部材に形成した開口部から液晶式やドラム式等の図柄表示装置を臨ませ、この図柄表示装置で図柄組み合わせゲームやリーチ演出等の主たる遊技演出を行なうようになっている。また、前記装飾部材に所要の動作を行なう移動部材を備えた補助演出装置を配設し、該移動部材を前記図柄表示装置で行なわれる遊技演出に合わせて動作させることにより、視覚的な演出効果を向上させ、遊技の興趣を一層増大するようにしたパチンコ機も知られている。例えば、前記補助演出装置としては、複合装置(装飾部材)に往復運動可能にハンマー(移動部材)を配設し、該ハンマーと接続したソレノイド(駆動手段)を特別図柄表示器(図柄表示装置)での遊技演出に合わせて駆動することで、該ハンマーを動作させるよう構成したものがある(特許文献1参照)。このように、図柄表示装置での遊技演出に合わせて移動部材を動作させれば、視覚的な演出効果を向上させ、遊技の興趣を高めることができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−25546号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記特許文献1に記載された移動部材(ハンマー)は、図柄表示装置の表示面における前面側の所定範囲だけに出現し、該表示面における対応範囲での遊技演出と関連して動作するものであるため、その動きは単調となり該移動部材の動作により遊技者に与え得るインパクトや遊技の面白みは限定的になる欠点を有していた。従って、前記表示面の前側における任意の位置で動的な遊技演出を行なうことで遊技の興趣をより増大させ得る補助演出装置が強く望まれていた。また、前記移動部材を移動させる前記駆動手段や、該駆動手段と移動部材を接続する駆動伝達手段は、前記遊技盤や装飾部材等に組み付けられるため作業性が劣る難点があった。そして、構成部品の多い大型の補助演出装置を組み付ける場合には、より一層組み付け作業が煩雑になる問題が指摘される。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、図柄表示装置の前側を広範囲で移動する移動部材を設けて遊技の興趣を増大すると共に、遊技機への組み付け作業を容易に行ない得る遊技機の補助演出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る遊技機の補助演出装置は、
図柄を可変表示可能な図柄表示装置(20)での遊技演出に合わせて補助的な遊技演出を行なう遊技機(P)の補助演出装置において、
前記図柄表示装置(20)を着脱自在に取り付け得ると共に、該図柄表示装置(20)の表示面(20a)を視認可能な枠状本体部(31)と、
前記枠状本体部(31)に配設された駆動伝達手段(42,43,46〜48,51,52,66〜69,72〜77)と、
前記駆動伝達手段(42,43,46〜48,51,52,66〜69,72〜77)に接続し、前記図柄表示装置(20)における表示面(20a)の前方に位置する棒状の移動部材(40a,40b)と、前記枠状本体部(31)に配設され、前記駆動伝達手段(42,43,46〜48,51,52,66〜69,72〜77)を介して前記移動部材(40a,40b)を前記表示面(20a)の前方で所要方向へ移動させる駆動手段(65,71)とから構成したことを特徴とする。
【0007】
また、前記枠状本体部(31)に、前記図柄表示装置(20)の表示面(20a)と整合可能な開口部(33a)が開設されると共に反射防止加工を施した仕切板(33)を設け、該仕切板(33)の前面側に、前記駆動伝達手段(42,43,46〜48,51,52,66〜69,72〜77)が位置するよう構成してもよい。
【0008】
更に、前記駆動伝達手段(42,43,46〜48,51,52,66〜69,72〜77)として、外周面に螺旋状の案内部(43a,48a)が形成され、前記駆動手段(65,71)により駆動されて軸回りに回転するよう前記枠状本体部(31)に枢支されて前記仕切板(33)の前面側に位置する棒状部材(43,48)と、この棒状部材(43,48)に摺動自在に支持され、前記螺旋状の案内部(43a,48a)に作動部(54a,57)を臨ませた摺動部材(51,52)とを少なくとも有し、
前記移動部材(40a,40b)は、前記摺動部材(51,52)に固定され、
前記棒状部材(43,48)を回転させることで、前記螺旋状の案内部(43a,48a)に臨んだ前記作動部(54a,57)を介して、前記摺動部材(51,52)を該棒状部材(43,48)に沿って移動させ得るようにしてもよい。
【0009】
更にまた、前記枠状本体部(31)に、該枠状本体部(31)の変形を防止し得る補強部材(32)を設けるよう構成することができる。
【0010】
そして、前記枠状本体部(31)の裏側に、前記図柄表示装置(20)の裏側を被覆して保護する裏カバー部材(39)を着脱可能に取り付け得る取付部(38a,38b)を設けるようにしてもよい。
【0011】
なお、前記枠状本体部(31)において、前記駆動伝達手段(66,74)と近接する部位に窓部(31f,31f)を開設し、該窓部(31f,31f)を介して駆動伝達手段(66,74)を操作し得るよう構成するようにしてもよい。
【0012】
【作用】
本発明は、遊技中に遊技者が最も注目する図柄表示装置の前側を、移動部材が広範囲で移動し得るよう構成したので、遊技者が移動部材での遊技演出を見逃すことはなく、遊技者に強烈なインパクトを与えることができ、遊技の面白みを増大させることができる。また、前記図柄表示装置の前方を棒状の移動部材が移動するよう構成したから、該移動部材により該表示面における表示領域を仕切ることで複数の領域に分割することが可能となる。すなわち、分割した夫々の領域で異なる遊技演出を行なって遊技演出を多様化し、遊技の興趣を増大させ得るようになる。更に、前記移動部材を複数設けた場合には、移動部材の交点を利用して新たな遊技演出を行なうことができ、遊技者に新鮮な面白みを与えることができる。更にまた、枠状本体部に、補助演出装置の構成部材である前記移動部材、駆動伝達手段および駆動手段の夫々を組み付けることで単一のユニットとして取扱い得るよう構成してあるから、補助演出装置の管理や輸送作業を簡略化し得ると共に、遊技機への補助演出装置の取り付けも簡単に行ない得るようになる。
【0013】
そして、図柄表示装置の前側に反射防止加工を施した仕切板を配設してあるから、該図柄表示装置の前側に配設した駆動伝達手段が表示面に映り込むのは防止され、遊技者の興趣をそぐことはない。また、前記仕切板の前側に配設した棒状部材が表示面に映り込むのは防止されるので、遊技者の興趣をそぐことはない。更に、棒状部材を回転させることで、該棒状部材に形成した螺旋状の案内部に臨んだ作動部を介して摺動部材が移動するから、駆動伝達手段としてベルトおよびプーリを利用する場合に較べて、当該棒状部材の回転量に応じて摺動部材(移動部材)を正確に移動させることができる。更にまた、棒状部材の外周面に螺旋状に案内部を形成することで、駆動伝達手段としてチェーンおよびスプロケットを利用する場合に較べて、該棒状部材の大型化や重量の増加を防止し得る。
【0014】
そして、前記枠状本体部に補強部材を配設してあるから、該補助演出装置に歪み等の変形が生ずるのは防止され、前記移動部材を確実に移動させることができる。なお、前記枠状本体部の裏側に図柄表示装置の裏側を保護する裏カバー部材を取り付けることができ、該図柄表示装置および枠状本体部への異物の接触を防止して故障等の発生を防止できる。また、前記駆動伝達手段を、前記枠状本体部に開設した窓口を介して操作し得るよう構成したことで、補助演出装置を遊技機に組み付ける前に該補助演出装置の動作異常の有無を確認し得ると共に、故障等の不具合が生じた際には該駆動伝達手段を手で直接操作することで前記移動部材を移動でき、該移動部材が図柄表示装置の表示面で行なわれる遊技演出を遮るのを防止し得る。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る遊技機の補助演出装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、遊技機としては、パチンコ機、スロットマシンあるいはパチンコ式スロットマシン等の何れのものであってもよいが、本実施例ではパチンコ機を例に挙げて説明することとする。
【0016】
(パチンコ機について)
先ず、実施例に係るパチンコ機の概略構成について、図2を参照して説明する。本実施例のパチンコ機Pは、外枠Aの開口前面側に対して中枠Bが、連結支持手段Kおよび施錠手段Mを利用して着脱および開放可能に組み付けられている。そして、中枠Bに横開き式のガラス扉Dを組み付けた前枠Cと、前枠Cの下部において中枠Bに対して着脱および開放可能に組み付けられる開閉セット板の前側にセットされた上球皿Eおよび後側にセットされた電動式の球送り装置(図示せず)と、下段に位置する下球皿Fおよび打球発射装置Hと、後側に位置する機構セット盤(図示せず)等が夫々装備されている一方、所要の遊技領域Iを構成した遊技盤Jが着脱交換可能にセットされる。なお、以下の説明において前・後および左・右とは、特に断りのない場合は図2に示すようにパチンコ機Pを前側から見た場合において指称するものとする。
【0017】
(遊技盤について)
前記遊技盤Jは、図2に示すように、その前面側に、略円形状に湾曲形成したレール10により囲まれた前記遊技領域Iが画成され、該遊技領域Iの縦央やや上部に開設した図示しない取付孔(第1の開口部)に整合する大型の装飾部材13が配設されている。前記装飾部材13は、その大部分が開口する枠状に形成されて、該装飾部材13に開設された可視表示部14の後側に、種々の図柄を可変表示可能な図柄表示装置20が臨むようになっている。また、前記遊技領域Iにおける前記装飾部材13の下部には、遊技球が通入可能な始動入賞具11が配設され、該始動入賞具11の下部には、前記図柄表示装置20で展開される図柄組み合わせゲームの結果により発生する特別遊技に際して開放する大型電動式の入賞装置Lが配設されている。なお、前記遊技領域Iの所要位置には、図柄表示装置20での遊技演出(以下、表示演出と云う)に応じて照射パターンを変更して発光演出を行なう電飾装置12,12等が配設されている。また、前記遊技盤Jの裏側において、該遊技盤Jと前記図柄表示装置20との間には、該図柄表示装置20での表示演出に合わせて第1移動部材40aおよび第2移動部材40b(何れも後述)を移動(可動)させて補助的な遊技演出(以下、可動演出と云う)を行なう可動演出装置(補助演出装置)30が取り付けられている。
【0018】
なお、前記始動入賞具11は、その内部に図示しない入賞スイッチが配設され、該入賞スイッチによる遊技球の検出に応じ、前記図柄表示装置20を1回ずつ可変表示させて図柄組み合わせゲームを開始させるものである。また、前記入賞装置Lは、図柄表示装置20において大当り発生の条件が成立した際に開放作動条件が付与される大型の入賞装置Lであって、特別入賞具15に対設された扉状の開閉板16が、パチンコ機Pの裏側の所要位置に配設した主制御装置17で制御される電磁ソレノイド(図示せず)の駆動に基づき、通常の閉成状態から開放状態へ変位されるようになっている。
【0019】
(図柄表示装置について)
前記図柄表示装置20は、横長の略矩形状に形成され、種々の図柄を可変表示して表示演出を行なう液晶ディスプレイであって、略矩形箱状に形成されたケース体21に収容されている(図3(a),(b)参照)。また、前記ケース体21には、パチンコ機Pの全体的な制御を行なう主制御装置17からの制御信号に基づいて、前記図柄表示装置20での表示演出と、前記可動演出装置30での可動演出とを制御する表示制御装置(駆動制御手段)18を収容してある。なお、前記表示制御装置18は、前記可動演出装置30を構成する後述の駆動モータ(駆動手段)65,71および検出センサ(検出部)81a,81bの夫々に接続され、前記主制御装置17からの制御信号に基づいてこれら各部材65,71,81a,81bを制御するよう構成される(図4参照)。また、前記ケース体21は、透明な合成樹脂で形成されており、前記図柄表示装置20において図柄を可変表示する表示面20aをケース体21の前側から視認し得るよう構成してある。なお、前記ケース体21に関する説明において左・右とは、図3(a)に示す状態でケース体21を裏側から視た場合で指称するものとする。
【0020】
そして、図3に示すように、前記ケース体21の左右両側面には、上下方向の所要の幅に亘って外側へ延出するフランジ部23,27が形成されている。そして、前記ケース体21の右側面21aに形成された第1フランジ部23には、その上下方向の略中央位置に右方向に延出する係合片(第1の係合手段)24が形成されると共に、該第1フランジ部23において該係合片24から上下に所要距離だけ離間する位置には、位置決め凹部(第1の位置決め部)25,25が右側に開口するよう形成される。一方、前記ケース体21の左側面21bに形成された第2フランジ部27には、上下方向の略中央位置に回転式の固定具(第1の係合手段)28が配設されると共に、該第2フランジ部27における該固定具28から上下に所要距離だけ離間する位置には、位置決め孔(第1の位置決め部)29,29が前後に貫通するよう形成してある。ここで、前記固定具28は、回動操作用の摘み部28aと、前記第2フランジ部27に当接する円錐吸盤状の係着盤28bと、該係着盤28bから適宜の間隔で略平行に所要幅で延出する一対の係着片28c,28cとからなり(図3(b)参照)、該係着片28c,28cの前端部から係着盤28bの径方向に延出した係合部28dが、後述する係合孔部35aの縁部と係脱可能に係合するよう構成される(図7(b)参照)。
【0021】
(可動演出装置について)
図1、図8〜図11、図12または図18に示すように、前記可動演出装置30は、前記遊技盤Jの裏側に着脱可能に配設される枠状本体部31と、該枠状本体部31に配設される第1駆動伝達手段42,43,66〜69および第2駆動伝達手段46,47,48,72〜77と、該第1駆動伝達手段42,43,66〜69に接続すると共に図柄表示装置20における表示面20aから前方に所要距離離間して位置し、該表示面20aの上下方向(図中のY軸方向)に延在する棒状の第1移動部材40aと、該第2駆動伝達手段46,47,48,72〜77に接続すると共に図柄表示装置20における表示面20aから前方に所要距離離間して位置し、該表示面20aの左右方向(図中のX軸方向)に延在する棒状の第2移動部材40bと、枠状本体部31に配設されて第1駆動伝達手段42,43,66〜69に接続し、第1移動部材40aを表示面20aの前方で左右方向へ移動させる第1駆動モータ(第1駆動手段)65と、枠状本体部31に配設されて第2駆動伝達手段46,47,48,72〜77に接続し、第2移動部材40bを表示面20aの前方で上下方向へ移動させる第2駆動モータ(第2駆動手段)71とを備えている。また、本実施例では前記第1および第2駆動モータ65,71として回転角度を制御可能なステッピングモータを用い、前記表示制御装置18からの制御信号に基づいて夫々の駆動モータ65,71を所定角度だけ回転させ得るようになっている。
【0022】
なお、前記第2移動部材40bは、前記第1移動部材40aの前側に位置するよう構成され、該第1および第2移動部材40a,40bを移動した際に、互いに干渉しないようになっている。また、前記第1および第2移動部材40a,40bの夫々は、光透過性のある部材で形成されると共に、各移動部材40a,40bにおける後部側には、その延在方向の略全長に亘って光反射部材41を一体的に配設してある(図5参照)。すなわち、前記第1および第2移動部材40a,40bの端部に配置した後述するLED(発光手段)62からの光を、前記可動演出装置30(パチンコ機P)の前側に向かって反射し、該第1および第2移動部材40a,40bの夫々をその略全長に亘って明輝し得るようになっている。なお、本実施例では、前記第1および第2移動部材40a,40bを断面略円形を呈するよう形成してあるが(図8参照)、これに限らず、断面形状を三角形や四角形等の多角形状あるいは略楕円形状を呈するよう形成することも可能で、特に限定されるものではない。
【0023】
(枠状本体部について)
前記枠状本体部31は、図1に示すように、上枠部31a、下枠部31b、右枠部31cおよび左枠部31dから、前記装飾部材13における前記可視表示部14の外縁に沿う略口状に形成されると共に、所要箇所に形成した通孔31eを介して、該枠状本体部31の前面が遊技盤Jの裏面に当接する状態にネジ止めされる。すなわち、前記可動演出装置30を、前記遊技盤の裏側に直接配設してある(図8参照)。なお、前記枠状本体部31の上枠部31aには、鉄やアルミ等の金属を材質とする板状の金属補強部材(補強部材)32が配設されており、該枠状本体部31が歪まないよう構成してある。ここで、前記枠状本体部31の右枠部31cにおける下方位置に、前記第1駆動モータ65が配設されると共に、該右枠部31cにおける上方位置に前記第2駆動モータ71が配設される。そして、前記上枠部31aの上面および右枠部31cの後面には、第1および第2駆動モータ65,71の回転軸(図示せず)に取り付けた駆動歯車66,72と対応(近接)する位置に、窓口(窓部)31f,31fが夫々開設されており、該窓口31f,31fを介して駆動歯車66,72を手動操作し得るようになっている(図6(a)または図9参照)。
【0024】
なお、前記上枠部31aの上面には、前記第1および第2駆動モータ65,71の上方に対応する位置に、枠状本体部31の内部に貫通する放熱孔31gが形成されており(図9参照)、該放熱孔31gを介して第1および第2駆動モータ65,71が発する熱を外部に放出して、枠状本体31の内部が高温になるのを抑制し、前記可動演出装置30の誤作動を防止している。また、前記枠状本体部31の左上方位置には、前記第1および第2移動部材40a,40bの基準位置を検出する位置検出手段としての第1および第2検出センサ81a,81b(後述)を配設してある(図8、図17または図20参照)。なお、前記各検出センサ81a,81bは、前記表示制御装置18に接続されている。
【0025】
また、図1または図8に示すように、前記枠状本体部31の前後方向の略中央位置には、前記図柄表示装置20の表示面20aと略整合する大きさの開口部33aを開設した仕切板33が設けられ、該仕切板33の裏側に設けた設置部34に、前記ケース体21を着脱自在に取り付けるよう構成される。なお、前記仕切板33の前面側は、反射防止処理(ノングレア処理)が施されており、前記第1および第2駆動伝達手段42,43,46,47,48,66〜69,72〜77を構成する第1および第2棒状部材43,48(後述)が、前記表示面20aに映り込まないよう構成してある。ここで、前記反射防止処理として、シリカコーティングやARコーティング等のコーティング処理またはサンドブラスト等の切削処理を施すことで仕切板33の表面(前面)に微小な凹凸を設け、第1および第2棒状部材43,48の映り込み(反射)を防止している。なお、前記設置部34に関する説明において左・右とは、図6(a)に示すように、前記枠状本体部31を裏側から視た状態で指称するものとする。
【0026】
前記設置部34には、図6に示すように、その右側部(左枠部31d)に前記ケース体21に形成した前記第1フランジ部23が当接可能な第1支持部35が形成され、該設置部34の左側部(右枠部31c)にケース体21に形成した前記第2フランジ部27が当接可能な第2支持部36が形成されている。前記第1支持部35には、左方向に開口して前記第1フランジ部23に形成した前記係合片24を左側から挿脱可能な係合受部35aが形成されると共に、前記第2支持部36には、前記第2フランジ部27に形成した前記固定具28の係着片28c,28cを挿入可能な横長形状に係合孔部36aが穿設され、該固定具28を回転した際に、該係着片28c,28cの係合部28dが前記係合部28aの縁部に係合するようになっている。すなわち、前記係合片24を前記係合受部35aに左側から挿入したもとで(図7(a)参照)、前記ケース体21の左側部を枠状本体部31に近接移動し、係着片28d,28dを前記係合孔部36aに挿入した前記固定具28を回転して係着片28c,28cの係合部28dと係合孔部36aとを係合することで、前記設置部34(枠状本体部31の裏側)にケース体21を取り付けるようになっている(図7(b)参照)。
【0027】
また、図6(a),(b)に示すように、前記第1および第2支持部35,36には、前記係合受部35aおよび係合孔部36aの形成位置から上下方向に所要距離だけ離間する位置に、前記ケース体21に形成した位置決め凹部25,25および位置決め孔29,29の夫々と係合可能な位置決め突部35b,36bが突設されている。すなわち、前記第1支持部35に設けた位置決め突部35b,35bは、前記設置部34にケース体21を組み付ける際に位置決め凹部25,25と係合することで、ケース体21を位置決めする位置決め手段として機能し、また第1および第2支持部35,36の夫々に設けた位置決め突部35b,36bは、該設置部34にケース体21を取り付けた後、各位置決め突部35b,36bと対応の位置決め凹部25および位置決め孔29とが係合して、該ケース体21の移動を規制する移動規制手段として機能するものである。
【0028】
なお、前記設置部34に配設した前記ケース体21の前面は、前記仕切板33の裏側に当接してケース体21の前方移動を規制しており、該仕切板33の開口部33aに前記図柄表示装置20の表示面20aが略整合して該表示面20aを前方から視認し得るようになっている(図8参照)。また、前記枠状本体部31における前記設置部34の上下には、前記ケース体21を上下から挟む位置に、延出部37,37が後方に延出しており、前記固定具28と係合孔部36aとの係合を解除した際に、該枠状本体部31からケース体21(図柄表示装置20)が脱落するのを防止している。
【0029】
なお、図1または図6に示すように、前記枠状本体部31における右枠部31cの裏側には、上下方向に延在する支軸(取付部)38a,38aが形成され、該支軸38a,38aには裏カバー部材39が着脱自在に枢支される(図6(b)参照)。前記裏カバー部材39は、前方に開口する蓋状に形成されて、該裏カバー部材39の左端縁に形成した係止具39a,39aを、前記枠状本体部31における左枠部31dの裏側に形成した係合筒部(取付部)38b,38bと係合させることにより、前記図柄表示装置20(ケース体21)および可動演出装置30の後側を被覆保護するようになっている。
【0030】
(第1駆動伝達手段について)
前記第1駆動伝達手段42,43,66〜69は、図12に示すように、前記第1駆動モータ65に連繋接続した第1伝達シャフト42と、前記仕切板33における開口部33aの上方および下方に対向的に配置されて、該第1伝達シャフト42を介して第1駆動モータ65に連繋接続した上下一対の第1棒状部材43,43と、該第1棒状部材43,43に摺動自在に支持された第1摺動部材51,51と、これら各部材42,43,43を連繋接続した第1歯車部66〜69とから構成されている。ここで、前記第1伝達シャフト42は、前記枠状本体部31における右枠部31cに配設されて上下に位置する第1棒状部材43,43の間に延在し、該枠状本体部31に上下の端部近傍が枢支されて軸回りに回転し得るよう構成される。また、前記第1伝達シャフト42の中間位置には、前記第1駆動モータ65の駆動歯車(第1歯車部)66と噛合するよう第1歯車(第1歯車部)67が配設され、該第1駆動モータ65の回転に伴い第1伝達シャフト42が軸回りに回転するよう構成される。なお、第1伝達シャフト42の上下の端部には第1傘歯車(第1歯車部)68,68が配設されている。
【0031】
(第1棒状部材について)
前記各第1棒状部材43は、前記仕切板33の前面側であって左右方向の略全長に亘って延在するよう配置されると共に(図1、図10および図11参照)、左右の端部近傍が前記枠状本体部31に枢支されて軸回りに回転し得るよう構成され、各第1棒状部材43の右端部に、前記第1伝達シャフト42に配設した前記第1傘歯車68,68と噛合する第2傘歯車(第1歯車部)69,69が配設されている。すなわち、前記第1伝達シャフト42の回転に伴い、上下に配置された前記両第1棒状部材43,43が同期的に回転される。また、前記各第1棒状部材43,43の外周面には、その略全長に亘って螺旋状の溝(案内部)43a,43aが形成されており、該螺旋状溝43a,43aに前記第1摺動部材51,51の突部(作動部)54aおよび突起部材(作動部)57の夫々が臨んでいる(図14または図15参照)。なお、前記上側に配設された第1棒状部材43の左端部近傍に、前記第1検出センサ81aが配設されている(図8または図17参照)。
【0032】
(第1摺動部材について)
前記上下一対の第1摺動部材51,51の夫々は、図12、図13または図16に示すように、前記第1移動部材40aの上端または下端を固定する摺動部53,53と、該摺動部53,53に固定されて第1移動部材40aの端部に向けて光を照射し得るLED(発光手段)62を備えた配線基板61,61とから構成される。前記各摺動部53には、左右方向に貫通して前記第1棒状部材43を挿通する挿通孔54と、該挿通孔54に隣接した位置に、当該挿通孔54の延在方向に交差する方向(上下方向)に貫通して前記第1移動部材40aの端部を挿入する支持孔55とが形成されている(図13参照)。すなわち、前記各第1摺動部材51(摺動部53)は、前記挿通孔54を介して前記第1棒状部材43の左右方向に沿って摺動自在に外挿支持されると共に、上下の第1摺動部材51,51(摺動部53,53)の前記支持孔55,55を介して前記第1移動部材40aが支持されて、該移動部材40aが前記表示面20aを左右の領域に分割し得るよう構成されている(図1参照)。なお、前記LED62は、前記主制御装置17に制御されるランプ制御装置19に接続され、該ランプ制御装置19からの制御信号に基づいて点灯・消灯等するようになっている(図4参照)。
【0033】
また、前記各第1摺動部材51における前記挿通孔54の内側面には、前記突部54aが内部に向かって突設されており、該突部54aが前記螺旋状溝43aに臨んでいる(図14または図15参照)。そして、図15に示すように、上側に配設された第1摺動部材51(摺動部53)の側部には、前記突部54aの形成箇所から離間する位置に、上方に開口して前記挿通孔54に向けて貫通する通孔56が穿設され、該通孔56の内部に前記螺旋状溝43aに臨む前記突起部材57と、該突起部材57を該螺旋状溝43aに向けて押圧するバネ(弾性部材)58とを収容してある。同様に、下側に配設された第1摺動部材51(摺動部53)の側部にも、前記突部54aの形成箇所から離間する位置に、下方に開口して前記挿通孔54に向けて貫通する通孔56が穿設され、該通孔56の内部に前記突起部材57と前記バネ58とが収容されて、該突起部材57が該螺旋状溝43aに向けて押圧されるようになっている。なお、前記各摺動部53には、前記各通孔56の外側開口を閉成する被覆部材59が夫々取り付けられて、該通孔56から突起部材57やバネ58が脱落しないよう構成される。
【0034】
すなわち、前記各第1棒状部材43の螺旋状溝43aには、前記突起部材57と前記突部54aとが臨み、該第1棒状部材43を正逆回転させた際には、該突起部材57および突部54aの夫々と螺旋状溝43aとが連繋して対応する前記第1摺動部材51が第1棒状部材43に沿って左右方向に移動するようになっている。なお、前記第1駆動モータ65により回転される上下一対の第1棒状部材43,43の螺旋状溝43a,43aは、上下の第1摺動部材51,51を同一方向に移動させるよう構成してある。また、前記上下の第1摺動部材51,51に前記第1移動部材40aの端部を夫々固定してあるから、各第1棒状部材43の回転に伴って第1摺動部材51が回転することはなく、従って第1摺動部材51の左右方向の移動に伴い第1移動部材40aが左右方向に移動される。前述したように、前記螺旋状溝43aは、各第1棒状部材43の略全長に亘って形成されているので、前記第1摺動部材51(第1移動部材40a)は、前記表示面20aの前方を左右方向に移動する。
【0035】
また、前記通孔56は、図15に示すように、該通孔56における前記挿通孔54に開口する内側開口が、前記第1摺動部材51,51の外側に開口する外側開口より小径に形成される。すなわち、前記第1摺動部材51,51の外側面から内側に所要距離だけ大径凹部56aが形成され、該大径凹部56aの内底面に前記挿通孔54に開口する小径の内部通孔56bが形成される。一方、前記突起部材57における前記挿通孔54(螺旋状溝43a)に近接する端部を前記通孔56の内部通孔56bより小径に設定すると共に、該挿通孔54(螺旋状溝43a)から離間する端部に、前記大径凹部56aに挿入可能で、かつ内部通孔56bより大径に設定した係止部57aが形成されている。すなわち、前記係止部57aが大径凹部56aの内底面に当接して、前記バネ58により前記螺旋状溝43aに向けて押圧された突起部材57が、前記通孔56から脱落するのを防止している。
【0036】
図12または図15に示すように、上側に配設された前記第1摺動部材51の摺動部53には、左方向に向けて延在する第1検出片53a(位置検出手段)が形成されている。そして、この第1摺動部材51(第1移動部材40a)が、前記表示面20aより左方向(左枠部31d側)に移動した際に(図10参照)、前記第1検出センサ81aが前記第1検出片53aを検出するようになっており、この第1検出センサ81aで第1検出片53aを検出した位置を、前記第1移動部材40aの基準位置として前記表示制御装置18に設定してある。ここで、前記第1検出センサ81aとしては、凹形の本体の対向位置に発光部82と受光部83を備えた光学式センサであって(図17参照)、前記第1検出片53aが発光部82と受光部83との間に移動して遮光した時点で検出(ON)状態とされて、前記第1移動部材40aが基準位置にあることが検出され、この検出信号が前記表示制御装置18に出力されるようになっている。
【0037】
ここで、前記表示制御装置18は、前記第1移動部材40aを移動して可動演出を行なうに際し、前記第1検出センサ81aが前記第1検出片53aを未検出の場合には、第1移動部材40aを前記基準位置に移動するよう前記第1駆動モータ65を駆動し、該第1検出センサ81aにより第1検出片53aを検出した後に、所定の制御条件に基づいて第1駆動モータ65を駆動して第1移動部材40aを移動させるよう設定してある。なお、前記表示制御装置18には、図11に示すように、前記第1移動部材40aが前記各第1棒状部材43の右端部より手前(左側)まで移動した時点で前記第1駆動モータ65を逆転または停止するよう設定されており、この位置を第1移動部材40aが移動し得る限界としての移動限界位置として設定されている。すなわち、前記表示制御装置18は、前記基準位置と移動限界位置との間で該第1移動部材40aが移動するよう前記第1駆動モータ65を制御している。
【0038】
(配線基板について)
前記配線基板61に配設した前記LED62は、赤色・緑色・青色の3色を任意に発光可能な、所謂フルカラーLEDであって、前記ランプ制御装置19からの制御に基づき所要の色で発光演出し得るようになっている。また、図16に示すように、前記配線基板61は、前記第1移動部材40aの端面に前記LED62が対向するよう前記第1摺動部材51,51の夫々に配設される。従って、前記LED62が発光した際に、該LED62の光は第1移動部材40aの延在方向に向けて照射され、該第1移動部材40aが発光する。また、前記配線基板61と前記ランプ制御装置19とは、所要の幅寸法を有すると共に厚みを薄くした可撓性を有するフラットケーブル(図示せず)で接続されており、前記第1摺動部材51,51が左右方向に移動した際に、該フラットケーブルを所定の方向に可撓させ得るようになっている。なお、前記フラットケーブルは、前記第1摺動部材51,51がその移動領域(基準位置から移動限界位置の間)の全域に亘って移動し得る長さに設定されると共に、該フラットケーブルの所要位置は、前記枠状本体部31に貼着されて、前記第1摺動部材51,51を移動するのに最小限だけフラットケーブルが可撓するようにしてある。
【0039】
(第2駆動伝達手段について)
一方、前記第2駆動伝達手段46,47,48,72〜77は、図18に示すように、前記第2駆動モータ71に連繋接続した第2伝達シャフト46と、該第2伝達シャフト46に連繋接続した第3伝達シャフト47と、前記仕切板33の開口部33aの左方および右方に対向的に配置されて、該第2および第3伝達シャフト47を介して第2駆動モータ71に連繋接続した左右一対の第2棒状部材48,48と、該第2棒状部材48,48に摺動自在に支持された第2摺動部材52,52と、これら各部材46,47,48,48を連繋接続した第2歯車部72〜77とから構成されている。ここで、前記第2伝達シャフト46は、前記枠状本体部31における上枠部31aの右側位置に左右方向に延在するよう配置された短尺部材であって、その左右両端部近傍を該枠状本体部31に枢支されて軸回りに回転し得るようになっている。そして、前記第2伝達シャフト46の右端部に取り付けた第2歯車(第2歯車部)73が前記第2駆動モータ71の駆動歯車(第2歯車部)72と噛合するよう構成される。
【0040】
また、前記第3伝達シャフト47は、前記枠状本体部31における上枠部31aに配設されて左右に位置する前記第2棒状部材48,48の間に延在し、該枠状本体部31に上下の端部近傍が枢支されて軸回りに回転し得るよう構成される。そして、前記第3伝達シャフト47の右端部近傍には、前記第2伝達シャフト46の左端部に取り付けた第3歯車(第2歯車部)74と噛合する第4歯車(第2歯車部)75が配設され、該第2伝達シャフト46の回転に伴い第3伝達シャフト47が軸回りに回転するよう構成される。なお、第3伝達シャフト47の左右の端部には第3傘歯車(第2歯車部)76,76が配設されている。
【0041】
(第2棒状部材について)
前記各第2棒状部材48は、前記仕切板33の前面側であって上下方向の略全長に亘って延在するよう配置されると共に(図1または図8参照)、上下の端部近傍が前記枠状本体部31に枢支されて軸回りに回転し得るよう構成され、両第2棒状部材48,48の上端部に、前記第3伝達シャフト47に配設した前記第3傘歯車76,76と噛合する第4傘歯車(第2歯車部)77,77が夫々配設されている。すなわち、前記第3伝達シャフト47の回転に伴い、左右に配設された前記両第2棒状部材48,48が同期的に回転される。なお、前記第2棒状部材48,48の夫々は、前記第1棒状部材43,43の前側に位置するよう配置されて、第1および第2棒状部材43,48の夫々が干渉しないようになっている(図8参照)。また、前記各第2棒状部材48の外周面には、前記第1棒状部材43と同様にその略全長に亘って螺旋状の溝(案内部)48aが形成されており、該螺旋状溝48aに前記各第2摺動部材52に配設された前記突部54aおよび突起部材57が夫々臨んでいる。そして、前記左側の第2棒状部材48の上端部近傍に、前記第2検出センサ81bが配設されている(図8または図20参照)。
【0042】
(第2摺動部材について)
ここで、前記第2摺動部材52,52の構成は、前記第1摺動部材51,51の構成と基本的に同一であるので、同一の機能を有する部材には同一の符号を付して以下簡単に説明する。前記左右一対の第2摺動部材52,52の夫々は、図19に示すように、前記第2移動部材40bの左端または右端を固定する摺動部53,53と、該摺動部53,53に固定した第2移動部材40bの端部に向けて光を照射し得るLED62を備えた配線基板61,61とから構成される。前記各摺動部53には、上下方向に貫通して前記第2棒状部材48を挿通可能な挿通孔54と、該挿通孔54に隣接した位置に、該挿通孔54の延在方向に交差する方向(左右方向)に貫通して前記第2移動部材40bを挿入可能な支持孔55(図18参照)とが形成されている。すなわち、前記第2摺動部材52,52(摺動部53)は、前記挿通孔54を介して前記第2棒状部材48,48に沿って摺動自在に外挿支持されると共に、左右に位置する第2摺動部材52,52(摺動部53)の前記支持孔55を介して前記第2移動部材40bの左右の端部が支持されて、前記表示面20aを上下の領域に分割し得るよう構成される。
【0043】
また、前記各第2摺動部材52における前記挿通孔54の内側面には、前記第1摺動部材51と同様に、前記突部54aが突設されると共に、左側に配設された第2摺動部材52(摺動部53)の側部には、左方に開口して前記挿通孔54に向けて貫通する通孔56が穿設され、該通孔56の内部に前記突起部材57と前記バネ58とを収容してある。同様に、右側に配設された第2摺動部材52(摺動部53)の側部には、右方に開口して前記挿通孔54に向けて貫通する通孔56が穿設されて、該通孔56の内部に前記突起部材57と前記バネ58とを収容してある。更に、前記各摺動部53には、前記通孔56の外側開口を閉成する被覆部材59を夫々取り付けてある。
【0044】
すなわち、前記各第2棒状部材48の螺旋状溝48aに、前記突起部材57および前記突部54aが臨み、該第2棒状部材48を回転させた際には、該突起部材57および突部54aの夫々と螺旋状溝48aとが連繋して対応する前記第2摺動部材52が第2棒状部材48に沿って上下方向に移動するようになっている。なお、前記第2駆動モータ71により回転される左右一対の第2棒状部材48,48の螺旋状溝48a,48aは、左右の第2摺動部材52,52を同一方向に移動させるよう構成してある。また、前記左右の第2摺動部材52,52に、前記第2移動部材40bの両端部を固定してあるから、前記第2棒状部材48,48の回転に伴って第2摺動部材52,52の夫々が回転することはなく、従って第2摺動部材52,52の上下方向の移動に伴い第2移動部材40bが上下方向に移動される。前述したように、前記螺旋状溝48aは、第2棒状部材48の略全長に亘って形成されているので、前記第2摺動部材52,52(第2移動部材40b)は、前記表示面20aの前方を上下方向に横切るよう移動する。
【0045】
図19および図20に示すように、左側に配設された前記第2摺動部材52の摺動部53には、左方向に向けて第2検出片53b(位置検出手段)が形成されている。そして、前記第2摺動部材52,52が、前記表示面20aより上方向(上枠部31a側)に移動した際に、前記第2検出センサ81bが前記第2検出片53bを検出するようになっており、この第2検出センサ81bで第2検出片53bを検出した位置を、前記第2移動部材40bの基準位置として前記表示制御装置18に設定してある。なお、前記第2検出センサ81bの構成は、前記第1検出センサ81aの構成と同一である。
【0046】
そして、前記表示制御装置18は、前記第2移動部材40bを移動して可動演出を行なうに際し、前記第2検出センサ81bが前記第2検出片53bを未検出の場合には、第2移動部材40bを前記基準位置に移動するよう前記第2駆動モータ71を駆動し、該第2検出センサ81bにより第2検出片53bを検出した後に、所定の制御条件に基づいて第1駆動モータ65を駆動して可動演出を行なうよう設定してある。なお、前記表示制御装置18には、前記第2移動部材40bが前記各第2棒状部材48の下端部より手前(上側)まで移動した時点で前記第2駆動モータ71を逆転または停止するよう設定されており、この位置を第2移動部材40bが移動し得る限界としての移動限界位置として設定されている。すなわち、前記表示制御装置18は、前記基準位置と移動限界位置との間で前記第2移動部材40bが移動するよう前記第2駆動モータ71を制御している。
【0047】
(配線基板について)
前記配線基板61に配設した前記LED62は、前述したと同様に、前記ランプ制御装置19からの制御に基づき所要の色で発光演出し得るフルカラーLED62であって、該LED62が前記第2移動部材40bの端面に対向するよう前記第2摺動部材52,52(支持部53)の夫々に配設され、該LED62が発光した際に、該第2移動部材40bが発光するよう構成される。また、前記配線基板61と前記ランプ制御装置19とは、前記フラットケーブルで接続され、前記第2摺動部材52,52が上下方向に移動した際に、該フラットケーブルが一定の方向に可撓し得るよう構成されている。なお、前記フラットケーブルは、前記第2摺動部材52,52がその移動領域の全長に亘って移動し得る長さに設定されている。また、前記フラットケーブルの所要位置は前記枠状本体部31に貼着され、前記第2摺動部材52,52が移動するに際して必要最低限だけ該フラットケーブルが可撓し得るよう構成してある。
【0048】
(第1および第2駆動モータの制御態様について)
前述したように、前記図柄表示装置20は横長に形成されており、左右方向に移動する前記第1移動部材40aは、上下方向に移動する第2移動部材40bより移動距離が長くなっている。そこで、前記表示制御装置18は、前記第1移動部材40aを駆動する第1駆動モータ65が所定時間に回転させる回転角度を、前記第2移動部材40bを駆動する第2駆動モータ71が同一時間に回転させる回転角度より大きくなるよう制御して、該第1移動部材40aが前記基準位置から移動限界位置まで移動するのに要する時間と、該第2移動部材40bが前記基準位置から移動限界位置まで移動するのに要する時間とが、略同一となるよう設定してある。すなわち、前記第1および第2移動部材40a,40bの夫々は、略同一の時間を掛けて夫々に設定された移動距離を移動し得るよう構成されている。
【0049】
【実施例の作用】
次に、本実施例に係る遊技機の可動演出装置の作用につき説明する。
【0050】
前記遊技盤Jに打ち出されたパチンコ球が前記始動入賞具11に入賞すると、前記図柄表示装置20の表示面20aで各種図柄が可変表示されて所要の表示演出が行なわれる。ここで、前記表示制御装置18が、前記主制御装置17からの可動演出装置30を動作させる制御信号を受信すると、該表示制御装置18が所定の設定条件に従って前記第1駆動モータ65および第2駆動モータ71の夫々を駆動して可動演出を行なう。前記第1駆動モータ65が回転駆動されると、該第1駆動モータ65の回転に伴って前記第1伝達シャフト42が軸回りに回転し、該第1伝達シャフト42の回転に伴い、前記上下一対の第1棒状部材43,43が軸回りに回転する。そして、前記第1棒状部材43,43が回転すると、該第1棒状部材43,43の外周面に形成した前記螺旋状溝43a,43aに臨んだ前記第1摺動部材51,51の夫々の突起部材57と突部54aとが該螺旋状溝43a,43aに摺接することで、該第1棒状部材43,43の回転に伴い該第1摺動部材51,51が左方向または右方向にスライド移動する。すなわち、前記上下一対の第1摺動部材51,51の夫々に、端部を固定した前記第1移動部材40aも、該第1摺動部材51,51の移動に伴って前記表示面20aの前方を平行に移動する。
【0051】
また、同様に、前記第2駆動モータ71が回転駆動されると、該第2駆動モータ71の回転に伴って前記第2伝達シャフト46が軸回りに回転すると共に該第2伝達シャフト46の回転に伴い前記第3伝達シャフト47が回転する。そして、前記第3伝達シャフト47の回転に伴い、前記左右一対の第2棒状部材48,48が軸回りに回転され、該第2棒状部材48,48が回転すると、当該第2棒状部材48,48の外周面に形成した前記螺旋状溝48a,48aに臨んだ前記第2摺動部材52,52の夫々の突起部材57と突部54aとが該螺旋状溝48a,48aに摺接することにより、第2棒状部材48,48の回転に伴い第2摺動部材52,52が上方向または下方向にスライド移動される。すなわち、前記左右一対の第2摺動部材52,52の夫々に、端部を固定した前記第2移動部材40bも、該第2摺動部材52,52の移動に伴って前記表示面20aの前方を平行に移動する。
【0052】
すなわち、遊技中に遊技者が最も注目する前記図柄表示装置20における表示面20aの前側を、第1および第2移動部材40a,40bが移動するから、遊技者に強烈なインパクトを与え、遊技の面白みを増大させることができる。また、前記表示面20aでの平面的な表示演出に加え、該表示面20aの前面を各移動部材40a,40bが移動することで立体的な可動演出を行なうことができるようになり、演出態様の多様化を図り得る。なお、前記枠状本体部31の上枠部31aに金属補強部材32を配設するよう構成したことで、時間の経過に伴い前記遊技盤Jに反りや捻れ等が生じた場合であっても、該枠状本体部31が歪むのは抑制でき、前記可動演出装置30が動作不良を起こすのは防止される。
【0053】
また、前記第1移動部材40aおよび第2移動部材40bの夫々の端面にLED62を対向するよう配置したから、各LED62を発光することで、各移動部材40a,40bを発光することができる。従って、遊技者が最も注目している図柄表示装置20(表示面20a)の前側を、発光させた第1および第2移動部材40a,40bの夫々が移動することにより、遊技者が該移動部材40a,40bでの可動演出を見逃すのをなくすことが可能になる。このように、前記第1および第2移動部材40a,40bの夫々を発光し得るようにしたことで、移動部材40a,40bから遊技者の注意が逸れたときでも、該移動部材40a,40bを発光して遊技者に気付かせることができ、当該移動部材40a,40bによる可動演出効果を最大に生かすことができる。更に、前記第1および第2移動部材40a,40bの略全長に亘って光反射材を配設するようにしたので、前記LED62により、該移動部材40a,40bの全体を明輝させた状態で可動演出することができる。なお、本実施例では、前記各移動部材40a,40bの端部にLED62を配設して各移動部材40a,40bを発光するよう構成したので、これら移動部材40a,40bに直接発光手段を設ける場合に較べて構成を簡略化でき、コストを抑制することができる。
【0054】
また、前記第1および第2移動部材40a,40bと一体的に前記LED62も移動するようにしたから、該LED62の発する光を確実に移動部材40a,40bに向けて照射し得る。更に、前記LED62としてフルカラーLEDを使用することにより、各移動部材40a,40bの発光色を所要に応じて変化させることができ、多様な発光演出を行ない得る。例えば、各移動部材40a,40bの両端部に配設した前記LED62,62を異なる色(例えば赤色と青色等)で発光させて遊技演出することも可能となる。この場合には、各移動部材40a,40bの一方の端部に配設したLED62を所定の色(例えば赤色)で発光すると、他方の端部側に向かうにつれて次第に色彩が変化(紫色に変化)し、移動部材40a,40bの略中央位置を過ぎると次第に他方の端部に配設したLED62で発光させた色(例えば青色)に変化するので、可動演出装置30での遊技演出をより増大し得ると共に、装飾性も向上される。すなわち、可動演出装置30は、第1および第2移動部材40a,40bを移動(可動)させることによる可動演出と、該第1および第2移動部材40a,40bを発光させることによる発光演出とを同時に行なうことができる。このように、前記可動演出装置30によれば、前記図柄表示装置20の表示面20aの前面を第1および第2移動部材40a,40bが発光しながら移動(可動)するという、従来にない斬新な遊技演出を行ない得るようになる。なお、前記LED62と前記ランプ制御装置19とは、所定の方向に可撓し得るフラットケーブルで接続してあるから、前記第1および第2移動部材40a,40bの夫々が移動して該ケーブルが伸縮した場合でも、該ケーブルが他の部材に引っ掛かるのを防止して当該ケーブルの損傷を防ぎ、各LED62を確実に発光させることができる。
【0055】
また、前記表示面20aの前方を、上下または左右に仕切るように第1および第2移動部材40a,40bが移動することで、該第1および第2移動部材40a,40bにより該表示面20aの表示領域が見かけ上複数の領域(最大で4つの領域)に分割されることになる(図1参照)。従って、前記表示面20aにおける前記第1および第2移動部材40a,40bで分割された夫々の領域において、異なる表示演出を行なうことができ、演出内容を多様化して遊技の興趣をより増大させ得る。更に、前記第1移動部材40aと第2移動部材40bの2つの移動部材が前後の位置関係で移動することで、両移動部材40a,40bを交差させて、その交点を利用した可動演出もできるから、今までにない新たな演出を行なうことができ、遊技者に新鮮な面白みを与えることができる。ここで、移動部材40a,40bの交点を利用した演出とは、例えば、移動部材40a,40bの交点を鉄砲等の照準器に見立てて、前記表示面20aに表示した標的に狙いを定めるようにした演出等が考えられる。
【0056】
また、例えば、前記第1および第2移動部材40a,40bを同一の駆動モータで駆動するよう構成した場合には、両移動部材40a,40bが同期的に移動することになり、演出態様は限定的になってしまう。これに対して、前記可動演出装置30では、前記第1移動部材40aおよび第2移動部材40bの夫々に対応的に第1駆動モータ65および第2駆動モータ71を設けるよう構成したから、第1駆動モータ65および第2駆動モータ71を夫々独立して駆動でき、このため第1移動部材40aおよび第2移動部材40bの夫々を独立して移動させ得るから、より複雑な可動演出が可能となる。
【0057】
前述したように、前記第1および第2棒状部材43,48を回転させることで、該棒状部材43,48に形成した螺旋状溝43a,48aに臨んだ前記突起部材57および突部54aを介して第1および第2摺動部材51,52が移動するから、当該棒状部材43,48の回転量に応じて各摺動部材51,52を正確に移動することができる。従って、前記第1および第2移動部材40a,40bの夫々も正確かつ確実に移動でき、所望の可動演出を確実に行なわせることが可能となる。また、前記第1および第2摺動部材51,52に設けた前記突起部材57を、バネ57で常に前記螺旋状溝43a,48aに向けて押圧しているから、該螺旋状溝43a,48aから突起部材57が脱落することはなく、より正確かつ確実に前記第1および第2摺動部材51,52(第1および第2移動部材40a,40b)の夫々を移動させ得る。なお、前記突起部材57を挿入する通孔56の内側開口を外側開口より小さくしたことで、該通孔56を突起部材57が通出することもなく、突起部材57が通孔56から抜け落ちることはない。そして、前記上下一対の第1摺動部材51,51および左右一対の第2摺動部材52,52の夫々は、同期的に同一方向に移動するから、前記第1移動部材40aおよび第2移動部材40bの夫々が移動時に歪むことはなく円滑に移動でき、該第1および第2移動部材40a,40bの損傷を防止できる。
【0058】
また、可動演出装置30の構成部材である前記各移動部材40a,40b、各駆動伝達手段42,43,46,47,48,66〜69,72〜77および各駆動モータ65,71の夫々を枠状本体部31に組み付けるよう構成したので、該可動演出装置30を単一のユニットとして取り扱うことができ、可動演出装置30の管理や輸送作業を簡略化し得ると共に、遊技機への可動演出装置30の取り付けも簡単に行ない得るようになる。更に、前記枠状本体部31に金属補強部材32を配設したから、該可動演出装置30に歪み等の変形が生ずることにより各構成部材が動作不良を来たすのは防止され、前記第1および第2移動部材40a,40bを確実に移動させることができる。更に、前記第1および第2棒状部材43,48の夫々と、前記図柄表示装置20の表示面20aとの間に、前面に反射防止加工を施した仕切板33を配置してあるから、これらの棒状部材43,48の該表示面20aへの映り込みはなく、遊技者の興趣をそぐことはない。
【0059】
なお、前記枠状本体部31の裏側に図柄表示装置20の裏側を被覆して保護する裏カバー部材39を取り付けるよう構成したことで、該図柄表示装置20および枠状本体部31に異物が接触して故障や動作不良等が発生するのは防止される。また、前記第1および第2駆動モータ65,71の駆動歯車66,72を、前記枠状本体部31に開設した窓口31f,31fを介して手で直接操作できるので、可動演出装置30をパチンコ機Pに組み付ける前に該可動演出装置30の動作異常の有無を確認し得る。更に、前記可動演出装置30に故障等の不具合が生じた際には、前記各駆動歯車66,72を手で直接回転させて前記第1および第2移動部材40a,40bの夫々を表示面20aの前側から退避させることができ、該移動部材40a,40bが表示面20aで行なわれる表示演出を遮り、遊技の興趣をそぐのを防止することもできる。
【0060】
また、前記表示制御装置18は、前記第1移動部材40aまたは第2移動部材40bの夫々を移動して可動演出を行なうに際し、前記第1検出センサ81aまたは第2検出センサ81bが対応の移動部材40a,40bを未検出の場合には、前記第1および第2駆動モータ65,71を駆動して各移動部材40a,40bをセンサ側(基準位置)に移動させるよう制御しているから、各移動部材40a,40bに所定の動作を確実に行なわせて可動演出することができる。また、前記移動限界位置に検出センサを配設することなく、前記基準位置に各検出センサ81a,81bを設けるだけで各移動部材40a,40bを正確に移動制御し得るから、部品コストを低減し得ると共に、可動演出装置30の組み付け作業も簡略化される。更に、移動距離が長い第1移動部材40aを、移動距離の短い第2移動部材40bより移動速度が速くなるよう設定してあるから、両移動部材40a,40bを略同一の時間で設定された移動距離を移動させ得る。従って、前記第1および第2移動部材40a,40bでの可動演出をよりスムーズに行なわせ、遊技者が、これらの移動部材40a,40bの動作を不自然に感じるのを防止できる。
【0061】
【変更例】
本発明に係る遊技機の補助演出装置としては、実施例のものに限られず種々の変更が可能である。例えば、移動部材として、上下方向と左右方向に移動する2つの移動部材を設けたが、1つまたは3つ以上の移動部材を配設するようにしてもよい。また、前記移動部材の移動する方向としては、実施例のように上下方向や左右方向に限られるものではなく、移動部材が斜め方向に移動するよう構成してもよく、前後方向に移動するよう構成することも可能であり、更には移動部材が回転または揺動するようにしてもよい。そして、移動部材を駆動する駆動手段を、各移動部材に対応して設けるようにしたが、単一の駆動手段で複数の移動部材を駆動するよう構成することもできる。なお、前記駆動手段としては、実施例のようにステッピングモータに限られるものではなく、従来公知の各種駆動手段を用いることが可能である。
【0062】
また、実施例では、移動部材の端面にLEDを配設して移動部材全体を発光するよう構成したが、例えば移動部材の全長に有機ELを設けて移動部材自体が発光するよう構成することもできる。更に、発光手段としては、フルカラーLEDに限られるものではなく、単色のLEDや豆球、その他従来公知の各種発光手段を採用することが可能である。そして、前記発光手段に関し、所要の発光制御を行なうようにしてもよく、例えば、移動部材の両端部に配設した発光手段を、点滅するよう設定したり、交互に点灯・消灯させたり、あるいは発光手段の点滅間隔を夫々異なるよう設定することもできる。また、実施例では、前記移動部材の両端部に発光手段を配設するようにしたが、一方の端部にのみ発光手段を配設することも可能である。更に、実施例では、配線基板とランプ制御装置とをフラットケーブルで接続するようにしたが、これに限らず、従来公知の各種接続手段を採用することができる。
【0063】
なお、移動部材の形状・大きさ等は特に限定されるものではなく、補助演出装置の寸法等に応じて任意に決定すればよい。そして、前記移動部材に駆動手段の動力を伝達する駆動伝達手段としては、実施例の構成や組み合わせに限られるものではない。例えば、実施例では駆動伝達手段として、外周面に螺旋状の溝を形成した棒状部材を用いるよう構成したが、該棒状部材の外周面に螺旋状に突出部を形成し、該突出部に摺接するよう前記摺動部材に作動部を設けるよう構成することもできる。更に、前記棒状部材に代えて、ベルトおよびプーリを利用したり、チェーンおよびスプロケットを利用するようにしてもよい。
【0064】
そして、前記第1および第2摺動部材に形成する通孔の形状としては、実施例のように大径凹部と内部通孔とから段状に形成したものに限らず、該通孔の外側開口から内側開口に向けて徐々に小径になるよう形成した場合でも、前記突起部材の脱落を防止できる。また、実施例では、前記仕切板の前面側に反射防止加工を施すよう構成したが、該仕切板の裏面側に形成するようにしてもよく、また仕切板に反射防止加工を施した部材を貼付するよう構成しても実施例と同様の作用効果を得ることができる。更に、前記枠状本体部を補強する部材としては、金属板部材に限らず、樹脂やカーボン等もあってもよく従来公知の種々の部材を採用することができ、該補強部材を設ける部位としては、枠状本体部の上枠部に限られるものではなく、下枠部や左右の枠部等に配設することも可能で、複数箇所に補強部材を配設するようにしてもよい。
【0065】
また、補助演出装置の制御態様としては、実施例に示したものに限らず、任意の制御を行なうようにすればよい。実施例では、駆動制御手段により、第1駆動モータと第2駆動モータとの回転数を異なるよう制御することで、第1移動部材と第2移動部材との移動速度を変更するよう構成したが、例えば、該第1駆動モータと第2駆動モータとの回転数を同一とするよう該駆動制御手段を設定するようにしてもよい。この場合には、前記第1移動部材を移動させる第1歯車部と、前記第2移動部材を移動させる第2歯車部との歯数を変更することで、該第1移動部材および第2移動部材の夫々が、略同一の時間で設定した移動距離を移動し得るようにすることができ、前記駆動制御手段による制御が複雑化するのを防止し得る利点がある。更に、前記第1および第2棒状部材に螺旋状に形成した案内部の間隔(ピッチ)を変更することでも、前記第1移動部材と第2移動部材との移動速度を変更することができる。そして、実施例では、図柄表示装置を制御する表示制御手段により、補助演出装置を制御するよう構成したが、該補助演出装置を制御する制御手段を別に設けることも可能である。なお、遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やスロットマシン機等であってもよく、遊技演出装置を配設するよう構成したものであれば何れの遊技機でもよい。
【0066】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1に係る遊技機の補助演出装置によれば、遊技中に遊技者が最も注目する図柄表示装置の前側を、移動部材が広範囲で移動し得るよう構成したので、遊技者が移動部材での遊技演出を見逃すことはなく、遊技者に強烈なインパクトを与えることができ、遊技の面白みを増大させることができる。また、前記図柄表示装置の前方を棒状の移動部材が移動するよう形成したから、該移動部材により該表示面における表示領域を仕切ることで複数の領域に分割することが可能となる。すなわち、分割した夫々の領域で異なる遊技演出を行なって遊技演出を多様化し、遊技の興趣を増大させ得るようになる。更に、前記移動部材を複数設けた場合には、移動部材の交点を利用して新たな遊技演出を行なうことができ、遊技者に新鮮な面白みを与えることができる。更にまた、枠状本体部に、補助演出装置の構成部材である前記移動部材、駆動伝達手段および駆動手段の夫々を組み付けることで単一のユニットとして取扱い得るよう構成してあるから、補助演出装置の管理や輸送作業を簡略化し得ると共に、遊技機への補助演出装置の取り付けも簡単に行ない得るようになる。
【0067】
そして、請求項2に係る遊技機の補助演出装置によれば、図柄表示装置の前側に反射防止加工を施した仕切板を配設してあるから、該図柄表示装置の前側に配設した駆動伝達手段が表示面に映り込むのは防止され、遊技者の興趣をそぐことはない。また、請求項3に係る遊技機の補助演出装置によれば、前記仕切板の前側に配設した棒状部材が表示面に映り込むのは防止されるので、遊技者の興趣をそぐことはない。更に、棒状部材を回転させることで、該棒状部材に形成した螺旋状の案内部に臨んだ作動部を介して摺動部材が移動するから、駆動伝達手段としてベルトおよびプーリを利用する場合に較べて、当該棒状部材の回転量に応じて摺動部材(移動部材)を正確に移動させることができる。更にまた、棒状部材の外周面に螺旋状に案内部を形成することで、駆動伝達手段としてチェーンおよびスプロケットを利用する場合に較べて、該棒状部材の大型化や重量の増加を防止し得る。
【0068】
なお、請求項4に係る遊技機の補助演出装置によれば、前記枠状本体部に補強部材を配設してあるから、該補助演出装置に歪み等の変形が生ずるのは防止され、前記移動部材を確実に移動させることができる。また、請求項5に係る遊技機の補助演出装置によれば、前記枠状本体部の裏側に図柄表示装置の裏側を保護する裏カバー部材を取り付けることができ、該図柄表示装置および枠状本体部への異物の接触を防止して故障等の発生を防止できる。更に、請求項6に係る遊技機の補助演出装置によれば、前記駆動伝達手段を、前記枠状本体部に開設した窓口を介して操作し得るよう構成したことで、補助演出装置を遊技機に組み付ける前に該補助演出装置の動作異常の有無を確認し得ると共に、故障等の不具合が生じた際には該駆動伝達手段を手で直接操作することで前記移動部材を移動でき、該移動部材が図柄表示装置の表示面で行なわれる遊技演出を遮るのを防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る補助演出装置としての可動演出装置を示す正面図である。
【図2】実施例に係る可動演出装置を配設したパチンコ機を示す正面図である。
【図3】実施例に係るケース体を示し、(a)は背面図であり、(b)は平面図である。
【図4】実施例に係るパチンコ機における各制御装置と、図柄表示装置、可動演出装置および電飾装置との関係を示すブロック図である。
【図5】実施例に係る移動部材を示す断面図である。
【図6】(a)は可動演出装置の枠状本体部を示す背面図であり、(b)は可動演出装置に裏カバー部材を取り付けた状態で示す背面図である。
【図7】実施例に係る枠状本体部の設置部にケース体を取り付ける状態を示す平面図であり、(a)は枠状本体部の係合受部にケース体の係合片を挿入した状態を示し、(b)は係合受部と係合片および係合孔と固定具の夫々を係合した状態を示す。
【図8】実施例に係る可動演出装置を示す縦断側面図である。
【図9】実施例に係る可動演出装置を示す平面図である。
【図10】第1および第2移動部材の夫々が基準位置にある状態を示す可動演出装置の正面図である。
【図11】第1および第2移動部材の夫々が移動限界位置にある状態を示す可動演出装置の正面図である。
【図12】実施例に係る第1駆動モータ、第1駆動伝達手段および第1移動部材の関係を示す斜視図である。
【図13】下側に配設された第1摺動部材を示す斜視図である。
【図14】下側に配設された第1摺動部材の支持部を一部破断した状態で示す斜視図である。
【図15】上下一対の第1摺動部材の支持部を一部破断した状態で示す正面図である。
【図16】実施例に係る第1摺動部材の一部破断した状態を示す正面図である。
【図17】実施例に係る第1移動部材が基準位置に位置し、第1検出片を第1検出センサで検出した状態を示す斜視図である。
【図18】実施例に係る第2駆動モータ、第2駆動伝達手段および第2移動部材の関係を示す斜視図である。
【図19】左右一対の第2摺動部材の支持部を縦断した状態で示す正面図である。
【図20】実施例に係る第2移動部材が基準位置に位置し、第2検出片を第2検出センサで検出した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 図柄表示装置
20a 表示面
31 枠状本体部
31f 窓口(窓部)
32 金属補強部材(補強部材)
33 仕切板
33a 開口部
38a 支軸(取付部)
38b 係合筒部(取付部)
40a 第1移動部材
40b 第2移動部材
42 第1伝達シャフト(駆動伝達手段)
43 第1棒状部材(駆動伝達手段)
43a 螺旋状溝(案内部)
46 第2伝達シャフト(駆動伝達手段)
47 第3伝達シャフト(駆動伝達手段)
48 第2棒状部材(駆動伝達手段)
48a 螺旋状溝(案内部)
51 第1摺動部材(駆動伝達手段)
52 第2摺動部材(駆動伝達手段)
54a 突部(作動部)
57 突起部(作動部)
65 第1駆動モータ(駆動手段)
66 駆動歯車(駆動伝達手段)
67 第1歯車(駆動伝達手段)
68 第1傘歯車(駆動伝達手段)
69 第2傘歯車(駆動伝達手段)
71 第2駆動モータ(駆動手段)
72 駆動歯車(駆動伝達手段)
73 第2歯車(駆動伝達手段)
74 第3歯車(駆動伝達手段)
75 第4歯車(駆動伝達手段)
76 第3傘歯車(駆動伝達手段)
77 第4傘歯車(駆動伝達手段)

Claims (6)

  1. 図柄を可変表示可能な図柄表示装置での遊技演出に合わせて補助的な遊技演出を行なう遊技機の補助演出装置において、
    前記図柄表示装置を着脱自在に取り付け得ると共に、該図柄表示装置の表示面を視認可能な枠状本体部と、
    前記枠状本体部に配設された駆動伝達手段と、
    前記駆動伝達手段に接続し、前記図柄表示装置における表示面の前方に位置する棒状の移動部材と、
    前記枠状本体部に配設され、前記駆動伝達手段を介して前記移動部材を前記表示面の前方で所要方向へ移動させる駆動手段とから構成した
    ことを特徴とする遊技機の補助演出装置。
  2. 前記枠状本体部は、前記図柄表示装置の表示面と整合可能な開口部が開設されると共に反射防止加工を施した仕切板を有し、該仕切板の前面側に、前記駆動伝達手段が位置するようになっている請求項1記載の遊技機の補助演出装置。
  3. 前記駆動伝達手段として、外周面に螺旋状の案内部が形成され、前記駆動手段により駆動されて軸回りに回転するよう前記枠状本体部に枢支されて前記仕切板の前面側に位置する棒状部材と、この棒状部材に摺動自在に支持され、前記螺旋状の案内部に作動部を臨ませた摺動部材とを少なくとも有し、
    前記移動部材は、前記摺動部材に固定され、
    前記棒状部材を回転させることで、前記螺旋状の案内部に臨んだ前記作動部を介して、前記摺動部材を該棒状部材に沿って移動させ得るようになっている請求項2記載の遊技機の補助演出装置。
  4. 前記枠状本体部は、該枠状本体部の変形を防止し得る補強部材を備える請求項1〜3の何れかに記載の遊技機の補助演出装置。
  5. 前記枠状本体部の裏側に、前記図柄表示装置の裏側を被覆して保護する裏カバー部材を着脱可能に取り付け得る取付部を設けた請求項1〜4の何れかに記載の遊技機の補助演出装置。
  6. 前記枠状本体部において、前記駆動伝達手段と近接する部位に窓部が開設され、該窓部を介して駆動伝達手段を操作し得るよう構成した請求項1〜5の何れかに記載の遊技機の補助演出装置。
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