JP2005013136A - 猪侵入防止用電気牧柵器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明による電気牧柵器は、光センサCー及び時間延長装置が電気的に接続された衝撃電圧発生装置を有する電気牧柵器であって、前記光センサーCが、周囲が明るい状態から暗い状態へ変化したときにこの変化を検知して前記衝撃電圧発生装置を作動させるとともに、周囲が暗い状態から明るい状態に変化したときにこの変化を検知して前記時間延長装置を作動させる光センサーCであり、前記時間延長装置が、前記光センサーCにより作動して前記衝撃電圧発生装置を作動させるとともに、設定された一定時間後に衝撃電圧発生装置の作動を停止させる時間延長装置であることを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、田畑や果樹園等に侵入して、作物に被害を与える猪その他の野生動物による被害を防止する電気柵に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、猪の侵入を防止するためには、電気牧柵器と称せられる電気柵が使用されており、保護域の利用効率を低下させず、多額の費用を要しないで侵入を防止し、しかも、人体と接触した際の安全性を高めるための提案が下記特許文献1,2に記載されている。
【0003】
その代表的な例は、図9に示すように、電気牧柵器本体1、裸電線2、がいし3、及び支柱4によって構成されている。そして、その組み立てに際しては、田畑の周囲に支柱4を一定間隔で立設し、これにがいし3を取り付け、このがいし3に裸電線2を係止させることによって田畑の周囲に張り巡らしたものである。
【0004】
その使用に際しては、田畑の周囲に張り巡らされた裸電線2に、電気牧柵器本体1により発生させたパルス状の衝撃電圧を印加するものである。この裸電線2に触れた猪は、電撃を受け退散する。また、この電撃を受けそして電撃を学習した猪はこの裸電線2等を恐れ、裸電線2に近づかなくなるというのが係る従来の電気牧柵器の効能で、広く、中山間部の農地で使用されている。
【0005】
ところで、猪は、従来から夜行性と言われてきたが、近年の研究によると、昼間も行動することが立証されております。そして、非特許文献1によると、猪はとても警戒心が強く、ふだんは、なかなか人の前には姿を現わさない、遠くから人が近寄るだけで気配を感じ取って逃げ、人を最も恐れている動物であることが記載されている。
【0006】
すなわち、人が屋外で姿を見せない時間帯に出没しており、中山間部の農地では、人が屋外での農作業等活動しない時間帯に出没していたことが判明した。
【0007】
通常、人が屋外での農作業等で活動しない時間帯は夜間であるために、人の屋外での農作業等で活動しない時間帯と夜間が一致していたために、猪が出没する時間帯が夜間と錯覚し、猪は夜行性であると言う誤った認識があったのである。
【0008】
とくに、猪は夜間出没し昼は出没しないという錯覚に基づいて、特許文献1又は特許文献2のように光センサーを内蔵された電気牧柵器が開発され使用されてきた。これは、光センサーで周囲の明るさを感知し、昼間は電気牧柵器本体を非作動として停止せしめ、又、周囲が暗くなると、同光センサーの信号により、衝撃電圧発生器により衝撃電圧を発生させて電気牧柵器を作動状態として猪の田畑への侵入を防止してきたものである。
【0009】
【特許文献1】
実開昭52−44335号
【0010】
【特許文献2】
実開昭60−98299号
【0011】
【非特許文献1】
「江口祐輔著 「イノシシから田畑を守る おもしろ生態とかしこい防ぎ方」(社団法人農山漁村文化協会 2003年3月10日発行)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この近年、早朝周囲が明るくなって、光センサーが非作動となり衝撃電圧の発生が停止になった後、猪の侵入が、認められる例が目立つようになってきた。
【0013】
非特許文献1において、猪は、人が屋外で活動しない時間帯に出没すると記載されている。一方、通常、農作業等の屋外活動は、夜間は行わない。そして、人の屋外活動は朝も夜明けと共に行うことはほとんどなく、夜明けの後1〜2時間は行わない。このように、農作業等の屋外活動は夜明けから1〜2時間経過後から始まり夕方はほぼ暗くなるまで行われると言える。
【0014】
従来の光センサーを設置した電気牧柵器は、周囲が暗くなる夕方に作動状態となる。猪が出没するのは、農作業が行われない夕方以降であるから、電気牧柵器が夕方に作動状態となることは問題はない。ところが、夜明けに周囲が明るくなるため光センサーが働き、衝撃電圧の発生を停止し、電気牧柵器が非作動となる。しかし、この夜明けの後1〜2時間は人間が屋外で活動をしていないため猪の出没する時間帯である。このように、従来の光センサーを設置した電気牧柵器は、夜明けから人間が屋外活動を始める1〜2時間の間に猪が活動し、侵入する時間帯に非作動の状態にあり、猪の侵入を許してしまうという問題がある。
【0015】
この見地からは、猪が侵入する時間帯に電気牧柵器を作動させることが最も効果的であるが、従来の電気牧柵器をこの時間帯に機能させるためには、昼も夜も24時間、作動状態にしておく必要がある。
【0016】
この場合、人が農作業等で屋外に出て活動している昼間は猪は出没しないのに衝撃電圧を発生していることになり、人体にとっては感電等により危険があり、また、電力のムダ使いともなる欠点もあった。
【0017】
本発明の課題は、猪が活動する時間帯に効果的に作動し、この猪の活動時間帯に効果的に対応できる猪侵入防止用電気牧柵器を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、光センサー及び時間延長装置が電気的に接続された衝撃電圧発生装置を有する電気牧柵器であって、前記光センサーが、周囲が明るい状態から暗い状態へ変化したときにこの変化を検知して前記衝撃電圧発生装置を作動させるとともに、周囲が暗い状態から明るい状態に変化したときにこの変化を検知して前記時間延長装置を作動させる光センサーであり、前記時間延長装置が、前記光センサーにより作動して前記衝撃電圧発生装置を作動させるとともに、設定された一定時間後に衝撃電圧発生装置の作動を停止させる時間延長装置であることを特徴とする。
【0019】
このように、周囲が暗い「暗」状態から作動を続けていた電気牧柵器は、夜明けで周囲が明るくなると光センサーよりの衝撃電圧発生源の作動信号は停止する。そして、この光センサーからの作動信号の停止は、時間延長装置を駆動させる信号として時間延長装置を作動させ、この時間延長装置の作動により発せられる信号は、衝撃電圧発生源における衝撃電圧を一定時間継続して発せられる。その後時間延長装置にセットされた一定時間経過後、同時間延長装置の電気牧柵器を一定時間作動状態にする信号の消滅により、衝撃電圧の発生を停止させる。
【0020】
この時間延長装置により、セットされた一定時間としては、通常の光センサーが感知する明るさの夜明け前から、通常、夜明けから人が屋外で活動を始めるまでの時間帯を意味し、この時間帯も衝撃電圧が発生し、猪の侵入を防止する。
【0021】
つまりは、本発明は、光センサーを電気的に接続してこの光センサーにより制御された信号で、夕方暗くなったら衝撃電圧を発生させ、夜明けに明るくなった時は、この明るくなった時の立下りの信号により時間延長装置を働かせ夜明けから一定時間、衝撃電圧を発生させこの一定時間後に衝撃電圧を停止する電気牧柵器である。
【0022】
本発明に使用できる時間延長装置として、時間延長装置の種類にはこだわらず、電気回路による他に、機械式時間延長装置等を用いることができる。
【0023】
【発明の実施の態様】
以下に、本願発明の実施の態様を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。
【0024】
実施例1
図1に示す従来の電気牧柵器の回路に図3に示す単安定マルチバイフレータ回路を付加し、図5に示す回路とした例を示す。
【0025】
図1において、Eは電源であり、本実施例の場合直流12Vが加えられている。Sはスイッチであり、このスイッチSを閉じると電気牧柵器に電源電圧が加わる。Cは光素子CDSであり、光が当たるとその電気的抵抗値は小さくなり、そして光をさえぎり暗くするとその電気的抵抗値は大きくなる。IC1は、オペアンプであり、この実施例ではコンパレータ(電圧比較器)として作動するよう接続されている。
【0026】
IC1のVDD端子及びVSS端子は、このコンパレーターを作動させるための電源端子であり 、VDDにはDC12V、VSSはマイナスに接続されている。このオペアンプの−(マイナス)入力端子には、光素子Cと抵抗R1で分圧された電圧E1が印加され、一方+(プラス)入力端子には、抵抗R2及び抵抗R3で分圧された電圧E2が印加されている。このオペアンプはE1とE2の電圧を比較しその結果をE3として出力する。
【0027】
E1>E2の場合E3はLowレベル(0V)となる。又E1<E2の場合Highレベル(電源電圧と同じDC12V)となる。そして周囲が明るい場合は、光素子Cの抵抗値は小さいくE1は高くなる。E2は不変であるのでその時E1>E2になる様に、そして周囲が暗くなると光素子Cの抵抗値は大きくなり、よってE1は低くなるので、この時E1<E2になる様に、R1、R2、R3は選定しておく。
【0028】
昼間の明るい場合には、光素子Cのの抵抗値が小さいくE1>E2であるのでコンパレータの出力E3は、Lowレベル(0V)である。
【0029】
そのため、トランジスタTr1は非導通状態であり、ダーリントンで接続されているパワートランジスタTr2も非導通状態であるので、衝撃電圧発生回路の電源電圧E0は0Vで、この衝撃電圧発生回路は作動せず、昼間は衝撃電圧の発生はない。
【0030】
そして、夕方になり除々に周囲が暗くなってきて光素子Cの抵抗値が高くなりE1が下がり、前述のようにE2は不変であるので、E1<E2となるとコンパレータの出力のE3はHighレベル(DC12V)になる。このとき、このDC12Vの電圧はトランジスタTr1のベースに与えられ、Tr1を、導通に変え、従って、Tr2も導通となり、E0はDC12Vとなって衝撃電圧発生回路に電源が与えられることになる。そしてこの衝撃電圧発生回路が作動し、衝撃電圧を発生させて、この衝撃電圧が裸電線に供給され、猪の侵入を防止する。
【0031】
そして夜明けになって、周囲が明るくなると光素子Cの抵抗値は低くなりE1は上昇する。E2は不変であるのでE1>E2となりコンパレータの出力E3は再び0Vとなる。したがって、トランジスタTr1は非導通となり、ダーリントン接続されたTr2も非導通となるのでE0は0Vとなり、衝撃電圧発生回路はその作動を停止する。
【0032】
図2は、図1に示す従来の回路の動作を示す。同図に示す上方のMは、周囲の明るさを模擬的に示したものである。コンパレーターの出力E3は、夕方High(DC12V)に立ち上がり、夜明けにLow(0V)へ立ち下がることになる。E3に連動してE0も同様の電圧変化となる。このE0に連動して衝撃電圧を発生し、これを毎日くり返すことになる。次に図3において、IC4538のVDD及びVSS端子には、それぞれDC12V、及び0Vが接続される。そしてCD端子をHighレベル(DC12V)、A端子及びT1端子をLowレベル(0V)に接続する。そしてT1端子とT2端子の間にコンデンサC0を接続し、更に電源(DC12V)とT2端子の間に抵抗R0を接続する。
【0033】
図3は、図1に示す回路に付加される単安定マルチバイフレータ回路を示し、図4は端子Bの電圧EBの変化とそれに駆動されて出力端子Qに発生する電圧EQの電圧波形を示す。同図に示すように、EQはEBの立ち上がりでは駆動されず、EBの立ち下がりで駆動され、パルスを発生する。このパルスの巾(t)は図3に示す(コンデンサC0)×(抵抗R0)の値になり、単位は(秒)である。よってこのマルチバイブレータは時間延長装置として使用できる。
【0034】
すなわち、図3におけるC0=1000μF、R0=3.6MΩにするとC0×R0=1000×10−6×3.6×106=3600(秒)となり1時間となる。同様にC0=2000μF R0=3.6MΩとするとC0×R0=2000×10−6×3.6×106=7200(秒)となり2時間である。
【0035】
このようにIC4538は その端子Bの電圧の立ち下がりの変化で駆動され、この立ち下がりの瞬間からスタートし外付のコンデンサC0及び抵抗R0の値で決定する一定の幅のパルスを端子Qに(EQ)として得ることができる。
【0036】
そして図5のように、図1のコンパレータの出力E3を、論理和回路(OR)に接続するのと同時に図3のIC4538の端子Bに接続し、そしてIC4538の出力端子Qからの出力E4を論理和回路(OR)に導く。論理和回路(OR)の出力E5は、E3とE4の論理和が出力され、このE5をトランジスタTr1に接続すると本発明の目的を達成できる。
【0037】
図5に基づき、この実施例1に基づく動作を説明する。同図において、単安定マルチバイブレータIC4538の端子VDD、及びVSS端子には、それぞれDC12Vと0Vが与えられている。そしてCD端子はHighレベル(DC12V)、T1端子及びA端子はLowレベル(0V)になっている。T1端子及びT2端子間にはコンデンサC0が接続され、更に電源(DC12V)とT2端子の間に抵抗R0が接続されている。この接続にすると、端子Bの電圧の立ち下がりの瞬間よりスタートして、(コンデンサC0)×(抵抗R0)に相当する時間(単位秒)の幅のパルスが、端子QにE4として発生する。E4はコンパレータの出力E3と論理和回路(OR)に接続され、E3とE4の論理和の出力がE5となる。
【0038】
図6は、図5に示す回路のE3、E4、E5及びE0の動作態様を示す。同図において、上方のMは周囲の明るさを模擬的に示す。同図において、E3は周囲が夕方暗くなった時立上り、夜明けに明るくなると立下る。E4は、このE3の立ち下がりの変化で駆動され、E3の立下りの瞬間からE4が立ち上がり、E4は(コンデンサC0)×(抵抗R0)に相当する時間(単位秒)経過後に立ち下がる。このE3とE4の論理和出力がE5であるから、E5は、E3の立ち下がり時間から(コンデンサC0)×(抵抗R0)に相当する時間(単位秒)だけ延長された波形となる。このE5に連動してE0を発生する。そしてこのE0に連動して衝撃電圧を発生することになる。従って、衝撃電圧発生回路は夕方暗くなってから作動状態となり、そして、夜明けに明るくなって光センサーCDSによる作動停止の瞬間以後も一定時間延長された作動状態となることになる。
【0039】
延長される時間は、図5中の(コンデンサC0)×(抵抗R0)の値(単位秒)によって決定されるから(コンデンサC0)×(抵抗R0)の値を自由に選ぶことにより自由に時間を延長することができる。通常(コンデンサC0)×(抵抗R0)の値は、3600秒(1時間)〜7200秒(2時間)程度が適当である。このような作動によって、本発明の電気牧柵器は、夕方作動を始め、夜明けの時点で停止せず、夜明けから一定時間(1時間〜2時間)作動した後停止状態となる。
【0040】
実施例2
図7は、光センサー回路と、フリップフロップ回路と、発信回路と、計数回路とを組み合わせて実施した例を示す。同図に示すように、光センサー回路からの出力E3’を論理和回路に導くと共にフリップフロップ回路にもあたえる。
【0041】
昼間の周囲が明るい場合、光センサー回路からの出力E3’はなく、第6図のE3に相当するE3’及び第6図のE4に相当するE4’は0Vであるから その論理和回路の出力E5’も0Vである。従って、昼間の場合衝撃電圧の発生はない。夕方暗くなるとE3’は立ち上がりがフリップフロップ回路は反応せずE4’は立ち上がらない。従ってE3’のみが論理和回路に与えられE3’と同じ波形がE5’となるのでこの時衝撃電圧回路は作動し衝撃電圧を発生する。
【0042】
次に夜明けになって周囲が明るくなるとE3’は立ち下がりE3’は0Vとなる。このE3’の立下りの信号でフリップフロップが反転しE4’が立ち上がり、E4’は論理和回路と発信回路に接続されているのでE5’はE4’と同じ波形となるので衝撃電圧を発生し続け、また発振回路にはE4’があたえられるので発振を開始する。
発振回路では定められた周波数の矩形波が発生する。この矩形波を計数回路で計数し一定の数を計数した時フリップフロップ回路へフィードバックする。例えばこの矩形波の周波数を100Hzとすると周期は0.01秒であるから、計数回路で72万回を計数した後フリップフロップ回路へフィードバックすると、720000×0.01=7200秒(2時間)後にフィードバックすることになる。このE4’が立ち上がった時点から2時間経過後の計数回路からのフリップフロップ回路へのフィードバック信号でE4’は0Vとなり発振を停止せしめる。この時E4’は0VとなりE4’とE3’の論理和回路の出力E5’も0Vとなるので衝撃電圧の発生は停止する。
【0043】
図8はこの図7に示す衝撃電圧の発生タイミングを説明する図である。同図の上方のMは周囲の明るさを模擬的に示したものである。E5’は、同図E3’とE4’の論理和の出力であるから夕方立ち上がり、夜明けから2時間経過後に立ち下がる信号となる。このE5’により衝撃電圧発生回路を駆動する構成であるから夕方衝撃電圧を発生始め、夜明けの時点も衝撃電圧の発生を停止することなく夜明けの時点から2時間衝撃電圧を発生し続け、夜明けから2時間経過の後、衝撃電圧の発生を停止することになる。
【0044】
【発明の効果】
本発明の猪侵入防止用電気牧柵は、人の農作業等での屋外で活動しない時間帯が、猪の出没する時間帯であるという認識の上に立って、人が農作業等で屋外に出て活動しない時間、すなわち猪が出没する時間帯は衝撃電圧を発生させて、次に人が農作業等で屋外に出て活動する時間帯、すなわち猪が出没しない時間帯は衝撃電圧を発生させずに電源のムダ使いを防ぎ、又感電等の危険もなく誠に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づいて時間延長装置回路が付加される従来の猪侵入防止用電気牧柵の回路を示す。
【図2】図1に示す回路の動作を示す
【図3】図1に付加される時間延長装置回路を示す。
【図4】出力端子発生する電圧波形を示す。
【図5】本発明の第1の実施例を示す。
【図6】図5に示す回路の動作態様を示す。
【図7】本発明の第2の実施例を示す。
【図8】図7に示す装置の衝撃電圧の発生イミングを説明する図である。
【図9】従来の猪侵入防止用電気牧柵の代表例を示す。
【符号の説明】
1 電気牧柵器本体
2 裸電線
3 がいし
4 支柱
S スイッチ
C 光センサー(光素子)
Claims (1)
- 光センサー及び時間延長装置が電気的に接続された衝撃電圧発生装置を有する電気牧柵器であって、
前記光センサーが、周囲が明るい状態から暗い状態へ変化したときにこの変化を検知して前記衝撃電圧発生装置を作動させるとともに、周囲が暗い状態から明るい状態に変化したときにこの変化を検知して前記時間延長装置を作動させる光センサーであり、
前記時間延長装置が、前記光センサーにより作動して前記衝撃電圧発生装置を作動させるとともに、設定された一定時間後に衝撃電圧発生装置の作動を停止させる時間延長装置であることを特徴とする猪侵入防止用電気牧柵器。
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