JP2005012518A - 映像記録システムにおけるカメラ管理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】HDレコーダの制御部は、ネットワークに新たに接続されたカメラから接続通知のパケットを受信する。制御部は、このパケットからカメラのMACアドレスを取得する。制御部は、カメラリストを参照し、取得したMACアドレスが存在するか否かの判定を行い。存在する場合には、接続フラグをONにする。存在しない場合には、追加・交換処理に移行する。追加・交換処理では、メッセージ画面が表示され、オペレータは、追加・交換の選択を行う。交換が選択された場合、既に登録されているカメラのパラメータが新たに接続されたカメラにコピーされる。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラが撮影した映像をネットワークを利用して配信、記録するデジタル映像の記録システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のカメラで撮影した映像を記録装置で記録するデジタル映像記録システムが存在する。このシステムでは、カメラが撮影した映像をデジタル映像に変換し、デジタル映像をネットワーク経由で送信する。ネットワークを介してカメラに接続された記録装置は、各カメラから送信されたデジタル映像を圧縮して記録する。また、記録装置は受信した映像をモニタに表示する処理などを行う。このような記録装置としては、受信したデジタル映像をハードディスクに記録するいわゆるハードディスクレコーダと呼ばれるものが存在する。
【0003】
これらデジタル映像の記録システムは、たとえば、ビル内の設置された複数のカメラによってビル内の各所の映像を撮影し、撮影した映像を管理室などにおいてモニタリングする監視システムとして利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
デジタル映像記録システムにおいて、映像に求められる条件は、そのシステムを利用する用途や、そのシステムを利用するユーザの要求条件によって異なる。たとえば、より鮮明な映像を参照することが求められているならば、画質を最優先すべきである。あるいは、映像にはそれほどの鮮明度は求めないが、長期間の映像を蓄積する必要があるならば、画質よりもデータサイズを小さくすることが要求される。
【0005】
このような撮影映像に求められる条件は、カメラ側の設定によって決定される部分が多い。そして、デジタル映像記録システムにおいては、ネットワークに接続された複数のカメラにこれらの設定を行う必要がある。特に、ビル内の各フロアに設置されたカメラに対して個々に撮影条件の設定を行うことは、大変な作業である。また、カメラの交換や追加作業においても、これら撮影条件を再設定する必要があるため、運用時における負担も大きい。
【0006】
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、カメラに対する設定作業が容易なデジタル映像記録システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ネットワークに接続された複数のカメラの撮影した映像を記録する映像記録システムにおいて、前記複数のカメラを管理する方法であって、a)前記ネットワークに接続されているカメラのリストデータを作成する工程と、b)前記ネットワークに新たに接続されたカメラから当該カメラに固有の識別子を指定した接続通知を受ける工程と、c)前記リストデータに登録されている各カメラの識別子を参照し、前記工程b)で取得したカメラの識別子が前記リストデータに登録されていない場合には、新たに接続されたカメラをシステムに追加するのか、あるいは既に前記リストデータに登録されている他のカメラと交換するのかをユーザに指定させる工程と、を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の映像記録システムにおけるカメラ管理方法において、さらに、d)前記ネットワークに接続されたカメラからの映像の送信が停止した場合、前記リストデータにおいて当該カメラの接続フラグをOFFに設定する工程と、e)前記工程c)においてユーザによりカメラを交換する指定を受けた場合であって前記接続フラグがOFFとなっているカメラが1台だけ存在する場合、前記リストデータに新たに接続されたカメラの識別子を含む情報を追加するとともに、接続フラグがOFFとなっているカメラの設定パラメータを、新たに接続されたカメラの設定パラメータとしてコピーする工程と、を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の映像記録システムにおけるカメラ管理方法において、f)前記工程c)においてユーザによりカメラを交換する指定を受けた場合であって前記接続フラグがOFFとなっているカメラが複数台存在する場合、接続フラグがOFFとなっているいずれのカメラと交換するのかをユーザに指定させる工程と、g)前記リストデータに新たに接続されたカメラの識別子を含む情報を追加するとともに、前記工程f)においてユーザによって指定されたカメラの設定パラメータを、新たに接続されたカメラの設定パラメータとしてコピーする工程と、を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の映像記録システムにおけるカメラ管理方法において、さらに、h)前記工程c)において、ユーザによりカメラを追加する指定を受けた場合、前記リストデータに新たに接続されたカメラの識別子を含む情報を追加する工程、を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の映像記録システムにおけるカメラ管理方法において、さらに、i)前記リストデータに登録されている各カメラの識別子を参照し、前記工程b)で取得したカメラの識別子が前記リストデータに登録されている場合には、当該カメラの接続フラグをONにする工程、を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の映像記録システムにおけるカメラ管理方法において、前記識別子は、カメラのネットワークデバイスに設定されているMACアドレスであることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかるデジタル映像記録システムの全体概略図である。デジタル映像記録システムは、複数のカメラ1,1,・・・を備えており、これら複数のカメラ1,1,・・・は、それぞれ周辺映像を撮影する。カメラ1は、撮影した映像をデジタル映像に変換する機能や、デジタル映像をネットワーク経由で送信する通信機能を備えている。このような機能を備えたカメラとしては、いわゆるネットワークカメラと呼ばれるものが存在する。
【0014】
このようなデジタル映像記録システムは、たとえば、ビル内の複数箇所にカメラ1が設置され、各カメラ1が撮影した映像が管理センタのモニタに表示されることによって監視用途などに用いられる。このようなシステムは、デジタルCCTV(closed−circuit television)システムなどと呼ばれたりする。
【0015】
カメラ1,1・・・が接続されるネットワーク2は、本実施の形態においてはLANである。ネットワーク2は、通信ケーブル21、HUB22などから構成される。図中、1つのHUB22を図示しているが、カメラ1の台数に応じて複数のHUB22が並列的にあるいは階層構造をもって接続される。また、ルータを接続して複数のセグメントからなるネットワークを構成するようにしてもよい。
【0016】
ハードディスクレコーダ(以下、HDレコーダとする。)3は、ネットワーク2に接続され、カメラ1から送られるデジタル映像を受信し、記録する。
【0017】
図2は、HDレコーダ3の機能ブロック図である。HDレコーダ3は、CPUを含む制御部31、メモリ32、通信I/F(Inter Face)33、ハードディスク34、およびディスプレイ35を備えている。また、HDレコーダ3の装置正面にはパネルキー等からなる入力部36や、電源、録画状態等の状態表示を行うLED(図示せず)が設けられている。
【0018】
制御部31は、通信I/F33を介してカメラ1から送信されたデジタル映像を受信すると、デジタル映像を圧縮処理したのち、ハードディスク34に記録する。このように、HDレコーダ3は、複数のカメラ1が撮影した映像を記録する基本的な機能を備える。また、HDレコーダ3は、記録した映像を、外部ネットワーク9に配信する機能なども備えている。
【0019】
また、HDレコーダ3は、拡張ユニット4を接続することが可能である。これにより、デジタル映像記録システムによって蓄積することのできるデータの容量を拡大させることが可能である。
【0020】
HDレコーダ3は、各カメラ1を管理するために、メモリ32にカメラリスト51とカメラ設定テーブル52を記録している。また、HDレコーダ3の各種機能を実現するためのプログラム50がメモリ32に格納されている。したがって、制御部31による動作は、プログラム50がCPUやRAMなどのハードウェア資源を利用して実行されることにより実現される機能である。
【0021】
図3は、HDレコーダ3が管理しているカメラリス51の一例を示す図である。カメラリスト51は、デジタル映像記録システムに接続された全てのカメラ1のリストデータである。制御部31は、通信I/F33を介して各カメラ1と通信を行い、デジタル映像記録システムに接続されたカメラ1をカメラリスト51に追加する機能や、削除する機能を備える。
【0022】
まず、基本的なカメラリスト51の管理方法について説明する。デジタル映像記録システムに接続されたカメラ1は、ネットワーク2に接続されると、HDレコーダ3に対して接続要求を示す所定のパケットを送信する。このパケットデータには、接続要求元のカメラ1のMACアドレスが含まれている。
【0023】
HDレコーダ3は、カメラ1から送信された所定のパケットを受信する。そして、制御部31は、新たに追加されたカメラ1をカメラリスト1に追加するのである。このカメラリスト1には、図3に示すように、MACアドレスやカメラIDが含まれている。カメラIDは制御部31が自動採番するようにしてもよいし、ユーザが指定するようにしてもよい。あるいは、カメラ1からカメラIDを送信するようにしてもよい。また、現在接続中であるカメラ1や新たに追加されたカメラ1について、接続フラグはONにセットされる。
【0024】
このようにして、順次接続されたカメラ1について、カメラリスト51にデータを追加することで、デジタル映像記録システムに接続されている全てのカメラ1を管理する。
【0025】
このような状態で、カメラ1が何らかの理由でネットワーク2から取り外される場合や、何らかの障害が発生して映像の配信が停止した場合、カメラリスト51の接続フラグをOFFに設定する。つまり、制御部31は、接続フラグがONとなっているカメラ1からの映像の配信が停止した場合に、接続フラグをOFFに変更するのである。この段階では、カメラリスト51から当該カメラのデータを削除することはしない。
【0026】
これにより、HDレコーダ3は、デジタル映像記録システムに接続されたカメラ1を、その映像の配信状態を含めて管理するようにしている。
【0027】
図4は、HDレコーダ3が管理しているカメラ設定テーブル52の一例を示す図である。カメラ設定テーブル52には、カメラリスト51に登録されている全てのカメラ1について、各種の情報が記録されている。図では、「カメラ名称」、「圧縮率」、「解像度」、「コマ数」等の項目について、各カメラ1の情報が記録されている。ここで、「圧縮率」、「解像度」、「コマ数」は、各カメラ1に設定されるパラメータであり、主にこれらパラメータにより各カメラ1から配信される映像の品質が決定される。
【0028】
次に、図5および図6のフローチャートを参照しながら、本実施の形態にかかるカメラの管理方法について説明する。図5は、メイン処理のフローチャートであり、図6は、追加・交換処理のフローチャートである。これら各処理は、制御部31により実行される処理、すなわち、メモリ32に記録されたプログラム50による処理である。
【0029】
メイン処理について図5を参照しながら説明する。制御部31はネットワーク2に新たに接続されたカメラ1から接続通知のパケットが送られてきたか否かのチェックを定期的に行っている。そして、カメラ1から接続通知のパケットを受信すると(ステップS1においてYes)、制御部31は、接続通知のパケットから送信元のカメラ1のMACアドレスを取得する。そして、制御部31は、カメラリスト51を参照し、取得したMACアドレスが既に登録されているか否かの判定を行う(ステップS2)。
【0030】
既にMACアドレスが登録されている場合には(ステップS2でYes)、カメラリスト51において、当該カメラについての接続フラグをONに設定する。カメラ1が接続通知のパケットを送信するのは、新たにネットワーク2に接続された場合であるから、既にMACアドレスが登録されている場合とは、一旦ネットワーク2に接続し、カメラリスト51に登録された後、何らかの理由でカメラ1がネットワーク2から取り外され、接続フラグがOFFに設定されているような場合である。したがって、接続フラグがOFFとなっているカメラ1が新たに接続された場合には(この場合、再接続という方が正しいが)、当該カメラ1については、以前のカメラのパラメータをそのまま受け継ぐこととし、カメラ設定テーブル52の内容もそのまま利用することとしている。
【0031】
ステップS2において、MACアドレスが登録されていない場合には(ステップS2でNo)、追加・交換処理(ステップS4)に移行する。
【0032】
追加・交換処理について図6を参照しながら説明する。追加・処理フローにおいては、まず、制御部31は、ディスプレイ35にメッセージ画面61を表示させる。メッセージ画面61の一例を図7に示す。メッセージ画面61には、「新しいカメラが接続されました。追加しますか?交換しますか?」といったメッセージが表示される。これにより、HDレコーダ3のオペレータ(たとえば監視システムのオペレータ)は、ネットワーク2に新たにカメラ1が接続されたことを知る。そして、オペレータが入力部36を操作して、「追加」あるいは「交換」のボタンを選択することにより、入力部36から制御部31に追加あるいは交換の指示が行われる。
【0033】
オペレータにより「追加」ボタンが選択された場合、制御部31は、追加指示を受け(ステップS402で追加が選択)、カメラリスト51に、新たなカメラ1のデータを追加登録する(ステップS403)。ここで、MACアドレスは接続通知のパケットが取得されたものが登録される。カメラIDは、制御部31によって自動的に採番されるようにしてもよいし、オペレータが指定できるようにしてもよい。また、接続フラグにはONがセットされる。
【0034】
次に、制御部31は、ディスプレイ35にメッセージ画面62を表示させる。メッセージ画面62の一例を図8に示す。メッセージ画面62には、「カメラが追加されました。各項目を入力して下さい。」といったメッセージが表示されるとともに、各項目の入力インタフェースが表示される。
【0035】
ここで、オペレータは、「カメラ名称」を入力することができる。また、「画質」や「コマ数」についての条件を設定することができる。さらに、カメラ1より配信するデータの帯域を制限するために「最大配信量」を指定することもできる。これら各項目に入力操作が行われると、入力部36より制御部31に入力情報が通知され、カメラ設定テーブル52に各項目の情報が記録される。
【0036】
以上の処理により、ネットワーク2に新たに接続されたカメラ1に対する追加処理が行われ、カメラリスト51およびカメラ設定テーブル52にデータ追加処理が行われる。なお、追加処理においては、カメラリスト51にMACアドレスやカメラIDなど最低限の情報のみを入力し、パラメータは未設定の状態としてもよい。この場合は、後の任意のタイミングで、オペレータがカメラ設定を行い、カメラ設定テーブル52を更新するようにすればよい。
【0037】
ステップS402に戻り、オペレータによって「交換」ボタンが選択された場合、制御部31は、カメラリスト51を参照し、現在接続フラグがOFFとなっているカメラ1がリスト上に何台存在するかの確認を行う。そして、接続フラグがOFFとなっているカメラ1が1台だけ存在する場合(ステップS405でYes)、カメラリスト51に新たなカメラ1のデータを追加する。そして、この追加されたカメラ1は、現在接続フラグがOFFとなっているカメラ1の各種設定をコピーするようにしている(ステップS406)。
【0038】
各種設定をコピーする方法は特に限定されるものではないが、たとえば、カメラリスト51において、MACアドレスは、接続通知パケットから得られたものを記録するが、カメラIDについては、接続フラグがOFFとなっている1台のカメラ1と同じカメラIDを使用するようにする。これによって、カメラIDをキーとしてカメラ設定テーブル52が参照されるので、各種設定がコピーされることとなる。
【0039】
次に、制御部31は、カメラリスト51から、接続フラグがOFFとなっているカメラ1(各種設定のコピー元のカメラ1)のデータを削除する(ステップS407)。これによって、接続フラグがOFFとなっていた1台のカメラ1と、ネットワーク2に新たに接続されたカメラ1の交換作業が完了するのである。
【0040】
また、図6のフローチャートでは図示していないが、制御部31は、所定のタイミングで、コピーされた設定パラメータを、ネットワーク2を介して、新たに接続されたカメラ1に対して送信する。設定パラメータを受信したカメラ1は、受信した設定パラメータを自身のカメラに設定するのである。このようにして、新たに接続されたカメラ1に対する設定作業が完了する。
【0041】
接続フラグがOFFとなっているカメラ1が複数台存在する場合(ステップS405でNo)、制御部31は、ディスプレイ35にメッセージ画面63を表示する(ステップS408)。メッセージ画面63の一例を図9に示す。メッセージ画面63には、「現在接続されていないカメラは以下の通りです。どのカメラと交換しますか?」といったメッセージが表示されるとともに、接続フラグがOFFとなっているカメラ一覧を表示する。このカメラ一覧は、交換カメラを指定するための入力インタフェースを兼ねている。
【0042】
オペレータが入力部36を操作し、いずれかのカメラの選択操作が行われると、制御部31は、新たなカメラ1のデータをカメラリスト51に追加するとともに、接続フラグがOFFとなっているカメラ1のうち、オペレータによって選択されたカメラ1の各種設定をコピーするようにしている(ステップS409)。
【0043】
各種設定をコピーする方法は特に限定されるものではないが、たとえば、カメラリスト51において、MACアドレスは、接続通知パケットから得られたものを記録するが、カメラIDについては、オペレータによって交換用のカメラとして選択されたカメラ1と同じカメラIDを使用するようにする。
【0044】
次に、制御部31は、カメラリスト51から、接続フラグがOFFとなっているカメラ1のうち、オペレータによって交換用カメラとして選択されたカメラ1(各種設定のコピー元のカメラ1)のデータを削除する(ステップS410)。これによって、選択されたカメラ1と、ネットワーク2に新たに接続されたカメラ1の交換作業が完了するのである。
【0045】
また、図6のフローチャートでは図示していないが、制御部31は、所定のタイミングで、コピーされた設定パラメータを、ネットワーク2を介して、新たに接続されたカメラ1に対して送信する。設定パラメータを受信したカメラ1は、受信した設定パラメータを自身のカメラに設定するのである。このようにして、新たに接続されたカメラ1に対する設定作業が完了する。
【0046】
本実施の形態のデジタル映像記録システムは、以上のように、新たなカメラ1がネットワーク2に接続された際に、そのMACアドレスが登録されているか否かによって、追加・交換処理を実行するので、オペレータ負担が軽減される。特に、交換の際には、交換前のカメラ1のパラメータをコピーするので、カメラ交換作業のおけるオペレータ負担が軽減される。
【0047】
上記実施の形態において、HDレコーダ3とカメラ1とを接続するネットワーク2は、LANである場合を例にとって説明したが、HDレコーダ3とカメラ1との間に、インターネットや、専用線などの広域ネットワークが介在する形態であってもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明では、ネットワークに新たに接続されたカメラがある場合、その識別子が登録されているか否かを判定するので、新規カメラの追加・交換判断が自動化され、オペレータ負担が軽減される。
【0049】
請求項2記載の発明では、接続フラグがOFFとなっているカメラが1台のみであって、新たなカメラを交換する指示を受けた場合、パラメータをコピーするので、カメラ交換作業の負担が軽減される。
【0050】
請求項3記載の発明では、接続フラグがOFFとなっているカメラが複数台存在し、新たなカメラを交換する指示を受けた場合、選択されたカメラのパラメータをコピーするので、カメラ交換作業の負担が軽減される。
【0051】
請求項4記載の発明では、識別子が登録されていないカメラについて、追加・交換処理が容易であり、オペレータ負担が軽減される。
【0052】
請求項5記載の発明では、識別子が登録されているカメラについては、接続フラグをONとするので、従前のパラメータを維持することが可能である。
【0053】
請求項6記載の発明では、識別子としてMACアドレスを利用するので、各カメラをユニークに識別可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるデジタル映像記録システムの全体図である。
【図2】HDレコーダの機能ブロック図である。
【図3】カメラリストの内容を示す図である。
【図4】カメラ設定テーブルの内容を示す図である。
【図5】カメラ管理に関するメインの処理フローチャートである。
【図6】追加・交換処理のフローチャートである。
【図7】追加・交換の選択画面を示す図である。
【図8】カメラ設定画面を示す図である。
【図9】交換カメラの選択画面を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ
2 ネットワーク
3 HDレコーダ
35 ディスプレイ
36 入力部
51 カメラリスト
52 カメラ設定テーブル
Claims (6)
- ネットワークに接続された複数のカメラの撮影した映像を記録する映像記録システムにおいて、前記複数のカメラを管理する方法であって、
a)前記ネットワークに接続されているカメラのリストデータを作成する工程と、
b)前記ネットワークに新たに接続されたカメラから当該カメラに固有の識別子を指定した接続通知を受ける工程と、
c)前記リストデータに登録されている各カメラの識別子を参照し、前記工程b)で取得したカメラの識別子が前記リストデータに登録されていない場合には、新たに接続されたカメラをシステムに追加するのか、あるいは既に前記リストデータに登録されている他のカメラと交換するのかをユーザに指定させる工程と、
を備えることを特徴とする映像記録システムにおけるカメラ管理方法。 - 請求項1に記載の映像記録システムにおけるカメラ管理方法において、さらに、
d)前記ネットワークに接続されたカメラからの映像の送信が停止した場合、前記リストデータにおいて当該カメラの接続フラグをOFFに設定する工程と、
e)前記工程c)においてユーザによりカメラを交換する指定を受けた場合であって前記接続フラグがOFFとなっているカメラが1台だけ存在する場合、前記リストデータに新たに接続されたカメラの識別子を含む情報を追加するとともに、接続フラグがOFFとなっているカメラの設定パラメータを、新たに接続されたカメラの設定パラメータとしてコピーする工程と、
を備えることを特徴とする映像記録システムにおけるカメラ管理方法。 - 請求項2に記載の映像記録システムにおけるカメラ管理方法において、
f)前記工程c)においてユーザによりカメラを交換する指定を受けた場合であって前記接続フラグがOFFとなっているカメラが複数台存在する場合、接続フラグがOFFとなっているいずれのカメラと交換するのかをユーザに指定させる工程と、
g)前記リストデータに新たに接続されたカメラの識別子を含む情報を追加するとともに、前記工程f)においてユーザによって指定されたカメラの設定パラメータを、新たに接続されたカメラの設定パラメータとしてコピーする工程と、
を備えることを特徴とする映像記録システムにおけるカメラ管理方法。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の映像記録システムにおけるカメラ管理方法において、さらに、
h)前記工程c)において、ユーザによりカメラを追加する指定を受けた場合、前記リストデータに新たに接続されたカメラの識別子を含む情報を追加する工程、を備えることを特徴とする映像記録システムにおけるカメラ管理方法。 - 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の映像記録システムにおけるカメラ管理方法において、さらに、
i)前記リストデータに登録されている各カメラの識別子を参照し、前記工程b)で取得したカメラの識別子が前記リストデータに登録されている場合には、当該カメラの接続フラグをONにする工程、
を備えることを特徴とする映像記録システムにおけるカメラ管理方法。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の映像記録システムにおけるカメラ管理方法において、
前記識別子は、カメラのネットワークデバイスに設定されているMACアドレスであることを特徴とする映像記録システムにおけるカメラ管理方法。
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