JP4679445B2 - 記録管理装置 - Google Patents

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この発明は、記録管理装置に関し、特にたとえば被写界の光学像を捉える撮像素子を有するカメラから出力される画像データを記録する、記録管理装置に関する。
従来のこの種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術によれば、ユーザデータテーブル102を有する画像蓄積サーバ1a〜1cはそれぞれ、接続状態が異なるカメラ装置4a〜4cを管理する。
特開2003−110560号公報[H04L 12/28,H04N 7/18]
しかし、この従来技術では、新たにカメラが通信回線に接続されると、このカメラを管理するべき管理装置(サーバ)は設置担当者によって設定される。つまり、管理装置が管理するべきカメラの設定作業は、設置担当者にとって負担となる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、設定作業の負担を軽減することができる、記録管理装置を提供することである。
請求項1の発明は、複数のカメラ(200)と共にネットワークを形成し、各カメラの固有アドレスおよび設置場所を含む管理テーブル(TBL2)を有する記録管理装置(100)であって、1つのカメラによって捉えられる被写界像の光源の色温度が太陽光に対応するか否かを当該カメラから与えられる画像情報に基づいて判別する判別手段(S45-S49)、判別手段によって色温度が太陽光に対応すると判別したとき、管理テーブルにおいて1つのカメラの設置場所として「屋外」を設定する第1設定手段(S51)、および判別手段によって色温度が太陽光に対応すると判別しなかったとき、管理テーブルにおいて1つのカメラの設置場所として「屋内」を設定する第2設定手段(S53)を備える、記録管理装置である。
請求項1の発明によれば、カメラによって捉えられた被写界像の光源の色温度が太陽光に対応するか否かに従って、記録管理装置の管理テーブルにおける設置場所を設定するようにした。このため、記録管理装置が管理するカメラの設定を行う手間を省くことができる。
請求項記載の発明は、現在時刻が設定時刻に到達したとき設置場所の気象を検出する気象検出手段(S23)をさらに備え、気象検出手段が「晴れ」を検出したとき、複数のカメラの全てについて判別し、第1設定手段および第2設定手段は、その判別結果に基づいて、前記管理テーブルにおける全てのカメラの設置場所を再設定する(S81,S83)、請求項1記載の記録管理装置である。
請求項記載の発明は、複数のカメラ(200)と共にネットワークを形成し、各カメラの固有アドレスおよび設置場所を含む管理テーブル(TBL2)を有する記録管理装置(100)のプロセサによって実行される記録管理プログラムであって、プロセサに、1つのカメラによって捉えられる被写界像の光源の色温度が太陽光に対応するか否かを当該カメラから与えられる画像情報に基づいて判別する判別ステップ(S45-S49)、判別ステップにおいて色温度が太陽光に対応すると判別したとき、管理テーブルにおいて1つのカメラの設置場所として「屋外」を設定する第1設定ステップ(S51)、および判別ステップにおいて色温度が太陽光に対応すると判別しなかったとき、管理テーブルにおいて1つのカメラの設置場所として「屋内」を設定する第2設定ステップ(S53)実行させる、記録管理プログラムである。
請求項記載の発明は、複数のカメラ(200)と共にネットワークを形成し、各カメラの固有アドレスおよび設置場所を含む管理テーブル(TBL2)を有する記録管理装置(100)によって実行される記録管理方法であって、1つのカメラによって捉えられる被写界像の光源の色温度が太陽光に対応するか否かを当該カメラから与えられる画像情報に基づいて判別する判別ステップ(S45-S49)、判別ステップにおいて色温度が太陽光に対応すると判別したとき、管理テーブルにおいて1つのカメラの設置場所として「屋外」を設定する第1設定ステップ(S51)、および判別ステップにおいて色温度が太陽光に対応すると判別しなかったとき、管理テーブルにおいて1つのカメラの設置場所として「屋内」を設定する第2設定ステップ(S53)を含む、記録管理方法である。
請求項およびよっても、請求項1の発明と同様に、記録管理装置が管理するカメラの設定を行う手間を省くことができる。
この発明によれば、カメラによって捉えられた被写界像の光源の色温度が太陽光に対応するか否かに従って、記録管理装置の管理テーブルにおけるカメラの設置場所を設定するようにした。このため、記録管理装置が管理するカメラの設定を行う手間を省くことができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1(A)を参照して、この実施例のデータ通信システム10は、NVR(Network Video Recorder)100aを含む。NVR100aにイーサネットケーブル(イーサネット:登録商標)C1が接続されると、NVR100aの属性が設定される。
図2に示すように、入出力端子T1にイーサネットケーブルC1が接続されると、通信I/F回路110は入出力端子T1にイーサネットケーブルC1が接続された旨の通知をCPU112に発行する。CPU112は、この通知に応答してアドレス設定を実行する。具体的には、AutoIP機能を利用することにより、固有のIPアドレス(たとえば、192.168.1.1)が取得される。
CPU112はまた、通信I/F回路110からの通知に応答して、内部メモリ114にNVRテーブルTBL1(図3(A)参照)を作成する。NVRテーブルTBL1の設定項目としては、NVR名,IPアドレス,属性および管理場所が存在する。“管理場所”はNVRが管理する場所(屋内または屋外)を示し、“属性”はNVR間の親子関係を示す。
NVRテーブルTBL1が作成されると、NVR100aの登録処理が実行される。具体的には、CPU112は、図3(B)に示すように、“NVR100a”をNVR名の欄に登録し、AutoIP機能によって取得されたIPアドレスをNVR100aに対応するIPアドレスの欄に登録し、“親機”をNVR100aに対応する属性の欄に登録し、そして“屋内”をNVR100aに対応する管理場所に登録する。この結果、“屋内”を管理場所とするNVR100aが設定される。
図1(B)に示すNVR100bにイーサネットケーブルC1が接続されると、NVR100bの属性が設定される。なお、NVR100bは、図2に示すNVR100aと同様の構成を示す。
具体的には、NVR100bに形成される入出力端子T1にイーサネットケーブルC1が接続されると、NVR100bの通信I/F回路110は入出力端子T1にイーサネットケーブルC1が接続された旨の通知をNVR100bのCPU112に発行する。CPU112は、この通知に応答してアドレス設定を実行する。固有のIPアドレス(たとえば、192.168.1.2)を取得すると、NVR100bは、このIPアドレスを含むNVR情報を親機であるNVR100aに送信する。
NVR100aがNVR情報を受信すると、NVR100bの登録処理が実行される。具体的には、NVR100aは、図3(C)に示すように、“NVR100b”をNVR名の欄に登録し、NVR情報に含まれるIPアドレスをNVR100bに対応するIPアドレスの欄に登録し、“子機”をNVR100bの属性に登録し、そして“屋外”をNVR100bに対応する管理場所に登録する。この結果、NVR100bの属性が設定される。
NVR100bの属性が設定されると、移行処理が行われる。つまり、作成されたNVRテーブルTBL1はNVR100bに与えられ、NVR100bは与えられたNVRテーブルTBL1をNVR100bに形成される内部メモリ114に格納する。この結果、“屋外”を管理場所とするNVR100bが設定される。こうして、親機の属性を示すNVR100aおよび子機の属性を示すNVR100bによって形成されるLAN(Local Area Network)が構築される。
図4(A)を参照して、屋内に設置されたカメラ200aがLANに接続されると、カメラ200aの設定処理が行われる。具体的には、カメラ200aはまず、アドレス設定処理を実行する。AutoIP機能を利用して固有のIPアドレス(たとえば、192.168.1.10)を取得すると、カメラ200aは次に、このIPアドレスをNVR100aおよび100bに送信する。
カメラ200aからIPアドレスを受信すると、NVR100aは、カメラ200aに静止画像リクエストを送信する。カメラ200aは、静止画像リクエストに応答して撮影タスクを起動する。
図5を参照して、カメラ200aに形成される撮像素子210には、被写界(監視エリア)の光学像が照射される。撮影タスクが起動すると、照射された光学像に基づく生画像信号は、信号処理回路212によって画像データに変換される。変換された画像データは、バスB2を介して内部メモリ214に格納される。この結果、被写界を表す動画像データが内部メモリ214に取り込まれる。CPU216は、内部メモリ214に格納された動画像データから1フレーム分の静止画像データをバスB2を介して読み出し、読み出された静止画像データをNVR100aに送信する。なお、外部との通信は、通信I/F218および入出力端子T2を介して行われる。
カメラ200aから静止画像データを受信すると、NVR100aのCPU112はまず、静止画像データを内部メモリ114に一旦格納し、内部メモリ114にカメラテーブルTBL2(図6(A)参照)を作成する。カメラテーブルTBL2の設定項目としては、カメラ名,IPアドレスおよび設置場所が存在する。
カメラテーブルTBL2が作成されると、CPU112は次に、図6(B)に示すように、“カメラ200a”をカメラ名の欄に登録し、カメラ200aから受信したIPアドレスをカメラ200aに対応するIPアドレスの欄に登録する。
CPU112は続いて、カメラ200aの設置場所を区分するべく、カメラ200aの光源を検出する。具体的には、内部メモリ114に格納された静止画像データから光源に関連する色情報を抽出し、抽出された色情報から色温度を算出する。CPU112は次に、検出結果から光源が太陽光であるか否かを判別する。すると、判別結果は太陽光を示さないため、カメラ200aの設置場所は屋内に区分され、カメラ200aに対応する設置場所の欄には“屋内”が登録される。こうして、新たに設置されたカメラ200aの設定処理が自動で行われる。
図4(A)に戻って、カメラ200aの設定が完了すると、移行処理が行われる。つまり、作成されたカメラテーブルTBL2はNVR100bに与えられ、NVR100bは与えられたカメラテーブルTBL2を内部メモリ114に格納する。この結果、カメラ200aは、管理場所が“屋内”を示すNVR100aによって管理される。
NVR100aは、カメラ200aに撮影開始リクエストを送信する。カメラ200aは、送られた撮影開始リクエストに応答して撮影画像送信タスクを起動する。この結果、カメラ200aによって捉えられた被写界の光学像に基づく動画像データがNVR100aに与えられる。
図2に戻って、NVR100aに動画像データが与えられると、与えられた動画像データはバスB1を介してストレージ116に記録される。キー入力装置120による再生操作が行われると、ストレージ116に記録された画像データが読み出され、読み出された画像データはバスB1を介してビデオエンコーダ118に出力される。ビデオエンコーダ118は入力された画像データをNTSC方式のコンポジットビデオ信号に変換し、変換されたコンポジットビデオ信号は映像出力端子V1を経てビデオモニタ(図示せず)に出力される。こうして、NVR100aおよびNVR100bで構築されたLANに接続されたカメラ200aの設置作業の負担を軽減することができる。
図4(B)を参照して、屋内に設置されたカメラ200b〜200dがLANに接続されると、上述のカメラ200aと同様の処理が実行される。この結果、カメラ200b〜200dの設置場所は屋内に区分され、カメラテーブルTBL2(図6(C)参照)に記述されたカメラ200b〜200dの各々に対応する設置場所の欄には“屋内”が登録され、カメラ200b〜200dから送信される動画像データの各々がNVR100aに記録される。
図7(A)を参照して、屋外に設置されたカメラ200eがLANに接続されると、カメラ200eの設定処理が行われる。上述に示す判別処理までカメラ200aと同様の処理が実行される。ここで、判別結果は太陽光を示すため、カメラ200aの設置場所は屋外に区分され、カメラテーブルTBL2(図8(A)参照)に記述されたカメラ200eに対応する設置場所の欄には“屋外”が登録される。NVR100aによる移行処理が完了すると、NVR100bの内部メモリ114には、更新されたカメラテーブルTBL2(図8(A)参照)が格納される。この結果、カメラ200eは、管理場所が“屋外”を示すNVR100bによって管理される。
NVR100bは、カメラ200eに撮影開始リクエストを送信する。この結果、カメラ200eによって捉えられた被写界の光学像に基づく動画像データがNVR100bに与えられる。
図7(B)を参照して、屋外に設置されたカメラ200fがLANに接続されると、上述に示すカメラ200eと同様の処理が実行される。この結果、カメラ200fの設置場所は屋外に区分され、カメラテーブルTBL2(図8(B)参照)に記述されたカメラ200fに対応する設置場所の欄には“屋外”が登録され、カメラ200fから送信される動画像データがNVR100bに記録される。こうして、NVR100aおよび100bとカメラ200a〜200fとによって形成されるLANが再構築される。
NVR100aおよび100bは、定期的にカメラ200a〜200fの光源を検査する。具体的には、CPU112に形成されるタイマ112tの測定値が設定時刻に達すると、NVR100aは、気象サーバ(図示せず)に気象情報リクエストを送信する。なお、タイマ112tの設定時刻はキー入力装置120によるキー操作に応じて所望の時刻に変更される。
気象サーバから送信された現在の気象情報が晴れのとき、NVR100aは、カメラ200a〜200dから送られる動画像データからカメラ200a〜200dの光源を検出する。検査結果が太陽光を示すとき、この検査結果を示すカメラに対応する設置場所の欄は、“屋内”から“屋外”に変更される。すると、NVR100aは、変更されたカメラによって送られた全ての画像データをストレージ116から読み出し、読み出した画像データとカメラテーブルTBL2とをNVR100bに与える。こうして、変更されたカメラはNVR100bによって管理される。
一方、NVR100bは、カメラ200eおよび200fから送信された動画像データからカメラ200eおよび200fの光源を検出する。検査結果が太陽光を示さないとき、この検査結果を示すカメラに対応する設置場所の欄は、“屋外”から“屋内”に変更される。すると、NVR100bは、変更されたカメラによって送られた全ての画像データをストレージ116から読み出し、読み出した画像データとカメラテーブルTBL2とをNVR110aに与える。こうして、変更されたカメラはNVR100aによって管理される。この結果、天候が晴れでかつ、設定時刻で撮影された静止画像データから色温度の算出を行うことによって、カメラ200a〜200fの光源が厳密に求められる。
CPU112は、図9〜図12に示すフロー図に従う処理を実行する。なお、図9〜図12に示すフロー図に対応するプログラムは、NVR100aおよび100bに形成されるフラッシュメモリ(図示せず)に記憶される。
図9を参照して、ステップS1でイーサネットケーブルC1が接続されるまで待機する。イーサネットケーブルC1が接続されると、ステップS3でアドレス設定処理を実行する。固有のIPアドレスを取得すると、ステップS5で他のNVRがLAN上に有るか否かを判別する。判別結果が肯定的であれば、ステップS13に進む一方、判別結果が否定的であれば、ステップS7でNVRテーブルT1を作成し、ステップS9で登録処理を実行し、ステップS11で移行処理を行う。この結果、新規カメラの内部メモリ114にNVRテーブルTBL1が格納される。
ステップS13では、新規のIPアドレスが設定されたカメラ(以下、新規カメラ)からカメラ情報を受信したか否かを判別する。判別結果が肯定的であれば、ステップS15で設定処理を実行し、この処理が完了すると、ステップS13に戻る。判別結果が否定的であれば、ステップS17でタイマ112tが示す現在時刻が設定時刻に到達したか否かを判別する。現在時刻が設定時刻に到達していなければ、ステップS19で対応する処理を実行し、この処理が完了すると、ステップS13に戻る。一方、設定時刻が経過すると、ステップS21で気象情報リクエストを気象サーバに発行し、ステップS23で気象サーバから送信された気象情報が晴れを示すか否かを判別する。判別結果が否定的であれば、ステップS13に戻る一方、判別結果が肯定的であれば、ステップS25で検査処理を実行し、この処理が完了すると、ステップS13に戻る。
ステップS15の設定処理は、図10に示すサブルーチンに従って実行される。ステップS31では、LAN上に他のカメラがあるか否かを判別する。判別結果が肯定的であれば、ステップS35に進む一方、判別結果が否定的であれば、ステップS33でカメラテーブルTBL2を作成する。
ステップS35では、カメラ情報に含まれる送信元情報をカメラテーブルTBL2の設定項目のカメラ名の欄に登録し、ステップS37では、受信したカメラ情報に含まれるIPアドレスを新規カメラに対応するIPアドレスの欄に登録し、ステップS39で新規カメラに静止画像リクエストを送信する。ステップS41では静止画像データを受信するまで待機する。静止画像データを受信すると、ステップS43で静止画像データを内部メモリ114に一旦格納する。
ステップS45では、格納された静止画像データから光源に関連する色情報を抽出し、ステップS47では、抽出された色情報から色温度を算出する。ステップS49では、算出された色温度に対応する光源が太陽光であるか否かを判別する。判別結果が肯定的であれば、ステップS51で、新規カメラの設置場所を屋外として区分し、新規カメラに対応する設置場所の欄に“屋外”を登録する。判別結果が否定的であれば、ステップS53で、新規カメラの設置場所を屋内として区分し、新規カメラに対応する設置場所の欄に“屋内”を登録する。
ステップS55では、カメラテーブルTBL2の移行処理を実行する。ステップS57では、新規カメラの設置場所が屋内であるか否かを判別する。新規カメラの設置場所の欄に“屋内”が登録されていれば、ステップS59で管理場所が屋内であるか否かを判別する。判別結果が否定的であれば、上階層のルーチンに復帰する一方、判別結果が肯定的であれば、ステップS63に進む。
一方、新規カメラの設置場所の欄に“屋外”が登録されていれば、ステップS61で管理場所が屋外であるか否かを判別する。判別結果が否定的であれば、上階層のルーチンに復帰する一方、判別結果が肯定的であれば、ステップS63で新規カメラに撮影開始リクエストを送信し、ステップS65で新規カメラから動画像データを受信するまで待機する。動画像データを受信すると、ステップS67で記録タスクを起動し、上階層のルーチンに復帰する。この結果、新規カメラから送信される画像データがストレージ116に記録される。
ステップS25の検査処理は、図12に示すサブルーチンに従って実行される。ステップS71では、管理場所に設置された1つのカメラを選択し、ステップS73では選択されたカメラから送信された動画像データのうち最新の静止画像データをストレージ116から読み出す。ステップS75で格納された静止画像データから光源に関連する色情報を抽出し、ステップS77で抽出された色情報から色温度を算出する。
ステップS79では、算出された色温度に対応する光源が太陽光であるか否かを判別する。判別結果が肯定的であれば、ステップS81で光源が太陽光であると判別されたカメラの設置場所を屋外として区分するべく、このカメラに対応する設置場所の欄に“屋外”を登録する。判別結果が否定的であれば、ステップS83で光源が太陽光でないと判別されたカメラの設置場所を屋内として区分するべく、このカメラに対応する設置場所の欄に“屋内”を登録する。
ステップS85では、移行処理を実行する。具体的には、ステップS81またはステップS83で設置場所が変更されたカメラによって送られた全ての画像データをストレージ116から読み出し、読み出した画像データと変更されたカメラテーブルTBL2とをこのカメラの設置場所を管理場所とするNVRに与える。ステップS87では、ストレージ116に記録された各々のカメラの静止画像データを全て読み出したか否かを判別する。判別結果が否定的であれば、ステップS89で管理場所に設置された他のカメラに切りかえ、ステップS71に戻る一方、判別結果が肯定的であれば、上階層のルーチンに復帰する。
カメラ200a〜200fがLANに接続されたとき、CPU216は図13に示すフロー図に従う処理を実行する。なお、図13に示すフロー図に対応するプログラムは、カメラ200a〜200kに形成されるフラッシュメモリ(図示せず)に記憶される。
図13を参照して、ステップS91でLANに接続されるまで待機する。LANに接続されると、ステップS93でアドレス設定処理を実行する。固有のIPアドレスを取得すると、ステップS95でNVR100aおよび100bにIPアドレスを送信する。ステップS97ではNVR100aから静止画像リクエストを受信するまで待機する。静止画像リクエストを受信すると、ステップS99で撮影タスクを起動する。この結果、被写界の光学像に基づく動画像データが内部メモリ214に格納される。
ステップS101では、内部メモリ214に格納された動画像データから静止画像データを読み出し、ステップS103では、読み出した静止画像データをNVR100aに送信する。ステップS105では、撮影開始リクエストを受信したか否かを判別する。判別結果が否定的であれば、ステップS107で対応する処理を実行し、ステップS101に戻る。また、判別結果が肯定的であれば、ステップS109で撮影画像送信タスクを起動し、ステップS101に戻る。この結果、管理されるNVRに向けて動画像データが送信される。
以上の説明からわかるように、通信I/F回路110は、NVR100aおよび100bに形成されるストレージ116のいずれか1つによって記録される被写界像を各々が捉えるカメラ200a〜200fと接続する。CPU112は、注目カメラによって捉えられる被写界像の光源の色温度が太陽光に対応するか否かを通信I/F回路110を通して注目カメラから与えられる静止画像データに基づいて判別する。判別結果が肯定的であれば、CPU112は、NVR100aおよび100bに形成されるストレージ116のうちNVR100bのストレージ116を注目カメラによって捉えられた被写界像の記録先として設定する。判別結果が否定的であれば、CPU112は、NVR100aおよび100bに形成されるストレージ116のうちNVR100aのストレージ116を注目カメラによって捉えられた被写界像の記録先として設定する。
したがって、注目カメラによって捉えられた被写界像の記録先を、注目カメラによって捉えられた被写界像の光源の色温度が太陽光に対応するか否かに従って設定するようにした。このため、注目カメラの設置位置を表す光源に対応する記録先に、注目カメラによって捉えられた被写界像が記録される。この結果、NVR100aおよび100bが管理するカメラの設定を行う手間を省くことができる。
なお、この実施例では、AutoIP機能を利用することによってアドレス設定を行うと説明した。しかし、DHCP機能を有する電力線モデムを採用することによって、カメラおよびNVRのIPアドレスを電力線モデムによって割り当てるようにすることも可能である。
また、この実施例では、管理記録装置をNVRを用いて説明したが、これに限らず、記録媒体を有するサーバを適用することも可能である。
さらに、この実施例では、屋外に設置されたカメラ200eおよび200fはイーサネットケーブルC1を使用して屋内に設置されたNVR100aおよび100bと接続されるように説明した。これに限らず、屋内と屋外との隣接部にアクセスポイント(図示せず)を設け、このアクセスポイントとカメラ200eおよび200fを無線で接続するLANを構築することも可能である。
(A)はこの発明の一実施例のシステム構成を示すブロック図であり、(B)はこの発明の一実施例の他のシステム構成を示すブロック図である。 図1(A)および(B)実施例に適用されるNVRの構成を示すブロック図である。 (A)は図2実施例に適用されるNVRテーブルTBL1の一例を示す図解図であり、(B)は図2実施例に適用されるNVRテーブルTBL1の他の一例を示す図解図であり、そして(C)は図2実施例に適用されるNVRテーブルTBL1のその他の一例を示す図解図である。 (A)はこの発明の一実施例のシステム構成を示すブロック図であり、(B)はこの発明の一実施例の他のシステム構成を示すブロック図である。 図4(A)および(B)実施例に適用されるカメラの構成を示すブロック図である。 (A)は図5実施例に適用されるカメラテーブルTBL2の一例を示す図解図であり、(B)は図5実施例に適用されるカメラテーブルTBL2の他の一例を示す図解図であり、そして(C)は図5実施例に適用されるカメラテーブルTBL2のその他の一例を示す図解図である。 (A)はこの発明の一実施例のシステム構成を示すブロック図であり、(B)はこの発明の一実施例の他のシステム構成を示すブロック図である。 (A)は図5実施例に適用されるカメラテーブルTBL2の一例を示す図解図であり、(B)は図5実施例に適用されるカメラテーブルTBL2の他の一例を示す図解図である。 図2実施例に適用されるCPU112の動作の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPU112の動作の他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPU112の動作のその他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPU112の動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 図5実施例に適用されるCPU216の動作の一部を示すフロー図である。
符号の説明
10 … データ通信システム
100a,100b … NVR
200a〜200f … カメラ
112,216 … CPU
C1 … イーサネットケーブル

Claims (4)

  1. 複数のカメラと共にネットワークを形成し、各カメラの固有アドレスおよび設置場所を含む管理テーブルを有する記録管理装置であって、
    1つのカメラによって捉えられる被写界像の光源の色温度が太陽光に対応するか否かを当該カメラから与えられる画像情報に基づいて判別する判別手段、
    前記判別手段によって前記色温度が太陽光に対応すると判別したとき、前記管理テーブルにおいて前記1つのカメラの設置場所として「屋外」を設定する第1設定手段、および
    前記判別手段によって前記色温度が太陽光に対応すると判別しなかったとき、前記管理テーブルにおいて前記1つのカメラの設置場所として「屋内」を設定する第2設定手段を備える、記録管理装置。
  2. 現在時刻が設定時刻に到達したとき設置場所の気象を検出する気象検出手段をさらに備え、
    前記判別手段は、前記気象検出手段が「晴れ」を検出したとき、前記複数のカメラの全てについて判別し、前記第1設定手段および前記第2設定手段は、その判別結果に基づいて、前記管理テーブルにおける全てのカメラの設置場所を再設定する、請求項記載の記録管理装置。
  3. 複数のカメラと共にネットワークを形成し、各カメラの固有アドレスおよび設置場所を含む管理テーブルを有する記録管理装置のプロセサによって実行される記録管理プログラムであって、前記プロセサに、
    1つのカメラによって捉えられる被写界像の光源の色温度が太陽光に対応するか否かを当該カメラから与えられる画像情報に基づいて判別する判別ステップ、
    前記判別ステップにおいて前記色温度が太陽光に対応すると判別したとき、前記管理テーブルにおいて前記1つのカメラの設置場所として「屋外」を設定する第1設定ステップ、および
    前記判別ステップにおいて前記色温度が太陽光に対応すると判別しなかったとき、前記管理テーブルにおいて前記1つのカメラの設置場所として「屋内」を設定する第2設定ステップ
    を実行させる、記録管理プログラム。
  4. 複数のカメラと共にネットワークを形成し、各カメラの固有アドレスおよび設置場所を含む管理テーブルを有する記録管理装置によって実行される記録管理方法であって、
    1つのカメラによって捉えられる被写界像の光源の色温度が太陽光に対応するか否かを当該カメラから与えられる画像情報に基づいて判別する判別ステップ、
    前記判別ステップにおいて前記色温度が太陽光に対応すると判別したとき、前記管理テーブルにおいて前記1つのカメラの設置場所として「屋外」を設定する第1設定ステップ、および
    前記判別ステップにおいて前記色温度が太陽光に対応すると判別しなかったとき、前記管理テーブルにおいて前記1つのカメラの設置場所として「屋内」を設定する第2設定ステップを含む、記録管理方法。
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