JP2004140795A - 撮像装置制御方法および装置並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の撮像装置を用いた遠隔カメラシステムにおいて、手間をかけることなく複数の撮像装置により取得された複数の画像データを一元的に保管する。
【解決手段】 デジタルカメラ1Aをマスターカメラ、デジタルカメラ1B,1C,1Dをスレーブカメラに設定し、デジタルカメラ1Aの撮影動作によりデジタルカメラ1B,1C,1Dにおいても撮影を行うようにする。デジタルカメラ1Aのシャッタボタンを押下すると、全てのデジタルカメラ1A〜1Dにおいて撮影が行われて画像データが取得される。各画像データには重複しない異なるファイル名が付与されてカメラサーバ2に送信され、ここで画像データが保管される。
【選択図】 図1
【解決手段】 デジタルカメラ1Aをマスターカメラ、デジタルカメラ1B,1C,1Dをスレーブカメラに設定し、デジタルカメラ1Aの撮影動作によりデジタルカメラ1B,1C,1Dにおいても撮影を行うようにする。デジタルカメラ1Aのシャッタボタンを押下すると、全てのデジタルカメラ1A〜1Dにおいて撮影が行われて画像データが取得される。各画像データには重複しない異なるファイル名が付与されてカメラサーバ2に送信され、ここで画像データが保管される。
【選択図】 図1
Description
動作を制御するに際し、複数の撮像装置において取得された複数の画像データを保管する撮像装置制御方法および装置並びに撮像装置制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
遠隔地に設置されたカメラの映像をネットワークを介して鑑賞できるようにする遠隔カメラシステムが提案されている。このような遠隔カメラシステムは、単にカメラの映像を見ることができるだけでなく、カメラの向きやズーム倍率をも遠隔地から操作することができるものである。また、このような遠隔カメラシステムにおいて、1つのカメラから複数のカメラの動作を制御する方法も提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−113166号公報
ところで、上記遠隔カメラシステムを、デジタルカメラに適用することも可能である。具体的には、複数のユーザの各々がデジタルカメラを所持している場合に、一のユーザがデジタルカメラを用いて撮影を行うと、他のユーザのデジタルカメラにおいても同時にあるいは連続して撮影を行わせることも可能である。このように、複数のデジタルカメラを連携させて操作することにより、様々なアングルから1つの被写体を同時に撮影することが可能となり、撮影の楽しみを広げることができる。また、複数のカメラによりそれぞれ取得された画像データを一元的に保管することにより、画像データの配布や画像データを用いてのアルバム作成等を容易に行うことが可能となる。
しかしながら、各カメラにおいては撮影した順にシリアルにファイル名が付与されるため、複数のカメラにより取得された画像データを一元的に保管すると、ファイル名が重複する場合がある。このようにファイル名が重複すると、保管時にオペレータがファイル名を変更する作業を行う必要があるため、その作業が煩わしいものとなる。さらには、ファイル名が重複する画像データが上書きされてしまって、画像データが消失するおそれもある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、手間をかけることなく複数の撮像装置により取得された複数の画像データを一元的に保管および管理することを目的とする。
本発明による撮像装置制御方法は、複数の撮像装置をネットワークを介して連携させて操作し、一度の撮影操作により前記複数の撮像装置のそれぞれにおいて撮影を行って画像データを取得する撮像装置制御方法において、
前記複数の撮像装置により取得された前記複数の画像データを一元的に管理することを特徴とするものである。
前記複数の撮像装置により取得された前記複数の画像データを一元的に管理することを特徴とするものである。
「撮像装置」とは、被写体を撮影することにより被写体の画像を表すデジタルの画像データを取得する撮影専用のデジタルカメラのみならず、携帯電話やPDA等の通信機能を有する携帯端末装置に搭載されるデジタルカメラをも含む。
なお、本発明による撮像装置制御方法においては、前記複数の撮像装置により取得された前記複数の画像データのそれぞれに異なるファイル名を付与して一元的に保管するようにしてもよい。
「異なるファイル名」とは、複数の画像データ間で重複しないファイル名を意味し、具体的には保管する順にシリアルに付与されるファイル名、撮像装置毎に異なる記号(例えば撮像装置Aには「A」の文字を必ず付与する等)を付与したファイル名等を用いることができる。
また、ファイル名は画像データの保管時に異なるものとなっていればよい。例えば、複数の撮像装置において画像データの取得時に異なるファイル名を付与してもよく、複数の画像データの保管時において撮影時に画像データに付与されたファイル名を異なるファイル名に変更してもよい。
また、本発明による撮像装置制御方法においては、前記複数の画像データの管理を、前記複数の画像データのそれぞれについての撮影時の状況を表す撮影状況情報に基づいて行うようにしてもよい。
「撮影状況情報」とは、画像データがどのような撮像装置においてどのような操作により取得されたかを表す情報であり、撮像装置の種別を表す情報、連係操作により撮像されたか、単独操作により撮像されたかを表す情報等を用いることができる。
なお、撮影状況情報は、保管された画像データの一覧表示時に、画像データのファイル名とともに表示することが好ましい。
また、本発明による撮像装置制御方法においては、前記管理を前記複数の撮像装置のうちの一の撮像装置において行うようにしてもよい。
本発明による撮像装置制御装置は、複数の撮像装置をネットワークを介して連携させて操作し、一度の撮影操作により前記複数の撮像装置のそれぞれにおいて撮影を行って画像データを取得する撮像装置制御装置において、
前記複数の撮像装置により取得された前記複数の画像データを一元的に管理する管理手段を備えたことを特徴とするものである。
前記複数の撮像装置により取得された前記複数の画像データを一元的に管理する管理手段を備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による撮像装置制御装置においては、前記管理手段を、前記複数の撮像装置により取得された前記複数の画像データのそれぞれに異なるファイル名を付与して一元的に保管する保管手段をさらに備えるものとしてもよい。
また、本発明による撮像装置制御装置においては、前記管理手段を、前記管理を、前記複数の画像データのそれぞれについての撮影時の状況を表す撮影状況情報に基づいて行う手段としてもよい。
また、本発明による撮像装置制御装置を、前記複数の撮像装置のうちの一の撮像装置に設けてもよい。
なお、本発明による撮像装置制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、複数の撮像装置により取得された画像データが一元的に管理される。このため、複数の撮像装置のそれぞれにおいて取得した画像データを各撮像装置に保管しておくことにより、ファイル名を変更したり、画像データを上書きすることなく、管理先において複数の撮像装置において取得された画像データの管理を行うことができる。
また、複数の撮像装置により取得された画像データのそれぞれに、異なるファイル名を付与して一元的に保管することにより、画像データを一元的に保管してもファイル名が重複することがなくなり、オペレータが画像データの保管時にファイル名を変更する作業を行う必要がなくなる。また、画像データを上書きしてしまうことにより画像データが消失することを防止できる。
また、複数の画像データのそれぞれについての撮影時の状況を表す撮影状況情報に基づいて管理を行うことにより、撮影状況情報を参照すれば画像データがどの撮像装置においてどのような動作により取得されたかを容易に知ることができる。
また、管理を複数の撮像装置のうちの一の撮像装置において行うことにより、画像データを管理するためのサーバ等の手段をとくに設けることなく、画像データを管理することができる。
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による撮像装置制御装置を用いた遠隔カメラシステムの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本実施形態による遠隔カメラシステムは、複数(ここでは4台)のデジタルカメラ1A,1B,1C,1Dおよびカメラサーバ2がネットワーク3により接続されてなり、デジタルカメラ1A〜1Dにおいて取得した画像データをカメラサーバ2に送信し、カメラサーバ2において画像データの保管および管理を行うものである。なお、本実施形態においては、ネットワーク3は無線LANを用いるものとするが、デジタルカメラ1A〜1Dを互いに遠隔操作できるものであれば、いかなるネットワークを用いてもよい。
本実施形態においては、デジタルカメラ1Aをマスターカメラ、デジタルカメラ1B,1C,1Dをスレーブカメラと設定し、デジタルカメラ1Aにおいて撮影動作を行うと、これと同時にデジタルカメラ1B,1C,1Dにおいて撮影を行うように、デジタルカメラ1B,1C,1Dの動作が制御されるものとする。
なお、マスターカメラに設定されたデジタルカメラ1Aは、デジタルカメラ1B,1C,1Dに撮影を行わせることなく単独で撮影を行うことが可能である。また、スレーブカメラに設定されたデジタルカメラ1B,1C,1Dは、デジタルカメラ1Aからの撮影指示を受けることなく、単独で撮影を行うことが可能である。ここで、各デジタルカメラ1A〜1Dが単独で撮影することにより取得した画像データは、カメラサーバ2に送信してもよいが、各デジタルカメラ1A〜1Dのメモリカードに保管しておいてもよい。
図2はデジタルカメラ1Aの構成を示す背面斜視図である。なお、デジタルカメラ1B,1C,1Dはデジタルカメラ1Aと同一の構成を有するため説明を省略する。図2に示すようにデジタルカメラ1Aは、撮影しようとしている画像やメニュー等の種々の表示を行うモニタ11と、シャッタボタン12と、無線LANによる通信を行う無線LANチップ13と、種々の入力を行う十字キー14Aを含む入力手段14と、音声出力を行うスピーカ15とを備えてなる。また、デジタルカメラ1Aの内部には、シャッタボタン12の半押し動作により、撮影通知情報をデジタルカメラ1B,1C,1Dに送信する撮影通知手段16を備える。
モニタ11には、デジタルカメラ1A自身が撮影しようとしている画像およびデジタルカメラ1B,1C,1Dが撮影しようとしている画像の双方が表示される。図3は、モニタ11に表示される画像を示す図である。図3に示すように、モニタ11には、デジタルカメラ1Aが撮影しようとする画像を表示するウィンドウ11Aおよびデジタルカメラ1B,1C,1Dが撮影しようとする画像を表示するウィンドウ11B,11C,11Dが表示される。なお、図3に示すようにウィンドウ11Aはデジタルカメラ1Aが撮影しようとする画像であるため、他のウィンドウ11B,11C,11Dと比較してサイズが大きいものとなっている。
ここで、他のウィンドウ11B,11C,11Dはウィンドウ11Aと比較してサイズが小さいため、表示された画像が見にくい場合がある。このため、ウィンドウ11B,11C,11Dには、撮影しようとする画像の中心部分のみを表示してもよい。また、入力手段14により選択したウィンドウ11B,11C,11Dを拡大してモニタ11に表示してもよい。
また、図4に示すように、デジタルカメラの数に応じて単にモニタ11の画面を分割して、各デジタルカメラ1A〜1Dにおいて撮影しようとする画像を表示してもよい。
シャッタボタン12は、半押し動作によりフォーカスおよび測光を行い、全押し動作によりシャッタを駆動して撮影を行うものである。ここで、本実施形態においては、シャッタボタン12の半押し動作により、撮影通知手段16が駆動され、無線LANチップ13からネットワーク3経由で、デジタルカメラ1B,1C,1Dに対して撮影通知情報が送信される。撮影通知情報はこれから撮影が行われることをデジタルカメラ1B,1C,1Dに通知するための情報であり、デジタルカメラ1B,1C,1Dは、撮影通知情報に基づいてデジタルカメラ1B,1C,1Dのユーザに撮影通知を行う。
具体的には、チャイム音、ビープ音、「撮影します」、「カメラを構えて下さい」の音声をデジタルカメラ1B,1C,1Dのスピーカ15から出力させることにより撮影通知を行えばよい。また、デジタルカメラ1B,1C,1Dのモニタ11に、「撮影します」、「カメラを構えて下さい」等のメッセージを表示して撮影通知を行ってもよく、メッセージと音声とを組み合わせて撮影通知を行ってもよい。さらには、モニタ11自体を点滅させたり、モニタ11の表示色を反転させたり、カメラ自体を振動させる等して撮影通知を行ってもよい。
そしてこのように撮影通知が行われた後、デジタルカメラ1Aのシャッタボタン12を全押しすることにより、デジタルカメラ1Aにおいて撮影が行われるとともに、デジタルカメラ1B,1C,1Dにおいても同時に撮影が行われる。なお、撮影のタイミングは同時のみならず、一定時間遅延させて、順次デジタルカメラ1B,1C,1Dにおいて連続した撮影を行わせるものであってもよい。
無線LANチップ13は、無線LANによるネットワーク3経由の通信を行うためのものであり、通信に必要な認証情報を記憶するメモリ、通信インターフェース等を備えてなるものである。
カメラサーバ2は、デジタルカメラ1A〜1Dにおいて取得された画像データを保管および管理するためのものであり、大容量のハードディスク2Aを備えてなる。本実施形態においては、デジタルカメラ1Aが撮影を行うことにより、デジタルカメラ1B,1C,1Dにおいて同時に撮影が行われて、各デジタルカメラ1A〜1Dにおいて同時に4つの画像データが取得されるが、各デジタルカメラ1A〜1Dからは画像データがカメラサーバ2に送信されて、ここで画像データが保管される。
ここで、通常は各デジタルカメラ1A〜1Dにおいて取得された画像データにはシリアルにファイル名が付与される。例えば、図5(a)に示すように、デジタルカメラ1A〜1Dのそれぞれにおいて同時に取得された画像データには、それぞれ同一のファイル名が付与される。このため、各デジタルカメラ1A〜1Dにより取得された画像データをカメラサーバ2に送信して保管すると、ファイル名が重複するため、カメラサーバ2のオペレータがファイル名を変更する作業を行う必要がある。また、ファイル名が重複する画像データが上書きされて、画像データが消失してしまうおそれもある。
本実施形態においては、遠隔カメラシステムを構成するデジタルカメラの数に応じて、カメラサーバ2に保管した際に画像データのファイル名が重複しないように、各デジタルカメラ1A〜1Dにおいて画像データにファイル名が付与される。例えば、本実施形態においては4台のデジタルカメラ1A〜1Dが用いられていることから、図5(b)に示すように、撮影回数が増えるに応じて、デジタルカメラ1AにおいてはDSCA0001.JPG,DSCA0005.JPG,DSCA0009.JPG…、デジタルカメラ1BにおいてはDSCA0002.JPG,DSCA0006.JPG,DSCA0010.JPG…、デジタルカメラ1CにおいてはDSCA0003.JPG,DSCA0007.JPG,DSCA0011.JPG…、デジタルカメラ1DにおいてはDSCA0004.JPG,DSCA0008.JPG,DSCA0012.JPG…のように、数字が4ずつ増加するファイル名が付与される。
また、各デジタルカメラ1A〜1Dにおいて図5(a)に示すようなファイル名またはTMP0002.JPGのような一時的なファイル名を付与しておき、カメラサーバ2に画像データが送信されて保管される際に、カメラサーバ2が図5(b)に示すように画像データのファイル名を変更してもよい。
また、カメラサーバ2は、ファイル名とともにデジタルカメラ1A〜1Dの機種、カメラを識別するID、マスターカメラかスレーブカメラであるかの情報および画像データの保管場所等を管理する。この情報の管理はカメラサーバ2に保管されたファイル名管理リストにより行われる。
図6はファイル名管理リストを示す図である。図6に示すように、ファイル名管理リストには、カメラサーバ2に保管されている画像データのファイル名の一覧が含まれる。各ファイル名には、同一の撮影指示により取得された画像データであるか単独の撮影により取得された画像データであるかを表す撮影指示情報、カメラ機種およびカメラIDを表すカメラ機種情報、そのデジタルカメラがマスターカメラであるかスレーブカメラであるかを表すマスタースレーブ情報および画像データの保管場所のフォルダ名を表す保管場所情報が付与される。
撮影指示情報は、「01」等の記号により表されるものであり、図6においては、DSCA0001.JPG,DSCA0002.JPG,DSCA0003.JPG,DSCA0004.JPGに「01」が、DSCA0005.JPG,DSCA0006.JPG,DSCA0007.JPG,DSCA0008.JPGに「02」が、DSCA0009.JPG,DSCA0010.JPG,DSCA0011.JPG,DSCA0012.JPGに「03」が付与されており、同一の撮影指示情報が付与された画像データは、一度の撮影により取得された画像データであることが分かる。なお、各デジタルカメラ1A〜1Dにおいて単独で撮影を行った場合には、撮影指示情報の欄は「0」が付与されるかまたはブランクとされる。ここで、撮影指示情報は、画像データのヘッダやExifのタグ(画像データがExif形式の場合)等に付与しておけばよい。
カメラ機種情報は、具体的には「F602_1A」(デジタルカメラ1A)、「F400_1B」(デジタルカメラ1B)、「F400_1C」(デジタルカメラ1C)、「F601_1D」(デジタルカメラ1D)というように機種名(本実施形態においてはF602、F400、F601)およびカメラID(本実施形態においては1A〜1D)の組み合わせからなる。
マスタースレーブ情報は、マスターカメラであることを表す「M」の記号およびスレーブカメラであることを表す「S1」、「S2」、「S3」の記号からなる。
保管場所情報は「c:¥pict¥」のようにフォルダ名からなる。
このようなファイル名管理リストは、カメラサーバ2に新たな画像データが送信されて保管されると、新たに保管された画像データが一覧に追加されて更新される。
なお、上述したように各デジタルカメラ1A〜1Dが単独で撮影を行って画像データをカメラサーバ2に送信することもあるため、各デジタルカメラ1A〜1Dは、撮影を行った後にカメラサーバ2にアクセスしてカメラサーバ2に保管されている画像データのファイル名に連続するファイル名を、カメラサーバ2から受け取るようにしてもよい。この場合、カメラサーバ2は各デジタルカメラ1A〜1Dにファイル名を渡した時点においてファイル名管理リストを更新してもよいが、各デジタルカメラ1A〜1Dにおいて画像データにファイル名が付与されたことを確認した後にファイル名管理リストを更新することが好ましい。この確認は、各デジタルカメラ1A〜1Dからカメラサーバ2に送信されたその旨を表す情報に基づいて行ってもよいが、各デジタルカメラ1A〜1Dから送信された画像データを受信した時点で行ってもよい。
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図7は、本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。まず、マスターカメラであるデジタルカメラ1Aにより、シャッタボタン12が全押しされて撮影指示がなされたか否かが監視されており(ステップS1)、ステップS1が肯定されると、デジタルカメラ1Aにより撮影が行われ(ステップS2)、撮影により取得された画像データにファイル名が付与されて(ステップS3)、ファイル名が付与された画像データがカメラサーバ2に送信される(ステップS4)。
これと同時に、他のデジタルカメラ1B,1C,1Dにより撮影が行われ(ステップS5)、撮影により取得された画像データにファイル名が付与されて(ステップS6)、ファイル名が付与された画像データがカメラサーバ2に送信される(ステップS7)。
このファイル名は、図5(b)に示すように、画像データをカメラサーバ2に保管した際に重複しないように付与される。
そして、カメラサーバ2においては、画像データが受信され(ステップS8)、受信された画像データが保管され(ステップS9)、さらにファイル名管理リストが更新され(ステップS10)、処理を終了する。
このように、本実施形態においては、デジタルカメラ1A〜1Dより取得された画像データのそれぞれに対し、重複しないように異なるファイル名を付与してカメラサーバ2において一元的に保管するようにしたため、ファイル名が重複することがなくなり、カメラサーバ2のオペレータが保管時にファイル名を変更する作業を行う必要がなくなる。また、画像データを上書きすることにより画像データが消失してしまうことを防止できる。
また、ファイル名管理リストをカメラサーバ2において管理しているため、ファイル名管理リストを参照することにより、カメラサーバ2に保管された画像データがどのデジタルカメラにおいてどのような動作により取得されたかを容易に知ることができる。
なお、上記実施形態においては、カメラサーバ2に各デジタルカメラ1A〜1Dにより取得された画像データを保管しているが、カメラサーバ2にはファイル名管理リストのみを保管し、各デジタルカメラ1A〜1Dにより取得された画像データを各デジタルカメラ1A〜1Dにおいて保管してもよい。
この場合、カメラサーバ2に各デジタルカメラ1A〜1Dにより取得された画像データを保管する場合とは異なり、各デジタルカメラ1A〜1Dにおいて同時に取得した画像データに対しても、図5(a)に示すように重複するファイル名を付与してもよい。
また、上記実施形態においては、カメラサーバ2においてデジタルカメラ1A〜1Dにより取得された画像データを保管しているが、カメラサーバ2を設けることなく、マスターカメラであるデジタルカメラ1Aにおいて、自身が取得した画像データおよび他のデジタルカメラ1B,1C,1Dが取得した画像データを保管してもよい。この場合、デジタルカメラ1B,1C,1Dからは、デジタルカメラ1Aに直接画像データが送信される。なお、任意の1のスレーブカメラに、他のスレーブカメラおよびマスターカメラであるデジタルカメラ1Aから画像データを直接送信し、その1のスレーブカメラにおいて画像データを保管してもよい。この場合、デジタルカメラ1A〜1D間の通信は、図8に示すように、デジタルカメラ1A〜1D同士で直接データのやりとりを行うピア・ツー・ピア通信方式を用いればよい。なお、ピア・ツー・ピア通信方式においては、デジタルカメラ1A〜1D間のデータ転送は、データを発信するデジタルカメラから送信先のデジタルカメラへ向けて直接情報パケットを転送することにより行われる。
また、上記実施形態において、マスターカメラおよびスレーブカメラの関係を各デジタルカメラ1A〜1Dにおいて任意に切り替えられるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、デジタルカメラ1A〜1Dを用いた遠隔カメラシステムについて説明しているが、携帯電話、PDA等のカメラ付きの携帯端末装置を用いて遠隔カメラシステムを構成することも可能である。この場合、カメラ付きの携帯端末装置とデジタルカメラとが混在したシステムであってもよい。なお、カメラ付き携帯端末装置はデジタルカメラ1A〜1Dとは異なり、専用のシャッタボタンを含む撮影のための各種操作を行うための専用のボタンが設けられず、携帯端末装置の操作ボタンが撮影のための各種操作を行うボタンを兼用してなるものである。
1A〜1D デジタルカメラ
2 カメラサーバ
3 ネットワーク
11 モニタ
12 シャッタボタン
13 無線LANチップ
14 入力手段
15 スピーカ
16 撮影通知手段
2 カメラサーバ
3 ネットワーク
11 モニタ
12 シャッタボタン
13 無線LANチップ
14 入力手段
15 スピーカ
16 撮影通知手段
Claims (11)
- 複数の撮像装置をネットワークを介して連携させて操作し、一度の撮影操作により前記複数の撮像装置のそれぞれにおいて撮影を行って画像データを取得する撮像装置制御方法において、
前記複数の撮像装置により取得された前記複数の画像データを一元的に管理することを特徴とする撮像装置制御方法。 - 前記複数の撮像装置により取得された前記複数の画像データのそれぞれに異なるファイル名を付与して一元的に保管することを特徴とする請求項1記載の撮像装置制御方法。
- 前記管理を、前記複数の画像データのそれぞれについての撮影時の状況を表す撮影状況情報に基づいて行うことを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置制御方法。
- 前記管理を前記複数の撮像装置のうちの一の撮像装置において行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の撮像装置制御方法。
- 複数の撮像装置をネットワークを介して連携させて操作し、一度の撮影操作により前記複数の撮像装置のそれぞれにおいて撮影を行って画像データを取得する撮像装置制御装置において、
前記複数の撮像装置により取得された前記複数の画像データを一元的に管理する管理手段を備えたことを特徴とする撮像装置制御装置。 - 前記管理手段は、前記複数の撮像装置により取得された前記複数の画像データのそれぞれに異なるファイル名を付与して一元的に保管する保管手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の撮像装置制御装置。
- 前記管理手段は、前記管理を、前記複数の画像データのそれぞれについての撮影時の状況を表す撮影状況情報に基づいて行う手段であることを特徴とする請求項5または6記載の撮像装置制御装置。
- 前記複数の撮像装置のうちの一の撮像装置に設けられてなることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項記載の撮像装置制御装置。
- 複数の撮像装置をネットワークを介して連携させて操作し、一度の撮影操作により前記複数の撮像装置のそれぞれにおいて撮影を行って画像データを取得する撮像装置制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
前記複数の撮像装置により取得された前記複数の画像データを一元的に管理する手順を有するプログラム。 - 前記複数の撮像装置により取得された前記複数の画像データのそれぞれに異なるファイル名を付与して一元的に保管する手順をさらに有する請求項9記載のプログラム。
- 前記管理する手順は、前記管理を、前記複数の画像データのそれぞれについての撮影時の状況を表す撮影状況情報に基づいて行う手順である請求項9または10記載のプログラム。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061003 |