JP2005011626A - 携帯装置 - Google Patents

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恒夫 佐藤
Yoshihiro Ito
嘉広 伊藤
Shigeaki Ushiro
成明 後
Mamoyuki Komori
政望進 小森
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

【課題】効率良く且つ安定的に電力を供給する。
【解決手段】デジタルカメラ10の装置本体における負荷変動が少ない場合には、燃料電池94から装置本体へ電力を供給し、装置本体の負荷変動が大きい場合には、二次電池96から装置本体へ電力を供給する。デジタルカメラ10の装置本体で瞬間的に大きな電力が必要になった場合、安定的に駆動することができない恐れがある燃料電池94からの供給は、低負荷時に行い、高負荷時には、二次電池96から電力を供給することができるので、効率よく装置本体へ電力を供給することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯装置に係り、特に、燃料電池と二次電池とを備えたデジタルカメラ等の携帯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、携帯装置として、デジタルカメラや携帯電話等が知られている。例えば、デジタルカメラは、ストロボやズームモータ等のように周期的または継続的に電流を必要とする部品が設けられている場合がある。この携帯装置の電源として燃料電池を用いることが考えられている。
【0003】
この燃料電池は、メタノール水や水素等の燃料を化学反応させて電気エネルギーを発生するものであり、その燃料電池を装置に搭載する技術が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1には、外部負荷へ電力を供給するための燃料電池を備えた電力供給装置が示されている。この電力供給装置は、燃料電池へ水素ガス及び空気を供給する燃料電池補器、及び燃料電池補器へ電力を供給する二次電池を備えており、起動時に、二次電池から燃料電池補器へ電力を供給し燃料電池を起動して、その燃料電池から外部負荷へ電力を供給する。
【0005】
上記燃料電池は、効率的な利用が好ましく、負荷状態に応じて燃料電池の電力供給経路を切り替える技術が知られている。(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
特許文献2の技術では、装置本体に対して燃料電池から電力を供給するが、装置本体の負荷状態(負荷一定、または負荷変動)により、燃料電池から電力を供給する先を、外部負荷、二次電池、及び補器の何れかに切り替えることで、効率よく燃料電池から装置本体へ電力を供給することができる。
【0007】
しかし、燃料電池は、装置本体の急激な負荷変動に対して大まかな電力変動を有する電力供給を安定的にすることができない場合があり、上記技術のように、燃料電池から装置本体へ電力を供給するのみでは、装置本体の急激な負荷変動に対応することが出来ない場合がある。
【0008】
そこで、上記問題を解消するために、負荷状態に応じて燃料電池から装置本体への電力供給経路と、二次電池から装置本体への電力供給経路とを切り替える技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
【0009】
特許文献3の技術では、装置本体に対して電力を供給するものとして、燃料電池と二次電池とを、装置本体の負荷状態(負荷一定時または供給電力不足)により切り替えている。具体的には、負荷一定時には、燃料電池から装置本体に対して電力を供給し、供給電力不足時には、二次電池から装置本体に対して電力を供給する。更に、負荷一定時における燃料電池から装置本体への電力供給時には、燃料電池から二次電池へ電力が供給される。そのために、燃料電池は、装置本体及び二次電池へ充分な電力を供給するために、二次電池と比べて充分な電気エネルギーの容量を備えた構成となっている。
【0010】
【特許文献1】
特開平8−213032号公報(第2頁、第1図)
【特許文献2】
特開2000―173636公報(第3頁―4頁、第1図)
【特許文献3】
特開2002−315224公報(第3頁、第1図)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、燃料電池は、充分な電気エネルギーの容量を備えた構成とすると、燃料電池自体のサイズが大きくなる可能性がある。しかし、燃料電池の電気エネルギーの容量を小さくすると、装置本体の負荷変動に対応することができない場合がある。
【0012】
本発明は上記事実を考慮したものであり、二次電池及び燃料電池を備えた携帯装置において、効率良く且つ安定的に電力を供給することができる携帯装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の携帯装置は、入力された信号により、供給された燃料を化学反応させて電力を発生する燃料電池、または、前記燃料電池より大きな容量の電力を有する二次電池を装置本体に接続する切替手段と、前記装置本体の負荷を検出する負荷検出手段と、前記負荷検出手段による検出値が所定値以上の場合に、前記二次電池と前記装置本体とを接続することを表わす切替信号を前記切替手段へ出力する制御手段と、を備えることを特徴としている。
【0014】
本発明の携帯装置は、切替手段を備えており、入力された信号により燃料電池または二次電池を装置本体に接続する。燃料電池は、供給された燃料を化学反応させて電力を発生するものであり、発生した電力は切替手段を介して装置本体に供給される。二次電池は、燃料電池より大きな容量の電力を有し、この大きな容量の電力は切替手段を介して装置本体へ供給される。燃料電池または二次電池から供給された電力によって装置本体、すなわち、本発明の携帯装置は動作する。
【0015】
携帯装置は、その動作状態により装置本体の負荷が変化する。負荷検出手段は、装置本体の負荷を検出すると、制御手段は、負荷検出手段による検出値が所定値以上である場合に、二次電池と装置本体とを接続することを表す切替信号を、切替手段へ出力する。切替手段は、入力された切替信号に応じて、二次電池を装置本体に接続すると、二次電池の電力が装置本体へ供給される。負荷検出手段による検出値が所定値未満である場合には、制御手段は、燃料電池と装置本体とを接続することを表す切替信号を切替手段へ出力する。切替手段は、入力された切替信号に応じて燃料電池と装置本体とを接続するので、燃料電池の電力は装置本体へ供給される。
【0016】
このように、燃料電池及び燃料電池より大きな容量の電力を有する二次電池を備えた携帯装置において、装置本体の負荷が所定値未満の場合には、燃料電池から装置本体へ電力を供給し、装置本体の負荷が所定値以上である場合には、二次電池から装置本体へ電力を供給することができるので、安定的に装置本体に対して電力を供給することができる。
【0017】
前記燃料電池と装置本体が接続されているとき、前記燃料電池による電力を用いて前記二次電池を充電する充電手段を更に備えることができる。
【0018】
二次電池は、装置本体へ電力を供給することにより蓄積された電力が減少する。そこで、燃料電池と装置本体が接続されて燃料電池から装置本体へ電力が供給されている時に、燃料電池による電力を二次電池へ供給すれば、二次電池不使用時に、二次電池を充電することができるので、効率よく二次電池を充電することができる。
【0019】
前記二次電池の残量を検知する残量検知手段を更に備え、前記制御手段は、前記残量検知手段により前記二次電池の残量値が予め定めた残量値より少ない場合に、前記燃料電池と前記装置本体とを接続することができる。
【0020】
二次電池の残量値が装置本体へ電力を供給するに充分でない容量となると。装置本体へ安定した電力を供給することは困難となる。そこで、残量検知手段により二次電池の残量値が、装置本体へ電力を供給するに充分でない容量を表す残量値より少ない場合に、燃料電池と装置本体とを接続するようにすれば、燃料電池から装置本体へ電力を供給することができるので、安定的に装置本体へ電力を供給することができる。また、燃料電池から装置本体へ電力供給時に、二次電池を充電することができるので、効率よく二次電池を充電することができる。
【0021】
前記制御手段は、前記装置本体で消費される電力を抑制する省電力切替手段を含み、前記残量検知手段により前記二次電池の残量値が予め定めた残量値より少ない場合に、前記消費される電力を抑制する指示信号を前記省電力切替手段へ出力することができる。
【0022】
二次電池の残量値が予め定めた残量値より少ないときに、装置本体で大きな電力が消費されると、安定した電力を供給することが困難となる。そこで、残量検出手段により二次電池の残量値が予め定めた残量値より少ない場合に、消費電力切替手段へ消費される電力を抑制する指示信号を出力することができるので、装置本体で消費される電力を抑制することができる。このため、二次電池の残量値が少ない場合であっても、安定した電力を装置本体へ供給することができる。
【0023】
装置本体の動作状態を検出する動作状態検出手段を更に備えるとともに、前記充電手段は、異なる充電量の複数の充電部と、複数の充電部の何れか1つを前記二次電池へ接続する充電量切替手段を含み、前記制御手段は、前記動作状態検出手段の検出結果に基づいて、前記充電量切替手段へ切替指示を示す信号を出力することができる。
【0024】
燃料電池と装置本体とが接続されているとき、装置本体の動作時には、燃料電池で発電された電力は、主に装置本体へ供給されるが、装置本体の動作停止時には、装置本体へ電力を供給する必要性が低い。このため、動作状態検出手段が、装置本体の動作停止または動作中等の動作状態を検出すると、制御手段は、その検出結果に応じて、充電量の異なる複数の充電部の何れか1つと二次電池を接続する。すると、装置本体の動作状態に応じて、二次電池を充電する充電量を変更することができるので、例えば、装置本体の動作時には小さな充電量で二次電池を充電し、動作停止時には、大きな充電量で二次電池を充電することができる。このため、効率よく二次電池を充電することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の携帯装置に係るデジタルカメラ10の一の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0026】
図1(A)に示すように、デジタルカメラ10の本体12の正面側には、レンズ14、撮影範囲等を目視で確認するためのファインダ16、低照度での撮影等の場合に照明光を発するためのフラッシュ装置18が取付けられている。また、本体12の側面には、スマートメディア等の記録メディア20を装填可能なスロット22が設けられている。本体12の上面には、モードダイヤル24、及び電源スイッチ26が設けられおり、モードダイヤル24の中央部はシャッタボタン28となっている。また本体12の底面には、デジタルカメラ10に電力を供給するための詳細を後述する二次電池及び燃料電池を含んで構成される電力供給部30の収容口32が設けられている。
【0027】
モードダイヤル24は、撮影によって撮影画像の画像データを得る撮影モード、及び撮影によって得られた撮影画像を後述するLCD34に表示する再生モード等の中から、ユーザ所望の処理を選択するためのものである。本実施の形態では、撮影モード及び再生モードの2種のモードが用意されている場合を説明する。また、シャッタボタン28は、半押しでAFロック、全押しで撮像処理されるように構成されている。電源スイッチ26は、ユーザがデジタルカメラ10の各部への電力の供給/供給停止の切り換えを行うときに操作するためのものである。
【0028】
また、図1(B)に示すように、本体12の背面には、LCD34が設けられている。LCD34の近傍には、メニューボタン38、十字ボタン40、及び実行ボタン42等の各種選択ボタンが設けられている。なお、メニューボタン38、十字ボタン40、実行ボタン42、電源スイッチ26、モードダイヤル24、及びシャッタボタン28は、本実施の形態では、スイッチ36として機能する構成を採用する。
【0029】
メニューボタン38は、ユーザがLCD34へ各種メニュー項目を表示するときに操作するためのものである。十字ボタン40は、ユーザがLCD34に表示された各種メニューから任意のメニュー項目を選択する際に操作するためのものである。実行ボタン42は、ユーザが各項目の実行開始を指示するときに操作するためのものである。
【0030】
図2には、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の主要構成をブロック図として示した。
【0031】
デジタルカメラ10は、CCD(Charge Coupled Device)50を備えている。CCD50は、レンズ14により得られる被写体からの反射光を撮影画像を示すアナログ画像データ(以下、画像データという)に変換して出力するためのものである。また、デジタルカメラ10は、CDS(Correlated Double Sampling)52、アナログ/デジタル変換器(以下、A/D変換器という)54、タイミングジェネレータ(以下、TGという)56、モータドライバ58、主制御部60、及び電力供給部30を備えている。
【0032】
CDS52は、CCD50から出力された被写体像を示す出力信号を相関二重サンプリング処理すると共に、R、G、Bの各色信号に色分解処理して、各色信号の信号レベルの調整を行うためのものである。A/D変換器54は、CDS52により処理されたアナログ信号をデジタル信号に変換し主制御部60へ出力するためのものである。TG56は、CCD50を駆動するためのタイミング信号を生成するためのものである。モータドライバ58は、レンズ14に含まれる撮影倍率を変更するためのズームモータ、CCD50面上に被写体像を合焦させるためのAF(Auto Focus)モータ、及び絞りやシャッタを駆動するためのアイリスシャッタモータ等の各種モータを駆動するためのものである。
【0033】
CCD50から出力された被写体像を示すアナログ画像信号は、CDS52による処理が施され、A/D変換器54によりデジタル画像信号に変換された後、画像データとして主制御部60内に入力される。
【0034】
主制御部60は、デジタルカメラ10の全体的な動作を司るためのものであって、CPU82、EEROM80、及びRAM66からなるマイクロコンピュータを含んで構成される。これらのCPU82、EEROM80、及びRAM66を含むデバイスは、データやコマンドの授受が可能なようにバス85で接続されている。RAM66は、主としてワークメモリとして用いられ、EEPROM80は、各種プログラムやパラメータ等の情報を予め記憶するためのものである。
【0035】
また、主制御部60には、信号処理部64、表示制御部68、メディア制御部72、圧縮伸長処理回路70、及び消費電力制御部84が設けられている、これらの信号処理部64、表示制御部68、メディア制御部72、圧縮伸長処理回路70、及び消費電力制御部84は、バス85に接続されており、バス85を介してデータやコマンドの授受が可能な構成となっている。
【0036】
信号処理部64は、A/D変換器54から入力された画像データに対して所定のデジタル信号処理を行うものであって、ゲイン調整回路、ガンマ補正回路、及び輝度・色差信号処理回路(YC処理回路という)を含んで構成される。A/D変換器54から入力された画像データは、ゲイン調整回路で増幅処理された後、図示を省略したガンマ補正回路においてガンマ補正処理が施され、図示を省略したYC処理回路において輝度(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)に変換される所定のデジタル信号処理が行われてRAM66に格納される。
【0037】
メディア制御部72は、メモリカード等の記録メディア20に対して画像データを含む各種データを読み書きするためのものである。記録メディア20は、スロット22に装填されることによってメディア制御部72に接続され、データの授受が可能となる。圧縮伸長処理回路70は、画像データを圧縮・伸長するためのものである。RAM66に格納された画像データは、圧縮伸長処理回路70でJPEGなどの所定の圧縮方式で圧縮された後、メディア制御部72を介して、記録メディア20に記録される。なお、画像データの圧縮は必須ではなく、圧縮伸長処理回路70による圧縮処理は省略することが可能である。表示制御部68は、RAM66に格納及び記録メディア20に記録された画像データの画像をLCD34に表示する。
【0038】
消費電力制御部84は、デジタルカメラ10で消費される電力が所定量以下の低消費電力となるように制御するためのものである。具体的には、消費電力制御部84は、CPU82の低速クロックへの切替え、及びLCD34への画像表示を停止するための信号を表示制御部68へ出力する。なお、本実施の形態では、消費電力制御部84は、上記クロックの切り替え、及びLCD34への表示を停止する信号出力を行う場合を説明するが、これに限るものではない。例えば、デジタルカメラ10の使用時に大きな電力を必要とするストロボやズームモータ等を停止するための信号を、それぞれI/O44、ストロボ制御部45へ出力してもよい。
【0039】
また、CPU82には、I/O44を介してスイッチ36が接続されている。スイッチ36は、各種指示入力による信号を入力するためのものである。また、CPU82には、ストロボ制御部45を介して、低輝度時にストロボ発光するためのストロボ37が接続されている。
【0040】
更に、CPU82には、デジタルカメラ10の負荷状態を検出するための負荷状態検出部86が設けられている。負荷状態検出部86は、デジタルカメラ10の上記装置各部(以下、装置本体という)が予め定められた所定値以上の負荷状態にあるか否かを検出する。
【0041】
本実施の形態では、装置本体が高負荷状態(所定値以上の負荷)または低負荷状態(所定値未満の負荷)になる場合として、予め各々の状態に応じてデジタルカメラ10の処理が対応付けられているものとする。本実施の形態では、例えば、モードダイヤル24で撮影モードが選択されると、高負荷状態であるものとする。撮影モードでは、ズームレンズの駆動等を伴う処理が実行されるため、消費される電力が大きいためである。また、モードダイヤル24で再生モードが選択されると、低負荷状態であるものとして説明する。再生モードでは、主にLCD34への画像表示を行うため、撮影モードに比べて消費される電力が小さいためである。
【0042】
なお、この負荷状態は、上記のようにモードダイヤル24の選択によって判断するのではなく、装置本体のデバイスの負荷状態を検出することによって、判断するようにしてもよい。
【0043】
CPU82には、デジタルカメラ10の各部に対して電力を供給するための電力供給部30が接続されている。電力供給部30は、DC・DCコンバータ90、スイッチ92、二次電池充電回路98、燃料電池94、二次電池96、及び残量検出回路99から構成されている。DC・DCコンバータ90は、後述する燃料電池94または二次電池96からの電力を所定の電圧に変換した後にデジタルカメラ10の上記装置本体へ電力を供給するためのものである。燃料電池94は、デジタルカメラ10の装置本体へ電力を供給するためのものである。また、燃料電池94は、二次電池充電回路98を介して二次電池96に接続されており、燃料電池の電力を二次電池96へ供給することにより二次電池96を充電することができる。
【0044】
燃料電池94は、例えば、固体高分子形の燃料電池であって、メタノール水(CH3OH+H2O)を燃料電池に直接供給するメタノール直接型燃料電池(DMFC)が用いられる。このような燃料電池94は、図3に示すように、アノード95とカソード93との間にプロトン伝導膜89が挟まれた構成となっている。そして、アノード95からメタノール水(CH3OH+H2O)が供給され、カソード93から酸素(O2)が供給されることにより、プロトン伝導に伴って化学反応が生じ、メタノールが連続的に酸化されて起電力eが生じると共に、二酸化炭素(CO2)と水(H2O)が排出される。この起電力eにより負荷91に電力を供給することができる。
【0045】
燃料電池94は、CPU82の制御によって図示を省略した燃料タンクからメタノール水(CH3OH+H2O)、及び図示を省略した酸素取込口から酸素(O2)が供給されることによって起動し、上記化学反応によって電力を発生する。燃料電池94は、このように、メタノール水や水素等の燃料を化学反応させて電気エネルギーを発生するものであるため、装置本体の負荷レベルが急激に高くなった場合、すなわちデジタルカメラ10の装置本体で瞬間的に大きな電力が必要になった場合、安定的に駆動することができない恐れがある。
【0046】
そこで、本実施の形態の電力供給部30には、二次電池96が設けられている。二次電池96は、スイッチ92を介してデジタルカメラ10の装置各部に対して電力を供給するためのものである。
【0047】
なお、本実施形態のデジタルカメラ10は、携帯可能な装置である。このため、燃料電池94は携帯可能なサイズである必要がある。燃料電池94を携帯可能なサイズにするために、本実施の形態のデジタルカメラ10には、携帯可能な程度の容量の燃料電池94が設けられている。このため、本実施の形態のデジタルカメラ10には、燃料電池94から装置本体へ供給可能な電力より、大きな容量の電力を有する二次電池96を搭載する。このようにすれば、デジタルカメラ10のサイズを抑えることができ、携帯可能な装置とすることができる。
【0048】
燃料電池94で発生された電力、または二次電池96に蓄積された電力は、装置本体へ供給される。この燃料電池94または二次電池96と、装置本体との電力供給経路を切り替えるために、スイッチ92が設けられている。
【0049】
スイッチ92は、燃料電池94からデジタルカメラ10の装置本体への電力の供給と、二次電池96からデジタルカメラ10の装置本体への電力の供給とを切り替えるためのものである。スイッチ92は、CPU82から切替信号が入力されることによって、燃料電池94とDC・DCコンバータ90との接続側と、二次電池96とDC・DCコンバータ90との接続側とに接続関係を切り替え可能な構成となっている。更に、電力供給部30は、二次電池充電回路98を備えている。二次電池充電回路98は、燃料電池94で発電された電力を二次電池96へ供給するためのものである。このため、スイッチ92が燃料電池94とDC・DCコンバータ90との接続側に切替えられると、燃料電池94の電力がデジタルカメラ10の装置本体へ供給されるとともに、二次電池充電回路98を介して、二次電池96へ供給される。また、スイッチ92が二次電池96とDC・DCコンバータ90との接続側に切替えられると、二次電池96に蓄積された電力が装置本体へ供給される。
【0050】
二次電池充電回路98は、充電量制御回路97、二次電池96を所定値以上の充電量で充電する充電部91、及び二次電池96を所定値未満の充電量で充電する充電部93を含んで構成されている。充電量制御回路97は、CPU82に接続されており、CPU82からの切替信号の入力によって充電部91と二次電池96との接続、または充電部93と二次電池96との接続側にスイッチがを切り替える。
【0051】
残量検出回路99は、燃料電池94及び二次電池96に接続されており、二次電池96に蓄積された電力の残量を検出するとともに、燃料電池94の燃料(メタノール水)の残量を検出するためのものである。本実施の形態では、残量検出回路99は、二次電池96が満充電状態であることを検知するための満充電を検知する所定量と、二次電池96の電力が残り少なく、電力を外部へ供給するに充分ではないことを検出するための残量減を検知するための2種の所定量が予め定められているものとする。残量検出回路99は、更にCPU82に接続されており、検出結果はCPU82へ出力される。
【0052】
次に、上記実施の形態に係るデジタルカメラ10の作用を説明する。
【0053】
図4には、CPU82で実行される処理ルーチンを示した。デジタルカメラ10では、所定時間毎に図4に示す処理ルーチンが実行されて、ステップ100へ進む。ステップ100では、二次電池からの電力供給処理が実行される。ステップ100の処理は、スイッチ92へ、二次電池96とDC・DCコンバータ90との接続側にスイッチ92を切替えるための切替信号を出力するものである。ステップ100の処理によって、初期状態として二次電池96からデジタルカメラ10の装置本体へ、電力供給可能な状態となる。
【0054】
次にステップ102では、電力供給指示がなされたか否かを判断し、否定されるとステップ100へ戻り、肯定されるとステップ104へ進む。ステップ102の判断は、電源スイッチ26の押圧操作によって入力される入力信号を判別することによって判断することができる。
【0055】
次にステップ104では、デジタルカメラ10において撮影モードが選択された状態にあるか否かを判断する。ステップ104の判断は、モードダイヤル24の状態を判別することによって判断可能である。モードダイヤル24のモード選択状態の確認は、RAM66に記憶されたモードダイヤル24の状態を表すデータを読み取る事によって可能である。このデータは、モードダイヤル24がユーザによって操作されることによって入力され、RAM66に記憶される。このRAM66に記憶されたモードダイヤル24の状態を表すデータを確認することによって、判別可能である。本実施の形態では、撮影モードまたは再生モードを表すデータがRAM66に記憶されるものとして説明する。
【0056】
次にステップ104で肯定され、撮影モードが選択されている場合、ステップ106へ進み、上記ステップ100の処理と同様に、二次電池96からの電力供給処理が実行された後にステップ110へ進む。
【0057】
一方、ステップ104で否定されされ、再生モードが選択されている場合、ステップ108へ進み、燃料電池からの電力供給処理が実行される。ステップ108の処理は、スイッチ92へ、燃料電池94とDC・DCコンバータ90との接続側にスイッチ92を切替えるための切替信号を出力するものである。ステップ108の処理によって、燃料電池94からデジタルカメラ10の装置本体へ、電力が供給される。次にステップ109において、二次電池96の充電処理が実行した後にステップ110へ進む。ステップ109の処理は、燃料電池94の電力によって二次電池96を充電するものである。
【0058】
ステップ110では、電源供給停止指示がなされたか否かを判断し、否定されると、ステップ104へ戻り、肯定されると、ステップ112へ進む。ステップ110の判断は、電源スイッチ26の押圧操作によって入力される入力信号を判別することによって判断することができる。
【0059】
次にステップ112では、上記ステップ100の処理と同様に、二次電池からの電力供給処理が実行された後に、本ルーチンを終了する。
【0060】
なお、図4に示す処理ルーチンにおいて、二次電池96から装置本体へ電力を供給し続けると、二次電池96の残量が少なくなり、装置本体が安定に動作するに充分な電力の供給が困難な場合がある。このような場合に対応するために、本実施の形態のデジタルカメラ10では、上記図4のステップ100、ステップ106、ステップ108、及びステップ112の各々の処理後に、図5に示す処理ルーチンが実行される。
【0061】
ステップ200では、電力供給状態の把握処理が実行される。ステップ200の処理は、スイッチ92の切替状態を把握するものである。スイッチ92の切替状態は、RAM66に記憶されたスイッチ92の切替状態を表すデータを読取る事によって可能である。このデータは、例えば、スイッチ92へ切替信号を送信した後に、RAM66に記憶される。このRAM66に記憶された切替信号を示すデータが、二次電池96とDC・DCコンバータ90との接続側への切替信号を示すデータであるか、または燃料電池94とDC・DCコンバータ90との接続側への切替信号を示すデータであるかを把握することによって、電力供給状態を把握することができる。
【0062】
次にステップ202では、二次電池96からの電力供給状態であるか否かを判断する。ステップ202の判断は、上記ステップ200で把握したスイッチ92の切替状態が、二次電池96とDC・DCコンバータ90との接続側への切替信号を示すデータであるか否かを判別することによって判断可能である。
【0063】
ステップ202で肯定されると、ステップ204へ進み、二次電池残量把握処理が実行される。ステップ204の処理は、残量検出回路99からの二次電池96の電力の残量を示す信号を把握することによって把握することができる。
【0064】
次にステップ206では、二次電池96の残量があるか否かを判断する。ステップ206の判断は、上記ステップ204で残量検出回路99から受信した二次電池96の電力の残量を示す信号が、予め設定した所定値以上であるか否かを判別することによって判断可能である。この所定値として、二次電池96の残量が装置本体へ安定に電力供給するに不可能な量、すなわち二次電池96が充電を要する状態にあることを判別するために残量値が予めRAM66に記憶される。このRAM66に記憶された設定値以上か否かを判別することによって、二次電池96の残量があるか否かを判断することができる。
【0065】
ステップ206で否定され、二次電池96の残量が残り少ない場合には、ステップ208へ進み、省電力処理が実行される。ステップ208の処理は、デジタルカメラ10の装置本体で消費される電力量が所定値以下となるように制御するものである。例えば、ステップ208の処理は、消費電力制御部84を介して、CPU82のクロックを低速クロックに切替えたり、LCD34への撮影画像の表示を停止するような停止信号を表示制御部68へ出力するものである。次にステップ210において、上記ステップ108と同様に、燃料電池94から装置本体への電力供給処理が実行された後に、本ルーチンを終了する。
【0066】
上記ステップ206で肯定されて、二次電池96の残量が上記所定値以上である場合には、上記ステップ208のような省電力処理を実行する必要がないため、省電力解除処理が実行される。ステップ212の処理は、上記ステップ208に示した省電力状態を解除するための解除信号を、消費電力制御部84へ送信するものである。例えば、ステップ212の処理によって、CPU82のクロックが通常のクロックに切替えられ、LCD34への撮影画像の表示が実行可能な状態となる。なお、上記ステップ208の省電力処理実行以前では、デジタルカメラ10は、上記ステップ212の省電力解除状態にあるものとする。
【0067】
一方、上記ステップ202で否定されると、ステップ213へ進み、上記ステップ108の処理と同様に、燃料電池からの電力供給処理が実行される。
【0068】
次に、ステップ216では、デジタルカメラ10の装置本体が高負荷状態に有るか否かを判断する。ステップ216の判断は、負荷状態検出部86の検出結果を判別することによって判断可能である。
【0069】
ステップ216で否定されると、本ルーチンを終了し、肯定されると、上記ステップ208と同様に省電力処理が実行された後に本ルーチンを終了する。
【0070】
なお、上記図4に示す処理ルーチンの実行中に、図6に示す処理ルーチンを所定時間毎に割り込み実行する事ができる。
【0071】
ステップ300では、電力供給指示がなされた状態であるか否かを判断する。ステップ300の判断は、RAM66に記憶された電源供給状態を示すデータを判別することによって判断可能である。このデータは、電源スイッチ26の操作によって入力されたRAM66に記憶される。このRAM66に記憶されたデータを読取ることによって、電源供給指示がなされた状態であるか否かを判断することができる。
【0072】
ステップ300で肯定されると、ステップ302へ進み、燃料電池94から電源供給中であるか否かを判断する。ステップ302の判断は、上記ステップ202の判断と略同様に、RAM66に記憶された切替信号を示すデータが、燃料電池94とDC・DCコンバータ90との接続側への切替信号を示すデータであるかを判別することによって、判断することができる。
【0073】
ステップ302で否定されると、本ルーチンを終了し、肯定されると、ステップ304へ進む。ステップ304では、残量検出回路99から受信した二次電池96の電力の残量を示す信号が、予め設定した設定値以上であるか否かを判別することによって判断可能である。この設定値として、二次電池96が満充電状態であることを判別するための残量値が予めRAM66に記憶するようにし、この残量値と、残量検出回路99からの信号を比較することによって判断すればよい。
【0074】
ステップ304で肯定され、二次電池96が満充電状態である場合には、本ルーチンを終了し、ステップ304で否定され、満充電状態ではない場合には、ステップ306へ進む。ステップ306では、二次電池96を小電流で充電する充電処理が実行される。ステップ306の処理は、充電量制御回路97へ、充電部93と二次電池96との接続側へスイッチを切り替える切替信号を出力するものである。ステップ306の処理によって、二次電池96は、燃料電池94から所定量未満の充電量で充電される。
【0075】
一方、ステップ300で否定されると、ステップ308へ進み、上記ステップ304と同様に二次電池96が満充電状態であるか否かを判断する。
【0076】
ステップ308で肯定されると、本ルーチンを終了し、ステップ308で否定されて二次電池96が満充電状態ではない場合には、ステップ310へ進む。ステップ310では、二次電池を大電流で充電する充電処理が実行される。ステップ310の処理は、充電量制御回路97へ、充電部91と二次電池96との接続側へスイッチを切り替える切替信号を出力するものである。ステップ310の処理によって、二次電池96は、燃料電池94から所定量以上の充電量で充電される。
【0077】
以上説明したように、本発明の携帯装置が適用可能なデジタルカメラ10によれば、図4に示したように、再生モードのようなデジタルカメラ10の装置本体における消費電力が低い処理が実行される場合、すなわち、装置本体の負荷変動が少ない場合には、燃料電池94から装置本体へ電力を供給することができる。また、撮影モードのようなズームレンズの駆動等による消費電力が高い処理が実行される場合、すなわち装置本体が高負荷状態になる場合には、二次電池96から装置本体へ電力を供給することができる。
【0078】
このため、デジタルカメラ10の装置本体で瞬間的に大きな電力が必要になった場合、安定的に駆動することができない恐れがある燃料電池94からの供給は、低負荷時に行い、高負荷時には、二次電池96から電力を供給することができるので、効率よく装置本体へ電力を供給することができる。
【0079】
また、高負荷時には、二次電池96から電力を供給することができるが、高負荷時に二次電池96から装置本体へ供給する電力量に相当する量の電力を、燃料電池94から装置本体へ供給しようとすると、燃料電池94自体(発電部)を大きくする必要がある。このため、高負荷時に燃料電池94から装置本体へ電力を供給しようとすると、デジタルカメラ10自体のサイズが大きくなるおそれがあり、携帯するに困難となることが予測される。本実施の形態のデジタルカメラ10では、高負荷時には、二次電池96から電力を装置本体へ供給することができるので、デジタルカメラ10自体のサイズの縮小化を図ることもできる。
【0080】
また、図5の処理ルーチンに示したように、二次電池96からの電力供給時に、二次電池96の残量が残り少なくなると、デジタルカメラ10の装置本体で消費される電力が省電力となるように切り替えることが出来るとともに、燃料電池94から装置本体への電力供給に切り替えることができるので、安定的に装置本体に対して電力を供給することが可能となる。
【0081】
更に、燃料電池94から装置本体への電力供給時に、装置本体が高負荷状態になると、デジタルカメラ10の装置本体で消費される電力が省電力となるように切り替えることが出来るので、負荷変動に対して比較的弱い燃料電池94からの電力供給時であっても、安定的に装置本体に対して電力を供給することが可能となる。
【0082】
また、図6の処理ルーチンに示したように、デジタルカメラ10では、デジタルカメラ10が動作状態にあり、かつ燃料電池94から装置本体への電力供給時には、二次電池96を小電流で充電することが出来ると共に、デジタルカメラ10が動作停止状態にある場合には、二次電池96を大電流で充電することができる。このため、二次電池96を効率よく充電することができる。
【0083】
また、上記二次電池96の充電処理は、二次電池96が満充電状態では無い場合に、実行されるので、二次電池96の性能の劣化速度を抑制することが可能となる。
【0084】
なお、本実施の形態では、本発明の携帯装置を適用可能な装置として、デジタルカメラ10を採用する場合を説明したが、携帯装置はデジタルカメラ10に限るものではなく、例えば、携帯電話等の携帯装置を採用することも可能である。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の携帯装置によれば、燃料電池または、燃料電池より大きな容量の電力を有する二次電池から電力を供給可能な装置において、装置の高負荷時には二次電池から電力を供給し、装置の低負荷時には燃料電池から電力を供給することができるので、効率良く電力を供給することができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデジタルカメラの外観図の一例であり、(A)は本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの正面図であり、(B)は本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの背面図である。
【図2】本実施の形態に係るデジタルカメラの主要構成を示すブロック図である。
【図3】燃料電池の一例を示す図である。
【図4】本実施の形態に係るデジタルカメラにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態に係るデジタルカメラにおける二次電池の残量が少ない場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本実施の形態に係るデジタルカメラにおける二次電池の充電処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
84 消費電力制御部
86 負荷状態検出部
94 燃料電池
96 二次電池
92 スイッチ
98 二次電池充電回路
97 充電量制御回路
99 残量検出回路

Claims (5)

  1. 入力された信号により、供給された燃料を化学反応させて電力を発生する燃料電池、または、前記燃料電池より大きな容量の電力を有する二次電池を装置本体に接続する切替手段と、
    前記装置本体の負荷を検出する負荷検出手段と、
    前記負荷検出手段による検出値が所定値以上の場合に、前記二次電池と前記装置本体とを接続することを表わす切替信号を前記切替手段へ出力する制御手段と、
    を備えた携帯装置。
  2. 前記燃料電池と装置本体が接続されているとき、前記燃料電池による電力を用いて前記二次電池を充電する充電手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯装置。
  3. 前記二次電池の残量を検知する残量検知手段を更に備え、前記制御手段は、前記残量検知手段により前記二次電池の残量値が予め定めた残量値より少ない場合に、前記燃料電池と前記装置本体とを接続することを表す切替信号を前記切替手段へ出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯装置。
  4. 前記制御手段は、前記装置本体で消費される電力を抑制する省電力切替手段を含み、前記残量検知手段により前記二次電池の残量値が予め定めた残量値より少ない場合に、前記消費される電力を抑制する指示信号を前記省電力切替手段へ出力することを特徴とする請求項3に記載の携帯装置。
  5. 装置本体の動作状態を検出する動作状態検出手段を更に備えるとともに、前記充電手段は、異なる充電量の複数の充電部と、複数の充電部の何れか1つを前記二次電池へ接続する充電量切替手段を含み、前記制御手段は、前記動作状態検出手段の検出結果に基づいて、前記充電量切替手段へ切替指示を示す信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の携帯装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008251400A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Casio Comput Co Ltd 電子機器
JP2009021881A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Olympus Imaging Corp 電子装置
JP2009112116A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Kyocera Corp 携帯電子機器

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