JP2005009532A - 走行車両の変速制御装置 - Google Patents

走行車両の変速制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005009532A
JP2005009532A JP2003172115A JP2003172115A JP2005009532A JP 2005009532 A JP2005009532 A JP 2005009532A JP 2003172115 A JP2003172115 A JP 2003172115A JP 2003172115 A JP2003172115 A JP 2003172115A JP 2005009532 A JP2005009532 A JP 2005009532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
main
transmission
speed
shift position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003172115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4304583B2 (ja
Inventor
Yutaka Kajino
楫野  豊
Tomoyuki Ishida
智之 石田
Mitsuhiko Ikeda
光彦 池田
Hiroyoshi Ono
弘喜 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2003172115A priority Critical patent/JP4304583B2/ja
Publication of JP2005009532A publication Critical patent/JP2005009532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4304583B2 publication Critical patent/JP4304583B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

【課題】車速帯が異なる作業時にも適切で、かつ迅速な自動変速ができる走行車両の変速制御装置を提供すること。
【解決手段】作業機16を作動させて行う作業モード毎に副変速装置44の各副変速シフト位置での使用累積時間が一番長い主変速装置41、43の主変速シフト位置を記憶し、変速レバー18で副変速シフト位置を切換え操作した場合には、前記作業モード毎の記憶された使用累積時間が一番長い主変速シフト位置に主変速装置41、43を切り替える走行車両の変速制御装置であり、各作業モードに応じて使用頻度の高い目標変速シフト位置に瞬時に操作できるので、主変速装置41、43の手動変速スイッチ36の操作回数を減らしてオペレーターの操作労力を軽減できる。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、農業用トラクタ等の走行車両の変速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、農業用トラクタをはじめとする車両には、主変速装置と副変速装置を備え、例えば全24段等、多段のシフト位置を取り得る構成となっている。またこれらの多段のシフト位置の切替操作を簡便にするため、特開2003−42288号公報に示されるトラクタでは、副変速装置を操作したときに、主変速装置のシフト位置を、これまで一番使用時間の長いシフト位置に自動で(アクチュエータの駆動により)切り替える構成となっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−42288号公報(段落〔0030〕)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記公報によるトラクタでは、副変速装置を「低」「中」「高」の三段階に取り得る構成となっているが、何れの位置に切替操作した時にでも、主変速は、一番使用時間の長いシフト位置に切り替えられるため、例えば、副変速シフト位置を「低」の位置で、且つ主変速シフト位置を「2」速の位置で長時間に亘り圃場作業を行っていると、作業が終了して路上を走行するべく副変速シフト位置を「高」としても、主変速装置が「2」速に切り替わってしまうため、この主変速シフト位置を更に高速へ切り替える必要が生じる。
【0005】
また前記のようなトラクタでは、同じ副変速シフト位置、例えば「高」の位置でも、路上を走行する場合は、主変速シフト位置を最高位置に設定する一方、ローダ作業では主変速シフト位置を最低速に設定して長時間走行するものであるので、副変速装置を「高」に切り替えたときに主変速シフト位置を特定の位置に切り替える構成とすると、作業、走行のどちらかに、多段の主変速シフト一の切替操作が発生し、煩わしいものであった。
【0006】
そこで、本発明の課題は、車速帯が異なる作業時にも適切で、かつ迅速な自動変速ができる車両の変速制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題は次の解決手段により解決される。
請求項1記載の発明は、車体上に設けたエンジン(11)と、該エンジン(11)の動力を前後輪(14,13)に伝達する主変速装置(41,43)及び副変速装置(44)とからなる変速装置と、前記主変速装置(41,43)及び副変速装置(44)へのエンジン(11)の動力を入り切りする主クラッチ(40)と、車体に連結自在の作業機(16)とを備えた走行車両の変速制御装置であって、車両が走行状態か作業状態かを指定する指定手段(75)と、前記主変速装置(41,43)のシフト位置を切り替え操作する主変速手動操作手段(36)と、前記副変速装置(44)のシフト位置を切り替え操作する副変速手動切替手段(19)及びこの変速操作位置を検出するセンサ(70,71,72)と、前記指定された走行或いは作業状態毎、且つ前記副変速シフト装置(44)の変速操作位置毎に、主変速装置(41,43)の設定累積時間を計測する手段(C)及びこれを記憶する主変速シフト位置記憶手段(M)と、前記副変速装置(44)の変速操作位置を切替操作した場合には、主変速装置(41,43)を前記主変速シフト位置記憶手段(M)に記憶された最も使用時間の長い主変速装置(41,43)の主変速シフト位置に切り替える制御手段(30)を備えた走行車両の変速制御装置である。
【0008】
請求項2記載の発明は、車体上に設けたエンジン(11)と、該エンジン(11)の動力を前後輪(14,13)に伝達する主変速装置(41,43)及び副変速装置(44)とからなる変速装置と、前記主変速装置(41,43)及び副変速装置(44)へのエンジン(11)の動力を入り切りする主クラッチ(40)と、車体に連結自在の作業機(16)とを備えた走行車両の変速制御装置であって、車両が走行状態か作業状態かを検出する検出手段(31,90)と、前記主変速装置(41,43)のシフト位置を切り替え操作する主変速手動操作手段(36)と、前記副変速装置(44)のシフト位置を切り替え操作する副変速手動切替手段(19)及びこの変速操作位置を検出するセンサ(70,71,72)と、前記検出された走行或いは作業状態毎、且つ副変速シフト位置毎に、主変速装置(41,43)の設定累積時間を計測する手段(C)及びこれを記憶する主変速シフト位置記憶手段(M)と、前記副変速装置(44)の変速操作位置を切替操作した場合には、主変速装置(41,43)を前記主変速シフト位置記憶手段(M)に記憶された最も使用時間の長い主変速装置(41,43)の主変速シフト位置に切り替える制御手段(30)を備えた走行車両の変速制御装置である。
【0009】
請求項3記載の発明は、前記制御手段(30)は、前記副変速シフト位置(44)が中立に設定されている間に、主変速手動操作手段(36)により前記主変速シフト位置が切り替えられた場合には、副変速シフト位置の切り替え後、この主変速シフト位置を、前記記憶手段(M)に記憶された主変速シフト位置に優先して、前記主変速手動操作手段(36)による主変速シフト位置に切り替える優先手段を備えた請求項1または請求項2に記載の走行車両の変速装置である。
【0010】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、指定された走行或いは作業状態毎、且つ副変速装置(44)の変速操作位置毎に、主変速装置(41,43)の設定累積時間が計測され、これが記憶されるので、同じ副変速シフト位置に切り替えても、車両を作業に使用している場合と、走行している場合とに応じて、主変速シフト位置が最も使用時間の長い位置に切り替わるので、前記主変速操作手段(36)による多段の操作を必要としない。
【0011】
また、請求項2記載の発明も同様に、検出された走行或いは作業状態毎、且つ副変速装置(44)の変速操作位置毎に、主変速装置(41,43)の設定累積時間が計測され、これが記憶されるので、同じ副変速シフト位置に切り替えても、車両を作業に使用している場合と、走行している場合とに応じて、主変速シフト位置が最も使用時間の長い位置に切り替わるので、前記主変速操作手段(36)による多段の操作を必要としない。
【0012】
さらに、請求項3記載の発明によると、前記副変速装置(44)のシフト位置が中立に設定されている間に、主変速手動操作手段(36)により前記主変速シフト位置が切り替えられた場合には、副変速シフト位置の切り替え後、この主変速シフト位置を、前記記憶手段(M)に記憶された主変速シフト位置に優先して、前記主変速手動操作手段(36)による主変速シフト位置に切り替えられるので、オペレータの意思に反して主変速シフト位置が切り替わることが無く、前記同様、無駄な前記主変速手動操作手段(36)による操作を必要せず、車両の操作性を向上することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は車両の一例として農業用トラクタ10の側面図を示し、図2には運転席17近傍の変速装置の操作部の斜視図を示す。
【0014】
車体の前部にエンジン11を搭載し、該エンジン11の回転動力を後述するようにミッションケース12内の各種変速装置により適宜変速した後に、後輪13または前後輪14、13へ伝達するように構成している。車体の後部にはリンク装置15を介してロータリ等の作業機16を牽引する。
【0015】
また、運転席17の近傍には変速操作を行うための変速レバー18や、作業機16の高さを変更するポジションレバー19、エンジンスロットル弁の開度調整をするスロットルレバー94等の各種レバーと、耕深制御スイッチ20や旋回制御スイッチ21等の各種スイッチ類が設けられている。前記運転席17の前方にはハンドルポスト24が設けられ、このハンドルポスト24にステアリングハンドル25が装着されている。該ステアリングハンドル25を回転操作することにより、操向輪である前輪14が回向して車体が旋回する。
【0016】
さらに、ハンドルポスト24の側面に前後進切換レバー26を突設し、ステアリングハンドル25の前方にメータパネル27を設けると共に、該ステアリングハンドル25の下方にクラッチペダル28(主クラッチ40の入り、切り用)、エンジンスロットル弁の開度調整をするアクセルペダル95や左右ブレーキペダル(図示せず)等のペダル類を設ける。
【0017】
前記変速レバー18は「h」字型のレバーガイド34から上方に突出され、「高速」、「中速」、「低速」の3段の変速シフト位置を有し、該変速レバー18をレバーガイド34に沿って回動操作することにより、後述の副変速装置44がリンク機構を介して「高速」、「中速」、「低速」の何れかに手動で切り換わるように構成されている。また、該変速レバー18の把持部には、前記第1主変速装置41と後述の第2主変速装置43とを連携して組み合わせた主変速シフト位置を、現位置からアップもしくはダウンする一対のモーメンタリスイッチからなる変速操作部36(36a,36b)とを備えている。
【0018】
前記変速操作部36は、上下方向に一対のモーメンタリスイッチ36a、36bを設けてアップもしくはダウン指令するものである。そして、変速シフト位置のインジケータ38はハンドル前方のメータパネル27に設け、第1主変速装置41と第2主変速装置43とを連携して組み合わせた主変速シフト位置の現位置がどこであるかを表示する。インジケータ38には第1主変速装置41と第2主変速装置43とを連携して組み合わせた主変速シフト位置の現位置と、副変速装置44の副変速シフト位置の現位置とを同時に表示するようにしてもよい。後述するように、第1主変速装置41は高低2段の変速シフト位置を有し、第2主変速装置43は少なくとも3段以上、本実施形態では4段の変速シフト位置を有する。従って、第2主変速装置43の4段が夫々高低に切換可能となって、第1主変速装置41と第2主変速装置43とを連携して組み合わせた主変速シフト位置は、少なくとも6段以上、本実施形態では8段の変速シフト位置(第1速〜第8速)を有することになり、さらに副変速装置44は3段の副変速シフト位置を有する。
【0019】
図3は動力伝動系の線図、図4は油圧回路図、図5は変速制御系のブロック図である。前記エンジン11の回転動力は、クラッチハウジング内の主クラッチ40にて断続操作され、順次ミッションケース12内の第1主変速装置41、前後進切換装置42、第2主変速装置43、副変速装置44へと伝達するように構成されている。
【0020】
第1主変速装置41は、「高速」、「低速」二つのギヤ組45、46を切換えるための湿式多板形のHi−Loクラッチ47を有する変速装置であり、制御手段であるコントローラ30によりHi−Loクラッチバルブ48を「高速」位置に切り換えれば、前記Hi−Loクラッチ47がHi側に「入」となり、一方のギヤ組45を介して動力が「高速」で伝達される。また、Hi−Loクラッチバルブ48を「低速」位置に切り換えれば、前記Hi−Loクラッチ47がLo側に「入」となり、前記一方のギヤ組45よりも減速比の高い他方のギヤ組46を介して動力が「低速」で伝達される。このように、第1主変速装置41は高低2段の変速シフト位置を有し、該第1主変速装置41で変速された回転動力は前後進切換装置42に伝達される。
【0021】
前後進切換装置42は、「前進」、「後進」二つのギヤ組49、50を切り換える湿式多板形の前後進クラッチ51を有する変速装置であり、前述の前後進切換レバー26が前進側に操作されているときは前進操作位置スイッチ52がオンとなり、コントローラ30から前後進バルブ54の前進ソレノイドに信号が送られて、前後進クラッチ51の前進用クラッチが「入」となり、一方のギヤ組49を介して前進方向回転にて動力が第2主変速装置43に伝達される。
【0022】
これに対して、前後進切換レバー26が後進側に操作されているときは後進操作位置スイッチ53がオンとなり、コントローラ30から前後進バルブ54の後進ソレノイドに信号が送られて、前後進クラッチ51の後進用クラッチが「入」となり、カウンタギヤを含む他方のギヤ組50を介して、後進方向回転にて動力が第2主変速装置43に伝達される。そして、前後進切換レバー26が中立位置にあるときは前進操作位置スイッチ52及び後進操作位置スイッチ53の双方がオフで前後進クラッチ51が「切」となり、回転動力が遮断されて第2主変速装置43に伝達されない。
【0023】
第2主変速装置43は、四つのギヤ組からなるシンクロメッシュギヤ式変速装置であり、前後進切換装置42から出力された回転動力を、動力上手側から4速ギヤ組56、3速ギヤ組57、2速ギヤ組58、1速ギヤ組59の何れか一つを通じて副変速装置44へ伝達する。4速ギヤ組56と3速ギヤ組57との駆動側ギヤ間にはシンクロメッシュ機構を有するシフタリングを設け、このシフタリングを変速用アクチュエータである第1変速用油圧シリンダ60の伸縮により前後スライドさせるように構成し、これと同様に、2速ギヤ組58と1速ギヤ組59との駆動側ギヤ間にもシンクロメッシュ機構を有するシフタリングを設け、このシフタリングを変速用アクチュエータである第2変速用油圧シリンダ61の伸縮により前後スライドさせるように構成している。
【0024】
コントローラ30から主変速「3−4速」バルブ62の4速ソレノイドに信号が送られると、第1変速用油圧シリンダ60の伸長により、前記4速ギヤ組56を介して動力が伝達されて「4速」となり、主変速「3−4速」バルブ62の3速ソレノイドに信号が送られると、第1変速用油圧シリンダ60の収縮により、前記3速ギヤ組57を介して動力が伝達されて「3速」となる。また、コントローラ30から主変速「1−2速」バルブ63の2速ソレノイドに信号が送られると、第2変速用油圧シリンダ61の伸長により、前記2速ギヤ組58を介して動力が伝達されて「2速」となり、主変速「1−2速」バルブ63の1速ソレノイドに信号が送られると、第2変速用油圧シリンダ61の収縮により、前記1速ギヤ組59を介して動力が伝達されて「1速」となる。このように、前記第2主変速装置43は「1速」から「4速」までの4段の変速シフト位置を有し、該第2主変速装置43で変速された回転動力は副変速装置44へ伝達される。
【0025】
副変速装置44は、前記変速レバー18の手動操作によりリンク機構を介して切り換えるスライディングメッシュギヤ式変速装置となっており、「低速」「中速」のギヤ組65、66と、「高速」(直結)のギヤ組67との3段の変速シフト位置を有している。前記第2主変速装置43で変速された回転動力は、この副変速装置44にて更に変速される。
【0026】
ここで、前記第2主変速装置43には、ギヤ組合せを検出する手段として主変速「1−N−2速」位置センサ68と、主変速「3−N−4速」位置センサ69とが設けられ、副変速装置44にはギヤ組合せを検出する手段として副変速「低速」位置センサ70と、副変速「中速」位置センサ71と、副変速「高速」位置センサ72とが設けられている。
【0027】
これらのセンサ68〜72の検出信号は図5に示すコントローラ30(中央演算装置CとメモリMがある)に送られる。なお、コントローラ30には作業機の高さを検出するリフトアーム角センサ31、前記クラッチペダル28の踏み込み操作を検出するクラッチペダルセンサ73、車体の走行速度を検出する車速センサ74、車体が走行状態か作業状態かを指定または検出する手段としての走行/作業切換スイッチ75、エンジン回転数を検出する回転センサ97、アクセルペダル(図示せず)によるスロットル弁の開度を検出するスロットル位置センサ98、ハンドルのステアリング角を検出するステアリングセンサ100などが設けられている。
【0028】
なお、ここでは車両の状態を、指定手段である走行/作業切換スイッチ75の切換操作によって、オペレータ自ら車両が一般道を走行する状態であるか、圃場等で作業走行する状態かを指定する構成としているが、これに替えて車両の作動部位の状態を検出する手段を設けて、車両が一般道を走行する状態であるか、圃場等で作業走行する状態かを区別する構成としても良い。例えば、PTOスイッチ90の入切状態を検出して「入」のとき作業状態、「切」のとき非作業状態(走行状態)とする方法、リフトアーム15の昇降位置を検出して下降時に作業状態、上昇時に非作業状態とする方法がある。
【0029】
また、図4に示す油圧回路図に示すように作業機16を昇降させるリフトシリンダ76、ステアリングハンドル25の回転操作により作動するパワーステアリング装置77、前輪14へ伝達する動力を「等速」もしくは「増速」に切り換える四駆切換クラッチ78、左右の後輪13L、13Rを独立して制動する左右のブレーキシリンダ79L、79R、リフトアーム上昇用制御弁のソレノイド91、リフトアーム下降用制御弁のソレノイド92が設けられている。
【0030】
そして、前記副変速装置44で変速された回転動力は、リヤデファレンシャル装置81(図3)を経てリヤアクスルの減速ギヤ82にて減速され、後輪13が駆動される。また、前記副変速装置44で変速された回転動力は四駆切換クラッチ78にも伝達され、該四駆切換クラッチ78にて「等速」もしくは「増速」に切り換えられた後、フロントデファレンシャル装置84を経てフロントアクスルの減速ギヤ85にて減速され、前輪14が駆動される。さらに、エンジン11の回転動力は主クラッチ40の前段にてPTO系に分岐され、PTOクラッチ86にて断接されて順次PTO逆転装置87、PTO変速装置88を経て、車体後部に突設されたPTO取出し軸89に伝達される。
【0031】
こうして、図6に示すように、第1主変速装置41と第2主変速装置43とを連携して8段の主変速シフト位置が得られ、更に副変速装置44の副変速シフト位置3段を組み合わせて、24段の変速シフト位置を得ることができる。そして、例えば主変速シフト位置が「1段目」のときに変速操作部36のHiスイッチ36aを押圧操作すれば主変速シフト位置が「2段目」にアップし、また主変速シフト位置が「6段目」のときに変速操作部36のLoスイッチ36bを押圧操作すれば主変速シフト位置が「5段目」にダウンし、主変速シフト位置が「5段目」のときに該減速スイッチ36bを押圧操作すれば主変速シフト位置が「4段目」にダウンする。
【0032】
また、本実施例の変速制御装置は、以上述べた変速操作部36の一対のモーメンタリスイッチ36a、36bをオン・オフすることによりマニュアル操作で変速装置のアップもしくはダウン指令がなされる手動(マニュアル)ドライブ機構と、図示しない副変速装置44が「H」にある場合に、アクセル操作(アクセルペダル95の踏み込みと踏み込みの解放又はスロットルレバー94の操作など)に連動して変速装置が適切な走行速度に自動的にコントローラ30で設定されるオートドライブ機構が設けられている。
【0033】
なお、副変速装置44が「H」にある場合に、アクセルペダル95の踏み込みと踏み込みの解放でエンジン回転数が変化して、該エンジン回転数に応じた変速段が自動的に「H」の「1」〜「4」速までの範囲内の変速段が設定される。また、スロットルレバー94の操作でも該レバー94の操作位置に応じた「H」の「1」〜「4」速までの範囲内の変速段が設定される。
【0034】
また、本発明の変速装置の構成は、路上走行を除く主変速装置41、43の一番使用時間の長い主変速シフト位置を記憶する手段(作業中に使用する頻度の高い変速シフト位置を記憶する手段:例えばコントローラ30内のメモリM)を設け、前記走行/作業切換スイッチ75により車体が作業に指定されているとき、副変速装置44を切換え操作した場合の主変速装置41、43の自動変速シフト位置は前記記憶手段に記憶された頻度の高い変速シフト位置とする。この作業中の使用頻度の高い変速シフト位置はコントローラ30が累積時間により算出して決定できる。こうして作業中の目標変速シフト位置に瞬時に操作できるので、変速操作部36の一対のモーメンタリスイッチ36a、36bの操作回数を減らしてオペレーターの操作労力を軽減できる。なお、前記累積時間は、エンジン始動毎にリセットされる。
【0035】
例えば、トルクが比較的小さいロータリ作業は副変速装置44が低速段で主変速装置41、43を主に「2〜4速」で行うが、トルクが比較的大きいプラウ作業は副変速装置44が低速段で主変速装置41、43を主に「1〜2速」で行う。
【0036】
このように副変速シフト位置が同じでも作業毎に、頻繁に使用する主変速装置41、43のシフト位置は異なり、例えば副変速を低速(L)に切り替えた後に、前記コントローラ30により切り替えられる主変速のシフト位置がずれてしまい、改めて増減速スイッチの操作が必要とされる。
【0037】
そこで、本発明の実施の形態では、前記副変速装置を切り替えたときに、その後の増減速スイッチ操作を軽減するべく、次のような構成を採用する。
即ち、図7、図8、図9のフローチャートにあるように、各作業モード毎に、かつ「L」、「M」、「H」の各副変速シフト位置毎に主変速装置41、43の主変速シフト位置の累積使用時間をカウントしておいて、副変速装置44を操作したときに、レバー18の操作後の副変速シフト位置での一番使用時間の長い主変速シフト位置に即座に出力する主変速シフト位置記憶用のメモリMを設ける。
該メモリMは各作業モード毎に別々のメモリでも、単一のメモリの内部に各作業モード毎の主変速シフト位置を記憶する別々のメモリ領域を設けても良い。
【0038】
このように、作業モード毎に、かつ各副変速シフト位置毎に記憶するメモリMを設けることで、例えばロータリ作業(デプスモード)時とプラウ作業(ドラフトモード)時などで、それぞれ作業モードに対応した車速帯の主変速シフト位置を記憶できるため、それぞれに適した車速帯で作業ができる。図8のフローチャートにはロータリ作業を選択した場合を示す。
【0039】
なお、図10には走行用の主変速シフト位置の累積使用時間のデータの一例を示し、図11と図12にはロータリ作業用とプラウ作業用の主変速シフト位置の累積使用時間のデータの例をそれぞれ示す。
【0040】
さらに、図9のフローに示すように、副変速装置44のシフト位置が中立に設定されている間に、主変速装置増減速スイッチ36a、36bにより主変速シフト位置が切り替えられた場合には、副変速シフト位置の切り替え後、この主変速シフト位置を、メモリMに記憶された主変速シフト位置に優先して、増減速スイッチ36a、36bによる主変速シフト位置に切り替えらるようにする。
【0041】
その結果、オペレータの意思に反して主変速シフト位置が切り替わることが無く、前記同様、無駄な増減速スイッチ36a、36bによる操作を必要せず、車両の操作性を向上することができる。
【0042】
なお、前記走行/作業切換スイッチ75の別形態としては、走行/ローダ作業/ロータリ作業/プラウ作業等、複数の状態を指定する構成としても良い。そして各車両の状態において累積使用時間をカウントしても良い。
【0043】
さらに、前後進切換レバー26を後進位置に操作して増速を行った後に、再度前後進切換レバー26を前進側にした場合には、主変速装置41、43の出力位置はシフト位置記憶手段で記憶されている主変速シフト位置とする構成にしても良い。
【0044】
従来、前後進切換レバー26を操作することによる主変速装置41、43の出力位置の変更は行なっていなかったが、この場合には変形田等の耕耘作業で高速バックした後に再度前進しながら作業を行うような場合、前後進切換レバー26を後進にして何速か増速してバックした後、前進による作業再開時には、また元の位置に減速操作して作業を行うため、非常に操作が煩わしいことであった。
【0045】
そこで、前述のように、高速で後進した後に、前後進切換レバー26を前進側に戻すだけで、元の主変速シフト位置に自動で変速できれば、走行制御の操作労力が軽減される。
【0046】
また、本発明の他の実施の形態として変速レバー18が中立位置にあると、一定時間の間は自動的に主変速シフト位置として元の主変速装置41、43の出力位置をメータパネル27のインジケータ38に図13に示すような表示をする構成を採用しても良い。また、そのとき、図14のフローチャートに示すように変速レバー18が中立状態になって一定時間が経過した後も副変速装置44の副変速シフト位置が中立のままの場合には主変速装置41、43の主変速シフト位置も「中立」にして、インジケータ38には「中立」表示をすることが望ましい。
【0047】
従来は、副変速シフト位置が中立となった場合には主変速シフト位置はどの位置も表示していなかったため、しばらく時間が経過して副変速シフト位置が中立でなくなったときには、以前は、主変速シフト位置を、どの変速段で作業していたのか忘れてしまい、作業スピードを以前の通りに再び合わせるのが大変であった。
【0048】
しかし、上記したように、不意に副変速シフト位置を変えたときでも、前の主変速シフト位置が表示されているので、再び主変速シフト位置を元の位置に容易にすることができる。
【0049】
また、図15のインジケータ面及び図16のフローチャートに示すように、「中立」位置にあった変速レバー18が「中立」位置でなくなったときには、その副変速シフト位置に最も対応した主変速シフト位置をインジケータ38に一定時間のみ点滅し、それ以後は点灯のままとする構成にしても良い。
【0050】
変速数が多くなると作業時にふさわしい主変速シフト位置を探さなければならなくなるが、その主変速シフト位置を点滅させることで認識しやすくなると共に一定時間経過後は点灯となり目障りでなくなる。
【0051】
また、副変速シフト位置を変えたとき、記憶されている主変速シフト位置へ自動変速する機能を有する場合に、前記記憶している変速シフト位置(今から行おうとする主変速シフト位置)と、実際の主変速シフト位置との表示方法を異なた状態でインジケータ38に表示する(例えば、記憶している主変速シフト位置は点滅させ、実際の主変速シフト位置は反転表示する)ことで、記憶している車速が一目で分かり、安心して操作でき、また記憶した変速シフト位置が変わったときにも、その変更後の変速シフト位置が分かりやすくなる。このとき、副変速シフト位置を変える前に増減速スイッチ36をオンすることで主変速シフト位置を切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のトラクタの側面図である。
【図2】図1のトラクタの変速レバーを示す斜視図である。
【図3】図1のトラクタの動力伝動系の線図である。
【図4】図1のトラクタの動力伝動系の油圧回路図である。
【図5】図1のトラクタの変速制御系のブロック図である。
【図6】図1のトラクタの変速装置の変速シフト位置を示す図である。
【図7】図1のトラクタの変速制御フローチャートを示す図である。
【図8】図1のトラクタの変速制御フローチャートを示す図である。
【図9】図1のトラクタの変速制御フローチャートを示す図である。
【図10】図1のトラクタの走行用の主変速シフト位置の累積使用時間の例を示す図である。
【図11】図1のトラクタのロータリ作業用の主変速シフト位置の累積使用時間のデータの例を示す図である。
【図12】図1のトラクタのプラウ作業用の主変速シフト位置の累積使用時間のデータの例を示す図である。
【図13】図1のトラクタの操作パネルのインジケータを示す正面図である。
【図14】図1のトラクタの変速制御フローチャートを示す図である。
【図15】図1のトラクタの操作パネルのインジケータを示す正面図である。
【図16】図1のトラクタの変速制御フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10 農業用トラクタ 11 エンジン
12 ミッションケース 13 後輪
14 前輪 15 リンク装置
16 作業機 17 運転席
18 変速レバー 19 ポジションレバー
20 耕深制御スイッチ 21 旋回制御スイッチ
24 ハンドルポスト 25 ステアリングハンドル
26 前後進切換レバー 27 メータパネル
28 クラッチペダル 30 コントローラ
31 リフトアーム角センサ 34 レバーガイド
36 変速操作部 36a 増速スイッチ
36b 減速スイッチ 38 インジケータ
40 主クラッチ 41 第1主変速装置
42 前後進切換装置 43 第2主変速装置
44 副変速装置 45 「高速」ギヤ組
46 「低速」ギヤ組 47 Hi−Loクラッチ
48 Hi−Loクラッチバルブ
49 「前進」ギヤ組 50 「後進」ギヤ組
51 前後進クラッチ 52 前進操作位置スイッチ
53 後進操作位置スイッチ 54 前後進バルブ
56 4速ギヤ組 57 3速ギヤ組
58 2速ギヤ組 59 1速ギヤ組
60 第1変速用油圧シリンダ 61 第2変速用油圧シリンダ
62 主変速「3−4速」バルブ 63 主変速「1−2速」バルブ
65 「低速」ギヤ組 66 「中速」ギヤ組
67 「高速」(直結)ギヤ組
68 主変速「1−N−2速」位置センサ
69 主変速「3−N−4速」位置センサ
70 副変速「低速」位置センサ 71 副変速「中速」位置センサ
72 副変速「高速」位置センサ 73 クラッチペダルセンサ
74 車速センサ 75 走行/作業切換スイッチ
76 リフトシリンダ 77 パワーステアリング装置
78 四駆切換クラッチ 79 ブレーキシリンダ
81 リヤデファレンシャル装置 82 リヤアクスル減速ギヤ
84 フロントデファレンシャル装置
85 フロントアクスル減速ギヤ 86 PTOクラッチ
87 PTO逆転装置 88 PTO変速装置
89 PTO取出し軸 90 PTOスイッチ
91 リフトアーム上昇用制御弁のソレノイド
92 リフトアーム下降用制御弁のソレノイド
94 スロットルレバー 95 アクセルペダル
97 回転センサ 98 スロットル位置センサ
100 ステアリングセンサ
C 中央演算装置 M メモリ

Claims (3)

  1. 車体上に設けたエンジン(11)と、該エンジン(11)の動力を前後輪(14,13)に伝達する主変速装置(41,43)及び副変速装置(44)とからなる変速装置と、前記主変速装置(41,43)及び副変速装置(44)へのエンジン(11)の動力を入り切りする主クラッチ(40)と、車体に連結自在の作業機(16)とを備えた走行車両の変速制御装置であって、
    車両が走行状態か作業状態かを指定する指定手段(75)と、
    前記主変速装置(41,43)のシフト位置を切り替え操作する主変速手動操作手段(36)と、
    前記副変速装置(44)のシフト位置を切り替え操作する副変速手動切替手段(19)及びこの変速操作位置を検出するセンサ(70,71,72)と、
    前記指定された走行或いは作業状態毎、且つ前記副変速シフト装置(44)の変速操作位置毎に、主変速装置(41,43)の設定累積時間を計測する手段(C)及びこれを記憶する主変速シフト位置記憶手段(M)と、
    前記副変速装置(44)の変速操作位置を切替操作した場合には、主変速装置(41,43)を前記主変速シフト位置記憶手段(M)に記憶された最も使用時間の長い主変速装置(41,43)の主変速シフト位置に切り替える制御手段(30)を備えたことを特徴とする走行車両の変速制御装置。
  2. 車体上に設けたエンジン(11)と、該エンジン(11)の動力を前後輪(14,13)に伝達する主変速装置(41,43)及び副変速装置(44)とからなる変速装置と、前記主変速装置(41,43)及び副変速装置(44)へのエンジン(11)の動力を入り切りする主クラッチ(40)と、車体に連結自在の作業機(16)とを備えた走行車両の変速制御装置であって、
    車両が走行状態か作業状態かを検出する検出手段(31,90)と、
    前記主変速装置(41,43)のシフト位置を切り替え操作する主変速手動操作手段(36)と、
    前記副変速装置(44)のシフト位置を切り替え操作する副変速手動切替手段(19)及びこの変速操作位置を検出するセンサ(70,71,72)と、
    前記検出された走行或いは作業状態毎、且つ副変速シフト位置毎に、主変速装置(41,43)の設定累積時間を計測する手段(C)及びこれを記憶する主変速シフト位置記憶手段(M)と、
    前記副変速装置(44)の変速操作位置を切替操作した場合には、主変速装置(41,43)を前記主変速シフト位置記憶手段(M)に記憶された最も使用時間の長い主変速装置(41,43)の主変速シフト位置に切り替える制御手段(30)を備えたことを特徴とする走行車両の変速制御装置。
  3. 前記制御手段(30)は、前記副変速シフト位置(44)が中立に設定されている間に、主変速手動操作手段(36)により前記主変速シフト位置が切り替えられた場合には、副変速シフト位置の切り替え後、この主変速シフト位置を、前記記憶手段(M)に記憶された主変速シフト位置に優先して、前記主変速手動操作手段(36)による主変速シフト位置に切り替える優先手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の走行車両の変速装置。
JP2003172115A 2003-06-17 2003-06-17 走行車両の変速制御装置 Expired - Fee Related JP4304583B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003172115A JP4304583B2 (ja) 2003-06-17 2003-06-17 走行車両の変速制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003172115A JP4304583B2 (ja) 2003-06-17 2003-06-17 走行車両の変速制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005009532A true JP2005009532A (ja) 2005-01-13
JP4304583B2 JP4304583B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=34096368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003172115A Expired - Fee Related JP4304583B2 (ja) 2003-06-17 2003-06-17 走行車両の変速制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4304583B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008249106A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Iseki & Co Ltd 作業車両
JP2009209947A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Iseki & Co Ltd 作業車両の走行変速装置
JP2010174972A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Iseki & Co Ltd トラクタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008249106A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Iseki & Co Ltd 作業車両
JP2009209947A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Iseki & Co Ltd 作業車両の走行変速装置
JP2010174972A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Iseki & Co Ltd トラクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4304583B2 (ja) 2009-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4304583B2 (ja) 走行車両の変速制御装置
JP2004009998A (ja) トラクタの自動変速操作装置
JPH10264788A (ja) 作業車両の変速制御装置
JP4544386B2 (ja) 作業車両の変速制御装置
JP4696336B2 (ja) 作業車両の変速制御装置
JP4389042B2 (ja) 車両の変速制御装置
JP7234900B2 (ja) 作業車両
JP2013014150A (ja) 作業車両
JP4310450B2 (ja) 作業車両の変速制御装置
JP4626012B2 (ja) 車両の変速制御装置
JP4396468B2 (ja) 移動車両の変速制御装置
JP4389047B2 (ja) 移動車両
JP4400375B2 (ja) 移動車両の変速装置
JP4310448B2 (ja) 作業車両の変速制御装置
JP5051196B2 (ja) 車両の変速制御装置
JP5003751B2 (ja) 作業車両の変速制御装置
JP4508364B2 (ja) 車両の変速制御装置
JP2005069397A (ja) 走行車両
JP4983788B2 (ja) 車両の変速制御装置
JP5272389B2 (ja) 作業車両
JP2005016560A (ja) 走行車両の変速制御装置
JP5369901B2 (ja) 作業車両の変速装置
JP4760788B2 (ja) 移動車両
JP2005147405A (ja) 作業車両の変速制御装置
JP4666128B2 (ja) 作業車両の変速制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090402

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4304583

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150515

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees