JP2005005957A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】良好な読取データを得ることが可能な画像読取装置を提供する。
【解決手段】シートスルータイプのADFと、供給された原稿をコンタクトガラス4bを通して固定して読み取る読取部3と、ADFから原稿をコンタクトガラス4b上に案内する案内部15と、読取った原稿を排出するすくい上げ部材9とを備え、コンタクトガラス4b上面を開閉自在に被うシャッタ部Sを設け、シャッタ部Sは、コンタクトガラス4b上面を被うシート状のシャッタ板(シャッタ部材)11と、シャッタ板11の一端を取り付ける支持部10と、支持部10を作動させるモータ(駆動部)20とを備え、原稿の読み取りを行うとき、モータ20で支持部10を回動(作動)させてシャッタ板11をコンタクトガラス4b上面から退避させて開状態とし、原稿の読み取りを行わないとき、モータ20で支持部10を回動させてシャッタ板11でコンタクトガラス4b上面を被って閉状態とするように制御する制御手段を備える。
【選択図】 図3
【解決手段】シートスルータイプのADFと、供給された原稿をコンタクトガラス4bを通して固定して読み取る読取部3と、ADFから原稿をコンタクトガラス4b上に案内する案内部15と、読取った原稿を排出するすくい上げ部材9とを備え、コンタクトガラス4b上面を開閉自在に被うシャッタ部Sを設け、シャッタ部Sは、コンタクトガラス4b上面を被うシート状のシャッタ板(シャッタ部材)11と、シャッタ板11の一端を取り付ける支持部10と、支持部10を作動させるモータ(駆動部)20とを備え、原稿の読み取りを行うとき、モータ20で支持部10を回動(作動)させてシャッタ板11をコンタクトガラス4b上面から退避させて開状態とし、原稿の読み取りを行わないとき、モータ20で支持部10を回動させてシャッタ板11でコンタクトガラス4b上面を被って閉状態とするように制御する制御手段を備える。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスキャナ、複写機、ファクシミリ等の画像読取装置でシートスルータイプのADFを装着したものすなわち、コンタクトガラスに沿って一定速度で搬送される原稿を露光走査し、像光を得ることのできる画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像読取装置においては、原稿を固定して露光走査する原稿固定タイプ(スキャン方式)と、原稿を所定の速度で移動し、これを露光するシートスルータイプがある。また、一般的な画像読取装置で用いられているアナログ方式とCCD等の撮像素子を用いたデジタル方式とがある。
【0003】
アナログ方式の画像読取装置では、5〜10mm幅のスリット露光を行っている。このスリット域では、原稿と感光体が同期して移動されなければ感光体上に潜像が形成されないので、コンタクトガラス上にゴミが付着した場合、原稿固定方式ではゴミの大きさに対応した黒点となり、シートスルータイプではぼけた潜像となるために、現像されてもはっきりとした画像とはならないのでさほど問題にはならない。
【0004】
ところが、デジタルタイプの画像読取装置では、シートスルータイプにおいてスリット露光領域が狭い。例えば読取密度600dpiでは露光幅が25.4/600=0.0423mmと非常に狭くなるため、この部分に0.0423mm以上の大きさのゴミが付着すると、原稿上の画像とは無関係に黒データとして連続に読み取られることになる。
【0005】
つまりゴミが付着した状態で原稿を読み取るとゴミに対応する部分が走査方向に順次読み取ることになるため、黒筋が発生しやすくなる。そこで、原稿をコンタクトガラス上から浮かした状態で搬送し、露光部でのゴミの付着を防止する画像読取装置が開示されている(例えば特許文献1)。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−123157号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記画像読取装置では原稿の中間部分は浮き上がった状態で略ピントが合った状態となるが、先端と後端は浮き上がった状態を維持できないのでピントが合わなくなり、画像品質を低下させる問題がある。
本発明の目的はこのような問題点を改善し、デジタル方式のシートスルータイプで、コンタクトガラス上のゴミに起因する黒筋等の発生を低減し、良好な読取データを得ることが可能な画像読取装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に記載の発明は、シートスルータイプの自動原稿給紙装置(以下、「ADF」という。)と、供給された原稿をコンタクトガラスを通して固定して読み取る読取部と、前記ADFから前記コンタクトガラス上に前記原稿を案内する案内部と、読取った前記原稿を排出するすくい上げ部材とを備えた画像読取装置において、
前記コンタクトガラス上面を開閉自在に被うシャッタ部を設け、
該シャッタ部は、前記コンタクトガラス上面を被うシート状のシャッタ部材と、該シャッタ部材の一端を取り付ける支持部と、該支持部を作動させる駆動部とを備え、
前記原稿の読み取りを行うとき、前記駆動部で前記支持部を作動させて前記シャッタ部材を前記コンタクトガラス上面から退避させて開状態とし、
前記原稿の読み取りを終了したとき、前記駆動部で前記支持部を作動させて前記シャッタ部材で前記コンタクトガラス上面を被って閉状態とするように制御する制御手段を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、コンタクトガラス上面をシャッタ部材被うことで画像読取動作時以外にはコンタクトガラスをシャッタ部材により遮蔽し、コンタクトガラス上面にゴミが付着するのを低減させることが可能となる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記シャッタ部材が柔軟性を有し、前記閉状態とするとき、前記シャッタ部材の先端のエッジ部が前記コンタクトガラス上を副走査方向に摺動することを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、シャッタ部材の開閉動作時にコンタクトガラス上に付着したゴミをシャッタ部材の先端のエッジ部で摺動して除去することが可能となる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像読取装置において、前記シャッタ部材の先端に拭き取り部を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、シャッタの開閉動作時にコンタクトガラス上に付着したゴミを拭き取り部で効率的に排除することが可能となる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像読取装置において、前記すくい上げ部材に前記コンタクトガラス上のゴミを収容するゴミ収容部を設けることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、ゴミ収容部を設けたので回収したゴミがコンタクトガラス上や画像読取装置内に散乱することがない。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像読取装置において、前記シャッタ部は前記案内部内に備えられていることを特徴とする。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、画像読取装置内のスペースを有効に活用し、画像読取装置をコンパクトにする。
【0018】
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1に記載の画像読取装置において、前記開状態のとき、前記シャッタ部材が前記案内部内に収容されることを特徴とする。
【0019】
請求項6に記載の発明によれば、シャッタ部材が案内部内に収容されているので原稿の供給性能を低下させることがない。
【0020】
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像読取装置において、前記制御手段が前記開状態と前記閉状態とを原稿ごとに行うように制御することを特徴とする。
【0021】
請求項7に記載の発明によれば、画像読取動作時以外はシャッタ部材がコンタクトガラスを被うので、室内に浮遊しているゴミ等がコンタクトガラスに付着することを防止する。また、複数枚連続読取動作時の原稿切り替え時間にシャッタ部材の開閉を行うために、原稿毎にガラス面の清掃が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参考にして説明する。
図1は、この発明の画像読取装置の1例としてのデジタル方式のシートスルータイプの自動原稿給紙装置1を装着したスキャナ2を示す斜視図である。図2は図1のスキャナ2の内部構造の一部を拡大して示す断面図である。
【0023】
この例のスキャナ2は、スキャナ本体Bに、本体に対し一端を回動可能に取り付けたADF1を備える。スキャナ本体Bはケース状になっており、その上面には、コンタクトガラス4a,4bを備える。このコンタクトガラス4a,4bは、後述するすくい上げ部材9を挟んで平面状に設けられている。
【0024】
コンタクトガラス4aは、原稿固定読取方式で使用するものであり、コンタクトガラス4bは、シートスルー読取方式で使用するものである。コンタクトガラス4bの端にはADF1からコンタクトガラス4b上面に原稿6を案内する案内部15を備える。また、コンタクトガラス4a,4bの下、すなわち、スキャナ本体B内には、複数のミラー8を有する読取部3を備える。
【0025】
なお、すくい上げ部材9は、コンタクトガラス4a,4bと接着固定されていてもよいし、コンタクトガラス4a,4bを支持している不図示のフレームにネジ止めして固定されていてもよい。
【0026】
一方、ADF1には、給紙する原稿6を載置する給紙部5、排出した原稿6を載置する排紙部31を設ける。そして、ADF1の内部には、給紙部5より取り込んだ原稿6をコンタクトガラス4b上に搬送したり、コンタクトガラス4bからADF1の外部へ排出するための複数対の搬送ローラT、ガイド板7などを備える。
【0027】
なお、案内部15は、詳しくは、図3、図4に示すように内部に、平行に備えた扇形の板状の2つの回転支持部材10aと、この2つの回転支持部材10aの弧状部分10cに渡して回転支持板10bを設けて回転支持台10とする。なお、この回転支持台10は一体成形で形成してもよい。
【0028】
そして、扇状の回転支持部材10aの孔13に、モータ20の軸20aを取り付ける。詳しくは、孔13は、モータ20の軸の先端にギア25を嵌合し、そのギアが嵌合する形状に形成され、モータ20のギア25を孔13に嵌合する。この回転支持台10は、図5に示すように、扇状の回転支持部材10aの弧状部分10cがコンタクトガラス4bより高くなるように設置する。好適には、回転支持板10bがコンタクトガラス4bより3〜4mm高くなることが望ましい。
【0029】
さらに、支持部10の回転支持板10bにはコンタクトガラス4b上面を被うためのシャッタ板(シャッタ部材)11の一端が両面テープなどの接着剤12によって取り付けられている。これら支持部10とシャッタ板11とを合わせてシャッタ部Sという。なおシャッタ板11は、PETなどの柔軟性のある薄型フィルムシートで形成されている。
【0030】
図6は、図4のG矢視図である。回転支持台10の一端に取り付けられたモータ20の他方の軸20bには、モータ20の回転角度を検知するためのフィラー21が取り付けられている。そして、そのフィラー21には図7に示すように円盤状の一部を欠いて開口21aを形成し、開口21a部分では検知手段としてのフォトセンサ22を遮らないようになっている。
【0031】
他方、回転支持台10の他端にはの回転支持部材10aには、支持軸23が回転自在に取り付けられて、モータ20の回転に合わせて回転できるようになっており、支持板24に固定されている。
【0032】
そして、不図示の制御手段によりモータ(駆動部)20が図4において支持部10をa方向に回動(作動)させると、シャッタ板11が副走査方向d方向に移動してコンタクトガラス4bを被い(閉状態)、モータ20が支持部10をb方向に回動させると、シャッタ板11がコンタクトガラス4b上から案内部15内に退避する(開状態)ようになっている。すなわち、シャッタ部Sのシャッタ板11は、コンタクトガラス4b上面を開閉自在に被う。
【0033】
また、すくい上げ部材9は、コンタクトガラス4bで読み取った原稿6を外部へ排出するためのものであり、図3において、矢印c方向に原稿6が排出されるように、傾斜のついた形状となっている。そのすくい上げ部材9のコンタクトガラス4bとの接続部分には、段部を設けてゴミ収容部9aとする。
【0034】
次にこの発明のスキャナを使用する動作について説明する。
なお、この例のスキャナ2は、ブック読み取り側のコンタクトガラス4a上に原稿を固定して読取部3が移動して原稿を読み取る固定読取モードと、読取部3をADF読み取り側のコンタクトガラス4bの下に固定し、そのコンタクトガラス4b上をADF1の給紙部5に搭載した原稿6を移動(シートスルー)させることによって原稿を読み取るADFモードの2方式を有する。
【0035】
固定読取モードの場合の動作は、従来のスキャナと同様であるので説明を省略する。
【0036】
一方、ADFモードの場合、図8に示すフローチャートを用いて説明する。シートスルーによる原稿の読取動作の要求(S1)があると、読取部3がコンタクトガラス4b下方のシートスルー読取位置にあるか判定する(S2)。読取部3がシートスルー読取位置にあるときは、シャッタ板11がホームポジション(閉位置)にあるかを判定する(S3)。
【0037】
一方、読取部3がシートスルー読取位置にないときは、読取部3をシートスルー読取位置に移動した(S4)後、シャッタ板11がホームポジションにあるかを判定する(S3)。シャッタ板11がホームポジションにあるときは、図4中、モータ20をb方向に回動させてシャッタ板11をコンタクトガラス4b上面から退避させて、開状態にして案内部15内に収納する(S5)。
【0038】
このときのモータ20の駆動のON、OFFは、モータ20の後端にあるフィラー21の開口21aをフォトセンサ22が検知して別に備える制御手段にフィードバックすることによって行われる。原稿6送りをスタート(S6)して、給紙部5より原稿6を一枚ずつ給紙し、搬送ローラTによって搬送され、ガイド板7によって案内部15に案内する。
【0039】
シャッタ板11がホームポジションにないときは、そのまま、原稿6送りをスタートする(S6)。そして、スキャナを露光して読取部3が固定された状態で原稿6をコンタクトガラス4bを通して読み取りを開始(S7)する。そして、原稿6の読み取りが終了(S8)したら、スキャナの露光を停止して(S9)、原稿6を排出した(S10)後、モータ20をa方向に回動させてシャッタ11をホームポジションとする。
【0040】
このとき、回転支持部10bの高さがコンタクトガラス4bの高さより高いので、シャッタ板11が先端11tのエッジ部がコンタクトガラス4bの表面に当接し副走査方向dに摺動し、コンタクトガラス4bの表面にゴミなどが付着しているときは、これが容易に掻き取られて、ゴミ収容部9aに収容される。
【0041】
なお、原稿6が複数枚あるときは、原稿6を1枚読み取る毎に、シャッタ板11を開閉し、コンタクトガラス4bの上面は常にゴミがない状態とすることができる。
また、シャッタ板11の先端11tにフェルトや不織布などの拭き取り部を備えると一層、コンタクトガラス4b上の清掃効果が向上する。
【0042】
なお、上述の例では、シャッタ板11として、薄型フィルムシートを用いたが、この発明はこれに限定されるものではなく、ゴムブレードなどを使用しても良い。
【0043】
さらに、上述の例では、支持部10を回動してシャッタ板11を開閉するためにモータ20を用いているが、この発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、ソレノイドを用いてシャッタ板11を開閉するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、コンタクトガラスの上面を開閉自在に被うシャッタ部を設けたので、シートスルー読取未使用時のコンタクトガラスへのゴミの付着を防止することができる。したがって、デジタル方式のシートスルータイプで良好な読取データを得ることが可能な画像読取装置を提供することができる。
【0045】
請求項2に記載の発明によれば、シャッタ部材の先端のエッジ部をコンタクトガラスと当接させ、副走査方向(コンタクトガラス短手方向)に摺動させるのでゴミのかきとり力に優れ、コンタクトガラスを短時間で清掃することができる。
【0046】
請求項3に記載の発明によれば、シャッタ部の先端に拭き取り部を備えるのでゴミの清掃効果を高めることができる。
【0047】
請求項4に記載の発明によれば、すくい上げ部材にゴミ収容部を設けたので、シャッタ板で集めたゴミを散乱させることなく蓄積することができる。
【0048】
請求項5に記載の発明によれば、画像読取装置内のスペースを有効に活用し、画像読取装置をコンパクトにすることができる。
【0049】
請求項6に記載の発明によれば、シートスルー読取時にシャッタ部材を原稿給紙ガイド部材の内部に収容するため、ゴミ除去装置を備えながらも給紙性能を低下させない画像読取装置が提供できる。
【0050】
請求項7に記載の発明によれば、シートスルー読取以外にシャッタ板を閉じておくので常にコンタクトガラス面をきれいな状態に保つ事ができる。また、原稿の連続読取動作時には原稿の切り替えタイミングでシャッタの開閉動作を行うことで、コンタクトガラス面をきれいな状態に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシートスルー読取装置を備えたスキャナの斜視図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】シャッタ板が開状態のときの要部拡大断面図である。
【図4】回転支持部の要部拡大斜視図である。
【図5】回転支持台とコンタクトガラスの位置関係を説明するための図である。
【図6】図4におけるG矢視図である。
【図7】図4の回転支持部を駆動するモータと位置検知手段の概略斜視図である。
【図8】この発明のシートスルー読取動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ADF(自動原稿給紙装置)
2 スキャナ(画像読取装置)
3 読取部
4a,4b コンタクトガラス
5 給紙部
6 原稿
7 ガイド板
8 ミラー
9 すくい上げ部材
9a ゴミ収容部
10 支持部
10a 支持部材
10b 支持板
10c 弧状部分
11 シャッタ板(シャッタ部材)
11t 先端
12 接着剤
13 孔
15 案内部
20 モータ(駆動部)
20a,20b 軸
21 フィラー
21a 開口
22 フォトセンサ
23 支持軸
24 支持板
25 ギア
B スキャナ本体
S シャッタ部
T 搬送ローラ
【発明の属する技術分野】
本発明はスキャナ、複写機、ファクシミリ等の画像読取装置でシートスルータイプのADFを装着したものすなわち、コンタクトガラスに沿って一定速度で搬送される原稿を露光走査し、像光を得ることのできる画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像読取装置においては、原稿を固定して露光走査する原稿固定タイプ(スキャン方式)と、原稿を所定の速度で移動し、これを露光するシートスルータイプがある。また、一般的な画像読取装置で用いられているアナログ方式とCCD等の撮像素子を用いたデジタル方式とがある。
【0003】
アナログ方式の画像読取装置では、5〜10mm幅のスリット露光を行っている。このスリット域では、原稿と感光体が同期して移動されなければ感光体上に潜像が形成されないので、コンタクトガラス上にゴミが付着した場合、原稿固定方式ではゴミの大きさに対応した黒点となり、シートスルータイプではぼけた潜像となるために、現像されてもはっきりとした画像とはならないのでさほど問題にはならない。
【0004】
ところが、デジタルタイプの画像読取装置では、シートスルータイプにおいてスリット露光領域が狭い。例えば読取密度600dpiでは露光幅が25.4/600=0.0423mmと非常に狭くなるため、この部分に0.0423mm以上の大きさのゴミが付着すると、原稿上の画像とは無関係に黒データとして連続に読み取られることになる。
【0005】
つまりゴミが付着した状態で原稿を読み取るとゴミに対応する部分が走査方向に順次読み取ることになるため、黒筋が発生しやすくなる。そこで、原稿をコンタクトガラス上から浮かした状態で搬送し、露光部でのゴミの付着を防止する画像読取装置が開示されている(例えば特許文献1)。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−123157号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記画像読取装置では原稿の中間部分は浮き上がった状態で略ピントが合った状態となるが、先端と後端は浮き上がった状態を維持できないのでピントが合わなくなり、画像品質を低下させる問題がある。
本発明の目的はこのような問題点を改善し、デジタル方式のシートスルータイプで、コンタクトガラス上のゴミに起因する黒筋等の発生を低減し、良好な読取データを得ることが可能な画像読取装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に記載の発明は、シートスルータイプの自動原稿給紙装置(以下、「ADF」という。)と、供給された原稿をコンタクトガラスを通して固定して読み取る読取部と、前記ADFから前記コンタクトガラス上に前記原稿を案内する案内部と、読取った前記原稿を排出するすくい上げ部材とを備えた画像読取装置において、
前記コンタクトガラス上面を開閉自在に被うシャッタ部を設け、
該シャッタ部は、前記コンタクトガラス上面を被うシート状のシャッタ部材と、該シャッタ部材の一端を取り付ける支持部と、該支持部を作動させる駆動部とを備え、
前記原稿の読み取りを行うとき、前記駆動部で前記支持部を作動させて前記シャッタ部材を前記コンタクトガラス上面から退避させて開状態とし、
前記原稿の読み取りを終了したとき、前記駆動部で前記支持部を作動させて前記シャッタ部材で前記コンタクトガラス上面を被って閉状態とするように制御する制御手段を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、コンタクトガラス上面をシャッタ部材被うことで画像読取動作時以外にはコンタクトガラスをシャッタ部材により遮蔽し、コンタクトガラス上面にゴミが付着するのを低減させることが可能となる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記シャッタ部材が柔軟性を有し、前記閉状態とするとき、前記シャッタ部材の先端のエッジ部が前記コンタクトガラス上を副走査方向に摺動することを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、シャッタ部材の開閉動作時にコンタクトガラス上に付着したゴミをシャッタ部材の先端のエッジ部で摺動して除去することが可能となる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像読取装置において、前記シャッタ部材の先端に拭き取り部を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、シャッタの開閉動作時にコンタクトガラス上に付着したゴミを拭き取り部で効率的に排除することが可能となる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像読取装置において、前記すくい上げ部材に前記コンタクトガラス上のゴミを収容するゴミ収容部を設けることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、ゴミ収容部を設けたので回収したゴミがコンタクトガラス上や画像読取装置内に散乱することがない。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像読取装置において、前記シャッタ部は前記案内部内に備えられていることを特徴とする。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、画像読取装置内のスペースを有効に活用し、画像読取装置をコンパクトにする。
【0018】
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1に記載の画像読取装置において、前記開状態のとき、前記シャッタ部材が前記案内部内に収容されることを特徴とする。
【0019】
請求項6に記載の発明によれば、シャッタ部材が案内部内に収容されているので原稿の供給性能を低下させることがない。
【0020】
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像読取装置において、前記制御手段が前記開状態と前記閉状態とを原稿ごとに行うように制御することを特徴とする。
【0021】
請求項7に記載の発明によれば、画像読取動作時以外はシャッタ部材がコンタクトガラスを被うので、室内に浮遊しているゴミ等がコンタクトガラスに付着することを防止する。また、複数枚連続読取動作時の原稿切り替え時間にシャッタ部材の開閉を行うために、原稿毎にガラス面の清掃が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参考にして説明する。
図1は、この発明の画像読取装置の1例としてのデジタル方式のシートスルータイプの自動原稿給紙装置1を装着したスキャナ2を示す斜視図である。図2は図1のスキャナ2の内部構造の一部を拡大して示す断面図である。
【0023】
この例のスキャナ2は、スキャナ本体Bに、本体に対し一端を回動可能に取り付けたADF1を備える。スキャナ本体Bはケース状になっており、その上面には、コンタクトガラス4a,4bを備える。このコンタクトガラス4a,4bは、後述するすくい上げ部材9を挟んで平面状に設けられている。
【0024】
コンタクトガラス4aは、原稿固定読取方式で使用するものであり、コンタクトガラス4bは、シートスルー読取方式で使用するものである。コンタクトガラス4bの端にはADF1からコンタクトガラス4b上面に原稿6を案内する案内部15を備える。また、コンタクトガラス4a,4bの下、すなわち、スキャナ本体B内には、複数のミラー8を有する読取部3を備える。
【0025】
なお、すくい上げ部材9は、コンタクトガラス4a,4bと接着固定されていてもよいし、コンタクトガラス4a,4bを支持している不図示のフレームにネジ止めして固定されていてもよい。
【0026】
一方、ADF1には、給紙する原稿6を載置する給紙部5、排出した原稿6を載置する排紙部31を設ける。そして、ADF1の内部には、給紙部5より取り込んだ原稿6をコンタクトガラス4b上に搬送したり、コンタクトガラス4bからADF1の外部へ排出するための複数対の搬送ローラT、ガイド板7などを備える。
【0027】
なお、案内部15は、詳しくは、図3、図4に示すように内部に、平行に備えた扇形の板状の2つの回転支持部材10aと、この2つの回転支持部材10aの弧状部分10cに渡して回転支持板10bを設けて回転支持台10とする。なお、この回転支持台10は一体成形で形成してもよい。
【0028】
そして、扇状の回転支持部材10aの孔13に、モータ20の軸20aを取り付ける。詳しくは、孔13は、モータ20の軸の先端にギア25を嵌合し、そのギアが嵌合する形状に形成され、モータ20のギア25を孔13に嵌合する。この回転支持台10は、図5に示すように、扇状の回転支持部材10aの弧状部分10cがコンタクトガラス4bより高くなるように設置する。好適には、回転支持板10bがコンタクトガラス4bより3〜4mm高くなることが望ましい。
【0029】
さらに、支持部10の回転支持板10bにはコンタクトガラス4b上面を被うためのシャッタ板(シャッタ部材)11の一端が両面テープなどの接着剤12によって取り付けられている。これら支持部10とシャッタ板11とを合わせてシャッタ部Sという。なおシャッタ板11は、PETなどの柔軟性のある薄型フィルムシートで形成されている。
【0030】
図6は、図4のG矢視図である。回転支持台10の一端に取り付けられたモータ20の他方の軸20bには、モータ20の回転角度を検知するためのフィラー21が取り付けられている。そして、そのフィラー21には図7に示すように円盤状の一部を欠いて開口21aを形成し、開口21a部分では検知手段としてのフォトセンサ22を遮らないようになっている。
【0031】
他方、回転支持台10の他端にはの回転支持部材10aには、支持軸23が回転自在に取り付けられて、モータ20の回転に合わせて回転できるようになっており、支持板24に固定されている。
【0032】
そして、不図示の制御手段によりモータ(駆動部)20が図4において支持部10をa方向に回動(作動)させると、シャッタ板11が副走査方向d方向に移動してコンタクトガラス4bを被い(閉状態)、モータ20が支持部10をb方向に回動させると、シャッタ板11がコンタクトガラス4b上から案内部15内に退避する(開状態)ようになっている。すなわち、シャッタ部Sのシャッタ板11は、コンタクトガラス4b上面を開閉自在に被う。
【0033】
また、すくい上げ部材9は、コンタクトガラス4bで読み取った原稿6を外部へ排出するためのものであり、図3において、矢印c方向に原稿6が排出されるように、傾斜のついた形状となっている。そのすくい上げ部材9のコンタクトガラス4bとの接続部分には、段部を設けてゴミ収容部9aとする。
【0034】
次にこの発明のスキャナを使用する動作について説明する。
なお、この例のスキャナ2は、ブック読み取り側のコンタクトガラス4a上に原稿を固定して読取部3が移動して原稿を読み取る固定読取モードと、読取部3をADF読み取り側のコンタクトガラス4bの下に固定し、そのコンタクトガラス4b上をADF1の給紙部5に搭載した原稿6を移動(シートスルー)させることによって原稿を読み取るADFモードの2方式を有する。
【0035】
固定読取モードの場合の動作は、従来のスキャナと同様であるので説明を省略する。
【0036】
一方、ADFモードの場合、図8に示すフローチャートを用いて説明する。シートスルーによる原稿の読取動作の要求(S1)があると、読取部3がコンタクトガラス4b下方のシートスルー読取位置にあるか判定する(S2)。読取部3がシートスルー読取位置にあるときは、シャッタ板11がホームポジション(閉位置)にあるかを判定する(S3)。
【0037】
一方、読取部3がシートスルー読取位置にないときは、読取部3をシートスルー読取位置に移動した(S4)後、シャッタ板11がホームポジションにあるかを判定する(S3)。シャッタ板11がホームポジションにあるときは、図4中、モータ20をb方向に回動させてシャッタ板11をコンタクトガラス4b上面から退避させて、開状態にして案内部15内に収納する(S5)。
【0038】
このときのモータ20の駆動のON、OFFは、モータ20の後端にあるフィラー21の開口21aをフォトセンサ22が検知して別に備える制御手段にフィードバックすることによって行われる。原稿6送りをスタート(S6)して、給紙部5より原稿6を一枚ずつ給紙し、搬送ローラTによって搬送され、ガイド板7によって案内部15に案内する。
【0039】
シャッタ板11がホームポジションにないときは、そのまま、原稿6送りをスタートする(S6)。そして、スキャナを露光して読取部3が固定された状態で原稿6をコンタクトガラス4bを通して読み取りを開始(S7)する。そして、原稿6の読み取りが終了(S8)したら、スキャナの露光を停止して(S9)、原稿6を排出した(S10)後、モータ20をa方向に回動させてシャッタ11をホームポジションとする。
【0040】
このとき、回転支持部10bの高さがコンタクトガラス4bの高さより高いので、シャッタ板11が先端11tのエッジ部がコンタクトガラス4bの表面に当接し副走査方向dに摺動し、コンタクトガラス4bの表面にゴミなどが付着しているときは、これが容易に掻き取られて、ゴミ収容部9aに収容される。
【0041】
なお、原稿6が複数枚あるときは、原稿6を1枚読み取る毎に、シャッタ板11を開閉し、コンタクトガラス4bの上面は常にゴミがない状態とすることができる。
また、シャッタ板11の先端11tにフェルトや不織布などの拭き取り部を備えると一層、コンタクトガラス4b上の清掃効果が向上する。
【0042】
なお、上述の例では、シャッタ板11として、薄型フィルムシートを用いたが、この発明はこれに限定されるものではなく、ゴムブレードなどを使用しても良い。
【0043】
さらに、上述の例では、支持部10を回動してシャッタ板11を開閉するためにモータ20を用いているが、この発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、ソレノイドを用いてシャッタ板11を開閉するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、コンタクトガラスの上面を開閉自在に被うシャッタ部を設けたので、シートスルー読取未使用時のコンタクトガラスへのゴミの付着を防止することができる。したがって、デジタル方式のシートスルータイプで良好な読取データを得ることが可能な画像読取装置を提供することができる。
【0045】
請求項2に記載の発明によれば、シャッタ部材の先端のエッジ部をコンタクトガラスと当接させ、副走査方向(コンタクトガラス短手方向)に摺動させるのでゴミのかきとり力に優れ、コンタクトガラスを短時間で清掃することができる。
【0046】
請求項3に記載の発明によれば、シャッタ部の先端に拭き取り部を備えるのでゴミの清掃効果を高めることができる。
【0047】
請求項4に記載の発明によれば、すくい上げ部材にゴミ収容部を設けたので、シャッタ板で集めたゴミを散乱させることなく蓄積することができる。
【0048】
請求項5に記載の発明によれば、画像読取装置内のスペースを有効に活用し、画像読取装置をコンパクトにすることができる。
【0049】
請求項6に記載の発明によれば、シートスルー読取時にシャッタ部材を原稿給紙ガイド部材の内部に収容するため、ゴミ除去装置を備えながらも給紙性能を低下させない画像読取装置が提供できる。
【0050】
請求項7に記載の発明によれば、シートスルー読取以外にシャッタ板を閉じておくので常にコンタクトガラス面をきれいな状態に保つ事ができる。また、原稿の連続読取動作時には原稿の切り替えタイミングでシャッタの開閉動作を行うことで、コンタクトガラス面をきれいな状態に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシートスルー読取装置を備えたスキャナの斜視図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】シャッタ板が開状態のときの要部拡大断面図である。
【図4】回転支持部の要部拡大斜視図である。
【図5】回転支持台とコンタクトガラスの位置関係を説明するための図である。
【図6】図4におけるG矢視図である。
【図7】図4の回転支持部を駆動するモータと位置検知手段の概略斜視図である。
【図8】この発明のシートスルー読取動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ADF(自動原稿給紙装置)
2 スキャナ(画像読取装置)
3 読取部
4a,4b コンタクトガラス
5 給紙部
6 原稿
7 ガイド板
8 ミラー
9 すくい上げ部材
9a ゴミ収容部
10 支持部
10a 支持部材
10b 支持板
10c 弧状部分
11 シャッタ板(シャッタ部材)
11t 先端
12 接着剤
13 孔
15 案内部
20 モータ(駆動部)
20a,20b 軸
21 フィラー
21a 開口
22 フォトセンサ
23 支持軸
24 支持板
25 ギア
B スキャナ本体
S シャッタ部
T 搬送ローラ
Claims (7)
- シートスルータイプの自動原稿給紙装置(以下、「ADF」)と、供給された原稿をコンタクトガラスを通して固定して読み取る読取部と、前記ADFから前記コンタクトガラス上に前記原稿を案内する案内部と、読取った前記原稿を排出するすくい上げ部材とを備えた画像読取装置において、
前記コンタクトガラス上面を開閉自在に被うシャッタ部を設け、
該シャッタ部は、前記コンタクトガラス上面を被うシート状のシャッタ部材と、該シャッタ部材の一端を取り付ける支持部と、該支持部を作動させる駆動部とを備え、
前記原稿の読み取りを行うとき、前記駆動部で前記支持部を作動させて前記シャッタ部材を前記コンタクトガラス上面から退避させて開状態とし、
前記原稿の読み取りを終了したとき、前記駆動部で前記支持部を作動させて前記シャッタ部材で前記コンタクトガラス上面を被って閉状態とするように制御する制御手段を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 前記シャッタ部材が柔軟性を有し、前記閉状態とするとき、前記シャッタ部材の先端のエッジ部が前記コンタクトガラス上を副走査方向に摺動することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記シャッタ部材の先端に拭き取り部を備えることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
- 前記すくい上げ部材に前記コンタクトガラス上のゴミを収容するゴミ収容部を設けることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像読取装置。
- 前記シャッタ部は前記案内部内に備えられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像読取装置。
- 前記開状態のとき、前記シャッタ部材が前記案内部内に収容されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1に記載の画像読取装置。
- 前記制御手段が前記開状態と前記閉状態とを原稿ごとに行うように制御することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像読取装置。
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