JP2005005184A - 高圧放電灯点灯装置及び照明装置 - Google Patents

高圧放電灯点灯装置及び照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高圧放電灯の始動波形を改善することで、放電灯の電極へのストレスを軽減し、放電灯の長寿命化を図ると共に、小型で安価な高圧放電灯点灯装置を提供する。
【解決手段】直流電源1と、少なくとも1組のスイッチング素子の直列回路を有し直流電源からの直流電圧を矩形波電圧に変換する極性反転回路2と、極性反転回路2からの矩形波電圧を印加される高圧放電灯Laと、前記スイッチング素子を制御する制御回路3と、高圧放電灯Laが始動を開始してから点灯するまでの始動期間においてランプ電圧に過渡電圧が現れるまでの時間を記憶している記憶部5とを備え、制御回路3は、高圧放電灯Laの始動期間において、記憶部5に記憶されている時間が経過するよりも前に、高圧放電灯Laに印加される電圧の極性を強制的に反転させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧放電灯点灯装置及び照明装置に関するものであり、高圧放電灯を交流点灯させる場合の極性反転の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2001−351793号公報
【0003】
図17に従来の高圧放電灯の点灯装置の回路図を示す。図中、Iは入力端子であり、通常、商用交流電圧を整流平滑した直流電圧が供給される。チョッパ回路1はスイッチング素子Q1、ダイオードD1、インダクタL1により構成され、入力端子Iの正極にスイッチング素子Q1の一端が接続され、入力端子Iの負極にダイオードD1のアノードが接続され、スイッチング素子Q1の他端とダイオードD1のカソードはインダクタL1の一端に接続され、入力端子Iからの入力電圧を降圧した電圧がインダクタL1の他端に出力されるようになっている。スイッチング素子Q1にはMOSFET等が使用されるが、これに限定されるものではない。チョッパ回路1の出力端にはコンデンサC1が並列接続されており、このコンデンサC1はチョッパ回路1の出力を平滑する。
【0004】
フルブリッジ回路2は、コンデンサC1の直流電圧を低周波の矩形波電圧に変換して、放電灯Laに供給するものである。フルブリッジ回路2のスイッチング素子Q2〜Q5はMOSFET等が使用されるが、これに限定されるものではない。制御回路3はフルブリッジ回路制御部32を備えており、その出力端子OUT2〜OUT5からの制御信号によりスイッチング素子Q2〜Q5をオン、オフ制御して、放電灯Laを交流動作させる。スイッチング素子Q2〜Q5は、スイッチング素子Q2、Q5がオン、スイッチング素子Q3、Q4がオフである第1の状態と、スイッチング素子Q2、Q5がオフ、スイッチング素子Q3、Q4がオンである第2の状態とが交互に切り替わるように制御される。なお、第1の状態と第2の状態とが切り替わるときに、すべてのスイッチング素子Q2〜Q5がオフ状態となる第3の状態(デッドオフタイム)を短時間設けても良い。
【0005】
スイッチング素子Q1は制御回路3の出力端子OUT1からの制御信号によりオン、オフ制御される。スイッチング素子Q1のオン時には、入力端子Iからスイッチング素子Q1、インダクタL1、コンデンサC1、入力端子Iの経路で電流が流れ、スイッチング素子Q1のオフ時には、インダクタL1の蓄積エネルギーにより、インダクタL1、コンデンサC1、ダイオードD1、インダクタL1の経路で回生電流が流れる。スイッチング素子Q1のオン、オフ動作を高周波で繰り返すことにより、コンデンサC1には入力端子Iからの入力電圧を降圧した直流電圧が得られる。図17の点灯装置の場合は、この平滑された出力がフルブリッジ回路2により低周波の矩形波電圧に変換されて、チョークコイルL2、高圧パルス発生回路4を介して放電灯Laに供給される。そして、放電灯Laの管電圧に応じた電圧V1と管電流に応じた電圧I1が制御回路3の出力演算制御部31に入力され、チョッパ回路1の出力電力が一定になるように出力端子OUT1からスイッチング素子Q1にオン、オフの制御信号を送る。
【0006】
なお、放電灯Laの管電圧に応じた電圧V1を検出する手段については特に限定されるものではないが、例えば、高抵抗を直列接続して成る抵抗分圧回路をコンデンサC1と並列に接続し、コンデンサC1の電圧を適当な分圧比で分圧することで実質的に放電灯Laの管電圧に応じた電圧V1を検出するような手段を用いることができる。また、放電灯Laの管電流に応じた電圧I1を検出する手段についても特に限定されるものではないが、例えば、コンデンサC1から放電灯Laに流れる電流を抵抗値の小さな電流検出抵抗の両端電圧降下として検出することで実質的に放電灯Laの管電流に応じた電圧I1を検出するような手段を用いることができる。
【0007】
高圧パルス発生回路4は放電灯Laを始動させるための高圧パルスを発生させる。放電灯Laの始動時には、コンデンサC1の無負荷電圧Voを高く設定しておいて、高圧パルス発生回路4により始動用の高圧パルス電圧を発生させ、放電灯Laの絶縁を破壊して、ランプ電流が流れ始めると、そのときのランプ電圧に応じて適切なランプ電力が供給されるように、チョッパ回路1を制御していた。
【0008】
ここで、コンデンサC1の無負荷電圧Voは制御回路3により任意に設定可能であり、無負荷時のコンデンサC1の電圧Voが任意に設定された直流高電圧を越えると、制御回路3によりチョッパ回路1の動作を停止させるようにすれば良い。例えば、コンデンサC1の電圧を抵抗により分圧して得た検出電圧をコンパレータにより基準電圧と比較し、検出電圧が基準電圧よりも高い期間では、スイッチング素子Q1へのオン、オフ制御信号の入力を禁止することで、コンデンサC1の無負荷電圧Voは所定値に制限される。また、前記コンパレータの基準電圧を高/低に切り換えることにより、コンデンサC1の無負荷電圧Voの制限値を高/低に切り換えることができる。通常は、放電灯Laの始動時には、コンデンサC1の無負荷電圧Voを始動に適した高い電圧に設定しておくものである。
【0009】
放電灯を始動する際の交番周波数は電極のヒートアップを両極平衡にする方が良いと考え、初期始動、再始動に関わらず正負の比を1:1の固定周波数で交番させていたが、図18のように放電灯の状態の急激な変化による波形の乱れ、立消え、異常グロー、交番失敗が多々発生していた。立消えや異常グローは図19のa区間のような波形の乱れが長く続くことで発生し易く、図19の異常グロー状態であるb区間が長く続くと放電灯の電極へのストレスが大きくなる。また、立消えや交番失敗が発生すると高圧パルスで再度起動するため、その度に突入電流が流れ、放電灯の電極へのストレスは大きくなる。こういった状態が始動時に何度も繰り返されると放電灯の電極へのストレスが更に大きくなり、放電灯の寿命も短くなっていた。
【0010】
放電灯の状態が急激に変化する要因として、超高圧水銀灯の場合は電極の根元で放電するようなアークスポットの位置の変化等が考えられるが、これを制御することは困難である。こういった放電灯の状態の変化に対して安定した放電を維持するために、図17のようにチョークコイルL2を挿入していた。また、異常グロー状態になった場合に高圧パルスを発生させることなく、正常な放電状態に戻すために無負荷電圧Voを高く設定していた。また、立消えや交番失敗した場合は高圧パルスを印如して再起動することになるが、立消えや交番失敗が発生した直後から連続的に高圧パルスを印加していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術において、図17のチョークコイルL2はインダクタンス値が大きいことから、部品形状も大きく、高価なため、放電灯点灯装置の小型化に対して不利であり、装置も高価になってしまうという問題がある。また、無負荷電圧Voを大きくする場合も図17のスイッチング素子Q2〜Q5は耐圧の高いものが必要になり、大きく、高価な部品を使用することになり、放電灯点灯装置の小型化に対して不利であり、装置も高価になってしまうという問題がある。
【0012】
また、これらの対策をしても充分ではなく、何も対策しない場合と比べて確率としては低くなるが、放電灯の状態の急激な変化による種々の現象は発生してしまう。また、立消えや交番失敗をした場合、高圧パルスを印加することによって再起動をかけるが、立消え直後は同じ高圧パルスを印加しても再起動し難く、何度も高圧パルスをかけることで放電灯の電極にストレスをかけてしまうという問題がある。また、この高圧パルスで周辺の機器が誤動作してしまうということもあり、高圧パルスの発生回数を増やすことは問題である。
【0013】
本発明の目的は、大きな部品や高価な部品を使用することなく、始動時の放電灯の状態の急激な変化による電極へのストレスを軽減し、放電灯の寿命を長くすることができる高圧放電灯点灯装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記の課題を解決するために、図1に示すように、直流電源(チョッパ回路1)と、少なくとも1組のスイッチング素子Q2,Q3;Q4,Q5の直列回路を有し直流電源からの直流電圧を矩形波電圧に変換する極性反転回路(フルブリッジ回路2)と、極性反転回路からの矩形波電圧を印加される高圧放電灯Laと、前記スイッチング素子Q2〜Q5を制御する制御回路3と、高圧放電灯Laが始動を開始してから点灯するまでの始動期間においてランプ電圧に過渡電圧が現れるまでの時間を記憶している記憶部5と、を備え、前記制御回路3は、高圧放電灯Laの始動期間において、前記記憶部5に記憶されている時間が経過するよりも前に、高圧放電灯Laに印加される電圧の極性を強制的に反転させることを特徴とするものである。
【0015】
ここで、前記記憶部5には、高圧放電灯Laの始動期間においてランプ電圧に過渡電圧が現れるまでの時間を予め計測した結果又は高圧放電灯Laのランプ特性の情報に基づいて予測した結果を記憶しておくと良い。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴及び利点を明確にすべく、以下添付した図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の回路図である。前述した従来例の回路(図17)とほぼ同じ構成であるが、図17のチョークコイルL2が図1の回路には設けられていない。チョークコイルL2を削除できるため、小型化と低価格化が可能となっている。また、制御回路3には記憶部5が付加されている。この記憶部5には、初始動時ならびに異なる再始動時間毎に、放電灯を始動して電流が流れ始めてから、波形に変化が現れるまでの時間を記憶させてある。制御回路3のフルブリッジ回路制御部32では、記憶部5を参照することで、フルブリッジ回路2の交番周波数を初始動時ならびに異なる再始動時間毎に切り替える。
【0017】
記憶部5に初始動時ならびに異なる再始動時間毎に、放電灯を始動して電流が流れ始めてから、波形に変化が現れるまでの時間を記憶させるには、次のような手段のいずれかを用いることができる。
【0018】
(A)波形に変化が現れるまでの時間を計測する。
図1の回路において、予め放電灯Laを点灯させて、初始動時ならびに異なる再始動時間毎に、図2〜図4のような波形を測定することで、状態の急激な変化による波形の乱れ、立消え、異常グロー、交番失敗が発生する時間をあらかじめ把握しておく。ここで、図2は1分再始動時、図3は3分再始動時、図4は初始動時の波形を示す。図中の矢印で示した部分が波形に変化があった箇所であり、同じ放電灯で消灯してからの時間が同じであれば、始動して電流が流れ始めてから、ほぼ同じ時間で波形に変化が現れる。この波形に変化が現れるまでの時間を、初始動時ならびに異なる再始動時間毎にあらかじめ測定して、記憶部5に記憶しておく。そして、初始動時ならびに異なる再始動時間毎に、波形に変化が現れるよりも前に極性反転するように、最初の交番までの時間を制御回路3によって変化させ、制御回路3の出力端子OUT2〜OUT5からスイッチング素子Q2〜Q5に交番信号を送る。
【0019】
より具体的に説明すると、図2は消灯時間1分で再始動させた時のランプ電流、ランプ電圧を実際に測定した波形図であり、t1のタイミングで波形の変化が現れている。そこで、この放電灯Laを消灯時間1分で再始動させるときには、t1よりも早いタイミングで極性反転させれば、波形の変化が現れないようにできる。
【0020】
図3は消灯時間3分で再始動させた時のランプ電流、ランプ電圧を実際に測定した波形図であり、t2のタイミングで波形の変化が現れている。そこで、この放電灯Laを消灯時間3分で再始動させるときには、t2よりも早いタイミングで極性反転させれば、波形の変化が現れないようにできる。
【0021】
図4は初始動時(消灯時間が非常に長くランプが冷えている時)のランプ電流、ランプ電圧を実際に測定した波形図であり、t3のタイミングで波形の変化が現れている。そこで、この放電灯Laを初期始動させるときには、t3よりも早いタイミングで極性反転させれば、波形の変化が現れないようにできる。
【0022】
このように、予め実験で放電灯を点灯させ、放電灯の状態の急激な変化による波形の乱れ、異常グロー放電、立消えが発生する時間、交番失敗が起こり易い周波数を把握しておき、それよりも早いタイミングで交番させることで、波形の乱れ、異常グロー、立消えを回避することができる。
【0023】
(B)波形に変化が現れるまでの時間を推測する。
別の手段として、波形に変化が現れるまでの時間を推測する、という手段を用いても良い。つまり、放電灯の形状と、始動して電流が流れ始めてから、ほぼ同じ時間で波形に変化が現れるという特性の相関データを蓄積することで、予め放電灯を点灯させて波形を測定することなく、ランプインフォメーションの内容から波形に変化が現れるであろう時間を推測し、記憶部5に記憶させておく。あとは上記(A)と同様に、制御回路3によって、始動時の交番周波数を初始動時ならびに異なる再始動時間毎に変化させる。つまり、初始動時ならびに異なる再始動時間毎に、波形に変化が現れると推測されるタイミングよりも前に極性反転するように、最初の交番(極性反転)までの時間を制御回路3によって変化させ、制御回路3の出力端子OUT2〜OUT5からスイッチング素子Q2〜Q5に交番信号を送る。
【0024】
このように、ランプインフォメーション等から異常グロー、立消えが発生するであろう時間、交番失敗が起こり易い周波数を推測し、それよりも早いタイミングで交番させることで、波形の乱れ、異常グロー、立消えを回避することができる。
【0025】
図5は、波形の乱れが発生する前に交番させた電流波形を概念的に示す説明図であり、図6は立消えもしくは異常グロー状態になる前に交番させた電流波形を概念的に示す説明図である。図5の例では、実線で示すタイミングで極性反転させなかったとすれば、破線で示すように波形の乱れが発生していたところを、本実施の形態では、記憶部5を参照することで波形の乱れが発生するであろう時間を予測し、その前に実線で示すように極性反転させることにより、波形の乱れを回避している。また、図6の例では、実線で示すタイミングで極性反転させなかったとすれば、破線で示すように立消えもしくは異常グロー状態になっていたであろうところを、本実施の形態では、記憶部5を参照することで立消えもしくは異常グロー状態になるであろう時間を予測し、その前に実線で示すように極性反転させることにより、立消えもしくは異常グロー状態を回避しているのである。
【0026】
なお、記憶部5の具体的構成については特に限定されるものではないが、例えば、始動時の最適交番周波数を初始動時ならびに異なる再始動時間毎に記憶しているメモリテーブルのようなものであっても良い。
【0027】
制御回路3のフルブリッジ回路制御部32では、放電灯Laの消灯時間に応じて記憶部5からそれぞれ異なる交番周波数を読み出すために、消灯時間を計測するためのタイマー手段を備えており、このタイマー手段はデジタル回路で簡単に構成できるが、アナログ回路で構成しても良い。
【0028】
例えば、抵抗とコンデンサによる充放電回路にスイッチを付加して、このスイッチのON/OFF制御により、点灯時にはコンデンサを充電し、消灯後にはコンデンサを放電させる。これにより、消灯前の点灯時間や消灯後の停止時間をコンデンサの電圧により概略知ることができ、そこからランプの点灯前の温度、管圧等のランプ状態を概略知ることができる。このコンデンサの電圧に応じて交番周波数を切り替えるようにしても良いし、このコンデンサの電圧から知ることができる消灯時間に基づいてメモリテーブルを参照して、交番周波数を切り替えるようにしても良い。
【0029】
本実施の形態によれば、放電灯の状態の急激な変化による波形の乱れ、異常グロー状態、立消え、交番失敗の発生を未然に防ぐことができ、放電灯の電極へのストレスを軽減することができる。
【0030】
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2の原理説明のための波形図である。図1の回路において、フルブリッジ回路2の交番周波数を遅く設定し、これを基本周波数とする。図中の破線で示した波形が基本周波数での交番波形であり、何も異常が無ければ、この基本周波数で交番させる。また、波形の乱れや立消え・異常グローを検知したときには、基本周波数よりも早く交番させる。
【0031】
本実施の形態では、図1の制御回路3により、放電灯Laの管電圧に応じた電圧V1と管電流に応じた電圧I1を監視させることで、放電灯の状態の急激な変化による波形の乱れ、立消え、異常グローを検知させて、これらの状態を検知した直後に交番動作させる信号を制御回路3の出力端子OUT2〜OUT5からスイッチング素子Q2〜Q5に送るように制御する。
【0032】
ここで、本実施例に対する比較例として、図7の基本周波数の設定で交番させた場合のランプ電流とランプ電圧の波形を図8に例示する。この例では、図中のX点で立消えを起こしており、その後、何回も高圧パルスを発生させた後、正常点灯に移っている。このような立消えやそれに続く複数回の高圧パルスの発生は、電極ストレスを増大させると共に機器の信頼性を低下させるので、好ましくない。
【0033】
そこで、本実施の形態では、上述のように、放電灯Laの管電圧に応じた電圧V1や管電流に応じた電圧I1を制御回路3により監視させることで、放電灯の状態の急激な変化による波形の乱れ、立消え、異常グローを検知させて、これらの状態を検知した直後に交番動作させる。具体的には、管電圧に応じた電圧V1と管電流に応じた電圧I1が急激に変化したことを検知して交番動作を行うときの閾値(ΔV1/Δt、あるいはΔI1/Δt)をあらかじめ記憶部5に格納しておき、単位時間ΔtにΔV1以上の電圧変化を検知したとき、あるいは、単位時間ΔtにΔI1以上の電流変化を検知したときに、強制的に交番動作させる。なお、電圧変化や電流変化の大きさは時間微分の絶対値が閾値を越えたときに、波形の乱れが大きいと判定するものとする。
【0034】
実際に上記の動作をさせて放電灯Laを始動させた時のランプ電流とランプ電圧の波形を図9に例示する。この例では、b点で立消えもしくは異常グローを検知して、基本周波数よりも早いタイミングで強制的に交番させている。a点にも波形の乱れが見られるが、ここでは交番動作させていない。これは、立消えや異常グロー状態に発展するようなレベルの乱れではないため、交番させていないのである。放電灯によっては、始動後や交番後に極く短い時間で小さな波形の乱れが頻繁に発生するためで、その度に交番させていると、電極が充分にヒートアップされないため、アークスポットが安定せず、かえって波形の乱れが大きくなり、立消えや異常グロー状態になったり、交番失敗を起こしやすくなってしまう。そこで、本実施の形態では、管電圧に応じた電圧V1と管電流に応じた電圧I1ごとに、急激な変化を検知して交番動作を行うときの閾値をあらかじめ記憶部5に格納しておき、放電灯Laの管電圧に応じた電圧V1や管電流に応じた電圧I1の値が小さい場合は、あまり頻繁に交番動作させないように制御している。
【0035】
また、無負荷電圧は、ランプインフォメーションに記載されている推奨電圧よりも低く設定することで、図1のチョッパ回路1以外の構成部品(スイッチング素子Q2〜Q5等)において耐圧の低いものを使用できるため、放電灯点灯装置の小型化と低価格化が可能になる。図9の始動波形では、無負荷時の電圧をランプインフォメーションに記載されている推奨電圧よりも低く設定しているため、始動時の突入電流を下げることができ、突入電流による電極へのストレスも軽減されている。
【0036】
更に無負荷電圧を下げた場合の始動波形が図10であるが、矢印の部分Xで立消えもしくは異常グローを検知して、基本周波数よりも早いタイミングで強制的に交番させている。このように、無負荷電圧を下げることで、更に突入電流を減らすことができるし、耐圧の低い部品を使用できることが分かる。
【0037】
なお、放電灯Laのランプ電圧が交番する際には図11の波形図に示されるように、ランプ電圧の検出値が急変する。同様にランプ電流の検出値も急変し、これらの検出値から算出されるランプ電力も急変することになる。そこで、本実施の形態では、こういった変化を検知して、間違って交番動作させることがないように、ランプ電圧の交番前後の一定期間は、制御回路3の内部で放電灯Laの管電圧に応じた電圧V1や管電流に応じた電圧I1の情報を一時的に受け付けなくするように制御している。あるいは、交番前後は制御回路3の出力端子OUT2〜OUT5からオン信号が出ないデッドオフタイムを設けるように制御回路3内で制御する。
【0038】
本実施の形態によれば、放電灯の状態の急激な変化による波形の乱れ、異常グロー状態、立消えを短時間で回避できるため、放電灯の電極へのストレスを軽減できる。また、実施の形態1のように予め実験や推測をする必要がないため、開発期間も短縮できる。
【0039】
(実施の形態3)
実施の形態1では、予め設定しておいた周波数で交番動作させ、実施の形態2では放電灯の状態の急激な変化を検知することで交番動作させていたが、本実施の形態では、始動してから最初の交番までは実施の形態1のように予め計測したり推測したりしていた時間で交番させることで、電極に対する最低限のヒートアップ時間を確保し、最初の交番後は実施の形態2の動作をさせることで、最初の交番後の放電灯の状態の急激な変化を検知することで交番動作させる。
【0040】
(実施の形態4)
実施の形態2や実施の形態3の最初の交番後の制御では、一定の基本周波数を持って交番動作させている。ところが、初始動時と再始動時では電極の温度が異なるため、基本的に電極のヒートアップに要する時間は違ってくる。このため、消灯してから再度点灯信号が入るまでの時間をカウントする機能を制御回路3に持たせ、放電灯の電極が充分冷却され、初期始動の状態になる時間に点灯信号が入った場合は基本周波数を低く設定し、放電灯の電極がまだ熱を持っている時間に点灯信号が入った場合は基本周波数を高く設定するように制御する。また、放電灯の電極が熱を持っている場合には、消灯時間毎に基本周波数を変えるように制御する。このように制御することで、初始動時は電極を充分にヒートアップでき、電極が熱を持っている再始動時は電極をヒートアップし過ぎないようにして、電極へのストレスを軽減することができる。つまり、初始動時は放電灯の電極が冷えているため、交番周波数を低く設定することで放電灯の電極を充分にヒートアップすることができる。反対に、再始動時の放電灯の電極は熱を持った状態にあるため、初始動時のように交番周波数を低く設定するとヒートアップ過剰で電極に過大なストレスを与えることになるため、交番周波数を高く設定することで、電極へのストレスを軽減することができる。
【0041】
(実施の形態5)
本実施の形態では、上述の各実施の形態において、放電灯Laの立消えが発生した場合に、一定時間を経てから高圧パルスを発生させるように制御することを特徴とする。
【0042】
図12は放電灯が立消えしたあと再起動できなかった時のランプ電流とランプ電圧の波形を示している。図12を見ると、矢印の箇所Xで立消えした後、波形が細く出ている部分(イ)において、何度か高圧パルスを発生させてブレークダウンしていることが分かるが、その時の無負荷電圧からの落ち込みが小さくなっていることから、管電圧が徐々に高くなっていくのが分かる。なお、図12の最後の部分(ロ)で管電圧が下がっているのは放電灯が点灯しなかったので、点灯信号をオフしたためである。
【0043】
このように、立消えを起こした場合に、上述の各実施の形態の制御によっても点灯維持できないような事態が発生した場合、再度、高圧パルスを印加して放電灯を起動させる必要があるが、放電灯の始動直後に立消えした場合は放電灯のブレークダウン電圧が上昇してしまう。このため、同じ電圧のパルスを印加しても直ちに起動できる確率は低くなってしまう。あくまで再起動させようとすると、パルス電圧は、より高いものが必要になってくる。
【0044】
そこで、図12の(イ)の区間のように短時間に連続して高圧パルスを印加するのではなく、このような立消えが発生した場合は図13や図14のように一定時間Toを経てから高圧パルスを発生させるように制御する。この場合の高圧パルスを発生させる時の極性は、ランプの種類やランプの状態によって正側が点灯しやすいものと、負側が点灯しやすいものがあるため、任意に選択して極性を選択できるように制御する。
【0045】
図13は正極性で再起動のための高圧パルスを発生させた場合の電流波形の例であり、図14は負極性で再起動のための高圧パルスを発生させた場合の電流波形の例である。
【0046】
このように、本実施の形態は、一度立消えした放電灯は、立消え直後に高圧パルスを印加しても始動し難い場合があることを考慮したもので、点灯し難い状態で何度も再起動をかけることによる電極へのストレスを軽減できる。さらに、高圧パルスにより周辺機器を誤動作させる確率を減らすことができ、例えば、液晶プロジェクタなどの機器の信頼性を向上させることができる。
【0047】
以上の実施の形態では、チョッパ回路1として降圧チョッパ回路を用いる例を示しているが、チョッパ回路1として図15の昇圧チョッパ回路や図16の昇降圧チョッパ回路を使用することもできる。図15の昇圧チョッパ回路では、スイッチング素子Q1がオンすると入力電圧によりインダクタL1に電流が流れて、スイッチング素子Q1がオフするとインダクタL1の起電力と入力電圧の和がダイオードD1を介してコンデンサC1に充電される。図16の昇降圧チョッパ回路では、スイッチング素子Q1がオンすると入力電圧によりインダクタL1に電流が流れて、スイッチング素子Q1がオフするとインダクタL1の起電力によりダイオードD1を介してコンデンサC1が充電される。なお、図1の降圧チョッパ回路では、スイッチング素子Q1がオンすると入力電圧がインダクタL1を介して降圧されてコンデンサC1に充電され、スイッチング素子Q1がオフするとインダクタL1の蓄積エネルギーがダイオードD1を介してコンデンサC1に放出される。本発明のチョッパ回路1としては、降圧、昇圧、昇降圧のいずれのチョッパ回路を用いても構わない。
【0048】
また、チョッパ回路は定電力制御に限らず定電流制御、定電圧制御等も使用することができ、更に一定の出力ではなく、電力、電流、電圧を所定の変動態様に従って制御する場合にも本発明を適用することができる。
【0049】
また、本発明は、超高圧水銀灯を実際に使用し、経験してきたことから考え出されたものであるが、超高圧水銀灯と同じような振る舞いをする放電灯全てに対して有効である。
【0050】
なお、いずれの実施の形態においても、スイッチング素子としてはMOSFETのほか、バイポーラトランジスタやリレー等を用いても構わない。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、放電灯の状態の急激な変化を回避したり、その影響を最小限にするように極性反転のタイミングを制御することによって、始動時の波形を改善でき、放電灯始動時の電極のストレスを軽減できるので、放電灯の長寿命化が図れる。また、大きなチョークコイルを用いずに放電灯の状態の急激な変化に対応できるので、装置の小型化が可能であり、低価格化も可能である。また、無負荷電圧を下げても始動に関して問題が生じないため、突入電流を減らすことが可能になり、放電灯始動時の電極のストレスを軽減できるので、放電灯の長寿命化が図れるとともに、使用する部品の耐圧を下げることができるため、部品形状も小さくなり、部品も安価なものを使用でき、装置の小型化が可能であり、低価格化も可能である。
【0052】
また、請求項9,10の発明によれば、電極の加熱時間を放電灯の状態により変化させることで電極を加熱し過ぎることによる電極へのストレスを軽減できるので、放電灯の長寿命化が図れる。
【0053】
また、請求項11,12の発明によれば、立消え後に始動しやすくなるまで待ってから再始動のための高圧パルスを発生させるため、再始動の失敗の確率が低くなり、高圧パルスやブレークダウン時の突入電流による放電灯の電極のストレスを軽減できるので、放電灯の長寿命化が図れる。さらに、高圧パルスにより周辺機器を誤動作させる確率を減らすことができ、例えば、液晶プロジェクタなどの機器の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の回路図である。
【図2】本発明の実施の形態1の波形確認試験で観測された波形を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1の波形確認試験で観測された波形を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1の波形確認試験で観測された波形を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1の電流波形の一例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態1の電流波形の他の一例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態2の原理説明のためのランプ電流の波形図である。
【図8】本発明の実施の形態2を実施せずに始動させた時の波形を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態2を実施した場合の実際に始動させた時の波形を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態2で無負荷電圧を下げて、実際に始動させた時の波形を示す図である。
【図11】本発明の交番時のランプ電圧波形の例を示す図である。
【図12】本発明の放電灯が立消えしたあと再起動できなかった時の波形を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態5の電流波形の一例を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態5の電流波形の他の一例を示す図である。
【図15】本発明に用いる昇圧チョッパの回路図である。
【図16】本発明に用いる昇降圧チョッパの回路図である。
【図17】従来例の回路図である。
【図18】従来例の始動時の波形の例を示す図である。
【図19】従来例の異常グロー状態や立消えに至るまでの波形の例を示す図である。
【符号の説明】
I 入力端子
1 チョッパ回路
2 フルブリッジ回路
3 制御回路
4 高圧パルス発生回路
5 記憶部
La 放電灯
Q1〜Q5 スイッチング素子
D1 ダイオード
L1 インダクタ
C1 コンデンサ

Claims (13)

  1. 直流電源と、少なくとも1組のスイッチング素子の直列回路を有し直流電源からの直流電圧を矩形波電圧に変換する極性反転回路と、極性反転回路からの矩形波電圧を印加される高圧放電灯と、前記スイッチング素子を制御する制御回路と、高圧放電灯が始動を開始してから点灯するまでの始動期間においてランプ電圧に過渡電圧が現れるまでの時間を記憶している記憶部と、を備え、
    前記制御回路は、高圧放電灯の始動期間において、前記記憶部に記憶されている時間が経過するよりも前に、高圧放電灯に印加される電圧の極性を強制的に反転させることを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  2. 前記記憶部には、高圧放電灯の始動期間においてランプ電圧に過渡電圧が現れるまでの時間を予め計測した結果を記憶していることを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯点灯装置。
  3. 前記記憶部には、高圧放電灯の始動期間においてランプ電圧に過渡電圧が現れるまでの時間を高圧放電灯のランプ特性の情報に基づいて予測した結果を記憶していることを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯点灯装置。
  4. 前記制御回路は、ランプ電流又はランプ電圧の変化率が所定の閾値を越えるか否かを判定する手段を備え、高圧放電灯の始動期間においてランプ電流又はランプ電圧の変化率が所定の閾値を越えたことを検知すると、高圧放電灯に印加される電圧の極性を強制的に反転させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  5. 前記制御回路は、高圧放電灯の始動期間においてランプ電流又はランプ電圧の変化により異常グロー状態になったことを検知すると、高圧放電灯に印加される電圧の極性を強制的に反転させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  6. 前記制御回路は、高圧放電灯の始動期間においてランプ電流又はランプ電圧の変化により放電灯が立消えたことを検知すると、高圧放電灯に印加される電圧の極性を強制的に反転させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  7. 前記制御回路は、高圧放電灯に印加される電圧の極性を反転させる前後の一定期間は、ランプ電流又はランプ電圧の検出を停止することを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  8. 前記制御回路は、高圧放電灯の始動期間において、最初に高圧放電灯に印加される電圧の極性を反転させるまでは、ランプ電流又はランプ電圧の変化の検出による極性反転を禁止することを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  9. 高圧放電灯が消灯してから再始動するまでの消灯時間が長くなるほど、高圧放電灯に印加される電圧の極性を強制的に反転させるまでの時間は長く設定されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  10. 高圧放電灯の電極温度が低くなるほど、高圧放電灯に印加される電圧の極性を強制的に反転させるまでの時間は長く設定されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  11. 高圧放電灯が立ち消えした場合には、所定の時間後に高圧放電灯が立ち消えする直前に印加されていた電圧と同じ極性の高圧パルス電圧を印加することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  12. 高圧放電灯が立ち消えした場合には、所定の時間後に高圧放電灯が立ち消えする直前に印加されていた電圧と異なる極性の高圧パルス電圧を印加することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置を備え、高圧放電灯を点灯させることを特徴とする照明装置。
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