JP2005004792A - 電子メールデータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子メールによるコミュニケーションをいっそう容易にするとともに、電子メールを利用したコミュニケーションをビジネスのプロセスに適用し、新しいコミュニケーションツールを提供する。
【解決手段】 企業側会員の要請に従い、特定の質問内容41とその質問内容41に対する回答内容42を含む電子メールをメールサーバ82が顧客側の情報端末3にインターネット3を介して送信する。電子メールは、顧客側の情報端末3で送信ボタンがクリックされた際に回答内容42を送信するコマンド文を含む。コマンド文は、WWWサーバ81上のCGIプログラム811を実行するコマンドか、回答内容42をメールサーバ82に送るコマンドである。送られた回答内容42のデータは、DBS83の回答DBF833や回答メールDBF834に保存されてデータベース化される。
【選択図】 図5

Description

本願の発明は、インターネット等のネットワークを使用したコミュニケーションに関するものであり、特に、電子メールの送信や電子メールによる意志の確認や収集といった技術に関するものである。
インターネットを始めとするコンピュータネットワーク技術の普及は、企業間や個人のコミュニケーションに大きな影響を与えている。企業間(B to B) の取引では、注文や決済等にコンピュータネットワークが広く使われるようになってきており、コミュニケーションの方法として一種の社会インフラになりつつある。
一方、企業−消費者間(B to C)の取引でも、ウェッブページによる情報発信や仮想ショッピングモール等のオンラインショッピングに見られるように、コンピュータネットワークによるコミュニケーションの世界がどんどん広がっている。最近では、ウェッブページ上で商品の注文ができるようなインタラクティブな(双方向の)ウェッブページも多くなってきている。
しかしながら、B to Cのコミュニケーションでは、コンピュータネットワークの利用がまだまだ充分とはいえない面がある。例えば、多くの企業がウェッブページによる情報発信を行っているが、テレビや新聞等による広告宣伝をネットワーク上でやっているに過ぎず、ネットワークの特性や利点を充分に利用したものとはいえない。また、情報を受け取る側にしても、あまりにも多くの情報が提供されるため、その中から本当に自分に必要な情報を検索するのが非常に手間になってきている。情報検索サイトも多数存在するが、検索方法を覚えるのに手間がかかったり、検索サイトを検索する(どの検索サイトが良いかを調べる)のに手間がかかってしまったりというような面もある。
さらに、個人から企業への情報伝達は、まだまだ充分とはいえず、顧客の意見やニーズといったものをつかむ手段としては、コンピュータネットワークの利用は、まだまだ不充分である。また、商店街の個人商店や零細企業等では、ウェッブサーバのような大規模なコンピュータシステムを持つことは現実的でない場合が多い。また、自分のところでウェッブページを開設することも、コンピュータに不慣れ等の理由から難しい場合もある。このような場合でも、B to Cのコミュニケーションをコンピュータネットワークを利用して行うようにすると色々なメリットがあると予想されるが、このようなことを可能にするシステムは、まだ提案されていない。
一方、コンピュータネットワークを利用したコミュニケーションとしては、ウェッブページ(HTMLファイル)によるものもあるが、電子メールの方が広く普及している。内容を瞬時に送ることができ、送られた内容を好きな時間に読むことができ、また保存したり返信したりといったことが自由に容易にできることから、電子メールによるコミュニケーションは欠かせないものとなっている。最近では、携帯電話による電子メールの送信や受信も広く行われており、個人対個人のコミュニケーション手段としては、通常の電話をしのぐ勢いである。
電子メールによるコミュニケーションについても、一方的なものにならず双方的なものであることが重要であるが、送られたメールに対して何らかの返事をするには、内容を入力し、アドレスを選択する等、ある程度の手間がかかる。従って、一方的なものになり易い危険性がある。
特開平10-63590号公報
本願の発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、電子メールによるコミュニケーションをいっそう容易にするとともに、電子メールを利用したコミュニケーションをビジネスのプロセスに適用することで、顧客の意志やニーズといったものにきめ細かく対応できるようにした新しいコミュニケーションツールを提供する技術的意義がある。
上記課題を解決するため、本願の請求項1の発明は、ネットワークを経由して相手方の情報端末に送信される電子メールを記述した電子メールデータであって、特定の質問内容と、その質問内容に対する回答内容と、相手方の情報端末において所定の操作がされた際にその回答内容を前記ネットワーク上の所定の場所にある回答先のコンピュータに送信するコマンド文を含んでおり、
このコマンド文は、相手方の情報端末において前記回答先のコンピュータの場所の入力をすること無しに前記回答内容を送信するものであって、前記回答先のコンピュータの場所は、その電子メールの送信元に限定されないものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2の発明は、請求項1の構成において、前記コマンド文には、前記回答先のコンピュータの場所と前記回答内容を処理するためのプログラムの名前が記述されており、前記コマンド文は、そのプログラムを前記回答先のコンピュータ上で実行するものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3の発明は、請求項2の構成において、前記コンピュータは、CGIを備えたWWWサーバであり、前記プログラムはCGIプログラムであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項4の発明は、請求項1の構成において、前記コマンド文は、その電子メールの送信元に限定されない電子メールのアドレスに相手方の情報端末から前記回答内容を送信するものであり、相手方の情報端末においてアドレスの入力をすること無しに前記回答内容を送信するものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項5の発明は、請求項1の構成において、前記コマンド文は、その電子メールの送信元とは異なるアドレスに相手方の情報端末から前記回答内容を送信するものであり、相手方の情報端末においてアドレスの入力をすること無しに前記回答内容を送信するものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4又は5の構成において、所定のボタンを含んでおり、前記コマンド文は、このボタンがクリックされた際に実行されるものとして設けられているという構成を有する。
以下に説明する通り、本願の請求項1記載の電子メールデータによれば、送信する電子メール中に回答内容の送信のコマンド文が含まれるので、簡単な操作で返事を送ることができる。従って、電子メールを利用した双方向的なコミュニケーションがより容易になり、さらに密度の濃いコミュニケーションを行うことができる。
また、請求項2乃至6いずれかの電子メールデータによれば、ハードウェア資源とのさらに具体的な協働関係により上記請求項1の効果が実現される。
以下、本願発明の実施の形態(以下、実施形態)について説明する。
まず、電子メールデータの発明の実施形態の説明に先立ち、その電子メールを送信する電子メール送信システムの発明の実施形態について説明する。図1は、電子メール送信システムの発明の実施形態の概略構成を示す図、図2は、図1に示す電子メール送信システムにより送られる電子メールの例について示す図である。
本実施形態の電子メール送信システムは、ネットワークを経由して相手方の情報端末3に電子メールを送信するものであり、送信する電子メールのデータを記述したファイル(以下、電子メールファイル)11を記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶された電子メールファイル1を所定のプロトコルに従って相手方に送信する送信手段とから成っている。
ネットワークは、本実施形態ではインターネット(The Internet)2となっている。図1には、電子メール送信システムを実施形態として最も単純なものが示されている。図1に示す電子メール送信システムは、インターネット2上のメールサーバ3に対しメールクライアントとして動作可能なものである。具体的には、電子メール送信システムは、CPU(中央演算処理装置)や記憶手段としてのハードディスク等を含むコンピュータ1で構成されている。コンピュータ1には、TCP/IPプロトコルが実装されており、ルータのような不図示の経路制御装置を介してインターネット2に接続されている。
また、記憶手段としてのハードディスクには、MUA(Mail User Agent, メーラー)12がインストールされている。MUA12は、マイクロソフト社のOUTLOOK EXPRESSのように、HTML形式で電子メールを送信できるものとなって
いる。また、コンピュータは、プロバイダからアカウントを取得しており、指定されたSMTPサーバに対してMUA12が電子メールを送ることで、インターネット2に接続されている任意の情報端末3に電子メールが転送されるようになっている。
尚、記憶手段は、RAMやROM等のメモリやハードディスクで構成されている。また、送信手段は、後述するMUAと、TCP/IPプロトコルに準拠したインターフェースやモデム又はTA(ターミナルアダプタ)等で構成されている。
さて、本実施形態の電子メール送信システムの大きな特徴点は、送信される電子メールのデータ内容にある。本実施形態の電子メール送信システムの大きな特徴点は、送信される電子メールのデータ内容が、特定の質問内容41と、その質問内容に対する回答内容42とを必ず含んでいる点である。即ち、例えば図2に示すように、質問内容41は、ある契約の更新の要否に関して問い合わせるものであり、それに対する回答内容42は「yes,no」となっている。
図2に示す電子メールのデータは、前述したようにHTMLで記述されており、FORMタグを使っている。回答内容42は、実は、CGI(Common Gateway Interface)プログラムで処理されるようになっている。FORMタグのFORM ACTIONコマンド文には、このCGIプログラムが存在するWWWサーバのURLとCGIプログラムの名前が記述されている。
図2から解るように、回答内容42はラジオボタンで作成されている。また、図2は示されていないが、「送信」のクリックボタンがある。このボタンは、Submitボタンとなっており、これがクリックされると、データがCGIに渡されてCGIプログラムが起動するようになっている。
別の例としては、回答内容42を電子メールで送信することも可能である。即ち、FORM ACTIONのコマンド文として、mailto: の次に所定の電子メールアドレスを記述する。送信ボタンがクリックされると、データが電子メールの形でそのアドレスに送られることになる。但し、iモードの場合、mailto: を実行すると電子メールの送信画面になるので、ここでもう一度送信ボタンをクリックするようにする。
いずれにしても、本実施形態の電子メール送信システムでは、メールを受け取った人は、ラジオボタンを選択し、送信ボタンをクリックするという極めて簡単な操作でメールに対する回答を行うことができる。本明細書において、このような電子メールを、「イージーリターンメール」と名付ける。
イージーリターンメールは、上述したように、送る電子メールの中にそれに対する返事の部分の含ませ、送信ボタンのクリックだけで返事ができるようにしたものである。通常の場合、返事の内容を入力し、アドレスを選択して送信ボタンをクリックするといった手間がかかる。しかし、イージーリターンメールによれば、返事を選択して送信ボタンをクリックするだけなので、非常に簡単である。従って、電子メールを利用した双方向的なコミュニケーションがより容易になり、さらに密度の濃いコミュニケーションを行うことができる。
尚、この実施形態において、回答内容42が返信される先が情報端末3上に表示されるようにする場合もある。例えば、電子メールアドレスが表示されていない状態でmailto: を行うと、電子メールの作成・送信画面になってしまう場合には、電子メール中に返信先の電子メールアドレスを表示する部分を含めるようにする。また、CGIプログラムにより回答内容42の返信を処理する場合には、CGIプログラムがあるサーバのURLが情報端末3上に表示されるようにする場合もある。このようにすると、自分の返事がどこに送られているかを確認できるというメリットもある。
次に、意志確認方法及びシステムの発明の実施形態について説明する。
図3は、意志確認方法及びシステムの実施形態の概略構成を示す図である。図3に示す意志確認システムは、図1に示す電子メール送信システムを利用したものであり、インターネット2を介して人の意志を確認するシステムとなっている。
具体的に説明すると、図3に示す意志確認システムは、意志を求める相手の保有する情報端末3に特定の質問内容41を含んだ電子メールをインターネット2を経由して送る電子メール送信部5と、電子メールが送られた相手からの返事をインターネット2を経由して受け付ける受信部6とから主に構成されている。
電子メール送信部5は、図1に示す電子メール送信システムと同様に構成できるので、説明は省略する。電子メール受信部6の構成は、前述したコマンド文の構成によって二通りとなる。コマンド文がCGIプログラムを実行するものである場合、受信部6は、そのCGIプログラムを実行するWWWサーバとなる。また、コマンド文が電子メールの送信である場合、受信部6はその電子メールアドレスを保有するメールクライアントとなる。
図3に示す例では、その双方の構成を備えたものとなっている。即ち、受信部6は、WWWサーバ61とメールクライアント62とから成っている。WWWサーバ61は、UNIX(登録商標)のような周知のOS上で稼働しているコンピュータであり、httpd(hyper text transfer daemon)プログラム611と、前述したCGIプログラム612がインストールされている。
CGIプログラム612を記述する言語としては、pearlやPHP等、任意のものを使用することができる。また、CGIプログラム612の内容も、任意の処理が行われるよう適宜選定される。例えば、送った人の個人情報とともに、送られたデータをWWWサーバ61内のファイルに記述するものが考えられる。具体的には、送られたフォーム内のデータ(回答内容のデータ)を取り出すとともに、送った人の個人情報をhttpdの環境変数から取り出す。個人情報としては、送信元の情報端末3である携帯電話の番号を挙げられる。具体的には、環境変数が、「電話番号@docomo.ne.jp」のデータを取り出し、それをトリミングして電話番号を取り出す。
このように取り出した回答内容のデータと個人情報のデータとを、WWWサーバ61内のファイルに記述する。WWWサーバ61には、そのファイルを開いてディスプレイに表示することができるプログラムがインストールされており、そのプログラムを使用してディスプレイに表示する。または、そのようなプログラムがインストールされたクライアントによりWWWサーバ61にアクセスして回答内容を表示する。
また、メールクライアント62は、図1に示す電子メール送信システムとほぼ同じを構成を採用することができる。メールクライアント62のMUAは、pop又はimapといったメールサーバからのメール取り出し用のプロトコルに対応したものとなっている。尚、電子メール送信部5とメールクライアント62を、MUAを備えた一つのコンピュータで構成することも可能であり、むしろその場合の方が多い。いずれにしても、メールクライアント62は、不図示のメールサーバにアクセスして回答内容のメールを取り出し、ディスプレイに表示する。
このような表示により、前述した電子メールに対する回答を確認することができる。回答を確認するとは、その電子メールを送った人の意志を確認することと同義である。つまり、前述した例でいえば、契約の更新を希望する旨の意志を確認することになる。尚、本明細書において、「意志」とは、法律上権利義務の発生や変更等を伴う「意思」を含むものの、それには限定されない概念である。例えば、ある問題に対する意見のような場合もある。
この実施形態の構成は、人の意志の確認にイージーリターンメールを利用している。人の意志の確認には、何らかの返事が必要であるが、電子メールを利用すると、意志を求める相手に電子メールを送っておき、相手は空いた時間にメールを読んで返信操作をするだけで良いので、非常に簡単である。さらに、イージーリターンメールによれば、返事を選択して送信ボタンを送るだけで返信ができるのでさらに簡単である。従って、人の意志の確認も非常に簡単に行える。
尚、図2に示す例では、回答内容42はyes,noの二つであったが、これは一つでも良い。例えば回答がyesだけであっても、所定期間内にyesの送信があったもののみyesの意志を示したと取り扱えば良いからである。
次に、意志収集方法及びシステムの発明の実施形態について説明する。
図4は、意志収集方法及びシステムの実施形態の概略構成を示す図である。図4に示す意志収集システムは、図3に示す意志確認システムと同様に、意志を求める相手の保有する情報端末3に特定の質問内容を含んだ電子メールをインターネットを経由して送る電子メール送信部5と、電子メールが送られた相手からの返事をインターネット2を経由して受け付ける受信部6とを備えている。これら電子メール送信部5や受信部6は、意志確認システムの場合と同様に構成できるので、詳細な説明は省略する。
本実施形態の意志収集システムの大きな特徴点は、信部で受け付けられた回答内容と個人情報とをデータベース化して保存するデータベース部を有している点である。データベース部は、本実施形態では、データベースサーバ7によって構成されている。
より具体的に説明すると、受信部6を構成するWWWサーバ61やメールクライアント62は、イントラネット60に接続されている。イントラネット60は、ファイアウォールやルータのような経路制御装置600を介してインターネット2につながっている。データベースサーバ7は、このイントラネット60に接続されている。
データベースサーバ(以下、DBS)7は、データベースファイル71と、このデータベースファイルを管理するプログラムであるデータベース管理システム(DBMS,Database Management System)72とから成っている。
CGIプログラム612は、情報端末3から送られた回答内容42のデータを前述したように取り出し、送った人の個人情報とともにDBS7に送る。また、情報端末3に送られた電子メールには、その内容に応じたメール内容IDが予め付与されている。メール内容IDも、情報端末3に送られる電子メール内に記述されている。メール内容IDは、情報端末3上で表示されるようにしても良いが、INPUT TYPE=”hidden”を指定して情報端末3上では表示されないようにしても良い。CGIプログラム612は、送られた回答内容42のデータとともにメール内容IDも取り出し、これらのデータをDBS7に送るようになっている。
データが送られると、MBS7は、DBMS72によってデータをDBF71に記述する。従って、DBF71は、どのメール内容IDの電子メールに対し、誰がどのような回答をしたかの結果をデータベース化して保存したものとなっている。つまり、複数の人の意志を集めたデータベースとなっている。
次に、意志収集システムの別の実施形態について説明する。図5は、意志収集システムの別の実施形態の概略構成を示す図である。この実施形態は、図4に示す意志収集システムを利用した一つのビジネスモデルとなっている。具体的に説明すると、このビジネスモデルは、インターネット2を利用した企業と一般の顧客とのコミュニケーションの仲介役をするビジネスモデルであり、B to Cのコミュニケーションエージェントとも呼べるサービスを提供するものである。
このビジネスモデルを達成するハードウェアは、図4と同様に、ファイアウォールのような経路制御装置800を介してイントラネット80に接続されたコンピュータ群81,82,83,84によって構成されている。コンピュータ群81,82,83,84は、図5に示すように、WWWサーバ81と、メールサーバ82と、DBS83と、管理用コンピュータ84となっている。
WWWサーバ81は、図4に示す実施形態と同様に、情報端末3に送信される電子メールに含まれるコマンド文によって実行されるCGIプログラム811を有している。本実施形態では、これに加え、WWWサーバ81は、このサービスを紹介するウェッブページ(以下、紹介ページ)、このサービスの会員になるための入会登録を行うウェッブページ等を情報端末3に表示するものとなっている。
このサービスでは、メンバーシップは二種類に分かれる。一つは、B、即ち、商品の案内メール等を出したい企業側のメンバーシップである。もう一つは、C、即ち、電子メールを受け取る顧客側のメンバーシップである。従って、WWWサーバ81は、企業側会員の登録するためのウェッブページのHTMLファイル(以下、企業側会員登録用ファイル)812と、顧客側会員の登録するためのウェッブページのHTMLファイル(以下、顧客側会員登録用ファイル)813とを備えている。
また、DBS83は、企業側会員をデータベース化したDBF(以下、企業側会員DBF)831と、顧客側会員をデータベース化したDBF(以下、顧客側DBF)832を備えている。さらに、WWWサーバ81は、企業側会員登録用ファイル812に含まれるコマンド文で実行されるCGIプログラム814や、顧客側会員登録用ファイル813に含まれるコマンド文で実行されるCGIプログラム815を有している。
また、メールサーバ82は、この実施形態における電子メール送信部及び受信部を構成するものである。具体的には、メールサーバ82は、外部との電子メールの送受信を行うsendmail等のMTA(Mail Transfer Agent)821と、受信した又は送信用の電子メールを保存するハードディスク等の記憶手段であるメールボックス822と、サーバ内でのメールの配信即ちメールボックス822とMTAとの間で電子メールの配信を行うプログラムであるmail.localのような内部配信エージェント823と、外部のメールクライアントに対してメールボックス822内の電子メールを送るためのプログラムである外部配信エージェント(popd又はimapd等)824を有している。
尚、図1や図3に示す実施形態の場合と同様に、メールクライアントで電子メール送信部や受信部を構成することも可能である。しかし、この実施形態では、送受信する電子メールが多数になることを考慮し、メールサーバ82を構築している。
また、DBS83は、前述した企業側会員用DBF831及び顧客側会員用DBF832の他、図4に示すものと同様の回答DBF833や、顧客側会員が回答を送った電子メールをデータベース化したDBF(以下、回答メールDBF)834を有している。
管理用コンピュータ84は、このサービスを実施する上で必要な管理業務を行うものである。管理用コンピュータ84は、WWWサーバ81、メールサーバ82、DBS83等に対してクライアントとして機能できるようになっている。
図5に示す実施形態のシステムの動作について、以下に説明する。
まず、企業側会員登録について説明する。
企業側会員登録は、最終的にはDBS83の企業側会員DBF831に新しいレコードを登録することで終了するが、このやり方は、二つの種類に分けられる。一つは、郵送やFAXなどによる申し込みに従って、管理用コンピュータ84から登録するものである。もう一つは、登録を希望する企業がWWWサーバ81にアクセスしてオンライン登録するものである。
前者の場合、所定のフォームの用紙に所定事項を記入してもらい、郵送又はFAXなどで送ってもらう。そして、オペレータが管理用コンピュータ84を操作して、DBS83の企業側会員登録用DBF831に新しいレコードとして登録する。また、後者の場合、企業側の担当者が企業側会員登録ファイル812をブラウザで閲覧し、所定の項目を入力してWWWサーバ81に送信する。WWWサーバ81では、CGIプログラム814が起動し、送られたデータを所定の形式に変換してDBS83に渡す。DBS83は、渡されたデータを企業側会員登録用DBF831に新しいレコードとして登録する。
次に、顧客側会員登録について説明する。
顧客側会員登録は、企業側会員から送られた顧客リストに従って登録する場合と、顧客自身がWWWサーバ81にアクセスして登録する場合とに分けられる。前者の場合、提示された顧客リストに従ってオペレータが管理用コンピュータ84から入力する。尚、顧客会員として登録されると、後述するように電子メールが送られることになるから、事前に顧客の了解を取っていることを企業側会員に確認することが好ましい。
後者の場合、WWWサーバ81の顧客側会員登録ファイル813を顧客側会員となる者が自分の情報端末3に表示して登録が行われる。顧客側会員登録ファイル813は、紹介ページにリンクされて情報端末3に表示されるようになっている。そして、紹介ページ(又はそれがリンクされたトップページ)は、「電子メール」,「商品紹介」等のキーワードでヒットするよう、所定の検索エンジンに登録されている。
紹介ページを見た者が、登録してみようと思った場合、顧客側会員登録ページに飛び、所定の項目を入力する。この項目には、電子メールアドレス又はインターネット対応の携帯電話の番号やその他の個人情報(氏名、職業等)等が含まれる。入力を行って送信ボタンをクリックすると、それらのデータがWWWサーバ81に送られ、CGIプログラム815を介してDBS83の顧客側会員DBF832に登録される。
尚、顧客側会員登録は、企業側会員から提示された顧客リストによらない場合でも、管理用コンピュータ84から入力される場合がある。例えば、このサービスを展開する会社が、雑誌等で宣伝広告をし、顧客側会員登録を求める。そして、登録に応じる顧客が、電話やFAXなどで、携帯電話番号や電子メールアドレス、その他の個人情報をオペレータに知らせ、これに基づいてオペレータが顧客側会員登録を行う。
次に、電子メールの送信について説明する。
電子メールの送信は、企業側会員の要請に基づいて行われる。この要請は、送るべき電子メールの内容、即ち、送りたい質問内容とそれに対する回答内容、及び、そのような電子メールを送るべき相手(顧客側会員)を特定して行う。具体的には、電話やFAXでこの内容をオペレータに伝え、オペレータが管理用コンピュータ84を操作して、電子メールファイルを作成する。電子メールファイルは、前述したようにHTMLで書かれており、回答内容を送るコマンド文を含んでいる。
場合によっては、企業側会員からの入力により電子メールファイルが自動的に作されるようにしても良い。具体的には、メール作成ページを企業側の担当者の情報端末3に表示するHTMLファイルをWWWサーバ81内に設ける。このHTMLファイルでは、質問内容を入力するテキストボックスと、回答内容とその表示の仕方(ラジオボタン、チェックボックス等)を選択する部分と、送信先の電メールアドレス又は携帯電話番号を入力する部分とを含む。送信先の入力は、複数行えるようにしておくことが好ましい。場合によっては、送信先としては、顧客の氏名のみや、会員IDのようなものを入力するようにしても良い。
そして、WWWサーバ81に、このページから送信されるデータを処理するCGIプログラムを設ける。このCGIプログラムは、送られたデータから電子メールファイルを自動作成する。即ち、FORMタグを使用しながら質問内容と回答内容をはめ込み、CGIプログラムを実行するコマンド又はmailto: コマンドをはめ込んでHTML形式の電子メールファイルを自動作成する。
作成された電子メールファイルが自動的にメールサーバ82に送られるようCGIをプログラミングしても良いが、このサービスの運営会社のチェック無しに送られると問題があるので、途中で認証するステップ等を設けると良い。具体的には、自動作成された電子メールファイルを一時的保存するDBFをDBS83内に設ける。そして、オペレータが、管理用コンピュータ84を使用して、定期的にDBFを開き、新しく保存された電子メールファイルを読み出す。そして、問題が無いと判断したら、メールサーバ82に送って実際に送信するようにする。
次に、顧客側会員から返信される回答の処理について説明する。
顧客側会員から返信される回答は、直ちに企業側会員に情報として伝える場合(以下、緊急配信と呼ぶ)と、ある程度の期間又は数量だけ保存してまとめて伝える場合(以下、保存後配信)とがある。メールサーバ82から顧客側会員に電子メールが送られる際、そのどちらなのか、又は、両方の処理を行うのかを識別するデータが質問内容等とともに送られるようになっている。企業側会員が電子メールの送信を依頼する際、どちらの処理をするのか、双方行うのかを指定する。そして、このデータは、メール内容IDとともに顧客側会員の情報端末3に送られるようになっており、必要に応じて顧客側会員の情報端末3上では非表示とされる。
まず、CGIプログラム811を使用した処理について説明する。電子メールの回答の緊急配信である場合、CGIプログラム811は、送られたデータをそのまま管理用コンピュータ84に送るようになっている。管理用コンピュータ84のディスプレイには、CGIプログラム811から送られるデータを常時表示しているフレームないしはウインドウがある。オペレータは、CGIプログラム811から緊急配信のデータが送られたことをディスプレイで確認し、その電子メールの送信を要請した企業側会員をDBS83での検索等により特定する。そして、回答内容及び回答した顧客側会員の氏名等を電話やFAXで企業側会員に報告する。
別の構成としては、FAXデータや電子メールを自動的に生成して企業側会員に送信するようCGIプログラム811をプログラミングしても良い。FAXデータや電子メールは、顧客側会員に送った質問内容及びそれに対する回答内容、回答した顧客側会員の氏名等の個人情報を含むようにする。
また、送られた回答が保存後配信である場合、CGIプログラム811は、そのデータをDBSに送って回答DBF833に保存する。この部分は、図4に示す実施形態と同様である。但し、回答DBF833は、顧客側会員に送った電子メールの内容を識別するメール内容ID、その電子メールの送信を依頼した企業側会員の会員ID、回答をしてきた顧客側会員の個人情報(氏名、住所、職業等)、回答内容のデータ等の項目を一つのレコードにして保存している。
次に、電子メールで回答内容が送られる場合について説明する。
回答が緊急配信である場合、回答を送る電子メール(以下、回答メール)は、管理用コンピュータ84が保有するメールアドレスに送るようmailto: が設定されている。管理用コンピュータ84は、メールサーバ82からの接続を受け付けるようになっており、メールサーバ82は、届いた回答メールをそのまま管理用コンピュータ84に送るようになっている。もしくは、メールサーバ82に緊急配信の回答メールが届いた旨のメッセージを管理用コンピュータ84に送るようになっている。オペレータは、届いた回答メール又はメッセージに従ってメールサーバ82にアクセスして受信したメールを見て、その回答を企業側会員に電話やFAXで知らせる。
この場合、FAXや電子メールで回答を企業側会員に伝えるようにすると好適である。電子メールで回答を伝える場合、単純に、mailto: の設定を企業側会員が保有する電子メールアドレスにするようにしても良い。この場合には、このシステムのメールサーバ82を経由しないで回答メールが企業側会員に届く場合もある。また、管理用コンピュータ84で受信した回答メールを、そのまま企業側会員に転送するようにしても良い。この際、質問内容や、回答した顧客側会員の個人情報等を付加して転送するようにすると好適である。FAXデータの場合も、自動的にFAXデータを作成してFAX送信出力するようにすると好適である。
次に、回答が保存後配信の場合、回答メールの宛先は、メールサーバ82内のメールボックス822に設定される。オペレータは、定期的にメールサーバ82にアクセスし、回答メールを読み出す。そして、読み出した回答メールの内容をDBS83に送って回答メールDBF834に保存する。
この際、オペレータは、DBS83にアクセスし、回答メールに含まれるメール内容IDに従い、その回答メールの元になった電子メール(以下、質問メール)の送信を依頼した企業側会員を特定する。また、回答を送った顧客側会員も回答メールの送信元の情報から特定する。そして、質問メールのメール内容ID、依頼した企業側会員の会員ID、回答した顧客側会員の個人情報等を、その回答メールとともに一つのレコードとして回答メールDBF834に登録する。
尚、メールサーバ82からの回答メールの読み出し、メール内容ID等と一緒にした回答メールの回答メールDBF834への保存の作業を自動的に行うプログラムを作り、管理用コンピュータ84等にインストールして実行するようにしても良い。
回答DBF833のデータ及び回答メールDBF834のデータは、企業側会員の情報端末3からの操作又は管理用コンピュータ84からの操作により読み出されるようになっている。以下、この点について説明する。
管理用コンピュータ84から読み出す場合、ある条件を設定して回答DBF833や回答メールDBF834を検索し、その結果をプリンタで打ち出す。例えば、特定の企業側会員の依頼で送信した質問メールに対する回答を保存したレコードを全て読み出して打ち出すようにする。そこには、質問メールの内容を一言で表現した質問メールタイトルや、回答を送った顧客側会員の個人情報をリストアップされるようにする。このような出力リストを、郵送やFAXで企業側会員に送る。
企業側会員の情報端末3の操作による場合、WWWサーバ81を利用する。即ち、WWWサーバ81は、質問に対する回答を企業側会員がピックアップするためのサイト用のHTMLファイル(以下、回答ピックアップ用ファイル)816を有している。
回答ピックアップ用ファイル816は、企業側会員の会員IDやパスワードを入力する欄と、ピックアップする回答の抽出条件を入力する欄等を表示するようになっている。抽出条件としては、その回答メールの元になった質問メールを特定するメール内容IDや質問メールタイトル等である。
回答ピックアップ用ファイル816が企業側会員の情報端末3に表示され、上記データが入力されて送信されると、WWWサーバ81は、回答ピックアップ用のCGIプログラム817を起動する。このCGIプログラム817は、送られたデータからSQL文(問い合わせ文)を作り、DBS83にアクセスする。DBS83は、SQL文に従って回答DBF833又は回答メールDBF834を検索し、該当するレコードを読み出してCGIプログラム811に送る。CGIプログラム817は、送られたデータをHTML形式に変換し、アクセスしてきた企業側会員の情報端末3に送る。
この実施形態の構成は、イージーリターンメールを利用したB to Cのコミュニケーションエージェントのビジネスを展開するものとして、極めて好適なものとなっている。企業側会員は、自社に電子メールを送信する手段が無くても、このサービスの運営会社に電話やFAXで依頼をするだけで顧客に電子メールが送れる。そして、その電子メールに対する回答の送信が容易なので、回答される確率が高く、依頼者である企業側会員は容易に迅速に回答を得ることができる。また、回答をまとめて受け取ることもできるので、自社の商品やサービスに対する顧客のアンケート等といった、マーケティング的なことも容易に行える。
また、電子メールを送る顧客側会員を特定のセグメントに絞ることも可能である。例えば、企業側会員が10代から20代の女性というように送信先を指定して電子メールの送信を依頼し、オペレータがDBS83の顧客側会員DBF832を検索して該当する顧客側会員の電子メールアドレスや携帯電話番号をリストアップする。そして、リストアップされた顧客側会員に電子メールを送るようにする。このようにすれば、セグメント別(年齢、性別、職業、地域等)にきめ細かな意志確認が行え、マーケティングやプロモーションに非常に役立つ。
また、送られた回答についても、前述したように抽出条件を設定して企業側会員が自由にピックアップできるので、マーケティングやプロモーション等に極めて有効である。例えば、このシステムを利用して大規模なアンケートを行い、集まった回答を、年齢や性別等を抽出条件にして抽出することでアンケート結果の詳細な分析が行える。
また、契約更新要否の電子メールに対するyesの回答のような場合、その後に企業側会員が必要な事務処理をする必要があるものがあるが、このような場合も、このような回答のみを選択してピックアップすることができる。従って、意志確認後の事務処理も極めて効率的に行える。
この実施形態の構成は、さまざまな業種業界に適用できる。例えば、前述した契約更新の例としては、損害保険等の保険業界に適用が可能である。また、顧客の意志を確認する必要があるものとしては、何らかの予約をする業種業界が挙げられる。例えば、飛行機や列車のチケット予約、コンサート等のチケットの予約、商品の取り置きの予約等である。
また、この実施形態のシステムでは、電子メールによる情報提供というスタイルを取るので、タイムリーで日替わり的な情報提供をすることが極めて簡単に行える。例えば、レストラン等で日替わりランチのメニューを電子メールで顧客に提供し、席の予約をするかどうかを問い合わせる使い方が考えられる。この場合、送られる電子メールの内容は毎日異なることになる。こういったプロモーションは、チラシといった既存のメディアではコストが非常に高くなってしまい、殆ど不可能である。ウェッブページを作って毎日書き換えることも考えられるが、それでもかなり手間がかかってしまうのと、顧客が毎日ウェッブページをチェックするとは考えられないので、プロモーションの方法としてはあまり良くない。ウェッブページによるプロモーションは、顧客がアクセスしてくるのを待っている“待ちの姿勢”であるが、このシステムでは、常に電子メールを顧客に送って回答を待つという積極的な姿勢である。従って、プロモーションの方法として極めて優れている。
また、この実施形態の構成は、商品やサービスの販売といったものの他、人材派遣や勤務先の紹介、求人の紹介といったことにも利用できる。例えば、求人求職紹介業の場合、仕事を求める側(求職者)は、自分の能力や求める賃金、勤務場所等の希望を予め登録しておく。電子履歴書(履歴書を電子データで記録したもの)のようなものを予め作成して登録しておくと好適である。人を求める会社側(求人者)も、同様に職種や能力、賃金といった点を登録する。
求人者の求人の情報は、イージーリターンメールで求職者に告知する。電子メールの内容は、求人者の会社情報や、職種、賃金等といった求人情報を含み、回答内容として、「面接したい」とか、「詳しい情報を知りたい」とかである。そして、この電子メールに対する返答は、直接求人者に届くようにする。求人者は、届いた回答から判断して面接等を行っても良いが、求職者がどのような人であるかを知りたい場合もあるため、このシステムの運営会社に照会できるようにしておく。照会要請があったら、予め登録した求職者の情報(電子履歴書等にしておくと好適である)を、求人者に伝えるようにする。
このようにすると、登録されている求職者への情報の提供、それに対する求職者の応答、求人者の照会等にイージーリターンメールが使用できるので、極めて短期間のうちに最適な職場及び最適な人材を紹介することができる。既存の人材派遣業も、時間としては早く最適な職場及び最適な人材を提供することができるが、求人者のコストが高くなってしまう問題がある。このシステムを利用すれば、短時間に且つ低コストに職場や人材の紹介が行えるので、人材派遣を凌駕する可能性がある。
また、このシステムに対し、バナー広告のビジネスを付加することも可能である。具体的には、顧客側会員に送る電子メールにバナー広告を付加するようにする。例えば、自動車の損害保険の契約更新要否を訊ねる電子メールに、自動車の修理サービス会社のバナー広告を設ける。技術的には、バナー広告のクリックボタンがクリックされた際に修理サービス会社の広告文が表示されるよう、Javascript(Javaは登録商標)等でコマンドを記述する。そして、表示される修理サービス会社の広告文も、イージーリターンメールと同様の構成とする。例えば、「詳しいパンフレットを送っても良いですか」の質問内容に対して「yes,no」の回答内容を表示するものとする。このようにすると、電子メールの送信や回答の収集といったエージョント業務の手数料収入に加え、バナー広告の取り扱い手数料の収入もあげられるので、このビジネスの収益性がさらに高くなる。
上述した各実施形態では、ネットワークはインターネット2であったが、インターネット2以外のネットワーク(単なる外部ネットワークやイントラネット等)でも、同様に実施可能である。また、情報端末3としては、電子メールが受信できる携帯電話の他、ネットワークに接続されているとともに電子メールの受信が可能なパソコンやPDA(Personal Data Assistant)でも良い。電子メールを記述する言語は、HTMLに限られる訳ではなく、XML(Extensible Markup Language)のような他の言語でも良い。
また、携帯電話の場合でも、iモードの他、JスカイやEZ−Web等でも良い。従って、WAP(Wireless Application Protocol)に準拠する構成とされる場合もあり、HDML(Handheld Device Markup Language)で電子メールやウェッブページが記述される場合もある。
各実施形態において、「電子メールデータ」とは、電子的に送信されている又は記録されている手紙(電子メール)のデータの意味であり、「コマンド文」というプログラムを含んだものである。
電子メール送信システムの発明の実施形態の概略構成を示す図である。 図1に示す電子メール送信システムにより送られる電子メールの例について示す図である。 意志確認方法及びシステムの実施形態の概略構成を示す図である。 意志収集方法及びシステムの実施形態の概略構成を示す図である。 意志収集システムの別の実施形態の概略構成を示す図である。
符号の説明
11 電子メールファイル
12 MUA
2 インターネット
3 情報端末
41 質問内容
42 回答内容
80 イントラネット
81 WWWサーバ
811 CGIプログラム
82 メールサーバ
83 DBS
84 管理用コンピュータ

Claims (6)

  1. ネットワークを経由して相手方の情報端末に送信される電子メールを記述した電子メールデータであって、特定の質問内容と、その質問内容に対する回答内容と、相手方の情報端末において所定の操作がされた際にその回答内容を前記ネットワーク上の所定の場所にある回答先のコンピュータに送信するコマンド文を含んでおり、
    このコマンド文は、相手方の情報端末において前記回答先のコンピュータの場所の入力をすること無しに前記回答内容を送信するものであって、前記回答先のコンピュータの場所は、その電子メールの送信元に限定されないものであることを特徴とする電子メールデータ。
  2. 前記コマンド文には、前記回答先のコンピュータの場所と前記回答内容を処理するためのプログラムの名前が記述されており、前記コマンド文は、そのプログラムを前記回答先のコンピュータ上で実行するものであることを特徴とする請求項1記載の電子メールデータ。
  3. 前記回答先のコンピュータは、CGIを備えたWWWサーバであり、前記プログラムはCGIプログラムであることを特徴とする請求項2記載の電子メールデータ。
  4. 前記コマンド文は、その電子メールの送信元に限定されない電子メールのアドレスに相手方の情報端末から前記回答内容を送信するものであり、相手方の情報端末においてアドレスの入力をすること無しに前記回答内容を送信するものであることを特徴とする請求項1記載の電子メールデータ。
  5. 前記コマンド文は、その電子メールの送信元とは異なるアドレスに相手方の情報端末から前記回答内容を送信するものであり、相手方の情報端末においてアドレスの入力をすること無しに前記回答内容を送信するものであることを特徴とする請求項1記載の電子メールデータ。
  6. 所定のボタンを含んでおり、前記コマンド文は、このボタンがクリックされた際に実行されるものとして設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の電子メールデータ。
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