JP2003248763A - 就業仲介システム、就業仲介方法、および就業仲介プログラム - Google Patents

就業仲介システム、就業仲介方法、および就業仲介プログラム

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JP2003248763A
JP2003248763A JP2002048621A JP2002048621A JP2003248763A JP 2003248763 A JP2003248763 A JP 2003248763A JP 2002048621 A JP2002048621 A JP 2002048621A JP 2002048621 A JP2002048621 A JP 2002048621A JP 2003248763 A JP2003248763 A JP 2003248763A
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Japan
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job
information
recruiter
applicant
employment
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JP2002048621A
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English (en)
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Hidekazu Takagi
秀和 高木
Isao Soma
功 相馬
Toru Tashiro
透 田代
Satoshi Mineshita
聡志 峯下
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たに就業希望者を雇おうとする求人者に、
その就業希望者の過去の勤め先での評価を提示できるよ
うにする。また、就業希望者に、求人者のもとで実際に
働いた人による求人者の評価を提示できるようにする。 【解決手段】 制御部2は、実際に就業希望者を雇った
求人者による就業希望者の評価情報を求人者端末32か
ら受信し、その情報を就業者評価情報データベース8に
登録する。また、実際に求人者の下で働いた者による求
人者の評価情報を就業希望者端末31から受信し、その
情報を求人者評価情報データベース9に登録する。制御
部2は、就業希望者端末31に求人者の情報を送信する
場合には、その求人者の評価情報とともに送信する。求
人者端末32に就業希望者の情報を送信する場合には、
その就業希望者の評価情報とともに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介して、アルバイトの就業や、就職等の仲介を行う就
業仲介システム、就業仲介方法、および就業仲介プログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アルバイトへの就業や正社員とし
ての就職を希望する者(以下、就業希望者と記す。)
は、新聞や雑誌等の求人情報を確認して、就業や就職の
応募を行っていた。一方、求人募集を行う企業や会社等
(以下、求人者と記す。)は応募者に試験や面接を行っ
て、雇用を結ぶか否かを判断していた。
【0003】また、近年の通信ネットワークの普及に伴
い、インターネットを介した求人情報の提示や、インタ
ーネットを介した応募も多く行われるようになった。こ
のような状況を反映し、通信ネットワークを介して、よ
り詳しい求人者の情報を就業希望者に提供したり、就業
希望者の能力等の情報を求人者に提供するシステムも種
々提案されている。例えば、特開2001−33168
4号公報には、通信ネットワークを介して就業希望者に
対して適性試験を行い、その適性試験の結果を求人者に
提供する就職支援システムが記載されている。そして、
この就職支援システムは、求人者の規模や財務データ等
を就業希望者に提供する。
【0004】また、特開2001−357239号公報
には、求人者が要求する水準に就業希望者が達している
か否かを判断するための質問等を就業希望者に提示し、
その回答に基づいて就業希望者の適性に合う求人者を紹
介する就職斡旋サーバが記載されている。そして、この
就職斡旋サーバは、求人者の詳細なデータ(例えば、上
場の有無等)や求人者を紹介する動画情報を就業希望者
に提供する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】求人者にとって、就業
希望者の過去の勤め先での評価は、雇用を結ぶか否かを
判断する上で貴重な情報となる。しかし、従来のシステ
ムでは、このような情報を企業に提示できなかった。特
開2001−331684号公報に記載のシステムで
は、就業希望者の適性試験結果を求人者に提示すること
はできるが、その就業希望者を実際に雇ったことがある
者による評価を求人者に提示することはできなかった。
特開2001−357239号公報に記載のシステムで
は、求人者の要求水準に達している就業希望者等に求人
者を紹介することはできるが、実際にその就業希望者を
雇ったことがある者による評価を求人者に提示すること
はできなかった。
【0006】また、就業希望者にとって、応募しようと
している求人者のもとで実際に働いた経験のある人によ
る、その求人者の評価は、応募するか否かを判断する上
で貴重な情報となる。しかし、従来のシステムでは、こ
のような情報を就業希望者に提示できなかった。特開2
001−331684号公報に記載のシステムが就業希
望者に提示する情報は、企業情報を記録した市販のCD
−ROM等から収集した情報であり、実際に働いた者に
よる求人者の評価を提示することはできなかった。特開
2001−357239号公報に記載のシステムが就業
希望者に提示する情報は求人者によって用意された情報
であり、勤務経験者による求人者の評価を提示すること
はできなかった。
【0007】本発明は、新たに就業希望者を雇おうとす
る求人者に、その就業希望者を実際に雇った求人者によ
る就業希望者の評価を提示できるようにすることを目的
とする。また、就業希望者に、応募しようとしている求
人者のもとで実際に働いた人による求人者の評価を提示
できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による就業仲介シ
ステムは、通信ネットワークを介して就業の仲介を行う
就業仲介システムであって、求人者毎に各求人者が定め
る就業条件の情報を保持する求人者情報保持手段と、求
人者の下で働いた者による求人者に対する評価を示す求
人者評価情報を保持する求人者評価情報保持手段と、就
業希望者が使用する就業希望者端末から就業希望者が希
望する就業条件の情報を通信ネットワークを介して受信
し、求人者情報保持手段が保持する情報に基づいて、就
業希望者が希望する就業条件を満足する就業条件を定め
ている求人者を選択する求人者選択手段と、求人者選択
手段が選択した求人者が定める就業条件の情報を求人者
情報保持手段から抽出し、求人者の求人者評価情報を求
人者評価情報保持手段から抽出し、就業条件の情報およ
び求人者評価情報を就業希望者端末に送信する求人者情
報提示手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】通信ネットワークを介して就業希望者端末
から就業希望者の個人情報を受信する個人情報取得手段
と、就業希望者を雇った求人者による就業希望者に対す
る評価を示す就業者評価情報を保持する就業者評価情報
保持手段と、求人者情報提示手段が就業条件の情報およ
び求人者評価情報を送信した就業希望者端末から、求人
者に就業の応募をする旨の情報を受信した場合に、就業
希望者の就業者評価情報を就業者評価情報保持手段から
抽出し、求人者が使用する求人者端末に通信ネットワー
クを介して就業者評価情報と就業希望者の個人情報とを
送信する就業希望者情報提示手段とを備えていることが
好ましい。そのような構成によれば、就業希望者を実際
に雇った者による就業希望者の評価も求人者に提示する
ことができる。
【0010】また、求人者情報保持手段は、各求人者が
就業希望者に要求する条件の情報を保持し、求人者情報
提示手段は、求人者選択手段が選択した求人者が就業希
望者に要求する条件を求人者情報保持手段から抽出し、
就業希望者の就業者評価情報を就業者評価情報保持手段
から抽出し、求人者が就業希望者に要求する条件を就業
者評価情報が満たしている場合に、求人者が定める就業
条件の情報および求人者評価情報を抽出することが好ま
しい。そのような構成によれば、求人者が就業希望者に
要求する条件を満たしている就業希望者に対してのみ、
求人者の情報を提示することができる。
【0011】本発明による就業仲介システムは、例え
ば、求人者端末から通信ネットワークを介して就業者評
価情報を受信し、就業者評価情報を就業者評価情報保持
手段に保持させる。また、例えば、就業希望者端末から
通信ネットワークを介して求人者評価情報を受信し、求
人者評価情報を求人者評価情報保持手段に保持させる。
【0012】また、本発明による就業仲介方法は、通信
ネットワークを介して就業の仲介を行う就業仲介方法で
あって、就業希望者が使用する就業希望者端末から就業
希望者が希望する就業条件の情報を通信ネットワークを
介して受信するステップと、各求人者と各求人者が定め
る就業条件とを対応付けた情報に基づいて、就業希望者
が希望する就業条件を満足する就業条件を定めている求
人者を選択するステップと、選択した求人者が定める就
業条件の情報を抽出するステップと、求人者の下で働い
た者による求人者に対する評価を示す求人者評価情報の
中から、選択した求人者の求人者評価情報を抽出するス
テップと、抽出した就業条件の情報および抽出した求人
者評価情報を就業希望者端末に送信するステップとを含
むことを特徴とする。
【0013】通信ネットワークを介して就業希望者端末
から就業希望者の個人情報を受信し、就業条件の情報お
よび求人者評価情報を送信した就業希望者端末から求人
者に就業の応募をする旨の情報を受信した場合に、就業
希望者を雇った求人者による就業希望者に対する評価を
示す就業者評価情報の中から、就業の応募をした就業希
望者の就業者評価情報を抽出し、求人者が使用する求人
者端末に通信ネットワークを介して就業者評価情報と就
業希望者の個人情報とを送信することが好ましい。その
ような方法によれば、就業希望者を実際に雇った者によ
る就業希望者の評価も求人者に提示することができる。
【0014】また、本発明による就業仲介プログラム
は、通信ネットワークを介して就業の仲介を行うための
就業仲介プログラムであって、コンピュータに、就業希
望者が使用する就業希望者端末から就業希望者が希望す
る就業条件の情報を通信ネットワークを介して受信する
機能、各求人者と各求人者が定める就業条件とを対応付
けた情報に基づいて、就業希望者が希望する就業条件を
満足する就業条件を定めている求人者を選択する機能、
選択した求人者が定める就業条件の情報を抽出する機
能、求人者の下で働いた者による求人者に対する評価を
示す求人者評価情報の中から、選択した求人者の求人者
評価情報を抽出する機能、および抽出した就業条件の情
報および抽出した求人者評価情報を就業希望者端末に送
信する機能を実現させることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。以下に示す例では、就業希望者に
短期間のアルバイトを紹介する場合を例に説明する。図
1は、本発明による就業仲介システムの実施の一形態を
示すブロック図である。就業仲介システム1は、通信ネ
ットワーク30に接続されている。本例では、通信ネッ
トワーク30がインターネットである場合を例に説明す
る。ただし、通信ネットワーク30はインターネットに
限定されない。インターネット30には、就業希望者が
使用する就業希望者端末31と求人者が使用する求人者
端末32も接続される。就業希望者端末31および求人
者端末32は、それぞれ一台に限定されない。
【0016】就業仲介システム1において、制御部2
は、記憶装置3が記憶する就業仲介プログラム4に従っ
て動作する。就業仲介プログラム4は、就業希望者端末
31に求人者の情報を送信したり、求人者端末32に就
業希望者の情報を送信する等の本例に示す処理を制御部
2に実行させるプログラムである。
【0017】また、記憶装置3は、就業仲介プログラム
4の他に就業希望者端末31や求人者端末32に表示さ
せる各種WEBページの情報を記憶する。例えば、就業
申込画面となるWEBページや、求人情報登録画面とな
るWEBページ等の情報を記憶する。各WEBページの
画面情報は、HTML(Hypertext Markup Languag
e)、CompactHTML、WML(Wireless Mark
up Language)等のページ記述言語によって記述された
情報である。WEBページは、就業希望者端末31や求
人者端末32において、URL(Uniform Resource Loc
ator)が入力されたり、リンクが設定された部分がマウ
スクリックされることによって指定される。
【0018】ネットワークインタフェース部5は、イン
ターネット30を介して就業希望者端末31や求人者端
末32と情報を送受信する。
【0019】また、就業仲介システム1は、就業希望者
データベース6と、求人者データベース7と、就業者評
価情報データベース8と、求人者評価情報データベース
9とを備える。
【0020】就業希望者データベース6は、就業希望者
の個人情報や、就業希望者が希望する就業条件に関する
情報を管理する。図2は、就業希望者データベース6が
管理する就業希望者の情報の例を示す。就業希望者デー
タベース6は、例えば図2(a)に示すように、就業希
望者の個人情報として、氏名、年齢、住所、電話番号、
電子メールアドレス等を管理する。また、就業希望者デ
ータベース6は、例えば図2(b)に示すように、就業
条件に関する情報として、希望職種、就業希望時間、就
業希望日、就業希望場所等を管理する。
【0021】制御部2は、未だ個人情報が登録されてい
ない就業希望者から個人情報や就業条件に関する情報と
を受信すると、各就業希望者を識別するための就業希望
者IDを割り当てる。そして、就業希望者IDに対応さ
せて個人情報や就業条件に関する情報を就業希望者デー
タベース6に登録する。また、既に個人情報が登録され
ている就業希望者から就業条件に関する情報を受信する
と、就業希望者IDを特定し、その就業希望者IDに対
応させて就業条件に関する情報を就業希望者データベー
ス6に登録する。
【0022】求人者データベース7は、求人者が定める
就業条件や、求人者によるコメント、就業希望者に要求
する条件等を求人者毎に管理する。図3は、求人者デー
タベース7が管理する就業条件等の情報の例を示す。求
人者データベース7は、例えば、求人者の名称(企業名
等)、募集する職種、就業時間、就業日、就業場所、給
与、職場を紹介するコメント、就業希望者に要求する条
件等を管理する。
【0023】就業希望者に要求する条件は、就業希望者
を雇ったことがある他の企業等による評価に基づいて判
断される条件である。例えば、図3に例示する「勤務態
度でC以下がないこと」という条件は、これまでに雇わ
れた他の企業等による勤務態度の評価でC以下がないこ
とを要求する条件である。
【0024】また、求人者には、予め各求人者を識別す
るための求人者IDが割り当てられる。例えば、求人者
は、就業条件等を登録する前に、求人者として就業仲介
システム1を利用することを申込み、この申込時に求人
者IDが割り当てられる。この申込は、インターネット
30を介して就業仲介システム1に申し込むものであっ
ても、就業仲介システム1の管理者に申し込むものであ
ってもよい。求人者データベース7は、各求人者の名称
や電子メールアドレスと各求人者を識別するための求人
者IDとの対応関係を示す情報を予め保持する。制御部
2は、求人者から求人者の名称や就業条件等の各情報を
受信すると、その求人者の求人者IDを特定し、求人者
IDに対応させて図3に例示するように就業条件等の各
情報を求人者データベース7に登録する。
【0025】就業者評価情報データベース8は、実際に
就業希望者を雇った求人者による就業希望者に対する評
価情報(就業者評価情報)を管理する。図4は、就業者
評価情報データベース8が管理する就業者評価情報の例
を示す。就業者評価情報データベース8は、例えば、こ
れまでにアルバイトをした職場での遅刻回数、勤務態
度、能力評価、勤務期間等を管理する。後述するよう
に、各求人者は、就業希望者を雇った後、共通の基準に
従って勤務態度や能力等を評価する。
【0026】制御部2は、就業希望者を雇った求人者の
求人者端末31から就業者評価情報を受信すると、評価
を受けた者の就業希望者IDを特定する。そして、就業
希望者IDに対応させて就業者評価情報を就業者評価情
報データベース8に登録する。また、一人の就業希望者
は一社のみから評価を受けるとは限らない。就業希望者
が複数の求人者の下でアルバイトをしたならば、各求人
者が就業者評価情報を就業仲介システム1に送信する。
制御部2は、図4に例示するように、各求人者による就
業者評価情報をそれぞれ就業希望者IDに対応させて登
録する。
【0027】求人者評価情報データベース9は、実際に
アルバイトをした者による求人者の評価に関する情報
(求人者評価情報)を管理する。図5は、求人者評価情
報データベース9が管理する求人者評価情報の例を示
す。求人者評価情報データベース9は、例えば、給与支
払状況や安全度等の情報を管理する。後述するように、
各就業希望者は、アルバイトをした後、共通の基準に従
って給与支払状況や安全度等を評価する。
【0028】就業希望者端末31および求人者端末32
は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって
構成される。就業希望者端末31および求人者端末32
はブラウザを備え、就業仲介システム1からインターネ
ット30を介して取得したWEBページをブラウザによ
って表示する。また、就業希望者端末31および求人者
端末32は、WEBページに入力された情報を、インタ
ーネット30を介して就業仲介システム1に送信する。
就業希望者端末31および求人者端末32は、インター
ネット30に接続してWEBコンテンツを表示できる携
帯電話装置または据置型電話装置であってもよい。ま
た、就業希望者端末31は、各種店舗や公共施設に設置
されている端末装置であってもよい。
【0029】本例において、求人者情報保持手段は、求
人者データベース7によって実現される。求人者評価情
報保持手段は、求人者評価情報データベース9によって
実現される。就業者評価情報保持手段は、就業者評価情
報データベース8によって実現される。求人者選択手
段、求人者情報提示手段、個人情報取得手段、および就
業希望者情報提示手段は、制御部2およびネットワーク
インタフェース部5によって実現される。
【0030】また、記憶装置3は、コンピュータに、就
業希望者が使用する就業希望者端末から就業希望者が希
望する就業条件の情報を通信ネットワークを介して受信
する機能、各求人者と各求人者が定める就業条件とを対
応付けた情報に基づいて、就業希望者が希望する就業条
件を満足する就業条件を定めている求人者を選択する機
能、選択した求人者が定める就業条件の情報を抽出する
機能、求人者の下で働いた者による求人者に対する評価
を示す求人者評価情報の中から、選択した求人者の求人
者評価情報を抽出する機能、および抽出した就業条件の
情報および抽出した求人者評価情報を就業希望者端末に
送信する機能を実現させるための就業仲介プログラムを
記憶する。
【0031】次に、動作について説明する。図6は、就
業仲介システム1が就業希望者に求人者を紹介し、求人
者に就業希望者を紹介するときの処理経過の例を示す流
れ図である。まず、求人者端末32は、求人者の操作に
従って、就業仲介システム1に求人情報登録画面となる
WEBページを要求する(ステップS51)。求人情報
登録画面は、求人者が就業条件等を入力するための画面
である。就業仲介システム1の制御部2は、求人者端末
32からの要求に応じて求人情報登録画面の情報を求人
者端末32に送信し、求人者端末32は求人情報登録画
面を表示する(ステップS52)。
【0032】図7は、求人情報登録画面の例を示す説明
図である。求人情報登録画面は、例えば、求人者名称入
力欄101、募集する職種の選択欄102、就業時間選
択欄103、就業日入力欄104、就業場所入力欄10
5、給与入力欄106、職場を紹介するコメントの入力
欄107、就業希望者に要求する条件の選択欄108等
を有する。求人情報登録画面に求人者の名称や各種就業
条件等が入力された後、求人者端末32は入力された情
報を就業仲介システム1に送信する(ステップS5
3)。求人者端末32は、例えば、求人情報登録画面上
の送信ボタン109がマウスクリックされた場合に、入
力された各情報を就業仲介システム1に送信する。就業
仲介システム1は、インターネット30を介して求人者
端末32から情報を受信する。
【0033】就業仲介システム1の制御部2は、求人者
の名称等を受信すると、各求人者の名称と求人者IDと
の対応関係を示す情報を用いて求人者IDを特定する。
そして、制御部2は、求人者IDに対応させて、求人者
端末31から受信した求人者名称、各種就業条件、職場
を紹介するコメント、就業希望者に要求する条件等を求
人者データベース7に登録する。
【0034】就業希望者の紹介を受けようとする各求人
者は、上記のように就業条件や職場を紹介するコメント
等を就業仲介システム1に登録させる。
【0035】就業希望者端末31は就業希望者の操作に
従い就業仲介システム1に就業申込画面となるWEBペ
ージを要求する(ステップS54)。就業申込画面は、
就業希望者が希望する就業条件等を入力するための画面
である。就業仲介システム1の制御部2は、就業希望者
端末31からの要求に応じて就業申込画面の情報を就業
希望者端末31に送信し、就業希望者端末31は就業申
込画面を表示する(ステップS55)。
【0036】図8は、就業申込画面の例を示す説明図で
ある。就業申込画面は、例えば、氏名入力欄111、年
齢入力欄112、住所入力欄113、電話番号入力欄1
14、電子メールアドレス入力欄115、希望職種選択
欄116、就業希望時間選択欄117、就業希望日選択
欄118、就業希望場所入力欄119等を有する。就業
申込画面に就業希望者の個人情報や就業条件が入力され
た後、就業希望者端末31は入力された情報を就業仲介
システム1に送信する(ステップS56)。就業希望者
端末31は、例えば、就業申込画面上の送信ボタン12
0がマウスクリックされた場合に、入力された各情報を
就業仲介システム1に送信する。就業仲介システム1
は、インターネット30を介して就業希望者端末31か
ら情報を受信する。
【0037】就業仲介システム1の制御部2は、受信し
た氏名や住所等の個人情報に対応する就業希望者IDが
就業希望者データベース6に登録されているか否かを確
認する。登録されていない場合、制御部2は、新たに就
業希望者IDを割り当て、その就業希望者IDに対応さ
せて氏名や住所等の個人情報を就業希望者データベース
6に登録する。また、就業希望者端末31から受信した
希望職種や就業希望時間等の情報も就業希望者IDに対
応させて就業希望者データベース6に登録する。一方、
氏名や住所に対応する就業希望者IDが登録されている
場合、制御部2は、その就業希望者IDを抽出する。そ
して、就業希望者端末31から受信した希望職種や就業
希望時間等の情報を就業希望者IDに対応させて就業希
望者データベース6に登録する。
【0038】例えば、就業希望者データベース6には既
に図2(a)に例示する個人情報が登録されているとす
る。制御部2が、図8に例示する氏名や住所等の個人情
報を受信したとすると、就業希望者データベース6から
「Q001」という就業希望者IDを抽出する。そし
て、「Q001」に対応させて、図8に例示する希望職
種、就業希望時間、就業希望日、就業希望場所等の条件
を就業希望者データベース6に登録する。
【0039】続いて、制御部2は、就業希望者に提示す
る職場紹介情報を作成する(ステップS57)。職場紹
介情報は、求人者が定めた就業条件や、職場を紹介する
コメント等をまとめた情報である。ステップS57にお
いて、制御部2は、就業希望者が希望する就業条件と、
各求人者が定める就業条件とを比較する。すなわち、就
業希望者が希望する就業条件と、求人者データベース7
に登録されている各就業条件とを比較する。そして、就
業希望者が希望する就業条件を満足する就業条件に対応
する求人者IDを選択する。続いて、制御部2は、求人
者IDとともに登録されている「就業希望者に要求する
条件」を抽出する。また、就業希望者IDに対応する就
業者評価情報を、就業者評価情報データベース8から抽
出する。制御部2は、「就業希望者に要求する条件」を
就業者評価情報が満たしているか否かを判断し、条件を
満たしている場合には、求人者IDに対応する求人者の
名称、就業条件、職場を紹介するコメント等を抽出す
る。ここで抽出された情報が職場紹介情報となる。
【0040】なお、就業希望者がアルバイトをしていな
い場合、その就業希望者の就業者評価情報は就業者評価
情報データベース8に登録されていない。従って、就業
者評価情報を抽出することはできない。この場合、例え
ば「就業希望者に要求する条件」は満たされているもの
として求人者の名称、就業条件、職場を紹介するコメン
ト等を抽出する。
【0041】例えば、求人者データベース7および就業
者評価情報データベース8には、それぞれ図3,4に例
示する情報が登録されているとする。また、就業希望者
端末31から、図8に例示する希望職種、就業希望時
間、就業希望日、就業希望場所の条件を受信したとす
る。この場合、図3に示すM社の就業条件が、就業希望
者の希望を満足している。従って、制御部2は、「P0
02」という求人者IDを選択する。続いて、制御部2
は、「P002」に対応する「遅刻がないこと」という
条件を求人者データベース7から抽出し、就業者評価情
報データベース8から就業希望者ID(Q001とす
る)に対応する就業者評価情報を抽出する。「Q00
1」に対応する就業者評価情報は「遅刻がないこと」と
いう条件を満足しているので、制御部2は、求人者デー
タベース7から「P002」に対応する求人者の名称、
職種、就業時刻、就業日、就業場所、給与、職場を紹介
するコメント等を抽出する。
【0042】ここでは、「P002」に対応する求人者
の名称等を抽出して職場紹介情報とする場合を説明し
た。他の求人者の就業条件も就業希望者の希望を満足
し、就業者評価情報がその求人者の要求する条件を満足
しているのであれば、制御部2は、「P002」一件分
の情報だけでなく、他の求人者の情報も抽出する。
【0043】なお、ステップS57において、就業希望
者の希望を満足する就業条件が求人者データベース7に
登録されていない場合、制御部2は、就業者の希望に沿
う求人募集がない旨を示すWEBページを就業希望者端
末31に送信する。また、「就業希望者に要求する条
件」を就業者評価情報が満たしていない場合にも同様の
WEBページを送信する。従って、就業希望者の希望を
満足する就業条件が求人者データベース7に登録されて
いたとしても、「就業希望者に要求する条件」を就業者
評価情報が満たしていない場合には、以下のステップS
58以降の処理は行わない。
【0044】職場紹介情報を作成した後、制御部2は、
ステップS57で選択した求人者IDに対応する求人者
評価情報を、求人者評価情報データベース8から抽出す
る。そして、その求人者評価情報を、職場紹介情報に追
加する(ステップS58)。以下、求人者評価情報を追
加した職場紹介情報を評価情報付き職場紹介情報と記
す。上述の例の場合、制御部2は、求人者ID「P00
2」に対応する求人者評価情報を求人者評価情報データ
ベース9から抽出する。求人者評価情報データベース9
に図5に例示する情報が登録されているとすると、「P
002」に対応する四人分の情報を抽出する。
【0045】制御部2は、ステップS58に続いて、評
価情報付き職場紹介情報を表示するWEBページの情報
を就業希望者端末31に送信する(ステップS59)。
就業希望者端末31は、受信したWEBページを表示す
る。図9は、評価情報付き職場紹介情報を表示するWE
Bページの例を示す説明図である。求人者評価情報は、
例えば、代表的な評価およびその評価を行った人の割合
として表示される。図9に示す例では、給与の遅配があ
ったという評価と、その評価をした人の割合(四人のう
ち1人)を示している。また、安全度に関する評価とし
て、「A」という評価と、その評価をした人の割合(四
人のうち三人)を示している。
【0046】また、図9では、一件分の評価情報付き職
場紹介情報を表示する場合を示した。ステップS57で
複数の求人者の職場紹介情報を作成したならば、各職場
紹介情報に求人者評価情報を付加し、複数の評価情報付
き職場紹介情報をWEBページに表示してもよい。
【0047】就業希望者は、評価情報付き職場紹介情報
によって、求人に応募するか否かを判断する。応募する
場合には、例えば、応募確認欄121をマウスクリック
する。応募確認欄121がマウスクリックされた後に申
込ボタン122がマウスクリックされると、就業希望者
端末31は、就業者が紹介された求人者への応募をした
旨の情報を就業仲介システム1に送信する(ステップS
60)。
【0048】就業仲介システム1の制御部2は、この情
報を受信すると、求人者に就業希望者を紹介するための
就業者紹介情報として、就業希望者IDに対応する個人
情報(氏名、年齢、住所、電話番号、電子メールアドレ
ス等)を就業希望者データベース6から抽出する。この
就業希望者IDは、ステップS56において就業条件等
を受信したときに抽出した(または、割り当てた)ID
である。また、制御部2は、この就業希望者IDに対応
する就業者評価情報を就業者評価情報データベース8か
ら抽出し、就業者紹介情報に追加する(ステップS6
1)。以下、就業者評価情報を追加した就業者紹介情報
を評価情報付き就業者紹介情報と記す。
【0049】制御部2は、ステップS61に続いて、評
価情報付き就業者紹介情報を求人者端末32に送信する
(ステップS62)。制御部2は、例えば、電子メール
によって評価情報付き就業者紹介情報を送信する。この
場合、ステップS57において選択した求人者IDに対
応する電子メールアドレスを抽出し、その電子メールア
ドレスを宛先として評価情報付き就業者紹介情報を送信
すればよい。
【0050】図10は、評価情報付き就業者紹介情報を
表示する電子メールの文面の例を示す。求人者評価情報
は、例えば、代表的な評価およびその評価を行った求人
者の割合として表示する。図10に示す例では、遅刻が
0回であったという評価と、その評価をした求人者の割
合(二社のうち二社)を示している。また、勤務態度に
関する評価として、「A」という評価と、その評価をし
た求人社の割合(二社のうち二社)を示している。判断
力等の他の評価に関しても同様に示す。
【0051】評価情報付き就業者紹介情報を確認した求
人者は、紹介された就業希望者を雇うか否かを判断す
る。このとき、求人者は、面接を行わずに就業者評価情
報に基づいて就業希望者を雇うか否かを判断することが
できる。また、面接を行う場合であっても、就業者評価
情報を就業希望者の人物像の判断材料にすることができ
る。就業希望者を雇う場合や面接を行う場合には、評価
情報付き就業者紹介情報に含まれる個人情報を用いて就
業希望者と連絡をとればよい。就業希望者は求人者から
の連絡を受けて、指定された就業場所や面接場所に行
く。
【0052】次に、就業仲介システム1が就業者評価情
報や求人者評価情報を登録するときの動作について説明
する。図11は、就業者評価情報や求人者評価情報を登
録するときの処理経過の例を示す流れ図である。
【0053】求人者は、実際に就業希望者を雇った後、
就業者評価情報を就業仲介システム1に送信する。ま
ず、求人者端末32は、求人者の操作に従って、就業仲
介システム1に就業者評価情報登録画面となるWEBペ
ージを要求する(ステップS71)。就業仲介システム
1の制御部2は、この要求に応じて就業者評価情報登録
画面の情報を求人者端末32に送信し、求人者端末32
は就業者評価情報登録画面を表示する(ステップS7
2)。
【0054】図12は、就業者評価情報登録画面の例を
示す説明図である。就業者評価情報登録画面は、例え
ば、求人者名称入力欄131、評価対象者の個人情報入
力欄132、勤務期間入力欄133、遅刻回数入力欄1
34、勤務態度評価入力欄135、能力評価入力欄13
6等を有する。各求人者は、独自の判断基準で評価を定
めるのではなく、共通の基準に従って勤務態度や能力等
を評価する。例えば、報告、連絡、相談を怠らなかった
ならばA、独断による行動で失敗した経験があるならば
C等の共通の基準で勤務態度の評価を定める。就業者評
価情報登録画面に各種評価等が入力された後、送信ボタ
ン137がマウスクリックされると、求人者端末31は
入力された情報を就業仲介システム1に送信する(ステ
ップS73)。就業仲介システム1は、インターネット
30を介してこの情報を受信する。
【0055】就業仲介システム1の制御部2は、各種評
価情報等を受信すると、評価対象者の個人情報に対応す
る就業希望者IDを就業希望者データベース6から抽出
する。そして、その就業希望者IDに対応させて、遅刻
回数、勤務態度評価、能力評価、勤務期間等の情報を就
業者評価情報データベース8に登録する。このとき制御
部2は、新たな就業者評価情報を、既に登録されている
就業者評価情報に追加して登録する。就業者評価情報
は、評価対象者が再びアルバイトの申込を行うときに、
上述のようにステップS57,S61において用いられ
る。
【0056】また、就業希望者は、実際に求人者の下で
働いた後、求人者評価情報を就業仲介システム1に送信
する。まず、就業希望者端末31は、就業希望者の操作
に従って、就業仲介システム1に求人者評価情報登録画
面となるWEBページを要求する(ステップS74)。
就業仲介システム1の制御部2は、この要求に応じて求
人者評価情報登録画面の情報を就業希望者端末31に送
信し、就業希望者端末31は求人者評価情報登録画面を
表示する(ステップS75)。
【0057】図13は、求人者評価情報登録画面の例を
示す説明図である。求人者評価情報登録画面は、例え
ば、評価対象となる求人者の名称入力欄141、給与支
払状況の評価入力欄142、安全度評価入力欄143等
を有する。各就業希望者は、独自の判断基準で評価を定
めるのではなく、共通の基準に従って評価を行う。例え
ば、安全研修があればA、怪我をしそうになった人がい
るならばC、実際に怪我をした人がいるならばD等の共
通の基準で安全度の評価を定める。求人者評価情報登録
画面に各種評価等が入力された後、送信ボタン144が
マウスクリックされると、求人者端末31は入力された
情報を就業仲介システム1に送信する(ステップS7
6)。就業仲介システム1は、インターネット30を介
してこの情報を受信する。
【0058】就業仲介システム1の制御部2は、各種評
価情報等を受信すると、評価対象となる求人者の名称に
対応する求人者IDを求人者データベース7から抽出す
る。そして、その求人者IDに対応させて、給与支払状
況の評価や安全度の評価等を求人者評価情報データベー
ス9に登録する。このとき制御部2は、新たな求人者評
価情報を、既に登録されている求人者評価情報に追加し
て登録する。求人者評価情報は、評価対象者が再びアル
バイトの申込を行うときに、上述のようにステップS5
8において用いられる。
【0059】本発明によれば、求人者が定めた就業条件
だけでなく、その求人者の下で実際に働いた者による求
人者の評価も就業希望者に提示することができる。従っ
て、就業希望者は、その評価を基に求人者に応募するか
否かを判断することができる。また、就業希望者の個人
情報だけでなく、その就業希望者を実際に雇った者によ
る就業希望者の評価も求人者に提示することができる。
従って、求人者は、その評価を基に就業希望者を雇うか
否かを判断することができる。また、就業希望者や求人
者は共通の基準に従って評価されるので、求人者や就業
希望者に客観的な評価情報を提示することができる。
【0060】上記の例では、ステップS57において
「就業希望者に要求する条件」を就業者評価情報が満た
しているか否かを判断する場合を示した。ステップS5
7でこの判断を行わなくてもよい。ただし、ステップS
57において「就業希望者に要求する条件」を就業者評
価情報が満たしているか否かを判断することによって、
「就業希望者に要求する条件」を満たしている就業希望
者に対してのみ求人募集の情報を提示できる。従って、
ステップS57では、このような判断を行うことが好ま
しい。
【0061】上述の例では、就業希望者に短期間のアル
バイトを紹介する場合を例に説明した。本発明は、短期
間のアルバイトだけなく、中・長期間のアルバイトを紹
介する場合にも適用できる。また、アルバイトではなく
正社員としての就職先を紹介する場合にも適用できる。
【0062】なお、上述の就業希望者データベース6、
求人者データベース7、就業者評価情報データベース
8、および求人者評価情報データベース9に登録される
項目は例示であり、上述の場合に限定するものではな
い。例えば、就業者評価情報として遅刻回数、勤務態
度、判断力、接客力等を例示したが、協調性等の他の項
目に対する評価を就業者評価情報としてもよい。また、
求人者評価情報として給与支払状況や安全度等を例示し
たが、他の項目に対する評価を求人者評価情報としても
よい。
【0063】また、就業条件として就業希望時間、就業
希望日、集合場所等を示したが、就業希望者データベー
ス6や求人者データベース7に登録する就業条件はこれ
らに限定されない。短期間のアルバイトを紹介するの
か、中・長期間のアルバイトを紹介するのか、あるいは
就職先を紹介するのか等に応じて、適切な就業条件を就
業希望者データベース6や求人者データベース7に登録
するようにすればよい。
【0064】就業仲介システム1は、ステップS56に
おいて受信した、就業希望者が希望する就業条件に関す
る情報を、データベース(就業希望者データベース6)
に登録するのではなく、メモリ領域に一時的に保持させ
てもよい。
【0065】また、就業希望者端末31や求人端末32
に表示させるWEBページも上述の場合に限定されな
い。例えば、上述のWEBページとは異なる画面構成の
WEBページを表示させてもよい。また、WEBページ
に入力される各種項目は、就業希望者データベース6、
求人者データベース7、就業者評価情報データベース
8、および求人者評価情報データベース9に登録される
項目に対応したものであればよい。また、WEBページ
上のデータ入力欄の形式には、プルダウンメニュー形式
やラジオボタン形式等の各種形式があるが、特定の形式
に限定されない。
【0066】また、上述の例では、ステップS54で、
就業希望者端末31が個人情報と、希望する就業条件と
を送信する場合を示した。就業希望者が予め就業希望者
IDの通知を受け、就業希望者IDと、希望する就業条
件とを就業仲介システム1に送信するようにしてもよ
い。例えば、就業仲介システム1は先に個人情報のみを
受信し、就業希望者IDを割り当てて、その就業希望者
IDと個人情報とを就業希望者データベース5に登録す
る。また、就業希望者端末31に就業希望者IDを送信
する。就業希望者は、希望する就業条件を送信するとき
には、通知された就業希望者IDとともに送信する。就
業希望者端末31から就業条件を送信する際の動作をこ
のようにしてもよい。
【0067】同様に、求人者が予め求人者IDの通知を
受け、求人者IDと、就業条件等を就業仲介システム1
に送信するようにしてもよい。例えば、就業仲介システ
ム1は先に求人者の名称や電子メールアドレス等を受信
し、求人者IDを割り当てて、その求人者IDと、求人
者の名称等を求人者データベース6に登録する。また、
求人者端末32に求人者IDを送信する。求人者は、就
業条件等を送信するときには、通知された求人者IDと
ともに送信する。求人者端末31から就業条件等を送信
する際の動作をこのようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明による就業仲介システムによれ
ば、求人者の下で働いた者による求人者に対する評価を
示す求人者評価情報を保持する求人者評価情報保持手段
を備え、求人者の求人者評価情報を求人者評価情報保持
手段から抽出し、就業条件の情報および求人者評価情報
を就業希望者端末に送信するので、求人者の下で実際に
働いた者による求人者の評価も就業希望者に提示するこ
とができる。
【0069】また、本発明による就業仲介方法によれ
ば、求人者の下で働いた者による求人者に対する評価を
示す求人者評価情報の中から、選択した求人者の求人者
評価情報を抽出するステップと、抽出した就業条件の情
報および抽出した求人者評価情報を就業希望者端末に送
信するステップとを含むので、求人者の下で実際に働い
た者による求人者の評価も就業希望者に提示することが
できる。
【0070】また、本発明による就業仲介プログラムに
よれば、コンピュータに、求人者の下で働いた者による
求人者に対する評価を示す求人者評価情報の中から、選
択した求人者の求人者評価情報を抽出する機能、抽出し
た就業条件の情報および抽出した求人者評価情報を就業
希望者端末に送信する機能を実現させるので、求人者の
下で実際に働いた者による求人者の評価も就業希望者に
提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による就業仲介システムの実施の一形
態を示すブロック図である。
【図2】 就業希望者データベースが管理する情報の例
を示す説明図である。
【図3】 求人者データベースが管理する情報の例を示
す説明図である。
【図4】 就業者評価情報データベースが管理する情報
の例を示す説明図である。
【図5】 求人者評価情報データベースが管理する情報
の例を示す説明図である。
【図6】 情報を提示する際の処理経過の一例を示す流
れ図である。
【図7】 求人情報登録画面の例を示す説明図である。
【図8】 就業申込画面の例を示す説明図である。
【図9】 就業希望者端末に表示するWEBページの例
を示す説明図である。
【図10】 求人者端末に送信する電子メールの例を示
す説明図である。
【図11】 評価情報を登録する際の処理経過の一例を
示す流れ図である。
【図12】 就業者評価情報登録画面の例を示す説明図
である。
【図13】 求人者評価情報登録画面の例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 就業仲介システム 2 制御部 3 記憶装置 4 就業仲介プログラム 6 就業希望者データベース 7 求人者データベース 8 就業者評価情報データベース 9 求人者評価情報データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 透 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 峯下 聡志 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介して就業の仲介を
    行う就業仲介システムであって、 求人者毎に各求人者が定める就業条件の情報を保持する
    求人者情報保持手段と、 求人者の下で働いた者による求人者に対する評価を示す
    求人者評価情報を保持する求人者評価情報保持手段と、 就業希望者が使用する就業希望者端末から就業希望者が
    希望する就業条件の情報を通信ネットワークを介して受
    信し、求人者情報保持手段が保持する情報に基づいて、
    就業希望者が希望する就業条件を満足する就業条件を定
    めている求人者を選択する求人者選択手段と、 求人者選択手段が選択した求人者が定める就業条件の情
    報を求人者情報保持手段から抽出し、前記求人者の求人
    者評価情報を求人者評価情報保持手段から抽出し、前記
    就業条件の情報および前記求人者評価情報を就業希望者
    端末に送信する求人者情報提示手段とを備えたことを特
    徴とする就業仲介システム。
  2. 【請求項2】 通信ネットワークを介して就業希望者端
    末から就業希望者の個人情報を受信する個人情報取得手
    段と、 就業希望者を雇った求人者による就業希望者に対する評
    価を示す就業者評価情報を保持する就業者評価情報保持
    手段と、 求人者情報提示手段が就業条件の情報および求人者評価
    情報を送信した就業希望者端末から、求人者に就業の応
    募をする旨の情報を受信した場合に、就業希望者の就業
    者評価情報を就業者評価情報保持手段から抽出し、求人
    者が使用する求人者端末に通信ネットワークを介して前
    記就業者評価情報と就業希望者の個人情報とを送信する
    就業希望者情報提示手段とを備えた請求項1に記載の就
    業仲介システム。
  3. 【請求項3】 求人者情報保持手段は、各求人者が就業
    希望者に要求する条件の情報を保持し、 求人者情報提示手段は、求人者選択手段が選択した求人
    者が就業希望者に要求する条件を求人者情報保持手段か
    ら抽出し、就業希望者の就業者評価情報を就業者評価情
    報保持手段から抽出し、求人者が就業希望者に要求する
    条件を就業者評価情報が満たしている場合に、求人者が
    定める就業条件の情報および求人者評価情報を抽出する
    請求項1に記載の就業仲介システム。
  4. 【請求項4】 求人者端末から通信ネットワークを介し
    て就業者評価情報を受信し、前記就業者評価情報を就業
    者評価情報保持手段に保持させる請求項2または請求項
    3に記載の就業仲介システム。
  5. 【請求項5】 就業希望者端末から通信ネットワークを
    介して求人者評価情報を受信し、前記求人者評価情報を
    求人者評価情報保持手段に保持させる請求項1から請求
    項4のうちのいずれか1項に記載の就業仲介システム。
  6. 【請求項6】 通信ネットワークを介して就業の仲介を
    行う就業仲介方法であって、 就業希望者が使用する就業希望者端末から就業希望者が
    希望する就業条件の情報を通信ネットワークを介して受
    信するステップと、 各求人者と各求人者が定める就業条件とを対応付けた情
    報に基づいて、就業希望者が希望する就業条件を満足す
    る就業条件を定めている求人者を選択するステップと、 選択した求人者が定める就業条件の情報を抽出するステ
    ップと、 求人者の下で働いた者による求人者に対する評価を示す
    求人者評価情報の中から、選択した求人者の求人者評価
    情報を抽出するステップと、 抽出した就業条件の情報および抽出した求人者評価情報
    を就業希望者端末に送信するステップとを含むことを特
    徴とする就業仲介方法。
  7. 【請求項7】 通信ネットワークを介して就業希望者端
    末から就業希望者の個人情報を受信し、 就業条件の情報および求人者評価情報を送信した就業希
    望者端末から求人者に就業の応募をする旨の情報を受信
    した場合に、就業希望者を雇った求人者による就業希望
    者に対する評価を示す就業者評価情報の中から、就業の
    応募をした就業希望者の就業者評価情報を抽出し、 求人者が使用する求人者端末に通信ネットワークを介し
    て前記就業者評価情報と就業希望者の個人情報とを送信
    する請求項6に記載の就業仲介方法。
  8. 【請求項8】 通信ネットワークを介して就業の仲介を
    行うための就業仲介プログラムであって、 コンピュータに、 就業希望者が使用する就業希望者端末から就業希望者が
    希望する就業条件の情報を通信ネットワークを介して受
    信する機能、 各求人者と各求人者が定める就業条件とを対応付けた情
    報に基づいて、就業希望者が希望する就業条件を満足す
    る就業条件を定めている求人者を選択する機能、 選択した求人者が定める就業条件の情報を抽出する機
    能、 求人者の下で働いた者による求人者に対する評価を示す
    求人者評価情報の中から、選択した求人者の求人者評価
    情報を抽出する機能、および抽出した就業条件の情報お
    よび抽出した求人者評価情報を就業希望者端末に送信す
    る機能、 を実現させるための就業仲介プログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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