JP2002183047A - 電子メール、電子メール送信システム、意志確認方法及びシステム並びに意志収集方法及びシステム - Google Patents

電子メール、電子メール送信システム、意志確認方法及びシステム並びに意志収集方法及びシステム

Info

Publication number
JP2002183047A
JP2002183047A JP2000374923A JP2000374923A JP2002183047A JP 2002183047 A JP2002183047 A JP 2002183047A JP 2000374923 A JP2000374923 A JP 2000374923A JP 2000374923 A JP2000374923 A JP 2000374923A JP 2002183047 A JP2002183047 A JP 2002183047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
content
sent
answer
information terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000374923A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Urano
大介 浦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUWANTO KK
Original Assignee
KUWANTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KUWANTO KK filed Critical KUWANTO KK
Priority to JP2000374923A priority Critical patent/JP2002183047A/ja
Publication of JP2002183047A publication Critical patent/JP2002183047A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電子メールによるコミュニケーションをいっ
そう容易にするとともに、顧客の意志やニーズにきめ細
かく対応できる新しいコミュニケーションツールを提供
する。 【解決手段】 企業側会員の要請に従い、特定の質問内
容を含む電子メールをメールサーバ82が顧客側の情報
端末3にインターネットを介して送信する。電子メール
は、回答内容を送信するコマンド文を含む。送られた回
答内容のデータは、DBS83の回答DBF833や回
答メールDBF834に保存されてデータベース化され
る。企業側会員は、WWWサーバ81にアクセスし、回
答ピックアップ用ファイル816及びCGIプログラム
817によりDBS83を検索して任意の回答内容のデ
ータをピックアップする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、インターネッ
ト等のネットワークを使用したコミュニケーションに関
するものであり、特に、電子メールの送信や電子メール
による意志の確認や収集といった技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インターネットを始めとするコンピュー
タネットワーク技術の普及は、企業間や個人のコミュニ
ケーションに大きな影響を与えている。企業間(B to B)
の取引では、注文や決済等にコンピュータネットワー
クが広く使われるようになってきており、コミュニケー
ションの方法として一種の社会インフラになりつつあ
る。
【0003】一方、企業−消費者間(B to C)の取引で
も、ウェッブページによる情報発信や仮想ショッピング
モール等のオンラインショッピングに見られるように、
コンピュータネットワークによるコミュニケーションの
世界がどんどん広がっている。最近では、ウェッブペー
ジ上で商品の注文ができるようなインタラクティブな
(双方向の)ウェッブページも多くなってきている。
【0004】しかしながら、B to Cのコミュニケー
ションでは、コンピュータネットワークの利用がまだま
だ充分とはいえない面がある。例えば、多くの企業がウ
ェッブページによる情報発信を行っているが、テレビや
新聞等による広告宣伝をネットワーク上でやっているに
過ぎず、ネットワークの特性や利点を充分に利用したも
のとはいえない。また、情報を受け取る側にしても、あ
まりにも多くの情報が提供されるため、その中から本当
に自分に必要な情報を検索するのが非常に手間になって
きている。情報検索サイトも多数存在するが、検索方法
を覚えるのに手間がかかったり、検索サイトを検索する
(どの検索サイトが良いかを調べる)のに手間がかかっ
てしまったりというような面もある。
【0005】さらに、個人から企業への情報伝達は、ま
だまだ充分とはいえず、顧客の意見やニーズといったも
のをつかむ手段としては、コンピュータネットワークの
利用は、まだまだ不充分である。また、商店街の個人商
店や零細企業等では、ウェッブサーバのような大規模な
コンピュータシステムを持つことは現実的でない場合が
多い。また、自分のところでウェッブページを開設する
ことも、コンピュータに不慣れ等の理由から難しい場合
もある。このような場合でも、B to Cのコミュニケ
ーションをコンピュータネットワークを利用して行うよ
うにすると色々なメリットがあると予想されるが、この
ようなことを可能にするシステムは、まだ提案されてい
ない。
【0006】一方、コンピュータネットワークを利用し
たコミュニケーションとしては、ウェッブページ(HT
MLファイル)によるものもあるが、電子メールの方が
広く普及している。内容を瞬時に送ることができ、送ら
れた内容を好きな時間に読むことができ、また保存した
り返信したりといったことが自由に容易にできることか
ら、電子メールによるコミュニケーションは欠かせない
ものとなっている。最近では、携帯電話による電子メー
ルの送信や受信も広く行われており、個人対個人のコミ
ュニケーション手段としては、通常の電話をしのぐ勢い
である。電子メールによるコミュニケーションについて
も、一方的なものにならず双方的なものであることが重
要であるが、送られたメールに対して何らかの返事をす
るには、内容を入力し、アドレスを選択する等、ある程
度の手間がかかる。従って、一方的なものになり易い危
険性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本願の発明は、かかる
課題を解決するためになされたものであり、電子メール
によるコミュニケーションをいっそう容易にするととも
に、電子メールを利用したコミュニケーションをビジネ
スのプロセスに適用することで、顧客の意志やニーズと
いったものにきめ細かく対応できるようにした新しいコ
ミュニケーションツールを提供する技術的意義がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の請求項1の発明は、ネットワークを経由して
相手方の情報端末に送信される電子メールであって、特
定の質問内容と、その質問内容に対する回答内容と、相
手方の情報端末において所定の操作がされた際にその回
答内容を所定の場所に送信するコマンド文を含んでいる
という構成を有する。また、上記課題を解決するため、
請求項2の発明は、ネットワークを経由して相手方の情
報端末に電子メールを送る電子メール送信システムであ
って、送信する電子メールのファイルを記憶した記憶手
段と、記憶手段に記憶された電子メールのファイルを所
定のプロトコルに従って相手方に送信する送信手段とを
備えており、前記記憶手段が記憶している電子メールの
ファイルは、特定の質問内容と、その質問内容に対する
回答内容とが相手方の情報端末に表示されるようにする
ものであって、相手方の情報端末において所定の操作が
された際にその回答内容を所定の場所に送信するコマン
ド文を含んでいるという構成を有する。また、上記課題
を解決するため、請求項3の発明は、ネットワークを介
して人の意志を確認する意志確認方法であって、意志を
求める相手の保有する情報端末に、特定の質問内容とそ
の質問内容に対する回答内容とを含む電子メールを送信
する送信ステップと、電子メールが送られた相手からの
返事をネットワークを経由して受け付ける受信ステップ
とを含んでおり、前記送信ステップにおいて送信される
電子メールは、相手方の情報端末において所定の操作が
された際にその回答内容を所定の場所に送信するコマン
ド文を含んでおり、前記受信ステップは、前記所定の場
所に送られる前記回答内容を受信するステップであると
いう構成を有する。また、上記課題を解決するため、請
求項4の発明は、ネットワークを介して複数の人の意志
を収集する意志収集方法であって、意志を求める相手の
保有する情報端末に、特定の質問内容とその質問内容に
対する回答内容を含んだ電子メールをネットワークを経
由して送る送信ステップと、前記電子メールが送られた
相手からの返事をネットワークを経由して受け付ける受
信ステップとから成っており、前記送信ステップにおい
て送信される電子メールは、相手方の情報端末において
所定の操作がされた際にその回答内容を所定の場所に送
信するコマンド文を含んでおり、前記受信ステップは、
前記所定の場所に送られる前記回答内容とともにそれを
送った人の個人情報を受信するステップであるという構
成を有する。また、上記課題を解決するため、請求項5
の発明は、請求項4の構成において、前記受信ステップ
で受け付けられた回答内容とその回答内容を送った人の
個人情報とをデータベース化して保存する保存ステップ
を有するという構成を有する。また、上記課題を解決す
るため、請求項6の発明は、ネットワークを介して人の
意志を確認する意志確認システムであって、意志を求め
る相手の保有する情報端末に、特定の質問内容とその質
問内容に対する回答内容を含んだ電子メールをネットワ
ークを経由して送る電子メール送信部と、電子メールが
送られた相手からの返事をネットワークを経由して受け
付ける受信部とを備えており、前記電子メール送信部に
おいて送信される電子メールは、相手方の情報端末にお
いて所定の操作がされた際にその回答内容を所定の場所
に送信するコマンド文を含んでおり、前記受信部は、前
記所定の場所に送られる前記回答内容を受信するもので
あるという構成を有する。また、上記課題を解決するた
め、請求項7の発明は、ネットワークを介して複数の人
の意志を収集する意志収集システムであって、意志を求
める相手の保有する情報端末に、特定の質問内容を含ん
だ電子メールをネットワークを経由して送る電子メール
送信部と、電子メールが送られた相手からの返事をネッ
トワークを経由して受け付ける受信部とから成ってお
り、前記電子メール送信部において送信される電子メー
ルは、相手方の情報端末において所定の操作がされた際
にその回答内容を所定の場所に送信するコマンド文を含
んでおり、前記受信部は、前記所定の場所に送られる前
記回答内容を受信するとともにそれを送った人の個人情
報を受信するものであるという構成を有する。また、上
記課題を解決するため、請求項8の発明は、請求項7の
構成において、前記受信部で受け付けられた回答内容と
その回答内容を送った人の個人情報とをデータベース化
して保存するデータベース部を有するという構成を有す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態(以
下、実施形態)について説明する。まず、電子メールの
発明の実施形態及び電子メール送信システムの発明の実
施形態について説明する。図1は、電子メール送信シス
テムの発明の実施形態の概略構成を示す図、図2は、図
1に示す送られる電子メールの例について示す図であ
る。
【0010】本実施形態の電子メール送信システムは、
ネットワークを経由して相手方の情報端末3に電子メー
ルを送る電子メールを送信するものであり、送信する電
子メールの内容を記述したファイル(以下、電子メール
ファイル)11を記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶
された電子メールファイル1の内容を所定のプロトコル
に従って相手方に送信する送信手段とから成っている。
【0011】ネットワークは、本実施形態ではインター
ネット(The Internet)2となっている。図1には、電子
メール送信システムを実施形態として最も単純なものが
示されている。図1に示す電子メール送信システムは、
インターネット2上のメールサーバ3に対しメールクラ
イアントとして動作可能なものである。具体的には、電
子メール送信システムは、CPU(中央演算処理装置)
や記憶手段としてのハードディスク等を含むコンピュー
タ1で構成されている。コンピュータ1には、TCP/
IPプロトコルが実装されており、ルータのような不図
示の経路制御装置を介してインターネット2に接続され
ている。
【0012】また、記憶手段としてのハードディスクに
は、MUA(Mail User Agent, メーラー)12がイン
ストールされている。MUA12は、マイクロソフト社
のOUTLOOK EXPRESSのように、HTML形式で電子メー
ルを送信できるものとなっている。また、コンピュータ
は、プロバイダからアカウントを取得しており、指定さ
れたSMTPサーバに対してMUA12が電子メールを
送ることで、インターネット2に接続されている任意の
情報端末3に電子メールが転送されるようになってい
る。尚、記憶手段は、RAMやROM等のメモリやハー
ドディスクで構成されている。また、送信手段は、後述
するMUAと、TCP/IPプロトコルに準拠したイン
ターフェースやモデム又はTA(ターミナルアダプタ)
等で構成されている。
【0013】さて、本実施形態の電子メール送信システ
ムの大きな特徴点は、送信される電子メールの内容にあ
る。本実施形態の電子メール送信システムの大きな特徴
点は、特定の質問内容41と、その質問内容に対する回
答内容42とを必ず含んでいる点である。即ち、例えば
図2に示すように、質問内容41は、ある契約の更新の
要否に関して問い合わせるものであり、それに対する回
答内容42は「yes,no」となっている。
【0014】図2に示す電子メールの内容は、前述した
ようにHTMLで記述されており、FORMタグを使っ
ている。回答内容42は、実は、CGI(Common Gatewa
y Interface)プログラムで処理されるようになってい
る。FORMタグのFORMACTIONコマンド文に
は、このCGIプログラムが存在するWWWサーバのU
RLとCGIプログラムの名前が記述されている。図2
から解るように、回答内容42はラジオボタンで作成さ
れている。また、図2は示されていないが、「送信」の
クリックボタンがある。このボタンは、Submitボ
タンとなっており、これがクリックされると、データが
CGIに渡されてCGIプログラムが起動するようにな
っている。
【0015】別の例としては、回答内容42を電子メー
ルで送信することも可能である。即ち、FORM AC
TIONのコマンド文として、mailto: の次に所定の電
子メールアドレスを記述する。送信ボタンがクリックさ
れると、データが電子メールの形でそのアドレスに送ら
れることになる。但し、iモードの場合、mailto: を実
行すると電子メールの送信画面になるので、ここでもう
一度送信ボタンをクリックするようにする。
【0016】いずれにしても、本実施形態の電子メール
送信システムでは、メールを受け取った人は、ラジオボ
タンを選択し、送信ボタンをクリックするという極めて
簡単な操作でメールに対する回答を行うことができる。
本明細書において、このような電子メールを、「イージ
ーリターンメール」と名付ける。
【0017】イージーリターンメールは、上述したよう
に、送る電子メールの中にそれに対する返事の部分の含
ませ、送信ボタンのクリックだけで返事ができるように
したものである。通常の場合、返事の内容を入力し、ア
ドレスを選択して送信ボタンをクリックするといった手
間がかかる。しかし、イージーリターンメールによれ
ば、返事を選択して送信ボタンを送るだけなので、非常
に簡単である。従って、電子メールを利用した双方向的
なコミュニケーションがより容易になり、さらに密度の
濃いコミュニケーションを行うことができる。
【0018】尚、この実施形態において、回答内容42
が返信される先が情報端末3上に表示されるようにする
場合もある。例えば、電子メールアドレスが表示されて
いない状態でmailto: を行うと、電子メールの作成・送
信画面になってしまう場合には、電子メール中に返信先
の電子メールアドレスを表示する部分を含めるようにす
る。また、CGIプログラムにより回答内容42の返信
を処理する場合には、CGIプログラムがあるサーバの
URLが情報端末3上に表示されるようにする場合もあ
る。このようにすると、自分の返事がどこに送られてい
るかを確認できるというメリットもある。
【0019】次に、意志確認方法及びシステムの発明の
実施形態について説明する。図3は、意志確認方法及び
システムの実施形態の概略構成を示す図である。図3に
示す意志確認システムは、図1に示す電子メール送信シ
ステムを利用したものであり、インターネット2を介し
て人の意志を確認するシステムとなっている。具体的に
説明すると、図3に示す意志確認システムは、意志を求
める相手の保有する情報端末3に特定の質問内容41を
含んだ電子メールをインターネット2を経由して送る電
子メール送信部5と、電子メールが送られた相手からの
返事をインターネット2を経由して受け付ける受信部6
とから主に構成されている。
【0020】電子メール送信部5は、図1に示す電子メ
ール送信システムと同様に構成できるので、説明は省略
する。電子メール受信部6の構成は、前述したコマンド
文の構成によって二通りとなる。コマンド文がCGIプ
ログラムを実行するもので場合、受信部6は、そのCG
Iプログラムを実行するWWWサーバとなる。また、コ
マンド文が電子メールの送信である場合、受信部6はそ
の電子メールアドレスを保有するメールクライアントと
なる。
【0021】図3に示す例では、その双方の構成を備え
たものとなっている。即ち、受信部6は、WWWサーバ
61とメールクライアント62とから成っている。WW
Wサーバ61は、UNIX(登録商標)のような周知の
OS上で稼働しているコンピュータであり、httpd
(hyper text transfer daemon)プログラム611と、前
述したCGIプログラム612がインストールされてい
る。
【0022】CGIプログラム612を記述する言語と
しては、pearlやPHP等、任意のものを使用する
ことができる。また、CGIプログラム612の内容
も、任意の処理が行われるよう適宜選定される。例え
ば、送った人の個人情報とともに、送られたデータをW
WWサーバ61内のファイルに記述するものが考えられ
る。具体的には、送られたフォーム内のデータ(回答内
容のデータ)を取り出すとともに、送った人の個人情報
をhttpdの環境変数から取り出す。個人情報として
は、送信元の情報端末3である携帯電話の番号を挙げら
れる。具体的には、環境変数が、「電話番号@docomo.n
e.jp」のデータを取り出し、それをトリミングして電話
番号を取り出す。
【0023】このように取り出した回答内容のデータと
個人情報のデータとを、WWWサーバ61内のファイル
に記述する。WWWサーバ61には、そのファイルを開
いてディスプレイに表示することができるプログラムが
インストールされており、そのプログラムを使用してデ
ィスプレイに表示する。または、そのようなプログラム
がインストールされたクライアントによりWWWサーバ
61にアクセスして回答内容を表示する。
【0024】また、メールクライアント62は、図1に
示す電子メール送信システムとほぼ同じを構成を採用す
ることができる。メールクライアント62のMUAは、
pop又はimapといったメールサーバからのメール
取り出し用のプロトコルに対応したものとなっている。
尚、電子メール送信部5とメールクライアント62を、
MUAを備えた一つのコンピュータで構成することも可
能であり、むしろその場合の方が多い。いずれにして
も、メールクライアント62は、不図示のメールサーバ
にアクセスして回答内容のメールを取り出し、ディスプ
レイに表示する。
【0025】このような表示により、前述した電子メー
ルに対する回答を確認することができる。回答を確認す
るとは、その電子メールを送った人の意志を確認するこ
とと同義である。つまり、前述した例でいえば、契約の
更新を希望する旨の意志を確認することになる。尚、本
明細書において、「意志」とは、法律上権利義務の発生
や変更等を伴う「意思」を含むものの、それには限定さ
れない概念である。例えば、ある問題に対する意見のよ
うな場合もある。
【0026】この実施形態の構成は、人の意志の確認に
イージーリターンメールを利用している。人の意志の確
認には、何らかの返事が必要であるが、電子メールを利
用すると、意志を求める相手に電子メールを送ってお
き、相手は空いた時間にメールを読んで返信操作をする
だけで良いので、非常に簡単である。さらに、イージー
リターンメールによれば、返事を選択して送信ボタンを
送るだけで返信ができるのでさらに簡単である。従っ
て、人の意志の確認も非常に簡単に行える。尚、図2に
示す例では、回答内容42はyes,noの二つであっ
たが、これは一つでも良い。例えば回答がyesだけで
あっても、所定期間内にyesの送信があったもののみ
yesの意志を示したと取り扱えば良いからである。
【0027】次に、意志収集方法及びシステムの発明の
実施形態について説明する。図4は、意志収集方法及び
システムの実施形態の概略構成を示す図である。図4に
示す意志収集システムは、図3に示す意志確認システム
と同様に、意志を求める相手の保有する情報端末3に特
定の質問内容を含んだ電子メールをインターネットを経
由して送る電子メール送信部5と、電子メールが送られ
た相手からの返事をインターネット2を経由して受け付
ける受信部6とを備えている。これら電子メール送信部
5や受信部6は、意志確認システムの場合と同様に構成
できるので、詳細な説明は省略する。
【0028】本実施形態の意志収集システムの大きな特
徴点は、信部で受け付けられた回答内容と個人情報とを
データベース化して保存するデータベース部を有してい
る点である。データベース部は、本実施形態では、デー
タベースサーバ7によって構成されている。より具体的
に説明すると、受信部6を構成するWWWサーバ61や
メールクライアント62は、イントラネット60に接続
されている。イントラネット60は、ファイアウォール
やルータのような経路制御装置600を介してインター
ネット2につながっている。データベースサーバ7は、
このイントラネットに接続されている。データベースサ
ーバ(以下、DBS)7は、データベースファイル71
と、このデータベースファイルを管理するプログラムで
あるデータベース管理システム(DBMS,Database M
anagement System)72とから成っている。
【0029】CGIプログラム612は、情報端末3か
ら送られた回答内容42のデータを前述したように取り
出し、送った人の個人情報とともにDBS7に送る。ま
た、情報端末3に送られた電子メールには、その内容に
応じたメール内容IDが予め付与されている。メール内
容IDも、情報端末3に送られる電子メール内に記述さ
れている。メール内容IDは、情報端末3上で表示され
るようにしても良いが、INPUT TYPE=”hi
dden”を指定して情報端末3上では表示されないよ
うにしても良い。CGIプログラム612は、送られた
回答内容42のデータとともにメール内容IDも取り出
し、これらのデータをDBS7に送るようになってい
る。データが送られると、MBS7は、DBMS72に
よってデータをDBF71に記述する。従って、DBF
71は、どのメール内容IDの電子メールに対し、誰が
どのような回答をしたかの結果をデータベース化して保
存したものとなっている。つまり、複数の人の意志を集
めたデータベースとなっている。
【0030】次に、意志収集システムの別の実施形態に
ついて説明する。図5は、意志収集システムの別の実施
形態の概略構成を示す図である。この実施形態は、図4
に示す意志収集システムを利用した一つのビジネスモデ
ルとなっている。具体的に説明すると、このビジネスモ
デルは、インターネット2を利用した企業と一般の顧客
とのコミュニケーションの仲介役をするビジネスモデル
であり、B to Cのコミュニケーションエージェント
とも呼べるサービスを提供するものである。
【0031】このビジネスモデルを達成するハードウェ
アは、図4と同様に、ファイアウォールのような経路制
御装置800を介してイントラネット80に接続された
コンピュータ群81,82,83,84によって構成さ
れている。コンピュータ群81,82,83,84は、
図5に示すように、WWWサーバ81と、メールサーバ
82と、DBS83と、管理用コンピュータ84となっ
ている。
【0032】WWWサーバ81は、図4に示す実施形態
と同様に、情報端末3に含まれるコマンド文によって実
行されるCGIプログラム811を有している。本実施
形態では、これに加え、WWWサーバ81は、このサー
ビスを紹介するウェッブページ(以下、紹介ページ)、
このサービスの会員になるための入会登録を行うウェッ
ブページ等を情報端末3に表示するものとなっている。
【0033】このサービスでは、メンバーシップは二種
類に分かれる。一つは、B、即ち、商品の案内メール等
を出したい企業側のメンバーシップである。もう一つ
は、C、即ち、電子メールを受け取る顧客側のメンバー
シップである。従って、WWWサーバ81は、企業側会
員の登録するためのウェッブページのHTMLファイル
(以下、企業側会員登録用ファイル)812と、顧客側
会員の登録するためのウェッブページのHTMLファイ
ル(以下、顧客側会員登録用ファイル)813とを備え
ている。
【0034】また、DBS83は、企業側会員をデータ
ベース化したDBF(以下、企業側会員DBF)831
と、顧客側会員をデータベース化したDBF(以下、顧
客側DBF)832を備えている。さらに、WWWサー
バ81は、企業側会員登録用ファイル812に含まれる
コマンド文で実行されるCGIプログラム814や、顧
客側会員登録用ファイル813に含まれるコマンド文で
実行されるCGIプログラム815を有している。
【0035】また、メールサーバ82は、この実施形態
における電子メール送信部及び受信部を構成するもので
ある。具体的には、メールサーバ82は、外部との電子
メールの送受信を行うsendmail等のMTA(Mail Transf
er Agent)821と、受信した又は送信用の電子メール
を保存するハードディスク等の記憶手段であるメールボ
ックス822と、サーバ内でのメールの配信即ちメール
ボックス822とMTAとの間で電子メールの配信を行
うプログラムであるmail.localのような内部配信エージ
ェント823と、外部のメールクライアントに対してメ
ールボックス822内の電子メールを送るためのプログ
ラムである外部配信エージェント(popd又はima
pd等)824を有している。尚、図1や図3に示す実
施形態の場合と同様に、メールクライアントで電子メー
ル送信部や受信部を構成することも可能である。しか
し、この実施形態では、送受信する電子メールが多数に
なることを考慮し、メールサーバ82を構築している。
【0036】また、DBS83は、前述した企業側会員
用DBF831及び顧客側会員用DBF832の他、図
4に示すものと同様の回答DBF833や、顧客側会員
が回答を送った電子メールをデータベース化したDBF
(以下、回答メールDBF)834を有している。
【0037】管理用コンピュータ84は、このサービス
を実施する上で必要な管理業務を行うものである。管理
用コンピュータ84は、WWWサーバ81、メールサー
バ82、DBS83等に対してクライアントとして機能
できるようになっている。
【0038】図5に示す実施形態のシステムの動作につ
いて、以下に説明する。まず、企業側会員登録について
説明する。企業側会員登録は、最終的にはDBS83の
企業側会員DBF831に新しいレコードを登録するこ
とで終了するが、このやり方は、二つの種類に分けられ
る。一つは、郵送やFAXなどによる申し込みに従っ
て、管理用コンピュータ84から登録するものである。
もう一つは、登録を希望する企業がWWWサーバ81に
アクセスしてオンライン登録するものである。
【0039】前者の場合、所定のフォームの用紙に所定
事項を記入してもらい、郵送又はFAXなどで送っても
らう。そして、オペレータが管理用コンピュータ84を
操作して、DBS83の企業側会員登録用DBF831
に新しいレコードとして登録する。また、後者の場合、
企業側の担当者が企業側会員登録ファイル812をブラ
ウザで閲覧し、所定の項目を入力してWWWサーバ81
に送信する。WWWサーバ81では、CGIプログラム
814が起動し、送られたデータを所定の形式に変換し
てDBS83に渡す。DBS83は、渡されたデータを
企業側会員登録用DBF831に新しいレコードとして
登録する。
【0040】次に、顧客側会員登録について説明する。
顧客側会員登録は、企業側会員から送られた顧客リスト
に従って登録する場合と、顧客自身がWWWサーバ81
にアクセスして登録する場合とに分けられる。前者の場
合、提示された顧客リストに従ってオペレータが管理用
コンピュータ84から入力する。尚、顧客会員として登
録されると、後述するように電子メールが送られること
になるから、事前に顧客の了解を取っていることを企業
側会員に確認することが好ましい。
【0041】後者の場合、WWWサーバ81の顧客側会
員登録ファイル813を顧客側会員となる者が自分の情
報端末3に表示して登録が行われる。顧客側会員登録フ
ァイル813は、紹介ページにリンクされて情報端末3
に表示されるようになっている。そして、紹介ページ
(又はそれがリンクされたトップページ)は、「電子メ
ール」,「商品紹介」等のキーワードでヒットするよ
う、所定の検索エンジンに登録されている。
【0042】紹介ページを見た者が、登録してみようと
思った場合、顧客側会員登録ページに飛び、所定の項目
を入力する。この項目には、電子メールアドレス又はイ
ンターネット対応の携帯電話の番号やその他の個人情報
(氏名、職業等)等が含まれる。入力を行って送信ボタ
ンをクリックすると、それらのデータがWWWサーバ8
1に送られ、CGIプログラム815を介してDBS8
3の顧客側会員DBF832に登録される。
【0043】尚、顧客側会員登録は、企業側会員から提
示された顧客リストによらない場合でも、管理用コンピ
ュータ84から入力される場合がある。例えば、このサ
ービスを展開する会社が、雑誌等で宣伝広告をし、顧客
側会員登録を求める。そして、登録に応じる顧客が、電
話やFAXなどで、携帯電話番号や電子メールアドレ
ス、その他の個人情報をオペレータに知らせ、これに基
づいてオペレータが顧客側会員登録を行う。
【0044】次に、電子メールの送信について説明す
る。電子メールの送信は、企業側会員の要請に基づいて
行われる。この要請は、送るべき電子メールの内容、即
ち、送りたい質問内容とそれに対する回答内容、及び、
そのような電子メールを送るべき相手(顧客側会員)を
特定して行う。具体的には、電話やFAXでこの内容を
オペレータに伝え、オペレータが管理用コンピュータ8
4を操作して、電子メールファイルを作成する。電子メ
ールファイルは、前述したようにHTMLで書かれてお
り、回答内容を送るコマンド文を含んでいる。
【0045】場合によっては、企業側会員からの入力に
より電子メールファイルが自動的に作されるようにして
も良い。具体的には、メール作成ページを企業側の担当
者の情報端末3に表示するHTMLファイルをWWWサ
ーバ81内に設ける。このHTMLファイルでは、質問
内容を入力するテキストボックスと、回答内容とその表
示の仕方(ラジオボタン、チェックボックス等)を選択
する部分と、送信先の電メールアドレス又は携帯電話番
号を入力する部分とを含む。送信先の入力は、複数行え
るようにしておくことが好ましい。場合によっては、送
信先としては、顧客の氏名のみや、会員IDのようなも
のを入力するようにしても良い。
【0046】そして、WWWサーバ81に、このページ
から送信されるデータを処理するCGIプログラムを設
ける。このCGIプログラムは、送られたデータから電
子メールファイルを自動作成する。即ち、FORMタグ
を使用しながら質問内容と回答内容をはめ込み、CGI
プログラムを実行するコマンド又はmailto: コマンドを
はめ込んでHTML形式の電子メールファイルを自動作
成する。
【0047】作成された電子メールファイルが自動的に
メールサーバ82に送られるようCGIをプログラミン
グしても良いが、このサービスの運営会社のチェック無
しに送られると問題があるので、途中で認証するステッ
プ等を設けると良い。具体的には、自動作成された電子
メールファイルを一時的保存するDBFをDBS83内
に設ける。そして、オペレータが、管理用コンピュータ
84を使用して、定期的にDBFを開き、新しく保存さ
れた電子メールファイルを読み出す。そして、問題が無
いと判断したら、メールサーバ82に送って実際に送信
するようにする。
【0048】次に、顧客側会員から返信される回答の処
理について説明する。顧客側会員から返信される回答
は、直ちに企業側会員に情報として伝える場合(以下、
緊急配信と呼ぶ)と、ある程度の期間又は数量だけ保存
してまとめて伝える場合(以下、保存後配信)とがあ
る。メールサーバ82から顧客側会員に電子メールが送
られる際、そのどちらなのか、又は、両方の処理を行う
のかを識別するデータが質問内容等とともに送られるよ
うになっている。企業側会員が電子メールの送信を依頼
する際、どちらの処理をするのか、双方行うのかを指定
する。そして、このデータは、メール内容IDとともに
顧客側会員の情報端末3に送られるようになっており、
必要に応じて顧客側会員の情報端末3上では非表示とさ
れる。
【0049】まず、CGIプログラム811を使用した
処理について説明する。電子メールの回答の緊急配信で
ある場合、CGIプログラム811は、送られたデータ
をそのまま管理用コンピュータ84に送るようになって
いる。管理用コンピュータ84のディスプレイには、C
GIプログラム811から送られるデータを常時表示し
ているフレームないしはウインドウがある。オペレータ
は、CGIプログラム811から緊急配信のデータが送
られたことをディスプレイで確認し、その電子メールの
送信を要請した企業側会員をDBS83での検索等によ
り特定する。そして、回答内容及び回答した顧客側会員
の氏名等を電話やFAXで企業側会員に報告する。
【0050】別の構成としては、FAXデータや電子メ
ールを自動的に生成して企業側会員に送信するようCG
Iプログラム811をプログラミングしても良い。FA
Xデータや電子メールは、顧客側会員に送った質問内容
及びそれに対する回答内容、回答した顧客側会員の氏名
等の個人情報を含むようにする。
【0051】また、送られた回答が保存後配信である場
合、CGIプログラム811は、そのデータをDBSに
送って回答DBF833に保存する。この部分は、図4
に示す実施形態と同様である。但し、回答DBF833
は、顧客側会員に送った電子メールの内容を識別するメ
ール内容ID、その電子メールの送信を依頼した企業側
会員の会員ID、回答をしてきた顧客側会員の個人情報
(氏名、住所、職業等)、回答内容のデータ等の項目を
一つのレコードにして保存している。
【0052】次に、電子メールで回答内容が送られる場
合について説明する。回答が緊急配信である場合、回答
を送る電子メール(以下、回答メール)は、管理用コン
ピュータ84が保有するメールアドレスに送るようmail
to: が設定されている。管理用コンピュータ84は、メ
ールサーバ82からの接続を受け付けるようになってお
り、メールサーバ82は、届いた回答メールをそのまま
管理用コンピュータ84に送るようになっている。もし
くは、メールサーバ82に緊急配信の回答メールが届い
た旨のメッセージを管理用コンピュータ84に送るよう
になっている。オペレータは、届いた回答メール又はメ
ッセージに従ってメールサーバ82にアクセスして受信
したメールを見て、その回答を企業側会員に電話やFA
Xで知らせる。
【0053】この場合、FAXや電子メールで回答を企
業側会員に伝えるようにすると好適である。電子メール
で回答を伝える場合、単純に、mailto: の設定を企業側
会員が保有する電子メールアドレスにするようにしても
良い。この場合には、このシステムのメールサーバ82
を経由しないで回答メールが企業側会員に届く場合もあ
る。また、管理用コンピュータ84で受信した回答メー
ルを、そのまま企業側会員に転送するようにしても良
い。この際、質問内容や、回答した顧客側会員の個人情
報等を付加して転送するようにすると好適である。FA
Xデータの場合も、自動的にFAXデータを作成してF
AX送信出力するようにすると好適である。
【0054】次に、回答が保存後配信の場合、回答メー
ルの宛先は、メールサーバ82内のメールボックス82
2に設定される。オペレータは、定期的にメールサーバ
82にアクセスし、回答メールを読み出す。そして、読
み出した回答メールの内容をDBS83に送って回答メ
ールDBF834に保存する。この際、オペレータは、
DBS83にアクセスし、回答メールに含まれるメール
内容IDに従い、その回答メールの元になった電子メー
ル(以下、質問メール)の送信を依頼した企業側会員を
特定する。また、回答を送った顧客側会員も回答メール
の送信元の情報から特定する。そして、質問メールのメ
ール内容ID、依頼した企業側会員の会員ID、回答し
た顧客側会員の個人情報等を、その回答メールとともに
一つのレコードとして回答メールDBF834に登録す
る。尚、メールサーバ82からの回答メールの読み出
し、メール内容ID等と一緒にした回答メールの回答メ
ールDBF834への保存の作業を自動的に行うプログ
ラムを作り、管理用コンピュータ84等にインストール
して実行するようにしても良い。
【0055】回答DBF833のデータ及び回答メール
DBF834のデータは、企業側会員の情報端末3から
の操作又は管理用コンピュータ84からの操作により読
み出されるようになっている。以下、この点について説
明する。管理用コンピュータ84から読み出す場合、あ
る条件を設定して回答DBF833や回答メールDBF
834を検索し、その結果をプリンタで打ち出す。例え
ば、特定の企業側会員の依頼で送信した質問メールに対
する回答を保存したレコードを全て読み出して打ち出す
ようにする。そこには、質問メールの内容を一言で表現
した質問メールタイトルや、回答を送った顧客側会員の
個人情報をリストアップされるようにする。このような
出力リストを、郵送やFAXで企業側会員に送る。
【0056】企業側会員の情報端末3の操作による場
合、WWWサーバ81を利用する。即ち、WWWサーバ
81は、質問に対する回答を企業側会員がピックアップ
するためのサイト用のHTMLファイル(以下、回答ピ
ックアップ用ファイル)816を有している。回答ピッ
クアップ用ファイル816は、企業側会員の会員IDや
パスワードを入力する欄と、ピックアップする回答の抽
出条件を入力する欄等を表示するようになっている。抽
出条件としては、その回答メールの元になった質問メー
ルを特定するメール内容IDや質問メールタイトル等で
ある。
【0057】回答ピックアップ用ファイル816が企業
側会員の情報端末3に表示され、上記データが入力され
て送信されると、WWWサーバ81は、回答ピックアッ
プ用のCGIプログラム817を起動する。このCGI
プログラム817は、送られたデータからSQL文(問
い合わせ文)を作り、DBS83にアクセスする。DB
S83は、SQL文に従って回答DBF833又は回答
メールDBF834を検索し、該当するレコードを読み
出してCGIプログラム811に送る。CGIプログラ
ム817は、送られたデータをHTML形式に変換し、
アクセスしてきた企業側会員の情報端末3に送る。
【0058】この実施形態の構成は、イージーリターン
メールを利用したB to Cのコミュニケーションエージ
ェントのビジネスを展開するものとして、極めて好適な
ものとなっている。企業側会員は、自社に電子メールを
送信する手段が無くても、このサービスの運営会社に電
話やFAXで依頼をするだけで顧客に電子メールが遅れ
る。そして、その電子メールに対する回答の送信が容易
なので、回答される確率が高く、依頼者である企業側会
員は容易に迅速に回答を得ることができる。また、回答
をまとめて受け取ることもできるので、自社の商品やサ
ービスに対する顧客のアンケート等といった、マーケテ
ィング的なことも容易に行える。
【0059】また、電子メールを送る顧客側会員を特定
のセグメントに絞ることも可能である。例えば、企業側
会員が10代から20代の女性というように送信先を指
定して電子メールの送信を依頼し、オペレータがDBS
83の顧客側会員DBF832を検索して該当する顧客
側会員の電子メールアドレスや携帯電話番号をリストア
ップする。そして、リストアップされた顧客側会員に電
子メールを送るようにする。このようにすれば、セグメ
ント別(年齢、性別、職業、地域等)にきめ細かな意志
確認が行え、マーケティングやプロモーションに非常に
役立つ。
【0060】また、送られた回答についても、前述した
ように抽出条件を設定して企業側会員が自由にピックア
ップできるので、マーケティングやプロモーション等に
極めて有効である。例えば、このシステムを利用して大
規模なアンケートを行い、集まった回答を、年齢や性別
等を抽出条件にして抽出することでアンケート結果の詳
細な分析が行える。また、契約更新要否の電子メールに
対するyesの回答のような場合、その後に企業側会員
が必要な事務処理をする必要があるものがあるが、この
ような場合も、このような回答のみを選択してピックア
ップすることができる。従って、意志確認後の事務処理
も極めて効率的に行える。
【0061】この実施形態の構成は、さまざまな業種業
界に適用できる。例えば、前述した契約更新の例として
は、損害保険等の保険業界に適用が可能である。また、
顧客の意志を確認する必要があるものとしては、何らか
の予約をする業種業界が挙げられる。例えば、飛行機や
列車のチケット予約、コンサート等のチケットの予約、
商品の取り置きの予約等である。
【0062】また、この実施形態のシステムでは、電子
メールによる情報提供というスタイルを取るので、タイ
ムリーで日替わり的な情報提供をすることが極めて簡単
に行える。例えば、レストラン等で日替わりランチのメ
ニューを電子メールで顧客に提供し、席の予約をするか
どうかを問い合わせる使い方が考えられる。この場合、
送られる電子メールの内容は毎日異なることになる。こ
ういったプロモーションは、チラシといった既存のメデ
ィアではコストが非常に高くなってしまい、殆ど不可能
である。ウェッブページを作って毎日書き換えることも
考えられるが、それでもかなり手間がかかってしまうの
と、顧客が毎日ウェッブページをチェックするとは考え
られないので、プロモーションの方法としてはあまり良
くない。ウェッブページによるプロモーションは、顧客
がアクセスしてくるのを待っている“待ちの姿勢”であ
るが、このシステムでは、常に電子メールを顧客に送っ
て回答を待つという積極的な姿勢である。従って、プロ
モーションの方法として極めて優れている。
【0063】また、この実施形態の構成は、商品やサー
ビスの販売といったものの他、人材派遣や勤務先の紹
介、求人の紹介といったことにも利用できる。例えば、
求人求職紹介業の場合、仕事を求める側(求職者)は、
自分の能力や求める賃金、勤務場所等の希望を予め登録
しておく。電子履歴書(履歴書を電子データで記録した
もの)のようなものを予め作成して登録しておくと好適
である。人を求める会社側(求人者)も、同様に職種や
能力、賃金といった点を登録する。
【0064】求人者の求人の情報は、イージーリターン
メールで求職者に告知する。電子メールの内容は、求人
者の会社情報や、職種、賃金等といった求人情報を含
み、回答内容として、「面接したい」とか、「詳しい情
報を知りたい」とかである。そして、この電子メールに
対する返答は、直接求人者に届くようにする。求人者
は、届いた回答から判断して面接等を行っても良いが、
求職者がどのような人であるかを知りたい場合もあるた
め、このシステムの運営会社に照会できるようにしてお
く。照会要請があったら、予め登録した求職者の情報
(電子履歴書等にしておくと好適である)を、求人者に
伝えるようにする。
【0065】このようにすると、登録されている求職者
への情報の提供、それに対する求職者の応答、求人者の
照会等にイージーリターンメールが使用できるので、極
めて短期間のうちに最適な職場及び最適な人材を紹介す
ることができる。既存の人材派遣業も、時間としては早
く最適な職場及び最適な人材を提供することができる
が、求人者のコストが高くなってしまう問題がある。こ
のシステムを利用すれば、短時間に且つ低コストに職場
や人材の紹介が行えるので、人材派遣を凌駕する可能性
がある。
【0066】また、このシステムに対し、バナー広告の
ビジネスを付加することも可能である。具体的には、顧
客側会員に送る電子メールにバナー広告を付加するよう
にする。例えば、自動車の損害保険の契約更新要否を訊
ねる電子メールに、自動車の修理サービス会社のバナー
広告を設ける。技術的には、バナー広告のクリックボタ
ンがクリックされた際に修理サービス会社の広告文が表
示されるよう、Javascript等でコマンドを記述する。そ
して、表示される修理サービス会社の広告文も、イージ
ーリターンメールと同様の構成とする。例えば、「詳し
いパンフレットを送っても良いですか」の質問内容に対
して「yes,no」の回答内容を表示するものとす
る。このようにすると、電子メールの送信や回答の収集
といったエージョント業務の手数料収入に加え、バナー
広告の取り扱い手数料の収入もあげられるので、このビ
ジネスの収益性がさらに高くなる。
【0067】上述した各実施形態では、ネットワークは
インターネット2であったが、インターネット2以外の
ネットワーク(単なる外部ネットワークやイントラネッ
ト等)でも、同様に実施可能である。また、情報端末3
としては、電子メールが受信できる携帯電話の他、ネッ
トワークに接続されているとともに電子メールの受信が
可能なパソコンやPDA(Personal Data Assistant)で
も良い。電子メールを記述する言語は、HTMLに限ら
れる訳ではなく、XML(Extensible Markup Language)
のような他の言語でも良い。
【0068】また、携帯電話の場合でも、iモードの
他、JスカイやEZ−Web等でも良い。従って、WA
P(Wireless Application Protocol)に準拠する構成と
される場合もあり、HDML(Handheld Device Markup
Language)で電子メールやウェッブページが記述される
場合もある。各実施形態において、「電子メール」と
は、電子的に送信されている又は記録されている手紙の
意味であり、「コマンド文」というプログラムを含んだ
ものである。
【0069】
【発明の効果】以上説明した通り、本願の請求項1記載
の電子メール又は請求項2記載の電子メール送信システ
ムによれば、送信する電子メール中に回答内容の送信の
コマンド文が含まれるので、簡単な操作で返事を送るこ
とができる。従って、電子メールを利用した双方向的な
コミュニケーションがより容易になり、さらに密度の濃
いコミュニケーションを行うことができる。また、請求
項3記載の意志確認方法又は請求項6の意志確認システ
ムによれば、人の意志の確認が非常に容易に行える効果
が得られる。また、請求項4記載の意志収集方法又は請
求項7の意志収集システムによれば、イージーリターン
メールにより人の意志が集められるので、意志の収集を
容易に、迅速に、そして大規模に行うことができる。ま
た、請求項5記載の意志収集方法又は請求項8の意志収
集システムによれば、上記効果に加え、集められた意志
がデータベース化して保存されるので、それをプロモー
ションやマーケティングに容易に利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子メール送信システムの発明の実施形態の概
略構成を示す図である。
【図2】図1に示す送られる電子メールの例について示
す図である。
【図3】意志確認方法及びシステムの実施形態の概略構
成を示す図である。
【図4】意志収集方法及びシステムの実施形態の概略構
成を示す図である。
【図5】意志収集システムの別の実施形態の概略構成を
示す図である。
【符号の説明】 11 電子メールファイル 12 MUA 2 インターネット 3 情報端末 41 質問内容 42 回答内容 80 イントラネット 81 WWWサーバ 811 CGIプログラム 82 メールサーバ 83 DBS 84 管理用コンピュータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月18日(2000.12.
18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを経由して相手方の情報端
    末に送信される電子メールであって、特定の質問内容
    と、その質問内容に対する回答内容と、相手方の情報端
    末において所定の操作がされた際にその回答内容を所定
    の場所に送信するコマンド文を含んでいることを特徴と
    する電子メール。
  2. 【請求項2】 ネットワークを経由して相手方の情報端
    末に電子メールを送る電子メール送信システムであっ
    て、 送信する電子メールのファイルを記憶した記憶手段と、 記憶手段に記憶された電子メールのファイルを所定のプ
    ロトコルに従って相手方に送信する送信手段とを備えて
    おり、 前記記憶手段が記憶している電子メールのファイルは、
    特定の質問内容と、その質問内容に対する回答内容とが
    相手方の情報端末に表示されるようにするものであっ
    て、相手方の情報端末において所定の操作がされた際に
    その回答内容を所定の場所に送信するコマンド文を含ん
    でいることを特徴とする電子メール送信システム。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して人の意志を確認す
    る意志確認方法であって、 意志を求める相手の保有する情報端末に、特定の質問内
    容とその質問内容に対する回答内容とを含む電子メール
    を送信する送信ステップと、 電子メールが送られた相手からの返事をネットワークを
    経由して受け付ける受信ステップとを含んでおり、 前記送信ステップにおいて送信される電子メールは、相
    手方の情報端末において所定の操作がされた際にその回
    答内容を所定の場所に送信するコマンド文を含んでお
    り、 前記受信ステップは、前記所定の場所に送られる前記回
    答内容を受信するステップであることを特徴とする意志
    確認方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して複数の人の意志を
    収集する意志収集方法であって、 意志を求める相手の保有する情報端末に、特定の質問内
    容とその質問内容に対する回答内容を含んだ電子メール
    をネットワークを経由して送る送信ステップと、 前記電子メールが送られた相手からの返事をネットワー
    クを経由して受け付ける受信ステップとから成ってお
    り、 前記送信ステップにおいて送信される電子メールは、相
    手方の情報端末において所定の操作がされた際にその回
    答内容を所定の場所に送信するコマンド文を含んでお
    り、 前記受信ステップは、前記所定の場所に送られる前記回
    答内容とともにそれを送った人の個人情報を受信するス
    テップであることを特徴とする意志確認方法。
  5. 【請求項5】 前記受信ステップで受け付けられた回答
    内容とその回答内容を送った人の個人情報とをデータベ
    ース化して保存する保存ステップを有することを特徴と
    する請求項4記載の意志収集方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して人の意志を確認す
    る意志確認システムであって、 意志を求める相手の保有する情報端末に、特定の質問内
    容とその質問内容に対する回答内容を含んだ電子メール
    をネットワークを経由して送る電子メール送信部と、 電子メールが送られた相手からの返事をネットワークを
    経由して受け付ける受信部とを備えており、 前記電子メール送信部において送信される電子メール
    は、相手方の情報端末において所定の操作がされた際に
    その回答内容を所定の場所に送信するコマンド文を含ん
    でおり、 前記受信部は、前記所定の場所に送られる前記回答内容
    を受信するものであることを特徴とする意志確認システ
    ム。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して複数の人の意志を
    収集する意志収集システムであって、 意志を求める相手の保有する情報端末に、特定の質問内
    容を含んだ電子メールをネットワークを経由して送る電
    子メール送信部と、 電子メールが送られた相手からの返事をネットワークを
    経由して受け付ける受信部とから成っており、 前記電子メール送信部において送信される電子メール
    は、相手方の情報端末において所定の操作がされた際に
    その回答内容を所定の場所に送信するコマンド文を含ん
    でおり、 前記受信部は、前記所定の場所に送られる前記回答内容
    を受信するとともにそれを送った人の個人情報を受信す
    るものであることを特徴とする意志収集システム。
  8. 【請求項8】 前記受信部で受け付けられた回答内容と
    その回答内容を送った人の個人情報とをデータベース化
    して保存するデータベース部を有することを特徴とする
    請求項7記載の意志収集システム。
JP2000374923A 2000-12-08 2000-12-08 電子メール、電子メール送信システム、意志確認方法及びシステム並びに意志収集方法及びシステム Pending JP2002183047A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000374923A JP2002183047A (ja) 2000-12-08 2000-12-08 電子メール、電子メール送信システム、意志確認方法及びシステム並びに意志収集方法及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000374923A JP2002183047A (ja) 2000-12-08 2000-12-08 電子メール、電子メール送信システム、意志確認方法及びシステム並びに意志収集方法及びシステム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004251109A Division JP5064650B2 (ja) 2004-08-30 2004-08-30 電子メール送信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002183047A true JP2002183047A (ja) 2002-06-28

Family

ID=18844015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000374923A Pending JP2002183047A (ja) 2000-12-08 2000-12-08 電子メール、電子メール送信システム、意志確認方法及びシステム並びに意志収集方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002183047A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007102354A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Dowango:Kk メール配信システム、携帯端末、メール配信方法、メール配信プログラム
JP2010218005A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Yahoo Japan Corp ウェブページ閲覧支援装置、その方法、および、そのプログラム
JP2016081220A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation メッセージの共有を支援する装置及び方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007102354A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Dowango:Kk メール配信システム、携帯端末、メール配信方法、メール配信プログラム
JP2010218005A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Yahoo Japan Corp ウェブページ閲覧支援装置、その方法、および、そのプログラム
JP2016081220A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation メッセージの共有を支援する装置及び方法
US9819625B2 (en) 2014-10-15 2017-11-14 International Business Machines Corporation Supporting message sharing
US10257144B2 (en) 2014-10-15 2019-04-09 International Business Machines Corporation Supporting message sharing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11682051B1 (en) System and method for targeting information based on message content in a reply
US6868426B1 (en) Virtual document organizer system and method
US8271316B2 (en) Consumer to business data capturing system
US7500180B2 (en) Apparatus for collecting information and managing access rights
US20010047270A1 (en) Customer service system and method
US9002725B1 (en) System and method for targeting information based on message content
JP2000057213A (ja) 求人求職などの情報交換システム
US20020038341A1 (en) System and method for targeting advertisements to tenants in a building
US20030078833A1 (en) Marketing supporting method and device using electronic message
KR20070037665A (ko) 인스턴트 메시징을 이용한 즉석 주문 시스템 및 그 방법과,인스턴트 메시징을 이용한 즉석 지식 서비스 시스템 및 그방법
JP5105265B2 (ja) 意志収集方法、意志確認システム及び意志収集システム
TWI775687B (zh) 資訊通訊系統、及資訊通訊方法
JP2002183047A (ja) 電子メール、電子メール送信システム、意志確認方法及びシステム並びに意志収集方法及びシステム
JP2008293345A (ja) 営業活動支援システム及び営業活動支援プログラム、並びにサーバ装置
JP6327613B2 (ja) 情報共有システム
JP5064650B2 (ja) 電子メール送信システム
US7991886B1 (en) Method and apparatus for individual-centric use of the internet
JP2002230271A (ja) 問合せ回答方法及びプログラム
WO2005094186A2 (ja) 電子メール自動処理プログラム、電子メール自動処理プログラムを記録した記録媒体、電子メール自動処理システム
KR101097237B1 (ko) 검색 사이트에서 인스턴트 메신저의 버디를 검색하는 시스템 및 방법
US20020143700A1 (en) Method and apparatus for individual-centric use of the internet
JP2002230325A (ja) 不動産取引仲介システム、不動産取引仲介方法及び不動産取引仲介用ソフトウェアを記録した記録媒体
AU2008352871A1 (en) Recruitment method
JP2003131968A (ja) ドキュメント閲覧管理システムおよびプログラム
JP4740478B2 (ja) 課題解決仲介装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041115

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20041216

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050729

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070625

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20071227