JP2005001977A - チョクラルスキー法による原料供給装置および原料供給方法 - Google Patents

チョクラルスキー法による原料供給装置および原料供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】チョクラルスキー法(CZ法)による単結晶育成方法において、原料費が安く、原料融液の液跳ねを防ぎ、静的に追加チャージまたはリチャージができるとともに、クラック発生のおそれがない原料供給装置および供給方法を提供する。
【解決手段】CZ法による単結晶の育成に用いられ、ルツボ内の原料融液に追加チャージまたはリチャージする原料供給装置において、粒塊状の固形原料11を充填し、下部または底部に開口部を有する内側容器10aと、前記内側容器を摺動可能に挿入させ、前記開口部を閉塞する外側容器10bと、前記内側容器および外側容器を昇降可能に吊り下げる引き上げ手段7とを具備し、前記内側容器または前記外側容器の摺動により前記開口部を開放し、ルツボ内の原料融液に前記固形原料を投入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、チョクラルスキー法(以下、「CZ法」という)による単結晶育成に用いられる原料供給装置およびその装置で採用される原料供給方法に関し、さらに詳しくは、シリコン単結晶の育成に際し、ルツボ内の原料融液に固形原料を追加チャージまたはリチャージする場合に使用される、原料容器を用いた原料供給装置およびその装置で採用される原料供給方法に関するものである。
通常、CZ法によるシリコン単結晶の育成において、ルツボ内に初期チャージとして投入された固形の多結晶シリコンは、ルツボを囲繞するヒータによって加熱されて溶融する。そして、ルツボ内に原料融液が形成されると、ルツボを一定方向に回転させながら、ルツボ上に保持された種結晶を下降させ、ルツボ内の原料融液に浸漬する。その後、前記の種結晶を所定の方向に回転させながら種結晶を上昇させることにより、種結晶の下方に円柱状のシリコン単結晶を育成する。
初期チャージとしてルツボ内に投入される固形原料は、ロッド状、塊状、または粒状等の各種形状の多結晶シリコンが用いられ、それぞれが単独、または複合して供給され、シリコン単結晶を育成する融液の原料となる。
上記のCZ法によるシリコン単結晶の育成では、ルツボ内に初期チャージされた固体原料が溶融すると、溶融後の体積が減少するため、ルツボの容積に比して得られる原料融液量が不足する。このような状態で単結晶を育成すれば、原料融液量の不足に起因して、生産性の低下を余儀なくされる。
上記起因による生産性の低下を回避するには、原料融液の不足分を補充して所望の融液量を確保することが必要になり、ルツボへの初期チャージ後に、固形原料を追加供給する技術として「追加チャージ」が行われている。
すなわち、「追加チャージ」では、ルツボ内に初期チャージされた固体原料を溶融した後、形成された原料融液に固形原料をさらに追加投入することによって、ルツボ内の原料融液量を増加させる技術である。この「追加チャージ」を適用することによって、使用するルツボの容積を有効に活用することができ、シリコン単結晶育成における生産性を向上させることができる。
さらに、CZ法によるシリコン単結晶の育成では、「リチャージ」と呼ばれる固形原料を供給する技術も行われている。具体的には、最初の単結晶を育成して引上げた後、原料融液の減少分に見合う量の固形原料をルツボ内の残留融液に追加投入する技術である。
言い換えると、「リチャージ」することにより、ルツボ内に所定量の原料融液を再形成して、単結晶の引き上げを繰り返し、ルツボ1個当たりの結晶引き上げ本数を多くする技術である。
したがって、「リチャージ」を採用することによって、ルツボの効率使用でコストの低減を図るとともに、前述した「追加チャージ」と同様に、生産性を向上させ、シリコン単結晶の育成コストを低減できる。
しかしながら、追加チャージやリチャージによる原料供給は、育成炉内に挿入された原料供給管を用いて、粒塊状の固形原料をルツボ内の原料融液に追加投入する方法によっている。このため、固形原料の追加投入にともなって、ルツボに損傷を加えたり、原料融液の液跳ねが発生し、原料融液の飛沫がチャンバ内の部品に付着し、部品の寿命を短くするとか、単結晶の育成に悪影響を及ぼすといった問題が生じていた。
このため、従来から、追加チャージやリチャージに関して、種々の提案がなされている。
例えば、特許文献1では、リチャージに際し、石英ルツボに損傷が生じ易く、これに起因して単結晶の育成中に転位が発生し易くなることから、シリコン融液の溶湯面上、固化面上のいずれにも適し、速やかに、かつ溶融時に石英ルツボに損傷を加えることのないように、シリコン原料を追加供給できるシリコン原料の供給方法が提案されている。
この特許文献1で提案される方法を採用することによって、原料融液の液跳ねをなくし、シリコン単結晶の育成における生産性、および製造歩留りを向上させることができるとしている。
さらに、固形原料をルツボ内の原料に直接投入することによって融液の飛沫が跳ね上がることから、当初の単結晶を引上げた後、ルツボ内に残留する原料の表面をある程度固化し、この固化面上に固形原料を供給した後、溶融させる技術が採用されている。この場合に、融液の表面の固化状態をオペレータが目視で監視する必要があるが、オペレータは他の作業等を行うことができず、生産性向上の支障となる。
このため、特許文献2では、オペレータの行動の制約を少なくし、生産性の向上を図ることができるように、融液の表面の固化状態を視覚センサで検知するようにした単結晶引上げ装置の原料追加システムを提案している。この原料追加システムによれば、オペレータの作業を軽減することができ、この間他の作業を行うことも可能となって、生産性の向上が図れることになる。
特開平09−208368号公報
特開平11−236290号公報
従来から提案されているシリコン原料の供給方法や原料追加システムによれば、シリコン単結晶の育成における生産性に関し、所定の目標を達成することができるが、ルツボ内の原料融液の液跳ねを防ぎ、静的に追加投入できる、具体的な原料供給装置の構成については何らの開示がない。このため、CZ法による原料供給として採用できる具体的な構成について、新たに検討する必要がある。
さらに、追加チャージやリチャージに固形原料として多結晶シリコン棒を使用する場合には、粒塊状の多結晶シリコンに比べて高価であると同時に、ルツボ内で急加熱されることからクラックが発生するおそれがあり、また、原料溶液の形成までに長時間を要することになる。このため、追加チャージやリチャージの固形原料として、多結晶シリコン棒に替え、粒塊状の多結晶シリコンを用いるのが有効である。
本発明は、上記の状況に鑑みてなされたものであり、原料費が安く、しかも急加熱によるクラック発生のおそれがない粒塊状の固形原料を用いて、追加チャージまたはリチャージする場合に、ルツボ内の原料融液の液跳ねを防ぎ、静的に追加投入できる、CZ法による原料供給装置およびその装置で採用される原料供給方法を提供することを目的としている。
本発明は、上記の目的を達成するためになされたものであり、下記(1)〜(3)のCZ法に用いられる原料供給装置、および(4)〜(7)のCZ法による原料供給方法を要旨としている。
(1)CZ法による単結晶の育成に用いられ、ルツボ内の原料融液に追加チャージまたはリチャージする原料供給装置であって、粒塊状の固形原料を充填し、下部または底部に開口部を有する内側容器と、前記内側容器を摺動可能に挿入させ、前記開口部を閉塞する外側容器と、前記内側容器および外側容器を昇降可能に吊り下げる引き上げ手段とを具備し、前記内側容器または前記外側容器の摺動により前記開口部を開放し、ルツボ内の原料融液に前記固形原料を投入することを特徴とする原料供給装置である。
(2)本発明の原料供給装置では、前記内側容器に昇降を停止させる掛止部材を設け、前記外側容器の摺動により前記内側容器の開口部分を開放する構造であっても、また、前記外側容器に昇降を停止させる掛止部材を設け、前記内側容器の摺動により前記開口部分を開放する構造であっても、いずれを採用してもよい。
(3)本発明の原料供給装置では、前記内側容器および外側容器を構成する材料を、石英、炭化珪素(SiC)、または表面をSiCでコートした炭素のいずれかで構成するのが望ましい。これらの材料で構成することによって、原料融液を汚染する危険をなくすことができる。
(4)CZ法により単結晶を育成するに際し、ルツボ内の原料融液に追加チャージまたはリチャージする原料供給方法であって、下部または底部に開口部を有する内側容器を外側容器に摺動可能に挿入させ、前記開口部が閉塞された状態で粒塊状の固形原料を前記内側容器に充填し、次いで前記内側容器および外側容器を育成炉の中心に位置するルツボ上に吊り下げて下降させたのち、前記内側容器または外側容器のいずれかの下降を停止させ、これにともなって前記内側容器または外側容器のいずれかを摺動させて前記開口部を開放し、前記ルツボ内の原料融液に前記固形原料を投入することを特徴とする原料供給方法である。
(5)本発明の原料供給方法では、前記内側容器に下降を停止させる掛止部材を設け、前記外側容器の摺動により前記内側容器の開口部分を開放し、ルツボ内の原料融液に前記固形原料を追加チャージまたはリチャージする方法であっても、前記外側容器に下降を停止させる掛止部材を設け、前記内側容器の摺動により前記開口部分を開放し、ルツボ内の原料融液に前記固形原料を追加チャージまたはリチャージする方法であっても、いずれを採用してもよい。
(6)本発明の原料供給方法では、前記内側容器に充填する粒塊状の固形原料として、開口部に近い下層部に粒径が25mm以下の細粒原料を充填するのが望ましい。その理由は次の通りでる。
すなわち、下層部に細粒原料を充填することにより、投入初期の原料融液の表面が固化していない状態では、細粒原料を投入するので、液面からの投入距離を調製すれば、原料融液の液跳ねは生じない。さらに、固形原料の投入を続けていくと原料融液の表面温度が降下し固化するので、その後は、固化した融液表面に固形原料を投入するので、粒径に拘わらず、原料融液の液跳ねが生じることがない。
(7)さらに、本発明の原料供給方法では、前記ルツボを回転させつつ、ルツボ内の原料融液に前記固形原料を追加チャージまたはリチャージするのが望ましい。これにより、追加チャージまたはリチャージされた固形原料をルツボ内に均一に分布させることができ、一度に供給できる固形原料を増加させることができる。
本発明で規定する「粒塊状の固形原料」とは、粒径が5mm〜45mmの範囲である多結晶シリコン原料を指すものである。前述の通り、上記(6)で規定するように、本発明の原料供給方法で、下層部に粒径が25mm以下の「粒塊状の固形原料」を充填するのは、追加チャージまたはリチャージの初期において、ルツボ内の原料融液の液跳ねは確実に防止することができるからである。
本発明のCZ法による原料供給装置によれば、粒塊状の固形原料を充填し、下部または底部に開口部を有する内側容器と、この内側容器を摺動可能に挿入させ、前記開口部を閉塞する外側容器と、内側容器および外側容器を昇降可能に吊り下げる引き上げ手段とを具備し、これらの内側容器または前記外側容器の摺動により開口部を開放し、ルツボ内の原料融液に前記固形原料を追加チャージまたはリチャージすることにより、ルツボ内の原料融液の液跳ねえを防ぎ、静的に追加投入できるとともに、原料費が安く、急加熱によるクラック発生のおそれがない。
したがって、この原料供給装置を用いた供給方法によれば、シリコン単結晶の育成における生産性を向上させとともに、ルツボの効率使用や炉部品の寿命延長を図ることができる。これにより、シリコン単結晶の育成コストを大幅に低減できる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の原料供給装置を配置した単結晶育成炉の全体構成を示す断面図であり、同(a)は原料容器に粒塊状の固形原料を充填した状態を、同(b)は固形原料をルツボ内の原料溶液に投入している状態を示している。
CZ法による育成炉は、図1(a)に示すように、炉本体としてメインチャンバ1およびプルチャンバ2から構成され、さらにゲートバルブ13を備えている。プルチャンバ2はメインチャンバ1より小径の円筒形状からなり、メインチャンバ1と同一の中心軸上で、ゲートバルブ13を介して上部に配置される。
ゲートバルブ13は、メインチャンバ1の内部とプルチャンバ2の内部を連通、または遮断可能に操作するために設けられるものであり、ゲートバルブ13に設けられた連通径はプルチャンバ2より小径である。
メインチャンバ1の中心部には、ルツボ3が配置されている。このルツボ3は、内側の石英ルツボ3aと外側の黒鉛ルツボ3bを組み合わせた二重構造であり、ペディスタルと呼ばれる支持軸4上にルツボ受け(図示せず)を介して支持される。支持軸4は、ルツボ3を軸方向に昇降させるように、または周方向に回転させるように駆動する。
ヒータ5は、ルツボ3を囲繞するように配置されている。ヒータ5のさらに外側には、断熱材6が、メインチャンバ1の内面に沿って配置されている。
ルツボ3内に初期チャージとして投入された固形原料は、ロッド状、塊状、または粒状等の各形状の多結晶シリコンが用いられ、ヒータ5の加熱によって溶融され原料融液12を形成する。初期チャージした固形原料の溶融後には、ルツボ3内の原料融液12の不足分を補充し所望の融液量を確保するために、追加チャージが行われる。
このため、プルチャンバ2内には引上軸7が垂下され、本発明の原料供給装置に使用される原料容器10が吊り下げられる。このとき、固形原料11を充填した原料容器10は、引上軸の下端に連結されたハンガー8にワイヤ9を介して、原料融液12を形成したルツボ3の上方に位置される。引上軸7は、プルチャンバ2の最上部に設けられた、図示されない駆動機構により、回転駆動および昇降駆動される。
図2は、本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第1の構成例を示す図である。原料容器10は、内側容器10aと外側容器10bとからなる二重構造の円筒体からなり、容器材質は石英である。内側容器10aの外径は、外側容器10bの内径よりも小さく、内側容器10aは外側容器10bに挿入され、両者はともに摺動(スライド)可能に構成される。
図2に示す第1の構成例では、内側容器10aには掛止部材30が設けられており、この掛止部材30は外側容器10bの上端に位置するように、外側容器10bに挿入される。外側容器10bは、図示しないワイヤによって支持されることによって、原料容器10は前記引上軸に吊り下げられる。
図3は、本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第1の構成例を示す部分詳細図であり、同(a)は原料容器の開口部を有する下層部構造を示す縦断面図を、同(b)は原料容器の3B−3B矢視による底面構成を示す断面図である。
図3に示すように、内側容器10aの底部には、固形原料11をルツボ内に投入するための開口部18が設けられている。固形原料11の投入を行わない場合には、この開口部18は、外側容器10bの閉塞部材10cと内側容器10aの閉塞部材10dにより閉塞される。このように開口部18が閉塞された状態で、内側容器10aに粒塊状の多結晶シリコンからなる固形原料11が、内側容器10aの上部開口部から充填される。
固形原料11がルツボ内の原料融液に投入される場合に、ルツボの周方向に偏って投入されるようであれば、図3(a)に示すように、外側容器10bの下端部にカバー17を設けることができる。これにより、固形原料11の偏った投入が解消でき、ひいてはヒータ5等の部品への液跳ねが防止できる。
前記図1〜3に基づいて、原料容器の第1の構成例を用いた追加チャージの作業手順を説明する。ルツボ3内に初期チャージされた固形原料11の溶融が終わった後、固形原料11が充填された原料容器10を、引上軸7の下端に連結されたハンガー8にワイヤ9を介して、原料融液12を形成したルツボ3の上方に位置させる。ルツボ3内の原料融液12は、ルツボ容積に対し不足状態である。
前記図2に示すように、原料容器10を下降させると、内側容器10aの掛止部材30が所定の高さ位置、例えば、ゲートバルブ13に設けられた小径部に当接し、内側容器10aのみの下降が停止する。一方、ワイヤ9で支持された外側容器10bの下降には支障がなく、さらにその位置から外側容器10bのみが内側容器10aの外周面を摺動しつつ下降する。
前記図3(a)に示すように、外側容器10bの摺動にともなって、内側容器10aの開口部18が開放されると、内側容器10aに充填された粒塊状の固形原料11は、その自重により落下して、原料融液12に投入される。
このとき、内側容器10aに充填した固形原料11は、開口部18に近い下層部分に粒径25mm以下の細粒の原料を充填するのが望ましい。まず、追加チャージ初期の原料融液12の表面が固化していない状態では、原料容器10から粒径の小さい粒塊状原料を投入する。この時点では、粒塊状原料の粒径が小さいので、液面からの投入距離を調製することにより、例えば、液面から100mm以下にコントロールすれば、原料融液12の液跳ねを生じない。
さらに、固形原料11の投入を続けていくと原料融液12の表面温度が降下し、融液表面が固化する。その後は、固化した融液表面に固形原料11が投入されるため、粒径に拘わらず、固形原料11の投入に伴うルツボ3内の原料融液のヒータ5など部品への液跳ねが生じない。
同時に、投入する固形原料11として粒塊状の多結晶シリコンを用いるので、追加チャージに要する原料費が安く、しかも急加熱によるクラックのおそれもないので、効率的に追加チャージを行うことができる。
固形原料11の投入が終わると、原料容器10を上方に引き上げ、プルチャンバ2外へ取り出す。ルツボ3内の原料融液量が目標値に達しない場合は、別の原料容器10を使用して固形原料11の投入を繰り返す。
追加チャージが完了し、ルツボ3内の原料融液12が目標量に達すると、引上軸7の下端に連結されたハンガー7を種結晶に付け替え、単結晶の育成過程に移行する。
以上では、追加チャージの作業手順について説明したが、リチャージにおいても、同様の作業手順によって、最初の単結晶を育成した後、原料融液の減少分に見合う量の粒塊状の固形原料11が、ルツボ3内に残存する原料融液12に追加投入される。
図4は、本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第2の構成例を示す部分詳細図であり、同(a)は原料容器の開口部を有する下層部構造を示す縦断面図を、同(b)は原料容器の4A−4A矢視による底面構成を示す断面図である。
図4に示す第2の構成例では、原料容器10は二重の角筒体からなっており、内側容器10aは外側容器10bに挿入され、両者が摺動(スライド)可能に構成されている。
内側容器10aの底部に設けられた開口部18は、外側容器10bの閉塞部材10cおよび内側容器10aの閉塞部材10dにより閉塞される。そして、開口部18が閉塞された状態で、粒塊状の多結晶シリコンからなる固形原料11が内側容器10aの上部の開口部から充填される。
図5は、本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第3の構成例を示す図である。原料容器10は、内側容器10aと外側容器10bとからなる二重構造の円筒体からなり、内側容器10aは外側容器10bに挿入され、両者ともに摺動(スライド)可能に構成される。
図5に示す第3の構成例では、外側容器10bは単純な円筒体で構成されており、その上部には掛止部材30が設けられる。一方、内側容器10aの下端底部には固形原料をルツボ内に投入するための逆U字型の開口部18が設けられ、さらに下端の外周面には外側容器10bの下端を支持するためのフランジ部10eが設けられる。このため、内側容器10aは図示しないワイヤによって支持されることによって、原料容器10は引上軸7に吊り下げられる。
図6は、本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第3の構成例における下端部の構成を示す斜視図である。
図6に示すように、内側料容器10aの下部側面には、逆U字型の開口部18が設けられるとともに、内側容器10aの底面に投入ガイド10fを設けることができる。例えば、逆V字型の形状を付けた投入ガイド10fを設けることによって、固形原料を投入する際に内側料容器10aの底部での残留を防止することができる。
固形原料の投入を行わない場合には、この開口部18は、外側容器10bに覆われて閉塞された構造となっている。このように開口部18が閉塞された状態で、内側容器10aに粒塊状の多結晶シリコンからなる固形原料が、内側容器10aの上部開口部28から充填される。
前記図5、6に示す、第3の構成例による原料容器10を用いた追加チャージでは、原料容器10を下降させると、外側容器10bの掛止部材30が、例えば、ゲートバルブ13に設けられた小径部に当接し、外側容器10bのみの下降が停止する。一方、ワイヤ9で支持された内側容器10aの下降には支障がなく、さらにその位置から内側容器10aのみが外側容器10bの内周面を摺動しつつ下降する。
内側容器10aの摺動にともなって、内側容器10aの開口部18が開放されると、内側容器10aに充填された粒塊状の固形原料11は、その自重により落下して、原料融液12に投入される。このとき、内側容器14aの底面には、逆V字型の形状を付けた投入ガイド10fが設けられているので、固形原料の残留を防止することができる。
図7は、本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第4の構成例を示す断面図である。第4の構成例では、原料容器10は二重構造の角筒体からなっており、内側容器10aは外側容器10bに挿入されて、両者ともに摺動(スライド)可能になっている。
内側容器10aの底面の開口部18aは、外側容器10bの閉塞部材10cにより閉塞される。同様に外側の原料容器10bの底面の開口部18bは、内側容器10aの閉塞部材10dにより閉塞される。内側容器10aの閉塞部材10dは、固形原料を投入する際の残留を防止するため、逆V字型の形状を付すことが望ましい。
前記図7に示す、第4の構成例による原料容器を用いた追加チャージでは、前記図2に示すように、内側容器10aに掛止部材30を設けて、所定の高さ位置以降は、外側容器10bのみの摺動によりの開口部18a、18bを開放する。これにより、内側容器10aに充填された粒塊状の固形原料11は、その自重により落下して、原料融液12に投入される。
図8は、本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第5の構成例を示す断面図である。第5の構成例では、原料容器10は二重構造の角筒体からなっており、内側容器10aは外側容器10bに挿入されて、両者ともに摺動(スライド)可能となっている。
内側容器10aの底面の開口部18aは、外側容器10bの閉塞部材10cによって閉塞される。同様に外側容器10bの底面の開口部18bは、内側容器10aの閉塞部材10dにより閉塞される。外側容器10bの閉塞部材10cは、固形原料を投入する際の残留を防止するため、逆V字型の形状を付すことが望ましい。
前記図8に示す、第5の構成例による原料容器を用いた追加チャージでは、前記第4の構成例の場合と同様に、内側容器10aに掛止部材30を設けて、所定の高さ位置以降は、外側容器10bのみの摺動によりの開口部18a、18bを開放し、粒塊状の固形原料の自重により原料融液12に投入される。
以下では、本発明の原料供給装置に使用される原料容器の具体的な構成と、それを用いた原料供給方法について、図1〜図3に基づいて説明する。
前記図1に示す育成炉内で、直径が22インチのルツボ3を使用し、直径が8インチのシリコン単結晶を育成した。その育成に際し、初期チャージとして100kgの多結晶シリコンをロッド状、塊状および粒状を複合してルツボ3に投入し、原料溶液12を形成後に追加チャージを行なった。
前記図2に示すように、原料容器10は内側容器10aと外側容器10bとからなる二重構造で構成され、底部形状は両者の閉塞部材10c、10dで形成され略V字型形状になっている。内側容器10aは石英製の円筒体で構成し、内径が160mmおよび長さが1000mmとした。前記図3(b)に示す底面構成になるように、内側容器10aでの底面の開口部18の面積比は約63%とし、残部は閉塞部材10dであり面積比は約37%とした。
前記図3(a)に示すように、内側容器10aの底部形状は、閉塞部材10dの角度θは約45度とし、開口部18の頂点と閉塞部材10dの頂点との距離Lは約10mmとした。さらに、閉塞部材10d下端と開口部18の下端には段差が生じているので、その部分には垂直な壁(固定蓋)を設けている。また、内側容器10aの上部の外周面に掛止部材30が設けられている。
一方、外側容器10bは石英製の円筒体で構成し、その内径は内側容器10aの外径より約10mm大きく、長さは内側の原料容器10aより短く構成されている。内側容器10aを挿入すると、閉塞部材10cで開口部18を閉鎖した状態で、外側容器10bの上端が内側容器10aに設けられた掛止部材30を支持する構成になる。
外側容器10bの底面は、内側容器10aの開口部18に閉塞する構造であり、面積比で約38%を閉塞している。閉塞部材10cの角度βは、約45度とした。外側容器10bの上部には、吊り下げ用のワイヤ9を通すための水平孔(図示せず)が複数設けられている。
次に、閉塞部材10cで開口部18を閉鎖した状態で、内側容器10aには、粒径が5mm〜25mmの粒塊状の固形原料11を20kg充填した。
初期チャージされた固形原料11の溶融を完了すると、前記図1(a)に示すように、固形原料11を充填した原料容器10を複数のワイヤ9を介し専用のハンガー8を用いて引上軸7に吊り下げ、ルツボ3上に位置した。このとき、複数のワイヤ9は外側容器10bを支持しており、内側容器10aは掛止部材30を介して、外側容器10bに抱えられるように支持されている。
引上軸7の駆動にともない、原料容器10が所定の高さ位置まで下降すると、前記図1(b)に示すように、ゲートバルブ13に掛止部材30が当接し、内側容器10aの下降が止まると、外側容器10bが30mm〜35mm摺動し、開放部18を開放して、固形原料11をルツボ3内へ供給した。
原料の供給を続けると、ルツボ3内に初期チャージされた原料融液12は冷やされて融液の表面が固化した。外側の原料容器10bをさらに10mm〜15mm下げ、中の原料を全てルツボ3内に供給した。このとき、ルツボ3は10rpmで回転させた。
供給完了後、原料容器10をチャンバ外に取り出し、ルツボ3内に供給された固形原料11は、ヒータ5の加熱により原料溶液を形成し、融液量の不足を補うことができる。本発明の原料供給装置では、原料容器10の下端部にカバー17を取り付けることができる。これにより、投入位置のばらつきをなくし、ヒータ5等の部品への液跳ねを防止できる。
以上説明した通り、本発明の原料供給装置に使用される原料容器を用いた追加チャージでは、固形原料として粒塊状の多結晶シリコンを使用するので、原料費が安く、しかも急加熱によるクラックの危険がない。さらに、追加チャージにともなう原料融液の液跳ねを防止することができる。
本発明のCZ法による原料供給装置および供給方法によれば、粒塊状の固形原料を充填した内側容器と、この内側容器を摺動可能に挿入させた外側容器とを昇降可能に吊り下げることにより、これらの内側容器または前記外側容器の摺動により開口部を設けて、ルツボ内の原料融液に前記固形原料を追加チャージまたはリチャージすることができる。
このため、原料費が安く、ルツボ内の原料融液の液跳ねを防ぎ、静的に追加投入できるとともに、急加熱によるクラック発生のおそれがない。したがって、シリコン単結晶の育成における生産性を向上させとともに、ルツボの効率使用や炉部品の寿命延長を図ることができるので、シリコン単結晶の育成コストを大幅に低減できる。
これにより、本発明の原料供給装置および供給方法は、半導体基板を形成するためのシリコン単結晶の製造において広く適用することができる。
本発明の原料供給装置を配置した単結晶育成炉の全体構成を示す断面図であり、(a)は原料容器に粒塊状の固形原料を充填した状態を、(b)は固形原料を投入している状態を示している。 本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第1の構成例を示す図である。 本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第1の構成例を示す部分詳細図であり、(a)は原料容器の開口部を有する下層部構造を示す縦断面図を、(b)は原料容器の3B−3B矢視による底面構成を示す断面図である。 本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第2の構成例を示す部分詳細図であり、(a)は原料容器の開口部を有する下層部構造を示す縦断面図を、(b)は原料容器の4A−4A矢視による底面構成を示す断面図である。 本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第3の構成例を示す図である。 本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第3の構成例における下端底部の構成を示す斜視図である。 本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第4の構成例を示す断面図である。 本発明の原料供給装置に使用される原料容器の第5の構成例を示す断面図である。
符号の説明
1:メインチャンバ、 2:プルチャンバ
3:ルツボ、 3a:石英ルツボ
3b:黒鉛ルツボ、 4:支持軸
5:ヒータ、 6:断熱材
7:引上軸、 8:ハンガー
9:ワイヤ、 10:原料容器
10a:内側容器、 10b:外側容器
10c、10d:閉塞部材、 11:固形原料
12:原料融液、 13:ゲートバルブ
17:カバー、 18、18a、18b:開口部
30:掛止部材

Claims (9)

  1. チョクラルスキー法による単結晶の育成に用いられ、ルツボ内の原料融液に追加チャージまたはリチャージする原料供給装置であって、
    粒塊状の固形原料を充填し、下部または底部に開口部を有する内側容器と、前記内側容器を摺動可能に挿入させ、前記開口部を閉塞する外側容器と、前記内側容器および外側容器を昇降可能に吊り下げる引き上げ手段とを具備し、
    前記内側容器または前記外側容器の摺動により前記開口部を開放し、ルツボ内の原料融液に前記固形原料を投入することを特徴とする原料供給装置。
  2. 前記内側容器に昇降を停止させる掛止部材を設け、前記外側容器の摺動により前記内側容器の開口部を開放することを特徴とする請求項1に記載の原料供給装置。
  3. 前記外側容器に昇降を停止させる掛止部材を設け、前記内側容器の摺動により前記開口部を開放することを特徴とする請求項1に記載の原料供給装置。
  4. 前記内側容器および外側容器を構成する材料が、石英、炭化珪素(SiC)、または表面をSiCでコートした炭素のいずれかで構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の原料供給装置。
  5. チョクラルスキー法により単結晶を育成するに際し、ルツボ内の原料融液に追加チャージまたはリチャージする原料供給方法であって、
    下部または底部に開口部を有する内側容器を外側容器に摺動可能に挿入させ、前記開口部が閉塞された状態で粒塊状の固形原料を前記内側容器に充填し、
    次いで前記内側容器および外側容器を育成炉の中心に位置するルツボ上に吊り下げて下降させたのち、前記内側容器または外側容器のいずれかの下降を停止させ、
    これにともなって前記内側容器または外側容器のいずれかを摺動させて前記開口部を開放し、前記ルツボ内の原料融液に前記固形原料を投入することを特徴とする原料供給方法。
  6. 前記内側容器に下降を停止させる掛止部材を設け、前記外側容器の摺動により前記内側容器の開口部を開放し、ルツボ内の原料融液に前記固形原料を投入することを特徴とする請求項5に記載の原料供給方法。
  7. 前記外側容器に下降を停止させる掛止部材を設け、前記内側容器の摺動により前記開口部を開放し、ルツボ内の原料融液に前記固形原料を投入することを特徴とする請求項5に記載の原料供給方法。
  8. 前記内側容器に充填する粒塊状の固形原料として、開口部に近い下層部に粒径が25mm以下の細粒原料を充填することを特徴とする請求項5に記載の原料供給方法。
  9. 前記ルツボを回転させつつ、ルツボ内の原料融液に前記固形原料を投入することを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の原料供給方法。
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