JP6471700B2 - リチャージ装置を用いたシリコン原料の融解方法 - Google Patents

リチャージ装置を用いたシリコン原料の融解方法 Download PDF

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Description

本発明は、チョクラルスキー法(以下、CZ法という)によるシリコン単結晶の製造工程で用いられるシリコン原料のリチャージ装置およびこのリチャージ装置を用いたシリコン原料の融解方法に関するものである。
CZ法によるシリコン単結晶の製造方法としてマルチプリング法が知られている(例えば、特許文献1参照)。マルチプリング法では、シリコン単結晶を引き上げた後、同一の石英ルツボ内に多結晶シリコン等の原料を追加供給して融解し、得られたシリコン融液からシリコン単結晶の引き上げを行い、このような原料供給工程と単結晶引き上げ工程を繰り返すことにより、一つの石英ルツボから複数本のシリコン単結晶インゴットを製造する。マルチプリング法によれば、石英ルツボの原価を含む単結晶インゴット一本当たりの製造コストを低減することが可能である。またチャンバーを解体して石英ルツボを交換する頻度を低減できるため、操業効率を向上させることが可能である。
マルチプリング法では原料を追加供給するための道具であるリチャージ装置が用いられている。例えば、特許文献1には、石英からなる筒体の下端に観音開き式の底板が設けられ、底板がモリブデンからなるリチャージ装置が記載されている。ランプ状原料が収容された筒体をワイヤーで吊り上げた状態でチャンバー内のルツボの上方に配置し、底板を開くことにより、ランプ状原料がルツボ内に投入される。
また、特許文献2には、石英ガラスからなる円筒状のホッパー本体と、ホッパー本体の下端開口部を開閉する底蓋とを備えたリチャージ装置において、底蓋が円錐形状を有し且つ気泡を含む石英ガラスからなることが記載されている。
また石英ルツボ内の原料の融解方法として、例えば特許文献3には、原料融解時の熱損失を低減するため、ルツボの上方を覆うように熱遮蔽板(メルト蓋)を設置した状態で原料を融解する方法が記載されている。
特開昭57−95891号公報 特開2004−244236号公報 特開平3−193694号公報
シリコン原料の融解工程において、上記のメルト蓋を用いた場合には原料の加熱効率を高めることができ、これにより一定の電力削減効果が期待できる。
しかしながら、上述したリチャージ装置とメルト蓋とを使用する場合、リチャージ装置を用いて原料を追加投入した後、リチャージ装置をチャンバー外に取り出してメルト蓋に付け替えてから原料融解工程を実施しなければならず、この付け替え工程中はチャンバー内の温度の低下を抑えるためにヒーターのパワーを高める必要があるため、期待するほどの電力削減効果が得られないという問題がある。
したがって、本発明の目的は、原料のリチャージを確実に行うことができるだけでなく、その後の原料融解工程において原料の加熱効率を高めることも可能なリチャージ装置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、そのようなリチャージ装置を用いた電力削減効果が高いシリコン原料の融解方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によるリチャージ装置は、シリコン原料を収容するチャージ管と、前記チャージ管の下端開口部を開閉する底蓋と、前記底蓋を昇降可能に支持するシャフトとを有し、前記底蓋は、前記チャージ管の内側底面を構成する円錐形状のコーン部と、前記チャージ管の外側底面を構成する平坦な底板部とを含み、前記コーン部は、石英ガラスからなり、前記底板部は、前記コーン部よりも耐熱性が高い材料からなり、前記底蓋は、前記下端開口部よりも下方に降下することにより前記下端開口部を開放して前記チャージ管内の前記シリコン原料を落下させることを特徴とする。
本発明によれば、チャージ管内に収容されたシリコン原料の汚染防止と取り出しやすさを確保しながら底蓋の耐熱性を高めることができる。したがって、底蓋を原料融解時のメルト蓋として使用することができ、石英ルツボ内にリチャージしたシリコン原料の融解工程において底蓋をメルト蓋として使用しながら原料を加熱することにより、原料の加熱効率を高めて消費電力を削減することができ、原料融解時間を短縮することもできる。
本発明において、前記底板部は、黒鉛、タングステンおよびモリブデンから選ばれた少なくとも一つの材料を含むことが好ましい。底板部がこれらの材料のいずれかで構成される場合には底盤部の耐熱性を高めることができ、よって底蓋をメルト蓋として使用することが可能となる。
本発明において、前記コーン部と前記底板部とに囲まれた前記底蓋の内部は空洞であってもよく、前記底蓋の内部には炭素繊維が充填されていてもよい。炭素繊維が充填されている場合には底蓋の耐熱性をさらに高めることができる。
本発明において、前記コーン部と前記底板部とに囲まれた前記底蓋の内部には断熱材料層と空洞層とが交互に積層された多層構造体が設けられており、前記断熱材料層は、黒鉛、タングステンおよびモリブデンから選ばれた少なくとも一つの材料を含むことが好ましい。この構造によれば、底蓋の耐熱性をさらに高めることができる。
本発明において、前記コーン部と前記底板部とに囲まれた前記底蓋の内部には第1の断熱材料層と第2の断熱材料層とが交互に積層された多層構造体が設けられており、前記第1の断熱材料層は、黒鉛、タングステンおよびモリブデンから選ばれた少なくとも一つの材料を含み、前記第2の断熱材料層は炭素繊維からなることが好ましい。この構造によれば、底蓋の耐熱性をさらに高めることができる。
また、上記リチャージ装置を用いた本発明によるシリコン原料の融解方法は、シリコン原料が収容された前記リチャージ装置をチャンバー内の石英ルツボの上方に配置する工程と、前記リチャージ装置の前記チャージ管の下端開口部を閉塞する前記底蓋を降下させて前記チャージ管内の前記シリコン原料を前記石英ルツボ内にリチャージする工程と、前記リチャージ装置が前記チャンバー内に設置され且つ前記底蓋を降下させた状態のまま前記石英ルツボ内の前記シリコン原料をヒーターで加熱して融解する工程とを備えることを特徴とする。
このように、本発明によるシリコン原料の融解方法は、リチャージ原料の融解工程においてリチャージ装置の底蓋をメルト蓋として使用しながら原料を加熱するので、原料の加熱効率を高めて消費電力を削減することができるだけでなく、リチャージ装置からメルト蓋への段取りロスを削減することができる。
さらにまた、上記リチャージ装置を用いた本発明によるシリコン単結晶の製造方法は、シリコン原料が収容された前記リチャージ装置をチャンバー内の石英ルツボの上方に配置する工程と、前記リチャージ装置の前記チャージ管の下端開口部を閉塞する前記底蓋を降下させて前記チャージ管内の前記シリコン原料を前記石英ルツボ内にリチャージする工程と、前記リチャージ装置が前記チャンバー内に設置され且つ前記底蓋を降下させた状態のまま前記石英ルツボ内の前記シリコン原料をヒーターで加熱して融解する工程と、前記石英ルツボ内のシリコン融液からシリコン単結晶を引き上げる工程とを備えることを特徴とする。
このように、本発明によるシリコン単結晶の製造方法は、リチャージ原料の融解工程においてリチャージ装置の底蓋をメルト蓋として使用しながら原料を加熱するので、原料の加熱効率を高めて消費電力を削減することができるだけでなく、リチャージ装置からメルト蓋への段取りロスを削減することができる。
本発明によれば、原料のリチャージを確実に行うことができるだけでなく、その後の原料融解工程において原料の加熱効率を高めることも可能なリチャージ装置を提供することができる。また、本発明によれば、そのようなリチャージ装置を用いた電力削減効果が高いシリコン原料の融解方法を提供することができる。
図1は、本発明によるリチャージ装置が適用されるシリコン単結晶製造装置の構成を示す略断面図である。 図2(a)および(b)は、本発明の実施の形態によるリチャージ装置の構成を示す略断面図であって、(a)は底蓋が閉じられ且つシリコン原料が収容された状態、(b)は底蓋が開かれ且つシリコン原料が収容されてない状態をそれぞれ示している。 図3は、リチャージ装置を用いたシリコン原料のリチャージ工程および融解工程を説明するための略断面図である。 図4は、リチャージ装置を用いたシリコン原料のリチャージ工程および融解工程を説明するための略断面図である。 図5は、リチャージ装置を用いたシリコン原料のリチャージ工程および融解工程を説明するための略断面図である。 図6は、リチャージ装置を用いたシリコン原料のリチャージ工程および融解工程を説明するための略断面図である。 図7(a)〜(c)は、リチャージ原料1投分の電力消費のシミュレーション結果を示すグラフである。 図8(a)〜(d)は、リチャージ装置の底蓋の構造のバリエーションを示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明によるリチャージ装置が適用されるシリコン単結晶製造装置の構成を示す略断面図である。
図1に示すように、シリコン単結晶製造装置1は、チャンバー10と、チャンバー10の内面に沿って配置された断熱材11と、チャンバー10内においてシリコン融液3を支持する石英ルツボ12と、石英ルツボ12を支持する黒鉛ルツボ13と、黒鉛ルツボ13を支持するシャフト14と、黒鉛ルツボ13の周囲に配置されたヒーター15と、石英ルツボ12の上方に配置された熱遮蔽体16と、黒鉛ルツボ13の上方であってシャフト14と同軸上に配置された単結晶引き上げワイヤー17と、チャンバー10の上方に配置されたワイヤー巻き取り機構18とを備えている。
チャンバー10は、メインチャンバー10aと、メインチャンバー10aの上部開口に連結された細長い円筒状のプルチャンバー10bとで構成されており、石英ルツボ12、黒鉛ルツボ13、ヒーター15および熱遮蔽体16はメインチャンバー10a内に設けられている。プルチャンバー10bにはアルゴンガス(パージガス)の導入口10cが設けられており、メインチャンバー10aの底部にはアルゴンガスの排気口10dが設けられている。チャンバー10内には上方から下方に向かってアルゴンガスの流れが発生している。さらに、プルチャンバー10bの内側には、後述するリチャージ装置の降下動作を制限する係止片10eが設けられている。
石英ルツボ12は、円筒状の側壁部と湾曲した底部とを有する石英ガラス製の容器である。石英ルツボ12を支持する黒鉛ルツボ13は鉛直方向に伸びるシャフト14の上端部に接続されており、シャフト14の下端部はチャンバー10の底部中央を貫通してチャンバー10の外側に設けられたシャフト駆動機構19に接続されている。
ヒーター15は、石英ルツボ12内に充填されたシリコン原料を融解してシリコン融液3を生成するために用いられる。ヒーター15はカーボン製の抵抗加熱式ヒーターであり、黒鉛ルツボ13の外側に同心円状に配置されている。
熱遮蔽体16は、ヒーター15および石英ルツボ12からの輻射熱による単結晶2の加熱を防止すると共に、シリコン融液3の温度変動を抑制するために設けられている。熱遮蔽体16の材料としてはグラファイトを用いることが好ましい。熱遮蔽体16は上方から下方に向かって直径が縮小した逆円錐台形状の部材であり、シリコン融液3の上方を覆うと共に、育成中の単結晶2を取り囲むように設けられている。熱遮蔽体16の下端部は石英ルツボ12の内側に位置するので、石英ルツボ12を上昇させても熱遮蔽体16と干渉することがない。熱遮蔽体16の中央には単結晶2の直径よりも大きな開口部16aが設けられており、単結晶2は開口部16aを通って上方に引き上げられる。
黒鉛ルツボ13、シャフト14およびシャフト駆動機構19は石英ルツボ12を回転させるルツボ回転機構および石英ルツボ12を昇降させるルツボ昇降機構を構成している。単結晶2の成長にあわせて融液量は減少し、石英ルツボ12内の液面レベルは低下するため、熱遮蔽体16の下端から融液面までの距離が一定になるように石英ルツボ12を上昇させる制御が行われる。
石英ルツボ12の上方には、単結晶2の引き上げ軸であるワイヤー17と、ワイヤー17を巻き取るワイヤー巻き取り機構18が設けられている。ワイヤー巻き取り機構18はワイヤー17と共に単結晶2を回転させる機能を有している。ワイヤー巻き取り機構18はプルチャンバー10bの上方に配置されており、ワイヤー17はワイヤー巻き取り機構18からプルチャンバー10b内を通って下方に延びており、ワイヤー17の先端部はメインチャンバー10aの内部空間まで達している。図1には、育成途中の単結晶2がワイヤー17に吊設された状態が示されている。単結晶2の引き上げ時には種結晶をシリコン融液3に浸漬し、石英ルツボ12と種結晶をそれぞれ回転させながらワイヤー17を徐々に引き上げることにより単結晶2を成長させる。
単結晶の引き上げ工程では、まず単結晶を無転位化するためダッシュネック法によるシード絞り(ネッキング)を行う。次に、必要な直径の単結晶を得るために直径が徐々に広がったショルダー部を育成し、単結晶が所望の直径になったところで直径が一定に維持されたボディ部を育成する。ボディ部を所定の長さまで育成した後、無転位の状態で単結晶を融液3から切り離すためにテール絞りを行なう。
マルチプリング法では、一本のシリコン単結晶インゴットを引き上げた後、同一の石英ルツボ12内にシリコン原料をリチャージして融解し、得られたシリコン融液から新たなシリコン単結晶の引き上げを行う。そして、このような原料供給工程と単結晶引き上げ工程を繰り返すことにより、一つの石英ルツボ12から複数本のシリコン単結晶を製造することができる。
シリコン原料のリチャージは二本目以降のシリコン単結晶の原料融解工程においてのみならず、一本目のシリコン単結晶の原料融解工程において行われてもよい。この場合、一つの石英ルツボ12から一本のシリコン単結晶のみを製造するいわゆるシングルプリング法において行われてもよい。通常、一本目のシリコン単結晶の製造では、石英ルツボ12内に予め充填された初期原料をヒーターで加熱して融解する。このとき、シリコン原料の体積が減少して石英ルツボ12内には空き容量が生じる。ここで、できるだけ長尺な単結晶を引き上げるためには石英ルツボ12内にできるだけ多量のシリコン原料がチャージされている必要があり、そのような理由から石英ルツボ12内にはシリコン原料がリチャージされる。マルチプリング法において原料をリチャージする用途に限定されるものではなく、いわゆるシングルプリング法において初期原料が一定量融解した段階で追加原料をリチャージする用途に用いてもよい。
次に、石英ルツボ12内にシリコン原料をリチャージする際に用いるリチャージ装置について説明する。
図2(a)および(b)は、本発明の実施の形態によるリチャージ装置の構成を示す略断面図であって、図2(a)は底蓋が閉じられ且つシリコン原料が収容された状態、図2(b)は底蓋が開かれ且つシリコン原料が収容されてない状態をそれぞれ示している。
図2(a)および(b)に示すように、このリチャージ装置20は、ランプ状のシリコン原料Sを収容するチャージ管21と、チャージ管21の上端開口部21aを閉止するフランジ部材22と、チャージ管21の下端開口部21bを開閉する底蓋23と、底蓋23を支持するシャフト24と、シャフト24が挿入されたガイド管25とを備えている。
チャージ管21は、石英ガラスからなる円筒状の部材であり、その直径は引き上げられるシリコン単結晶の直径と同等がそれよりもよりも少し小さく設定される。チャージ管21の上端開口部21aを閉止するフランジ部材22の中央部には貫通孔22aが設けられており、シャフト24およびガイド管25は貫通孔22aを通ってチャージ管21内に挿入され、チャージ管21内を通って底蓋23の上端まで達している。
底蓋23は立体的な部材であり、チャージ管21の内側底面を構成する円錐形状のコーン部23aと、チャージ管21の外側底面を構成する平坦な底板部23bとを備えている。本実施形態において、底蓋23は中空構造を有し、コーン部23aと底板部23bとで囲まれた空間は空洞であるが、断熱材が充填されていてもよい。
コーン部23aはチャージ管21と同様に石英ガラスからなり、チャージ管21内のシリコン原料Sの汚染を防止する役割を果たす。また底蓋23を開いたときにチャージ管21内の原料をスムーズに転落させるための傾斜面を提供している。
一方、底板部23bはコーン部23aよりも耐熱性が高い黒鉛、モリブデン、タングステンなどの材料で形成されている。このように、底蓋23はコーン部23aのみならず底板部23bを有し、底板部23bが耐熱性の高い材料からなるので、コーン部23aの過熱を抑えて熱変形を防止することができる。またチャージ管21内で原料が融解されてしまう事態を防止することができる。
シャフト24は、底蓋23を昇降させるための部材であり、ガイド管25を通過して垂直方向に延びて底蓋23の上端に接続されている。シャフト24の下端にはヘッド部24aが設けられており、ヘッド部24aの直径は底蓋23のコーン部23aの上端に設けられた貫通孔23c(図8参照)の直径よりも大きいので、貫通孔23cよりも下方に突出したヘッド部24aはコーン部23aと係合している。また底蓋23の内部にはヘッド部24aの上下方向の可動スペースが確保されており、シャフト24に対する底蓋23の上下方向の動きには遊びがある。そのため底蓋23はヘッド部24aよりも下方に移動することはできないが、ヘッド24aよりも上方に移動することは可能である。
コーン部23aに対して底板部23bを固定する方法は特に限定されないが、例えばコーン部23a側に設けられた鍔部に底板部23bを嵌合させてもよく、ねじ止めにより固定してもよい。ねじ止め固定の場合、例えば、底板部23bの中心に貫通穴を設け、貫通穴にシャフト24を通し、シャフト24の下端にワッシャーを介してナットを締結させてもよい。
ガイド管25はシャフト24がチャージ管21内のシリコン原料Sと接触することを防止するために設けられている。ガイド管25はチャージ管21およびコーン部23aと同様に石英ガラスからなり、その下端はコーン部23aの上端部に接続されており、ガイド管25はコーン部23aと一体化されている。またガイド管25の上端部はフランジ部材22の貫通孔22aを通過してフランジ部材22よりも上方に突出しており、その突出量は、底蓋23を最も低い位置まで降下させた場合でも突出状態が維持される程度とされる。
次に、リチャージ装置20を用いたシリコン原料のリチャージ方法および融解方法について説明する。
図3〜図6は、リチャージ装置20を用いたシリコン原料のリチャージ工程および融解工程を説明するための略断面図である。
図3に示すように、シリコン原料のリチャージ工程ではまずシリコン原料Sが収容されたリチャージ装置20をシリコン単結晶製造装置1のワイヤー17の先端に連結してプルチャンバー10b内に設置する。ワイヤー17の先端にはリチャージ装置20のシャフト24の上端が接続される。これにより、リチャージ装置20は石英ルツボ12の上方に配置される。
次に図4に示すように、ワイヤー17を巻き下げてリチャージ装置20を降下させる。リチャージ装置20をしばらく降下させるとフランジ部材22がプルチャンバー10b内の係止片10eに当接し、チャージ管21のそれ以上の降下が制限される。このときリチャージ装置20の下端の垂直方向の位置は熱遮蔽体16の下端とほぼ同じかそれよりも下方に位置している。
次に図5に示すように、チャージ管21の降下が制限された状態でワイヤー17をさらに巻き下げることによりシャフト24が降下し、シリコン原料Sおよびガイド管25の重みと底蓋23の自重により底蓋23がシャフト24と共に降下し、これによりチャージ管21の下端開口部21bが開いてシリコン原料Sが落下する。底蓋23の内側底面は円錐形状の傾斜面であるため、シリコン原料Sは底蓋23に引っかかることなくスムーズに落下して石英ルツボ12内に投入される。また、シリコン原料Sのリチャージ時にチャージ管21の下端、すなわちチャージ管21の下端開口部21bは熱遮蔽体16の下端とほぼ同じかそれよりも下方に位置するので、原料が熱遮蔽体16に衝突することがなく、熱遮蔽体16の損傷を回避することができる。
その後、図6に示すように、石英ルツボ12内にリチャージされた固体原料をヒーター15で加熱して融解する。このとき、リチャージ装置20を取り出すことなくメインチャンバー10a内にそのまま配置し、さらに底蓋23を降下させた状態まま石英ルツボ12内のシリコン原料Sを融解することにより、底蓋23をいわゆるメルト蓋として機能させることができる。
原料融解工程におけるチャージ管21や底蓋23の高さは、原料リチャージ時と同じ高さであってもよく、違う高さであってもよい。したがって、例えばチャージ管21および底蓋23を原料リチャージ時よりも上方に引き上げてから原料融解工程を行ってもよい。例えば、底蓋23が開いている状態のまま底蓋23を熱遮蔽体16の下端の高さに合わせることにより、石英ルツボ12内のシリコン原料の保温性をさらに高めることができる。
このように、原料融解工程では底蓋23をメルト蓋として用いることで石英ルツボ12内の保温性が高まるので、ヒーター15によるシリコン原料Sの加熱効率を高めることができ、原料融解時の消費電力を抑えることができる。また、底蓋23の内側底面を構成するコーン部23aが石英製であるのに対し、底蓋23の外側側面を構成する底板部23bがコーン部23aよりも耐熱性が高い材料からなるので、コーン部23aの過熱を抑えることができる。したがって、底蓋23をリチャージ装置20の単なる蓋としてのみならずメルト蓋として用いることができると共に、コーン部23aが熱変形したりコーン部23aの表面に残留するシリコン微粉が融解して固着することにより底蓋23の閉まり具合が悪化したりする事態を防止することができる。
図7(a)〜(c)は、リチャージ原料1投分の電力消費のシミュレーション結果を示すグラフであり、横軸は時間(hr)、縦軸はトータルの電力(kW)をそれぞれ示している。なおこのシミュレーションはシミュレーションソフト「CGSim」を用いて行ったものである。
図7(a)に示すように、リチャージ装置およびメルト蓋をまったく用いない場合、単位時間(1hr)当たりの電力消費量は220kWであり、5時間の総電力消費量(積算値)は1100kWとなる。
また図7(b)に示すように、従来のリチャージ装置およびメルト蓋を交換して用いる場合、リチャージ装置をメルト蓋に交換する際の段取りロスが1.5hr発生し、この期間中は電力削減効果が得られない。しかし、メルト蓋に交換した後は電力の削減が可能となり、5時間の総電力消費量(積算値)は1015kWとなる。すなわち、リチャージ装置およびメルト蓋をまったく用いない場合に比べてトータルで約9%の電力削減効果を見込むことができる。
一方、図7(c)に示すように、本発明によるリチャージ装置を用いてリチャージ装置からメルト蓋への交換作業を不要にした場合には、段取りロスがなくなることにより1.5hr分の電力削減効果が得られる。そして原料投入後にリチャージ装置20の底蓋23がメルト蓋の役割を果たすことから、5時間の総電力消費量(積算値)は974kWとなる。すなわち、リチャージ装置およびメルト蓋をまったく用いない場合に比べてトータルで13%の電力削減効果を見込むことができ、リチャージ装置からメルト蓋に交換する場合に比べて4%の電力削減効果を見込むことができる。リチャージ回数が4回であれば6hr分の段取りロスがなくなることから、リチャージ回数が増加するほどその効果は顕著である。
図8(a)〜(d)は、リチャージ装置20の底蓋23の構造のバリエーションを示す断面図である。
図8(a)に示す底蓋23は、図2でも示した中空構造を有しており、コーン部23aと底板部23bとに囲まれた底蓋23の中空部23eが空洞を構成している。なお底蓋23の中空部23eとは、底蓋23の内部のうちシャフト24のヘッド部24a(図2参照)の上下方向の可動スペースを除いた領域である。コーン部23aは石英ガラスからなり、その上端部にはヘッド部24aを係合させるための貫通孔23cが設けられている。底板部23bはコーン部23aよりも耐熱性が高い黒鉛、モリブデンまたはタングステンなどの材料からなる。そのため、コーン部23aを熱から保護することができる。
図8(b)に示すように、底蓋23の中空部23eには断熱材として炭素繊維23fが充填されていてもよい。中空部23eに炭素繊維23fを充填することによりコーン部23aの温度を下げることができる。断熱材として炭素繊維以外の他の材料を用いてもよく、底板部23bと同一の材料の場合、底板部23bと断熱材とが一体化されていてもよい。例えば、底板部23bが黒鉛であるとき、充填材は黒鉛であってもよく、モリブデンやタングステンであってもよい。また底板部がモリブデンであるとき、断熱材はモリブデンであってもよく、黒鉛やタングステンであってもよい。
図8(c)に示すように、底蓋23の中空部23eには断熱材料層23gと空気層23hとが交互に積層された多層構造体を設けてもよい。この場合、断熱材料層23gの材料は例えば、黒鉛、モリブデンまたはタングステンである。この構成によれば、底板部23bとコーン部23aの両方の温度を下げることができる。
図8(d)に示すように、底蓋23の中空部23eには二種類の断熱材料層23g,23iが交互に積層された多層構造体を設けてもよい。一方の断熱材料層23gの材料は例えば黒鉛であり、他方の断熱材料層23iの材料はモリブデンまたはタングステンである。この構成によれば、図8(c)に示した構造と同様に底板部23bとコーン部23aの両方の温度を下げることができる。
以上説明したように、本実施形態によるリチャージ装置20は、チャージ管21の下端開口部を開閉する底蓋23が石英製のコーン部23aとコーン部23aの底部に取り付けられた耐熱性が高い底板部23bとで構成されているので、チャージ管21内に収容されたシリコン原料の汚染防止と取り出しやすさを確保しながら、底蓋23の耐熱性を高めることができる。したがって、底蓋23を原料融解時のメルト蓋として使用することができる。
また、本実施形態によるシリコン原料の融解方法は、上記リチャージ装置20を用いて石英ルツボ12内にシリコン原料をリチャージした後、リチャージ原料の融解工程においてリチャージ装置20の底蓋23をメルト蓋として使用しながら原料を加熱するので、リチャージ装置からメルト蓋への段取り替え(真空開放、リチャージ装置取り外し、メルト蓋取り付けおよび真空引き)に要する時間および消費電力のロスを削減することができる。したがって、原料の加熱効率を高めて消費電力を削減することができ、原料融解時間を短縮することもできる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、フランジ部材22がプルチャンバー10b内の係止片10eと係合することでチャージ管21の降下が制限され、この状態でシャフト14をさらに降下させることで底蓋23を開く機構としたが、底蓋23の開閉機構は特に限定されず、種々の構造を採用することができる。
リチャージ装置の底蓋を使用したシリコン原料融解工程において、底蓋の構造の違いが投入電力にどのような影響を与えるかをシミュレーションにより評価した。シミュレーションには上述のシミュレーションソフト「CGSim」を用いた。評価対象となる底蓋の構造は以下の通りである。
まず比較例1はメルト蓋をまったく用いない場合である。比較例2の底蓋は、底蓋のコーン部および底板部が黒鉛からなり、底蓋内部に繊維断熱材が充填されたものである。つまりこの底蓋はパーツ全体が黒鉛製である。
また、実施例1〜6はいずれも、底蓋のコーン部が石英ガラスからなるが、底蓋の底板部または底蓋内部の構造が互いに異なるものである。例えば実施例1および2の底板部は黒鉛製であり、実施例3〜6の底板部はモリブデン製である。また実施例1および3の底蓋内部は空洞(充填材料無し)であり、実施例2および4の底蓋内部には繊維断熱材が充填されている。また実施例5の底蓋内部はモリブデン板と空気層とを交互に積層してなる多層構造体からなり、実施例6の底蓋内部はモリブデン板と黒鉛板とを交互に積層してなる多層構造体からなる。
シミュレーションでは、図1に示したシリコン単結晶製造装置内にリチャージ装置を設置し、石英ルツボ内に480kgのシリコン原料をチャージした。また炉内圧を40Torr、アルゴンガス流量を250ml/minとし、ガスの流れを層流モデルに設定した。温度のコントロールポイントとしては融液表面中心から1mm下方にシリコンの融点1412℃を設定した。そしてこのような条件下でヒーターのパワーを上げて原料を融解するために必要な電力を求めた。その結果を表1に示す。
表1から明らかなように、比較例1では石英ルツボ内の原料を融解するために必要な電力が112.5kWであったのに対し、比較例2では80.4kWであり、約30%もの電力削減効果があることが確認できた。しかし、比較例2では底蓋全体が黒鉛製であるため実用上の問題がある。
実施例1〜6においても、比較例2と同様に電力の低減効果を確認することができた。このうち、実施例1、2、3、4の電力はそれぞれ81.4kW、79.7kW、80.3kWおよび79.6kWであり、いずれも比較例2と同レベルの電力削減効果であった。これに対し、実施例5の電力は74.3kW、また実施例6の電力は72.5kWであり、底蓋内部が多層構造の場合には実施例1〜4よりもさらに保温性が高められ、これにより高い電力削減効果があることが分かった。
1 シリコン単結晶製造装置
2 シリコン単結晶
3 シリコン融液
10 チャンバー
10a メインチャンバー
10b プルチャンバー
10c ガス導入口
10d ガス排気口
10e 係止片
11 断熱材
12 石英ルツボ
13 黒鉛ルツボ
14 シャフト
15 ヒーター
16 熱遮蔽体
16a 開口部
17 ワイヤー
18 ワイヤー巻き取り機構
19 シャフト駆動機構
20 リチャージ装置
21 チャージ管
21a チャージ管の上端開口部
21b チャージ管の下端開口部
22 フランジ部材
22a フランジ部材の貫通孔
23 底蓋
23a コーン部
23b 底板部
23c コーン部の貫通孔
23e 中空部
23f 炭素繊維
23g 断熱材料層
23h 空気層
23i 断熱材料層
24 シャフト
24a シャフトのヘッド部
25 ガイド管
S シリコン原料

Claims (6)

  1. リチャージ装置を用いたシリコン原料の融解方法であって、
    前記リチャージ装置は、
    シリコン原料を収容するチャージ管と、
    前記チャージ管の下端開口部を開閉する底蓋と、
    前記底蓋を昇降可能に支持するシャフトとを有し、
    前記底蓋は、石英ガラスからなり、前記チャージ管の内側底面を構成する円錐形状のコーン部と、前記コーン部よりも耐熱性が高い材料からなり、前記チャージ管の外側底面を構成する平坦な底板部とを含み、
    前記融解方法は、
    シリコン原料が収容された前記リチャージ装置をチャンバー内の石英ルツボの上方に配置する工程と、
    前記リチャージ装置の前記チャージ管の前記下端開口部を閉塞する前記底蓋を降下させて前記下端開口部を開放し、前記チャージ管内の前記シリコン原料を落下させて、前記石英ルツボ内に前記シリコン原料をリチャージする工程と、
    前記リチャージ装置が前記チャンバー内に設置され且つ前記底蓋を降下させた状態のまま前記石英ルツボ内の前記シリコン原料をヒーターで加熱して融解する工程とを備えることを特徴とするシリコン原料の融解方法。
  2. 前記底板部は、黒鉛、タングステンおよびモリブデンから選ばれた少なくとも一つの材料を含む、請求項1に記載のシリコン原料の融解方法
  3. 前記コーン部と前記底板部とに囲まれた前記底蓋の内部は空洞である、請求項1または2に記載のシリコン原料の融解方法
  4. 前記コーン部と前記底板部とに囲まれた前記底蓋の内部には炭素繊維が充填されている、請求項1または2に記載のシリコン原料の融解方法
  5. 前記コーン部と前記底板部とに囲まれた前記底蓋の内部には断熱材料層と空洞層とが交互に積層された多層構造体が設けられており、
    前記断熱材料層は、黒鉛、タングステンおよびモリブデンから選ばれた少なくとも一つの材料を含む、請求項1または2に記載のシリコン原料の融解方法
  6. 前記コーン部と前記底板部とに囲まれた前記底蓋の内部には第1の断熱材料層と第2の断熱材料層とが交互に積層された多層構造体が設けられており、
    前記第1の断熱材料層は、黒鉛、タングステンおよびモリブデンから選ばれた少なくとも一つの材料を含み、
    前記第2の断熱材料層は炭素繊維からなる、請求項1または2に記載のシリコン原料の融解方法
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