JP2004537478A - 4/5面体の包装容器 - Google Patents
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Abstract
本発明の包装容器は、少なくとも一つの三角面と、前記三角面の頂点からまっすぐに延長して形成した接合部、および前記三角面の頂点の周りの部位を折って形成した開封部を包含する。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は一字形の接合部を持つ4/5面体の包装容器に関し、より詳しくは容易に開封できる開封部を有する4/5面体の包装容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の包装容器を開封する為には、容器の上端の一部を鋏などを用いて切って開封しなければならない。従って、容器の開封時毎に別途の道具を準備するなどの不便があった。
【0003】
このような不便を解消するために、四角/六面体の容器において、容器を簡単に開封することができる構造が提供されている。しかしながら、このような簡単な開封構造は四面体または五面体の容器には適用されない問題点がある。
【発明の開示】
【0004】
従って、本発明は前記のような従来技術の問題点を解消するためのものである。本発明は、容易な開封構造を持つ四面体または五面体の容器を提供することを目的としている。
【0005】
前記の目的を実現するために、本発明は、少なくとも一つの三角面と;前記三角面の頂点からまっすぐに延長して形成した接合部;および前記三角面の頂点の周りの部位を折って形成した開封部を包含する包装容器を提供する。
【0006】
望ましくは、前記開封部は、前記頂点に最も近い三角面の両辺部位が第1および第2折れ線によって容器の内側に三角形に折られて形成される。
【0007】
望ましくは、前記開封部は、その開閉作用の増進のために、前記第1折れ線の間に折られた三角形内に第3折れ線をさらに形成することができる。
【0008】
望ましくは、前記第2折れ線の両外側の部位に第4折れ線を形成することができる。
【0009】
望ましくは、前記第1〜第4折れ線の各々の端部を水平に連結する第5折れ線を形成することができる。
【0010】
前記開封部の折れる部分と接合部に相當する部分が重なる部分は接着剤で塗布される。
【0011】
前記開封部の容易な開封のために、前記重なる部分に截取線を形成する。
【0012】
前記容器は、3角4面体または5面体で形成される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施の形態により詳細に説明する。
【0014】
本発明の包装容器に用いられる素材は、紙、合成およびアルミニウムフォイルになる群から選択された物質である。
【0015】
図1は、本発明の実施の形態1に従う三角四面体の容器を示している。
【0016】
図1に示した通り、本発明の容器は四つの三角面102A、102B、102C、102Dからなる四面体になっている。
【0017】
前記容器は、相互に垂直に配置される一字形の上下接合部105、105’を有している。この一字形の上下接合部の中の一つには本発明の特徴である開封部が提供される。すなわち、本発明の開封部107は、ある一つの三角面102A、102B、102C、102Dの両辺が合う頂点と一つの接合部105、105’が合う部位に提供されることである。
【0018】
より詳しく説明すると、前記頂点の周りが第1および第2折れ線7、8によって内側に三角形の形態に折れることである。
【0019】
そして、前記開封部107は、折られた三角形の両端を水平に連結する水平折れ線9をさらに形成することができる。前記折れ線7、8は、前記水平折れ線9の両端から形成されて、一つの点に集まって三角形の形態になることである。前記開封部107は、中心折れ線11をさらに形成し、前記折れ線11は前記折れ線9の中心を前記折れ線8の集点に連結する。また、前記折れ線7の両外側の部位に外側折れ線10をさらに形成することができる。
【0020】
また、前記接合部に相當する前記開封部17の部位には接着剤を塗布して接着部Sとした(図2参照)。
【0021】
このような開封部を有する包装容器の開封方法を説明すると次の通りである。
【0022】
図1の状態において、前記接着部S(開封される)を折れ線7を基準にして開けると、接着部は分離される。このような状態で、折れ線7を外向に押すと、図2のように、折れ線8、9によって流出口12が形成される。
【0023】
このような状態で、前記開封部を再に閉じるためには、前記折れ線7により定義される、開けた前面“A”部位を前記折れ線8を基準にして折れるように内側に押すと、図1のように流出口12が再に密閉になる。
【0024】
図4は、本発明の実施の形態2に従う五面体の容器を図示している。この実施の形態の開封部は実施の形態1の開封部と類似である。
【0025】
この実施の形態の容器は、まっすぐに縫合された上面208と、直四角形状の底面202と、逆菱形の前面204および背面206、そして前記前面204および背面206を連結する三角形の側面210、212になっている。
【0026】
この実施の形態の開封部214は、縫合上面208の上で一つの三角形の側面210、212と前面204および背面206になる頂点の周りに形成される。
【0027】
この実施の形態において、前記開封部214に截取線216を形成した。これは、開封部が非常に強く接合される場合、開封部が容易に開封されない場合があるためである。この場合には、前記截取線216を截取した後、用いると大丈夫である。
【0028】
以上、本発明を望ましい実施の形態により詳細に説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、当業者に自明な変更または改善は本発明の特許請求の範囲に記載された発明の範囲に属することは自明である。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明の容器は以上の詳細の通り、使用者が飲料を吸うまたは分配することができるように、乳とジュースのような飲料の貯蔵に適用できる。また本発明の容器は、洗剤または油のような産業用溶液を零しなく容易に排出するようにこせいらせた貯蔵容器として適用ができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施の形態1に従う四面体容器を示す斜視図である。
【図2】本発明の四面体容器の開封過程図である。
【図3】本発明の四面体容器の開封された状態図である。
【図4】本発明の実施の形態2に従う五面体容器を示す斜視図である。
【図5】本発明の五面体容器の開封された状態図である。
【0001】
本発明は一字形の接合部を持つ4/5面体の包装容器に関し、より詳しくは容易に開封できる開封部を有する4/5面体の包装容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の包装容器を開封する為には、容器の上端の一部を鋏などを用いて切って開封しなければならない。従って、容器の開封時毎に別途の道具を準備するなどの不便があった。
【0003】
このような不便を解消するために、四角/六面体の容器において、容器を簡単に開封することができる構造が提供されている。しかしながら、このような簡単な開封構造は四面体または五面体の容器には適用されない問題点がある。
【発明の開示】
【0004】
従って、本発明は前記のような従来技術の問題点を解消するためのものである。本発明は、容易な開封構造を持つ四面体または五面体の容器を提供することを目的としている。
【0005】
前記の目的を実現するために、本発明は、少なくとも一つの三角面と;前記三角面の頂点からまっすぐに延長して形成した接合部;および前記三角面の頂点の周りの部位を折って形成した開封部を包含する包装容器を提供する。
【0006】
望ましくは、前記開封部は、前記頂点に最も近い三角面の両辺部位が第1および第2折れ線によって容器の内側に三角形に折られて形成される。
【0007】
望ましくは、前記開封部は、その開閉作用の増進のために、前記第1折れ線の間に折られた三角形内に第3折れ線をさらに形成することができる。
【0008】
望ましくは、前記第2折れ線の両外側の部位に第4折れ線を形成することができる。
【0009】
望ましくは、前記第1〜第4折れ線の各々の端部を水平に連結する第5折れ線を形成することができる。
【0010】
前記開封部の折れる部分と接合部に相當する部分が重なる部分は接着剤で塗布される。
【0011】
前記開封部の容易な開封のために、前記重なる部分に截取線を形成する。
【0012】
前記容器は、3角4面体または5面体で形成される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施の形態により詳細に説明する。
【0014】
本発明の包装容器に用いられる素材は、紙、合成およびアルミニウムフォイルになる群から選択された物質である。
【0015】
図1は、本発明の実施の形態1に従う三角四面体の容器を示している。
【0016】
図1に示した通り、本発明の容器は四つの三角面102A、102B、102C、102Dからなる四面体になっている。
【0017】
前記容器は、相互に垂直に配置される一字形の上下接合部105、105’を有している。この一字形の上下接合部の中の一つには本発明の特徴である開封部が提供される。すなわち、本発明の開封部107は、ある一つの三角面102A、102B、102C、102Dの両辺が合う頂点と一つの接合部105、105’が合う部位に提供されることである。
【0018】
より詳しく説明すると、前記頂点の周りが第1および第2折れ線7、8によって内側に三角形の形態に折れることである。
【0019】
そして、前記開封部107は、折られた三角形の両端を水平に連結する水平折れ線9をさらに形成することができる。前記折れ線7、8は、前記水平折れ線9の両端から形成されて、一つの点に集まって三角形の形態になることである。前記開封部107は、中心折れ線11をさらに形成し、前記折れ線11は前記折れ線9の中心を前記折れ線8の集点に連結する。また、前記折れ線7の両外側の部位に外側折れ線10をさらに形成することができる。
【0020】
また、前記接合部に相當する前記開封部17の部位には接着剤を塗布して接着部Sとした(図2参照)。
【0021】
このような開封部を有する包装容器の開封方法を説明すると次の通りである。
【0022】
図1の状態において、前記接着部S(開封される)を折れ線7を基準にして開けると、接着部は分離される。このような状態で、折れ線7を外向に押すと、図2のように、折れ線8、9によって流出口12が形成される。
【0023】
このような状態で、前記開封部を再に閉じるためには、前記折れ線7により定義される、開けた前面“A”部位を前記折れ線8を基準にして折れるように内側に押すと、図1のように流出口12が再に密閉になる。
【0024】
図4は、本発明の実施の形態2に従う五面体の容器を図示している。この実施の形態の開封部は実施の形態1の開封部と類似である。
【0025】
この実施の形態の容器は、まっすぐに縫合された上面208と、直四角形状の底面202と、逆菱形の前面204および背面206、そして前記前面204および背面206を連結する三角形の側面210、212になっている。
【0026】
この実施の形態の開封部214は、縫合上面208の上で一つの三角形の側面210、212と前面204および背面206になる頂点の周りに形成される。
【0027】
この実施の形態において、前記開封部214に截取線216を形成した。これは、開封部が非常に強く接合される場合、開封部が容易に開封されない場合があるためである。この場合には、前記截取線216を截取した後、用いると大丈夫である。
【0028】
以上、本発明を望ましい実施の形態により詳細に説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、当業者に自明な変更または改善は本発明の特許請求の範囲に記載された発明の範囲に属することは自明である。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明の容器は以上の詳細の通り、使用者が飲料を吸うまたは分配することができるように、乳とジュースのような飲料の貯蔵に適用できる。また本発明の容器は、洗剤または油のような産業用溶液を零しなく容易に排出するようにこせいらせた貯蔵容器として適用ができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施の形態1に従う四面体容器を示す斜視図である。
【図2】本発明の四面体容器の開封過程図である。
【図3】本発明の四面体容器の開封された状態図である。
【図4】本発明の実施の形態2に従う五面体容器を示す斜視図である。
【図5】本発明の五面体容器の開封された状態図である。
Claims (9)
- 少なくとも一つの三角面と;
前記三角面の頂点からまっすぐに延長して形成した接合部;および
前記三角面の頂点の周りの部位を折って形成した開封部を包含する包装容器。 - 前記開封部は、前記頂点に最も近い三角面の両辺部位が第1および第2折れ線によって容器の内側に三角形に折られて形成されることを特徴とする請求項1記載の包装容器。
- 前記開封部は、その開閉作用の増進のために、前記第1折れ線の間に折られた三角形内に第3折れ線をさらに形成することを特徴とする請求項2記載の包装容器。
- 前記第2折れ線の両外側の部位に第4折れ線を形成することを特徴とする請求項2記載の包装容器。
- 前記第1ないし第4折れ線の各々の端部を水平に連結する第5折れ線を形成することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の包装容器。
- 前記開封部の折れる部分と接合部に相當する部分が重なる部分を接着剤で塗布することを特徴とする請求項1記載の包装容器。
- 前記開封部の容易な開封のために、前記重なる部分に截取線を形成することを特徴とする請求項1記載の包装容器。
- 前記容器は、三角四面体になることを特徴とする請求項1記載の包装容器。
- 前記容器は、五面体になることを特徴とする請求項1記載の包装容器。
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KR1020010048120A KR20010098998A (ko) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 단부가 일자 방식으로 봉합되는 포장용기의 개봉구조 |
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