JP2004535770A - シリカゲルを含む動物の寝ワラ組成物およびその方法 - Google Patents

シリカゲルを含む動物の寝ワラ組成物およびその方法 Download PDF

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Abstract

粘土のような吸収剤材料とシリカゲルとの混合物を含んでなる動物用寝ワラ組成物が開示される。この寝ワラ組成物は、液状排泄物を効果的に吸収し、臭気を制御する。また、寝ワラ組成物の製造および使用方法も開示される。

Description

【0001】
発明の背景
(1) 発明の分野
本発明は、一般的には動物用寝ワラ組成物、およびその方法に関し、更に詳細には、シリカゲルと吸収剤材料を含む新規な動物用寝ワラ組成物、およびその方法に関する。これらの新組成物は、水分および望ましくない臭気を吸着するものとして特徴づけることができる。
【0002】
(2) 関連技術の説明
多数の吸収剤物質(absorbant substances)は、再生新聞紙、紙スラッジ、トウモロコシ穂軸顆粒、コメの籾殻、落花生の殻、ヒマワリの外殻、アルファルファ、シーダー、鋸屑、および他の有機植物材料から製造した寝ワラなどの動物用寝ワラとして働くことができるが、粘土はペット用トイレ(litter−box)充填剤の目的で最も一般的に用いられる材料である。用いられる典型的な粘土は、カルシウムおよびナトリウムモンモリロナイト(ナトリウムベントナイトを包含する)、アタパルガイト、カオリン、およびオパールクレー混合物である。これらはいずれも、動物の尿を吸収し、糞便排泄物の隠蔽および臭気の減少を助ける。
【0003】
二種類の粘土が、動物用寝ワラとして用いられてきた。ナトリウムベントナイトのようなゲル化粘土は、動物の尿と接触したとき凝集塊を形成するので、集めて、臭気の形成を防止することができる。これらは凝集性寝ワラと呼ばれており、全寝ワラ売り上げの半分以上を占める人気を博している。ゲル化しない粘土から製造した寝ワラは非凝集性寝ワラと呼ばれることがあり、尿を吸収するが、固形の糞便物質しか集めることができない。非凝集性寝ワラは長持ちせず、臭気が強くなりすぎたときに新鮮な材料と完全に交換される。このことは、粘土以外の材料で作られた寝ワラについても真実である。
【0004】
粘土、および動物用寝ワラに用いられる他のほとんどの材料の1つの不都合な点は、臭気が寝ワラ材料によって効果的に抑制されないことである。動物の尿および糞便物質から生成した臭気としては、アンモニア並びに様々な有機硫黄物質が挙げられる。動物の排泄物に関連したこれらの典型的な臭気のあるガスは粘土寝ワラ材料には吸収されないが、表面に吸着する。結果として、臭気のあるガスが空気中に再度揮発して、不快な臭気の問題を引き起こす。
【0005】
寝ワラから発散する臭気を少なくするために、様々な方法が試みられてきた。一つのこのような方法では、芳香剤を用いて、臭気を遮断してきた。Murray et al.の米国特許第4,020,156号明細書には、ペットの寝ワラの悪臭を抑制するための薬剤としての芳香剤放出結晶ビーズが開示されている。Frazierの米国特許第4,085,704号明細書には、香料、フレーバー、芳香剤またはエッセンスオイルのような臭気抑制剤を含浸させ吸収剤である寝ワラ材料と混合するためのビヒクルが開示されている。第’704号特許明細書には、臭気抑制剤用の1つの可能なキャリヤーとしてシリカゲルを用いることが開示されているが、この文献には臭気抑制剤が含まれていない場合のシリカゲルまたは任意の他のキャリヤー物質の使用は開示も示唆もされておらず、またこの文献は臭気抑制剤のビヒクル以外にはキャリヤー物質の使用が全く示唆されていなかった。それに関しては、粘土寝ワラなど多くの物質が臭気物質を吸収することによって少なくとも幾らかの臭気抑制活性に寄与することができるが、キャリヤーに臭気抑制剤を予め含浸させると、キャリヤーが動物の尿や糞便から臭気物質を吸収する重要な活性を有することが妨げられてしまうと思われる。従って、臭気マスキング剤の使用は有益ではあるが、その有効性は臭気を除去するよりはむしろ臭気を遮断するように働くために限定的である。
【0006】
他の文献では、臭気を生じる微生物を抑制する目的で殺菌剤を用いている。例えば、米国特許第4,607,594号明細書には、寝ワラ組成物に第四アミン殺菌剤の使用が開示されている。Lowe et al.の米国特許第4,930,443号明細書には、細菌および真菌増殖抑制剤であるポリビニルピロリドンヨウ素錯体であって、水に溶解して寝ワラに噴霧するものを含む動物用寝ワラが開示されている。更に、様々な化学薬品も、臭気を生じる物質と反応させる目的で用いられている。Thackerの米国特許第4,607,594号明細書では、炭酸塩、重炭酸塩、またはリン酸水素塩のような緩衝剤を用いる動物用寝ワラが開示されている。Michaelの米国特許第5,005,520号明細書には、動物用寝ワラでの過ホウ酸ナトリウムのような酸化性添加剤の使用が開示されている。同様に、Reddy et al.には、粘土のペット寝ワラにウレアーゼ陰性菌を添加してウレアーゼ陽性菌の増殖を抑制し、これによってアンモニアや他の不快臭の形成を遅らせることが開示されている(米国特許第5,507,250号および第5,634,4310号明細書)。しかしながら、これらの方法のいずれも、動物の排泄物を含む動物用寝ワラからの臭気物質の発生の防止には有効ではなかった。
【0007】
もう一つの方法では、臭気ガスに吸収作用を示す物質から動物用寝ワラを製造することができる。例えば、Woo et al.の米国特許第6,106,738 号明細書では、シクロデキストリン溶液をネコの寝ワラに噴霧して、悪臭を吸収することが開示されている。同様に、ゼオライトがネコの寝ワラに用いられて、臭気ガスを吸収している。100%ゼオライトのネコの寝ワラは、現在米国で発売されている。あるいは、ゼオライトを粘土寝ワラに加えて、臭気を抑制することができる。例えば、Goldstein et al.の米国特許第4,437,429号明細書では、動物用寝ワラの粘土成分にゼオライトを添加して、寝ワラからの臭気を抑制することが開示されている。しかしながら、ゼオライトは粘土よりかなり高価であり、結果的には、ゼオライト製の寝ワラは粘土寝ワラより費用がかかる傾向がある。
【0008】
エアーフィルターリング装置では、有機分子種による臭気を除去する目的で多数の物質が用いられてきている。これらの物質の中で、シリカゲルは、空気から臭気を除去するための固形吸着剤として用いられている(例えば、米国特許第4,795,482号、第4,604,110号、第4,534,775号および第4,517,308号明細書を参照)。これに関して、シリカゲルは、ペット用トイレ組立体のエアーフィルター成分に使用して望ましくない臭気を除去するための1つの可能な臭気吸収材料として挙げられている。例えば、Miksitzの米国特許第5,044,325号明細書には、ペット用トイレトレーおよびハウジングと、臭気吸収フィルター組立体に連結した排気ファンとを含み、空気を脱臭した後に空気をペット用トイレから排出する動物用ペット用トイレが開示されている。
【0009】
近年、シリカゲルはペット用トイレ充填剤として用いられてきている(米国特許第5,970,915号明細書参照)。用いられるシリカゲルはマクロ細孔性(macroporous)シリカゲルであって、尿から水分を吸収する上に臭気を効果的に除去することが報告されているものであった。シリカゲルを動物用寝ワラとして使用する際の重要な問題点は、シリカゲルが粘土ペット用トイレ充填剤よりかなりコスト高であることである。100%シリカゲルが臭気を吸収するための寝ワラとして用いられてきているが、シリカゲルは粘土寝ワラと組み合わせた寝ワラ組成物の一成分としては用いられたことはなく、これは、シリカゲルは粘土寝ワラと混合したとき効果的な臭気抑制剤として作用することができることがこれまでは理解されていなかったからである。従って、液状の動物の排泄物を吸収する他に臭気を抑制する新規な動物用寝ワラ組成物が引き続き求められている。
【0010】
発明の概要
従って、本発明者らは、シリカゲルを動物用寝ワラ組成物の吸収剤材料、好ましくは粘土と組み合わせることができることを見出すことに成功した。意外なことには、シリカゲルを含む動物用寝ワラ組成物は、臭気の抑制に有効である。
【0011】
例えば、一態様では、本発明は、吸収剤材料とシリカゲルとの混合物を含んでなる動物用寝ワラ組成物に関する。シリカゲルは、組成物中の臭気を抑制するのに有効な量で組成物に含まれる。臭気を抑制するとは、動物が寝ワラを使用したときに寝ワラから発散する検出可能な臭気物質の量を少なくすることを意味する。好ましくは、シリカゲルはC型シリカゲルである。シリカゲルは、組成物中に、好ましくは約5% − 約50%(w/w)の量で含まれる。組成物の割合に関する「w/w」とは、組成物の成分の量が、その成分の重量を組成物の総重量で割った比に100をかけてパーセント値を得たものとして計算される。本明細書で用いられる「約」という用語は、指示した値より10%大きいおよび小さい値の範囲を指示するものと解釈される。例えば、約5%は、4.5% − 5.5%の値の範囲を包含するものと解釈される。
【0012】
好ましくは、シリカゲルは、粒子の形態をしている。シリカゲル粒子の平均細孔径は、好ましくは、約8nm − 約10nmである。
【0013】
動物用寝ワラ組成物の吸収剤材料は、好ましくは粘土である。本発明の粘土は、好ましくはスメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、およびそれらの混合物からなる群から選択される。スメクタイトは、カルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである。動物用寝ワラ組成物中の粘土の量は、好ましくは約50% − 約95%(w/w)である。動物用寝ワラ組成物のシリカゲルおよび粘土成分は両方とも類似した平均粒度および形状の粒子状であって、調製および取扱時に分離が起こらないようになっており、すなわち、より密度の高い粘土粒子が組成物の底に沈降しにくく、および/または密度の低いシリカゲル粒子が組成物の上部に上昇しにくくなっている。従って、粘土粒子は、好ましくは平均粒度および形状がシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似しており、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止する。好ましくは、粘土粒子の平均粒度は、シリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいかまたは小さいだけである。好ましくは、粘土の少なくとも90%(w/w)は、直径が約0.6mm − 約3.4mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)は、直径が約1mm − 約5mmのシリカゲル粒子を含んでなる。
【0014】
この態様のある側面では、組成物は、好ましくは香料、芳香剤またはエッセンシャルオイルである臭気マスキング剤を更に含んでなることができる。臭気マスキング剤は、シリカゲルであることがあるキャリヤーに配合することができるが、臭気マスキング剤が含まれており且つシリカゲルをキャリヤーとして用いるときには、組成物のシリカゲル成分の少なくとも幾らかは吸着した臭気マスキング剤を持たず、臭気抑制機能を示す。
【0015】
もう一つの態様では、本発明は、顆粒状組成物に関する。この組成物は、粘土とシリカゲルを含んでなる。シリカゲルは、臭気マスキング剤を含浸していない。結果として、シリカゲルは、組成物で臭気抑制機能を行うことができる。シリカゲルは、好ましくはC型シリカゲルであり、組成物は、好ましくは約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルを含んでなる。シリカゲルは、好ましくは平均細孔径が約8nm − 約10nmの粒子状である。
【0016】
好ましくは、吸収剤材料は、スメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、またはそれらの混合物のような粘土でよいが、これらに限定されない。スメクタイトは、好ましくはカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである。組成物は、好ましくは約50% − 約95%(w/w)の粘土を含んでなる。粘土とシリカゲルは、いずれも粒子状である。粘土粒子は、好ましくは平均粒度および形状がシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似しており、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止する。好ましくは、粘土粒子の平均粒度は、シリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいかまたは小さいだけである。好ましくは、粘土の少なくとも90%(w/w)は、直径が約0.6mm − 約3.4mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)は、直径が約1mm − 約5mmのシリカゲル粒子を含んでなる。
【0017】
この態様のある種の側面では、組成物は、好ましくは香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである臭気マスキング剤を含んでなる。臭気マスキング剤は、シリカゲルでよいキャリヤーに配合することができるが、臭気マスキング剤が含まれており且つシリカゲルがキャリヤーとして用いられるときには、組成物のシリカゲル成分の少なくとも幾らかは吸着した臭気マスキング剤を持たず、臭気抑制機能を示す。
【0018】
本発明のもう一つの態様は、吸収剤材料およびシリカゲルを含んでなる動物用寝ワラ組成物に関する。シリカゲルは、組成物の臭気を抑制する目的で選択された量で存在する。臭気を抑制する目的で選択されているシリカゲルという表示は、シリカゲルがその臭気抑制作用の発揮に基づいて組成物に配合されていることを意味しようとするものである。このような選択は、全部または一部が、組成物中のシリカゲルが臭気抑制作用を示すことを決定することから構成されていることがある。
【0019】
シリカゲルは好ましくはC型シリカゲルであり、組成物は好ましくは約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルを含んでなる。シリカゲルは、好ましくは平均細孔径が約8nm − 約10nmの粒子状である。
【0020】
吸収剤材料は、好ましくはスメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、またはそれらの混合物でよい粘土であるが、これらに限定されない。スメクタイトは、好ましくはカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである。組成物は、好ましくは約50% − 約95%(w/w)の粘土を含んでなる。粘土とシリカゲルは、いずれも粒子状である。粘土粒子は、好ましくは平均粒度および形状がシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似しており、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止する。好ましくは、粘土粒子の平均粒度は、シリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいかまたは小さいだけである。好ましくは、粘土の少なくとも90%(w/w)は、直径が約0.6mm − 約3.4mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)は、直径が約1mm − 約5mmのシリカゲル粒子を含んでなる。
【0021】
この態様のある種の側面では、組成物は、好ましくは香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである臭気マスキング剤を更に含んでなることもできる。臭気マスキング剤はシリカゲルでよいキャリヤーに配合することができるが、臭気マスキング剤が含まれており且つシリカゲルがキャリヤーとして用いられるときには、組成物のシリカゲル成分の少なくとも幾らかは吸着した臭気マスキング剤を持たず、臭気抑制作用を示す。あるいは、組成物に含まれるシリカゲルの総てを部分的に臭気マスキング剤で含浸することができるが、シリカゲルはやはり臭気マスキング剤のキャリヤーであることの他に臭気抑制作用を示す。更に、この態様の総ての側面において、シリカゲルは、全部または一部が、シリカゲルが臭気マスキング剤のキャリヤーとして作用する追加的機能をも示すまたは示さないに関わらず、シリカゲルが臭気抑制作用を示すことに基づいて選択される。
【0022】
本発明のもう一つの態様は、キットに関する。このキットは、シリカゲルと、動物用寝ワラ組成物の臭気の抑制に有効な量でシリカゲルを組成物に添加するための使用説明書とを含んでなる。このキットの成分は、容器に包装される。使用説明書は使用説明書マニュアル、同封したパンフレットまたは製品挿入物、包装容器上に印刷した使用説明書、またはキットのシリカゲル成分に添付してある文書になった使用説明書の任意の形態であることができる。好ましくは、シリカゲルは、平均細孔径が約8 nm − 約10nmの粒子を含んでなるC型シリカゲルである。使用説明書は、シリカゲルを動物用寝ワラ組成物に加えるべきことを示唆している。動物用寝ワラ組成物に加えるシリカゲルの量は、約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルの量であると指示することができる。好ましくは、使用説明書は、シリカゲルを粘土動物用寝ワラ組成物に添加することを要求している。別態様では、キットは、シリカゲル、吸収剤材料、およびシリカゲルを吸収剤材料と混合するための使用説明書を含んでなることができる。好ましくは、粘土は、スメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、およびそれらの混合物からなる群から選択される。スメクタイトは、好ましくはカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである。好ましくは、使用説明書は、シリカゲルを約50% − 約95%(w/w)の粘土に加えるべきことを指示している。この態様のある側面では、粘土とシリカゲルは、いずれも同様な平均粒度および形状の粒子状である。好ましくは、粘土粒子の平均粒度は、シリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいまたは小さいだけである。粘土の少なくとも90%(w/w)は、直径が約3.4mm − 約0.6mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)は、直径が約5mm − 約1mmのシリカゲル粒子を含んでなる。
【0023】
キットは、更に香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルであることができる臭気マスキング剤を含んでなることができる。
【0024】
もう一つの態様では、本発明は、動物用寝ワラの臭気の抑制方法に関する。この方法は、吸収剤材料を含んでなる動物用寝ワラにシリカゲルを添加することを含んでなる。シリカゲルは、臭気の抑制に有効な量で加える。好ましくは、シリカゲルはC型シリカゲルであり、組成物は好ましくは約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルを含んでなる。シリカゲルは、好ましくは平均細孔径が約8nm − 約10nmの粒子状である。
【0025】
吸収剤材料は、好ましくはスメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、またはそれらの混合物のような粘土でよいが、これらに限定されない。スメクタイトは、好ましくはカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである。組成物は、好ましくは約50% − 約95%(w/w)の粘土を含んでなる。粘土とシリカゲルは、いずれも粒子状である。粘土粒子は、好ましくは平均粒度および形状がシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似しており、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止する。好ましくは、粘土粒子の平均粒度は、シリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいかまたは小さいだけである。好ましくは、粘土の少なくとも90%(w/w)は、直径が約0.6mm − 約3.4mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)は、直径が約1mm − 約5mmのシリカゲル粒子を含んでなる。
【0026】
この態様のある種の側面では、この方法は、好ましくは香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである臭気マスキング剤を更に添加することを含んでなる。臭気マスキング剤は、シリカゲルでよいキャリヤーに配合することができるが、臭気マスキング剤が含まれており且つシリカゲルがキャリヤーとして用いられるときには、組成物のシリカゲル成分の少なくとも幾らかは吸着した臭気マスキング剤を持たず、臭気抑制機能を示す。
【0027】
本発明のもう一つの態様は、動物用寝ワラの臭気を抑制する方法に関する。この方法は、臭気を抑制するシリカゲルに基づいてシリカゲルを選択し、このシリカゲルを吸収剤材料を含む動物用寝ワラに加えることを含んでなる。シリカゲルの臭気抑制作用を示すことに基づくシリカゲルの選択は、全部または一部が、組成物中のシリカゲルが臭気抑制作用を示すことを決定することから構成されていることがある。
【0028】
シリカゲルは好ましくはC型シリカゲルであり、組成物は、好ましくは約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルを含んでなる。シリカゲルは、好ましくは平均細孔径が約8nm − 約10nmの粒子状である。
【0029】
吸収剤材料は、好ましくはスメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、またはそれらの混合物のような粘土でよいが、これらに限定されない。スメクタイトは、好ましくはカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである。動物の寝ワラ組成物は、好ましくは約50% − 約95%(w/w)の粘土を含んでなる。粘土とシリカゲルは、いずれも粒子状である。粘土粒子は、好ましくは平均粒度および形状がシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似しており、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止する。好ましくは、粘土粒子の平均粒度は、シリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいかまたは小さいだけである。好ましくは、粘土の少なくとも90%(w/w)は、直径が約0.6mm − 約3.4mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)は、直径が約1mm − 約5mmのシリカゲル粒子を含んでなる。
【0030】
この態様のある種の側面では、この方法は、好ましくは香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである臭気マスキング剤を更に添加することをも含んでなる。臭気マスキング剤は、シリカゲルでよいキャリヤーに配合することができるが、臭気マスキング剤が含まれており且つシリカゲルがキャリヤーとして用いられるときには、組成物のシリカゲル成分の少なくとも幾らかは吸着した臭気マスキング剤を持たず、臭気抑制機能を示す。あるいは、組成物に含まれるシリカゲルの総てを部分的に臭気マスキング剤で含浸することができるが、シリカゲルはやはり臭気マスキング剤のキャリヤーであることの他に臭気抑制作用を示す。更に、この態様の総ての側面において、シリカゲルは、全部または一部が、シリカゲルが臭気マスキング剤のキャリヤーとして作用する追加的機能をも示すまたは示さないに関わらず、シリカゲルが臭気抑制作用を示すことに基づいて選択される。
【0031】
本発明のもう一つの態様は、臭気抑制用の動物用寝ワラ組成物の製造方法に関する。この方法は、吸収剤材料と臭気を抑制するのに有効な量のシリカゲルを組み合わせることを含んでなる。好ましくは、シリカゲルはC型シリカゲルであり、組成物は好ましくは約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルを含んでなる。シリカゲルは、好ましくは平均細孔径が約8nm − 約10nmの粒子状である。
【0032】
吸収剤材料は、好ましくはスメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、またはそれらの混合物のような粘土でよいが、これらに限定されない。組成物は、好ましくは約50% − 約95%(w/w)の粘土を含んでなる。粘土とシリカゲルは、いずれも粒子状である。粘土粒子は、好ましくは平均粒度および形状がシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似しており、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止する。好ましくは、粘土粒子の平均粒度は、シリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいかまたは小さいだけである。好ましくは、粘土の少なくとも90%(w/w)は、直径が約0.6mm − 約3.4mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)は、直径が約1mm − 約5mmのシリカゲル粒子を含んでなる。
【0033】
この態様のある種の側面では、この方法は、好ましくは香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである臭気マスキング剤を添加することを更に含んでなることもできる。臭気マスキング剤はシリカゲルでよいキャリヤーに配合することができるが、臭気マスキング剤が含まれており且つシリカゲルがキャリヤーとして用いられるときには、組成物のシリカゲル成分の少なくとも幾らかは吸着した臭気マスキング剤を持たず、臭気抑制作用を示す。
【0034】
もう一つの態様は、本発明は臭気抑制用の動物用寝ワラ組成物の製造方法に関する。この方法は、臭気を抑制するシリカゲルに基づくシリカゲルの選択、および吸収剤材料を含む動物用寝ワラにシリカゲルを添加することを含んでなる。シリカゲルが臭気抑制作用を示すことに基づくシリカゲルの選択は、全部または一部が、組成物中のシリカゲルが臭気抑制作用を示すことを決定することから構成されていることがある。
【0035】
シリカゲルは、好ましくはC型シリカゲルであり、組成物は、好ましくは約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルを含んでなる。シリカゲルは、好ましくは平均細孔径が約8nm − 約10nmの粒子状である。
【0036】
吸収剤材料は、好ましくはスメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、またはそれらの混合物のような粘土でよいが、これらに限定されない。スメクタイトは、好ましくはカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである。動物用寝ワラ組成物は、好ましくは約50% − 約95%(w/w)の粘土を含んでなる。粘土とシリカゲルは、いずれも粒子状である。粘土粒子は、好ましくは平均粒度および形状がシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似しており、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止する。好ましくは、粘土粒子の平均粒度は、シリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいかまたは小さいだけである。好ましくは、粘土の少なくとも90%(w/w)は、直径が約0.6mm − 約3.4mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)は、直径が約1mm − 約5mmのシリカゲル粒子を含んでなる。
【0037】
この態様のある種の側面では、この方法は、好ましくは香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである臭気マスキング剤を添加することをも更に含んでなる。臭気マスキング剤は、シリカゲルでよいキャリヤーに配合することができるが、臭気マスキング剤が含まれており且つシリカゲルがキャリヤーとして用いられるときには、組成物のシリカゲル成分の少なくとも幾らかは吸着した臭気マスキング剤を持たず、臭気抑制機能を示す。あるいは、組成物に含まれるシリカゲルの総てを部分的に臭気マスキング剤で含浸することができるが、シリカゲルはやはり臭気マスキング剤のキャリヤーであることの他に臭気抑制作用を示す。更に、この態様の総ての側面において、シリカゲルは、全部または一部が、シリカゲルが臭気マスキング剤のキャリヤーとして作用する追加的機能をも示すまたは示さないに関わらず、シリカゲルが臭気抑制作用を示すことに基づいて選択される。
【0038】
従って、本発明によって達成される幾つかの利益の中でも、臭気抑制用のシリカゲル成分を有する動物用寝ワラ組成物および顆粒状組成物の提供、臭気抑制用のシリカゲル成分を含んでいるため一層長期間用いることができる粘土を基剤とした動物用寝ワラ組成物の提供、100%シリカゲルの寝ワラより低価格で臭気抑制作用を発揮する動物用寝ワラ組成物の提供、動物用寝ワラ組成物中のシリカゲルの臭気抑制の利益および粘土の水を吸収しおよび吸上する効果の提供、臭気抑制用の寝ワラ組成物調製用のキットの提供、およびこのような動物用寝ワラ組成物の製造方法および使用方法の提供に注目することができる。
【0039】
好ましい態様の説明
本発明は、シリカゲルを粘土のような吸収剤材料を含む動物用寝ワラ組成物に配合して、寝ワラ組成物を用いるときに臭気を効果的に抑制することができることを見出したことに基づいている。シリカゲル成分は、動物によって使用されたときに動物用寝ワラで典型的に見られる有機物質を吸着するのに適する様々なシリカゲルのいずれかであることができる。このような有機物質としては、有機硫黄物質が挙げられる。
【0040】
シリカゲルは、細孔径によってA型、B型、C型、または広細孔シリカゲルと分類することができる。平均細孔径は、シリカゲルの種類によって約18 − 約120オングストローム(1.8 − 12nm)の範囲である。好ましくは、本発明のシリカゲルは、B型、C型のマクロ細孔性シリカゲルまたは広細孔シリカゲルである。A型シリカゲルは狭い細孔径を有する傾向があり、余り好ましくない。最も好ましくは、本発明のシリカゲルは、平均細孔径が約80 − 約100オングストローム、すなわち約8 − 約10nmの範囲のC型シリカゲルである。
【0041】
シリカゲルは、粒子、好ましくは丸みのあるビーズまたは不規則な形状の顆粒の形態をした粒子から構成されている。本発明で用いられる様々なバッチのシリカゲルの中で、シリカゲル粒子は平均粒径が好ましくは約0.5 − 約10mmであり、更に好ましくは約1 − 約5mmであることができる。シリカゲルのバッチ内では、粒子の少なくとも約80%の直径が約1 − 約5mmであり、更に好ましくは粒子の少なくとも約90%の直径が約1 − 約5mmであり、最も好ましくは粒子の少なくとも約95%の直径が約1 − 約5mmであるのが望ましい。
【0042】
組成物中のシリカゲルの量は、好ましくは約1%(w/w)であり、更に好ましくは約2.5%(w/w)であり、更に好ましくは約5%(w/w)であり、更に好ましくは約10%であり、更に好ましくは約15%(w/w)であり、更に好ましくは約20%(w/w)であり、更に好ましくは約25%(w/w)であり、更に好ましくは約30%(w/w)であり、更に好ましくは約40%(w/w)であり、更に好ましくは約50%(w/w)であり、更に好ましくは約60%(w/w)であり、更に好ましくは約70%(w/w)以上である。
【0043】
本発明の組成物のシリカゲル成分は、組成物の臭気抑制を行い、組成物が動物用寝ワラとして用いられるときに、組成物から発生する検出可能な臭気物質の量を減少させるようにする。何ら特定の作用機構で束縛しようとするものではないが、シリカゲルの臭気抑制機能はシリカゲルの細孔表面に臭気物質が吸着することによって生じると考えられる。この吸着は、臭気物質の分解とも関連していることがある。しかしながら、特定の作用機構には関係なく、本発明のシリカゲルは、組成物が動物によって用いられるときに組成物の臭気を抑制する働きをし、すなわちシリカゲルは、組成物が動物によって使用されるときに、組成物から逃散する臭気物質を減少させるのである。
【0044】
ある態様では、組成物のシリカゲル成分は、臭気抑制を行うシリカゲルに基づいて選択される。このような選択は、組成物のシリカゲル成分が臭気抑制機能を発揮することの決定を全部または一部伴うことができる。これは、組成物による臭気生成の減少の試験を伴うこともあり、またはシリカゲル成分が臭気を抑制するように働くのを認識することだけを伴うこともある。
【0045】
臭気抑制機能は、当該技術分野で知られている任意の方法によって試験することができる。例えば、9点快楽尺度の応用などの快楽試験システムのいずれも用いることができる。典型的には、このような試験法は個人、好ましくはトレーニングした個人のパネルを用い、標準的尺度で特定の組成物についての臭気の官能品質を採点する(例えば、Stone and Sidel 「官能評価の実践(Sensory Evaluation Practices)」, Academic Press, Orlando, 1985, pp. 58−86, 227−252)。パネルから得た集団的値は、組成物の臭気が不快であるかどうかを指し示し、且つシリカゲルを含まないコントロール組成物との比較により、臭気がシリカゲル成分によって減少するかどうかを指し示すことができる。
【0046】
本発明の組成物は吸収剤材料も含む。吸収剤材料は、動物の排泄物の液状成分を吸収する働きをする。比較のために、シリカゲルを含み他には吸収性材料を全く含まない動物用寝ワラ組成物を動物の尿で飽和させ、寝ワラ材料の部分に液状排泄物溜まりと臭気の増強を生じさせることができる。対照的に、シリカゲルと吸収剤材料との混合物である本発明の寝ワラ材料。粘土または他の吸収剤材料のこの成分は、水分を効果的に吸い上げる働きをし、液体溜まりの形成が回避される。
【0047】
多数の吸収剤材料が当該技術分野で知られている。用いることができる吸収剤材料の中で、粘土は最もよく用いられ、しかも粘土は本発明の好ましい吸収剤である。それにも拘わらず、再生新聞紙、紙スラッジ、トウモロコシ穂軸顆粒、コメの籾殻、落花生の殻、ヒマワリの外殻、アルファルファ、シーダー、鋸屑、および他の有機植物材料から製造した寝ワラなどの吸収剤材料など、様々な他の吸収材料を用いることができるが、これらに限定されない。
【0048】
多数の種類の粘土を、本発明の組成物において吸収剤材料として用いることができる。用いられる典型的な粘土は、スメクタイト(カルシウムモンモリロナイトおよびナトリウムベントナイトなど)、アタパルガイト、カオリン、およびオパールクレー混合物である。
【0049】
スメクタイト粘土は、カルシウムまたはナトリウム塩の形態の水和したケイ酸アルミニウムマグネシウムである。「モンモリロナイト」という用語は、本明細書ではカルシウムスメクタイト粘土、すなわちカルシウムモンモリロナイト粘土に関して用いられ、「ベントナイト」という用語は、本明細書ではナトリウムスメクタイト粘土、すなわちナトリウムベントナイト粘土に関して用いられる。カルシウムモンモリロナイトとナトリウムベントナイト粘土はいずれも、ペット用寝ワラとして一般に用いられる。カルシウムモンモリロナイトは、酸によって活性化可能な粘土である。このような酸活性化は、カルシウムモンモリロナイトの表面積を増加させ且つ吸収特性を高めることができる。ワイオミングまたは西部ベントナイトとしても知られているナトリウムベントナイトは、カルシウムモンモリロナイトより吸収性が低い傾向がある。ナトリウムベントナイトおよび余り多くはないがカルシウムモンモリロナイトはいずれも、水を吸収して膨張し、ゲル様マスを形成する。ナトリウムベントナイト粘土と湿りのある動物排泄物は、凝集によって寝ワラ組成物から容易に除去することができる単離可能な凝集塊を形成する。
【0050】
含水ケイ酸マグネシウムアルミニウムであるアタパルガイト粘土も、ペット用寝ワラに一般に用いられる。カオリンまたは陶磁器粘土、および沈降オパールクレー混合物も、動物用寝ワラ組成物に用いることができる。カオリンは、カオリナイト鉱物群の含水ケイ酸アルミニウムである。オパールクレーは、ベントナイトより不快感を与える量(grated amount)の二酸化ケイ素を含み、高細孔度と高吸収能を提供する。
【0051】
好ましくは、本発明の組成物の粘土成分は、好ましくは約30%(w/w)、更に好ましくは約40%(w/w)、更に好ましくは約50%(w/w)、更に好ましくは約60%(w/w)、更に好ましくは約70%(w/w)、更に好ましくは約75%(w/w)、更に好ましくは約80%(w/w)、更に好ましくは約85%(w/w)、更に好ましくは約90%(w/w)、更に好ましくは約95%(w/w)以上の量であることが好ましい。
【0052】
シリカゲルと粘土成分は共に、好ましくは粒子形態をしている。典型的には、本発明の組成物に用いることができるカルシウムモンモリロナイト粘土の顆粒状粒子は、平均直径が約0.2mm − 約10mmであり、更に好ましくは約0.5 − 約5mmであり、更に好ましくは約1mm − 約2.5mmであり、シリカゲル粒子は同様な粒径範囲を有する。従って、本発明の一側面では、シリカゲルと粘土成分はいずれも類似した平均粒径の粒子状であって、シリカゲル粒子から粘土粒子が沈降して分離するのを回避するようになっている。
【0053】
粘土粒子は、シリカゲル粒子より密度が高くなる傾向がある。例えば、典型的なシリカゲルは、自由落下嵩密度が20−30ポンド/立方フィートであるが、動物用寝ワラ用の典型的な粘土は嵩密度が30−70ポンド/立方フィートである。例えば、ジョージアおよび南東部産のアタパルガイト粘土は嵩密度が30−38ポンド/立方フィートであり、カルシウムモンモリロナイトまたはカルシウムスメクタイトは嵩密度が42−52ポンド/立方フィートであり、ナトリウムベントナイトは嵩密度が62−70ポンド/立方フィートである。
【0054】
シリカゲルと粘土粒子の密度に差がある結果、混合物は調製および取扱中にその別々の成分に分離しがちであり、すなわち粘土粒子は底に沈降し、シリカゲル粒子は混合物の上部に上昇しがちになる。
【0055】
この分離は、同様な粒度の粘土粒子およびシリカゲル粒子を選択することによって減少させることができると考えられる。従って、動物用寝ワラ組成物のシリカゲルと粘土成分とがいずれも同様な平均粒度の粒子状であり、シリカゲルと粘土の密度差による分離を少なくするようにするのが好ましい。これは、本発明では、粘土粒子の平均粒度が好ましくはシリカゲル粒子の平均粒度より僅か20%大きいまたは小さいだけであり、更に好ましくは、粘土粒子の平均粒度はシリカゲル粒子の平均粒度より僅か15%大きいまたは小さいだけであり、更に好ましくは、粘土粒子の平均粒度はシリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいまたは小さいだけであり、更に好ましくは、粘土粒子の平均粒度はシリカゲル粒子の平均粒度より僅か5%大きいまたは小さいだけであるようにシリカゲルと粘土成分を選択することによって達成することができる。
【0056】
同様な粒度のシリカゲルおよび粘土粒子の選択は、シリカゲルと粘土成分をそれぞれの粒度の範囲が互いに重複しているように選択することによっても達成することができる。好ましくは、粘土の少なくとも90%(w/w)は、シリカゲルの90%(w/w)から構成される粒子の直径の範囲と重複する範囲内の直径を有する粘土粒子を含んでなる。一つの好ましい態様では、粘土の少なくとも90%(w/w)は直径が約0.6mm − 約3.4mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)は直径が約1mm − 約5mmのシリカゲル粒子を含んでなる。
【0057】
顆粒状または不規則な形状のシリカゲル粒子は不規則な形状の粒子と一層容易に混合しやすいという点で、形状も一つの因子であると考えられる。球状ビーズにしたシリカゲルは、顆粒状粘土粒子と十分に混合したりはせず、また混合したままで留まることもないということが観察されている。顆粒状生成物については若干の差も観察されており、造粒工程からより平坦になった粘土顆粒は、より嵩高のシリカゲル粒子との混合がより困難となる。例えば、モンテレー頁岩のようなカリフォルニア産の加工粘土はより丸みがあるか、またはより嵩高の顆粒を有し、同様な形状のシリカゲル顆粒とは、ミズーリー産のカルシウムモンモリロナイトのようなより平板な粘土顆粒よりも容易に混合すると思われる。
【0058】
本発明のもう一つの側面では、ある種の態様における組成物は、更に臭気マスキング剤を含んでなることができる。臭気マスキング剤とは、この薬剤が動物用寝ワラを使用したときにそこから放出される臭気の量を必ずしも変更することなく臭気の認知を減少させる作用をすることを意味する。様々な香料、芳香剤、およびエッセンシャルオイルのいずれも臭気マスキング剤として用いることができ、へリオトロピン、レモングラス油、1,8−シネオール、テルピネオール、リステア・クベバ油(listea cubeba oil)、シトロネラ油、シーダー油、ショウガ油、ユーカリ油、オレンジ油、アンドラン(andrane)、酢酸ベンジル、安息香酸ベンジル、カンフル油、カルボン、セドロール、セドロン、酢酸セドリル、セドリルメチルエーテル、シネオール、クマリン、ジフェニリド、酪酸エチル、ジャスミン・サンバー・チャイン・コンクリート(jasmin sambac chine concrete)、リナロール、安息香酸メチル、ムスク・アンブレット(musk ambrette)、ムスク・ジンハイ(musk jinghai)、ムスクケトン、ムスクキシロール、フェニルエチルアルコール、ラズベリーケトン、ローズリン(roselin)、スペアミント油、ボルネオール、サンデノール、バニリン、冬緑油、およびそれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されない。臭気マスキング剤は、望ましい芳香族官能特性を示す多数の有機物質のいずれかであることもできる。このような有機物質としては、アルコール、アルデヒド、エステル、ケトン、エーテル、フェノール、ラクトン、カルボン酸、ニトリルなどが挙げられる。ある種のフローラル芳香剤の典型的な化学物質としては、1,4−ジメトキシベンゼン、2−フェニルニトロエタン、3,5−ジメトキシトルエン、4−ケト−β−イオノン、4−テルピネオール、5−ジメチル−2−エチルピラジン、α−カリオフィレン、α−エレメン、α−ファルネセン、α−テルピネオール、アニスアルデヒド、酢酸アニシル、β−ダマスセノン、β−ロノン、β−ピネン、ベンズアルデヒド、酢酸ベンジル、ベンジルアルコール、C15炭化水素、カリオフィレン、シス−3−ヘキセニルアセテート、シス−3−ヘキセニルブチレート、シスジャスモン、シス/トランスオシメン、シトロネロール、シクロシトラール、δ−ドデカラクトン、ジヒドロ−β−イオノール、ジヒドロ−β−イオノン、エチルジャスモネート、オイゲノール、ゲラニオール、ゲラニルアセトン、ヘプタデカジエン、酢酸ヘキシル、インドール、ジャスミンラクトン、ライラックアルコール、ライラックアルデヒド、リモネン、リナロール、リナロールオキシド、メチル−5−ヘプテン−2−1,メチルアントラニレート、安息香酸メチル、サリチル酸メチル、n−ヘキサノール、n−ペンタデカン、ネロール−ゲラニオール、ネロリドール、p−ジメトキシベンゼン、フェニルエチルアセテート、フェニルエチルアセテート、フェニルエチルアセテート、t−テルピネン、トランス−β−オシメン、ピネン、テルピネオール、およびそれらの組合せが挙げられる。
【0059】
臭気マスキング剤は、カプセル化した芳香剤粉末におけるようにカプセル化するか、またはキャリヤー系に組込むことができ、その多くは当該技術分野で知られている(例えば、米国特許第4,085,704号、第4,898,727号、第4,561,997号、第5,240,699号、第5,035,886号、および第5,336,665号明細書を参照)。ある種の態様では、シリカゲルをキャリヤーとして用いることができる。しかしながら、シリカゲルを臭気マスキング剤のキャリヤーとして用いる態様では、組成物は、臭気マスキング剤が吸着しておらず、シリカゲルが臭気抑制機能を示すことができるように、少なくとも幾らかのシリカゲルを含んでいる。あるいは、他の態様では、シリカゲルを部分的にのみ臭気マスキング剤で含浸させ、シリカゲル粒子が臭気を抑制する作用を続けることができるようにすることができる。これは、シリカゲル粒子の吸着部位の少なくとも一部が遊離のままになっており、動物の排泄物からの臭気物質を吸着し、シリカゲルに臭気抑制機能を発揮させる場合である。
【0060】
追加成分を動物用寝ワラ組成物に添加することもでき、粉塵抑制剤、抗微生物薬、着色料、グアールガムなどが挙げられる。
【0061】
本発明は、動物用寝ワラ組成物の調製に適するキットも包含する。このキットは、ある量のシリカゲルを、吸着性寝ワラ材料、好ましくは粘土寝ワラ材料にこのシリカゲルを添加するための使用説明書と共に含んでなることができる。このキットは、別々の容器のシリカゲルと粘土寝ワラ材料を、吸収剤寝ワラ材料にシリカゲルを添加するための使用説明書と共に含むこともできる。使用説明書は、使用説明書マニュアル、製品パンフレットまたは挿入物、包装容器上に印刷した使用説明書、またはこのような使用説明書の連絡のための任意の形態の媒体、好ましくは印刷形態でのものであることができる。
【0062】
本発明は、更に本発明の組成物を製造し、使用する方法に関する。従って、一態様では、本発明は、動物用寝ワラの臭気を抑制する方法に関する。この方法は、吸収剤材料、好ましくは粘土を含んでなる動物用寝ワラにシリカゲルを添加することを含んでなる。シリカゲルは、臭気の抑制に有効な量で加える。別態様では、この方法は、臭気を抑制するシリカゲルに基づいてシリカゲルを選択し、このシリカゲルを吸収剤材料を含む動物用寝ワラに加えることを含んでなる。シリカゲルの臭気抑制作用を示すことに基づくシリカゲルの選択は、全部または一部が、組成物中のシリカゲルが臭気抑制作用を示すことを決定することから構成されていることがある。
【0063】
本発明は、臭気抑制用の動物用寝ワラ組成物の製造方法にも関する。この方法は、吸収剤材料と臭気の抑制に有効なシリカゲルの量を組み合わせることを含んでなる。別態様では、この方法は、臭気を抑制するシリカゲルに基づいてシリカゲルを選択し、このシリカゲルを吸収剤材料を含む動物用寝ワラに加えることを含んでなることができる。臭気抑制作用の発揮に基づくシリカゲルの選択は、全部または一部が組成物中のシリカゲルが臭気抑制作用を示すことを決定することから構成されていてもよい。
【0064】
産業上の応用
本発明は、シリカゲルは吸収剤材料、好ましくは粘土と組み合わせて動物用寝ワラ組成物を生成することができることを見出したことに基づく新規組成物および方法を提供する。シリカゲルは臭気抑制的に機能し、粘土は液体を吸収し且つ液体をシリカゲルから吸い上げる作用をする。従って、この組成物は、動物が出した液状排泄物を吸収するだけでなく、臭気を効果的に抑制する。ある種の態様では、凝集性粘土を用いて、動物の排泄物を凝集させて、それを除去しやすくする。本発明は、動物用寝ワラに使用するのに適した組成物、並びに動物用寝ワラ組成物の製造および使用方法に関する。
【0065】
本発明の好ましい態様を、下記の例で説明する。本発明の特許請求の範囲内の他の態様は、当業者には、明細書および下記の例を考察することにより、または本明細書に開示されている本発明の実施により明らかになるであろう。
【0066】
一般的試験手続き
下記の例で用いられる一般的試験手続きは、以下の通りである。
【0067】
試験環境:
官能実験室は75°Fおよび陽圧換気に保持して、臭気のない環境を保持する。実験室には、臭気の官能試験用のブースがある。各ブースの排気ファンにより、評価を行う試料から漏れ出ることがある臭気を除去する。
【0068】
カウンター、間仕切り、壁など実験室の総ての材料は、無臭である。
【0069】
試験領域は静寂に保持し、注意散漫にならないようにする。遮音天井タイルを用いて、周囲の領域からの雑音を減少させる。
【0070】
ブースでは、パネリストがパネリスト間で注意散漫にならずに試料を評価できる。パネリストは、ブースからブースへと移動して試料を評価する。椅子は用いず、待機室をブースと廊下との間の緩衝部分として用いる。
【0071】
パネリスト:
12−18名の選抜され且つトレーニングを積んだパネリストを、それぞれの試験に用いた。パネリストは、臭気識別能力および臭気認識について選抜されたものである。パネリストは、「官能試験パネリストの選抜およびトレーニング指針(Guidelines for the Selection and Training of Sensory Panel Members)」,ASTM 公示758で示唆されているように、特性評価についてトレーニングを受けている。
【0072】
試料:
1回の手による処理: 試料を手で処理しようとするときには、処理変量当たり1個の長方形のボックス(幅1.5’’ x 長さ12’’ x 深さ3.5’’)を用意して、処理を行う。寝ワラ試料を十分に攪拌して、それぞれのボックスの混合物を均質にする。4.5ポンドスクープに同等な体積の寝ワラを、それぞれのボックスに入れる。8個の20g糞便キューブを、寝ワラの上部に置く。160mlの女性尿を糞便キューブの上に降りかけ、寝ワラの多くをできるだけ湿らせる。0.5ポンドスクープに同等な体積の寝ワラを用いて糞便キューブと湿った寝ワラを覆う。ボックスを5日間蓋をせずにおく。他の排泄物材料は、ボックスに加えない。6日目に、(可能ならば)寝ワラから糞便材料および尿凝集物を除く。
【0073】
官能評価の1日前に、以下のことを行う。
a. 寝ワラを十分に攪拌して、それぞれのボックスの混合物を均質にする。
b. 使用時には、2個のボックスを1個の試料とする。
c. 寝ワラをスプリッターを通し、再度合わせて、二度目にスプリッターを通し、再度合わせる。
d. 再度合わせた試料を、スプリッターを用いて3または4個の等容試料に分割する。
e. それぞれの分割した試料を、尿検体カップに入れる。試験目的によって指示されたときには、他の試料容器を用いることができる。
f. それぞれの検体カップに、蓋をする。
g. 試料容器を3桁のランダムコードで同定する。
h. 試料を、試験前日に番号順に試験ブースに入れる。
【0074】
試験手続き:
可能なときには、バランスをとったブロック試験デザインを用いる。可能ならば、それぞれの変量に対して、反復実験を用いた。パネリストは、それぞれの試料の芳香強度を評価する。一般的には、糞便/尿、アンモニアおよび/または芳香剤の芳香を評価する。「弱」および「強」と標識されたギザギザのアンカーの付いた6インチラインスケールを用いる。
【0075】
パネリストは、下記の匂い嗅ぎの手続きを用いるように指示されている。
(1) 2−3回素早く嗅ぐ。
(2) 匂いを嗅いでいる間は口を閉じる。
(3) 匂いを嗅ぎ終わったならば直ちに蓋を戻す。
(4) 必要ならば、粉砕したコーヒーを嗅ぐことによって鼻をきれいにする。
【0076】
パネリストは、スコアカードに記載されている順に試料を評価する。パネリストは、試験の間または10−12試料毎に5分間の中断をとるように指示されている。多くの場合トレーニングを積んだパネリストで、記述分析(Descriptive analysis)を用いる。しかしながら、試験目的によって決定されるように、差または順位試験も用いることができた。順位試験は、個々の順位得点としてまたは順位の和として記録することができる。総ての方法において、標準的官能試験手続きを用いて、信頼性のある有効なデータを確保する。
【0077】
データ分析
分散量、順位、平均得点差、およびDuncanの多重比較試験を用いて、データを分析することができる(試験および分析系の総説については、ASTMマニュアルシリーズ: STP434のMNL 26改訂版, 1996年(ASTM Manual Series: MNL 26 revison of STP434, 1996)を参照されたい)。
【0078】
例1
この例では、ブルームフィールド、ミズーリー産のカルシウムモンモリロナイト粘土寝ワラとの混合物中のシリカゲル1%、5%、10%、および20%の臭気抑制効果を説明する。
【0079】
2種類の異なる等級のシリカゲル: Fisher Scientific Co. (セントルイス, ミズーリー)およびLITTER PEARLS(Harvest Ventures, Inc., セントボニファシアス, ミネソタ)産の6−12メッシュの乾燥剤級シリカゲルを評価した。寝ワラ組成物の粘土成分は、市販のBloomfield粘土寝ワラであった。寝ワラ組成物を、回転混合した5ポンド試料に調製した。22.7、113.4、226.8および453.6gの量のシリカゲル成分をそれぞれ4.95、4.75、4.5および4.0ポンドのBloomfield粘土寝ワラと組み合わせて、1%、5%、10%および20%試料を生成した。
【0080】
調製したもののそれぞれ5g分量を、Bloomfield粘土寝ワラおよび100%シリカゲル試料からなるコントロール試料と同様に、プラスチック試料カップに入れた。コントロールおよびシリカゲル含有試料のそれぞれに対して、ネコの尿10mlを加え、試料を24時間放置した。次に、4名のトレーニングを受けたパネリストが、臭気を評価した。結果を、表1に示す。
【0081】
Figure 2004535770
【0082】
表1に見られるように、LITTER PEARLSを含む組成物は、シリカゲル濃度の増加と共に臭気抑制が増加した。臭気抑制効果閾値は、約5%シリカゲルに見られた。乾燥剤級シリカゲルは、100%シリカゲルを包含する任意の濃度で安定した臭気抑制効果を示さなかった。特に、乾燥剤シリカゲルは、LITTER PEARLSがC型シリカゲルであるのとは対照的にA型シリカゲルである。このことは、C型シリカゲルが臭気の抑制に有効であるが、A型は有効でないことを示唆している。
【0083】
例2
この例では、Bloomfield粘土寝ワラとの混合物における5%、10%および20%のシリカゲルの臭気抑制効果を説明する。
【0084】
4.5ポンドの材料の試料を、Bloomfield粘土寝ワラと、5%、10%および20% LITTER PEARLSから調製した。それぞれの試料の分量を、1日目に8−20g糞便キューブおよび160ml女性尿で手で処理した。ボックスの中身を6日目に浚って排泄物部分を除き、試料を調製して官能評価を行った。官能試験では、0−60(弱−強芳香)の尺度で17名のパネリストによって得点を付けた。試料を9インチアルミニウムパンに入れ、8インチパイプレートで覆いをした。結果を、表2に示す。
【0085】
Figure 2004535770
1. 尺度0 − 60, 弱−強芳香。
A、BおよびCは、有意差のない群を示している(P = 0.05)。
【0086】
表から分かるように、5%、10%および20%は臭気強度の減少を示す傾向があったが、10%および20%試料のみがシリカゲルを含まないコントロール試料から0.05の水準で有意差があった。5%濃度も10%濃度から有意差がないことは、注目に値する。アンモニア強度に差がないことは、3種類の試料で認められた。この試験から、5%濃度が臭気抑制効果を生じるシリカゲルの閾値量近くの濃度であることが結論される。
【0087】
例3
この例では、粘土寝ワラ組成物と混合した30%、40%および50%シリカゲルの効果を説明する。
【0088】
試料を下記のようにして調製した: Bloomfieldネコ寝ワラ中の30%、40%および50%シリカゲルを、それぞれ680.4gシリカゲル/3.5ポンド寝ワラ、907.2gシリカゲル/3.0ポンド寝ワラ、および1134gシリカゲル/2.5ポンド寝ワラの量の乾燥剤シリカゲルまたはLITTER PEARLS(例1参照)を組み合わせることによって調製した。
【0089】
それぞれのシリカ含有試料およびコントロール約50gを、プラスチック試料カップに秤量した。試料およびコントロールのそれぞれに、ネコの尿10mlを加え、試料を24時間放置した。次に、6名のトレーニングを受けたパネリストが、臭気を評価した。結果を、表3に示す。
【0090】
Figure 2004535770
【0091】
表に示されるように、LITTER PEARLSは試料の順位の数を増加する傾向があり、30%、40%および50%シリカゲル試料について漸進的に臭気の強度が小さくなることを示唆している。30%試料は0.05の水準では統計学的に有意性が得られなかったが、40%および50%シリカゲルを含む試料はコントロールと有意差があった(p=0.05)。上記のように、LITTER PEARLSはC型シリカゲルを構成している。
【0092】
A型シリカゲルである乾燥剤シリカゲルでは、安定した効果が見られなかった(30%および50% N.S.; 40% p=0.05で有意)。この検討は、更にLITTER PEARLSのようなC型シリカゲルが粘土寝ワラ中で50%までの濃度で有効であるが、A型シリカゲルでは安定的に有効ではないことを示唆している。
【0093】
例4
この例では、粘土寝ワラと混合した0.5%、1.0%、2.5%および5%シリカゲルの効果を説明する。
【0094】
通常の粘土寝ワラに0.5%、1.0%、2.5%および5%C型シリカゲルを含む5個の試料を調製した。試料を、等量のネコ糞便および尿で処理した。試料を7名の官能試験パネリストによって評価し、順位を決定した。最低順位の得点が、最小の臭気強度を示す点に留意されたい。結果を、表4に示す。
【0095】
Figure 2004535770
【0096】
表4に示されるように、シリカゲルを0.5% − 2.5%の濃度で添加したところ、臭気強度の減少に認識し得る効果は見られなかった。しかしながら、5.0%では、臭気強度の減少に幾らかの有効性が見られる。
【0097】
例5
この例では、通常の粘土および様々な供給源からの浚い集め可能な粘土(scoopable clay)と組み合わせた2.5%、5.0%、10%および20%のシリカゲルの効果を説明する。
【0098】
C型シリカゲルを様々な供給源からの粘土寝ワラ材料と組合せ、King WilliamおよびMaricopaの通常の寝ワラで2.5%、5.0%、10%および20%の濃度を得て、Bloomfieldの通常且つ浚い集め可能な寝ワラでは2.5%、5.0%および10%の濃度を得た。King William寝ワラはKing William, バージニア産のカルシウムモンモリロナイトから構成され、Maricopa寝ワラはMaricopa, カリフォルニア産のオパールシリカとカルシウムモンモリロナイト粘土との混合物から構成されている。試料を、例4と同様に調製し、処理した。King WilliamおよびMaricopa寝ワラでの結果を表5に示し、Bloomfield寝ワラを用いた結果を表6に示す。結果は、反復または順位の和である(大きな数値はパワー臭気強度(power odor intensity)を示す)。
【0099】
Figure 2004535770
【0100】
Figure 2004535770
【0101】
表に示されるように、順位の和は、試験した総ての寝ワラについてシリカゲル濃度の増加と共に増加する傾向があった。
【0102】
例6
この例では、通常のBloomfield粘土寝ワラでの10%および20%シリカゲルの効果を説明する。
【0103】
10%および20%C型シリカゲルをBloomfield産の通常粘土寝ワラと混合することによって調製した。試料を、8個の糞便キューブと160mlの尿を一度に加えて手で処理した後、5日間の試験期間を続けた。官能評価については、試料を十分に混合し、分割して、等容ずつを尿試料カップに入れた。試料を、19名のトレーニングを受けたパネリストによって評価した。結果を、表7に示す。
【0104】
Figure 2004535770
1. 尺度0 − 60, 弱−強芳香。
2. p = 0.1でコントロールと有意差あり。
3. p = 0.05でコントロールと有意差あり。
【0105】
表に示されるように、シリカゲルの10%および20%濃度は、試料の臭気の量を減少させた。しかしながら、アンモニア強度については、効果は見られなかった。
【0106】
例7
この例では、芳香剤を、臭気を抑制する目的で5%シリカゲル寝ワラ組成物に添加することができることを説明する。
【0107】
5%シリカゲルの試料を、通常および浚い集め可能なBloomfield寝ワラで調製した。更に、芳香剤を粉末または液状で、またはマイクロカプセル化した粉末または液体の組合せとして加えた。多数の芳香剤の任意のものであって、一つの好ましい芳香剤がハーバル−パイン芳香剤であるものを用いることができる。試料を評価した。その結果を表8に示す。
【0108】
Figure 2004535770
1. 0−60点尺度, 弱 − 強芳香。
a, b, c は、p = 0.001で値が有意差があることを指示している。
【0109】
表に示されるように、粉末または液状の芳香剤が検出され、5%シリカゲルを含む浚い集め可能なおよび通常の寝ワラの糞便/尿の臭気を遮断した。
【0110】
例8
この例では、通常および浚い集め可能な粘土寝ワラ組成物の調製を説明する。
【0111】
通常の粘土寝ワラ:
通常の粘土寝ワラは、尿で凝集して浚い集め可能な凝集体を形成しない。寝ワラの総重量の95%と計算される量のカルシウムモンモリロナイト粘土を乾燥して、造粒し、整粒して、粒度範囲が0.25 − 3.4mmの粒子を得る。適正に整粒した粘土顆粒をエアーラダーを通過させ、微細な粉塵粒子を空気で除去する。次に、粘土は追加コンベヤーを通過して、水性形態の添加剤を粘土表面に噴霧することによって塗布する。これらの添加剤としては、芳香剤、粉塵抑制剤、および抗微生物薬が挙げられる。芳香剤は、澱粉でカプセル化した粉末形態および/または水に乳化した芳香剤油であって、粘土表面に噴霧する。多数の芳香剤の任意のものであって、一つの好ましい芳香剤がハーバル−パイン芳香剤であるものを用いることができる。抗微生物薬はMYACIDEまたはBronopolであり、粉塵抑制剤はポリテトラフルオロエチレンである。
【0112】
1.0 − 6.0mmの粒径の典型的な粒度を有するC型の顆粒状シリカゲルを粘土に重層し、着色料を噴霧して生成物の概観を向上させる。コンベヤーベルトが粘土を上部に重層したシリカゲルと共に運ぶので、材料は静止したプラウを通過して、成分の混合を引き起こす。同様にして、カプセル化芳香剤粉末のような乾燥粉末状添加剤を適用することができる。コンベヤーシステムの代わりに、乾燥材料(粘土、シリカゲル、および添加剤粉末)をスクリューオーガー、リボンブレンダーまたは他の混合装置でブレンドすることができる。
【0113】
浚い集め可能な寝ワラ:
浚い集め可能な寝ワラは、尿と凝集体を形成して、浚い集め可能な凝集体を形成する。
【0114】
寝ワラの総重量の80%と計算される量のナトリウムベントナイト粘土を乾燥して、造粒し、0.4 − 1.7mmの粒度に整粒し、寝ワラの総重量の15%と計算される量のカルシウムモンモリロナイト粘土を乾燥して、造粒し、0.25 − 1.2mmの粘度に整粒する。適正に整粒した粘土顆粒をエアーラダーを通過させ、微細な粉塵粒子を空気で除去する。粘土を混合した後、追加コンベヤーを通過させ、水性形態の添加剤を粘土表面に噴霧することによって塗布する。これらの添加剤としては、芳香剤、粉塵抑制剤、および抗微生物薬が挙げられる。芳香剤は、澱粉でカプセル化した粉末形態および/または水に乳化した芳香剤油であって、粘土表面に噴霧する。多数の芳香剤の任意のものであって、一つの好ましい芳香剤がハーバル−パイン芳香剤であるものを用いることができる。抗微生物薬はMYACIDEまたはBronopolであり、粉塵抑制剤はポリテトラフルオロエチレンである。
【0115】
0.15−2.0mmの粒径の典型的な粒度を有するC型の顆粒状シリカゲルを粘土に重層し、着色料を噴霧して生成物の概観を向上させる。コンベヤーベルトが粘土を上部に重層したシリカゲルと共に運ぶので、材料は静止したプラウを通過して、成分の混合を引き起こす。同様にして、カプセル化芳香剤粉末およびグアールガムのような乾燥粉末状添加剤をホウ酸ナトリウムと共に適用して、凝集を促進することができる。コンベヤーシステムの代わりに、乾燥材料(粘土、シリカゲル、および添加剤粉末)をスクリューオーガー、リボンブレンダーまたは他の混合装置でブレンドすることができる。
【0116】
本明細書に引用した総ての文献は、本明細書に参照することにより取り込まれる。本明細書における文献の議論は、その著者の主張を要約しようとするためだけのものであり、任意の文献が従来技術を構成することを容認するものではない。出願人らは、引用文献の的確さおよび適切性に異議申し立てをする権利を留保するものである。
【0117】
上記の内容を考慮すれば、本発明の幾つかの利点が達成され、他の有利な結果が達成されることが分かるであろう。
【0118】
上記の方法および組成物において、本発明の範囲から離反することなく様々な変更を行うことができるので、上記の説明に含まれる総ての内容は例示的なものであり、制限的意味のものではないと解釈すべきである。

Claims (104)

  1. 吸収剤材料とシリカゲルとの混合物を含んでなる動物用寝ワラ組成物であって、シリカゲルが組成物中の臭気の抑制に有効量含まれている上記組成物。
  2. シリカゲルがC型シリカゲルである、請求項1に記載の組成物。
  3. 約5%−50%(w/w)のシリカゲルを含んでなる、請求項2に記載の組成物。
  4. シリカゲルが、平均細孔径が約8 nm − 約10 nmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項3に記載の組成物。
  5. 吸収剤材料が粘土である、請求項1に記載の組成物。
  6. 粘土がスメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、およびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項5に記載の組成物。
  7. 粘土がカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである、請求項6に記載の組成物。
  8. 約50% − 約95%(w/w)の粘土を含んでなる、請求項7に記載の組成物。
  9. 粘土粒子の平均粒度および形状が、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止するためのシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似している、粘土粒子およびシリカゲル粒子を含んでなる、請求項8に記載の組成物。
  10. 粘土粒子の平均粒度がシリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいまたは小さい、請求項9に記載の組成物。
  11. 粘土の少なくとも90%(w/w)が、直径が約3.4mm − 約0.6mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)が直径が約5mm − 約1mmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項9に記載の組成物。
  12. 更に臭気マスキング剤を含んでなる、請求項5に記載の組成物。
  13. 臭気マスキング剤が香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである、請求項12に記載の組成物。
  14. 粘土とシリカゲルを含んでなる顆粒組成物であって、シリカゲルが臭気マスキング剤を含浸させていない上記組成物。
  15. シリカゲルがC型シリカゲルである、請求項14に記載の組成物。
  16. 約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルを含んでなる、請求項15に記載の組成物。
  17. シリカゲルが、平均細孔径が約8 nm − 約10 nmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項16に記載の組成物。
  18. 粘土がスメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、およびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項17に記載の組成物。
  19. 粘土がカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである、請求項18に記載の組成物。
  20. 約50% − 約95%(w/w)の粘土を含んでなる、請求項19に記載の組成物。
  21. 粘土粒子の平均粒度および形状が、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止するためのシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似している、粘土粒子およびシリカゲル粒子を含んでなる、請求項20に記載の組成物。
  22. 粘土粒子の平均粒度が、シリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいまたは小さい、請求項21に記載の組成物。
  23. 粘土の少なくとも90%(w/w)が、直径が約3.4mm − 約0.6mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)が直径が約5mm − 約1mmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項21に記載の組成物。
  24. 臭気マスキング剤をも含んでなる、請求項14に記載の組成物。
  25. 臭気マスキング剤が香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである、請求項24に記載の組成物。
  26. 吸収剤材料およびシリカゲルを含んでなる動物用寝ワラ組成物であって、シリカゲルが組成物中の臭気を抑制する目的で選択された量で含まれる上記組成物。
  27. シリカゲルがC型シリカゲルである、請求項26に記載の組成物。
  28. 約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルを含んでなる、請求項27に記載の組成物。
  29. シリカゲルが、平均細孔径が約8nm − 約10nmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項28に記載の組成物。
  30. 吸収剤材料が粘土である、請求項26に記載の組成物。
  31. 粘土がスメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、およびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項30に記載の組成物。
  32. 粘土がカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである、請求項31に記載の組成物。
  33. 約50% − 約95%(w/w)の粘土を含んでなる、請求項32に記載の組成物。
  34. 粘土粒子の平均粒度および形状が、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止するためのシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似している、粘土粒子およびシリカゲル粒子を含んでなる、請求項33に記載の組成物。
  35. 粘土粒子の平均粒度が、シリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいまたは小さい、請求項34に記載の組成物。
  36. 粘土の少なくとも90%(w/w)が、直径が約3.4mm − 約0.6mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)が直径が約5mm − 約1mmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項33に記載の組成物。
  37. 更に臭気マスキング剤を含んでなる、請求項26に記載の組成物。
  38. 臭気マスキング剤が香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである、請求項37に記載の組成物。
  39. シリカゲルと、動物用寝ワラ組成物の臭気の抑制に有効な量でシリカゲルを該組成物に添加するための使用説明書とを、容器に包装して含んでなる、キット。
  40. シリカゲルがC型シリカゲルである、請求項39に記載のキット。
  41. シリカゲルが、平均細孔径が約8 nm −約10 nmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項40に記載のキット。
  42. 約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルの量でシリカゲルを動物用寝ワラ組成物に添加するための使用説明書を含んでなる、請求項39に記載のキット。
  43. シリカゲルを、粘土を含んでなる動物用寝ワラ組成物に添加するための使用説明書を含んでなる、請求項39に記載のキット。
  44. シリカゲル、吸収剤材料、およびシリカゲルを吸収剤材料と混合するための使用説明書を含んでなる、請求項39に記載のキット。
  45. 粘土が、スメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、およびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項43に記載のキット。
  46. 粘土がカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである、請求項45に記載のキット。
  47. シリカゲルを約50% − 約95%(w/w)の粘土と混合するための使用説明書を含んでなる、請求項46に記載のキット。
  48. 粘土粒子の平均粒度および形状が、粘土粒子およびシリカゲル粒子を混合し、更に処理したときに分離を防止するためのシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似している、粘土粒子およびシリカゲル粒子を含んでなる、請求項47に記載のキット。
  49. 粘土粒子の平均粒度がシリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%大きいまたは小さい、請求項48に記載のキット。
  50. 粘土の少なくとも90%(w/w)が、直径が約3.4mm − 約0.6mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)が直径が約5mm − 約1mmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項48に記載のキット。
  51. 更に臭気マスキング剤を含んでなる、請求項39に記載のキット。
  52. 臭気マスキング剤が香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである、請求項51に記載のキット。
  53. 動物用寝ワラの臭気の抑制方法であって、該方法はシリカゲルを吸収剤材料を含んでなる動物用寝ワラに加えることを含んでなり、シリカゲルを臭気の抑制に有効な量で加える上記方法。
  54. シリカゲルがC型シリカゲルである、請求項53に記載の方法。
  55. 約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルを加えることを含んでなる、請求項54に記載の方法。
  56. シリカゲルが平均細孔径が約8nm − 約10nmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項55に記載の組成物。
  57. 吸収剤材料が粘土である、請求項53に記載の方法。
  58. 粘土が、スメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、およびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項57に記載の方法。
  59. 粘土がカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである、請求項58に記載の方法。
  60. 動物用寝ワラが約50% − 約95%(w/w)の粘土を含んでなる、請求項58に記載の方法。
  61. シリカゲル粒子を粘土粒子に加えることを含んでなり、シリカゲル粒子の平均粒度および形状が、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止するための粘土粒子の平均粒度および形状に十分類似している、請求項60に記載の方法。
  62. 粘土粒子の平均粒度が、シリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%だけ大きいまたは小さい、請求項61に記載の方法。
  63. 粘土の少なくとも90%(w/w)が、直径が約3.4mm − 約0.6mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)が直径が約5mm − 約1mmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項61に記載の方法。
  64. 更に臭気マスキング剤を含んでなる、請求項53に記載の方法。
  65. 臭気マスキング剤が香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである、請求項64に記載の方法。
  66. 動物用寝ワラの臭気の抑制方法であって、臭気抑制をもたらすシリカゲルに基づいてシリカゲルを選択し、このシリカゲルを吸収剤材料を含む動物用寝ワラに加えることを含んでなる、上記方法。
  67. シリカゲルがC型シリカゲルである、請求項66に記載の方法。
  68. 約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルを加えることを含んでなる、請求項67に記載の方法。
  69. シリカゲルが、平均細孔径が約8nm − 約10nm のシリカゲル粒子を含んでなる、請求項68に記載の組成物。
  70. 吸収剤材料が粘土である、請求項66に記載の方法。
  71. 粘土がスメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、およびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項70に記載の方法。
  72. 粘土がカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである、請求項71に記載の方法。
  73. 約50% − 約95%(w/w)の粘土を含んでなる、請求項71に記載の方法。
  74. シリカゲル粒子を粘土粒子に加えることを含んでなり、シリカゲル粒子の平均粒度および形状が、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止するための粘土粒子の平均粒度および形状に十分類似している、請求項73に記載の方法。
  75. 粘土粒子の平均粒度がシリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%だけ大きいまたは小さい、請求項74に記載の方法。
  76. 粘土の少なくとも90%(w/w)が、直径が約3.4mm − 約0.6mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)が直径が約5mm − 約1mmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項74に記載の方法。
  77. 更に臭気マスキング剤を含んでなる、請求項66に記載の方法。
  78. 臭気マスキング剤が香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである、請求項77に記載の方法。
  79. 臭気抑制用の動物用寝ワラ組成物の製造方法であって、吸収剤材料と臭気の抑制に有効なシリカゲルの量を組合せることを含んでなる、上記方法。
  80. シリカゲルがC型シリカゲルである、請求項79に記載の方法。
  81. 吸収剤材料と約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルを組み合わせることを含んでなる、請求項80に記載の方法。
  82. シリカゲルが、平均細孔径が約8nm − 約10nmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項81に記載の方法。
  83. 吸収剤材料が粘土である、請求項79に記載の方法。
  84. 粘土がスメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、およびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項83に記載の方法。
  85. 粘土がカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである、請求項84に記載の方法。
  86. 約50% − 約95%(w/w)の粘土をシリカゲルと組み合わせることを含んでなる、請求項84に記載の方法。
  87. 粘土粒子の平均粒度および形状が、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止するためのシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似している、粘土粒子およびシリカゲル粒子を組み合わせることを含んでなる、請求項86に記載の方法。
  88. 粘土粒子の平均粒度が、シリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%だけ大きいまたは小さい、請求項87に記載の方法。
  89. 粘土の少なくとも90%(w/w)が、直径が約3.4mm − 約0.6mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)が直径が約5mm − 約1mmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項87に記載の方法。
  90. 更に臭気マスキング剤を加えることを含んでなる、請求項79に記載の方法。
  91. 臭気マスキング剤が香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである、請求項90に記載の方法。
  92. 臭気抑制用の動物用寝ワラ組成物の製造方法であって、臭気抑制をもたらすシリカゲルに基づいてシリカゲルを選択し、このシリカゲルを吸収剤材料を含む動物用寝ワラに加えることを含んでなる、上記方法。
  93. シリカゲルがC型シリカゲルである、請求項92に記載の方法。
  94. シリカゲルを吸収剤材料を含む動物用寝ワラに加えることが、約5% − 約50%(w/w)のシリカゲルを吸収剤材料を含む動物用寝ワラに加えることを含んでなる、請求項93に記載の方法。
  95. シリカゲルが、平均細孔径が約8nm − 約10nmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項94に記載の組成物。
  96. 吸収剤材料が粘土である、請求項92に記載の方法。
  97. 粘土がスメクタイト、アタパルガイト、カオリン、オパールクレー、およびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項96に記載の方法。
  98. 粘土がカルシウムモンモリロナイトまたはナトリウムベントナイトである、請求項97に記載の方法。
  99. 粘土が約50% − 約95%(w/w)の量で動物用寝ワラに含まれている、請求項97に記載の方法。
  100. 粘土粒子の平均粒度および形状が、粘土粒子とシリカゲル粒子の分離を防止するためのシリカゲル粒子の平均粒度および形状に十分類似している、シリカゲル粒子と粘土粒子を含む動物用寝ワラ組み合わせることを含んでなる、請求項99に記載の方法。
  101. 粘土粒子の平均粒度がシリカゲル粒子の平均粒度より僅か10%だけ大きいまたは小さい、請求項100に記載の方法。
  102. 粘土の少なくとも90%(w/w)が、直径が約3.4mm − 約0.6mmの粘土粒子を含んでなり、シリカゲル粒子の少なくとも90%(w/w)が直径が約5mm − 約1mmのシリカゲル粒子を含んでなる、請求項100に記載の組成物。
  103. 更に臭気マスキング剤を加えることを含んでなる、請求項92に記載の方法。
  104. 臭気マスキング剤が香料、芳香剤、またはエッセンシャルオイルである、請求項103に記載の方法。
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