JP2004533158A - Rts/ctsを基本にしたチャネルアクセスについての瞬間的統合送信電力制御とリンク適合 - Google Patents

Rts/ctsを基本にしたチャネルアクセスについての瞬間的統合送信電力制御とリンク適合 Download PDF

Info

Publication number
JP2004533158A
JP2004533158A JP2002580582A JP2002580582A JP2004533158A JP 2004533158 A JP2004533158 A JP 2004533158A JP 2002580582 A JP2002580582 A JP 2002580582A JP 2002580582 A JP2002580582 A JP 2002580582A JP 2004533158 A JP2004533158 A JP 2004533158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
frame
data
rts
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002580582A
Other languages
English (en)
Inventor
ペテル ラルソン,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2004533158A publication Critical patent/JP2004533158A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/38TPC being performed in particular situations
    • H04W52/46TPC being performed in particular situations in multi hop networks, e.g. wireless relay networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/08Closed loop power control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/38TPC being performed in particular situations
    • H04W52/50TPC being performed in particular situations at the moment of starting communication in a multiple access environment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/54Signalisation aspects of the TPC commands, e.g. frame structure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0808Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA]
    • H04W74/0816Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA] with collision avoidance
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/26Resource reservation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/10Open loop power control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/16Deriving transmission power values from another channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/24TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters
    • H04W52/243TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters taking into account interferences

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

送信要求−受信準備完了(RTS−CTS)チャネルアクセス方式に基づいたクローズド・ループ・リンク調整の方法は、次の工程を含む。発信局としての局を指定すること、意図したデータ(DATA)送信に先立ち、発信局から所定の送信電力でRTSフレームを送信して、受信特性が指定された受信局で評価されるようにチャネルを探測すること、その発信局に応答して、受信局から所定の送信電力で、リンク調整指令を含むCTSフレームを送信すること、発信局の能力の程度にまでリンク調整指令に従って、発信局から受信局にデータ(DATA)フレームを送信すること、そして、発信局に応答して、受信局からデータ(DATA)フレーム受信結果を示す確認応答(ACK)フレームを送信することである。

Description

【技術分野】
【0001】
本願は、2001年4月9日に英語で出願された米国特許仮出願第60/282,191号に基づく優先権を主張しており、その出願はここで参照により本願に組み込まれる。
【0002】
本発明は無線通信分野に関し、特に、送信電力制御とリンク適合技術とそのメカニズムに関するものである。
【背景技術】
【0003】
IEEE802.11はIEEE(米国電気電子学会)により標準化された無線LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)標準である。IEEE802.11無線LAN標準は現在QoS(サービス品質)の特徴を備えた標準に拡張するプロセスが進行中である。その目的は、例えば、コンピュータやマルチメディア機器がQoSの拘束を受けても通信可能にすることである。この標準の拡張はIEEE802.11eという名の下に行なわれており、所謂タスクグループe,TGeにより管理されている。
【0004】
最近になり、IEEE802.11標準はまた、新しい物理レイヤを備えるように拡張され、その物理レイヤを備えることで以前の物理レイヤよりも速いデータ速度が可能になった。種々のデータ速度がいくつかのコードレートと信号の集合を通して可能になる、その目的は、チャネル品質に依存してリンク適合を可能にすることである。所謂5GHzバンドでの高速PHY(物理レイヤ)はIEEE802.11aと呼ばれ、それはOFDM(直交周波数分割多重化)に基づいている。対応する所謂2.4GHzバンドのPHYはIEEE802.11bと呼ばれ、シングルキャリア変調方式を用いている。
【0005】
IEEE802.11はDCF(自律分散制御:Distributed Coordination Function)或いはPCF(集中制御:Point Coordination Function)モードで動作する。前者は分散運用のためのものであり、後者はアクセス地点APからの集中制御のためのものである。今まで、PCFモードはその複雑性が高いと考えられていたので、システムをインプリメントするものにとって認められず、その代わりにDCFが分散運用とともにAPでも用いられている。
【0006】
IEEE802.11アクセス方式の起源はBTMA(ビジートーン多元接続)にまで辿ることができ、それは公知の隠れ端末問題を回避するチャネルアクセスの分散制御のために最初に提案された方法であった。
【0007】
1980年にフィル・カーン(Phil Karn)によって提唱されたMACA(衝突回避機能付き多元接続:Multiple Access with Collision Avoidance)において、データ送信前の送信要求(Request To Send:RTS)と受信準備完了(Clear To Send:CTS)のハンドシェイクフェイズは、分散予約の考えを解決した。これは、BTMA方式におけるように、データとビジートーンについてのチャネルにおいて周波数バンドを分割しないので、実際的なシステムを構築するためにより可能性のある基礎を呈示した。また、後になってIEEE802.11において用いられたランダムな指数関数的バックオフの考えがMACAにおいて導入された。
【0008】
MACAW(無線用衝突回避機能付き多元接続:Multiple Access with Collision Avoidance for Wireless)において、MACAの基本的なメカニズムが洗練された。とりわけ、リンク確認応答ACK方式が導入された。IEEE802.11のアクセス方式は今や、かなりの程度まで、MACAWにおいて開発された原理に基づいている。
【0009】
IEEE802.11における他の進行中の標準化の活動は、IEEE802.11aにおいて、送信電力制御(TPC)とともに分散周波数選択(DFS)を設計して含ませる目的をもった所謂TGh(タスクグループh、即ち、IEEE802.11hのIEEEタスクグループ)を含んでいる。標準化の観点からすると、電力制御の目的は第1にはIEEE802.11aの局STAが欧州規制要求に準拠することを可能にすることである。
【0010】
背景となる情報として、IEEE802.11についての基本的なアクセス原理について説明する。より詳細な情報については、読者はIEEE802.11−1999標準(これはIEEE802.11−1997に替わるものである)、IEEE802.11a−1999標準(5GHzバンドでの高いデータレート)、及びIEEE802.11b−1999標準(2.4GHzバンドでの高いデータレート)を参照されたい。また、良質で簡単な概観は、クルーワー・アカデミック出版社(Kluwer academic publishers)により出版されたガレットT.オカモト(Garret T. Okamoto)著の“スマート・アンテナ・システムと無線LAN(Smart Antenna Systems and Wireless LANs)”(ISBN 0-7923-8335-4)と、ボブ・オーハラ(Bob O'Hara)及びアル・パトリック(Al Patrick)著の“IEEE802.11ハンドブック、設計者の友(IEEE 802.11 Handbook, A Designers Companion)”(ISBN 0-7381-1855-9)に見出される。
【0011】
自律分散制御(DCF:Distributed Coordination Function)にはチャネルアクセス方式の動作に2つのモードがあり、1つはCSMA/CA(衝突回避機能付きキャリア感知多重アクセス方式:Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)に基づくものであり、もう1つはRTS−CTSメッセージ交換を含むCSMA/CAに基づくものである。MIB(管理情報ベース:Management Information Base)属性“dot11RTSThreshold”が用いられて2つの使用を区別する。その閾値より短いMPDUs(MACプロトコルデータユニット:MAC Protocol Data Units、ここでMACとは媒体アクセス制御(Medium Access Control)のことである)はRTS−CTSなく送信される一方、より長いMPDUsはRTS−CTSとともに送信される。ここで焦点を当てるのは隠れ端末の軽減を可能にし、それ故に概して無線媒体のより効率的な使用を提供するCSMA/CAメカニズムに基づくRTS−CTSである。
【0012】
図1A〜図1Dは、局Tと局Rとの間の通信手順と、近接局E、F、G、Hについての関係する影響を示したものである。図1Aにおいて、局TはRTS(送信要求)信号を局Rに送信する。局Tの送信範囲102は、局R、E、及びFを含む局H、Gには至っていない。従って、局R、E、及びFはRTSを受信したり、偶然に聴取したりするが、局H、Gはそういうことはない。図1Bで示される次のステップでは、RTS信号に応答して、局RはCTS(受信準備完了)応答信号を局Tに送信する。図1Bに示されているように、局Rの送信範囲104は局FとHを含むが、局EとGには至っていない。CTS信号を受信後、図1Cにおいて、局Tはデータ(DATA)信号を局Rに送信し、それから、図1Dにおいて、局RはACK信号或いはメッセージを局Tに送信することにより、データ(DATA)信号の受信を確認応答する。
【0013】
局Hが局Tに関しては隠れ局なので、局Tの意図は、局Rにより送信される応答CTSメッセージを介して送信することで通知される(局Hは局Rからすると隠れている、即ち、それは局Rの送信範囲104内にあるので)。結果として、局Hは送信しないし、局Rによる進行中の受信を妨害しない。局EとFとは類似の方法で、局TからのRTSと局RからのCTSとの少なくともいずれかを偶然に聴取した後に、局TとRに対するチャネルアクセスを遅らせる。図1A〜図1Dに示されているように、局Gは局TとRの両方から隠れており、それ故に、おそらくはそのRTSとCTSを偶然にも聴取することはないであろうし、それ故に送信を行なうかもしれない。
【0014】
図2はIEEE802.11で用いられるフレームフォーマットを図示しており、そこで、ボックスの上に付加された番号はそのボックスの情報サイズを示している。なお、データ(DATA)と管理(MANAGEMENT)フレームにおけるアドレス4は無線DS(分散システム)におけるデータ(DATA)フレームについてのみ存在し、管理(MANGEMENT)フレームには存在しない。
【0015】
図3はRTSとCTSとを含むフレーム交換を図示している。フレームが、そのフレームを受信することが意図された局以外の局により受信されるとき、所謂NAV(パケット送信禁止期間:Network Allocation Vector)が、そのフレームのフィールドにおいて示された期間の値に従って設定される。これは物理チャネルアクセス感知に対する付加的な衝突回避のメカニズムを提供し、それ故に、仮想チャネル感知と呼ばれる。物理的、或いは仮想的チャネル感知がそのチャネルについてのアクティビティを示す限り、局は沈黙を維持しなければならない。そのチャネルが空きにあれば、局はIEEE802.11−1999標準で定義されたチャネルアクセス原理に従ってそのチャネルを求める競争を開始する。一般に、そのNAVは新しいフレームが受信されるときにのみ拡張される。NAVが同様にリセットされるときにいくつかの特別な事例があるが、それは正常な動作ではない。
【0016】
図4はデータ(DATA)断片化(fragmentation)をともなうRTS−CTSの使用を図示している。その時、各断片とACKとは暗示的なRTSとCTSとして振舞う。付加的な断片はその断片のフレーム制御におけるビット(フィールド)により示される。
【0017】
IEEE802.11−1999標準に従えば、CTSはRTSと同じリンク速度で送信されるべきであり、ACKはデータ(DATA)と同じリンク速度で送信されるべきである。元々の目的は、発信元或いは送信局(例えば、図1の局T)がRTS送信に先立ち、デュレーション(無線回線を使用する予定期間)の値を計算可能にすることである。
【0018】
図5はRTS−CTSフェーズを通してチャネルにアクセスすることを試みている2つの局の詳細な例を示す図である。図5において、各タイムスロット=9μ秒、SIFS(短フレーム間隔:Short Inter-Frame Space)=16μ秒、CCA(キャリアセンス)<4μ秒、最小CW(コンテンション・ウィンドウ)=15タイムスロット、最大CW=1023時間スロット、空中伝播時間≪1μ秒(図5では、0μ秒)、DIFS=SIFS+2タイムスロット=34μ秒、RTS=52μ秒@6Mバイト/秒(RTS=24μ秒@54Mバイト/秒)、CTS=44μ秒@6Mバイト/秒(CTS=24μ秒@54Mバイト/秒)である。
【0019】
特許文献1は、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)における各局は、時間分散多元接続制御を用いて、例えば、スペクトラム拡散周波数ホッピング送信についてネットワーク通信チャネルを用いるトラフィックを聴取することを開示している。各局はそれ自身のネットワーク割当てベクトルを受信した送信内容から構築し、いつそのチャネルが用いられるのかを示す。メッセージ送信は、2つの短い制御パケット、“送信要求(RTS)”と“受信準備完了(CTS)”とを用いた4つの方法のハンドシェイクを用いる。RTSパケットはデータ送信長を含み、これによりネットワーク上の種々の受信局が、関係する時間にわたり通信チャネルの使用を予約したり阻害するのを可能にしている。CTSパケットは、送信元の範囲内ではなく受信局の利益のためにこのデータ長を繰り返す。この文献はIEEE802.11−1999標準で定義されたIEEE802.11標準に対応している。
【特許文献1】
国際出願公開公報WO95−01020
【0020】
DBTMA(デュアル・ビジートーン多元接続)における送信電力制御に関するある考えは、S.L.ウー(S.L. Wu)、Y.C.ツェン(Y.C. Tseng)、J.P.シュー(J.P. Sheu)による“ビジートーンと電力制御とを用いた移動体アドホックネットワーク用の高機能媒体アクセス(Intelligent Medium Access for Mobile AdHoc Networks with Busy Tones and Power Control)”、コンピュータ通信ネットワークの国際会議(Int'l Conf. on Computer Communication and Networks)、1999年、71−76頁に説明されている。DBTMAは、単一のビジートーンの代わりにデュアルビジートーンを用いたBTMAの拡張版である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0021】
しかしながら、電力制御は公知のRTS−CTSを基本とするチャネルアクセス方式においてはサポートされていない。
【0022】
TPCを伴うDBTMAに関し、BTMA(ビジートーン多元接続:Busy Tone Multiple Access)それ自体は極端に非現実的なもので、分散チャネルアクセスについての実行可能な解決策ではない。それは、学問的な文献で研究するための単純なシステムとして用いられるに過ぎない。また、制御メッセージは最大送信電力(TP)を用いており、それ故に、データ受信に関して損害を与えるような干渉ピークの原因ともなるので、制御メッセージがデータトラフィックのあるチャネルと共用することは不可能である。別の欠点は、固定的なTPに関する情報は受信機で知られると仮定されることにある。加えて、TPCを伴うDBTMAは、特定の状況、即ち、局がAPと関係もしていなければ、グループにおいて他の局とも関係していない分散システムにおいて、問題を解決することを試みるだけに過ぎない。別の欠点は、干渉、リンク利得、或いはTP能力における非対称性が考慮されていないことである。
【0023】
また、加えて、一般的なRTS−CTS、IEEE802.11、及びDBTMAの夫々に共通の問題がある。即ち、(a)リンク適合がRTS−CTSのフレームワークにおいて考慮されていない点と、(b)リンク適合能力による非対称性が考慮されていない点である。
【0024】
発 明 の 要 約
本発明の代表的な実施例は、IEEE802.11TGhにおいて概略が示されたものよりもはるかに遠くにまで到達する送信電力制御(TPC)のアプローチを採用し、IEEE802.11aにおける全体的なシステム性能とともに、可能な限りにまで他のRTS−CTSを基本とするチャネルアクセス方式を向上させることを目的とする。そのようにするときに、これはIEEE802.11TGeで考慮されているQoSの目的も暗に扱うことになる。
【0025】
本発明のさらなる目的は、RTS−CTSフレーム交換に関係したリンク適合(LA)の問題を扱うことである。
【0026】
本発明のさらなる目的は、TPCを伴う共通フレームワークにおけるリンク適合(LA)の問題を扱うことである。
【課題を解決するための手段】
【0027】
本発明の代表的な実施例によれば、送信要求−受信準備完了(RTS−CTS)チャネルアクセス方式に基づくクローズド・ループ・リンク適合の方法は、次の工程を含む。即ち、発信局としての局を指定する工程と、意図したデータ(DATA)送信に先立ち、発信局から所定の送信電力でRTSフレームを送信して、受信特性が指定された受信局で評価されるようにそのチャネルを探測する工程と、その発信局に応答して、その受信局から所定の送信電力で、リンク適合指令を含むCTSフレームを送信する工程と、そのリンク適合指令に基づいて、その発信局の能力の範囲にまでその発信局から受信局にデータ(DATA)フレームを送信する工程と、その発信局に応答して、データ(DATA)フレーム受信結果を示す確認応答(ACK)フレームをその受信局から送信する工程である。
【0028】
本発明の代表的な別の実施例によれば、インフラストラクチュア・レス・システム(即ち、IBSS、或いは独立的基本サービスセット(Independent Basic Service Set)におけるオープン・ループ・グループ送信電力制御の方法は、次の工程を含む。即ち、送信電力情報を搬送するフレームを最近接の局に送信する工程と、その最近接の1つの局がそのフレームを受信し、その受信フレームの測定信号強度とその受信フレームで搬送される各送信電力情報とに基づいてパス利得を決定する工程と、同じグループ(即ち、IBSS)から発信されるパス利得を選択する工程と、その選択されたパス利得のいずれかに関連したノード達するのに必要な送信電力を決定する工程と、最大送信電力と規制要求と局の送信電力能力により決定される許容送信電力との内小さい方を選択する工程と、その選択された送信電力を送信要求(RTS)メッセージと受信準備完了(CTS)メッセージと選択されたパス利得にいずれかに関係したノードに宛てられた他のフレームに割当てる工程である。
【0029】
本発明の代表的な別の実施例によれば、インフラストラクチュア・システム(即ち、BSS、或いは基本サービスセット(Basic Service Set)におけるオープン・ループ・グループ送信電力制御の方法は、次の工程を含む。即ち、アクセスポイント(AP)により、グループ内の少なくとも1つの局を選択する工程と、APからその少なくとも1つの選択された局に送信電力要求を送信する工程と、その少なくとも1つの選択された局から最近接の局へ衝突を防止する秩序立った方法で、その対応するフレームについて送信電力情報をもつ送信電力応答を送信する工程と、その送信電力応答をもつフレームを受信し、その受信フレームの測定信号強度とその受信フレームにおける各送信電力情報とに基づいてパス利得を決定する工程と、その同じグループ(即ち、BSS)から発信されるパス利得を選択する工程と、その選択されたパス利得のいずれかに関係するノードに達するのに必要な送信電力を決定する工程と、最大送信電力と、規制要求と局の送信電力能力により決定される許容送信電力との内、小さい方を選択する工程と、選択された送信電力を、送信要求(RTS)メッセージと受信準備完了(CTS)メッセージと選択されたパス利得にいずれかに関係したノードに宛てられた他のフレームに割当てる工程である。
【0030】
本発明の代表的な別の実施例によれば、段階的に増やされる送信電力方法は、良好な通信のために交換されねばならないフレームのシーケンスを決定する工程と、異なる送信電力レベルを異なる形態の対象物或いは離れた対象物をもつフレームに割当てる工程とを含む。
【0031】
本発明の代表的な別の実施例によれば、より厳しい媒体の再利用を可能するオープン・ループ・送信電力制御に基づく干渉軽減の方法は、次の工程を含む。即ち、何れかの送信局により送信される各フレームについて送信電力制御情報を搬送する工程と、フレームを受信し、その受信フレームの測定受信強度とその受信フレームによって搬送された各送信電力情報とに基づいて、パス利得を決定する工程と、全ての偶然に聴取したフレームに基づいて、進行中の通信が目立つように妨害を受けることのないように、最大瞬間許容送信電力を決定する工程と、送信電力を調整し、もし可能で必要であれば、送信電力と他の送信パラメータ(例えば、リンクレートなど)とを小さくして、何らかの送信試行の間には最大送信電力条件を超えないことを保証する工程である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0032】
本発明の他の目的と利点とは、添付図面に関連して次に説明する好適な実施例の詳細な説明を読むときに、当業者には明らかになるであろう。その添付図面において、同じ要素は同じ参照番号で示されている。
【0033】
ERC(欧州無線通信委員会)により定義された“5GHzバンド”についての欧州規制要求は平均EIRP(実効等方的輻射電力)を、5150〜5350MHz(室内)と5470〜5725MHz(室内と屋外)とで夫々、200mWと1Wに制限している。さらに、DFS(分散周波数選択)はTPC(送信電力制御)との関連で両方のバンドに対して適用されねばならず、後者はダウンリンクとアップリンクの両方で動作する。ERC地域で動作するIEEE802.11の機器はそれ故に、上述の条件に準拠しなければならない。IEEE802.11標準は現在、要求されているTPC機能を組み込んではいないので、本発明の代表的な実施例の目的は、ERCの指示が満たされるようにTPCに関する方法を提示することである。そのようにすることにおいて、本発明の代表的な実施例のさらなる目的は、リンクとシステム性能の改善を可能にするTPC方法を提供することである。
【0034】
本発明の代表的な実施例が、AP(アクセスポイント)をもつ802.11WLANを基本としたインフラストラクチュア、或いはインフラストラクチュアBSS(基本サービスセット)に適用されるとともに、アドホック指向の802.11ネットワーク或いは独立BSS(IBSS)にも適用される。DCF(自律分散制御:Distributed Coordination Function)はしばしば、802.11での好ましい動作モードであるとともに、基本的なチャネルアクセスモードであった。そのような背景とは反対に、出発点としてDCFモードをとるTPC方式は本発明の代表的な実施例と首尾一貫するものである。本発明の代表的な実施例は、(E)PCF(集中制御:Point Coordination Function)或いはHCF(ハイブリッド制御:Hybrid Coordination Function)モードをサポートするために拡張されるか、或いは実施される。
【0035】
本発明の代表的な実施例によりERC要求に準拠することが可能となるだけではなく、全体的な性能、遅延、電池の長寿命化の面からもシステム性能をかなりの程度改善することが可能になる。本発明の実施例はまた、経験的なQoS(サービス品質)を暗に改善するとともにBSSの処理をオーバラップさせる必要性も少なくさせるためのメカニズムや手順を提供している。本発明の代表的な実施例に従って、IEEE802.11についてのTPCが、802.11eの枠組みの中に変更の一部として組み入れられるかもしれない現在の802.11MAC仕様でのいくつかの修正とともに提案される。
【0036】
本発明の代表的な実施例に従って、RTS/CTSを基本とするチャネルアクセス方式に関連した統合的な、そして独立的なTPC及びLA(リンク適合)の両方を可能にする方法、プロトコル、及びフレーム構造が開示される。本発明の代表的な実施例に従って、トポロジー的な目標に依存してTPCを異ならせるメカニズムが提供される。本発明の代表的な実施例では、RTSとCTSとに似たフレームに対するグループベースのTPCメカニズムが提供される。なお、ここで“グループ”という用語は、BSS或いはIBSSにおける全ての局の集合体と同意義であるが、また、IEEE802.11により特定されたり、或いは明瞭に定義されるのではない他のグルーピングで解釈されても良い。本発明の代表的な実施例はまた、他のグループ(BSS或いはIBSS、ここで“BSS”は基本サービスセット(Basic Service Set)の意味のことであり、“IBSS”は独立的基本サービスセット(Independent Basic Service Set)の意味のことである)に属している局が干渉を受けることがないように、干渉軽減のためのTPCメカニズムを提供している。同時に、適切なTP(送信電力)レベルが選択されるのなら、これによりチャネルの再利用が可能になる。或いは、干渉軽減メカニズムが、グループ内、例えば、無限に大きな分散されたグループ内で採用されても良い。本発明の代表的な実施例によれば、これらのメカニズムの基礎として、クローズドループとともにオープンループのTPCが適用される。
【0037】
生じた干渉を軽減し、電力消費を最小にすることにおいて、たいていのアグレシブで正確なTPC方式を、おそらくはデータ(DATA)(及びACK)フレームで構成されるネットワークの大きなトラフィックに適用することが極めて重要である。データ(DATA)フレームの次に、RTSとCTSフレームは、adot11閾値に依存して、相対的に優勢なものであり、それ故に望まれない干渉や電力消費に対して重要な貢献をする要素として考えられる。一般にRTSとCTSフレームとはデータ(DATA)フレームよりも短いので、全体的な平均的干渉の構図に対する付け加えは従ってより低いものでもあろう。ビーコン(BEACON)のように単に時々発生するフレームは、その平均的な干渉の状態により小さなインパクトしか与えないであろう。放射される平均干渉レベルを小さくすることに加えて、ピーク干渉とこれに関連する変動とを最小にするという問題もまた、関心のあることである。異なるトラフィック条件は上記の仮定を変えるものとなるかもしれないが、ここで与えられた陳述は、全ての関連するシナリオがそうならないのなら、たいていは真実であると信じられる。前に述べた目的とともにこれらの問題は、次の2つの事柄を動機付けするものとなる。第1は、定義されることになる所謂TPCポリシーは、TPのアルゴリズム的な目標における非常に大雑把な指針を与え、第2には、定義されることになるTPCメカニズムはそのTPCポリシーをサポートするのに設計される。
【0038】
本発明の1つの側面は、CTS/RTSを基本とするチャネルアクセスシステムにおいてティアード(tiered)TPCポリシーを可能にすることである。このための動機付けとは、異なるトポロジー的な通信範囲という面はフレームタイプに依存して満たされる必要があることである。なお、IEEE802.11における1つとして、これらのフレームは互いに対して時間的かつ論理的な関係をもつ。本発明の代表的な実施例によれば、TPCポリシーは、3つのレベルを定義するティアード(tiered)アプローチに続く。地形的に異なる宛先となる対象物をもったフレームは、これらの間で、3つのティアー(tier)クラスに分割される。図18は3つの主要なTPCティアー(tier)を示している。
【0039】
ティアー(Tier)1のフレームは高い送信電力で送信されるので、このクラスはまた時間的に拘束を受けるというポリシーを採用する。その理由は隣接する(I)BSS内で、そして、その(I)BSSに向かうランダムな干渉ピークを最小にすることである。このことはビーコン(BEACON)送信機会の周辺に、即ち、定期的に送信されるTBTT(ターゲットビーコン送信時間(Target Beacon Transmission Time))の周辺にティアー(Tier)1を閉じ込めることにより達成される。
【0040】
ティアー(Tier)1において、ビーコン(BEACON)TPC、IEEE802.11−1999標準において定義されるビーコン(BEACON)フレーム、及び、類似のトポロジー的な宛先という意図をもった考えられるフレーム/メッセージは、一般にできる限り遠くに到達しなければならない。しかしながら、これらもまた用いられるTPにより規制要求に準拠しなければならない。IEEE802.11−1999標準におけるように、そのようなメッセージはしばしば規則的な時間間隔でスケジュールされ、他のトラフィックより高い優先順位をもち、それ故に固定されたしかし許される最大のTPで送信することが許される。
【0041】
ティアー(Tier)2において、RTS、CTS、及びTPCに関連して、2つの主要な実施例或いは場合が存在する。第1の実施例では、固定されたTPC、RTS/CTSが最も高い可能性のあるTPで送信されるが、TP規制要求により制限される。それ故に、TP設定はビーコン(BEACON)情報と同一である。この実施例の目的は、遠くに離れた局に、それらの局が障害となる干渉の生成を軽減するデータ(DATA)送信パラメータを選択できるように、進行中のデータ(DATA)送信を通知することができるようにすることである。802.11それ自体によってはサポートされていないが、原理的には、RTS/CTSフレームはデータ送信から分離された特別な制御チャネルで送信され、それ故に、前記データ送信との干渉を回避していることに留意されたい。
【0042】
第2の実施例において、グループTPC、そのRTSとCTSは、十分に高いTPで送信されて同じグループ/BSS内のメンバ或いは局に到達するか、しかし、好ましくは十分に低いTPで送信されて、(a)別のグループ内のメンバに到達しないようにし、そして、(b)TPの規制要求と限界内に留まるようにする。この第2の実施例において、1つの目的は、RTS、CTSメッセージが同じチャネルで、そして、可能性としてはデータ(DATA)送信と同時に送信されるとき、RTS/CTSメッセージ交換による別の局のデータ(DATA)送信への干渉の影響を低減することである。
【0043】
従来の公知のRTS−CTS方式は本来的にこれを解決することはないので、グループ指向のTPCを実行或いは可能にする理由をさらに明瞭にすることには価値がある。図5は同じグループに属する2つのIEEE802.11aの局が、6Mbpsのリンク速度でRTSとCTSを送信することによりその媒体による制御を獲得しようと試みている場合を示している。RTS開始からCTS終了までの期間の不適切な時間の関係のために、802.11aのタイムスロット(TS)構造に相対して、ソース1(ソース2に隠れていると仮定)についての仮のキャリアセンスは、ソース2がその媒体に最初にアクセスした後に大雑把には12個のTSにだけ作用する。しかしながら、ソース1の物理的なキャリアセンスは、宛先2からのCTSを検出するために、大雑把には8個のTSを必要とする。その結果、仮のキャリアセンスは、チャネルが予約された時のデータ受信期間中での隠れ端末を少なくする一方、IEEE802.11(a)についてのRTS−CTSフェーズでは依然として伝統的なキャリアセンス機能が必要とされる。さらなる結果、同じグループに属する、それ故にチャネルを共有する局は、そのグループ内の全ての局に到達できるような送信電力を採用する。非常に大きな競合ウィンドウとより高速なリンク速度(例えば、54Mbps)では、この奇妙なブロッキング効果の影響は小さくなるかもしれない。しかしながら、IEEE802.11において、トラフィック強度が高いときにだけ、より大きな競合ウィンドウを用いる理由があるが、そのとき、おそらくは2つのSTAが依然として、例えば、8個のTS内でチャネルにアクセスすることは残るであろう。
【0044】
本発明の代表的な実施例によれば、各RTS−CTSフェーズは単一のタイムスロット内に収められて、TPCはまたCTSフレームを介した中継機能を当てにできる。
【0045】
ティアー(Tier)2の第2実施例の変形例において、グループを基本にしたTPCはCTSメッセージに対して実行されるが、RTSフレームに対して可能性のある最低のTPを適用する。これは第一には、RTS−CTSフェーズが単一のTS内に収められる、即ち、IEEE802.11aシステムではない場合に焦点を当てている。この点については動機付けには、データ(DATA)受信が、データ(DATA)フレームについての潜在的にはより長い干渉にさらされる時間のために、ACK受信よりも脆弱であることがある。
【0046】
ティアー(Tier)3において、データ(DATA)送信についてのDATA、ACK TPC+LAに関し、即時的なクローズドループTPCと即時的なクローズドループLAとが、CTSメッセージで搬送されるフィードバック情報を介して展開される。これに加えて、DATA TPCもまた、RTS/CTS TPC設定とともに、規制的な特徴にも準拠している。ACKについてのTPCとLA(リンク適合)とは一般にDATAについてのパラメータに続く。DATAとACKとのヘッダが暗黙のRTSとCTSメッセージとして振舞うという特別な場合は、断片化送信(fragmented transmission)である。そのとき、DATA、ACK、及びTPCは随意的にRTS、CTS、及びTPCに同等になっても良い。
【0047】
ティアード(Tiered)TPCポリシーは次のように要約される。
【0048】
【数1】
Figure 2004533158
【0049】
IBSSに類似したシステムの例示的であるが、しかし簡略化された例が図6に示され、それは異なるフレームについての異なるTP設定の結果がどのように異なる送信範囲となるかについて図示している。ティアー(Tier)2の第2実施例(即ち、RTS-CTS TPCのケース2)が利用される。なお、IBSSにおいて、全ての局は時々、規則的にビーコンを送信するが、簡略化のために、ただ2つのビーコンの範囲がここでは示されている。図6に具体的に示されているように、リング102が局Tについてのデータ(DATA)送信範囲であり、リング104が局Rについてのデータ(DATA)送信範囲である。リング212は局TについてRTS送信範囲であり、リング214が局RについてのRTS送信範囲である。そこに見られるように、リング212、214はリング102、104より大きい。しかし、局FとHのビーコン(BEACON)送信範囲であるリング216、218はもっと大きい。
【0050】
ティアー(Tier)3に関して、RTSメッセージを受信する各ノード或いは局は、瞬間的な搬送波対干渉波の比CIRと他のチャネルの選択パラメータを評価することが好ましい。そのあとに、RTSフレームに用いられる送信電力の望まれる削減或いは増加が決定される。それから、相対的送信電力調整要求PTX_RequestがCTSメッセージで発信元の局に搬送され戻される。発信局は、従って、後続のデータ(DATA)フレーム送信についての送信電力レベルを調整する。同じ手順がACKについても繰返される。即ち、発信局はACKについて目標とされた対応する送信電力調整要求を搬送する。なお、RTSとCTSの両方が以下にさらに説明するTPC ティアー(Tier)2に関係したメカニズムで送信される。送信電力を選択することの詳細は実施に当たって具体的になるものであるが、メカニズムそれ自体は本来的に受信機での瞬間的に経験するCIRに関して非常に正確な調整を可能にしている。与えられた柔軟性の例は、実施形に固有のアルゴリズムはいつも(例えば、RTSに)PTX_Requestで応答することができ、それ故に、データ(DATA)の送信者に十分な許されるドメイン送信電力を用いるように強制する。これは全く可能なことであるが、空間的な再利用が小さくなり、電力消費が増加するので、概して結果的には性能の悪いシステムとなる。なお、RTS−CTS方式を生かすことのない短いデータ(DATA)或いは管理(MANAGEMENT)フレームの送信において、オープンループグループTPCから生じる情報が用いられる。このことは、データ或いは管理フレームが一群の受信機に対してマルチキャスト或いは同報により送信されるときには、特に興味深い。
【0051】
ティアー(Tier)3のクローズドループDATA TPC、DATA LA、及びDATAについての統合TPCとLAについて、次の例を考慮する。局Tが局Rに送信するためのデータパケットをもち、バックオフと類似の特徴とを伴う採用されたチャネルアクセス方式が既に作用していると仮定すると、局TはPTX_Request(RTS)のTPでRTSメッセージを局Rに送信する。この送信は条件が調整されて何らかの進行中の通信を妨害しないようにできる。
【0052】
局RはRTSフレームを受信し、LAとTPCアルゴリズムとに付加的なガイダンスを
提供できる受信電力PTX(RTS)と他の光学的リンク特性とを決定する。光学的リンク特性はチャネル状態の情報を含むか、或いは単に遅延拡散情報を含んでも良い。
【0053】
また、局Rは、LAとTPCアルゴリズムとに付加的なガイダンスを提供できる、同時にいくつかの他の局からの干渉IRXと他の干渉特性とを経験し測定する。
【0054】
連続するステップにおいて、他の光学的なリンク特性をもつPRX(RTS)と他の干渉特性をもつ干渉IRXとノイズについての知識とが局Rによって用いられて局Tから局Rへのデータ(DATA)送信についての設定を決定する。
【0055】
1つの好ましいステップでは、リンクと干渉とノイズについての知識とが局Rにより用いられて、RTSメッセージに用いられるTPに相対したTPの変化、例えば、信号発信での相対的な変化があるクローズドループを決定する。
【0056】
代替的であるが、好適なでもあるステップにおいて、リンクと干渉とノイズについての知識とが局Rにより用いられて、RTSメッセージに用いられるTPに基づいてLAの設定を決定する。
【0057】
組み合わされたステップでは、LAとTPの両方の設定が局Rにより決定される。連続するステップでは、決定されたリンク制御情報がCTSフレームにおいて局Tに転送される。CTS送信は条件が調整されてそれが進行中の通信の妨害をしないようにされる。連続するステップにおいて、局Tは、データ(DATA)を送信するとき、CTSメッセージにおいて受信されるリンク制御情報で指示される設定を用いる。この送信は条件が調整されてそれが進行中の通信の妨害をしないようにされる。
【0058】
本発明の付加的なステップにおいて、その手順は継続的かつ連続的なフレーム交換で繰返される。
【0059】
従って、データ(DATA)フレームは、CTSメッセージに相対的なTPを調整するACKフレームについてのリンク制御情報を搬送する。IEEE802.11では元々は許されてはいないが、ACKレートは将来のシステムでは発信局Tにより決定されるように適合される。
【0060】
加えて、IEEE802.11が断片化(フラグメンテーション:fragmentation)を採用するとき、データ(DATA)とACKとはRTSとCTSとして作用し、それからリンク制御情報を搬送する。ここで、その電力制御もまた最後に送信されたフレームに関係している。随意的には、RTSとCTSとのメッセージは期待されるデュレーションをカバーするデュレーションフィールドインディケーション(duration field indications)で送信される。この送信もまた条件が調整されてそれが進行中の通信の妨害をしないようにされる。
【0061】
図7は、RTS−CTSフレーム交換に基づくクローズドループ統合TPCとLAの原理を示している。オプション1によりACKについてのTPとLAの適合が可能になる。なお、IEEE802.11−1999標準によれば、DATAとACKとは同じLA方式を用いるべきである。しかしながら、類似システムの将来の拡張や開発は除外されない。図7に示されているように、始めのステップ702では、発信局TはRTS電力をPTX(RTS)に設定し、それから、ステップ704ではRTSを局Rに送信する。ステップ704では、局RはPRX(RTS)とIRXとを測定し、PTX(DATA)とLA(DATA)とを決定し、それからステップ708において、局TにCTSでその決定された情報を搬送する。ステップ710では、局TはそのCTSで受信された決定されたPTX(DATA)とLA(DATA)とに従って調整を行なう。随意的には、局Tはまた、PRX(CTS)とIRXとを測定し、PTX(ACK)とLA(ACK)とを決定し、それからこの決定された情報をデータ(DATA)に付加する。それから、ステップ712では、局Tはデータ(DATA)を局Rに送信する。ステップ714では、局Rは、もし受信データがPTX(ACK)とLA(ACK)とを含んでいたなら適当な調整を行ない、ステップ716では、局RはACKを局Tに送信する。
【0062】
他の通信を妨害しない条件に関して、少なくとも1つの代表的なオプションがある。第1のオプションはIEEE802.11についての伝統的な(legacy)チャネル接続の原理に従うもので、物理的或いは仮想的キャリアセンスがチャネルが占有されたことを示すなら、アクセスが遅らせられる。この現在の技術の欠点は、それがTPCが採用されているので可能であるときでさえもチャネルを再利用することを試みていない点にある。
【0063】
本発明の代表的な実施例に従う第2の代替的なオプションでは、TP指示を偶然に聴取した情報と最大許容受信電力とを活用する。そのような情報は、基本的にはRTSとCTSフレームのヘッダ情報、しかしまたデータ(DATA)、ACK、おそらくは他のフレームに含まれ、また、そこに由来しても良い。この方式はさらにより詳細に後で説明するが、また、それは干渉軽減(Interference Mitigation)としても言及される。
【0064】
ティアー(Tier)1に関し、ビーコン(BEACON)、TPC、許容送信電力レベルによりドメインの具体的な設定が可能になる。(I)BSS内での各局では、図19〜図23において定義される適当な複数のIEのいずれかを含むフレームを送信するとき、その許容ドメイン送信電力を用いる。もし、送信電力の能力がドメインの送信電力レベルより低いなら、前者が用いられる。IEEE802.11に関し、ビーコン(BEACON)IPの設定は、(I)BSSを始めるノードのIEEE802.11管理情報ベース、MIBによって決定される。IBSSについて、ビーコン(BEACON)についてのTPC設定は、ビーコン(BEACON)自身で搬送される情報要素IEとして分配される。これについてのフレームフォーマットと手順とはさらに以下で説明する。
【0065】
ティアー(Tier)2(例えば、RTS、CTS、TPC)に関し、その目的は、(I)BSS内の全ての局或いはノードが十分なCIRをもちフレームを受信できるように送信電力の設定を決定することである。このメカニズムはまた、(I)BSS内の同報やマルチキャストのトラフィック用のTPC設定のために有用であるが、第一にはRTSとCTSフレームに対して向けられたものである。
【0066】
RTS−CTSフレームの交換は効率的に隠れ局がチャネルにアクセスするのを防止する一方で、さらに仮想キャリアセンスにより改善され、RTS−CTSフレームそれ自身は古典的な物理的キャリアセンスで保護される必要がある。その結果、同じ(I)BSS内の全ての局は十分な電力で送信して互いに到達することを保証することが極めて重要である。しかしながら、干渉と電力消費の観点からすると、可能な限り最小の送信電力で送信するのが好ましい。ここで提案されているグループ指向型のTPCは、これら2つの幾分競合する目的の間で平衡をとって調整することを意図している。
【0067】
前に示唆したように、数多くのケースは区別される必要がある。最初のケースは固定TPCである。制御フレームのRTSとCTSとがチャネルをデータ(DATA)送信と共用しないシステムにおいて、そのチャネルが共用されるなら、RTS、CTSメッセージの正確で厳格なTPCの必要は低くなる。そのチャネルは、例えば、時間的に(例えば、TDD/TDMA構造のように、“TDD”とは時分割複信のことであり、“TDMA”とは時分割多元接続のことである)、或いは符号的に(例えば、直接拡散符号分割多元接続を意味するDS−CDMAのように)、或いは周波数的に(例えば、FDDのように、“FDD”とは周波数分割複信のことである)RTSとCTSとが分離されるなら共用されないように考慮される。周波数分割に伴う欠点はチャネルが相互的であるとは考えられず、それ故に、そのチャネル利得はRTS、CTS、データ(DATA)チャネルに関して異なるかもしれない。そのチャネルをデータ(DATA)と共用するときにRTS、CTSメッセージからの干渉の影響を小さくするための付加的な方法は、データ(DATA)に対して強力なバースト誤り訂正符号を用いることである。一例として、長さがNで複数個のRS−シンボルをもち、長さがN−Kで複数個の冗長RS−シンボルをもつリード−ソロモン(RS)コードは、最大でフロア(floor)が{(N−K)/2}の未知の複数のRS−シンボル或いはフロア(floor)が(N−K)の既知の複数のRS−シンボルを訂正できる。ACKについて2つの代表的なオプションが存在する。それは、チャネルを同じTPC方式を用いてデータ(DATA)と共用するか、或いは、同じTPC方式を用いてそのチャネルをRTS、CTSと共用する。
【0068】
その結果、TPCは、TPを好ましくは規制要求に従った許容レベルに、そしてその機器自身により達成可能なレベルに調整する。なお、BSS、及びIBSSに類似したシステムではここではTPCの観点からは区別される必要はない。
【0069】
第2のケースは、グループTPCである。BSS及びIBSSに類似したシステム両方を扱うために、2つの方法が展開される。
【0070】
IBSSのグループTPCについての手順は、送信電力レベル情報PTXを情報要素IEとして正規のIBSSビーコンにおいて搬送することに基づいている。ここで、PTXは単にIEそれ自身が転送されるフレームについて採用された送信電力を表わしている。ビーコン(BEACON)を用いることの意図は、それが電力スリープモードでの動作とともにティアー(Tier)1の対象にもうまく従うためである。送信電力レベル情報に加えて、必要最小受信電力レベルPRX_minは同じIEで送信される。
【0071】
IEを伴うビーコン(BEACON)を受信する各局はパス利得と、その後に必要な送信電力を決定する。また、各局は、ビーコン(BEACON)が同じIBSS内にある局から発信されると評価する。時間がたつと、IBSSのビーコン(BEACON)の送信時刻はいくらか乱れてくるので、同じIBSS内で範囲内にある全ての局からのビーコン(BEACON)が受信される。その照合される情報に基づいて、局間での最大要求送信電力が選択される。新しいアップデートは偶然にも聴取されることはないので、古い送信電力アップデートは時間と共にその妥当性を失う。
【0072】
IEEE802.11のIBSSにおいて、各STA(局)はビーコン(BEACON)フレームをTBTT+ランダムな小さい遅延で送信することを試みる。別のビーコン(BEACON)を偶然に聴取する局STAは送信を控える。そのビーコン(BEACON)は相対的には高電力で送信されるので、IBSS内の全ての局STAは、デコードが失敗するかもしれない衝突が発生する以外は、メッセージを正しくデコードするのに十分なSNR(信号対雑音比)をもつ。
【0073】
(IEEE802.11−1999標準において既に存在しているところから離れた)付加的なIEは、そのビーコン(BEACON)を送信するときに用いられるTPレベル、PTX(BEACON)を示す。そのIEは、図21に例示されているように、ビーコン(BEACON)フレームそれ自身の中に組み込まれる。PTX(BEACON)とそのビーコン(BEACON)フレームに由来する受信信号強度PRX(BEACON)は知られているので、パス利得は計算される。このことは全ての受信ビーコン(BEACON)に対して繰返される。同じIBSSに属するいずれかの局STAからの最小パス利得がその後、抽出され、RTSとCTSメッセージについてのTPを計算するのに用いられる。或いは、以下に説明するTPCグループ手順は、複数の局STAが異なる最小受信電力を要求するときに用いられる。
【0074】
ビーコン(BEACON)を活用することの利点は、電力削減可能な局STAが覚醒し、ビーコン(BEACON)を聴取することにある。
【0075】
図8は、同じIBSS内の数多くの他の局STAにより受信される1つのビーコン(BEACON)を送信する局を示している。図8に示されているように、ビーコン送信局STAはまずPTX(BEACON)を最大許容レベルに設定し、そのビーコン(BEACON)においてPTX(BEACON)を指示する。随意的には、ビーコン送信局STAはまた、PRX_minを決定し、また、そのビーコン(BEACON)においてPRX_minを指示する。次に、その局はビーコン(BEACON)を他の局STAに送信し、他の局夫々はPRX(BEACON)を測定し、それから、パス利得と必要な送信電力を決定する。
【0076】
ビーコン(BEACON)においてPRX_minが示されるとき、もし、そのビーコン(BEACON)に指示がないならPRX_minの評価値が必要とされるので、より正確な必要送信電力の決定が成し遂げられる。
【0077】
ビーコン(BEACON)をそこで搬送されるTPC情報とともに受信する効果の別の観点が図9A〜図9Bに示されている。リング902は、局或いはノードCのビーコン(BEACON)送信範囲を示し、GCA、GCB、GCE、GCF、及びGCGは夫々、ノードCから局或いはノードA、B、E、F、及びGへのパス利得を表わしている。まず、局Cはビーコン(BEACON)を図9Aに示されているように送信し、その後、他の局ではビーコン(BEACON)を受信する。後の例において、各局STAは、同じIBSS、そして、またおそらくは他のIBSS内で、ビーコン(BEACON)を受信した各局STAへの平均的なパス利得についての知識をもっているであろう。図9Bの例示では、局Bにより獲得されたパス利得についての知識を、局Bと、局A、C、F、及びG夫々との間のパス利得GAB、GCB、GFB、GGBとともに示している。局が移動すると、古いパス利得情報の重みは少なくなると仮定される。
【0078】
グループTPCにおけるBSSのようなシステムに関して、BSSグループTPCについての手順は多少IBSSについての手順に類似しているが、チャネル探索の手順はAPによって指示される。選択された局STAに向かうように指示された送信電力情報要求は、APにより発行される。この要求はIEを介して送信され、例えば、プローブ(Probe)要求、或いは、ビーコン(BEACON)直後の別の適当なフレームにおいて搬送される。その後、プローブ応答或いは別の適当なフレームが、使用される送信電力情報PTXと好ましくは必要最小受信電力レベルPRX_minをも示す別のIEとともに宛先となった局から送信返却される。プローブ要求とプローブ応答(或いは代替的な適切なフレーム)とは、ティアー(Tier)1のTPC設定規則を採用している。プローブ応答(或いは代替的な適切なフレーム)をIEとともに受信する各局STAはパス利得とその後必要な送信電力とを決定する。各局STAはまた、同じBSS内の局STAからそのフレームが発信されると考え評価する。時間の経過とともに、同じBSS内のそして範囲内にある全ての局STAから所望のIEとともにフレームが受信される。各個々の局STAに関し、そのとき、時間変化するチャネル利得に関して、必要最大の送信電力が局間で選択される。
【0079】
BSSに属する局STAのポーリング手順は実施時の具体的な問題なので、標準では定義されていない。なお、その方式により、その方式を実施するものは何らかの望ましい方法でPRX_minを調整し、アルゴリズムのダイナミクスを管理することが可能になる。またなお、PRX_minを調整することにより、局は近隣の干渉があるBSSが存在するときに適合的に所望の受信電力を補償することを試みる。それ故に、最大のドメイン送信電力が最適なものであるなら、そのシステムは適宜、送信電力パラメータを調整するであろう。これとは反対に、他の局ではその代わりに資源を浪費しない。さらにその上、ティアー(Tier)1の情報は、時分割のために、ティアー(Tier)2のトラフィックとは干渉しないので、PRX_minの設定に導く干渉測定はティアー(Tier)1に関連した干渉を除外すべきことが好ましい。
【0080】
具体的には、IEEE802.11のBSSにおいて、APはビーコン(BEACON)を送信する一方、APではない局STAはビーコン(BEACON)を送信することはなく、そして、その結果、IBSSでの解決策は作用しない。しかしながら、そのビーコン(BEACON)の前、その最中、或いは、その後に、APはAPではない局STAのTP要求を実行する。それは、BSSに属する1つ以上の局STAにTP要求をそこで搬送される対応するTP設定とともに送信するよう要求する。TP要求は好ましくは、そのビーコン(BEACON)が使用しているのと同じTP設定で送信されると良い。なお、BSS内の局STAはそのビーコン(BEACON)における送信電力指示を用いてAPに対する必要な送信電力を決定すると良い。
【0081】
このことがどのように実施されるのかについての種々のオプションが想像されるが、ここで与えられる代表的な実施例に限定されるものではない。具体的なTP要求メッセージは1つのIEとして定義される。別のIEがTP要求のために用いられて、それが搬送されるのと同じメッセージについての用いられるTPレベルを示す。TP要求のIEは、例えば、BEACON、PROBE_REQUEST、或いは、IEEE802.11の改良版についての標準化において現在開発中の所謂、GENERIC_MANAGEMENT_FRAMEに含まれても良い。TP応答のIEは、例えば、PROBE_REQUEST、PROBE_RESPONSE、或いは、GENERIC_MANAGEMENT_FRAMEに含まれても良い。
【0082】
APのTPポーリング方式は、例えば、ラウンドロビン方式で達成されても良いし、或いは、特に、カバレッジの境界にあることが予想される局STAに向かうように目標が定められても良い。
【0083】
なお、もし、BSS或いはIBSSにより定義される局STAのグループが広範囲にわたり拡張するなら、TPが、RTS−CTSフレームについてのビーコン(BEACON)TPレベルと同じレベルに設定される可能性がある。
【0084】
オプション的な実施例において、IEは使用されるTP PTX(FRAME)のみならず必要最小の受信電力PRX_minの大きさをも含む。PRX_minを定義するときには、既知の最低リンク速度が仮定される。
【0085】
図10は、APがビーコン(BEACON)でTP要求のIEを発行する代表的な場合を示している。図10に示されているように、ステップ1002において、AP(アクセスポイント)に送信するビーコン(BEACON)は1つ、或いは随意的にはそれ以上の局(STA)を選択し、そのビーコン(BEACON)においてTP要求のIEを指示する。それから、ステップ1004では、APはビーコン(BEACON)を選択された宛先の局に送信する。ステップ1006では、宛先の局がその要求に対して、(a)PTX(FRAME)を最大許容レベルに設定し、(b)IEのTP応答においてPTX(FRAME)を指示し、(c)オプション的にはPTX(FRAME)を決定し、IEのTP応答においてその決定されたPTX(FRAME)を指示することにより応答する。次のステップ1008において、宛先である局は何らかの適当なフレームタイプでTP応答のIEを発行する。もし、多数の局が宛先となるなら、それらの局はアドレスされた順序に従って秩序ある方法で応答する。各フレームはSIFS(短フレーム間隔)で別々に分割される。ステップ1010と1012において、TP応答のIEを含むフレームを受信する局は、PTX(FRAME)を測定し、パス利得と要求される送信電力を決定し、(随意的には、もしPTXがTP応答のIEにおいて受信されるなら、その送信電力決定において明瞭なPRX_minの情報を含む)。
【0086】
TP要求とTP応答の交換を別の観点から見たものが図11A〜図11Bに計算されたパス利得が示されて、図示されている。図11Aにおいて、局CはAPであり、リング1102によって示される送信範囲をもち、局Cから局A、B、E、F、及びG夫々へのパス利得GCA、GCB、GCE、GCF、及びGCGをもっている。図11Aはまた、局C(AP)から局Gへ送信されるTP要求を示している。
【0087】
図11Bは類似の状態を示しているが、それは局Gの利点から見たものである。リング1104は局Gの送信範囲を示し、局Gから局A、B、C(AP)、E、及びF夫々へのパス利得GGA、GGB、GGC、GGE、及びGGFが夫々示されている。また、局Gから局C(AP)へのTP応答も示されている。
【0088】
ティアー(Tier)2のケース2(グループTPC)に関するいくつかの一般的な特徴について説明する。特に、図12は、TP要求とTP応答のIEの内容と、任意のタイプの管理フレーム体におけるそれらの場所を示している。管理フレーム体(Management Frame Body)1204は多数の固定フィールドとまた、多数のIEとを含んでいる。各IEはフォーマット1206をもち、1オクテット或いはバイトの要素IDと、1オクテットの長さフィールドと、長さフィールドにおいて示された長さをもつ情報フィールドとを含んでいる。なお、TP要求はBSS動作においてのみ用いられる。図12に示されるテーブル1202は代表的なTP要求のフォーマット(そのテーブルにおいて要素IDxに対応している)を記載しており、また、代表的なTP応答のIEのフォーマット(そのテーブルにおいて要素IDyに対応している)を記載している。図20はまた、代表的な送信電力IE(情報要素:Information Element)のフォーマットを示しており、図19は代表的な送信電力情報要求要素のフォーマットを示している。
【0089】
図21は、本発明の代表的な実施例に従って、管理フレームのサブタイプのビーコン(BEACON)がどのように変形されて3つの新しいIEを含むようになるのかを示している。特に、そのフレームの11番目のIEはドメイン情報を含み、そのフレームの12番目のIEは送信電力情報要求要素であり、そのフレームの13番目のIEは送信電力情報要素であって良い。なお、その送信電力情報要求要素はまた、管理フレームのような他のフレームにも含まれて良い。なおまた、送信電力情報要素はオプション的には、BSSについてのビーコン(BEACON)に含まれても良い。
【0090】
図22はプローブ要求が本発明の代表的な実施例に従って、どのように変形され送信電力情報要求要素を含むことができるのかを示している。図23はプローブ応答がどのように変形されて送信電力情報要素を含むことができるのかを示している。
【0091】
本発明の代表的な実施例では、グループTPCのポリシーがCTSフレームに対してのみ採用されて良く、一方、RTSフレームは意図された受信機に関するTP設定を採用している。それ故に、以前にグループTPCレベルの知識を得るためにRTS、CTS TPCに関して描いた方式がCTSフレームのためだけに用いられる。RTS TPレベルは独立的なアルゴリズムで決定されるが、CTSフレームについてのTP設定によって上向きに限定される。(例えば、さらに上述したように)TP情報を搬送し意図される受信機によって送信される何らかの偶然に聴取したメッセージが入力として用いられて、RTSフレームについてのTPレベルを決定しても良い。
【0092】
TPCグループアルゴリズムの代表的な実施例は、次の工程を含んでいる。即ち、対応するフレームのTPを示すIEを搬送するメッセージについてのチャネルを監視する。次に、もし、そのIEが同じ(I)BSS(グループ)に属する局STA kによって送信されたかどうかを決定し、そして、もしそうであるなら必要なTPを決定する。もし、IEが干渉情報を含むなら、このこともTP PTX(RTS)kを決定するときに考慮される。そのTPは、最小のTPを必要としている最低データ速度に対して決定されるのが好ましく、それ故に発生するピーク干渉を最小にする。次に、PTX(RTS)=max(PTX(RTS),…PTX(RTS)k,…PTX(RTS)K)を設定する。ここで、kは同じ(I)BSS(グループ)内の局(STAs)を指している。同じTPがCTSメッセージに用いられ、例えば、PTX(CTS)=PTX(RTS)である。
【0093】
本発明の代表的な実施例に従えば、以下に略述するように、オープンループ干渉低減制御(Open Loop Interference Mitigation Control)を通して空間的な再利用を増やす手順が備えられる。この手順を用いると、局或いはノードは最大許容TPを決定でき、IEEE802.11−1999標準における現在のチャネルアクセス規則の元では許されていない進行中の通信を妨害する(何らかの目立つ程度)ことなくフレームを送信することができる。
【0094】
具体的には、TP指示と最大許容受信電力PRX_MAXが、まずRTSとCTSフレームのヘッダ情報に、しかしデータ(DATA)とACKフレームにも含められ、そして、そこから生じる。最大許容受信電力PRX_MAXは経験する干渉とノイズレベルに関係している。データ(DATA)受信は、例えば、ACKに比較して、一般的にはより長いフレームであり、そして、より高いリンクレートの結果としてより高いCIRが要求されるために、干渉に対して耐性がないので、CTSフレームヘッダにおいてその情報を含め検出することは最も重要である。なお、PRX_maxはオプション的には、PRX_minよりも十分に小さいPRX_maxについてのレベルを主張することで、PRX_minから決定されても良い。
【0095】
図13は互いに通信している2つの局のペア(T1,R1)と(T2,R2)とを示している。T1とR1との間、T1とR2との間、T2とR1との間、T2とR2との間におけるパス利得を夫々示すパス利得G11、G12、G21、G22が示されている。リング1302は局或いはノードT1の送信範囲を示し、リング1304は局或いはノードT2の送信範囲を示している。従来のIEEE802.11の規則の下では、局T2と局R2とは通常は、局T1と局R1とが既に媒体を用いているので送信することはできない。しかしながら、もし局のペアについてのTPが次の条件を満たすなら、多数の“オーバラッピング”な送信を収容する或いは許可することが可能になる。即ち、
【0096】
【数2】
Figure 2004533158
【0097】
であり、かつ
【0098】
【数3】
Figure 2004533158
【0099】
である。ここで、C/Iは干渉比、Pは送信電力、Gはチャネル利得、γminはおそらくは受信についての最小限必要なC/I比である。
【0100】
図13において、局T2が局R2から(例えば、デュレーション指示(duration indication)をもつより早いCTSを偶然に聴取したことを通して)パス利得の知識と最大許容受信電力と得たと仮定するなら、以下の条件が満たされたなら、フレーム(例えば、RTS或いはデータ(DATA))を送信しても良い。
【0101】
【数4】
Figure 2004533158
【0102】
しかしながら、そのフレームは以下の条件であれば局R2においておそらくは受信されるだけであろう。
【0103】
【数5】
Figure 2004533158
【0104】
局T2と局R2との両方でいずれもが局T1と局R1のいずれとも干渉していないことを保証しなければならないことを気に留めておくは重要である。局R2からの応答がないのは、局T1或いは局R1のいずれかからの干渉のためであるかもしれない。そのような場合、送信はIEEE802.11−1999標準において定義された従来の規則に従ってチャネルが空きになるまで遅らされる。
【0105】
IEEE802.11は、RTS、CTSとデータ(DATA)との間で共用チャネルを利用するので、これはRTS、CTSメッセージ好適にはTP制御されることを意味している。この結果、PTX(RTS)、PTX(CTS)、PRX_max、及びデュレーション(Duration)が検出されるという保証はない。
【0106】
RTS、CTSメッセージが直接的にデータ(DATA)受信の成功に影響をあたえないチャネルをもったIEEE802.11ではないシステムでは、PTX(RTS)、PTX(CTS)、PRX_max、及びデュレーションの情報が、RTS、CTSメッセージがさほど活動的ではないTPCを用いることができるために、より広く配信される。
【0107】
例えば、PTX(RTS)を必要とするRTSフレームが良いマージンをもって進行中の通信を妨害することなく送信されると判断される場合、PTX(RTS)が増加するのを許される程度で、採用されたLA(RTS)が増やされても良い。
【0108】
RXを決定するための手順が備えられる。この手順は、例えば、前述したデータ(DATA)方式についてのティアー(Tier)3のクローズドループデータ(DATA)TPC、データ(DATA)LA、及び統合(Joint)TPCとLAにおいて用いられる。IRXの決定値はまた、(a)ティアー(Tier)1のフレーム、(b)ティアー(Tier)2のフレーム、或いは(c)ティアー(Tier)3のフレームの内の少なくとも1つにおいて後で送信されるPRX_minを決定したときに用いられる。RTSメッセージの受信において、受信局Rは瞬間的な搬送波対干渉波の比CIRを決定するのが好ましい。1つの好適なオプションとして、その干渉は、測定RSSI(受信信号強度インジケータ)に基づいて決定されるのみらなず、他の局STA間での偶然に聴取されたトラフィックから生じるデュレーション(Duration)情報に基づいても決定される。このようにして、データ(DATA)受信開始における予想されるIRXが決定される。図14は受信局Rにおける干渉プロファイルと、宛先(受信局R)からのCTS信号に相対した、ソースからのRTSとデータ(DATA)信号のタイミングとを示している。図14に示されているように、DIFS期間はRTS信号が送信される前に発生し、SIFSはRTSをCTSから時間的に分離し、また、SIFSはCTSをデータ(DATA)から時間的に分離する。宛先における干渉プロファイルは、干渉がデュレーション情報を伴う偶然に聴取したフレームで測定されることを示している。この例では、干渉がDIFS期間が始まる前に増加し、それからCTSの後、データ(DATA)送信の前により低いレベルに減少している。なお、IRXは付加的には長時間平均干渉レベルをより良く反映するためにフィルタされても良い。
【0109】
本発明の好適な実施例に従えば、必要最小限の受信電力を決定するための手順も備えられる。RTSとCTSフレームのグループTPCのために、必要最小限の受信電力はPRX_minは、それらフレームが各意図された局に、異なる干渉を経験するか或いは異なるノイズフロア(floor)をもつ局にさえも到達できるように用いられる、この情報は通常、IE要素、例えば、図12と図19〜図23で定義されたものにおいて配信される。しかしながら、フレーム(例えば、CTS)がまた、前に検討したように、PRX_maxを含むとき、その情報は付加的な入力を提供して次の関係を通してPRX_minを決定する。
【0110】
【数6】
Figure 2004533158
【0111】
ここで、その定数は通常は必要な搬送波対干渉波の必要γminである。その相互的な手順がまた用いられても良く、即ち、フレームでPRX_minが与えられると、PRX_maxが決定される。
【0112】
マルチホップ・ネットワーキングに関し、RTS、CTSを基本とするチャネルアクセス方式を採用したマルチホップネットワークは提案の方法を利用して、既に検討されたことについての付加的な利点を獲得できる。ある想像上のマルチホップネットワークにおいて、パス利得は宛先までの最短パスを計算する上でコストとして用いられる。この測り方を用いるなら、最短パスは必要最小限のTPで最小の干渉しか発生しないパスである。最短のパスコストを決定する上で、隣接する局STAへのパス利得を得る必要がある。RTSとCTSを含み、また例えば、ビーコン(BEACON)なども含む全てのフレームで、後者は高いTPで送信されるのであるが、これらのフレームがそのようなTP情報を搬送するなら、隣接局へのパス利得を探索するメッセージの負荷と強度とは潜在的には削減できる。別の問題は、より正確なリンク利得の知識は所謂トポロジー制御において有用である点にある。トポロジー制御は、TPCが採用されるときマルチホップネットワークにおける十分かつ感度の良い接続性を維持するための公知技術である。
【0113】
データ(DATA)及びACK TPCについてのクローズドループアプローチによる非対称性のリンク能力に関して、本発明の代表的な実施例は非対称性リンクを有するケースをサポートする。このことは、数多くの理由のために、例えば、次のような理由を含むかもしれない。各方向での通信が、相互的ではなく短時間的には定常なチャネル、例えば、FDD(周波数分割複信)で発生する。複数の局は異なるTPとLAの能力をもつ。干渉の状態は、2つの通信している局STAで異なる。対称的な場合には、それらがより非対称的な場合のより悪化したケースなので自動的に処理される。
【0114】
ノイズと干渉の非対称性はまた、PRX_minが含まれるので、RTS、CTS、TPCについてもサポートされる。
【0115】
フレーム構造に関して、数多くの異なる実施形が、この開示において定義されたようなメッセージがどの程度利用されるのかに依存して、フレームに対して利用可能である。提案されたフレーム要素のサイズは1つの代表的な例であり、実際には異なっても良い。IEEE802.11−1999標準で定義されたような代表的なフレーム構造が用いられるが類似の機能を備えた他のフレームフォーマットも考えられる。例えば、TPCとLAの情報はOSIの第2層(MAC)のフレームにおけるのみならず、例えば、OSIの第1層(PHY)或いはOSIの第3層(ネットワーク)のフレームにおいて信号発信されても良い。
【0116】
第1のシナリオでは、フレームフォーマットは図15に描写されたようなものである。このシナリオは、データ(DATA)についてのクローズドループTPC及びLAと、オプションの連続的なACKと、及びデータ(DATA)の多数の断片のオプション的なサポートとを扱う。図15に示されたRTSフレームにおいて、そのフィールドはIEEE802.11−1999標準において定義されたものと同じである。CTS、データ(DATA)、管理(MANAGEMENT)、及びACKフレームの夫々において、1オクテット或いはバイトの新しいフィールドが、例えば、CTSフレームにおけるRAとFCS(フレーム・チェック・シーケンス)との間に備えられる。この新しいフィールドはCTSフレームでは必須であるが、他のフレームではオプションである。その新しいフィールドは、(a)クローズドループ(CL)TPC、(b)CL LA、或いは(c)CL統合TPCとLAを含むことができる。例えば、そのフィールドはPTX要求を含むことができる。図24はPTX要求の代表的なフォーマットを示しており、それはビットB0〜B1のリザーブ部、ビットB2〜B7の1dBステップでのCL−TPC情報を含むデータ部を含んでいる。図15に示されたデータ(DATA)と管理(MANAGEMENT)フレームにおいて、もし、ACKフレームが調整されるなら、新しいフィールドが用いられる。ACKフレームにおいて、もし、連続的なデータ(DATA)フレームが調整されるなら、新しいフィールドが用いられる。
【0117】
第2のシナリオでは、干渉低減のためにオープンループTPCを扱っており、そのフレームフォーマットは図16に描かれたようなものである。RTS、CTS、データ(DATA)、管理(MANAGEMENT)、及びACKフレームの夫々において、1オクテット或いはバイトの新しいフィールドが、送信アドレス(TA)とFCSフィールドとの間、受信アドレス(RA)とFCSフィールドとの間に夫々、備えられる。(IEEE802.11−1999標準に相対的に)この新しいフィールドは、PTXだけ、或いはPTXとPRX_maxとの組み合わせを含むPTX−PRX_maxフィールドである。この新しいフィールドはRTSとCTSフレームでは必須であるが、データ(DATA)及び管理(MANAGEMENT)フレーム、及びACKフレームではオプションである。データ(DATA)と管理(MANAGEMENT)フレーム、及びACKフレームにおいて、もし、連続的なデータ(DATA)断片が送信されるなら、少なくとも新しいフィールドが用いられる。
【0118】
IEEE802.11−1999標準において定義された一般的なフレームフォーマットが図17に描写されている。TPC、LA、TP情報と受信電力閾値との何らかのタイプの組み合わせについての長さXのジェネリックフィールドがそこには含まれている。
【0119】
要約すれば、本発明の代表的な実施例は数多くの益をもたらす。例えば、提案されたメカニズム、プロトコル、及びフレーム構造により、IBSS、BSS、及び全体的には分散ネットワークのような形態の下でTPCとLAとを介して先進的で精密なRRM(無線資源管理)管理が可能になる。加えて、TPCとLAメカニズムの両方とも、RTSとCTSフレーム(そして、オプション的にはデータ(DATA)とACKフレーム)でTPCとLA情報を搬送するために、かなりの程度即時的である。大きな干渉がデータ送信からくるものなので(或いは、くるべきものなので)、非常に厳しい即時的なTPCとLAにより発生した干渉をほんのわずかな小さいものに削減する。加えて、その大きなエネルギー消費はデータ送信からくるものなので(或いは、くるべきものなので)、非常に厳しい即時的なTPCとLAによりその電力消費をほんのわずかな小さいものに削減する。本発明は非対称のリンクをサポートする。本発明はRTSとCTSフレームについてグループを基本にするTPCをサポートするので、それ故に発生した干渉とともにそのメッセージに関係した電力消費をもほんの少しにまで削減する。本発明は、パス利得を測定するためのビーコン(BEACON)とターゲットビーコン送信時刻(TBTT)を再利用するので、これにより、電力削減の目標とともに電力消費を効率にすることにもうまく応じられる。空間的な再利用の向上は、進行中の通信が目立つように妨害されない限りチャネルアクセスを可能になるように条件設定することにより、達成される。ほんのたまにだけ高いTP送信があるが多くの規則的な低電力TP送信のティアード(tiered)TPCのアプローチにより、発生した干渉を低減し、電力消費を削減してほんのわずかなものにする一方、システム能力は潜在的には改善する。マルチホップを基本にするネットワークは、例えば、RTS、CTSフレームにおける分散TP情報を付加的に利用することができ、それにより、最短パス測定において或いはトポロジー制御のために用いられるかもしれない隣接局への平均パス利得を決定するのに用いられる隣接局への探索フレームの負荷と強度とを小さくすることができる。
【0120】
本発明は、その精神或いは本質的な特性から逸脱することなく、他の具体的な形式で実施可能であり、本発明はここで説明した具体的な実施例に限定されるものではないことが当業者によって認識されるであろう。それ故に、現在開示された実施例は全ての点において例示的なものであると考えられ、限定的なものではない。本発明の範囲は、前述した説明ではなくむしろ、添付した請求の範囲によって示唆されるものであり、その意味と範囲と同等物との中に入る全ての変更はその中に含まれることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【0121】
【図1A】RTS−CTS−DATA−ACKメッセージ交換を示す図である。
【図1B】RTS−CTS−DATA−ACKメッセージ交換を示す図である。
【図1C】RTS−CTS−DATA−ACKメッセージ交換を示す図である。
【図1D】RTS−CTS−DATA−ACKメッセージ交換を示す図である。
【図2】IEEE802.11の代表的なMACフレームフォーマットを示す図である。
【図3】RTS−CTSとともにNAV設定を示す図である。
【図4】断片化(fragmentation)が採用されたときのNAV設定をRTS−CTSとともに示す図である。
【図5】同じチャネルにIEEE802.11aでアクセスすることを試みる2つのソース或いは発信局/ノードを示す図である。
【図6】本発明の代表的な実施例に従うIBSSに類似したシステムにおけるティアード(Tiered)TPCの例を示す図である。
【図7】本発明の代表的な実施例に従う、ACKに対するオプション拡張をもつデータ(DATA)上の統合TPCとLAの例を示す図である。
【図8】本発明の代表的な実施例に従う、IBSSにおけるビーコン(BEACON)から生じたTPC情報を示す図である。
【図9A】本発明の代表的な実施例に従う、ビーコン(BEACON)からのIBSSパス利得の評価を示す図である。
【図9B】本発明の代表的な実施例に従う、ビーコン(BEACON)からのIBSSパス利得の評価を示す図である。
【図10】本発明の代表的な実施例に従う、APにより発行され、アドレスされた局により応答されるTP情報の要求を示す図である。
【図11A】本発明の代表的な実施例に従う、パス利得の知識を確立するBSS TP要求とTP応答の交換の例を示す図である。
【図11B】本発明の代表的な実施例に従う、パス利得の知識を確立するBSS TP要求とTP応答の交換の例を示す図である。
【図12】本発明の代表的な実施例に従う、代表的なTP要求とTP応答のIEを示す図である。
【図13】本発明の代表的な実施例に従う、TPCにより可能となる同時的な隣接データ(DATA)送信を示す図である。
【図14】本発明の代表的な実施例に従う、受信局における干渉プロファイルを示す図である。
【図15】本発明の代表的な実施例に従う、クローズド・ループのTPCとLAとを含む代表的なフレームフォーマットを示す図である。
【図16】本発明の代表的な実施例に従う、TP情報フィールドを含む代表的なフレームフォーマットを示す図である。
【図17】本発明の代表的な実施例に従う、TPとLA情報についての一般フィールドを含むフレームフォーマットを示す図である。
【図18】本発明の代表的な実施例に従う、ティアード(tiered)アプローチに続くTPCポリシーを記述したテーブルを示す図である。
【図19】本発明の代表的な実施例に従う、送信電力情報要求要素(Transmit Power Information Request Element)フォーマットを示す図である。
【図20】本発明の代表的な実施例に従う、送信電力情報要素(Transmit Power Information Element)フォーマットを示す図である。
【図21】本発明の代表的な実施例に従う、ビーコン(BEACON)の変形例を示す図である。
【図22】本発明の代表的な実施例に従う、プローブ要求(Probe Request)を示す図である。
【図23】本発明の代表的な実施例に従う、プローブ応答(Probe Response)を示す図である。
【図24】本発明の代表的な実施例に従う、PTX要求フォーマットを示す図である。

Claims (32)

  1. 送信要求−受信準備完了(RTS−CTS)チャネルアクセス方式に基づくクローズド・ループ・リンク調整の方法であって、
    発信局としての局を指定する工程と、
    意図したデータ(DATA)送信に先立ち、前記発信局から所定の送信電力でRTSフレームを送信して、受信特性が指定された受信局で評価されるように前記チャネルを探測する工程と、
    前記発信局に応答して、前記受信局から所定の送信電力で、リンク調整指令を含むCTSフレームを送信する工程と、
    前記リンク調整指令と前記発信局の能力とに基づいて、前記発信局から前記受信局にデータ(DATA)フレームを送信する工程と、
    前記発信局に応答して、前記受信局におけるデータ(DATA)フレーム受信結果を示す確認応答(ACK)フレームを前記受信局から送信する工程とを有することを特徴とする方法。
  2. 前記リンク調整は、送信電力の変更を示すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記リンク調整は、前記RTSフレームに用いられる前記送信電力に相対的であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記リンク調整は、前方誤り訂正と信号群とのリンク適合を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記リンク調整は、送信電力の変更と、前方誤り訂正と信号群とのリンク適合とを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記発信局が前記CTSフレームの受信特性を評価する工程と、
    前記発信局が継続するデータ(DATA)フレームにおいてリンク調整情報を搬送する工程と、
    前記受信局が前記継続するデータ(DATA)フレームにおいて前記リンク調整情報に従う対応する確認応答(ACK)フレームを送信する工程とをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. データ(DATA)についての多数の断片が送信されるとき、継続的かつ連続的な確認応答(ACK)及びデータ(DATA)フレームでリンク調整が連続的に実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 無線システムにおけるオープン・ループ・グループ送信電力制御の方法であって、
    送信データ情報を搬送するフレームを最近接の局に送信する工程と、
    前記最近接の局が前記フレームを受信し、該受信フレームの測定信号強度と前記受信フレームで搬送される送信電力情報とに基づいてパス利得を決定する工程と、
    一群の局から発信されるパス利得を選択する工程と、
    前記選択されたパス利得のいずれかに達するのに必要な送信電力を決定する工程と、
    (a)最大送信電力と(b)規制要求と局の送信電力能力により決定される許容送信電力との内小さい方を選択する工程と、
    前記選択された送信電力を受信準備完了(CTS)メッセージに割当てる工程とを有することを特徴とする方法。
  9. 前記無線システムはインフラストラクチュア・レス・システム或いは独立的基本サービスセット(Independent Basic Service Set:IBSS)を有し、
    前記フレームは802.11ビーコン(BEACON)フレームであることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記フレームは、必要最小の受信電力の指示を有していることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 前記必要最小の受信電力は指示された送信電力レベルに相対的に設定されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記必要な送信電力は前記必要最小の受信電力に基づいて決定されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 前記RTS送信電力の設定は、前記宛先の局にのみ関係した入力パラメータに基づいて決定されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  14. 前記選択された送信電力を送信要求(RTS)メッセージに割当てる割当て工程をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  15. 無線システムにおけるオープン・ループ・グループ送信電力制御の方法であって、
    第1の局により、グループ内の少なくとも1つの局を選択する工程と、
    前記少なくとも1つの選択された局から第1の局へ送信電力情報要求を送信する工程と、
    前記少なくとも1つの選択された局から最近接の局へ、衝突を防止する秩序立った方法で、送信電力情報を有するフレームにおいて、送信電力応答を送信する工程と、
    前記フレームを受信し、該受信フレームの測定信号強度と前記受信フレームにおける送信電力情報とに基づいてパス利得を決定する工程と、
    前記グループから発信されるパス利得を選択する工程と、
    前記選択されたパス利得のいずれかに達するのに必要な送信電力を決定する工程と、
    (a)最大送信電力と(b)規制要求と局の送信電力能力により決定される許容送信電力との内小さい方を選択する工程と、
    前記選択された送信電力を受信準備完了(CTS)メッセージに割当てる工程とを有することを特徴とする方法。
  16. 前記無線システムはインフラストラクチュア・レス・システム或いは基本サービスセット(Basic Service Set:BSS)を有し、
    前記送信電力要求は、IEEE802.11管理フレームにおける情報要素として搬送されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記管理フレームはビーコン、プローブ要求、或いは一般的な管理フレームであることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記送信電力応答は、IEEE802.11管理フレームにおける情報要素として搬送されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  19. 前記管理フレームは、プローブ要求、プローブ応答、或いは一般的な管理フレームであることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記RTS送信電力の設定は、前記宛先の局にのみ関係した入力パラメータに基づいて決定されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  21. 前記選択された送信電力を送信要求(RTS)メッセージに割当てる割当て工程をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  22. 段階的に増やされる送信電力方法であって、
    良好な通信のために交換されねばならないフレームのシーケンスを決定する工程と、
    異なる送信電力レベルを異なる形態の対象物或いは離れた対象物をもつフレームの1つに割当てる工程とを有することを特徴とする方法。
  23. できるだけ多くの局により受信されるべきフレームについての送信電力設定は、規制要求と局の送信電力能力により制限されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記できるだけ多くの局により受信されるべきフレームは、ビーコンフレームであることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 多数の局のセットに宛てられたフレームは、(a)前記セット内の全ての局に達するのに十分であり、そして(b)規制要求によって特定される最大電力以下である電力で送信されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  26. 前記多数の局のセットに宛てられたフレームは、マルチキャストデータフレームであることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 単一の局に宛てられたのであるが、セットの多数の局により偶然に聴取される(overheard)べきであるフレームは、(a)前記セット内の全ての局に達するのに十分であり、そして(b)規制要求によって特定される最大電力以下である電力で送信されることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  28. 単一の局に宛てられたフレームは、(a)前記意図された局に達するのに十分であり、そして(b)規制要求によって指定される最大電力以下である電力で送信されることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. より厳しい媒体の再利用を可能するオープン・ループ・送信電力制御に基づく干渉軽減の方法であって、
    何れかの送信局により送信される各フレームについて送信電力制御情報を搬送する工程と、
    前記送信されるフレームを受信し、該送信フレームの測定受信強度と前記受信フレームによって搬送された送信電力情報とに基づいて、パス利得を決定する工程と、
    全ての偶然に聴取したフレームに基づいて、最大瞬間許容送信電力を決定する工程と、
    (a)送信電力を小さくすることと、(b)リンク速度を調整することに関連した送信電力を小さくすることと、の少なくとも1つを実行して、何らかの送信試行の間には前記最大瞬間許容送信電力を超えないことを保証することを特徴とする方法。
  30. 送信要求(RTS)と受信準備完了(CTS)フレームが送信電力情報を搬送することを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 最大許容受信電力を決定する工程と、
    前記決定された最大許容受信電力に基づいて前記最大許容送信電力を決定する工程とをさらに有することを特徴とする請求項29に記載の方法。
  32. 局は、前記最大瞬間許容送信電力を超えなければならないとき、アクセスを遅らせ、バックオフ・モードに入ることを特徴とする請求項29に記載の方法。
JP2002580582A 2001-04-09 2002-04-09 Rts/ctsを基本にしたチャネルアクセスについての瞬間的統合送信電力制御とリンク適合 Pending JP2004533158A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US28219101P 2001-04-09 2001-04-09
US10/117,128 US20020172186A1 (en) 2001-04-09 2002-04-08 Instantaneous joint transmit power control and link adaptation for RTS/CTS based channel access
PCT/SE2002/000706 WO2002082751A2 (en) 2001-04-09 2002-04-09 Instantaneous joint transmit power control and link adaptation for rts/cts based channel access

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004533158A true JP2004533158A (ja) 2004-10-28

Family

ID=26814949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002580582A Pending JP2004533158A (ja) 2001-04-09 2002-04-09 Rts/ctsを基本にしたチャネルアクセスについての瞬間的統合送信電力制御とリンク適合

Country Status (9)

Country Link
US (3) US20020172186A1 (ja)
EP (1) EP1386419B1 (ja)
JP (1) JP2004533158A (ja)
CN (1) CN1327635C (ja)
AT (1) ATE335316T1 (ja)
AU (1) AU2002253744A1 (ja)
DE (1) DE60213583T2 (ja)
ES (1) ES2269676T3 (ja)
WO (1) WO2002082751A2 (ja)

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006050519A (ja) * 2003-10-24 2006-02-16 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2006197032A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Sony Corp データ伝送システム
WO2006085365A1 (ja) * 2005-02-09 2006-08-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 無線装置および送信電力制御による干渉回避方法
JP2006295564A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Sony Corp 無線通信システム,無線通信装置,無線通信方法,およびコンピュータプログラム。
JP2007504703A (ja) * 2003-09-02 2007-03-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Wlanにおける適応性のある電力制御機構
JP2007509549A (ja) * 2003-10-24 2007-04-12 インターナショナル・ユニヴァーシティ・ブレーメン・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 予約インジケータを用いたセル間干渉緩和技術
JP2007513550A (ja) * 2003-12-01 2007-05-24 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション アクセスポイント起動プロセスおよび初期チャネル選択プロセスを実施するための無線通信の方法および装置
JP2007514353A (ja) * 2003-12-10 2007-05-31 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 非同期のノード間の通信のために予約されるサブキャリアを有する無線マルチキャリアシステム
JP2007214819A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Toshiba Corp 無線通信装置及び無線通信方法
JP2007336525A (ja) * 2006-05-12 2007-12-27 Ntt Docomo Inc レシーバ・フィードバック及びビジーバーストを用いたブロードキャスト・シグナリング
JP2008500753A (ja) * 2004-05-24 2008-01-10 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 仮想チャネルを予約制御する方法
JP2008011507A (ja) * 2006-05-12 2008-01-17 Ntt Docomo Inc ビジー信号コンセプトを用いた干渉許容範囲シグナリング
JP2008022535A (ja) * 2006-05-12 2008-01-31 Ntt Docomo Inc サービス品質サポートのための分散化マルチユーザリンク適応
JP2008048440A (ja) * 2003-07-16 2008-02-28 Interdigital Technol Corp 移動局の物理的測定およびmac性能の統計をアクセスポイントの管理情報ベースに格納する方法
JPWO2006085471A1 (ja) * 2005-02-14 2008-06-26 三菱電機株式会社 周波数共用方法、受信局および送信局
JP2009515419A (ja) * 2005-11-07 2009-04-09 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) リンクアダプテーションのための暗黙的なシグナリング
JP2009515475A (ja) * 2005-11-03 2009-04-09 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション 異なる周波数で動作するグループ間でワイヤレス配布システムを介してメッセージを交換する方法および機器
JP2009533976A (ja) * 2006-04-13 2009-09-17 クゥアルコム・インコーポレイテッド 動的キャリア感知しきい値
JP2010500827A (ja) * 2006-08-07 2010-01-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド 非同期無線通信に関する条件付きスケジューリング
JP4757309B2 (ja) * 2005-09-28 2011-08-24 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ 無線ネットワーク内でオンライン送信電力を分散配分するための信号法
JP2012060305A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信方法及び無線通信システム
US8274961B2 (en) 2003-10-24 2012-09-25 Sony Corporation Apparatus and associated methodology of adjusting a RTS/CTS transmission protocol
US8310996B2 (en) 2006-08-07 2012-11-13 Qualcomm Incorporated Conditional scheduling for asynchronous wireless communication
US8340027B2 (en) 2006-08-07 2012-12-25 Qualcomm Incorporated Monitor period for asynchronous wireless communication
JP2013507838A (ja) * 2009-10-08 2013-03-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド ワイアレス通信において信号の送信電力をスケーリングするための方法及び装置
US8416762B2 (en) 2006-08-07 2013-04-09 Qualcomm Incorporated Message exchange scheme for asynchronous wireless communication
US8526410B2 (en) 2007-07-06 2013-09-03 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus related to interference management when sharing downlink bandwidth between wide area network usage and peer to peer signaling
US8583159B2 (en) 2009-10-08 2013-11-12 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for scaling transmit power of signals in wireless communications
US8730841B2 (en) 2007-07-06 2014-05-20 Qualcomm Incorporated Peer to peer communications methods and apparatus providing for use of both WAN uplink and downlink bands
US8737313B2 (en) 2006-08-07 2014-05-27 Qualcomm Incorporated Transmit time segments for asynchronous wireless communication
JP2014116984A (ja) * 2005-04-21 2014-06-26 Interdigital Technology Corp シグナリング遅延管理メッセージのための無線通信方式およびwlan
US9008002B2 (en) 2006-08-07 2015-04-14 Qualcomm Incorporated Conditional requests for asynchronous wireless communication
JP2017526275A (ja) * 2015-03-10 2017-09-07 株式会社東芝 露出ノード問題を軽減するためのワイヤレス通信の方法及び装置
WO2017149919A1 (ja) * 2016-03-02 2017-09-08 ソニー株式会社 情報処理装置、通信システム、情報処理方法およびプログラム

Families Citing this family (188)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7095754B2 (en) 2000-11-03 2006-08-22 At&T Corp. Tiered contention multiple access (TCMA): a method for priority-based shared channel access
US7133381B2 (en) * 2001-03-02 2006-11-07 At&T Corp Interference suppression methods for 802.11
US7136361B2 (en) * 2001-07-05 2006-11-14 At&T Corp. Hybrid coordination function (HCF) access through tiered contention and overlapped wireless cell mitigation
US7277413B2 (en) 2001-07-05 2007-10-02 At & T Corp. Hybrid coordination function (HCF) access through tiered contention and overlapped wireless cell mitigation
US7245592B2 (en) * 2001-07-09 2007-07-17 Koninklijke Philips Electronics N.V. Aligning 802.11e HCF and 802.11h TPC operations
DE10142496A1 (de) * 2001-08-30 2003-03-27 Siemens Ag Verfahren zum Verbindungsaufbau und Kurzstreckenfunksendegerät/-empfangsgerät
EP1433291B1 (en) * 2001-09-27 2007-09-05 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method for multihop routing for distributed wlan networks
US7248600B2 (en) 2001-11-02 2007-07-24 At&T Corp. ‘Shield’: protecting high priority channel access attempts in overlapped wireless cells
US7277415B2 (en) * 2001-11-02 2007-10-02 At&T Corp. Staggered startup for cyclic prioritized multiple access (CPMA) contention-free sessions
US7180905B2 (en) * 2001-11-02 2007-02-20 At & T Corp. Access method for periodic contention-free sessions
US7245604B2 (en) 2001-11-02 2007-07-17 At&T Corp. Fixed deterministic post-backoff for cyclic prioritized multiple access (CPMA) contention-free sessions
US7245605B2 (en) 2001-11-02 2007-07-17 At&T Corp. Preemptive packet for maintaining contiguity in cyclic prioritized multiple access (CPMA) contention-free sessions
US7280517B2 (en) 2001-11-02 2007-10-09 At&T Corp. Wireless LANs and neighborhood capture
EP1335536A1 (en) * 2002-02-01 2003-08-13 Thomson Licensing S.A. Method for radio link adaptation in a network with contention-based medium access
EP1335537A1 (en) * 2002-02-01 2003-08-13 Thomson Licensing S.A. Method for evaluating radio links in a communication network
US6785520B2 (en) 2002-03-01 2004-08-31 Cognio, Inc. System and method for antenna diversity using equal power joint maximal ratio combining
US6862456B2 (en) * 2002-03-01 2005-03-01 Cognio, Inc. Systems and methods for improving range for multicast wireless communication
US6871049B2 (en) 2002-03-21 2005-03-22 Cognio, Inc. Improving the efficiency of power amplifiers in devices using transmit beamforming
DE10214117B4 (de) * 2002-03-28 2005-06-23 Siemens Ag Adaptive Modulation und andere Erweiterungen der physikalischen Schicht in Mehrfachzugriffsystemen
US7742443B2 (en) * 2002-05-28 2010-06-22 Maarten Menzo Wentink Transmit power management in shared-communications channel networks
US7948951B2 (en) * 2002-06-12 2011-05-24 Xocyst Transfer Ag L.L.C. Automatic peer discovery
US7933293B2 (en) * 2002-06-12 2011-04-26 Xocyst Transfer Ag L.L.C. Link margin notification using return frame
USRE43127E1 (en) 2002-06-12 2012-01-24 Intellectual Ventures I Llc Event-based multichannel direct link
US8787988B2 (en) * 2003-01-29 2014-07-22 Intellectual Ventures I Llc Power management for wireless direct link
US7251235B2 (en) * 2002-06-12 2007-07-31 Conexant, Inc. Event-based multichannel direct link
US8050360B2 (en) * 2002-06-12 2011-11-01 Intellectual Ventures I Llc Direct link relay in a wireless network
US7738848B2 (en) * 2003-01-14 2010-06-15 Interdigital Technology Corporation Received signal to noise indicator
US20040235423A1 (en) * 2003-01-14 2004-11-25 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for network management using perceived signal to noise and interference indicator
US7545771B2 (en) * 2003-01-29 2009-06-09 Xocyst Transfer Ag L.L.C. Independent direct link protocol
US7653043B2 (en) * 2003-02-03 2010-01-26 Sony Corporation Communication method, communication device, and computer program
US7215928B2 (en) 2003-05-02 2007-05-08 Nortel Networks Limited Path selection in wireless networks
US7307976B2 (en) * 2003-02-24 2007-12-11 Autocell Laboratories, Inc. Program for selecting an optimum access point in a wireless network on a common channel
US7869822B2 (en) 2003-02-24 2011-01-11 Autocell Laboratories, Inc. Wireless network apparatus and system field of the invention
JP2006520136A (ja) * 2003-02-27 2006-08-31 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 無線ローカル・エリア・ネットワークの独立基本サービス・セットにおいて電力管理を最適化する装置および方法
US7801092B2 (en) * 2003-03-21 2010-09-21 Cisco Technology, Inc. Method for a simple 802.11e HCF implementation
JP3922571B2 (ja) * 2003-03-26 2007-05-30 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びに、プログラム
US7321762B2 (en) * 2003-03-26 2008-01-22 Conexant Systems, Inc. Mechanism for reserving multiple channels of a single medium access control and physical layer
US20070025317A1 (en) * 2003-05-12 2007-02-01 Edgar Bolinth Signaling for bit allocation in a wireless lan
CN101527926B (zh) 2003-05-14 2020-07-17 英特尔公司 一种被配置为请求和接收测量的无线发射/接收单元
US7397785B2 (en) * 2003-05-28 2008-07-08 Nokia Corporation Method for enhancing fairness and performance in a multihop ad hoc network and corresponding system
ATE529962T1 (de) * 2003-06-06 2011-11-15 Meshnetworks Inc Verfahren zur verbesserung der gesamtleistungsfähigkeit eines drahtlosen kommunikationsnetzes
JP5054377B2 (ja) * 2003-06-06 2012-10-24 メッシュネットワークス インコーポレイテッド アドホック・ネットワークにおけるフェアネスおよびサービスの差別化を実現するシステムおよび方法
ES2221803B1 (es) * 2003-06-18 2006-03-01 Diseño De Sistemas En Silicio, S.A. Procedimiento de acceso al medio de transmision de multiples nodos de comunicaciones sobre red electrica.
TWI259680B (en) * 2003-07-16 2006-08-01 Interdigital Tech Corp Method and system for transferring information between network management entities of a wireless communication system
US8005055B2 (en) 2003-07-23 2011-08-23 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for determining and managing congestion in a wireless communications system
US20050128977A1 (en) * 2003-07-23 2005-06-16 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for determining and managing congestion in a wireless communications system
KR20060063897A (ko) * 2003-07-29 2006-06-12 소니 가부시끼 가이샤 무선 통신 시스템, 무선 통신 장치 및 무선 통신 방법, 및컴퓨터 프로그램
US7065144B2 (en) 2003-08-27 2006-06-20 Qualcomm Incorporated Frequency-independent spatial processing for wideband MISO and MIMO systems
EP1665677A1 (en) 2003-09-23 2006-06-07 British Telecommunications Public Limited Company Decentralized channel selection in a self-organizing adhoc network
US8233462B2 (en) 2003-10-15 2012-07-31 Qualcomm Incorporated High speed media access control and direct link protocol
US8483105B2 (en) 2003-10-15 2013-07-09 Qualcomm Incorporated High speed media access control
US9226308B2 (en) 2003-10-15 2015-12-29 Qualcomm Incorporated Method, apparatus, and system for medium access control
US8842657B2 (en) 2003-10-15 2014-09-23 Qualcomm Incorporated High speed media access control with legacy system interoperability
US8472473B2 (en) 2003-10-15 2013-06-25 Qualcomm Incorporated Wireless LAN protocol stack
US8284752B2 (en) 2003-10-15 2012-10-09 Qualcomm Incorporated Method, apparatus, and system for medium access control
US8462817B2 (en) 2003-10-15 2013-06-11 Qualcomm Incorporated Method, apparatus, and system for multiplexing protocol data units
JP4396416B2 (ja) 2003-10-24 2010-01-13 ソニー株式会社 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
US20050157674A1 (en) * 2003-10-31 2005-07-21 Globespanvirata Incorporated Time-scheduled multichannel direct link
WO2005046134A1 (en) 2003-10-31 2005-05-19 Conexant Inc. Link margin notification using return frame
JP4286109B2 (ja) * 2003-11-04 2009-06-24 株式会社あまの創健 グリーストラップ用含油脂廃水処理装置及びグリーストラップ
US20050094558A1 (en) * 2003-11-05 2005-05-05 Interdigital Technology Corporation Wireless local area network (WLAN) methods and components that utilize traffic prediction
EP1530316A1 (en) * 2003-11-10 2005-05-11 Go Networks Improving the performance of a wireless packet data communication system
US7809394B1 (en) * 2003-12-17 2010-10-05 Intel Corporation Transmit power control in a wireless system
US8903440B2 (en) 2004-01-29 2014-12-02 Qualcomm Incorporated Distributed hierarchical scheduling in an ad hoc network
US7818018B2 (en) 2004-01-29 2010-10-19 Qualcomm Incorporated Distributed hierarchical scheduling in an AD hoc network
JP4710321B2 (ja) * 2004-02-02 2011-06-29 ソニー株式会社 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
WO2005074205A1 (en) * 2004-02-02 2005-08-11 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Enhanced network allocation vector mechanism for optimal reuse of the spectrum in a wireless communication system
US7545827B2 (en) * 2004-02-13 2009-06-09 Hong Kong Applied Science And Technology Research Institute Co., Ltd. Busy tone for wireless networks
US8175016B1 (en) * 2004-03-19 2012-05-08 Verizon Corporate Services Group Inc. Systems, methods and computer readable media for energy conservation in sensor networks
US8315271B2 (en) 2004-03-26 2012-11-20 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for an ad-hoc wireless communications system
US7564814B2 (en) 2004-05-07 2009-07-21 Qualcomm, Incorporated Transmission mode and rate selection for a wireless communication system
KR100837710B1 (ko) * 2004-05-14 2008-06-16 인터디지탈 테크날러지 코포레이션 이동국 커버지리를 개선하기 위하여 액세스 포인트안테나의 구성을 선택적으로 조정하는 방법
US7826431B2 (en) * 2004-05-14 2010-11-02 Interdigital Technology Corporation Method of selectively adjusting the configuration of an access point antenna to enhance mobile station coverage
US8401018B2 (en) 2004-06-02 2013-03-19 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for scheduling in a wireless network
US20060002428A1 (en) * 2004-06-30 2006-01-05 Trainin Solomon B System, method and device for wireless transmission
US7773535B2 (en) * 2004-08-12 2010-08-10 Motorola, Inc. Method and apparatus for closed loop transmission
US20060045022A1 (en) * 2004-08-31 2006-03-02 Jarkko Kneckt Apparatus, and associated method, for generating packet acknowledgment replies during operation of a packet communication system
DE102004047746A1 (de) * 2004-09-30 2006-04-27 Siemens Ag Verfahren zur Realisierung einer Verbindungsanpassung in einem MIMO-OFDM-Übertragungssystem
US7882412B2 (en) 2004-10-05 2011-02-01 Sanjiv Nanda Enhanced block acknowledgement
US8463308B2 (en) 2004-10-20 2013-06-11 Toshiba America Research, Inc. Terminal transmit power control with link adaptation
TWI375418B (en) 2004-10-20 2012-10-21 Koninkl Philips Electronics Nv A system and method for dynamic adaptation of data rate and transmit power with a beaconing protocol
JP4991552B2 (ja) 2004-10-29 2012-08-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ネットワークのネットワークノードの動作方法、ネットワークノード、ネットワークシステム、コンピュータ可読媒体及びプログラム要素
US7855986B2 (en) * 2004-11-26 2010-12-21 Panasonic Corporation Communication terminal and method for handling power off time
US7768988B2 (en) * 2005-02-22 2010-08-03 Intel Corporation Method and apparatus to perform network medium reservation in a wireless network
US7664054B2 (en) * 2005-03-28 2010-02-16 Microsoft Corporation Neighbor location discovery with directional antennas in a mesh network
US8830846B2 (en) 2005-04-04 2014-09-09 Interdigital Technology Corporation Method and system for improving responsiveness in exchanging frames in a wireless local area network
TWI496433B (zh) * 2005-04-21 2015-08-11 Interdigital Tech Corp 發送延緩管理信息之無線通信方法及wlan
US7577438B2 (en) 2005-04-25 2009-08-18 Interdigital Technology Corporation Method and system for efficient addressing and power savings in wireless systems
US7822009B2 (en) * 2005-05-09 2010-10-26 Industrial Technology Research Institute Distributed medium access protocol for wireless mesh networks
WO2006133414A2 (en) * 2005-06-08 2006-12-14 Avaya Technology Corp. Avoiding hidden terminals in wireless local area networks
US7406327B2 (en) * 2005-06-09 2008-07-29 Harris Corporation System that adapts power for minimizing the total amount of transmitted power within a wireless communications network and related method
US8068507B2 (en) 2005-06-14 2011-11-29 Interdigital Technology Corporation Method and system for conveying backhaul link information for intelligent selection of a mesh access point
JP4604916B2 (ja) * 2005-08-29 2011-01-05 パナソニック株式会社 無線ネットワークシステム、無線通信方法及び無線通信装置
US8600336B2 (en) 2005-09-12 2013-12-03 Qualcomm Incorporated Scheduling with reverse direction grant in wireless communication systems
ATE500705T1 (de) * 2005-10-14 2011-03-15 Ericsson Telefon Ab L M Verfahren zur leistungsregelung in einer drahtlosen station
US20070087693A1 (en) * 2005-10-17 2007-04-19 David Johnston Common announcement signaling format
US8576872B2 (en) * 2005-10-19 2013-11-05 Qualcomm Incorporated Multi-hop wireless mesh network medium access control protocol
US8483616B1 (en) * 2005-11-01 2013-07-09 At&T Intellectual Property Ii, L.P. Non-interference technique for spatially aware mobile ad hoc networking
US8411616B2 (en) 2005-11-03 2013-04-02 Piccata Fund Limited Liability Company Pre-scan for wireless channel selection
KR20080065275A (ko) * 2005-11-07 2008-07-11 톰슨 라이센싱 무선 네트워크에서 송신 전력 제어 주파수 선택을 위한장치 및 방법
US8068428B2 (en) * 2005-11-09 2011-11-29 Meshnetworks, Inc. System and method for performing topology control in a wireless network
KR101246774B1 (ko) * 2005-11-22 2013-03-26 삼성전자주식회사 무선 랜 메쉬 통신 시스템에서 신호 송수신 방법 및 장치
US8126007B2 (en) 2005-12-02 2012-02-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Wireless systems and methods including cooperative communication medium access control
US8412249B2 (en) * 2005-12-20 2013-04-02 Alcatel Lucent Resource allocation based on interference mitigation in a wireless communication system
DE102006014308A1 (de) * 2006-03-10 2007-09-13 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Multi-Hop-Datenübertragung in einem ad-hoc-Netz mit versteckten Knoten
US9419816B2 (en) * 2008-08-04 2016-08-16 General Electric Company System, method, and computer software code for providing an auxiliary communication path when a primary communication path is unavailable
US7787410B2 (en) * 2006-05-30 2010-08-31 Intel Corporation Communication within a wireless network using multiple signal transmission powers
US8046019B2 (en) * 2006-08-04 2011-10-25 Futurewei Technologies, Inc. Method and system for optimal allocation of uplink transmission power in communication networks
US8126205B2 (en) * 2006-09-25 2012-02-28 Cambridge Research & Instrumentation, Inc. Sample imaging and classification
US7890072B2 (en) * 2006-09-27 2011-02-15 Silicon Laboratories, Inc. Wireless communication apparatus for estimating(C/I) ratio using a variable bandwidth filter
US8774140B2 (en) * 2006-10-19 2014-07-08 Intel Corporation Method and apparatus to provide hidden node protection
US20100039969A1 (en) * 2006-11-16 2010-02-18 Nec Corporation Radio communication device, radio communication method, and radio communication program
US8879448B2 (en) * 2006-12-22 2014-11-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for controlling power of WiMedia media access control device and method using the same
US8325654B2 (en) * 2006-12-28 2012-12-04 Futurewei Technologies, Inc. Integrated scheduling and power control for the uplink of an OFDMA network
US8140103B2 (en) 2007-07-10 2012-03-20 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for power scaling in peer-to-peer communications
US7983230B1 (en) * 2007-07-11 2011-07-19 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Adaptive power and data rate control for ad-hoc mobile wireless systems
US20090036144A1 (en) * 2007-07-31 2009-02-05 Wong Wendy C Techniques for mobility induced error correction
US8369782B1 (en) 2007-08-13 2013-02-05 Marvell International Ltd. Bluetooth wideband scan mode
JP4921281B2 (ja) * 2007-08-14 2012-04-25 キヤノン株式会社 通信装置および通信制御方法
US8098680B2 (en) 2007-08-14 2012-01-17 Motorola Mobility, Inc. Method and system for managing transmissions in a wireless communication network
US8577305B1 (en) 2007-09-21 2013-11-05 Marvell International Ltd. Circuits and methods for generating oscillating signals
DE602007008102D1 (de) * 2007-09-28 2010-09-09 Ntt Docomo Inc Dezentralisierte C/I-Leistungssteuerung für TDD
US7839202B2 (en) 2007-10-02 2010-11-23 Qualcomm, Incorporated Bandgap reference circuit with reduced power consumption
CN101188446B (zh) * 2007-12-05 2012-04-04 华为技术有限公司 功率控制方法和装置
US8588705B1 (en) 2007-12-11 2013-11-19 Marvell International Ltd. System and method of determining Power over Ethernet impairment
CN101465797B (zh) * 2007-12-17 2011-07-06 华为技术有限公司 数据传输的方法、系统、发送端节点和接收端节点
KR101537129B1 (ko) * 2008-01-25 2015-07-15 가부시키가이샤 닛뽕 가가꾸 고오교쇼 에티닐기를 갖는 형광제
FR2928479B1 (fr) * 2008-03-05 2011-07-01 Somfy Sas Procede de communication entre un premier noeud et un deuxieme noeud d'une installation domotique
US20090274226A1 (en) * 2008-05-05 2009-11-05 Motorola, Inc. Sounding channel based feedback in a wireless communication system
TW200950410A (en) * 2008-05-21 2009-12-01 Realtek Semiconductor Corp Channel utilizing method and system for wireless network
JP5343276B2 (ja) * 2008-06-16 2013-11-13 マーベル ワールド トレード リミテッド 近距離無線通信
CN101345579B (zh) * 2008-06-18 2012-05-23 西北工业大学 一种基于信道感知和信道预约相结合的多址接入方法
US8600324B1 (en) 2008-06-27 2013-12-03 Marvell International Ltd Circuit and method for adjusting a digitally controlled oscillator
US8472968B1 (en) 2008-08-11 2013-06-25 Marvell International Ltd. Location-based detection of interference in cellular communications systems
US9031044B2 (en) 2008-08-20 2015-05-12 Qualcomm Incorporated Power control for wireless LAN stations
EP2184880A1 (en) * 2008-11-07 2010-05-12 Thomson Licensing A method of data rate adaptation for multicast communication
US9288764B1 (en) 2008-12-31 2016-03-15 Marvell International Ltd. Discovery-phase power conservation
MX2011008104A (es) * 2009-02-03 2011-09-15 Sharp Kk Sistema de comunicacion inalambrica, aparato de estacion base, aparato de estacion movil, y metodo de comunicacion.
PL387490A1 (pl) * 2009-03-13 2010-09-27 Akademia Górniczo-Hutnicza im. Stanisława Staszica Sposób kontroli dostępu urządzeń do łącza komunikacyjnego w sieciach rozproszonych
US8472427B1 (en) 2009-04-06 2013-06-25 Marvell International Ltd. Packet exchange arbitration for coexisting radios
US8532041B1 (en) 2009-04-24 2013-09-10 Marvell International Ltd. Method for transmitting information in a regulated spectrum and network configured to operate in the regulated spectrum
TWI466564B (zh) * 2009-07-16 2014-12-21 Realtek Semiconductor Corp 應用在通訊系統之傳輸功率調整方法及其裝置
US9066369B1 (en) 2009-09-16 2015-06-23 Marvell International Ltd. Coexisting radio communication
KR101785712B1 (ko) * 2009-10-23 2017-10-17 한국전자통신연구원 무선랜 시스템에서 송신 출력 제어 방법 및 장치
US9118428B2 (en) 2009-11-04 2015-08-25 At&T Intellectual Property I, L.P. Geographic advertising using a scalable wireless geocast protocol
CN101695019B (zh) * 2009-11-10 2013-03-20 杭州华三通信技术有限公司 一种报文发送方法和设备
US8767771B1 (en) 2010-05-11 2014-07-01 Marvell International Ltd. Wakeup beacons for mesh networks
CN101902822B (zh) * 2010-07-22 2012-12-26 北京交通大学 一种基站辅助的移动终端设备自主接入的方法和装置
US9998571B2 (en) 2010-10-01 2018-06-12 Qualcomm Incorporated Legacy-compatible control frames
CN103190171B (zh) * 2010-10-05 2017-04-05 Utc 消防及保安公司 用于无线嵌入式系统中的双向链路余量建立的方法、wep和wap
US8817662B2 (en) 2010-10-20 2014-08-26 Marvell World Trade Ltd. Pre-association discovery
US9813994B2 (en) * 2011-02-16 2017-11-07 Qualcomm, Incorporated Managing transmit power for better frequency re-use in TV white space
US9585025B2 (en) 2011-02-16 2017-02-28 Qualcomm Incorporated Managing transmit power for better frequency re-use in TV white space
US20130044681A1 (en) * 2011-02-16 2013-02-21 Qualcomm Incorporated Managing transmit power for better frequency re-use in tv white space
EP2684399B1 (en) * 2011-03-11 2018-05-09 MediaTek Singapore Pte Ltd. Fast link adaptation and transmit power control in wireless networks
US8750278B1 (en) 2011-05-26 2014-06-10 Marvell International Ltd. Method and apparatus for off-channel device invitation
KR101517321B1 (ko) * 2011-06-08 2015-05-04 엘지전자 주식회사 무선랜 시스템에서의 다중 물리계층을 이용한 프레임 전송방법 및 장치
US9319842B2 (en) 2011-06-27 2016-04-19 At&T Intellectual Property I, L.P. Mobile device configured point and shoot type weapon
US9161158B2 (en) 2011-06-27 2015-10-13 At&T Intellectual Property I, L.P. Information acquisition using a scalable wireless geocast protocol
US8983557B1 (en) 2011-06-30 2015-03-17 Marvell International Ltd. Reducing power consumption of a multi-antenna transceiver
US9125216B1 (en) 2011-09-28 2015-09-01 Marvell International Ltd. Method and apparatus for avoiding interference among multiple radios
WO2013069906A1 (ko) * 2011-11-07 2013-05-16 엘지전자 주식회사 액티브 스캐닝 방법에서 링크 적응 방법 및 장치
US9215708B2 (en) 2012-02-07 2015-12-15 Marvell World Trade Ltd. Method and apparatus for multi-network communication
CN103378926B (zh) * 2012-04-20 2018-03-27 北京新岸线移动多媒体技术有限公司 一种多跳链路中的数据传输方法、系统及装置
US9386584B2 (en) * 2012-06-11 2016-07-05 Qualcomm Incorporated Inter-frame spacing duration for sub-1 gigahertz wireless networks
US9450649B2 (en) 2012-07-02 2016-09-20 Marvell World Trade Ltd. Shaping near-field transmission signals
US9071451B2 (en) 2012-07-31 2015-06-30 At&T Intellectual Property I, L.P. Geocast-based situation awareness
KR101648777B1 (ko) * 2012-10-04 2016-08-17 엘지전자 주식회사 무선랜 시스템에서 시스템 정보 업데이트 방법 및 장치
US9660745B2 (en) 2012-12-12 2017-05-23 At&T Intellectual Property I, L.P. Geocast-based file transfer
US9661659B2 (en) * 2013-03-07 2017-05-23 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for receiving signal by station in wireless LAN system
GB2514169B (en) * 2013-05-16 2016-01-13 Broadcom Corp Method and apparatus for scaling coverage
WO2015038930A1 (en) * 2013-09-13 2015-03-19 Interdigital Patent Holdings, Inc. Clear channel assessment (cca) threshold adaptation method
EP3629620B1 (en) 2013-09-29 2021-08-04 Huawei Technologies Co., Ltd. Data transmission device
US20150117366A1 (en) * 2013-10-29 2015-04-30 Qualcomm Incorporated Systems and methods for improved communication efficiency in high efficiency wireless networks
US9661634B2 (en) 2013-11-01 2017-05-23 Qualcomm Incorporated Systems and methods for improved communication efficiency in high efficiency wireless networks
CN105144796B (zh) * 2013-11-15 2019-05-10 华为技术有限公司 功率调整方法及装置
US10455616B2 (en) 2014-06-05 2019-10-22 Intel IP Corporation Interference management techniques for full-duplex wireless communications
US9467275B2 (en) * 2014-07-18 2016-10-11 Intel Corporation MAC protocol for full duplex wireless communications
CN104602334B (zh) * 2015-02-02 2018-02-16 中山大学花都产业科技研究院 一种点对多点通信系统的功率控制优化方法
US9872298B2 (en) * 2015-04-16 2018-01-16 Qualcomm Incorporated System and method for reducing collisions in wireless networks
CN106656430B (zh) * 2015-10-28 2020-08-25 中兴通讯股份有限公司 先听后说参数处理方法、竞争窗调整方法和装置
CN106454994A (zh) * 2016-10-15 2017-02-22 黄林果 一种基于动态逻辑拓扑的功率控制技术
US10425779B2 (en) * 2016-12-16 2019-09-24 Qualcomm Incorporated Power-adaptive sidelink data transmissions
US20190268776A1 (en) * 2018-02-27 2019-08-29 Qualcomm Incorporated System and method for spatial reuse
US10925092B2 (en) * 2018-03-01 2021-02-16 Apple Inc. Request to send (RTS)/clear to send (CTS) using a self-contained slot
JP7140977B2 (ja) * 2019-03-15 2022-09-22 日本電信電話株式会社 干渉評価方法、干渉評価装置、及び干渉評価プログラム
CN114258028A (zh) * 2020-09-24 2022-03-29 京东方科技集团股份有限公司 信道分配方法及通信设备
CN114727372B (zh) * 2022-03-08 2024-04-09 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 一种基于分布式链路调度和功率控制的节能sic方法

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU7210894A (en) 1993-06-25 1995-01-17 Xircom, Inc. Virtual carrier detection for wireless local area network with distributed control
EP0741467A2 (en) * 1995-04-25 1996-11-06 AT&T IPM Corp. A method and apparatus for power control in wireless networks
US5732077A (en) * 1995-11-13 1998-03-24 Lucent Technologies Inc. Resource allocation system for wireless networks
JP3052828B2 (ja) * 1996-02-26 2000-06-19 日本電気株式会社 多方向時分割多重無線データ通信方法
US5844905A (en) * 1996-07-09 1998-12-01 International Business Machines Corporation Extensions to distributed MAC protocols with collision avoidance using RTS/CTS exchange
US5893036A (en) * 1997-01-30 1999-04-06 Motorola, Inc. Transmission power control method
US6295285B1 (en) * 1997-04-17 2001-09-25 Lucent Technologies Inc. Global packet dynamic resource allocation for wireless networks
DE69719573T2 (de) * 1997-11-18 2003-12-11 Ibm Verfahren und vorrichtung zur verbesserten schnurrlosen optischen kommunikation
US6175745B1 (en) * 1997-12-24 2001-01-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Initial transmit power determination in a radiocommunication system
US6611521B1 (en) * 1998-07-14 2003-08-26 International Business Machines Corporation Data link layer extensions to a high latency wireless MAC protocol
US6498785B1 (en) * 1998-10-02 2002-12-24 Nokia Mobile Phones Ltd Method and apparatus for power control on a common channel in a telecommunication system
ATE298161T1 (de) * 1998-10-30 2005-07-15 Broadcom Corp Übertragung mit nichtganzzahligen datenraten unter verwendung multiplexierter konstellationen
EP1001572A1 (en) * 1998-11-12 2000-05-17 Lucent Technologies Inc. Quick assignment method for multiple access schemes
ATE323345T1 (de) * 1998-12-18 2006-04-15 Verfahren in einem telekommunikationssystem
US20020082019A1 (en) * 1998-12-30 2002-06-27 Oguz Sunay Methods and apparatus for accomplishing inter-frequency, inter-network, and inter-tier soft handoff using dual transmission/reception or compression
US20020098860A1 (en) * 1999-01-12 2002-07-25 Pecen Mark E. Transmit power control method and apparatus
EP1050977B1 (en) * 1999-05-06 2012-11-07 Alcatel Lucent Power control system using acknowledgements
GB9912846D0 (en) * 1999-06-02 1999-08-04 Nokia Telecommunications Oy A method of controlling power
US7136654B1 (en) * 1999-09-20 2006-11-14 Motorola, Inc. Power based channel assignment in a wireless communication system
US6859463B1 (en) * 1999-11-08 2005-02-22 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Methods and apparatus for organizing selection of operational parameters in a communication system
US7492248B1 (en) * 2000-01-14 2009-02-17 Symbol Technologies, Inc. Multi-tier wireless communications architecture, applications and methods
US6944470B2 (en) * 2000-04-06 2005-09-13 Lijun Qian Method and system for closed loop power control in wireless systems
US6862457B1 (en) * 2000-06-21 2005-03-01 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for adaptive reverse link power control using mobility profiles
US6411608B2 (en) * 2000-07-12 2002-06-25 Symbol Technologies, Inc. Method and apparatus for variable power control in wireless communications systems
AU2001280067A1 (en) * 2000-08-14 2002-02-25 Main.Net Communication Power line communication system
US6807165B2 (en) * 2000-11-08 2004-10-19 Meshnetworks, Inc. Time division protocol for an ad-hoc, peer-to-peer radio network having coordinating channel access to shared parallel data channels with separate reservation channel
US6711416B1 (en) * 2000-11-28 2004-03-23 Hongliang Zhang Fixed wireless communication system having power control for downlink data traffic
US6973039B2 (en) * 2000-12-08 2005-12-06 Bbnt Solutions Llc Mechanism for performing energy-based routing in wireless networks
US7126930B2 (en) * 2001-02-10 2006-10-24 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for transmitting messages in a wireless communication system
US6967944B2 (en) * 2001-03-30 2005-11-22 Koninklijke Philips Electronics N.V. Increasing link capacity via concurrent transmissions in centralized wireless LANs
US20040141522A1 (en) * 2001-07-11 2004-07-22 Yossi Texerman Communications protocol for wireless lan harmonizing the ieee 802.11a and etsi hiperla/2 standards

Cited By (63)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008048440A (ja) * 2003-07-16 2008-02-28 Interdigital Technol Corp 移動局の物理的測定およびmac性能の統計をアクセスポイントの管理情報ベースに格納する方法
JP2007504703A (ja) * 2003-09-02 2007-03-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Wlanにおける適応性のある電力制御機構
US8432888B2 (en) 2003-10-24 2013-04-30 Sony Corporation Wireless communication system, wireless communication device and wireless communication method, and computer program
JP2006050519A (ja) * 2003-10-24 2006-02-16 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP4664303B2 (ja) * 2003-10-24 2011-04-06 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 予約インジケータを用いたセル間干渉緩和技術
JP2007509549A (ja) * 2003-10-24 2007-04-12 インターナショナル・ユニヴァーシティ・ブレーメン・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 予約インジケータを用いたセル間干渉緩和技術
US8891456B2 (en) 2003-10-24 2014-11-18 Sony Corporation Wireless communication system, wireless communication device and wireless communication method, and computer program
US8274961B2 (en) 2003-10-24 2012-09-25 Sony Corporation Apparatus and associated methodology of adjusting a RTS/CTS transmission protocol
US8406213B2 (en) 2003-10-24 2013-03-26 Sony Corporation Wireless communication system, wireless communication device and wireless communication method, and computer program
US8428041B2 (en) 2003-10-24 2013-04-23 Sony Corporation Wireless communication system, wireless communication device and wireless communication method, and computer program
JP2007513550A (ja) * 2003-12-01 2007-05-24 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション アクセスポイント起動プロセスおよび初期チャネル選択プロセスを実施するための無線通信の方法および装置
JP2007514353A (ja) * 2003-12-10 2007-05-31 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 非同期のノード間の通信のために予約されるサブキャリアを有する無線マルチキャリアシステム
JP2008500753A (ja) * 2004-05-24 2008-01-10 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 仮想チャネルを予約制御する方法
JP2006197032A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Sony Corp データ伝送システム
JP4736434B2 (ja) * 2005-01-11 2011-07-27 ソニー株式会社 データ伝送システム
US7720502B2 (en) 2005-02-09 2010-05-18 Mitsubishi Electric Corporation Radio device and interference avoiding method by transmission power control
JPWO2006085365A1 (ja) * 2005-02-09 2008-06-26 三菱電機株式会社 無線装置および送信電力制御による干渉回避方法
WO2006085365A1 (ja) * 2005-02-09 2006-08-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 無線装置および送信電力制御による干渉回避方法
JP4611374B2 (ja) * 2005-02-09 2011-01-12 三菱電機株式会社 無線装置および送信電力制御による干渉回避方法
US8036676B2 (en) 2005-02-14 2011-10-11 Mitsubishi Electric Corporation Frequency sharing method, receiving station and transmitting station
JPWO2006085471A1 (ja) * 2005-02-14 2008-06-26 三菱電機株式会社 周波数共用方法、受信局および送信局
JP4510075B2 (ja) * 2005-02-14 2010-07-21 三菱電機株式会社 周波数共用方法および送信局
JP2006295564A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Sony Corp 無線通信システム,無線通信装置,無線通信方法,およびコンピュータプログラム。
JP2014116984A (ja) * 2005-04-21 2014-06-26 Interdigital Technology Corp シグナリング遅延管理メッセージのための無線通信方式およびwlan
JP4757309B2 (ja) * 2005-09-28 2011-08-24 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ 無線ネットワーク内でオンライン送信電力を分散配分するための信号法
JP2009515475A (ja) * 2005-11-03 2009-04-09 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション 異なる周波数で動作するグループ間でワイヤレス配布システムを介してメッセージを交換する方法および機器
JP2009515419A (ja) * 2005-11-07 2009-04-09 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) リンクアダプテーションのための暗黙的なシグナリング
JP4843046B2 (ja) * 2005-11-07 2011-12-21 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) リンクアダプテーションのための暗黙的なシグナリング
JP2007214819A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Toshiba Corp 無線通信装置及び無線通信方法
JP4542997B2 (ja) * 2006-02-08 2010-09-15 株式会社東芝 無線通信装置及び無線通信方法
JP4903859B2 (ja) * 2006-04-13 2012-03-28 クゥアルコム・インコーポレイテッド 動的キャリア感知しきい値
JP2009533976A (ja) * 2006-04-13 2009-09-17 クゥアルコム・インコーポレイテッド 動的キャリア感知しきい値
US8681810B2 (en) 2006-04-13 2014-03-25 Qualcomm Incorporated Dynamic carrier sensing thresholds
JP2007336525A (ja) * 2006-05-12 2007-12-27 Ntt Docomo Inc レシーバ・フィードバック及びビジーバーストを用いたブロードキャスト・シグナリング
JP4722080B2 (ja) * 2006-05-12 2011-07-13 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ サービス品質サポートのための分散化マルチユーザリンク適応
JP2008022535A (ja) * 2006-05-12 2008-01-31 Ntt Docomo Inc サービス品質サポートのための分散化マルチユーザリンク適応
JP4718513B2 (ja) * 2006-05-12 2011-07-06 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ ビジー信号コンセプトを用いた干渉許容範囲シグナリング
JP4674223B2 (ja) * 2006-05-12 2011-04-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ レシーバ・フィードバック及びビジーバーストを用いたブロードキャスト・シグナリング
JP2008011507A (ja) * 2006-05-12 2008-01-17 Ntt Docomo Inc ビジー信号コンセプトを用いた干渉許容範囲シグナリング
US8737313B2 (en) 2006-08-07 2014-05-27 Qualcomm Incorporated Transmit time segments for asynchronous wireless communication
JP2013051689A (ja) * 2006-08-07 2013-03-14 Qualcomm Inc 非同期無線通信に関する条件付き要求
JP2013017198A (ja) * 2006-08-07 2013-01-24 Qualcomm Inc 非同期無線通信に関する送信時間セグメント
US9661649B2 (en) 2006-08-07 2017-05-23 Qualcomm Incorporated Determining a transmit parameter for wireless communication
US8416762B2 (en) 2006-08-07 2013-04-09 Qualcomm Incorporated Message exchange scheme for asynchronous wireless communication
US8340027B2 (en) 2006-08-07 2012-12-25 Qualcomm Incorporated Monitor period for asynchronous wireless communication
US9008002B2 (en) 2006-08-07 2015-04-14 Qualcomm Incorporated Conditional requests for asynchronous wireless communication
JP2010500827A (ja) * 2006-08-07 2010-01-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド 非同期無線通信に関する条件付きスケジューリング
US8310996B2 (en) 2006-08-07 2012-11-13 Qualcomm Incorporated Conditional scheduling for asynchronous wireless communication
JP2010500825A (ja) * 2006-08-07 2010-01-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド 非同期無線通信に関する送信時間セグメント
US9992750B2 (en) 2007-07-06 2018-06-05 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus related to interference management when sharing downlink bandwidth between wide area network usage and peer to peer signaling
US10149252B2 (en) 2007-07-06 2018-12-04 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus related to interference management when sharing downlink bandwidth between wide area network usage and peer to peer signaling
US8526410B2 (en) 2007-07-06 2013-09-03 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus related to interference management when sharing downlink bandwidth between wide area network usage and peer to peer signaling
US8730841B2 (en) 2007-07-06 2014-05-20 Qualcomm Incorporated Peer to peer communications methods and apparatus providing for use of both WAN uplink and downlink bands
US8583159B2 (en) 2009-10-08 2013-11-12 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for scaling transmit power of signals in wireless communications
US8934353B2 (en) 2009-10-08 2015-01-13 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for scaling transmit power of signals in wireless communications
JP2013507838A (ja) * 2009-10-08 2013-03-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド ワイアレス通信において信号の送信電力をスケーリングするための方法及び装置
JP2012060305A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信方法及び無線通信システム
JP2017526275A (ja) * 2015-03-10 2017-09-07 株式会社東芝 露出ノード問題を軽減するためのワイヤレス通信の方法及び装置
WO2017149919A1 (ja) * 2016-03-02 2017-09-08 ソニー株式会社 情報処理装置、通信システム、情報処理方法およびプログラム
JPWO2017149919A1 (ja) * 2016-03-02 2018-12-27 ソニー株式会社 情報処理装置、通信システム、情報処理方法およびプログラム
US10531400B2 (en) 2016-03-02 2020-01-07 Sony Corporation Information processing device, communication system, information processing method, and program
US10999804B2 (en) 2016-03-02 2021-05-04 Sony Corporation Information processing device, communication system, information processing method, and program
JP7088002B2 (ja) 2016-03-02 2022-06-21 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、通信システム、情報処理方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2002082751A2 (en) 2002-10-17
DE60213583D1 (de) 2006-09-14
US20020172186A1 (en) 2002-11-21
CN1327635C (zh) 2007-07-18
DE60213583T2 (de) 2007-10-18
US20080076465A1 (en) 2008-03-27
CN1507704A (zh) 2004-06-23
US20080076466A1 (en) 2008-03-27
AU2002253744A1 (en) 2002-10-21
ATE335316T1 (de) 2006-08-15
WO2002082751A3 (en) 2003-11-27
EP1386419A2 (en) 2004-02-04
EP1386419B1 (en) 2006-08-02
ES2269676T3 (es) 2007-04-01
US7885680B2 (en) 2011-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7885680B2 (en) Instantaneous joint transmit power control and link adaptation for RTS/CTS based channel access
US9661649B2 (en) Determining a transmit parameter for wireless communication
US8310996B2 (en) Conditional scheduling for asynchronous wireless communication
EP2057805B1 (en) Monitor period for asynchronous wireless communication
US8416762B2 (en) Message exchange scheme for asynchronous wireless communication
US8340027B2 (en) Monitor period for asynchronous wireless communication
US8737313B2 (en) Transmit time segments for asynchronous wireless communication
Chen et al. Enhancing Efficiency and Effectiveness of 802.11 MAC in Wireless Mesh Networks

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081017