JP2004532300A - 抗菌残余効果を有する硬質表面抗菌クリーナー - Google Patents

抗菌残余効果を有する硬質表面抗菌クリーナー Download PDF

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Abstract

硬質表面抗菌クリーナーが開示されている。硬質表面抗菌クリーナーは、殺菌剤と少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンとを含み、硬質表面へ噴射され拭き取られた後もクリーナの硬質表面上のバクテリアに対する殺菌作用が少なくとも24時間にわたって持続する。硬質表面抗菌クリーナーは、溶剤、金属イオン封鎖剤、界面活性剤、又は水溶性オルガンオシランを含んでいてもよい。このクリーナーの他のタイプは、やはり殺菌剤と少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンとを含み、硬質表面へ噴射され拭き取られた後少なくとも24時間にわたって硬質表面上にバイオフィルムが形成されるのを阻止する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、抗菌残余効果を有する硬質表面抗菌クリーナーに係り、より詳細には、硬質表面上でのバイオフィルム(細菌膜)の形成を阻止する硬質表面抗菌クリーナーに関する。
【背景技術】
【0002】
抗菌クリーナーによって硬質表面(例えば、ガラス、磁器、ガラス繊維複合材料、金属表面、セラミック表面、ラミネート表面、硬質ポリマー表面)を洗浄することによって洗浄された表面から、多数のバクテリア(細菌)を除去することができることは周知である。バクテリアの除去は、クリーナーに含有される界面活性剤又は殺菌剤及び/又は洗浄工程における機械的な作用によるものである。抗菌性の硬質表面クリーナーは、ある時期において、多種多様な形態で市場に出回っていた。一般に、これらの硬質表面抗菌製品は、洗浄中にバクテリア除去を施すように配合されていた。しかしながら、最近では、バクテリアに対して残余効果を提供するようにできた硬質表面抗菌クリーナーが注目を浴びている。「残余効果」とは、表面上のバクテリアの殺菌が洗浄工程後もある一定期間引き続いて行われることを意味する。バクテリアによる健康への重大な影響の可能性を受けて、バクテリアに対する残余効果を提供することができる、改良された抗菌クリーナーに対する研究が続けられている。
【0003】
硬質表面には、バイオフィルムが付着しやすく、健康への有害性を有することもある。バイオフィルムは、表面にこびりつき、微生物に起源を有する有機ポリマーマトリックスに埋め込まれた、細胞からなる。バイオフィルムは、時間や空間が必ずしも均一ではない表面の蓄積物である。バイオフィルムは、生物マトリックスによって凝集的に保持された無機質又は非生物質の可成りの部分を含むことがある。バイオフィルムは、限られた栄養補給環境でのサバイバル(生存)を本来の目的としたバクテリアに対しては保護的なマトリックスである。バイオフィルムは、宿主微生物(ホストマイクローブ)及びこれらの細胞外の生成物、通常は、エキソ多糖である、の両方からなる。微生物(マイクローブ)は、表面に付着した後にこれらの保護的エキソ多糖マトリックスを形成する傾向がある。バイオフィルム複合物の形成には、湿り条件及び/又は給水系統、及び支持表面との接触があるだけでよい。栄養分に関しては、栄養分の不足が、実際には、微生物のバイオフィルム形成能力を高めることもある。
【0004】
好適な条件下では、バイオフィルムは、一般に、殆ど全ての微生物によって生成され得る。最も一般的なバイオフィルムの製造元は、シュードモナス(Pseudomonas)、エンテロバクター(Enterobacter)、フラボバクテリア菌(Flavobacterium)、アルカリゲーネス(Alcaligenes)、ブドウ状球菌(Staphylococcus)、クレブシエラ(Klebsiella)、及びかん菌(Bacillus)などの属に属する。自然バイオフィルム形成の主要目的の一つは、敵の環境から宿主微生物を守ることである。この結果、バイオフィルム内の微生物と殺菌剤などの殺生物剤の間には戦闘的相互作用がある。また、バイオフィルム内でのバクテリア成長の付着モードは、バイオフィルムと界面接触する循環水性媒体中の浮遊セルとして存在する同じバクテリア種の付着モードとは異なる。バイオフィルム形成時の枝分かれによって、表面上のバイオフィルムの成長を阻止する方法が提案されてきた。例えば、特許文献1に示されているように、表面への微生物の集落化を阻止するために界面活性剤が給水系統に添加されたりもした。しかしながら、硬質表面を洗浄殺菌し、その後でも、硬質表面上でのバイオフィルムの形成阻止する、硬質表面抗菌クリーナーが必要とされている。
【特許文献1】
米国特許第6,039,965号
【特許文献2】
PCT国際公報WO99/18784号
【特許文献3】
米国特許第6,337,383号
【特許文献4】
米国特許第3,172,899号
【特許文献5】
米国特許第6,087,319号
【特許文献6】
米国特許第5,411,585号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、特に台所付近における表面上でのバクテリアやバイオフィルムの健康へ影響の可能性を考慮して、硬質表面を洗浄殺菌した後でもバクテリアに対する殺菌残余効果を提供することができる硬質表面抗菌クリーナーが求められている。また、硬質表面を洗浄殺菌した後でもこの硬質表面上でのバイオフィルムの形成阻止を引き続き行うことができる硬質表面抗菌クリーナーが必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の目的は、殺菌剤と少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンとを含み、硬質表面へ噴射され拭き取られた後もクリーナの硬質表面上のバクテリアに対する殺菌作用が少なくとも24時間にわたって持続する、本発明の硬質表面抗菌クリーナーによって達成される。このポリシロキサンは、以下の化学式:
123SiO(R45SiO)p(R6QSiO)qSiR321
で表され、
式中、R1、R2、R4、R5、R6は、同一でも異なっていてもよく、C1−C6のアルキル又はフェニルであり、R3は、同一でも異なっていてもよく、C1−C6のアルキル、フェニル又はQであり、Qは、以下の化学式:
―R−O−(R’O)nR”
で表されるエーテルポリオキシアルキレン基であり、
式中、Rは、直鎖又は分岐鎖のC3−C15アルキル基であり、(R’O)nは、ポリ(エチレンオキシ)及び/又はポリ(プロピレンオキシ)基であり、nは、5から200までの平均値であり、R”は、H(水素)又はC1−C6のアルキル基であり、pは、10から200までの平均値であり、qは、ゼロ又は1から200までの平均値であり、R3は、qが0のときQである。
【0007】
本発明の第1の態様によれば、硬質表面抗菌クリーナーは、クリーナー全重量中、約0.01重量%乃至約20重量%の殺菌剤と、約0.01重量%乃至約20重量%の少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンと、約0.5重量%乃至約20重量%の溶剤と、を含む。
【0008】
本発明の第2の態様によれば、硬質表面抗菌クリーナーは、クリーナー全重量中、約0.01重量%乃至約20重量%の殺菌剤と、約0.01重量%乃至約20重量%の少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンと、約0.1重量%乃至約20重量%の金属イオン封鎖剤と、を含む。
【0009】
本発明の第3の態様によれば、硬質表面抗菌クリーナーは、クリーナー全重量中、約0.01重量%乃至約20重量%の殺菌剤と、約0.01重量%乃至約20重量%の少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンと、約0.5重量%乃至約20重量%の、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、サルコシンアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、及びこれらの混合物から選択される、界面活性剤と、を含む。
【0010】
本発明の第4の態様によれば、硬質表面抗菌クリーナーは、クリーナー全重量中、約0.01重量%乃至約20重量%の殺菌剤と、約0.01重量%乃至約20重量%の少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンと、化学式:A3-xxSiD(式中、Aは、−OH又は加水分解基、Bは、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル基、xは、0、1又は2の値を有し、Dは、1乃至4個の炭素原子を有する炭化水素基、フェニル、又は少なくとも一つの酸素又は窒素基を含む非イオン又はカチオン性置換炭化水素基又はこのような置換炭化水素基の塩である)で表されるオルガノシランと、を含む。
【0011】
本発明の第5の態様によれば、硬質表面抗菌クリーナーは、クリーナー全重量中、約50重量%乃至約99.9重量%のアルキルアルコール殺菌剤と、少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンと、を含み、クリーナーが硬質表面へ噴射された後も引き続いて少なくとも24時間にわたってバイオフィルムの形成を阻止する。本発明の第5の態様において、アルキルアルコール殺菌剤は、好ましくは、エタノール、n−プロパノール又はイソプロパノールであり、硬質表面を殺菌する作用をし、硬質表面へのバイオフィルムの形成を阻止するために硬質表面へポリシロキサンを散布する。全ての又は殆どのアルキルアルコール殺菌剤はアルコールの揮発性によって硬質表面から徐々に揮発する。本発明の第5の態様は、必要に応じて、本質的に、アルキルアルコール殺菌剤、ポリシロキサン及び水からなってもよい。あるいは、本発明の第5の態様は、溶媒、金属イオン封鎖剤、界面活性剤、又はオルガノシランを含むこともある。
【0012】
本発明の利点は、硬質表面を洗浄殺菌するために使用され、また、硬質表面上のバクテリアに対する残余効果を発揮する硬質表面抗菌クリーナを提供することである。
【0013】
本発明の他の利点は、硬質表面を洗浄殺菌するために使用され、また、硬質表面上でのバイオフィルム形成に対して残余阻止効果を発揮することである。
【0014】
本発明のこれら又はその他の特徴、態様、及び利点は、以下の詳細な説明及び請求の範囲の考察からより一層理解されよう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明による抗菌クリーナーは、台所用抗菌洗剤、風呂用抗菌洗剤、万能抗菌洗剤、洗面所抗菌洗剤(周期的使用型及び連続使用型)、食器用抗菌洗剤、排水口抗菌洗剤を含む、全ての硬質表面抗菌洗剤として利用される。本発明による抗菌クリーナーは、特に完全希釈済みの硬質表面クリーナーとして適している。このように、本発明の抗菌クリーナーは、更なる希釈を行わずに、汚れた硬質表面にじかに塗布し、拭き取り、及び/又は擦るなどして使用することができる。
【0016】
このクリーナーは、特に汚れた台所の硬質表面を洗浄するために有用である。例えば、本発明のいくつかの実施の形態を台所用抗菌洗剤として使用する場合、クリーナー塗布後、少なくとも24時間は、殺菌効果を発揮するという利点を有する(即ち、クリーナーはバクテリアに対して残余効果を提供する)。当然のことながら、洗浄された台所の表面に肉汁などが容器から漏れ出た場合はこのクリーナーをまた使用すればよい。
【0017】
本発明の他の実施の形態が硬質表面抗菌洗剤として使用されるとき、クリーナーは、塗布後、少なくとも24時間にわたって、硬質表面上にバイオフィルムが形成されるのを回避できる利点を有する。言い換えれば、バイオフィルム形成の残余的回避(レジジュアルインヒビション)を提供する。残余的回避により、塗布処理(方法)に応じてのある期間にわたって表面上にバイオフィルムが形成されないことが意図される。
【0018】
本発明による硬質表面抗菌クリーナーは、クリーナーの全重量中、約0.01乃至約99重量%の殺菌剤(100%活性とした場合)を含む。好適な殺菌剤としては、例えば、第四アンモニウム化合物、フェノール樹脂(芳香性アルコール)、グアニド誘導体、両性電解質(ベタイン)、アルデヒド(例えば、グルタルアルデヒド及びホルムアルデヒド)、及びアルキルアルコールなどが挙げられる。殺菌剤は、特定のレベルで使用されるときに特定の培養において生存可能な多数の微生物を減少させる衛生上の薬剤であると理解してよい。硬質表面抗菌クリーナーの一つの実施の形態において、殺菌剤はアルキルアルコール以外であり、クリーナーは、好ましくは、クリーナー全重量中、約0.01乃至約20重量%の殺菌剤を含み、最も好ましくは、約0.1乃至約2重量%の殺菌剤を含む。硬質表面抗菌クリーナーの他の実施の形態において、殺菌剤はエタノール又はプロパノールなどの揮発性アルキルアルコールであり、クリーナーは、好ましくは、クリーナー全重量中、約50重量%乃至約99.9重量%のアルキルアルコールを含み、最も好ましくは、約60重量%乃至約80重量%のアルキルアルコールを含む。
【0019】
限定されない殺菌剤の一例としての第四アンモニウム化合物は、ベンザルコニウム塩化物、アルキル−ジメチル−ベンジルアンモニウム塩化物、アルキル−ジメチル−エチルベンジルアンモニウム塩化物、ドデシルジメチル−3,4−ジクロロベンジルアンモニウム塩化物、ドデシルジ−(2−ヒドロキシエチル)−ベンジルアンモニウム塩化物、4−ジイソブチル−フェノキシエトキシエチル−ジメチルベンジルアンモニウム塩化物、4−ジイソブチル−クレソキシエトキシエチル−ジメチルベンジルアンモニウム塩化物、ジメチル−ジデシルアンモニウム塩化物、セチル−トリメチルアンモニウム臭化物、ドデシルピリジニウム塩化物、セチルピリジニウム塩化物、ドデシルイソキノリニウム塩化物、デカメチレン−ビス−4−アミノキナルジニウムジクロリド、及びこれらの混合物を含む。第四アンモニウム化合物の一例として、ステパン社(Stepan)から市販入手可能な、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩化物とジメチルエチルベンジルアンモニウム塩化物の混合物である、「BTC2125M」(商品名)が挙げられる。
【0020】
限定されない殺菌剤の一例としてのフェノール樹脂は、フェノール、モノ−及びポリ−クロロフェノール、クレゾール、4−クロロ−3−メチルフェノール、3,5−ジメチル−4−クロロフェノール、チモール、4−クロロチモール、4−t−アミルフェノール、サリゲニン、4−n−ヘキシルレゾルシノール、カルバクロール、2−フェニルフェノール、2−ベンジル−4−クロロフェノール、2,2’−ジヒドロキシ− 5,5’−ジクロロジフェニルメタン、2,2’−ジヒドロキシ− 3,3’,5,5’, 6,6’−ヘクサクロロジフェニルメタン、2,2’−ジヒドロキシ− 5,5’−ジクロロジフェニル硫化物、2,2’−ジヒドロキシ− 3,3’,5,5’−テトラクロロジフェニル硫化物、2−ジヒドロキシ−2’,4,4’−トリクロロジフェニルエーテル、ジブロモサリチル及びこれらの混合物を含む。
【0021】
限定されない殺菌剤の一例としてのグアニド化合物は、以下に示される一般化学式(I)、(II)、及び(III)で表される化合物を含む。
【0022】
【化1】
Figure 2004532300
これらの一般化学式(I)、(II)、及び(III)において、Xは、アルキル基、アミノアルキル基、フェニル基、アルキルフェニル基、ハロフェニル基、ヒドロキシフェニル基、メトキシフェニル基、カルボキシフェニル基、ナフチル基、又はニトリル基であり、X’は、水素原子又はアルキル基であり、及びj及びkは、それぞれ、正の整数であり、好ましくは、2乃至10の範囲内の整数である。適したグアニド化合物の好ましい例としては、1,6−bi(N5−p−クロロフェニル−N1−ビグアニド)ヘキサンとしても知られるクロロヘキシジンである。
【0023】
限定されない殺菌剤の例としてのアルキルアルコールは、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール及びこれらの混合物を含む。
【0024】
本発明による硬質表面抗菌クリーナーは、クリーナー全重量中に、約0.01重量%乃至約20重量%の少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンを含む。好ましくは、このポリシロキサンが、以下の化学式:
123SiO(R45SiO)p(R6QSiO)qSiR321
を有し、式中、R1、R2、R4、R5、R6は同一であっても異なっていてもよいC1−C6アルキル又はフェニルであり、R3は同一であっても異なっていてもよいC1−C6アルキル、フェニル、又はQであり、Qは、以下の式:
―R−O−(R’O)nR”
で表されるエーテルポリオキシアルキレン基であり、式中、Rは、直鎖又は分岐鎖C3−C15アルキル基であり、(R’O)nは、ポリ(エチレンオキシ)基及び/又はポリ(プロピレンオキシ)基であり、nは、5から200までの平均値であり、R”は、H(水素)又はC1−C6のアルキル基であり、pは10から200までの平均値であり、qは、ゼロ又は1乃至200の範囲の平均値であり、R3は、qが0のときはQである。これらのポリマーは、本明細書中に参照することによって組み込まれる特許文献2に開示されている。一つの好ましいとされるポリシロキサンは、「S2」と呼ばれ、以下の一般化学式を有する。
【0025】
【化2】
Figure 2004532300
一つ以上のポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンは、本明細書中に参照することによって組み込まれている特許文献3及び特許文献4に記載されている方法によって製造されてもよい。本発明による硬質表面抗菌クリーナーは、好ましくは、約0.01%乃至約5%、最も好ましくは、約0.025%乃至約1%のポリシロキサン(100%活性であるとした場合)をクリーナー全重量中に含む。
【0026】
本発明による硬質表面抗菌クリーナーは、クリーナー全重量中、約0重量%乃至約20重量%の界面活性剤(100%活性であるとした場合)を任意に含んでいてもよい。この界面活性剤は、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、サルコシンアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、又はこれらの混合物であってもよい。この界面活性剤は、クリーナー全重量中で、好ましくは、0.5乃至10重量%、最も好ましくは、1乃至2重量%の割合で用いられる。本発明を達成するために、用語「両性」界面活性剤には「両性イオン」界面活性剤も含まれるものとする。というのは、これらの二つの用語がしばしば略相溶性を持って使用されるためである。これらの界面活性剤は周知であり、多数の界面活性剤が、広範囲で使用可能なMcCutcheon’Emulsifiers & Detergents(マッカーチオンの乳化剤と洗浄剤)及びCTFA Cosmetic Ingredient Dictionary(化粧品成分辞書)の調査から見られるように市販入手可能である。
【0027】
非イオン界面活性剤の例には、分子当り約3乃至50モルのエチレン酸化物を含むC8乃至C18のアルコールエトキシレート、約2乃至50モルのエチレン酸化物を含むC8乃至C18の脂肪酸エステル及びアミド、C8乃至C18の脂肪アルコール、テトラメチルデチネジオール及びジメチルオクチンジオール等のC8乃至C18のジオール、ポリエチレン酸化物及びポリプロピレン酸化物のブロック共重合体、グリセリンのC8乃至C18の脂肪酸エステル、エトキシル化及びプロポキシル化C8乃至C18の脂肪アルコール、C8乃至C18の脂肪アミン及びアミドアミン酸化物、C8乃至C18の脂肪アミド及びアルカノルアミド、及びアルキルサッカライド(例えば、アルキルグルコシド)又は以下の式で表されるサッカライドなどのアルケニルサッカライド等のアルコールエトキシレートが含まれる:
10−O−(R12O)t−(G)p
式中、R10は6乃至8の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖のアルキル、アルケニル、又はアルキルフェニル基であり、R12は2乃至4の炭素原子を有するアルキレン基であり、Gは5乃至6の炭素原子を有する還元されたサッカライドの残渣物であり、tは0重量%乃至10の整数であり、pは1乃至10の整数を表す。
【0028】
両性界面活性剤の例には、ココサルテイン及びコカミドプロピルヒドロキシサルテインなどのC8乃至C18のサルテイン、コカンフォカルボキシグリネート及びラウランフォグリチネートなどのC8乃至C18のアミノ酸の脂肪誘導体、デシルベタイン、ココベタイン、ラウリルベタイン、ミリスチルベタイン、及びステアリルベタインなどのC8乃至C18のアルキルベタイン、及びココアミドエチルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ミリスタミドプロピルベタイン及びオレアミドプロピルベタインなどのC8乃至C18のアミドアルキルベタインが含まれる。
【0029】
サルコシン界面活性剤が第四アンモニウム化合物と相溶性があるということが知られているので、この級のアニオン界面活性剤は、第四アンモニウム化合物と一緒に使用されてもよい。このような界面活性剤の例には、C8乃至C18のアルキルサルコシネート、及びナトリウム、カリウム、リチウム、又はアンモニウム、C8乃至C18のアルキルサルコシンのようなアルカリ金属又はアンモニウム塩が含まれる。
【0030】
既述された第四アンモニウム化合物を除いたカチオン界面活性剤の例には、ジステアリルジモニウム塩化物及びジタロウジモニウム塩化物、C8乃至C18の脂肪アルキルアミン、アミドアルキルアミン及びアミドアルカノルアミン、及びこれらの塩、エトキシル化アミン、アミン酸化物及びイミダゾリンなどの少なくとも約16個の炭素原子を有する少なくとも二つの窒素結合されたアルキル鎖を含む第四アンモニウム化合物が含まれる。
【0031】
本発明による硬質表面抗菌クリーナーは、クリーナーの全重量中、0重量%乃至約20重量%の金属イオン封鎖剤(100%活性とした場合)を任意に含んでいてもよい。金属イオン封鎖剤は、例えば、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)又はその塩(例えば、EDTA、ナトリウム塩)、ホスホネート、ニトリロ三酢酸(NTA)又はその塩、ヒドロキシエチレンジアミン及び三酢酸(HEDTA)又はその塩、及びジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)又はその塩であってもよい。クリーナー全量中に含まれる金属イオン封鎖剤(100%活性とした場合)は、好ましくは、0.1乃至約15重量%、より好ましくは、0.05乃至約5重量%である。
【0032】
本発明による硬質表面抗菌クリーナーは、クリーナーの全重量中、0重量%乃至約20重量%の溶媒(100%活性とした場合)を任意に含んでいてもよい。この溶媒は、例えば、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(「ブチルカルビトル」)、ジプロプロピレングリコールn−ブチルエーテル(「DPnB」)、プロピレングリコールn−ブチルエーテル(「PnB」)、エチレングリコールブチルエーテル(「ブチルセロソルブ」)、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール、カルビトル、メトキシプロパノル、グリセリン、イソプロパノール及びエタノールなどのアルコール、グリコール、エーテル及びグリコールエーテルなどの溶媒であってもよい。クリーナー全量中に含まれる溶媒は、好ましくは、0.5乃至約10重量%、最も好ましくは、0.5乃至約3重量%である。
【0033】
本発明による硬質表面抗菌クリーナーは、クリーナー全重量中、0重量%乃至約5重量%のオルガノシランを任意に含んでいてもよい。オルガノシランは、一般化学式A3-xxSiDで表され、式中、Aは、−OH又は加水分解基、Bは、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル基、xは0、1又は2の値を有し、Dは、1乃至4個の炭素原子を有する炭化水素基、フェニル基、少なくとも一つの酸素又は窒素基を含む非イオン又はカチオン性置換炭化水素基又はこのような置換炭化水素基の塩である。これらのオルガノシラン及びこれらのオルガノシランを定着させる方法は、本明細書中に参照されることによって組み込まれる特許文献5及び特許文献6に記載されている。好ましくは、Aは、R1が各々、R2又は水素であり、R2が1乃至4個の炭素原子を有するアルキル基であり、R2Aが1乃至4個の炭素原子を有する二価の飽和炭化水素基である、−OR1及び−OR2AOR1よりなる群から選択され、Xは、0又は1の値を有し、Dは、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル基、ビニール、アリール、グリシドキシプロピル、R3が1乃至12個の炭素原子を有する二価の飽和炭化水素基であり、R4及びR5が1乃至18個の炭化水素を有するアルキル基、−CH265、−CH2CH2OH及び−CH2OHからなる群より選択される、−R3N(R4)y2-y、−R3(+)(R4)y3-y(-)、−R3NHR3N(R4)y2-y、−R3NHR3(+)(R4)y3-y(-)、−R3(+)245(-)からなる群より選択され、ここで、yは、0、1又は2を有し、Xは、アニオンである。最も好ましくは、オルガノシランは、3−トリメトキシシリル)プロピルジメチルオクタデシルアンモニウム塩化物(ダウコーニング(Dow Corning)5775(商品名)で市販されている)又は、3−トリメトキシシリル)プロピルメチルジ(デシル)アンモニウム塩化物である。本発明による硬質表面抗菌クリーナーは、好ましくは、上記のオルガノシランのうちのいずれかを、クリーナー全量中に、0.01重量%乃至3%、含む。オルガノシランはバクテリアに対する残余効果をさらに高めることができる。
【0034】
本発明の硬質表面抗菌クリーナーには、他の成分と相溶性を有することを前提として、pH調整剤、バッファ、洗剤ビルダー、酸、染料、香料、粘性調整剤、及び腐食防止剤などの他の添加剤が任意に含まれてもよい。本発明の硬質表面抗菌クリーナーは一般に水溶液として配合されるが、しかしながら、水はクリーナー中に必要とされない。例えば、クリーナーは濃縮液として供給されることができ、或いは、アルキルアルコールなどの代替溶媒を選んで水がクリーナーから除外されてもよい。非濃縮タイプは上記に示す通りである。
【実施例】
【0035】
以下の実施例は本発明を更に詳しく説明する。これらの実施例は、いかなる方法でも本発明を限定することを意図するものではない。
【0036】
(実施例1)
表1の成分を用いた配合を準備した。
【表1】
Figure 2004532300
【0037】
(実施例2)
表2の成分を用いた配合を準備した。
【表2】
Figure 2004532300
【0038】
(実施例3)
表3の成分を用いた配合を準備した。
【表3】
Figure 2004532300
【0039】
(実施例4)
実施例1及び実施例3の配合は、抗菌残余効果を有するとされる競合する製品についてテストした。実施例1及び実施例3の配合の抗菌残余利点を測定するためにラベルの指示通りの配合で表面処理した。24時間後、標準室温条件下で表面を拭き取り、適した供試生物を接種した。残余効果は、並行コントロールに対する供試生物の対数減少によって測定された。
【0040】
次の結果は表4に示す通りに得られた。実施例1及び実施例3における配合は共に競合商品よりも優れていた。
【表4】
Figure 2004532300
【0041】
(実施例5)
表5の成分を用いた配合を準備した。
【表5】
Figure 2004532300
【0042】
(実施例5a)
重量分析法を用いて、実施例5の配合は、実験室で生成された合成の脂肪分を含む台所の汚れを25乃至29ミリグラムを、エナメル被覆されたスチール製のタイルからガードナースクラブマシン(Gardner Scrub Machine)で7回擦った後、除去率パーセントを測定することによって分析された。除去率パーセントは94.4%の汚れ除去率だった。
【0043】
(実施例5b)
実施例5の配合は、この配合によって処理された表面での配合の残余抗菌効果を測定するためにテストされた。テスト時間を経て、標準室温条件下で、表面を拭き取り、適した供試生物が接種された。供試生物の対数減少によって残余活性を測定した。結果は以下の表5bに示す。
【表6】
Figure 2004532300
【0044】
(実施例6)
表6の成分を用いた配合を準備した。
【表7】
Figure 2004532300
【0045】
(実施例6a)
重量分析法を用いて、実施例6の配合は、実験室で生成された合成の脂肪分を含む台所の汚れを25乃至29ミリグラムを、エナメル被覆されたスチール製のタイルからガードナースクラブマシン(Gardner Scrub Machine)で7回擦った後、除去率パーセントを測定することによって分析された。除去率パーセントは92%の汚れ除去率だった。
【0046】
(実施例6b)
実施例6の配合は、この配合によって処理された表面での配合の残余抗菌効果を測定するためにテストされた。テスト時間を経て、標準室温条件下で、表面を拭き取り、適した供試生物が接種された。供試生物の対数減少によって残余活性を測定した。結果は以下の表6bに示す。
【表8】
Figure 2004532300
【0047】
(実施例7)
表7の成分を用いた配合を準備した。
【表9】
Figure 2004532300
【0048】
(実施例7a)
重量分析法を用いて、実施例7の配合は、実験室で生成された合成の脂肪分を含む台所の汚れを25乃至29ミリグラムを、エナメル被覆されたスチール製のタイルからガードナースクラブマシン(Gardner Scrub Machine)で7回擦った後、除去率パーセントを測定することによって分析された。除去率パーセントは91.6%の汚れ除去率だった。
【0049】
(実施例7b)
実施例7の配合は、この配合によって処理された表面での配合の残余抗菌効果を測定するためにテストされた。テスト時間を経て、標準室温条件下で、表面を拭き取り、適した供試生物が接種された。供試生物の対数減少によって残余活性を測定した。結果は以下の表7bに示す。
【表10】
Figure 2004532300
【0050】
(実施例8)
表8の成分を用いた配合を準備した。
【表11】
Figure 2004532300
【0051】
(実施例9)
表9の成分を用いた配合を準備した。
【表12】
Figure 2004532300
【0052】
(実施例9a)
重量分析法を用いて、実施例9の配合は、実験室で生成された石鹸の浮き滓を6個のセラミックタイルからガードナースクラブマシン(Gardner Scrub Machine)で7回擦った後、除去率パーセントを測定することによって分析された。3つのテスト結果は、それぞれ、除去率パーセントは70%、75.6%、及び89.6%の汚れ除去率だった。
【0053】
(実施例9b)
実施例9の配合は、この配合によって処理された表面での配合の残余抗菌効果を測定するためにテストされた。テスト時間を経て、標準室温条件下で、表面を拭き取り、適した供試生物が接種された。供試生物の対数減少によって残余活性を測定した。結果は以下の表9bに示す。
【表13】
Figure 2004532300
【0054】
(実施例10)
表10の成分を用いた配合を準備した。
【表14】
Figure 2004532300
【0055】
(実施例11)
ポリマーS2は2%(w/v)でのイソプロパノール中で調製され、逐次、2倍に希釈され、イソプロパノール中でポリマーS2の1%(w/v)溶液、0.5%(w/v)溶液、及び0.25%(w/v)溶液を生成した。2μリットルのこれらの材料を約1平方インチの無菌シャーレ(ポリスチレン又はガラス)の表面へ薄く塗った。このポリエチレンとガラスの表面は、それぞれ、5乃至40μg/平方インチの割合でポリマーS2のアルコール溶液(0.25%(w/v)、0.5%(w/v)、1%(w/v)、2%(w/v))で処理した。プレートは35℃で10乃至15分間乾燥させ、アルコールを除去し、ポリマーの膜を残した。15mmの微生物成長媒体(トリプチック大豆液体培地)を各プレートに添加した。各プレートを、周囲温度(18乃至20℃)、70回転/分で往復振盪器(シェーカ)上に一晩中放置した。約18乃至20時間後、媒体を除去し、新しい媒体と交換し、次に、100μリットルの24時間培養の生物クレブシエラニューモニア(Klebsiella pneumonia)(グラム陰性バクテリア)とシュードモナスフルオレッセンス(Pseudomonas fluorescens)(グラム陰性バクテリア)を各プレートへ接種した。プレートは70回転/分でシェーカ上に一晩中放置した。18乃至24時間後、培養液をデカントし、3乃至15mlの分取の水道水で洗った。プレートを乾燥し、そのまま像化するか又は10%のグラムクリスタルバイオレットで1分間汚染した後、水洗し、乾燥した。マクロ及びマイクロ画像を取り出して、(0.25%(w/v)、0.5%(w/v)、1%(w/v)、2%(w/v))溶液中のプレートにおけるバイオフィルムの形成のレベルを判断した。全てのプレートは、クレブシエラニューモニア(Klebsiella pneumonia)とシュードモナスフルオレッセンス(Pseudomonas fluorescens)のバイオフィルムの形成を事実上完全に阻止したことを示した。
【0056】
上記の手順は、抗菌残余効果があるとされる競合商品の殺菌エアゾールスプレイによっても実施された。マクロ及びマイクロの像を取り出して競合商品のプレートにおけるバイオフィルムの形成のレベルを判断した。ポリマーS2/イソプロパノール処理プレートと競合商品処理プレートのバイオフィルム形成レベルを比較した。5乃至40μg/平方インチの割合でポリマーS2のイソプロパノール溶液(0.25%(w/v)、0.5%(w/v)、1%(w/v)、2%(w/v))で処理した、ポリエチレンとガラスの表面の部分は、クレブシエラニューモニア(Klebsiella pneumonia)とシュードモナスフルオレッセンス(Pseudomonas fluorescens)のバイオフィルムの形成を事実上完全に阻止したことを示したが、処理しなかったポリエチレンとガラスの表面の部分でバイオフィルムの成長が見られた。競合商品処理プレートは、上記のテスト条件の処理後24時間以内に、処理された部分と処理されなかった部分の両方においてバイオフィルムの成長が見られた。このように、ポリマーS2/イソプロパノール溶液は、これらの表面上でのバイオフィルムの成長に対して残余阻止を発揮する。
【0057】
このように、硬質表面を洗浄殺菌しバクテリアに対する残余効果を発揮する硬質表面抗菌クリーナが提供されている。また、硬質表面を洗浄殺菌してその後も引き続いて硬質表面上でのバイオフィルムの形成を阻止することができる硬質表面抗菌クリーナが提供されている。本発明は、いくつかの実施の形態に従ってその詳細な説明が成されているが、これらの実施の形態が、本発明の原理を説明するためだけに用いられ、本発明の範囲及び精神を限定するものではなく、これらの実施の形態以外でも、本発明が、容易に実施され得るものであることは当業者にとって明確に理解されるものである。従って、以下に添付された本発明の請求の範囲の精神は、本明細書に含まれる実施の形態の記述に何ら限定されるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0058】
本発明による硬質表面抗菌クリーナは、硬質表面を洗浄殺菌するために使用され、また、硬質表面上のバクテリアに対する残余効果及び/又は硬質表面上でのバイオフィルム形成に対して残余阻止効果を発揮する。

Claims (34)

  1. 硬質表面抗菌クリーナーであって、
    前記クリーナー全重量中、
    約0.01重量%乃至約20重量%の殺菌剤と、
    約0.01重量%乃至約20重量%の少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンと、
    約0.5重量%乃至約20重量%の溶剤と、
    を含み、
    硬質表面へ噴射され拭き取られた後も前記クリーナーの前記硬質表面上のバクテリアに対する殺菌作用が少なくとも24時間にわたって持続する、
    硬質表面抗菌クリーナー。
  2. 前記ポリシロキサンが、以下の化学式:
    123SiO(R45SiO)p(R6QSiO)qSiR321
    で表され、
    式中、R1、R2、R4、R5、R6は、同一でも異なっていてもよく、C1−C6のアルキル又はフェニルであり、R3は、同一でも異なっていてもよく、C1−C6のアルキル、フェニル又はQであり、Qは、以下の化学式:
    ―R−O−(R’O)nR”
    で表されるエーテルポリオキシアルキレン基であり、
    式中、Rは、直鎖又は分岐鎖のC3−C15アルキル基であり、(R’O)nは、ポリ(エチレンオキシ)及び/又はポリ(プロピレンオキシ)基であり、nは、5から200までの平均値であり、R”は、H(水素)又はC1−C6のアルキル基であり、pは、10から200までの平均値であり、qは、ゼロ又は1から200までの平均値であり、R3は、qが0のときQである、
    請求項1に記載のクリーナー。
  3. 前記ポリシロキサンが、以下の化学式で表される、請求項1に記載のクリーナー。
    Figure 2004532300
  4. 前記クリーナー全重量中、約0.1重量%乃至約20重量%の金属イオン封鎖剤を更に含む、請求項1に記載のクリーナー。
  5. 前記クリーナー全重量中、約0.5重量%乃至約20重量%の、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、サルコシンアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、及びこれらの混合物から選択される、界面活性剤を更に含む、請求項1に記載のクリーナー。
  6. 前記クリーナー全重量中、
    約0.01重量%乃至約5重量%の化学式:
    3-xxSiD
    で表される水溶性オルガノシランを更に含み、
    式中、Aは、−OH又は加水分解基、Bは、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル基、xは、0、1又は2の値を有し、Dは、1乃至4個の炭素原子を有する炭化水素基、フェニル、又は少なくとも一つの酸素又は窒素基を含む非イオン又はカチオン性置換炭化水素基又はこのような置換炭化水素基の塩である、
    請求項1に記載のクリーナー。
  7. 請求項1の前記クリーナーを硬質表面へ塗布するステップを有する、
    前記硬質表面を洗浄殺菌して前記硬質表面に発生するバクテリアに対して残余効果を提供する、
    方法。
  8. 硬質表面抗菌クリーナーであって、
    前記クリーナー全重量中、
    約0.01重量%乃至約20重量%の殺菌剤と、
    約0.01重量%乃至約20重量%の少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンと、
    約0.1重量%乃至約20重量%の金属イオン封鎖剤と、
    を含み、
    硬質表面へ噴射され拭き取られた後も前記クリーナーの前記硬質表面上のバクテリアに対する殺菌作用が少なくとも24時間にわたって持続する、
    硬質表面抗菌クリーナー。
  9. 前記ポリシロキサンが、以下の化学式:
    123SiO(R45SiO)p(R6QSiO)qSiR321
    で表され、
    式中、R1、R2、R4、R5、R6は、同一でも異なっていてもよく、C1−C6のアルキル又はフェニルであり、R3は、同一でも異なっていてもよく、C1−C6のアルキル、フェニル又はQであり、Qは、以下の化学式:
    ―R−O−(R’O)nR”
    で表されるエーテルポリオキシアルキレン基であり、
    式中、Rは、直鎖又は分岐鎖のC3−C15のアルキル基であり、(R’O)nは、ポリ(エチレンオキシ)及び/又はポリ(プロピレンオキシ)基であり、nは、5から200までの平均値であり、R”は、H(水素)又はC1−C6のアルキル基であり、pは、10から200までの平均値であり、qは、ゼロ又は1から200までの平均値であり、R3は、qが0のときQである、
    請求項8に記載のクリーナー。
  10. 前記ポリシロキサンが、以下の式で表される、請求項8に記載のクリーナー。
    Figure 2004532300
  11. 前記クリーナー全重量中、約0.5重量%乃至約20重量%の、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、サルコシンアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、及びこれらの混合物から選択された、界面活性剤を更に含む、請求項8に記載のクリーナー。
  12. 前記クリーナー全重量中、
    約0.01重量%乃至約5重量%の化学式:
    3-xxSiD
    で表される水溶性オルガノシランを更に含み、
    式中、Aは、−OH又は加水分解基、Bは、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル基、xは、0、1又は2の値を有し、Dは、1乃至4個の炭素原子を有する炭化水素基、フェニル、又は少なくとも一つの酸素又は窒素基を含む非イオン又はカチオン性置換炭化水素基又はこのような置換炭化水素基の塩である、
    請求項8に記載のクリーナー。
  13. 請求項8の前記クリーナーを硬質表面へ塗布するステップを有する、
    前記硬質表面を洗浄殺菌して、前記硬質表面に発生するバクテリアに対して残余効果を提供する、
    方法。
  14. 硬質表面抗菌クリーナーであって、
    前記クリーナー全重量中、
    約0.01重量%乃至約20重量%の殺菌剤と、
    約0.01重量%乃至約20重量%の少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンと、
    約0.5重量%乃至約20重量%の、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、サルコシンアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、及びこれらの混合物から選択される、界面活性剤と、
    を含み、
    硬質表面へ噴射され拭き取られた後も前記クリーナーの前記硬質表面上のバクテリアに対する殺菌作用が少なくとも24時間にわたって持続する、
    硬質表面抗菌クリーナー。
  15. 前記ポリシロキサンが、以下の化学式:
    123SiO(R45SiO)p(R6QSiO)qSiR321
    で表され、
    式中、R1、R2、R4、R5、R6は、同一でも異なっていてもよく、C1−C6のアルキル又はフェニルであり、R3は、同一でも異なっていてもよく、C1−C6のアルキル、フェニル又はQであり、Qは、以下の化学式:
    ―R−O−(R’O)nR”
    で表されるエーテルポリオキシアルキレン基であり、
    式中、Rは、直鎖又は分岐鎖のC3−C15のアルキル基であり、(R’O)nはポリ(エチレンオキシ)及び/又はポリ(プロピレンオキシ)基であり、nは、5から200までの平均値であり、R”は、H(水素)又はC1−C6のアルキル基であり、pは、10から200までの平均値であり、qは、ゼロ又は1から200までの平均値であり、R3は、qが0のときQである、
    請求項14に記載のクリーナー。
  16. 前記ポリシロキサンが以下の化学式で表される、請求項14に記載のクリーナー。
    Figure 2004532300
  17. 前記クリーナー全重量中、
    約0.01重量%乃至約5重量%の化学式:
    3-xxSiD
    で表される水溶性オルガノシランを更に含み、
    式中、Aは、−OH又は加水分解基、Bは、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル基、xは、0、1又は2の値を有し、Dは、1乃至4個の炭素原子を有する炭化水素基、フェニル、又は少なくとも一つの酸素又は窒素基を含む非イオン又はカチオン性置換炭化水素基又はこのような置換炭化水素基の塩である、
    請求項14に記載のクリーナー。
  18. 請求項14の前記クリーナーを硬質表面へ塗布するステップを有する、
    前記硬質表面を洗浄殺菌して前記硬質表面に発生するバクテリアに対して残余効果を提供する、
    方法。
  19. 硬質表面抗菌クリーナーであって、
    前記クリーナー全重量中、
    約0.01重量%乃至約20重量%の殺菌剤と、
    約0.01重量%乃至約20重量%の少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンと、
    化学式:A3-xxSiD
    で表される水溶性オルガノシラン(式中、Aは、−OH又は加水分解基、Bは、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル基、xは、0、1又は2の値を有し、Dは、1乃至4個の炭素原子を有する炭化水素基、フェニル、又は少なくとも一つの酸素又は窒素基を含む非イオン又はカチオン性置換炭化水素基又はこのような置換炭化水素基の塩である)と、
    を含み、
    硬質表面へ噴射され拭き取られた後も前記クリーナーの前記硬質表面上のバクテリアに対する殺菌作用が少なくとも24時間にわたって持続する、
    硬質表面抗菌クリーナー。
  20. 前記ポリシロキサンが、以下の化学式:
    123SiO(R45SiO)p(R6QSiO)qSiR321
    で表され、
    式中、R1、R2、R4、R5、R6は、同一でも異なっていてもよく、C1−C6のアルキル又はフェニルであり、R3は、同一でも異なっていてもよく、C1−C6のアルキル、フェニル又はQであり、Qは、以下の化学式:
    ―R−O−(R’O)nR”
    で表されるエーテルポリオキシアルキレン基であり、
    式中、Rは、直鎖又は分岐鎖のC3−C15のアルキル基であり、(R’O)nは、ポリ(エチレンオキシ)基及び/又はポリ(プロピレンオキシ)基であり、nは、5から200までの平均値であり、R”は、H(水素)又はC1−C6のアルキル基であり、pは、10から200までの平均値であり、qは、ゼロ又は1から200までの平均値であり、R3は、qが0のときQである、
    請求項19に記載のクリーナー。
  21. 前記ポリシロキサンが以下の化学式で表される、請求項19に記載のクリーナー。
    Figure 2004532300
  22. 前記水溶性オルガノシランが、前記クリーナー全重量中、約0.01重量%乃至約5重量%の範囲で存在する、請求項19に記載のクリーナー。
  23. 請求項19の前記クリーナーを硬質表面へ塗布するステップを有する、
    前記硬質表面を洗浄殺菌して前記硬質表面に発生するバクテリアに対して残余効果を提供する、
    方法。
  24. 硬質表面抗菌クリーナーであって、
    前記クリーナー全重量中、
    約50重量%乃至約99.9重量%のアルキルアルコール殺菌剤と、
    少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンと、
    を含み、
    前記クリーナーが硬質表面へ噴射された後、少なくとも24時間にわたって、バイオフィルムの形成を阻止する、
    硬質表面抗菌クリーナー。
  25. 前記殺菌剤が前記クリーナー全重量中に約60重量%乃至約80重量%の範囲で存在する、請求項24に記載のクリーナー。
  26. 前記少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンが前記クリーナー全重量中に約0.01重量%乃至約20重量%の範囲で存在する、請求項24に記載のクリーナー。
  27. 前記ポリシロキサンが、以下の化学式:
    123SiO(R45SiO)p(R6QSiO)qSiR321
    で表され、
    式中、R1、R2、R4、R5、R6は、同一でも異なっていてもよく、C1−C6のアルキル又はフェニルであり、R3は、同一でも異なっていてもよく、C1−C6のアルキル、フェニル又はQであり、Qは、以下の化学式:
    ―R−O−(R’O)nR”
    で表されるエーテルポリオキシアルキレン基であり、
    式中、Rは、直鎖又は分岐鎖のC3−C15のアルキル基であり、(R’O)nは、ポリ(エチレンオキシ)及び/又はポリ(プロピレンオキシ)基であり、nは、5から200までの平均値であり、R”は、H(水素)又はC1−C6のアルキル基であり、pは、10から200までの平均値であり、qは、ゼロ又は1から200までの平均値であり、R3は、qが0のときQである、
    請求項24に記載のクリーナー。
  28. 前記ポリシロキサンが以下の化学式で表される、請求項24に記載のクリーナー。
    Figure 2004532300
  29. 前記アルキルアルコールがエタノール、n−プロパノール又はイソプロパノールである、請求項24に記載のクリーナー。
  30. 前記アルキルアルコールがイソプロパノールである、請求項24に記載のクリーナー。
  31. 前記アルキルアルコールが、エタノール、n−プロパノール、又はイソプロパノールであり、前記殺菌剤が、前記クリーナー全量中、約60重量%乃至約80重量%の範囲で存在している、請求項24に記載のクリーナー。
  32. 前記アルキルアルコールが、エタノール、n−プロパノール又はイソプロパノールであり、前記殺菌剤が、前記クリーナー全量中に約60重量%乃至約80重量%の範囲で存在し、前記少なくとも一つのポリ(オキシアルキレン)側鎖を有するポリシロキサンが、前記クリーナー全量中に約0.01重量%乃至約20重量%の範囲で存在している、請求項24に記載のクリーナー。
  33. 請求項24の前記クリーナーを硬質表面へ塗布するステップを有する、
    前記硬質表面を洗浄殺菌して前記硬質表面上のバイオフィルムの形成に対して残余阻止を提供する、
    方法。
  34. バイオフィルムの形成が少なくとも24時間にわたって阻止される、請求項33に記載の方法。
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