JP2004530424A5

JP2004530424A5 -

Info

Publication number: JP2004530424A5
Application number: JP2002568936A
Authority: JP
Filing date: 2002-02-19
Publication date: 2005-12-22

Claims

カルシウム強化果汁含有飲料の製造法であって：
ａ．カルシウムを含有する塩基および酸の水溶液をブレンドしてブレンドされた酸／塩基溶液を形成し；
ｂ．カルシウム塩溶液を生成し、そしてカルシウム塩の沈殿を回避するために制御された十分な時間、ブレンドされた酸／塩基溶液をインライン反応管に保持し、ここでブレンドされた溶液を保持する工程は１０から３００秒間続き；そして
ｃ．インライン反応管からカルシウム塩溶液を果汁含有飲料に連続的に加え、これにより１００ｍｌあたり４２ｍｇ以上の可溶性カルシウムを有し且つ直ちに見えるカルシウム沈殿が無いカルシウム強化果汁含有飲料を製造する、
ことを含んでなる上記方法。
飲料がフルーツドリンク飲料である請求項１に記載の方法。
飲料が果汁である請求項１に記載の方法。
飲料がオレンジ果汁である請求項１に記載の方法。
カルシウムを含有する塩基が水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、グルコン酸カルシウム、アスコルビン酸カルシウムおよびアスパラギン酸カルシウムまたはそれらの組み合わせから選択される請求項１に記載の方法。
カルシウムを含有する塩基が１〜２０重量／重量％溶液である請求項１に記載の方法。
カルシウムを含有する塩基が５〜１５重量／重量％溶液である請求項１に記載の方法。
カルシウムを含有する塩基が１０重量／重量％溶液である請求項１に記載の方法。
カルシウムを含有する塩基が水酸化カルシウムである請求項１に記載の方法。
酸がクエン酸、フマル酸、リンゴ酸、リン酸、アジピン酸、乳酸、酒石酸およびグルコン酸またはそれらの組み合わせから選択される請求項１に記載の方法。
酸が１〜５０重量／重量％溶液である請求項１に記載の方法。
酸が１０〜３０重量／重量％溶液である請求項１に記載の方法。
酸が１５重量／重量％溶液である請求項１に記載の方法。
酸がクエン酸である請求項１に記載の方法。
カルシウムを含有する塩基が１０重量／重量％の水酸化カルシウム溶液であり、そして酸が１５重量／重量％のクエン酸溶液である請求項１に記載の方法。
ブレンドされた溶液を保持する工程が２０〜２４０秒間続く請求項１に記載の方法。
ブレンドされた溶液を保持する工程が３０〜１２０秒間続く請求項１に記載の方法。
ブレンドされた溶液を保持する工程が４０〜６０秒間続く請求項１に記載の方法。
ブレンドされた溶液の保持工程がさらに、カルシウム塩溶液を生成し、そしてカルシウム塩の沈殿を回避するために十分な時間を決定するために、ブレンドされた溶液のｐＨを監視することを含んでなる請求項１に記載の方法。
十分な時間のｐＨ表示が３．５〜５．３である請求項１９に記載の方法。
十分な時間のｐＨ表示が４．３である請求項１９に記載の方法。
方法が飲料の個別のバッチを製造するために１回行なわれる請求項１に記載の方法。
方法が飲料のバッチを製造するために連続的に行われる請求項１に記載の方法。
保持工程が静止ミキサー中で行われる請求項１に記載の方法。
より早い段階でカルシウムを含む塩基と水流と混合することをさらに含んでなる請求項１に記載の方法。
より早い段階で酸と水流と混合することをさらに含んでなる請求項１に記載の方法。
酸がカルシウムを含有する塩基の水溶液に直接加えられる、請求項１に記載の方法。
カルシウム強化飲料が１重量／重量％未満のカルシウム沈殿を有する請求項１に記載の方法。
飲料がオレンジ果汁であり、８オンスあたり３５０ｍｇ以上の可溶性カルシウムを有するカルシウム強化飲料を製造する、請求項１に記載の方法。